EDIE BRICKELL『PICTURE PERFECT MORNING』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1994年に発表された彼女のソロ・デビュー・アルバムである。1985年のデビューからは、バンドを率いて活動していた彼女であるが、'90年にバンドとしてのアルバムを発表した後はソロとしての活動が増え、そしてようやく登場したのが本アルバムである。(バンドの方は現在まで解散せず、時々活動を行っている。)チャート成績はBillboardで最高位68位を記録していて、まずまずということであった。
収録曲は以下の全11曲である。『Tomorrow Comes』『Green』『When The Lights Go Down』『Good Times』『Another Woman's Dream』『Stay Awhile』『Hard Times』『Olivia』『In The Bath』『Picture Perfect Morning』『Lost In The Moment』。
この中からシングル・カットされたのは『Good Times』であって、Billboardで最高位60位、ACチャートでは22位を記録している。また、この曲のビデオはWINDOWS 95のCD-ROMに、マルチメディアのサンプル・ビデオとして含まれていたことから、彼女のことは知らなくてもこの曲を耳にしたことがあるという方は多いのでは?
お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Good Times』、アルバム・タイトル・ナンバーの『Picture Perfect Morning』、そして『Tomorrow Comes』『Olivia』『Lost In The Moment』という所をピックアップしておく。
サウンドの方は優しさを感じられるソフトなものであって、とても聴きやすいものである。特に、アコースティックなものを基本にしていることもあって、派手さは感じられないが、だからこそ安心して長くつきあうことが出来るサウンドと言うことが出来る。
また、彼女のボーカルにも優しさを感じられると言うこともあって、じっくりと聴きたくなる内容である。派手で絶対的な曲はないものの、粒ぞろいの秀曲が詰まっているアルバムである。女性ボーカルものがお好きな方にはお奨めのアルバムである。
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