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ケータイ刑事銭形愛24話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形愛」の24話「白い麻雀牌殺人事件 ~死のダブル役満」の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、冒頭の緊張した物語の部分から、ちゃんと五代さんはこの中にいたことから「エレベーター」について、五代さんが手にしていたことから「拳銃」について、着用していたことから「防弾チョッキ」について、これらは相手をこうするためと五代さんが言ったことから「威圧」について記します。尚、「エレベーター」は「・33話(3rd.7話)[裏ネタ編]PART 6」で、「防弾チョッキ」は「・29話(3rd.3話)[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/6/29、30、7/1、2付です。

エレベーター」:建物内の異なる階層間で、人や荷物を乗せて、上下方向に移動することで(人や荷物の)運搬を行う昇降機のことである。また、一部には斜め方向に移動するもの、水平方向に移動するものもある。(但し、それらは極一部に限られていて、基本は上下方向に移動するものである。)斜めに移動するものは「斜行エレベーター」と呼ばれているが、これはガイドレールが斜上/下に設けられているものである。また、水平方向に移動するものは「水平エレベーター」と呼ばれていて、日本では成田空港にある。(→エレベーターではなく、小形鉄道のように見えますけど...)

日本では、人が乗るもの、または人と荷物の両方が乗るものを「エレベーター」と言い、荷物専用のもの(人は乗ることの出来ない小型のものを含む。)は「リフト」と呼んで区別されている。(リフトは工場などには多数あり、学校では給食運搬用のものがあります。)アメリカ英語でも荷物専用のものは「Lift」と呼んでいて、人が乗るものと区別されている。→人が乗るものも「リフト」と呼んでいるのはイギリスだけであって、イギリスでは特に区別されていない。

人が乗ったり荷物を乗せる籠のような箱の部分を「ケージ」と言い、ケージはワイヤーロープで吊られており、ワイヤーロープは滑車を介して反対側には錘が付いている。そして、ケージと錘をつるべ式に動かすことでケージはガイドレールに沿って上下移動を行い、これによって人が乗ったり荷物を乗せたケージが上下移動出来ることになる。

「エレベーター」の歴史は古く、滑車とロープを使った初期のものは紀元前の時代から存在している。(古代ギリシャでは実用化されていた。但し、当然のことながら手動式であって、動力は有していなかった。)現在のエレベーターのように、錘を使ってバランスを取ったものの原形は17世紀に登場している。その後、動力に水圧を利用したものが19世紀に登場し、続いて蒸気機関を動力に用いたものが登場した。更に、落下防止装置(逆転止め歯形を利用している)を付けた蒸気機関利用のエレベーターが登場し、オーチスのエレベーター会社が生まれることになった。また、1889年には電動エレベーターが登場し、以後はこれが広く普及していくことになる。

日本には、1890/11/10に、東京浅草の凌雲閣に水圧式電動エレベーターが設置されたのが最初である。(これを記念して、11/10は日本では「エレベータの日」となっている。)

現在では家庭用エレベーターも珍しくなくなっていて、車椅子を利用している人がいる家庭での上下間の移動を楽にしている。但し、家庭用エレベーターはエレベーターであるものの、不特定多数の人が利用する(町中にある)エレベーターとは別物と考えた方が良く、管理の面や法的な面で異なる法令が定められている。(そもそも、家庭用エレベーターは速度が遅い(速度制限がある。)ため、荷物の上下移動(買い物で大量に買い込んできたとか、家具、大型テレビなどを運ぶ場合など)には便利であるが、普通に歩ける人の場合は家庭用エレベーターを使うよりも階段を利用した方が時間的には早く到着できますからね...)

アメリカ英語では「Elevator」、イギリス英語では「Lift」、ドイツ語では「Fahrstuhl」、フランス語では「Ascenseur」、イタリア語では「Elevatore」、スペイン語では「Ascensor」、ポルトガル語では「Elevador」、中国語では「電梯」と言う。

拳銃」:片手で使用することを前提に設計された小型の銃の総称である。「ピストル」(元々はオランダ語の「Pistool」である。)または「小銃」「短銃」などと呼ばれることもある。(警察員語では「はじき」と言う。)小型であることから携行性に優れており、主に護身用に使用される。

引き金を引くと、銃弾が一発発射され、自動的に次弾の装填が行われる。また、弾倉は6~10発程度である。

銃口の口径の大きさで「○○口径」と言って、使用する銃弾の大きさを表すが、この単位はインチである。(正確には1/100インチということになる。)よく耳にする「38口径」というのは38/100インチ(=0.965mm)である。(銃弾の直径は当然のことながらこれよりも少し小さいことになる。)38口径以外では、45、32、25、22口径などがある。

銃でも、銃身が長いものは片手では使えず、両手でしっかりと持って使用することになるが、銃身が短いと片手で持つことが出来る。そのたる、拳銃は両手にそれぞれ持って使用することも可能である。(但し、銃弾を発射すると、それなりの力を受けることになるため、しっかりと持っていないと肩を負傷することになる。)

英語では「Handgun」、ドイツ語では「Handwaffe」、フランス語では「Pistolet」、イタリア語では「Pistola」、スペイン語では「Arma de Mano」、ポルトガル語では「Arma」、オランダ語では「Pistool」、中国語では「手槍」と言う。

防弾チョッキ」:身に起こることが考えられる危害から体を守るために使用される防護服の一つであって、現在では「ボディアーマー」と呼ばれることが多くなっている保護服、防護着のことである。「防弾ベスト」若しくは「防弾衣」と呼ばれることもある。「防弾チョッキ」と呼ばれるものは、銃弾の弾を防ぐために着る胴衣であり、主に上半身(胸部を中心に、広くても腹部までの範囲)を守るものである。(他の部位を保護するものを含めて、防護服全体のことを「ボディアーマー」と言うようになっている。)

起源は、中世に騎士が使用した甲冑であり、銃の登場によって改良されていった甲冑が発展したものである。材質は衣服であるため布製であるが、強固で強靭な繊維のケブラーやアラミド繊維を幾重にも織り込んでいたり、内部に金属板やセラミックプレートを設けていて、銃弾が貫通しないように強化されている。(と言っても、全ての銃弾を食い止められるというものではなく、銃弾の種類に応じて耐性が何段階かある。)保護能力の強力なものは徹甲弾ですら受け止めて貫通させないというものもあるが、一般的なものは拳銃の銃弾を受け止めるというものである。(徹甲弾などは貫通させてしまう。)また、銃弾に対しての耐性は無いが、ナイフ類に対して貫通させないという防刃機能のみというものであれば、警備員が広く使用している。(これも「防弾チョッキ」と呼ばれることもある。)

そのため、防弾チョッキを着用しているからと言って、銃に対して安全ということにはならない。(そもそも、上半身だけを保護しているため、下半身や腕、更には頭部は保護していないので、そこを撃たれれば全く無力である。→防刃機能しか有していないものであれば、銃に対してはほぼ効果がないですし...)

最近は、内部に、軽量で強度のあるセラミックプレートを内蔵しているものが主流になっているが、その一方でより強力な銃弾の開発も行われている。(例えば、現在は国際的に使用が禁止されているダムダム弾をより強化したものなどが開発されている。)が、より強力な銃弾が開発され、それに対応した防弾チョッキ(ボディーアーマー)が開発されていって、イタチごっこということになると、それこそ「矛盾」(「矛」と「盾」)の語源の物語と同じように思えてしまいますね...

英語では「Bulletproof Jacket」または「Flak Jacket」と言い、ドイツ語では「Kugelsichere Jacke」、フランス語では「Veste à l'Épreuve des Balles」、イタリア語では「Giacca a Prova di Pallottola」、スペイン語では「Chaqueta a Prueba de Bala」、中国語では「防弾背心」と言う。

威圧」:威光、または威力で押さえつけること、または脅して押さえつけることを言う。これには暴力的な力で押さえつける場合だけで無く、権力によって押さえつける場合も含まれる。(独裁政権で見られる弾圧は政治権力による威圧の具体例と言うことになる。)

また、東西冷戦下では、東西両陣営が武力を誇示し合ってバランスを保っていたが、これも軍の武力によってお互いを押さえつけていたものであって、威圧し合っていたということになる。(軍事力で威圧するということは、現在でも見られている。)

ただ、威圧することによって何かを押さえつけようとして、相手の業務を妨害すると、「威力業務妨害罪」が適用される。(時々、これで逮捕されたというようなニュースを耳にしますね。)

英語では「Coercion」、ドイツ語では「Zwang」、フランス語では「Contrainte」、イタリア語では「Coercizione」、スペイン語では「Coerción」、ポルトガル語では「Coerção」、中国語では「壓制」と言う。

 

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