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ELVIS PRESLEY『ELVIS' CHRISTMAS ALBUM』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1957年11月に発表された彼の4枚目のアルバムである。(3rd.アルバムは同年7月にサントラ盤ということでリリースになっている。)タイトルから分かるように、クリスマス・アルバムであるが、後にもクリスマス・アルバムを発表しているため、最初のクリスマス・アルバムということになる。デビュー・アルバムから4作続けて全米1位を獲得することになる彼であるが、その4作目ということになる。(次作の5th.アルバムは最高位3位であった。)人気の彼が11月にリリースしたということで、当然のようにヒットして、Billboardでは3週連続1位の後、1週明け渡し(1位を奪ったのがING CROSBYの「MERRY CHRISTMAS」(邦題:ホワイト・クリスマス)であったため、Billboardのチャートは5週に渡ってクリスマス・アルバムが1位を占めることになった。)、その翌週で1位に返り咲き、通算で4週1位を獲得している。また、イギリスでは最高位2位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『Santa Claus Is Back In Town』『White Christmas』『Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane)』『I'll Be Home For Christmas』『Blue Christmas』『Santa Bring My Baby Back (To Me)』『Oh Little Town Of Bethlehem』『Silent Night』『Peace In The Valley』『I Believe』『Take My Hand, Precious Lord』『It Is No Secret (What God Can Do)』。

この中からシングル・カットされたのは『Peace In The Valley』であって、Billboardで最高位25位を記録している。

お薦め曲は、シングル曲の『Peace In The Valley』を含めた定番曲の『White Christmas』『Silent Night』といったところと、彼らしさがたっぷりと出ている『Santa Claus Is Back In Town』『Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane)』『Blue Christmas』という所をピックアップしておく。

普通、「クリスマス・アルバム」というと、お馴染みの定番曲のカヴァー集といった性格が強くなるが、そういう基本を抑えつつも、ロック・アルバムという所もたっぷりとある所が彼らしい所である。現在では、その特徴的な曲自体が多くのミュージシャンたちにカヴァーされて、定番曲になっているだけに、「定番曲集」と言うことにもなってしまうが、やはりプレスリーはただ者ではないという所を示しているアルバムでもある。そのため、「クリスマス・アルバム」であるが、クリスマス以外の時期でも十分聴くことが出来る要素があるのもまた凄いところである。

クリスマス・アルバムとして、プレスリーのアルバムとして、その両方で楽しめるアルバムである。クリスマスを前にしてではなく、今の内から手配して、手元に置いておくというのは如何...

 

Elvis' Christmas Album

Elvis' Christmas Album

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Euro Parrot
  • メディア: CD

Christmas Album

Christmas Album

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Camden
  • 発売日: 2004/12/28
  • メディア: CD
Christmas Album

Christmas Album

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sonybmg
  • 発売日: 1997/06/28
  • メディア: CD

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