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追悼・高倉健さん [映画(邦画)]

驚きました。健さんこと、映画スターの高倉健さんの訃報には… またも昭和が消えていく、まさにそんな風に感じました。ただ、既に平成も26年になっているので、「昭和」という時代に幕が下りて四半世紀以上の歳月が流れているのですよね。そのことをすっかり忘れていました。

心からご冥福をお祈りするとともに、数多くの名作で楽しませてくれたことに感謝したいと思います。健さん、お疲れ様でした、そしてありがとう!

83歳というと、日本人男性の平均寿命を考えると、平均以上ということになるが、まだまだと思っていただけに、残念でなりません。

(最近は書いていないが)本Blogでも健さん出演映画についてはかなりの数の作品について記している。代表作である「網走番外地」シリーズをはじめ、「日本侠客伝」シリーズ、「昭和残侠伝」シリーズ、「緋牡丹博徒」シリーズ、東映の「宮本武蔵」シリーズ、「多羅尾伴内 十三の魔王」、「日本女侠伝・侠客芸者」、日本女侠伝・真赤な度胸花」「日本女侠伝・血斗乱れ花」、「人生劇場 飛車角と吉良常」、「人生劇場 飛車角」、「関東緋桜一家」、「博奕打ち外伝」、「野性の証明」、「ゴルゴ13」について、また、アメリカ映画の「ザ・ヤクザ」も記している。(その他、書きたいと思っているが書いていない作品も多数ある。)

これらの中でも、「人生劇場」は原作者の尾崎士郎が1964年没のため、本年限りで著作権が消滅するので、来年になったら「青空文庫」に追加されると思われるので、来年になってから(「青空文庫」に追加されたらDLして原作小説を読みたいと思っている作品であって、独語に改めて映画を見ようと思っている作品である。)

ところで、健さんの命日が11/10で、この日は日本を代表する俳優・森繁久彌(2009年没)、女優・森光子(2012年没)の命日でもある。更に、11代目市川團十郎(1965年没)、小笠原章二郎(1974年没)、桜京美(1988年没)、佳島由季(2000年没)、桜井センリ(2012年没)という人たちの命日でもある。

外人俳優に目を向けると、JIMMIE DODD(1964年没)、ROGELIO DE LA ROSA(1986年没)、CHUCK CONNORS(1992年没)、MARY MILLAR(1998年没)、DIANA COUPLAND(2006年没)、JACK PALANCE(2006年没)、LARAINE DAY(2007年没)、GHEORGHE DINICĂ(209年没)という人たちの命日である。

「大物の命日にはその大物と同業者の著名人の命日と重なることがよくある」と言うことを耳にするが、11/10はまさにそんな日になったといっていいですね。

最後にもう一度、ご冥福をお祈りすると共に、「健さん、本当にありがとうございました」と贈らせて貰います。


↓健さん関係の本をいくつか拾っておきます。

高倉健インタヴューズ

高倉健インタヴューズ

  • 作者: 野地 秩嘉
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2012/08/10
  • メディア: 単行本



あなたに褒められたくて (集英社文庫)

あなたに褒められたくて (集英社文庫)

  • 作者: 高倉 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1993/08/20
  • メディア: 文庫



旅の途中で (新潮文庫)

旅の途中で (新潮文庫)

  • 作者: 高倉 健
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 文庫



南極のペンギン

南極のペンギン

  • 作者: 高倉 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 単行本



想sou―俳優生活五〇年

想sou―俳優生活五〇年

  • 作者: 高倉 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: 大型本



高倉健 独白―写真集

高倉健 独白―写真集

  • 作者: 高倉健
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 大型本


↓数が多いので、ごく一部だけでも…

高倉健 Blu-ray COLLECTION BOX

高倉健 Blu-ray COLLECTION BOX

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: Blu-ray



鉄道員(ぽっぽや) [DVD]

鉄道員(ぽっぽや) [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

高倉健 DVD-BOX

高倉健 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



マキノ雅弘・高倉健 BOX【初回生産限定】 [DVD]

マキノ雅弘・高倉健 BOX【初回生産限定】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD




網走番外地 [DVD]

網走番外地 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD




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どうやら1964年没の作家は… [本/電子書籍]

TPP交渉で知的財産に関する項目に注目している。その中でも「著作権保護期間」がどうなるのかを特に注目している。現行法では(作家の場合は)著作者の死後50年(正確に言うと、没した日から満50年を経過した日を含む年の年末まで→1/1に亡くなるとほぼ51年間、12/31に亡くなると50年と1日となる。)であるが、これを70年に延長される可能性がある。
また、20年の延長だけに留まらず、場合によっては法の遡及が行われる可能性があることが大問題である。(現代の法治国家では、「法の遡及」というのは非常識であり得ないのが前提であるのは言うまでも無い。)

今年限りで著作権が消滅するのは1964年に亡くなった作家である。これに該当する作家を何人か記すと、尾崎士郎、辰野隆、三好達治、小杉放庵、北村小松、佐藤春夫、長田幹彦、高群逸枝、佐々木邦、松根東洋城、三木露風、川村多実二、西田直二郎、神代祇彦、青木健作、たちである。(筆者としてはこの中では何と言っても「人生劇場」の尾崎士郎である。)
ニュースによると、年内のTPP合意は不可能(合意しても、国内では著作権法の改正が必要なので、国会審議が必要なので、即座に適用されることはあり得ないですが…)のようなので、1964年に没した作家の著作権は本年末で消滅するのは確実である。ということで、これらの作家の作品は来年になると「青空文庫」に順次追加されていくことになり、無料で読むことが出来そうである。
で、1965年に没した作家に対してどうなるのかということに注目が移ることになる。現行法では2016年になると著作権が消滅するが、TPP合意と法改正があれば、20年延長の2036年になって著作権消滅の可能性がある。

では、1965年に没した作家としては誰がいるのだろうか?実は誰もが知っているであろう大物作家が複数いるのである。一部をピックアップすると、河井醉茗、高橋元吉、山川方夫、小山清、奥浩平、星野麦人、蔵原伸二郎、中勘助、梅崎春生、木下夕爾、高見順、安西冬衛、桜井忠温、式場隆三郎、米川正夫、佐々木惣一、神保格、秋庭俊彦、そして江戸川乱歩と谷崎潤一郎。

これらの作家の作品が無料で読めるようになると、その影響は大きいであろう。これが2016年か2036年になるのかも大きな差になるのは言うまでも無い。

2036年になる場合は、TPP合意と法改正が行われてからであるが、そうなるのは2015年中に法改正が行われることになる。で、もしも改正法が遡及されることになると、1945年から1964年に没した作家の消滅した著作権も復活することになる。(1945年に没した作家の著作権は2015年末に消滅するが…)この20年間には、日本を代表する作家が数多く含まれている。(太宰治、吉川英治たちも含まれる。)

また、遡及されると、(一時的に)著作権が消滅していた期間に対しての対応で揉めることも考えられる。(→万一、この期間の権利を保護するとなると、もはや現代の法治国家の放棄と等しいと言えるであろう。そもそもどうやって保護によって得られる利益の算出をするのか、不可能と思われることも多々あるのは言うまでも無いし…)

とりあえずであるが、1964年に没した作家の著作権は、とりあえずはこれまでと同じで、本年限りで消滅となるのはもはや確実であるが、1965年に没した作家の著作権はこれからである。

ただ言えることは、来年になると、1946年から1964年に没した作家の作品で無料で公開されている作品は入手するように努めておくべきということですね。(「青空文庫」などでダウンロードしまくり、ということで…)

一方、1965年に没した作家の作品は、とりあえずは読むのを我慢するということで…


 
↓とりあえず、今は読むのを我慢する作品の一部を

人生劇場  青春篇 (角川文庫)

人生劇場  青春篇 (角川文庫)

  • 作者: 尾崎 士郎
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/12/25
  • メディア: 文庫



人生劇場 残侠篇(上) (新潮文庫 草)

人生劇場 残侠篇(上) (新潮文庫 草)

  • 作者: 尾崎 士郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1980
  • メディア: 文庫



人生劇場 愛欲篇(上) (新潮文庫 草)

人生劇場 愛欲篇(上) (新潮文庫 草)

  • 作者: 尾崎 士郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1952
  • メディア: 文庫



小説国技館 (1960年)

小説国技館 (1960年)

  • 作者: 尾崎 士郎
  • 出版社/メーカー: 雪華社
  • 発売日: 1960
  • メディア: -



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皆既月食 [ETC.(その他)]

最近のデジカメは、夜景なども綺麗に撮影出来ることから、撮影してみました。

20141008皆既月食.jpg 


説明の必要は無いでしょうが、上段は欠けていく所、中段は皆既状態の前後、下段は元に戻っていく所です。


雲に隠れることも無く、最初から最後まで良い状態で見ることが出来ました。


また、月食の合間に見えた夜景の中で、「京都タワー」を見つけたので、そちらの方も(月食とは関係ないものの)撮影してみたので、おまけとして載せておきます。

京都タワー.jpg 


それ以外では、地面にまで貫いた状態の稲妻の写真を撮影したいと思っているのですが、なかなか上手くいかないですね。ちなみに、下の写真は、この夏に撮影した稲妻の写真です。一応、稲妻が写っているが、もっと迫力のある稲妻を撮影したい…

稲妻01.jpg

↓一応、こういうものを

藤井旭の月食観察ガイド: 2014年10月8日&2015年4月4日、日本で皆既月食が見られる!

藤井旭の月食観察ガイド: 2014年10月8日&2015年4月4日、日本で皆既月食が見られる!

  • 作者: 藤井 旭
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2014/08/06
  • メディア: 単行本



 

月 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

月 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

  • 作者: 榎本 司
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2014/09/02
  • メディア: 単行本





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読書の秋だけど… [本/電子書籍]

秋分の日も過ぎて、季節は完全に秋真っ直中ですね。「○○の秋」という言葉は昔から語られているが、今年は何の秋にしましょうか。いや、やはり迷うこと無く「読書の秋」ですね。

ただ、今年の秋は例年通りの「読書の秋」にはならないのでもあります。それは、「青空文庫」が危惧を抱いているが、TPPによって著作権保護期間が延長されそうだ、という心配があるためである。

詳しいことは「青空文庫」の方を見て頂きたいと思うが、最も心配しているのは、著作権保護期間の延長が遡及された場合のことである。(しかし、法改正によって、その改正内容が遡及するということになると、完全に自国が現代の国際法治国家ではなく、前時代の野蛮国家であるということを国際的に宣言するようなものである。→東アジアに位置する某国は、国際法無視は当たり前で、暴論ばかり口にしているが、そんな国は21世紀に存在する価値がなく、現代社会に於いては「異常な狂気国家」である。))

日本では、現行法での著作権保護期間は50年であるが、これを20年延長して70年にしようとしている。つまり、もしも遡及された場合はこの20年という歳月が影響することになる。
現時点では、2013/12/31限りで著作権が消滅したものが最も新しいことになる。その時に著作権が消滅した作品は、1963年に亡くなった作家の作品である。20年延長されて遡及されると、1943年に亡くなった作家の作品ということになり、1944年から1963年に亡くなった作家の作品は著作権が復活することになる。

本年中にTPP合意が行われて著作権法が改正されて施行されたら、前述の様になるが、改正法の施行日が来年(2015年)になると、1944年に亡くなった作家の作品は2014/12/31限りで著作権は消滅するので、1945年から1964年に亡くなった作家の作品は著作権が復活することになる。
「青空文庫」をはじめ、Kindleストア、Reader Store、kobo電子書籍ストア、その他の電子書籍ストアで無料でDL出来る作品の内、著作権が復活した作品は無料でということは出来なくなる。つまり、削除されるか、有料になるということである。
1944年に亡くなった作家の作品は、本年内に改正法が施行されたとしても、来年(2015年)になると保護期間終了となり、著作権が消滅するので、それほど気にする必要はないが、現在はパプリックドメインになっている1945年から1963年に没した作家の作品は「無料」では得られなくなってしまう。(1年経過ごとに、順次著作権期間が満了していきますが…)

そのため、ここに該当する作家の作品は、(パブリックドメインであって無料で得られる)今のうちに入手しておくべきなのである。

で、この期間に無くなった作家というと、蒼々たる顔ぶれが並んでいる。(大正から戦前の昭和の時代に活躍した作家から、日本を代表する作家も大勢いて、太宰治、菊池寛、永井荷風、吉川英治たちが該当する。)

読むのは来年になってからでも良い(個人の私的利用の範囲での利用であれば問題は無い。)が、今のうちに「青空文庫」でDLをしておきましょう!!(千タイトルまではいかないものの、500タイトルぐらいはDLすることになるかと思われる…)

ということで、今年はちょっと変わった「読書の秋」になることが確定です。
「文化の保護」は重要だけど、過度の保護は文化を滅ぼすだけである!!

参考まで

著作権法

著作権法

  • 作者: 中山 信弘
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2007/10/15
  • メディア: 単行本



著作権法入門

著作権法入門

  • 作者: 島並 良
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2009/10/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



著作権法

著作権法

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2014/04/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



著作権法入門〈2013-2014〉

著作権法入門〈2013-2014〉

  • 作者: 文化庁
  • 出版社/メーカー: 著作権情報センター
  • 発売日: 2013/10/21
  • メディア: 単行本



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夏は怪談と言いたいところだが… [本/電子書籍]

暑い夏(と言っても、完全に去年と比べると気温は低いですね…)にはやはり『怪談』を読みたくなります。(当然、怪奇映画なども見たくはなるものの、イメージを色々と空想できる本の方がベターであるのは言うまでも無い。)
と言っても、最近の作家の作品ではなくて、江戸時代から語り継がれている怪談物語であるとか、明治・大正・昭和(前半)の怪談などを読みたくなるのである。これらの物語は映画化されている作品も多いだけに、その原作本という位置づけにもなる。(中には『現代風』にアレンジされている映画もあるが、そういうものは原作物語とは完全に別物である。)『牡丹灯籠』をはじめ、多くの作品が該当することになるが、これらは怪談であると同時に江戸時代を舞台にした時代小説でもある。(近年は時代劇の新作が殆ど無くなっているだけに、時代小説から入っていくという道もあるようにも思う。)
そういえば、『青空文庫』では、今年からパブリックドメインになった野村胡堂の「銭形平次捕物帖」の追加が7月の頭で一旦終わってしまいましたね。(まあ、そのうちに再び追加されていく事になるでしょうが…)その後は、室生犀星、木暮理太郎、槙本楠郎、長谷川伸、槙本楠郎、竹内浩三と言った作家の作品が追加されているのだが、怪談ものと言えば忘れてはならない小泉八雲の作品が追加されていない。(一応、14作品(但し、内1作は同一作品の新字新仮名/旧字旧仮名なので、実質的には13作品)が公開されている。)彼の作品の全てが公開されていないので、追加を期待しているのだが、今年も無理のようですね…
または、以前から読みたいと思っているのが根岸鎮衛『耳嚢』であるのだが、これの電子書籍版がリリースされていない(KOBOにはあるようだが、KOBOはサポートが酷いので、商品ではないので無視。)のは今年もそのままだったので、読めていないしなぁ…(紙の本は文庫で全三巻でリリースされているが、1400ページ強、3700円ぐらになるし…)
で、去年も読んだ小泉八雲の『耳無芳一の話』『雪女』『ろくろ首』などを今年も読んだ作品を今年も読みました。
まあ、怪談以外でも読みたい作品は『青空文庫』には山のようにあるのは今も変わらないので、読む本に困ることはないのですがね~
吉川英治の『新・平家物語』と『新書太閤記』を早く追加してもらいたいところです。(『黒田如水』と『大岡越前』は今年の春に読んだが、今度は『上杉謙信』あたりを読もうと思っているところです。)
↓いくつか

小泉八雲集 (新潮文庫)

小泉八雲集 (新潮文庫)

  • 作者: 小泉 八雲
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1975/03/18
  • メディア: 文庫



骨董・怪談: 個人完訳 小泉八雲コレクション

骨董・怪談: 個人完訳 小泉八雲コレクション

  • 作者: 小泉 八雲
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2014/06/27
  • メディア: 単行本



怪談―小泉八雲怪奇短編集 (偕成社文庫)

怪談―小泉八雲怪奇短編集 (偕成社文庫)

  • 作者: 小泉 八雲
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1991/09
  • メディア: 単行本



耳嚢〈上〉 (岩波文庫)

耳嚢〈上〉 (岩波文庫)

  • 作者: 根岸 鎮衛
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1991/01/16
  • メディア: 文庫



耳嚢〈中〉 (岩波文庫)

耳嚢〈中〉 (岩波文庫)

  • 作者: 根岸 鎮衛
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1991/03/18
  • メディア: 文庫



耳嚢〈下〉 (岩波文庫)

耳嚢〈下〉 (岩波文庫)

  • 作者: 根岸 鎮衛
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1991/06/17
  • メディア: 文庫



大岡越前 (吉川英治歴史時代文庫)

大岡越前 (吉川英治歴史時代文庫)

  • 作者: 吉川 英治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1989/08/03
  • メディア: 文庫



黒田如水(吉川英治歴史時代文庫 44)

黒田如水(吉川英治歴史時代文庫 44)

  • 作者: 吉川 英治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1989/11/11
  • メディア: 文庫



新・平家物語 文庫 全16巻 完結セット (吉川英治歴史時代文庫)

新・平家物語 文庫 全16巻 完結セット (吉川英治歴史時代文庫)

  • 作者: 吉川 英治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/05/30
  • メディア: 文庫



新書太閤記 文庫 全11巻 完結セット (吉川英治歴史時代文庫)

新書太閤記 文庫 全11巻 完結セット (吉川英治歴史時代文庫)

  • 作者: 吉川 英治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/05/30
  • メディア: 文庫



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祇園祭・長刀鉾 [京都の話題]

明日7/17は(前祭の)山鉾巡行で、本日は宵山です。今年からは去年までとは違って、前祭と後祭に別れて山鉾巡行が行われるということで、祭が小さくなったように感じてしまいますね。(去年の山鉾巡行は参議院選挙期間中でしたね~。→当日は選挙運動の方は京都市中心部を外したのでした。)

本日昼間に、五条烏丸付近に用事があったところ、四条烏丸を通った時、長刀鉾が出ていて賑わっていたので、写真を撮っておきました。その中から幾つかをUPしておきます。(もっと多く撮影したものの、その中から適当にいくつかということにします。)
長刀鉾と言うと、先頭を行く鉾であるだけに、誰もが真っ先に思い浮かべる山鉾ですが、巡行していない長刀鉾というのも、違った感じがします。(巡行の時と大きさは変わらないのに、巡行ではより大きく感じるのに、今日はやや小さく感じました。)
夜の宵山になると、四条通などは歩行者天国になり、人出が増えて混雑するのは例年のことですが、祭の前の静けさの中で待機している山鉾(長刀鉾)というのも、違った風情がありますね。
ところで、前祭の山鉾巡行が行われる明日7/17と、後祭の山鉾巡行が行われる7/24は、両日ともKBS京都テレビが朝に生中継します。(17日は8:30~10:55、24日は9:00~10:55)で、山鉾巡行は、見に行かずにテレビを見ることで済ませるのは例年通りとなりそうですが…
長刀鉾01.jpg 
長刀鉾02.jpg 
 長刀鉾03.jpg
↓いくつか

イラスト祇園祭

イラスト祇園祭

  • 作者: 下間 正隆
  • 出版社/メーカー: 京都新聞企画事業
  • 発売日: 2014/06
  • メディア: 単行本



京の夏 祇園祭! (らくたび文庫)

京の夏 祇園祭! (らくたび文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コトコト
  • 発売日: 2014/06
  • メディア: 文庫



祇園祭のひみつ―コラムとクイズで解き明かす (月刊京都うんちくシリーズ)

祇園祭のひみつ―コラムとクイズで解き明かす (月刊京都うんちくシリーズ)

  • 作者: 白川書院
  • 出版社/メーカー: 白川書院
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本



京都祇園祭手帳 (河原書店の手帳ブック)

京都祇園祭手帳 (河原書店の手帳ブック)

  • 作者: 河原書店編集部
  • 出版社/メーカー: 河原書店
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本



ビーズキット 京都・祇園祭 長刀鉾

ビーズキット 京都・祇園祭 長刀鉾

  • 出版社/メーカー: ハマナカ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



ホビックス 京都・祇園祭「長刀鉾」☆黒台付き

ホビックス 京都・祇園祭「長刀鉾」☆黒台付き

  • 出版社/メーカー: BeadsMania
  • メディア: おもちゃ&ホビー

京都・祇園祭 [DVD]

京都・祇園祭 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 関西テレビ
  • メディア: DVD



日本の祭り~祇園祭

日本の祭り~祇園祭

  • アーティスト: 鶏鉾
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/06/07
  • メディア: CD





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続・夏目漱石 [本/電子書籍]

もう二ヶ月半ほど前になるが、京都府・大山崎町にある大山崎山荘美術館に行った時、側にある「夏目漱石の石碑」を目にした。その影響もあって、夏目漱石の短編作品を幾つか(改めて)読んだのだが、その後、有名処の長編作品『こころ』『坊っちゃん』『吾輩は猫である』『三四郎』の四作品を改めて読んだ。(何れも、昔に読んだことのある作品であるが、ん十年も前のことになる…)

何れもが、大筋/粗筋は覚えていたのであるが、細かい所になるとやはり忘れていた。で、「あれっ?こんな物語だっけ?」ということを何度も感じることになった。
数年ぶりに読んだのであれば「ああ、こうだった」ということになるのであろうが、ん十年も経っていると、半分は未読作品を読むようなこととほぼ変わらなくなるので、そういうものなのでしょうねぇ…
ただ、昔に読んだ時と大きく異なるところが一点ある。昔読んだ時は、言うまでも無く「紙の本」で読んだのであるが、今回は『青空文庫』にあるテキストファイルをDLして、それを読んだということである。(紙というものを全く介していない。)ちなみに、これらの四作品のテキストファイルは合計すると約1.66Mである。(文字数に換算すると、約83万字となる。)
『吾輩は猫である』の紙の本は上下巻に分かれているほどのボリュームがあるため、紙の本としては5冊を読んだといって良いことになる。が、電子ファイルでは物理的なボリュームが全く無いので、紙の本換算で5冊も読んだという実感が全くない。逆に、4つのファイルとか見ていないという感覚の方が強い。
→宮澤賢治、萩原朔太郎、他のような詩人の詩の場合、1作品が1つのテキストファイルになっていて、1つのファイルサイズは1~2kである。(1.66Mは1000作前後の詩になると言っても良い。)で、詩を100作(ファイルサイズはせいぜい200k=0.2Mぐらいでしょうか。)読んだ方が、電子書籍の場合は「より多く読んだ」という気がしてしまう。
確かに「作品数」ということでは「多い」という事実はあるが、「文字数/ページ数」で考えるとははるかに「少ない」のですが…
しかし、「本を読む」というのは、そういう数字に残る事柄ではなく、作品の内容を読み、楽しむのである。何でも数字(数値)で評価してしまう世の中に、ちょっと疑問を抱くことになったのでした。
新しい作品ばかりではなく、時には昔の作品も読みましょう!『青空文庫』を利用すれば、無料で著作権が切れた作品を入手できるので、ありがたいところです。

 
 ↓最近読み直した作品です。(紙の本では読んでいませんが…)
 
坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 文庫

吾輩は猫である (角川文庫)

吾輩は猫である (角川文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1962/09
  • メディア: 文庫



こころ (集英社文庫)

こころ (集英社文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1991/02/25
  • メディア: 文庫



三四郎 (新潮文庫)

三四郎 (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1948/10/27
  • メディア: 文庫



↓その他、いくつか

夢十夜;草枕 (集英社文庫)

夢十夜;草枕 (集英社文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1992/12
  • メディア: 文庫



文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 文庫



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続・江戸時代の料亭/出会い茶屋(?) [京都の話題]

先日、時代劇ではお馴染みのスポットの一つである長岡天満宮の側にあるたけのこ料理で有名な錦水亭の写真を載せておいたが、その続編ということで、角度の違った写真を載せておきます。ただ、時代劇ではあまり見ることのない角度からのものもあります。

尚、時代劇で長岡京市というと、長岡天満宮(錦水亭)以外にも、粟生光明寺というお寺もよく登場します。長岡天満宮付近からだとバスで10分ぐらいということなので、徒歩でも30分ぐらいで到着出来るものと思います。業務関係ということでなかったら、近くまで行ったのだから、光明寺にも足を伸ばしたのですが、先日はそんな訳にもいかなかったのが残念でした。(機会を作って行ってみたいと思います。→それ以外にも、大覚寺、流れ橋、広沢池をはじめ、時代劇で有名なロケ地にも行ってみようと思いますが、その日はいつになることやら…)

また、長岡天満宮/錦水亭へは、阪急・長岡天神駅下車・徒歩10分、JR・長岡京駅下車・徒歩20分と公式にアナウンスされているが、長岡天神駅から徒歩6~7分で行けます。(JRからだと徒歩15分ぐらいで行けます。)尚、錦水亭で食事をしなくても、前回/今回載せた写真のような外観の写真は撮影出来ます。

錦水亭2.jpg 

錦水亭3.jpg 

錦水亭4.jpg 

↓「錦水亭」はたけのこ料理で有名ですから…

遊び尽くし 産地発たけのこ料理 (Cooking & homemade―遊び尽くし)

遊び尽くし 産地発たけのこ料理 (Cooking & homemade―遊び尽くし)

  • 作者: 並川 悦子
  • 出版社/メーカー: 創森社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本



たけのこ (たべるのだいすき!食育えほん)

たけのこ (たべるのだいすき!食育えほん)

  • 作者: 山本 和子
  • 出版社/メーカー: チャイルド本社
  • 発売日: 2012/04
  • メディア: 大型本








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長岡天満宮 [京都の話題]

先月は、この先の業務に関わることで大山崎町に行ってきましたが、今度は長岡京市にある長岡天満宮行ってきました。(長岡京市は大山崎町の北に接している。)

あと半月ほど早ければ、キリシマツツジが満開という時期になったのだが、今の時期では多少は残っていたものの、見頃は過ぎており、花菖蒲はまだ蕾ができる前であったが、アヤメが一部では咲いていました。
が、最近は殆ど無くなってしまったが、時代劇がお好きな方であれば、長岡天満宮は隠れスポットとして知られている。というのは、長岡天満宮には八条ヶ池という池があり、その湖畔に「錦水亭」というたけのこ料理で有名な料亭があるのだが、その錦水亭が時代劇では、「池之端の料亭」とか「川辺の出会い茶屋」などとして時代劇ではよく出てくるのである。(テレビドラマだけでなく、映画でもよく出てきます。)
以下に、八条ヶ池から見た錦水亭の写真を載せておくが、時代劇ファンであれば「見たことがある建物だ」というになるでしょう。(業務関係で撮影した写真とは別に、個人のカメラで撮影したものです。)
一応、長岡天満宮の正面の鳥居の写真も載せておきますが、今回のメインは「江戸時代の池之端の料亭/出会い茶屋」(=錦水亭)ということで、生存証明としておきます。
尚、長岡天満宮へは、阪急・長岡天神駅下車・徒歩10分、JR・長岡京駅下車・徒歩20分と公式にアナウンスされているが、長岡天神駅から徒歩6~7分で行けます。(JRからだと徒歩15分ぐらいで行けます。)
↓時代劇でおなじみ
錦水亭.jpg
↓長岡天満宮入口・鳥居の正面から
長岡天満宮.jpg
↓一応、こういうものを

京都ぴあ 2010-2011 (ぴあMOOK関西)

京都ぴあ 2010-2011 (ぴあMOOK関西)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2010/03/11
  • メディア: ムック

実録テレビ時代劇史 (ちくま文庫)

実録テレビ時代劇史 (ちくま文庫)

  • 作者: 能村 庸一
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2014/01/08
  • メディア: 文庫





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夏目漱石 [本/電子書籍]

昨日の記事で、夏目漱石が、加賀正太郎の山荘(=現在の大山崎山荘美術館)を訪れたという事をチラッと記したが、それが1915/4/15のことであり、本日が2014/4/15であるので、ちょうど99年前のことということになる。
だからという訳で、久しぶりに夏目漱石の作品を読んでみました。尚、「吾輩は猫である」「こころ」「三四郎」「虞美人草」などは長編であって、一日では読めないので、そういう作品ではなく、「カーライル博物館」「ケーベル先生」という短編です。→「坊っちゃん」だったら、頑張れば一日で読めるでしょうが、ここのところ何かと忙しいので…
漱石の作品は全部は読んでいないが、有名処は一応子供の頃に読んでいる。今回読んだ「カーライル博物館」と「ケーベル先生」も昔に読んでいるのだが、完全に忘れていたので、新たに読んだのと同等だったと言える。
子供時代に読んだ昔の作品を久しぶりに読んで見るのも良いんじゃないですか。
尚、夏目漱石のように、没後半世紀以上が経過している作家の作品であれば、青空文庫に行けば、無料で(テキストファイルを)DL可能であり、そこで読むことも出来るので、本屋さんや図書館に行かなくても直ぐに読めます。→本屋さんがドンドン潰れていくというのも納得です…
大山崎山荘の近くに、夏目漱石が訪問した時に詠んだ句の石碑がありますが、その写真を載せておきます。
漱石碑.jpg
↓夏目漱石の作品をいくつか拾っておきます。(ここでは紙の本を拾っておきます。)

吾輩は猫である (新潮文庫)

吾輩は猫である (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 文庫

坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 文庫

三四郎 (新潮文庫)

三四郎 (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1948/10/27
  • メディア: 文庫



草枕 (新潮文庫)

草枕 (新潮文庫)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 文庫



私の個人主義 (講談社学術文庫 271)

私の個人主義 (講談社学術文庫 271)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1978/08/08
  • メディア: 文庫

【オーディオブックCD】倫敦塔 カーライル博物館(CD1枚) (<CD>)

【オーディオブックCD】倫敦塔 カーライル博物館(CD1枚) (<CD>)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 響林社(しみじみ朗読文庫。Amazon販売:密林社)
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: CD

【オーディオブックCD】夏目漱石随筆集1―「硝子戸の中」「初秋の一日」他3編(CD4枚組)

【オーディオブックCD】夏目漱石随筆集1―「硝子戸の中」「初秋の一日」他3編(CD4枚組)

  • 作者: 夏目 漱石
  • 出版社/メーカー: 響林社(<声を便りに>オーディオブック。Amazon販売:密林社)
  • 発売日: 2012/09/12
  • メディア: CD











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