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「DUFFY」 [映画(洋画)]

表題の作品は1968年のアメリカ映画「太陽を盗め」である。日本での劇場公開は1969年9月であった。地中海を舞台にした海洋クライム・アクション作品である。

作品データを記しておくと、時間は101分、原作はピエール・ド・ラサール、監督はロバート・パリッシュ、脚本はドナルド・キャメル、ハリー・ジョー・ブラウン・Jr.、ピエール・ド・ラサールの3人、撮影はオットー・ヘラー、音楽はアーニー・フリーマンである。そして出演は、ジェームズ・コバーン、ジェームズ・メイソン、ジェームズ・フォックス、スザンナ・ヨーク、ジョン・アルダートン、たちである。

イギリス有数の海運業者J・C・カルバートを父に持つアントニーは、父の金・100万ポンドを強奪する計画を考え出し、ワンマンな父に一泡吹かせようとした。そして、その計画に、兄のステファンとステファンの恋人のセゴリーン、そして彼女の紹介で、報酬を受けることで加わったヒッピー芸術家のダフィーの4人で実行されることとなった。100万ポンドはオシリス号に積まれ、地中海に出航していく。計画は実行に移り、ステファンとセゴリーンは変装して船に乗っていて、途中からダフィーも乗ってきた。また。アントニーは釣り船でオシリス号の航行の後を追っていった。そして、計画通り、4人は現金の強奪に成功し、ダフィーとセゴリーンはその奪った現金の入った袋を海底に沈め、ステファンは現金を両替する交渉に向かった。しかし、その時、ダフィーは意外な事実を知ることとなった。というのは、カルバートはこの強奪計画を知っていて、セゴリーンと組んで、保険金目当ての大芝居を打っていたのだった。で、カルバートの計画を潰すため、ダフィーは奪った現金を、公衆が見ている前で警官に引き渡した。そして彼は報酬を受け取って去って行った...

どんでん返しが用意されているクライム・アクション作品ということで、娯楽作品としては、一応合格点に達している作品である。しかし、全体的にゆったりしたテンポで進んでいき、のんびりした所があって、緊張感と言うことが余り感じられないのが残念な所である。美しい地中海の景色によって、のんびりとしてしまったと言うところですね。

まあ、美しい景色とのんびりとしたリゾート気分で、娯楽作品と割り切っていたら、十分楽しめる作品である。(そういうところがあるため、ソフトに恵まれないのですかね...???)また、言うまでもなく、J・コバーンが若いというのはありますが...

 

↓DVD化されていません。ビデオです。

太陽を盗め [VHS]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: VHS


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