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FRIDA『FRIDA ENSAM』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年(11月)に発表された彼女のソロ・アルバムの第2作であって、ソロ・アルバムとしては4年半ぶりとなった。彼女は言うまでも無く、スウェーデンが世界に誇るABBAのメンバーの1人である。(但し、彼女はノルウェー生まれのスウェーデン育ちである。)ABBAとしては、まだ大きなヒットを生んでいない時期であったものの、本国スウェーデンでは既にブレイクしていた時期の作品である。また、本アルバムはABBAの男性メンバーのビヨルンとベニーの共同プロデュースであるため、半分はABBAのアルバムと言っても良いですね。尚、チャート成績は、スウェーデンでは1位を獲得しているが、本国だけである。

収録曲は、オリジナル盤では全11曲であったが、2005年に再発されたものには2曲のボーナス・トラックが追加されて、全13曲になっている。収録曲は以下の通りである。(括弧内は英語タイトルである。但し、一部は英語タイトルの無いものもあります。)『Fernando』『Jag Är Mig Själv Nu (Young Girl)』『Som En Sparv』『Vill Du Låna En Man? (The Most Beautiful Girl)』『Liv På Mars? (Life On Mars?)』『Syrtaki (Siko Chorepse Syrtaki)』『Aldrig Mej (Vado Via)』『Guld Och Gröna Ängar (The Wall Street Shuffle)』『Ett Liv I Solen (A Life In The Sun)』『Skulle De' Va' Skönt (Wouldn't It Be Nice)』『Var Är Min Clown? (Send In The Clowns)』。(以下、ボーナス・トラック)『Man Vill Ju Leva Lite Dessemellan (Chi Salta Il Fosso)』『Ska Man Skratta Eller Gråta?』。

この中からシングル・カットされたのは『Fernando』であるが、本国スウェーデンでもチャートインは記録していない。

お薦め曲は、シングル曲の『Fernando』と、『Vill Du Låna En Man? (The Most Beautiful Girl)』『Syrtaki (Siko Chorepse Syrtaki)』『Skulle De' Va' Skönt (Wouldn't It Be Nice)』という所をピックアップしておく。

サウンドの方はフォーク系の優しいサウンドをベースとしたポップなものであって、聴きやすいものであり、ABBAのサウンドにも通じているものである。

ABBAのサウンドに親しんでいれば、全く違和感なく受け入れられるものである。とは言っても、ABBAとも違う一面も少しは出しているのは言うまでも無い。(だからこそ「ソロ・アルバム」としての存在価値があるのであって、ABBAと差が無いのなら、ソロ・アルバムとしての存在価値は無いですから...)

彼女の場合は、どうしてもABBAのことが語られることになってしまうが、ソロとしても内容のあるアルバムを発表しているのは言うまでも無い。ただ、ABBAとして活動停止した後の3枚目のソロ・アルバムが世界的なヒットになったため、どうしてもそちらか語られることになるが、本アルバムもやはり聴いておきたいところである。(ABBAの世界的なブレイク前でもありましたし...)

 

Frida Ensam

Frida Ensam

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー:
  • メディア: CD

Ensam

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal I.S.
  • 発売日: 2005/05/03
  • メディア: CD
Frida Ensam

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Sweden
  • 発売日: 2008/06/24
  • メディア: CD

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