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京丹波町・まもなく発足 [京都の話題]

京都府丹波、瑞穂、和知の3町が10/11に合併して、「京丹波町」が誕生することになる。が、実にややこしい名前である。「丹波町」というのは現在の町の名前であるが、なんで「京」をつける必要があるのだろうか?尚、「丹波市」というのだったら、兵庫県で先に合併したことにより存在しているが、「丹波町」ではダブらないのである。まあ、将来に市制移行する場合も視野に入れているのだろうが、それは市制移行する時に考えればいい問題である。

京都府には「京田辺市」「京丹後市」と言う自治体があるが、それを真似る必要は無いと思うのだが...

尚、ここでこういう話題について語ったのは、この3町の合併まであと100日ということで、横断幕と垂れ幕を丹波町役場に掲出したためである。(正確な100日前は7/3の日曜日ということで役場が休みになるので、3日繰り上げて6/30に行われた。)

いずれにしても、ここの所は地理の知識を修正しないといけなくて、ちょっとうんざりしてきた所というのが正直なところである。(もうしばらく続きますね...)

尚、7/1付けで周辺の市町村と合併した新・浜松市のような新名称であれば、地理の知識の修正範囲が少なくていいのだが... (これにより、再び静岡県の人口最大都市は「浜松市」になりました。)



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京都迎賓館の一般参観 [京都の話題]

京都迎賓館が、8月と9月に実施する一般参観に対して、その応募が殺到しているという。葉書で参観希望者を募集しているが、期間中の定員5500人(11日間の実施で、1日の定員が500名)に対し、受付開始から1週間余りですでに約3.7万通もの応募があったという。(受付は7/10まで)

一般参観は8/6~8/9と8/27~9/2であり、この内8/6~8/9は京都府民に限られる。また、1枚の葉書で2名まで申し込めるので、実際の申し込み希望者の数はもっと増えるのは明らかである。尚、定員を超える応募があった場合は抽選ということになるが、倍率はおそらく10倍は軽く超え、ひょっとしたら20倍にも届くことになることになるだろう。

一般参観に人が集まるのは構わないが、京都迎賓館は税金を使って作った施設であるため、維持費なども税金が使われる。ということは、今後どのように使っていくことになるのか、大いに議論が必要となる。殆ど使わないことになって、維持費ばかりかかるようでも困る。が、派手に使うことになり、警備のために、という名目で周囲に対して交通規制をはじめとして、色々と立ち入り規制や制限をかけるようなことばかりでも、一般市民に対しては迷惑でしかなくなってしまう。どう利用していくのでしょうかねぇ~?(そもそも、こういうものは必要だったのだろうか?)



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町長、全議員の期末手当を減額 [京都の話題]

少しはまともなことを決定する自治体もあるものである。京都府大江町が、町長、助役、収入役、教育庁と議員全員(14人)の期末手当を減額する決定をした。(条例案を提出して可決された。)町長が10%、その他は5%の減額で、年額で107万円の削減となる。

大江町は、昨年10月の台風23号で甚大な被害を受けていて、災害復旧費が膨らむということで、町長が「町民への被害も大きく、厳しい状況。行政自らが律したい」と語った。

財政状況が厳しいのであれば、こういうものは全額停止する、というぐらいの決定をしてもらいたいが、こういう所に全く手を付けない自治体や、減額案を提案しても否決してしまうような自治体ばかりという中では、多少なりにも評価は出来る。(しかし、もっと大胆な減額を行わなければならない。)国にしても、他の地方自治体にしても、こういうことは積極的に真似てもらいたいものである。(特に、赤字で借金が雪だるま式に増加している所は期末手当だけでなく、毎月の給与に対しても直ちに実行すべし。)

こういうことを口にしないバカ首相やバカ大臣たちは、存在価値は無いぞ!



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議員の日当廃止条例改正案は否決 [京都の話題]

やっぱり議員が自分たちの日当を廃止する、という条例改正案はあっさりと否決された。たかが3000円の日当ではあるが、こういうものですら削減しようということが出来ないのだから、カスばかりとしか言いようがない。(賛成した3人の議員を除く。)

これは、京都府木津町の議会でのことであり、議員が本会議や委員会に出席した際の日当3000円を廃止する条例改正案を議員提案という形で提出した。しかし、採決を行うと、賛成3人、反対16人で、賛成少数ということであっさりと否決された。

この改正案の提案理由は「厳しい財政状況の中、議員としてできるところから行財政改革を進めていくべきだ」などとしていた。審議では、賛成派が「自らが足元を見直すことが第一歩だ」と主張した。一方、反対派は「まずは、十分な議員活動をする上でのあり方を考えることが大切」と主張した。

たかが3000円だというのに、財政が厳しい状況であるということを分かっていないのと、世間の目がどういう方向にあるのかを理解していないとしか言いようがない。こんな輩に議員をやらしていていいのだろうか?(繰り返すが、賛成の3人は除く。)

尚、この他の議案として、本年度一般会計補正予算案や町文化財保護条例の一部改正案など21件があったが、それらはいずれも原案通り可決、承認、認定していて、議会は閉会した。日当の改正案は必至になって抵抗し、その他については適当にお茶を濁して可決したのではないのか?というようにしか思えないのだが...



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雑草堆肥化パイロット事業 [京都の話題]

京都府木津町が、空き地や公園の除草で出る雑草や剪定した枝を水だけで簡単に堆肥にする「雑草堆肥化パイロット事業」を7月から始めるという。これは、ゴミとして出る雑草を消却する必要がなくなると同時に、堆肥として利用することが出来るので、環境に優しい事業になる。

雑草をどのような処理するのかと言うと、はじめに雑草を破砕し、耕運機で混ぜ、その後木の囲いに入れてビニールを被せ、水を加えて発酵させる。温度が60度まで上がったところで別の囲いに移し、再び混ぜる、というプロセスを行うことで、堆肥が出来上がるという。尚、完成までに3~6ヶ月の時間がかかるという。

まずは、町内のニュータウンの空き地や公共施設から出る雑草を使うが、最終的には町内から出る雑草すべての堆肥化を目指す。

こういうことは、一つの町が行うだけでなく、地方自治体を横断する広域で行ってもらいものである。そうなると、完成した堆肥を利用することができる農家の数も多くなるだろうし、集まる雑草の量も増え、より多くの人たちが恩恵を受けることが出来るようになる。(良い方向に回転していくことになる。) 税金を使うにしても、こういう事業であれば納得できる。大いに広げてもらいたいものである。



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三千院・あじさい祭始まる [京都の話題]

京都市左京区の三千院で、恒例の「あじさい祭」が19日に始まった。(7/10まで)

三千院の「奥の院あじさい苑」には3000株以上のあじさいが植えられていて、毎年この時期になると、青色や薄紫色あじさいが咲きそろう。ただ、今年は例年より開花が1週間ほど遅くなっていて、現在は五分咲きの状態であり、見ごろは今月末から7月上旬ごろだという。

ということなので、今度の週末(6/25,26)にでも訪ねてみるのがいいでしょうね。(雨は嫌ですが、「あじさい」には雨が降らないと、何となく間が抜けた感じがします...)



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京都観光の経済波及効果 [京都の話題]

2004年の京都市への年間観光客が4554万人となり、4年連続で過去最多を更新した、と京都市が15日に発表した。また、観光消費による市内への経済波及効果を初めて試算して、これが1兆103億円に及ぶという。

年間観光客数は2003年比で180万人の増加(+4.1%)で、個人客が約4086万人、団体客が約460万人。この内、外国人観光客は54万人で、前年よりも9万3000人の増加(+20.7%)で、これも過去最多となった。

訪問先のトップは、18年連続で清水寺。以下、嵐山、金閣寺となっている。年間観光消費総額は5348億円で前年を554億円上回り(+11.6%)、宿泊客が1182万人と前年よりも104万人増えた(+9.7%)ため、1人当たりの平均消費額は1万1700円と前年より700円アップした。更に、この観光消費総額を基にした試算では、経済波及効果が1兆円を超え、全体で8万1000人の雇用につながっている、としている。

一方、京都府も同日に同様の発表を行っていて、府内全体の観光客の数は6866万人(前年比で162万人の増加、+2.4%)で過去最多を記録、観光消費額は5795億円で前年比533億円の増加(+10.1%)であったという。しかし、京都市を除く府内では、台風23号の被害、鳥インフルエンザの影響で観光客数が2311万人と前年比で0.8%の減少、観光消費額も4.5%の減少であった。(日本人の2人に1人は京都府にやって来たということになる。)

去年はNHK大河ドラマが「新撰組」ということで、京都市には追い風であったことも明暗を分けることになった。今年も「義経」ということで、去年までの勢いは衰えているものの、追い風が続いている。今年はどれだけの観光客が京都にやって来るのであろうか。(京都市は、年間で5000万人の目標に掲げているが、そこまではいかないとは思うのだけど... いずれにしても凄い数である。)
ところで、京都市在住者は京都市の観光客数に、京都府在住者は京都府の観光客数に含まれているとは思うが、それがどれだけの数になるのだろうか。(調べてもらいたい数字だが、ちょっと無理だろうな... 尚、人口は、京都市は約150万人、京都府は約260万人だから、しれている数字ということになるだろうが...)



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あんどんを作る [京都の話題]

奇しくも、「あんどん」を作るという話題が2つあります。

まずは「天橋立」で有名な宮津から。

去年の台風23号によって倒れた天橋立の松並木の松を材料にして、宮津市の府中小学校全校児童の親子らがあんどんを作り、天橋立のシンボルである松に新たな命を吹き込んだ。これは同小PTAが府中実業会青年部の協力を得て家族学級集会行事の一環として行ったものであり、8/6と8/7に開かれる地元の夏祭「竹彩(たけいろ)」で道路沿いに展示されて、夜の町並みを照らし出すという。(製作された「あんどん」は、高さ60cmで、30cm四方の大きさである。)

ゴミにしかならないはずの災害による倒木が夏祭に活用されるということで、何となく心が温かくなるお話です。

もう一つは、京都市のお話。

手作りあんどんを下げて蛍を見に行こうという企画(京都子どもセンターの青年部の企画)で、牛乳パックを利用してあんどんを製作した。この企画に参加した親子たちは、青年部の高校生や大学生に作り方を教わりながら、まずは半分の高さにした牛乳パックの側面を切り抜き、その後で花や星型など好きな形に穴を開けた黒模造紙にセロファンを張り、牛乳パックと組み合せてあんどんを完成させた。完成後、親子たちはあんどんにろうそくを灯し、日暮れ後はあんどんを片手に近くの川に行き、蛍を探して歩いた。(蛍狩りというものです。)

牛乳パックという現代の物を利用しているが、これも(リサイクルのため回収されているとは言え、)ゴミになるものであり、それが姿を変えて利用されるということで、こちらも心が温かくなります。また、「蛍」ということで風情を感じるお話でもあります。

現代において「あんどん」はほぼ絶滅した日用雑貨であるが、それが本来はゴミとなるものから作られて、昔ながらの行事(夏祭、蛍狩り)に使われる。しかも次世代を担う子どもたちが参加するということで、文化を継承しようという心意気が感じられ、何となく微笑ましく感じる。特にここのところは事故だ、不祥事だ、汚職だ、というような暗い話題ばかりが目立っている中だけに、このような心温まる話題は清涼剤になってくれる。このような明るいニュースが蔓延るようになってもらいたいものである。



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信長まつり [京都の話題]

本能寺と言えば、戦国武将・織田信長の最期の地として有名なお寺である。ここでは、その信長の命日にあたる6/2に合わせて行事が行われている。(様々な事情から、6/2ではなく、6月上旬に2日間かけて行われる。)今年は、6/11と6/12の土日に「信長まつり」が行われる。

初日は、フラダンスや忍者ショー、バザーや植木市などが開かれた。また、12日には、市民約100人が信長らに扮して練り歩く武者行列「信長パレード」が10年ぶりに復活して行われる。

京都の祭りと言えば、やはり三大祭り(葵祭、祇園祭、時代祭)が有名であるが、それ以外にも本当に数多くの祭りが行われている。しかも、たいていの祭りの名前は、歴史のどこかで一度は耳にしたことのあるものに関係している。そういうことを考えたら、一年中が祭りみたいな感じもするのだが... そうは感じさせない所が京都の懐が深い所なのでしょうね。

ということで、四季の便りだけでなく、本当に見所満載の街(古都)である。今の時期ならばまだそれほど暑くないので、観光には悪くない季節ですよ。(ただ、梅雨時なので、傘をお忘れないように。)



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TOHOシネマズ二条の内部公開 [京都の話題]

6/23に開館するJR二条駅前のシネコン「TOHOシネマズ二条」の内部が公開された。このシネコンは、11スクリーン1954席で、近畿最大規模のスクリーン(17.6m×7.1m)や、最新の音響機器、デジタル上映施設などを備えている。初年度は70万人の観客動員と11億円の興行収入を目指している。また、映画館では世界初となる「4Wayスピーカー」を1スクリーンで導入している他、全席で幅広のシートを採用している。

このシネコンは、娯楽施設「Bivi二条」の4階と5階に入ることになる。こちらは飲食店や書店などのテナントが入り、25日に全館がオープンする。

場所はJR二条駅の西側である。しかし、二条は京都の繁華街である河原町からは離れている。どれだけ客足に変化が見られるのだろうか。京都駅からはJR山陰線(嵯峨野線)で二駅なので、こちらからの客足は流れることが予想できる。しかし、河原町からとなるとそう簡単ではない。河原町、新京極、寺町という繁華街からだと、地下鉄東西線・京都市役所前駅を利用することにすれば簡単に移動できるが、わざわざ二条に足を伸ばさなくても、河原町界隈にはシネコンをはじめ、より大きい商業施設がある。また、京阪沿線からは、三条乗り換えで地下鉄東西線を利用することで二条に行くことが出来るが、二条まで足を伸ばさずに河原町で十分である。阪急沿線だったら、大宮駅が徒歩かバスということで不便であり、それだったら河原町に行った方が便利である。結局、JR沿線のJR利用者(JR京都駅に接続している近鉄利用者は一応こちらに入るか。)にとってのみ利便性があるだけである。

新しい流れを生み出すか、たいして変わらないか、その結果が出るのはまもなくである。阪急沿線の住民である筆者としては、一度は行ってみようとは思うが、やっぱり河原町に出ることになり、殆ど足を運ぶことはないと思われる...



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