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ケータイ刑事銭形海32話(3rd.6話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、3rd.6話(通算では32話となる)「時を超えた指紋!? ~タイムスリップ殺人事件」に突入です。で、今回は、サブタイトルにある言葉から、「」について、「指紋」について、「タイムスリップ」について記します。尚、「時」は「・10話[裏ネタ編]PART 4」で「時間」として、「指紋」は「・16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 7」で、「タイムスリップ」は「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/11/8付です。

」:「とき」と読む場合は「時間」と同義となり、「じ」と読む場合は時刻を表す単位として、「時分」の「時」を現す。(1日の時間を24等分した期間の単位、または60分を1つの単位とする単位である。)

この物語では、「とき」と読むことから、「時間」と同義であるため、以下は「時間」について記すことにする。

一般的には、時の流れの2点間の長さのこと、またはその時点のことを指し、「時刻」と同義で使われることが多い。

それ以外でも複数の意味があって、哲学の世界では「過去から未来への不可逆的な方向を持ち、無限に連続しているものである。また、空間と共に世界の基本的な枠組みを作るものである。」と定義されている。また、哲学的な「時間」の考えは、宗教の世界にとも繋がっていて、様々な考えに発展している。(抽象的なことは、記し始めたらきりがないので、ここでは省略します。)

物理学では、現象の経過を記述するために導入される量であって、時間の一様性という基本の元に各種法則が適用され、また成立している。則ち、物理学では学問の根幹を成している量ということであって、この根底(時間は一様に流れていく)の上に成り立っているものである。

尚、時間は過去から未来への一方向の流れしかなく、過去に遡ることは現実世界では不可能である。(四次元世界では理論的には可能であるが、三次元世界にいる限りは、その方法は「?」であって、解明できない。)但し、小説などの架空の世界では、「タイムマシン」という時間を自由に行き来する装置が当たり前のようにあって、これを用いることで自由に過去や未来を行き来することが可能になっている。→相対性理論で述べられているように、光速に近い速度で移動する移動体の中にいると、時間の流がゆっくりになるため、時間軸上では未来の世界に移動したことになる。(その逆方向への移動は不可能である。)

また、時間の経過する速度は、物理学の世界では一定であるが、人間が感じる時間は一定ではない。気分的なことで早く感じたり、ゆっくり感じたりする。また、一般的に、加齢と共に時間が早く流れるように感じるというのが一般的である。→体感と実際の時間とは一致しないものである。

しかし、日常生活で普通に「時間」と言うと、時の流れの2点間の長さのこと、則ち、「所用時間」や「経過時間」のことを指すか、その時点の「現在時刻」のことを指すのが一般的である。

英語では「Time」、ドイツ語では「Zeit」、フランス語では「Temps」、イタリア語では「Tempo」、スペイン語では「Tiempo」、ポルトガル語では「Tempo」、中国語では「時間」と言う。

指紋」:指の端部の腹部にある皮膚のしわのこと、若しくは、そのしわによって作られる模様が物体の表面に付いた跡のことをいう。尚、基本的には手指の第一関節の腹面の隆起した線によって出来る紋様のことを言うが、足の指にある皮膚のしわも同様に指紋と言う。(特徴も手指の場合と同じである。)

指紋は大別すると3種類のものに分けられる。その3つとは、「弓状紋」「渦状紋」「蹄状紋」である。順に、弓の形のような紋様、渦状の紋様、蹄状の紋様である。また、この3つに属さない形状のものは全て「変体紋」と呼ばれることになっているが、「変体紋」に分けられることは極めて珍しいことであって、3つに殆どが分類出来る。→日本人の指紋を統計的に調べると、約5割が渦状紋、4割が蹄状紋、残り1割が弓状紋と言われている。(「変体紋」は殆ど存在しない。)

指紋の形状は人によって異なり、例え一卵性双生児であっても、指紋は異なっている。また、同じ人であっても、指の1本1本の紋様は全て異なっている。また、指紋はその人の一生において、不変であるという特徴がある。(これらの特徴は、左右の手の指10本の指紋だけでなく、左右両脚の10本の指、則ち20本の指に共通しているものである。)

これらのことから、同じ模様の指紋が(基本的に)存在しないことになる。(これは確率論から導き出されることである。)現在生きている人の間では、同じ指紋を持つ人が存在する確率は0に限りなく近いとされている。(但し、その確率は0ではない。)また、これも確率論であるが、過去に生存した全ての人類の中で同じ指紋を持った人が存在する確率は、現在生存する人の中での確率よりも大きくなるが、それでもやはり0に近い値である。ちなみに、紀元前5000年頃から現在までの約7000年の間に生きた全ての人間の数は約350億人とされていて、現在の地球の人口(約70億人)の5倍程度である。(1人に20本の指があることから、単純計算で7000億ものパターンがあることになるが、それでも一致したものは殆ど無いということである。)→人の数が増えると、同じ指紋を持った人が存在する確率は数学的には大きくなるものの、それでも1桁も増大するものでもない。ということから、現代では指紋は個人識別の根拠として利用されている。

「指紋」は個人識別の根拠とされることから、犯罪捜査に於いても広く利用されている。ちなみに、日本で犯罪捜査に指紋が採用されたのは1911年のことである。

その歴史を紐解くと、1908年に「指紋は一人一人異なること」「個人識別に有用である」ということが報告されたのを受けて、犯罪捜査に利用する体制を整え、1911年に警視庁が最初に指紋制度を採用した。しかし、日本に於いては、江戸時代には拇印が署名・捺印として使用されていたという歴史があった。江戸時代の当時では、科学的な検証は行われていないが、拇印が個人識別のために利用できるということを経験上知っていたことになる。(個人の識別が出来ない、則ち、同じ指紋があることが分かっていれば、署名・捺印に用いたら混乱をきたすことになるのは容易に分かることである。)1911年の警視庁での採用は、経験上ではなくて科学的に指紋が個人識別に有用であって信頼できるということが明らかになったために採用されたのであるが、「経験上」と「科学的」ではそれだけ重みが違うということでもある。

尚、指紋は遺伝形質である(親子それぞれの紋様は異なるが、紋様の特徴は遺伝されるため、似ることになる。)ことから、親子鑑定を行う場合にも利用されている。(但し、親子鑑定の場合は、指紋だけでの判定は行わず、その際の「指紋」はあくまでも参考資料の一つでしかない。→例えば「親子関係」が認められる確率が高い/低いという程度である。)

英語では「Fingerprint」、ドイツ語では「Fingerabdruck」、フランス語では「Empreinte Digitale」、イタリア語では「Impronta Digitale」、スペイン語では「Huella Dactilar」、ポルトガル語では「Impressão Digital」、中国語では「指紋」と言う。

タイムスリップ」:SFの世界によく登場するものであって、現実の時間を超えて、過去や未来に瞬時に移動する時間旅行(「タイムトラベル」)の一つである。特に、時間を超えた旅の中でも、何らかの外的要因によって引き起こされた結果、時間が移動した場合についてこのように言う。(「タイムマシン」を使って積極的に時間を超えた旅をする場合は「タイムトラベル」と言うことが一般的である。→「戦国自衛隊」で自衛隊員が戦国時代に移動したようなものは「タイムスリップ」と言うが、「ドラえもん」のようにタイムマシンを使った移動は「タイムトラベル」である。)

尚、「タイムスリップ」は英単語の「TIME」と「SLIP」を会わせた「TIME SLIP」となるが、これは和製英語であって、英語では全く意味不明の言葉と言うことになる。

現在の科学では、これは不可能である、と結論づけた論文がいくつか発表されていて、あり得ないことと結論づけられるようになった。(但し、四次元空間では、理論的にはこの限りではない。)

英語では「Travelling Through Time」、ドイツ語では「Reisen Durch Time」、フランス語では「Voyager À Travers Time」、イタリア語では「Viaggiante Attraverso Time」、スペイン語では「Viaje A Través de Time」、ポルトガル語では「Travelling Por Tempo」と言う。

 

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