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電線のカラス [動物]

最近は東京のカラスが減ったというのは嘘だったというニュースが流れ、相変わらず街中のカラスというのが問題になっていることが分かる。ゴミ集積所のゴミ袋をあさったりするのだから、社会問題化するが、これは出し方の工夫をすればよい。

以前から、空を飛んでいるカラスの姿を見かけることは多かったが、何故か最近はあんまり見かけないようになっていた。その一方で、電線にとまっているカラスの姿をよく見るようになった。(何故か分からないが、電線なのである。)で、時には電線を突こうとしているカラスがいる。或いは、電柱の変圧器を突いている場合もある。これって、ちょっと問題になるように思う。

変圧器の方は、しっかりとしたケースに入っているので、カラスが突いた程度では破損することはないと思われるが、電線の方は被覆が破けたり、断線する可能性があるだろう。更に、ショートして停電という事態も考えられる。(カラスが感電することもある。)尚、ここで言う「電線」は、電力を送る送電線に限らず、電話線である場合もある。(人間には見分けられても、カラスには見分けるのは無理。)

一回や二回では、電線が切れるということはないと思うが、あまりにもしょっちゅう見かけるので、ちょっと気がかりになる。電力会社やNTTは何か対策を考えているのだろうか。全く考えていないのであれば、ちょっと考えた方がいいのではないかと思う。(トラブルが発生してから手を打つのでは遅い。)

尚、電線で見かけるのはカラスばかりだが、街中にはカラス以外の鳥もいる。体の小さい雀や、ペットとして飼っていた(逃げた)小鳥では問題にはならないだろうが、鳩、鷹、鷲という鳥になると問題が発生するように思うのだけど...



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熊の出没が多発 [動物]

大阪府でも熊が出没した。(足跡が水田で発見されたが、姿を目撃された訳ではない。)能勢町の小学校は全てで集団下校という措置を取り、町の職員は住民に注意を呼びかけた。怪我人は出ていないのは幸いである。大阪でも能勢町ならば山の中にあるので熊野出現は考えられなくもないことであるが、それにしても最近は各地で熊の出没が多いものである。つい先日も熊に襲われて負傷者が出たばかりである。

その原因は、去年の相次ぐ台風の影響で、山の中でも食糧が不足しているためだという。熊は冬眠する動物であるが、餌不足により今年は冬眠からの目覚めが早く、餌を求めて出没していると言われている。また、猿もそうであるが、人を襲ったり、畑を荒らすということが多発している。それだけ食料(餌)の問題が動物の間でも深刻化しているということになる。台風は人間だけでなく自然に対して大きな影響を与えるということである。

考えてみると、去年の台風というのは異常に多かったが、これは既に農作物の方にも不作ということでその影響が出ている。(価格の高騰で加工食品の値上がりが始まっている。)これは日常生活の方では物価上昇ということになるが、それ以外にも影響はある。休日にレクレーションということで野山にハイキングに行ったら、熊をはじめ動物にも気をつけなければならない。公共交通機関は相次いでトラブルを起こし、事故は多発する。何をしようにもこんなにも危険なことが周囲にあるのである。これまでは平和ボケと安全神話により気にかけなかっただけなのであろう。

ということで、「自分の安全は自分で確保する」ように、行動には十分な危険予知トレーニングを行うと共に、万一の場合に備えなければならなくなった。実に暗い世の中になったものである。



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動物は凄い・象編 [動物]

去年暮れに起こった「スマトラ沖大地震」による大津波の猛威は記憶に新しいが、タイでは、迫り来る津波を象が事前に察知して丘に駆け上がり、観光客の命を救ったという話は有名である。が、では何故「象」は津波が来るのが分かったのか、疑問があった。それに対する回答となるものを見つけた。(あくまでも仮説です。)

地震が発生した昨年12/26の夜明けに象たちは興奮して鼻を鳴らし始めた。すぐに落ち着きを取り戻したが、約1時間後に再び鳴き始め、海岸とは逆側の丘へ向かって走り出した。観光客を乗せたまま逃げた象もいた。(これにより観光客の命が救われた。)これが現象である。で、芝浦工大の芝山秀雄教授(音響学)は「津波は人間が聞こえない低い周波数の『音』を出しており、象がこれを聞いて逃げた可能性はある」と話す。また、芝山教授はかつて上野動物園で実際に象の声を測定したところ、8Hzと12Hzのかなり低い周波数を計測した。「聞こえる範囲は出せる声の範囲より広く、かなり低い周波数まで聞き取れるのでは」と推測する。(ちなみに人間が聞こえる音は20~20KHz、だけど、高域限界周波数は年齢と共に(20才過ぎから)下降する。)

なるほど、「襲い来る津波の音によって逃げた。」人間でも不気味な音が聞こえたら逃げるのだから、当たり前だと思う。まして、象の聴覚器官は人間よりも大きいので、人間の可聴周波数範囲よりも低い周波数の音が聴こえるというのも納得できる。(サイズから、共振周波数も下がる。)また、イルカやコウモリのように、人間の可聴周波数よりも上の周波数の音を聴くことが出来る動物がいるのだから、可聴周波数が低い方にシフトしている動物がいてもおかしくない。やはり動物は凄いものである。

しかし、この話は続きがある。津波の「音」だけでは地震直後の興奮の理由は説明できない。芝山教授は地面の震動や空気の擾乱も感じた可能性があるという。現地は震度2程度の地震だったと見られるが、象たちはまず地面の揺れを感じ、さらに津波の「音」に驚いて丘へ逃げたといえるそうだ。でも、そうなのだろうか?震度2程度とは言っても揺れはある。日本のような地震大国にいるのならば地震に対する慣れがあるが、そうではない所にいるのであれば、単純に「地震の揺れに驚いた」というだけという気がするのだが... (こればかりは、象さんに聞かなければ分からないけど...)



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