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GLADYS KNIGHT & THE PIPS『EVERYBODY NEEDS LOVE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1967年に発表されたアルバムであり、モータウン・レコードでの最初のアルバムでもある。尚、それまでに何曲かのシングル・ヒットは放っていたが、アルバムの方は鳴かず飛ばずだったため、彼らのアルバムとしては初めてヒットしたアルバムにもなった。(一応、通算では3枚目のアルバムと言うことになる。)チャート成績は、アメリカでBillboardで最高位60位を記録し、彼らのアルバムとしては初のチャートインを記録することになった。

収録曲は以下の全12曲である。『Everybody Needs Love』『I'll Be Standing By』『Since I've Lost You』『I Heard It Through The Grapevine』『You Don't Love Me No More』『Ain't No Sun Since You've Been Gone』『Take Me In Your Arms And Love Me』『He's My Kind Of Fellow』『Yes I'm Ready』『My Bed Of Thorns』『Do You Love Me Just A Little, Honey』『Just Walk In My Shoes』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。モータウンでの最初のシングルとなった『Just Walk In My Shoes』がアメリカではBillboardで最高位129位を記録、イギリスでは最高位35位を記録したいる。続いて『Take Me In Your Arms And Love Me』がアメリカで98位、イギリスで13位を記録、3rd.シングルの『Everybody Needs Love』はアメリカで最高位39位を記録、4th.シングルの『I Heard It Through The Grapevine』は、アメリカでは最高位2位、イギリスで47位している。

お薦め曲は、彼らの代表曲の一つでもある『I Heard It Through The Grapevine』、シングル・ヒットを記録している『Just Walk In My Shoes』と『Take Me In Your Arms And Love Me』、アルバム・タイトル・ナンバーでもあり、かつ、ヒットを記録している『Everybody Needs Love』、更に『I'll Be Standing By』『Ain't No Sun Since You've Been Gone』『Do You Love Me Just A Little, Honey』という所をピックアップしておく。

ソウルフルでパワフルなボーカルで知られているG. KNIGHTであるが、'60'sの本アルバム当時もその素晴らしい歌唱力を持っていて、それを発揮しているだけに、たっぷりとソウルの世界を堪能できるアルバムに仕上がっている。聴き応えもあるので、じっくりと聴いておきましょう!

しかし、音楽的な点では良いのだが、本アルバムの唯一の欠点と言えば、トータルの時間が34分強という短いことである。が、最近では、その時間の短さが幸いして、本アルバムの次のアルバムとの「2 in 1」(しかも、ボーナス・トラックも追加されている。)と成ってリリースされている。そちらの方がお買い得であるのは言うまでもない。(ただ、ヒットの規模では本アルバムの方が上である。)ということで、「時間が短い」という不満点が幸いしての「2 in 1」がリリースされるというのだから、音楽的な側面以外でのアルバムの満足度が変化してしまうというのは、面白いところですね。

Everybody Needs Love

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1992/04/13
  • メディア: CD



誰もが愛を求めてる(紙ジャケット仕様)

誰もが愛を求めてる(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2012/11/07
  • メディア: CD


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