ケータイ刑事銭形海31話(3rd.5話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第31話(3rd.5話)「川渕浩探検隊シリーズ! ~海底洞窟の謎を追え!殺人事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、海ちゃんはこれで捕らえられたということから「網」について、「捕獲」について、松山さんが出てきたことを化け物のように語っていたことから「出現」について、「威嚇」について、「ナレーション」について、「取材班」について記します。尚、「捕獲」は「海・6話[裏ネタ編]PART 5」で、「威嚇」は「零・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 9」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/11/1付です。
「網」:「网」と表記することもある。また、「綱(つな)」という漢字と似ていることから誤用されることが多い漢字でもある。(そのため、漢字の筆記問題に「あみ」と「つな」は出題されることが多い。)
鳥獣や魚などを捕るために用いられる道具であって、糸や細いロープ、または針金を格子状に編んで作ったものである。(ある程度の幅のあるもの、または竹などで編んで固いものは「ざる」または「かご」と呼ばれて区別される。)小さく折り畳むことが可能であり、使用時には広げて使うことになる。そのため、格子状の目の大きさよりも小さなもの(空気や水もこれに含まれる。)はこれに引っかかることはないが、それよりも大きいものは引っかかり、これによって捕らえられることになる。
また、その構造から、比喩的表現として、人や物、動物などを捕らえるために綿密に張り巡らしたもの、罠のこと、或いは多くの物が複雑に結びついた状態や関係のことを指す場合もある。(近年では「ネットワーク」と呼ばれることが殆どでありますが...)
歴史は古く、狩猟時代から存在していたものとされている。特に魚を捕らえるのに利用されていて、漁村では網は重要なものとして扱われていた。(漁村では「網元」が大きな力を持っていたが、漁業で使用する「網」がそれだけ重要であったということである。)
英語では「Net」、ドイツ語では「Netz」、フランス語では「Réseau」、イタリア語では「Rete」、スペイン語では「Red」、ポルトガル語では「Rede」、中国語では「網」または「网」と言う。
「捕獲」:文字通り「捕らえること」である。また、「生け捕ること」「取り押さえること」という意味もある。基本的に「捕獲」は、相手を生きたまま捕まえると言うことであって、殺さないということがポイントとなる。(狩猟で「捕獲」と言うと、獲物を殺さずに捕まえることであり、殺傷して得ることは「捕獲」とは言わない。)
また、それに準じて、戦時中に交戦国の船(主に軍艦)が各種船舶を拿捕する行為のことも言う。(更には戦争とは関係なく、他国の船舶を自国の領海内で拿捕する行為も含める。)これは、その船を沈めることなく捕らえることが、狩猟で獲物を殺さずに捕まえると言うことに準えていることである。(無傷で捕らえるということである。)
尚、農作物の収穫を行う場合は、農作物を収穫するということであって、「捕らえること」ではないので、「捕獲」と言う言葉は使わない。また、「収穫」の「穫(かく)」の字を使った「捕穫」と記しても「ほかく」と読むことは出来るが、このような言葉は無い。あくまでも「捕獲」は動物などを捕らえることであって、植物に関しては用いない。→海ちゃんは人間であることから「捕獲」と言う言葉が使われることになる。
英語では「Capture」と言うが、「Catch」と言う言い方もある。また、ドイツ語では「Gefangennahme」、フランス語では「Capture」、イタリア語では「Cattura」、スペイン語、ポルトガル語では「Captura」、中国語では「捕獲」と言う。
「出現」:文字通り「現れ出ること」を言う。これは人物であっても使われるが、自然にあるものでは、特に使われる。また、動物などが急に現れた場合にもよく使われる。(そのため、UMAや怪物、怪獣が現れた場合でも使う。)
この物語では、松山さんのことを「顔面を引きつらせた恐ろしい日焼け男」と言って化け物扱いしていたが、化け物に対してならば正に「出現した」と言って良いでしょうね...
英語では「Appearance」、ドイツ語では「Aussehen」、フランス語では「Apparence」、イタリア語では「Aspetto」、スペイン語では「Apariencia」、ポルトガル語では「Aparecimento」、中国語では「出現」と言う。
「威嚇」:実際には攻撃の手を下さないが、武力や威力によって相手を脅かすことを言う。尚、実際にはこの段階では攻撃を行わないが、威嚇した相手の対応によっては実際に攻撃に移行する場合も当然のことながらある。
動物が身体を大きく見せるようにして敵を脅すという行為は、「威嚇」の一つである。これの理由は様々であるが、動物が相手を威嚇するのは、餌を巡っての場合、集団のボスの座を巡っての場合、異性(雌)を巡っての場合などが代表的である。
軍事面では、敵国が武器を持ったら、それに匹敵する武器を保持して対抗するというのも威嚇の一つであって、東西冷戦時には東西両陣営の軍備競争で相手を威嚇し合っていた。(「牽制する」という言い方もありました。)
また、攻撃の際、最初はわざと外すという「威嚇射撃」が行われることがあるが、これは相手の攻撃行動を止めさせる目的で行われるものであって、相手を殺傷しないように発砲することである。(ピストルの発射音などで相手をびびらせるということである。)
英語では「Threat」、ドイツ語では「Drohung」、フランス語では「Menace」、イタリア語では「Minaccia」、スペイン語では「Amenaza」、ポルトガル語では「Ameaça」、中国語では「威嚇」と言う。
「ナレーション」:元々の意味は「物語ること」「語り」と言う意味であって、「話法」で物語を語る手法の一つの形式である。現在では映画やテレビなどの映像作品に於いて、画面に現れていない人が、その内容や筋を語ったり、説明を行うこと、解説すること、またはその語られる解説のことを言う。
尚、これを行う人のことは「ナレーター」と言う。
作品で、説明央美ナウ手法としては、字幕を使って文字で行う場合もあるが、語りで行うということは一般的な方法であって特別なものではない。但し、ナレーションの量が多くなりすぎると、朗読しているようなものになってしまうため、適量である必要があるのは言うまでも無い。
英語では「Narration」、ドイツ語では「Erzählung」、フランス語では「Récit」、イタリア語では「Narrazione」、スペイン語では「Narración」、ポルトガル語では「Narração」、中国語では「解説」と言う。
「取材班」:報道する対象となる出来事や事件について、その材料となるものを取ること、調べること、調査することを「取材」言うが、これは一人で行う場合と、複数の人がチームを組んで行う場合とがある。新聞記者であれば一人で行うことも多く、作家が下調べとして取材を行う場合は一人というのが当たり前である。しかし、テレビ番組では、撮影することが必要になるため、基本的に複数の人がチームを組んで取材を行うことになる。(「ビデオジャーナリスト」と呼ばれる人のように、映像があるものでも一人で取材を行う場合もありますが...)そういうチームとなって取材を行う小集団のことを特に「取材班」と言う。
「班」は小集団ということであり、チームとして活動する場合には「班」は基本である。但し、「班」と言っても数人程度のものと、数十人がいるような大人数の班もある(この場合はに小さな区数の班に分けられることもある。→1つの班は4~6人程度というのが一般的な人数と認識されている。)ため、人数的には様々である。(一応、2人いれば、一応「班」ということになる。)
この物語では、テレビ番組の取材を行っているということで、人数としては複数となるので、「取材班」と言う言い方は適当と言うことが出来る。
英語では「Press Pool」、ドイツ語では「Pressenschwimmbad」、フランス語では「Presse une Piscine」、イタリア語では「Piscina di Stampa」、スペイン語では「Piscina de la Prensa」、ポルトガル語では「Piscina de Imprensa」、中国語では「採訪班」と言う。
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