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FRANK MILLS『VERY BEST OF FRANK MILLS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2003年に発表されたイギリス編集のベスト・アルバムである。'70年代後半のイージーリスニング・ブームの時に人気を集めたカナダ出身のピアニストである彼は、『愛のオルゴール』(原題は『Music Box Dancer』)という曲が余りにも有名である。(日本では『潮風のメロディ』のタイトルで日本語歌詞が付けられた曲もヒットした。)きれいなピアノ楽曲は人気が高く、また一部の曲はラジオ番組、テレビ番組のテーマ曲やコーナー・タイトル曲、ジングルなどとしてよく使われたため、現在でも一部の曲は耳にすることも多いですね。本ベスト盤はイギリス編集であるが、彼の主だった曲を一通り収録しているものであって、たっぷりと彼の曲を聴くことが出来るものである。

収録曲は以下の全21曲である。『Music Box Dancer』『The Poet And I』『Rondo In America』『Are You Still Loving Me?』『A Song For Anromeda』『Breakaway』『401 West』『One Summer Day』『Love Me Love Me Love』『A Mind Of Her Own』『Plaisir D'Amour』『Somewhere A Child Is Sleeping』『Prelude To Romance』『On The Move』『My Little Love』『Wind Song』『The Peter Piper Theme』『A Spanish Love Song』『Anticipation』『Marys Song』『The Peter Piper Theme (CD ROM Enhanced Track)』。

彼の代表曲である『Music Box Dancer』(邦題『愛のオルゴール』)は、ピアノのインスト・ナンバーであるが、BillboardのHOT 100で最高位3位を記録し、1979年の年間シングル・チャートでも49位にランクインしていて、世界的にも有名な曲である。彼の名前やこの曲名は知らなくても、おそらく殆どの人はこの曲を耳にしたことがあるでしょうね。

やはり、『Music Box Dancer』が突出した曲であるが、それ以外の曲も名曲のオンパレードであるのは言うまでも無い。(やはり、ラジオやテレビで使われた曲がいくつかある。)

って、たっぷりと聴かせてくれる。きれいなメロディラインであることと、ポップな要素を持たせていることがクラシック音楽のピアノ曲とは異なって、より親しみやすいものとなっている。

ただ、日本ではお馴染み過ぎる『From A Sidewalk Cafe』(邦題:街角のカフェ)が収録されていないのが残念に思うところでもある(イギリス編集だったら仕方が無いところですね...)が、とろけるような甘いピアノ曲をじっくりと聴くのも時にはいいでしょう。また、じっくり聞くのでは無く、BGMとして流しておくのにもピッタリというアルバムである。

 

Very Best of

Very Best of

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Richmond / Cherry
  • 発売日: 2003/01/14
  • メディア: CD


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