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スターウォーズ・クローンウォーズ(3rd.)#13+#14 [アニメ]

この2つの物語は、12話からの3話構成となる物語の中編と後編となるものである。12話でアサージ・ヴェントレスがドゥーク伯爵に反旗を翻し、マザー・タルジンは新たな弟子を紹介するとドゥークに言ったことを受けて進んで行く。13話はその男の選抜の物語、14話はアサージのドゥーク伯爵に対する復讐を果たそうとする物語であって、12話を含めて一つの物語となるものでした。

13話。ドゥーク伯爵は新たな弟子を紹介するというマザー・タルジンの言葉で、マザーの元にやってきた。マザーは、ダース・モールの血を引く一族が残っているということで、紹介を申し出た。一方、アサージはスカウトのために男族の集落に向かった。

アサージは男たちの選抜テストを開始した。少しずつ脱落していく中、最後に2人が残り、アサージが相手をする。で、最後の1人となったサヴァージ・オプレスはアサージに敗れ、アサージに従うことを誓った。

アサージはサヴァージを伴ってマザーの元に帰ってきた。マザーは魔法によってサヴァージの肉体と精神を強化し、更に洗脳し、ドゥークの元に連れて行く。ドゥーク伯爵は最終テストを命じ、惑星デブロンの戦場に派遣し、ジェダイを倒し、寺院を簡単に制圧した。これによってドゥーク伯爵はサヴァージを新たな弟子と認めた。

14話は、13話の続きで、急に現れた謎の敵についてジェダイ評議会は調査をし、それがダース・モールと同じ一族のものということが分かったことで、オビワンとアナキンを惑星ダソミアに調査のために派遣する。一族の所でマザー・タルジンの名前を教えられ、マザーの元に向かい、更に、謎の殺し屋はトイダリアにいることがわかり、オビワンとアナキンは急いで向かった。

ドゥーク伯爵の元では、サヴァージに対する修業が始まっていた。で、カトゥーンコ大王を生け捕りにしてくるように命じられ、サヴァージは大王を掠いに行く。が、大王の抵抗に遭い、突き飛ばして殺してしまう。そんな所にオビワンとアナキンが到着するが、サヴァージは大王を引きずって掠っていき、ドゥーク伯爵の元へ。

が、大王は死んでいて、生け捕りにせよという命令に反したということで、お仕置きを受けていた。そんな所にアサージ・ヴェントレスが現れ、サヴァージの本当のマスターは自分と言うことで、ドゥークに復讐の刃を向けた。2対1でドゥーク伯爵を倒そうとするが、サヴァージはドゥーク伯爵のフォースで完全に戦力にならなかった。

そんな所にオビワンとアナキンが駆けつけてきた。で、ジェダイを殺したサヴァージにオビワンとアナキンが立ち向かい、ドゥーク伯爵とアサージの対決という2つの局面が展開されていく。

結局、アサージはドゥーク伯爵を仕留めることが出来ず、逃亡していく。ドゥーク伯爵は、サヴァージが裏切り者だとドロイドたちに言って消すように命じるが、ドロイドたちを蹴散らしたサヴァージも小型艇で脱出する。そしてオビワンとアナキンも用なしと言うことで脱出していった。

サヴァージはマザーの元に戻ってきた。アサージにも裏切られ、ジェダイにも追われているとマザーに言うが、マザーは兄弟を捜し、全てを学べと言い、お守りとなるペンダントを渡した。で、サヴァージはその男を探しに向かった。

物語としたら、ドゥーク伯爵が倒された方が、下克上が実現するだけに面白くなるのだが、劇場版「EP3」に繋がる物語である本作では、そういうことは出来ないと分かっているだけに、どういう形で決着を付けるのかと期待したが、結局は「逃亡」と言う形で次の機会を、という一番つまらない決着だったのは断念でした。確かに、「次の機会」が用意されることになれば、それはそれで期待が持たれることになるのは分かる。が、本シリーズでは、主要キャラクターの逃亡劇というのは見飽きるぐらい繰り返されているだけに、お馴染みのパターンでお茶を濁しただけというだけでは期待外れだったとしか言えない。個性豊かなキャラクターの新たな登場も良いが、少しはキャラクターの整理もすべきだと思うところである。

シーズン2でもマンネリに陥って、つまらない物語もあったが、シーズン3も同じ轍を踏んでいて、今一つ面白さに欠けているだけに、大英断を示して欲しかったところでした。

 

『スター・ウォーズ』 【アニメイテッド・マケット】 クローン・ウォーズ/ドゥークー伯爵

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スター・ウォーズ S12 アサージ・ヴェントレス

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『スター・ウォーズ』 【アニメイテッド・マケット】 サヴァージ・オプレス (クローン・ウォーズ版)

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スターウォーズ・クローンウォーズ(3rd.)#12 [アニメ]

この物語は単独のものではなく、3話構成の物語である。また、これまでのシリーズから急展開となる物語でもある。(ということで、これ一つで記します。)

急展開というのは、ドゥーク伯爵の弟子としてジェダイに立ち向かっていたアサージ・ヴェントレスの立場が大きく変わる物語ということである。
ダース・シディアスは、ドゥーク伯爵の実質的な弟子として力を付けているアサージ・ヴェントレスに驚異を感じ、ドゥーク伯爵にアサージの抹殺を命じた。大事な戦力であるが、ダース・シディアスに命じられれば仕方なく、ドゥーク伯爵は苦渋の選択をした。

その頃、アサージはドロイド軍を率いて共和国軍と戦っていた。その戦いにはアナキンとオビワンも参戦していた。で、いつものようにオビワンとアサージとの間でドッグファイトが展開される。が、被弾したオビワンでドロイド軍の旗艦内に不時着、追ってきたアサージと救援に向かったアナキンは、旗艦の中で剣を交える。ドゥーク伯爵は、その旗艦に対して攻撃命令を出した。いつものようなバトルを経て、オビワンとアナキンはアサージを追いつめたが、被弾した艇が突っ込んできて、脱出する。また、アサージも脱出し、その直後に旗艦は大爆発した。残骸をスキャンしても姓名反応がなかったことから、ドゥーク伯爵はアサージは死んだと判断した。が、アサージは生きていた。回収した海賊たちを片付けると、故郷に戻り、マザー・タルジンに救われた。

で、アサージの心を読み取ったマザー・タルジンは、アサージがドゥーク伯爵に復讐するために力を貸し、アサージはドゥーク伯爵の暗殺のために潜入し、計画通りに進め、ドゥーク伯爵を追いつめた。が、ドゥーク伯爵のフォースによってはじき飛ばされ、暗殺は失敗し、マザーの元に戻ってきた。

ドゥーク伯爵に対して復讐を果たそうとするアサージのために、マザーは次の手を考えた。それは、ドゥーク伯爵がアサージの後任となる者を捜しているだろうということで、それを紹介するというものだった。一方、アサージは復讐を果たすことを誓っていた。

これまではドゥーク伯爵の側近として、オビワンやアナキンの宿敵として登場していたアサージの立場が一気に変わることになった物語で、「急展開」という言葉がぴったりである。この後、ぃせぬに登場したダース・モールの弟・サヴァージ・オプレスが登場するなど、色々と面白くなった物語でした。

ただ、EP3への繋がりがあるため、アサージがドゥークを倒して復讐を果たすという悲願は達成できないと分かりきっているのが残念ではあるのですがね...

 

スター・ウォーズ S12 アサージ・ヴェントレス

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スター・ウォーズ クローン・ウォーズ ベーシックフィギュア アサージ・ヴェントレス

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スター・ウォーズ クローン・ウォーズ マケット アサージ・ヴェントレス

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スターウォーズ クローンウォーズ ベーシックフィギュア アサージ・ヴェントレス 国内版

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スターウォーズ・クローンウォーズ(3rd.)#10+#11 [アニメ]

この2つの物語は、パドメが主役となった物語で、しかも元老院議会を中心とした物語となっている。そのため、政治的な駆け引きを中心とした物語となっていて、毛色の違う物語でした。が、パドメは「スターウォーズ」では重要人物の一人であるため、こういう物語が描かれることも本作らしいところでもある。

第10話は、戦争の長期化で、クローン兵の犠牲も増えたことで、戦争継続の可否を問う緊急議会が招集された。特に、クローン兵の増強の為には銀行の規制を撤廃して多額のローンを組むことで兵力増強をという意見と、これ以上のローンは共和国を破綻させるだけで、和平交渉を進めるべきという意見が出ていた。パドメは和平交渉推進派の中心人物であったが、銀行グループや通商連合は、商売のために規制撤廃を支持していて、パドメが邪魔だった。また、これはドゥーク博伯爵も同じであって、コルサントで大きな騒ぎが起これば、一気に戦争継続に向かうということで、ある計画の指示を出した。

一方、パドメは和平交渉を進めるための策として、独立星系連合議会の議員を務めていて、分離主義者の旧友であるミーナ・ボンテリと会って、和平交渉を進めるための手を打つことにした。パドメはミーナのところに行く。(アソーカがついていく。)パドメはミーナと話し、ミーナが議会で和平交渉法案を提出し、これが通った。で、分離主義勢力の議会から和平交渉が元老院に届き、自体は和平への道に進んでいくように思われた。元老院で議決が行われようとした時、ドゥーク伯爵の仕掛けたドロイドが行動を起こし、コルサントの発電所で自爆テロを起こした。これによってコルサントは大停電となり、混乱する。議会の方も、分離主義勢力からの和平交渉は油断させるための策略と見なされ、議会はクローン兵の増強のために銀行への規制撤廃法案が提出されて、可決された...

何処かの国の議会とは違っているように見える元老院議会であるが、結局は財政破綻への道を突き進んでいくことになってしまう道を選んでしまったということで、結局、何処かの国と同じですね...

第11話は10話の続きで、銀行の規制撤廃法案が通ったことはクローン平藏狂に進み、戦争継続と莫大な借金を抱えることになり、共和国の財政破綻と崩壊に繋がるとして、パドメたちは何とかして法案を潰そうと動く。が、銀行グループは設けるために反対派の議員たちを襲っていく。

更に、ドゥーク伯爵からのメッセージが元老院議会に届き、和平交渉の旗頭だったミーナが襲われて死亡したことで、和平交渉は消滅した、と告げられた。(ベイルたちの調べでは、ミーナはドゥーク伯爵に殺されたと言うことが分かる。)ということで、議会は戦争継続というムードが増えていく。

パドメは何とかするため、銀行グループに会って、金利のことを尋ねると、以前は10%だったのが25%ということで、それを認めると財政破綻は確実になるので、これを突破口にして議員たちを説得していく。そしてベイルが議会で演説することになる。が、反対派の議員たちは襲われ、切り崩し工作は上手く進まなず、パドメも襲われた。(逃げるため、スピーダーを奪って街中でのチェイスがありました。)

ベイルが演説するために議会に向かうが、今度はベイルが襲われて重傷を負い、パドメに託した。パドメは侍女の生活が苦しくなっているという話を元にして演説することにした。

規制緩和は戦争継続と福祉切り捨てになると言うことを解くパドメ。そしてその演説は議員たちの心を打ち、法案は潰れた。

財政破綻ということをどう防ぐかということで動くパドメ。確かに和平の道にも繋がるのは分かる。しかもそれはEP1からのパドメの立場を一貫していることにもなる。ということで、パドメというキャラを掘り下げることにはなっている。が、物語としたら、表ではなく裏での根回しと陰謀とが中心になっていて、それなりの面白さはあるのだが、華のないドロドロとした雰囲気の物語になってしまい、面白さが完全に伝わっていないのが残念なところでした。

ただ、現在、世界では財政破綻が色んな所で進んできて、暗いニュースが次々と届いているだけに、シニカルに解釈するのも、ストレートに受け取るにするのも微妙なところですね...

 

STAR WARS ベーシック フィギュア パドメ・アミダラ

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スター・ウォーズ パドメ・アミダラ

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スター・ウォーズ エボリューションパック パドメ・アミダラ レガシー

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スター・ウォーズ パドメ スタンダード ドール

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スター・ウォーズ クローン・ウォーズ ベーシックフィギュア パドメ・アミダラ

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スターウォーズ・クローンウォーズ(3rd.)#8+#9 [アニメ]

この2つの物語は、ハット族に関する物語ということになる。また、7話でパドメに復讐しようという黒幕(=ズィロ)のその後の物語でもある。が、パッと見では独立した物語のようになっていて、7話と8話の背景があって、9話に結実していると言ったらいいですね。尚、はっきりと分かる「前後編」ということにしないで、話を繋いでいって大きな物語にするという構成は、よい面と悪い面があるが、今のところは悪い方は出ていないようです。

第8話は、パドメがあるパーティを開くが、物語としてはその時の裏にあったストーリーということになっていて、ジャバ・ザ・ハットが動いているという物語。構成としてはなかなか上手く出来ているが、「知らないのが華」と言った所ですかね。

パドメは、軍事監視委員会の票を握っている大物のアーング議員の接待のため、自宅でパーティを開く。その準備が進む中、アーング議員の鉱物であるジョーガンフルーツ・ケーキを作るが、肝心のフルーツが無い。で、アナキンはC-3POとR2-D2のコンビにフルーツを買いに行かせた。色々と口うるさいC-3POと寡黙なR2-D2というお馴染みのコンビは市場に行くが、そんに2人を狙っている陰があった。それはジャバが雇ったキャド・ベインだった。

商人と交渉するC-3POはたっぷりとぼられるが、フルーツを購入し、帰って行こうとするが、そこをキャド・ベインの配下のドロイド(トド360とヘリオス3E)が襲い、C-3POは掠われていった。

キャド・ベインの狙いは、依頼人から頼まれたあるデータだった。C-3POの頭の中にあるということで、C-3POの頭をスキャンするが、探しているデータは無かった。で、色々と喋るC-3POは、そのデータはR2-D2にあると言ってしまう。で、今度はR2-D2が狙われた。

C-3POとはぐれたR2-D2は、1人でドロイド・スパでリフレッシュし、出てくるが、C-3POが以内ので待っていた。そんな所を襲われ、逃げる。しかし、他に被害が出ることが分かり、R2-D2は捕まって連れて行かれた。

R2-D2のデータをスキャンして、目的のデータを奪ったキャド・ベインは、C-3POとR2-D2の記憶を消すと、街中に捨て、データを依頼人の元に届けに向かった。そのデータとは、議事堂の設計図であって、ジャバの手に渡った。

一方、パーティは進んで行くが、お使いに行ったC-3POとR2-D2が帰ってこないことに苛立っていたアナキン。2人はそんな所に戻ってきた。アナキンハ叱るが、パドメは間に合ったということで「素晴らしい仕事をした」と誉め、C-3POは嬉しくなり、ご機嫌だった。

何があったか知らないで誉めるパドメであるが、アナキンとのキャラの違いがよく分かる面白い所であった。が、C-3POとR2-D2の凸凹コンビのコミカルな展開と、キャド・ベインがデータを狙うサスペンスの展開とが絶妙のバランスで描かれていて、なかなか面白い物語でした。

第9話は8話の続きであるが、冒頭にかなり省略して、ナレーションで展開が語られる。ジャバに雇われたキャド・ベインは、刑務所を襲ってズィロを脱走させた。で、ハット族のガーデュラが支配するナル・ハッタという星にいた。ズィロを逃亡させたのは、ハット族の悪事を記録したホロ・ダイアリーをズィロから回収するためだったが、ズィロも用心深く、一族の査問でもその隠し場所は話さず、拘束され続けることになる。が、ズィロに恋する歌手・サイ・スヌートルズの手引きで、ズィロは逃亡した。

元老院は逃亡したズィロの追跡にオビワンを派遣し、キャド・ベインもジャバからの依頼でズィロを追う。2組の追っ手に追われるズィロは、サイ・スヌートルズを隠し場所に連れて行き、今後のことを語ろうとするが、サイ・スヌートルズの狙いは別で、ズィロを殺し、ホロ・ダイアリーを奪っていった。そしてズィロを追うベイン、そしてオビワンがズィロの居場所に辿り着いたときには、ズィロは死んでいた。一応、オビワンとベインのバトルがあるが、いつものように逃げられてしまう。

で、サイ・スヌートルズはホロ・ダイアリーをジャバに届け、報酬を得ていた。

誰が味方で、誰が敵なのか?ということで物語の方は上手く構成されている。また、結局は「金」が全てということで、ありがちな結末であるのだが、ハット族に取ってもズィロの存在は頭が痛かったでしょうから、上手く始末できたと言うことですね。

で、劇場版の「クローンウォーズ」の後日譚という位置づけの物語の結末でした。

この2本は、ズィロに決着をつけた物語ということになるが、回収したホロ・ダイアリーに記録されているハット族の悪事についても、そのうち描いて欲しいところです。

 

↓3rd.は10月リリースです。

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スターウォーズ・クローンウォーズ(3rd.)#5+#6+#7 [アニメ]

3rd.の物語は、ここまでは2話で1つのエピソードとしてじっくりと描かれているが、5&6話もやはりそういう構成の物語になっている。ただ、明かな前後編という構成ではなく、前日譚と、それを受けての後日譚という構成ですけど...また、第7話は独立した物語であるが、流れとしては第6話の流れを受けている所もある物語でもあった。

第5話は、中立を宣言したことで汚職と腐敗が進んでいくマンダロアの物語。(主役はパドメとなる。)サティーン公爵は友であるパドメに来訪を頼み、元老院の協力を求めた。それを受けてパドメが公式訪問という形でやってきた。マンダロアは中立によって物資が封鎖されて入ってこず、闇市場に流れるものに頼らざるを得なくなっている。しかも、物資も、税関の汚職によって辛うじて入ってくるものであった。そうなると、貿易商は大手を振ってボロ儲けを企む。

そんな中、税関職員に賄賂を渡して飲料を持ち込んだ貿易商は、更にボロ儲けをすることを企てていた。

そんな中、子供たちの集団中毒が発生する。サティーン公爵が近衛兵と共に、そしてパドメも加わって調査に乗り出す。で、原因は子供たちが自販機で買ったドリンク(お茶)ということが分かり、購入ルートを調べようとするが、データが消去されていた。校長が独断で購入したものと分かり、そこから密造工場に踏み込み、パドメのアクションを含んだ活躍で、一網打尽にして、証拠物資も焼却してしまった。で、サティーンはパドメに、アドバイザーとしてジェダイの派遣を依頼し、パドメはそれを受けて帰って行った。

「汚職」ということではよくある普通の物語である。また、映画のEP1とEP2でのパドメの活躍がベースにあるから多くを語らなくても成立する物語でもあって、久しぶりにパドメの活躍を見られた物語でした。

第6話(一応、ここからは2日目の放送です。)物語は、第5話でサティーンの依頼を受けての物語である。が、ジェダイも人手不足ということで、アソーカがそれを務めるアソーカの活躍する物語。

サティーンの依頼で、アナキンとアソーカが派遣されてきた。が、ジェダイも人手不足ということで、アナキンは、アソーカを紹介すると帰って行く。ということで、王立アカデミーのアドバイザーはアソーカが務める。臨時講師となってアソーカは汚職に対しての講義を行う。そんな生徒たちの中には、サティーンの甥のコーキーもいて、彼はアソーカの言葉を受けて、自ら不正がないかを調べるとして、仲間と共に4人で動き出した。

4人は潜り込んだ先で、闇商人と政府高官が接触しているのを目撃した。が、一味に気づかれ、辛うじて脱出した。コーキーはそれをサティーンに話したが受け付けてくれず、首相に話すことにした。で、首相は合う時間を設定したが、そこに向かう途中で、コーキーたちは国家反逆罪で逮捕されそうになる。アソーカがそれを救い、コーキーたちが撮影したホログラムを調べると、闇商人と接触していた政府高官は首相ということがわかり、黒幕が分かった。

アソーカは首相の汚職を暴くため、動き出した。が、首相も手を打っていて、サティーンがその黒幕として既に拘束されていた。アソーカはコーキーたちが国家反逆罪で手配されていることを利用して、4人を引き渡し、サティーンの居場所を探そうとする。捕らえられていたサティーンを発見し、救出しようとするも、首相もそれを見越していた。窮地に陥るが、アソーカのとっさの判断で形勢逆転となって、サティーンを救い、首相を捕らえ、汚職の一味を捕らえた。

で、アナキンがアソーカを迎えに来て、アソーカはサティーンの信頼を得て帰って行った。

パドワンとして成長しているアソーカということがよく分かる物語でもある。しかも、アナキンではなくアソーカが対処するからこそ、上手くいってそうだが窮地に陥るということが描ける。ものでもある。この点では「ジェダイも人手不足」ということが功を奏した物語だったと言えますね。(が、アソーカもジェダイとしては半人前とはいえ、成長していることも十分分かる物語でもありました。)

第7話は、これ1本の独立した物語であるが、第6話で活躍したアソーカの別の活躍する物語でした。(2話続けてアソーカの主役編でした。)

新たな任務を与えられたアソーカは、オーラ・シングがパドメを狙っているという夢を見た。一方、パドメは、ベイル・オーズ梛木院の故郷・オルデランで戦争難民救済会議の呼びかけを行い、その準備をしていた。アソーカはヨーダに夢のことを話し、パドメの護衛として、パドメに同行してオルデランに向かった。

何事も恐れないというパドメを守るというアソーカだったが、あくまでも夢であった、確かとは言い切れなかった。が、夢で見た場所は分かっていた。

会議が始まり、警戒する中、暗殺者の銃から放たれた弾がパドメを襲った。直ぐに暗殺者を追うアソーカ。幸い、パドメは無事だった。パドメはこんなことに屈しない、と言って演説をするという。が、再び狙われるのは確実であり、そこで手を打った。

再びアソーカは夢を見ていた。で、パドメの人形を使い、別室から声を飛ばし、人形がパドメ本人が演説しているように見せかけたが、暗殺者は別室のパドメを襲った。アソーカは夢で感じていて、そんなパドメを守った。が、暗殺者にとどめが刺せず窮地に。が、それを救ったのはパドメの一撃だった。

で、暗殺者のオーラを拘束し、動機がパドメに対する復讐と分かる。が、オーラは雇われただけだった。パドメには心当たりがあって、自分に復讐しようと考えているのは唯一人ということで、その人物が収監されている刑務所に向かった。

それはジャバの妹のズィロ・ザ・ハットだった。で、ズィロに迫り、パドメ暗殺の為にオーラを雇ったことを自白させた。

第6話の「アソーカの活躍」を受けて、またもアソーカの活躍した物語であったが、この元語りは劇場版の「クローンウォーズ」の物語を受けて、その後日譚ということにもなる。本シリーズは劇場版であるEP2とEP3の間に位置する物語であるが、その間にある物語を受けて、更なる物語があるということで、更に物語の世界が広がる物語でもありました。

尚、この物語で久しぶりにズィロが登場したが、この次の物語には、そのズィロが絡んだ物語になっていきます。

今回の3本は、パドメ、そしてアソーカの活躍する物語ということであったが、パドメとアソーカの信頼関係がより深く描かれていくという物語にもなっていて、これはこれでキャラを深く描く物語ということで良かったですね。

 

↓10月リリースです。

今回記した物語の主役の2人。
STAR WARS ベーシック フィギュア パドメ・アミダラ

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スター・ウォーズ パドメ スタンダード ドール

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『スター・ウォーズ』 【アニメイテッド・マケット】 クローン・ウォーズ/アソーカ

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スター・ウォーズ クローン・ウォーズ 第2弾 アソーカ・タノ

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↓7話はこれを受けての物語でもあります。
スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ 特別版 [DVD]

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スターウォーズ・クローンウォーズ(3rd.)#3+#4 [アニメ]

第3話と第4話はそれぞれ独立した物語である。それぞれの物語で舞台が広い範囲に及んでいると言うことを改めて感じさせた物語でもありました。

第3話は、惑星ライロスでの物語であって、またオーガナ議員とジャージャーの物語。特にジャージャーのキャラを上手く利用した物語でもあった。同時に、戦争激化でジェダイにも犠牲者が出ているということも描いた物語ということで、色と奥の深い物語でした。

ライロスが分離主義勢力の艦隊に封鎖され、マスター・ダーイが率いるクローン兵たちと、チャム・シンドゥーラが率いるトワイレックとの連同軍が戦っていたが、武器と食料が底を尽こうとしていて、全滅しかねない状況になっていた。当然、補給の依頼が入るが、共和国も人手が足りない。で、オーガナ議員に物資を届けて貰うという依頼をして、オーガナ議員が外交ということでカトゥーンコ大王の元に向かい、協力を求める。が、そこには通商連合も来ていて、大王はその対応をどうするかという決断に迫られていた。元々中立という立場を取っていたことから、協力すれば共和国側に付くことになるが、人道支援という意味では無視することは出来ない。で、大王の判断は?ということが描かれていく。

ジャージャーのお笑い担当というキャラが、大王と重臣たち、更に通商連合代表たちとの食事の席で、救援物資を届ける貨物船の出発を、通商連合に気づかれないようにするために芸を披露するという所で、存在感を見せたジャージャーでした。

結局、大王は中立と言うことで表向きは断ったが、救援物資を届けることを認めたということで、中立という立場の見直しを口にしていた。

一方、ライロスに救援物資は届いたが、トワイレックたちが脱出出来るように計らったが、クローン兵は壊滅、マスター・ダーイも戦死した。

何でもかんでもが成功してしまうと、物語に重みが書けてしまうだけに、ジェダイの戦死が描かれていた所がポイントでもありました。

第4話も、設定としては第3話に近い所(「惑星封鎖」「通商連合絡み」など)があるが、物語としては完全な別物である。また、アソーカの活躍する物語でもあるが、パドメが言った「とんでもない先生と生徒だわ」という台詞によって、展開としてはいつもの通りと言うことが分かってしまいました。

こちらは惑星パントラの物語で、通商連合による経済封鎖で困ってしまい、元老院に調停を求めるために、チューチー議員をコルサントに派遣した。しかし、書記長パパノイダの2人の娘が誘拐されてしまう。するとドゥーク伯爵から援助の申し出があり、分離主義勢力が絡んでいることが明かとなる。しかし確証はないため、表だってジェダイは動けない。ということでチューチー議員と友達というアソーカが個人的に助けるということでアナキンは決断した。

後は、アソーカが中心になって、パパノイダの娘たちの救出作戦が展開され、チューチー議員が議員らしい駆け引きを見せて、通商連合と取引をして丸く収めて、めでたしめでたしという物語でした。

誘拐された娘の救出作戦はそれなりに面白く、グリードが誘拐に絡んでいるなど、物語が奥深く設計されているのだが、アソーカが解決する西手は今一つ物足りなさを感じる展開でもありました。が、これは以前のアソーカとは違って成長していて、一人前に近づいていると解釈出来るところでもあって、キャラの成長は良いのだが、ちょっと寂しさも感じた物語でもありました。

尚、通商連合とチューチー議員との取引で丸く収めるというのは、余りにも政治色が強い解決であるが、議会の根回し、裏取引というイメージに繋がることで、物語としては今一つ面白くない結びでもあって、今一つでした。

 

↓3rd.は10月にリリースです。


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スターウォーズ・クローンウォーズ(3rd.)#1+#2 [アニメ]

アメリカでは2010年9月から2011年4月にかけて放送された第3シーズンがようやく日本でも放送されることになりましたね。第1と第2シーズンは共に4月からスタートしていたが、第3シリーズは4月スタートにならなかったこともあって、第2シーズンの出来が第1シーズンよりも落ちていただけに、無視するのかとも思っていたのですが...ただ、全22話を、5話ずつの4日と2本に分けて、たった5日(しかも、連続した5日間)に放送してしまうというのは、見る方としては嬉しいところと、集中しすぎているという不満との両方があって...(今週は、久しぶりに「名曲探偵アマデウス」の新作4本もあるだけに...)

ということで、一気に感想を記すということは無理であるが、少しずつ小出しで記すつもりです。(但し、前後編などの複数の物語を1つにまとめて記すことはあります。)

第3シーズンになったと言っても、特にこれまでと違うが出ているという所はない。というのは、早い話、全100話の予定となっているのを製作と放送の関係で22話ずつに分けているためである。(ちなみに、第4シーズンは2011年秋からアメリカでスタートの予定である。→第4シーズンも22話ということになっているので、第4シーズン終了で88話になる。最初の予定では全100話となっているので、第5シーズンが12話となるのか、それともこれまでと同様に22話で、「100話」というのが「110話」の誤りだったのか、どちらになるのでしょうかねぇ???)

最初の物語は、共和国軍のクローン兵に関する物語。見掛けは1話の独立した物語であるが。第2話と繋がりのある物語であって、こういう構成は本シリーズではすっかりお馴染みである。

第1話は、クローン兵のの訓練生の物語。惑星カミーノにはクローン生産工場とクローン兵の養成学校があるが、そこで訓練中のクローン兵の物語。候補生は日々訓練を受けていたが、ヘヴィーたちのドミノ分隊はチームとして纏まらず、個人プレーが目立っていた。そんな彼らも卒業前の最後の実戦テストを受けることになった。

まずは優秀なブラボー分隊がそのテストを受ける。テストデ使われたのは、「砦攻略コース・バージョンTHX-1138」ということで、「THX-1138」とは1971年のG・ルーカスの監督デビュー作品のタイトルをそのまま使っているというお遊びがありました。

デラボー分隊は見事なチームプレーでテストをクリアし、ドミノ分隊の番となる。が、教官の心配した通りに纏まらず、失敗した。しかし、翌日に再挑戦の機会が与えられた。その夜、ヘヴィーは脱走しようとするが、老クローンで雑用係になっている99号に発見され、ワークの重要性などを語られる。そして、自分には再挑戦の機会も与えられなかったことまで語った。

翌日の再テスト。ドミノ分隊は今までとは違って一つに纏まっていた。テストが始まって砦の下までやってきた。が、壁を登るロープが無かった。装備がないということで諦めかけたが、ヘヴィーが壁伝いにある砲台を足場にして登っていく作戦を思いつき、チームワークでクリアした。
ドミノ分隊も無事に卒業ということになるが、ヘヴィは自分の卒業メダルを感謝の意を込めて、99号に渡していた。

尚、この物語には、アナキン、オビワンといったメインの顔ぶれは誰一人として登場しないが、こういうサブ・キャラ、しかも映画では名もないその他大勢に過ぎないキャラクターを中心とした物語がある所が本シリーズらしいところでした。

第2話は、第1話とは独立した雰囲気の物語で始まる。が、分離主義勢力は、共和国軍のクローン生産工場のある惑星カミーノの攻略作戦を立て、グリーヴァス将軍と殺し屋のアサージ・ヴェントレスとがカミーノに向かう。一方、オビワンたちもその動きを察知して、レックスたちの大隊を含め、自らも惑星カミーノに向かい、迎撃態勢を整えた。

この時にカミーノはクローン兵の故郷であるということ、99号と再会したコーディたちとの会話で、ヘヴィが死んだことが語られていて、この時点で第1話と繋がっている物語ということが分かる構成となっていた。

分離主義勢力の軍がカミーノを包囲するが、アナキンはいつものように飛び出していって、敵艦を撃破していく。攻撃で敵艦から剥がれた甲板がカミーノに落ちていくが、単なる落下物としか思わないアナキン。が、オビワンは、余りにも簡単にやられていく様子から、おかしいと気づき、落下物を調べに海に潜った。すると、案の定、単なる落下物ではなく、それは水中戦闘用の兵器だった。

で、クローン兵訓練学校が襲われる。アナキンを呼び戻したオビワンをはじめ、その迎撃が始まる。しかし、余りにも勢力が少なく、グリーヴァス将軍の狙いは別にあると察するオビワン。

案の定、アサージはクローンのDNAを奪おうとしていて、アナキンが駆けつけた。一方、グリーヴァス将軍とオビワンの因縁のバトルなど、お馴染みの見せ場を経るが、訓練学校は今にも落ちそうだった。

が、コーディたちに99号、更に訓練中の少年クローンたちの故郷を間も目という強い気持ちと団結があって、少しずつ形成を戻していく。

アナキンはDNAを奪ったアサージを追い、最終的にDNAを奪い返した。アサージはグリーヴァス将軍が脱出するのに合流して、逃走した。

結果的に、クローン兵たちの故郷を強く思う気持ちと、兄弟という気持ちが勝り、99号の兵士としての誇りを持っての戦死があったものの、惑星カミーノを守ったのだった。

第1話と部分的にリンクさせていた物語であるが、それがメインとして構成されていないため、毎週1話ずつの放送では忘れてしまうような繋がりを意識することが出来た「一挙放送」ですね。

展開の方は、アナキンとアサージ、オビワンとグリーヴァス将軍というように、お馴染みの因縁がある所、沈着冷静なオビワンがグリーヴァス将軍の巧みな作戦に気づく、最後はいつものように逃走していくグリーヴァス将軍というように、間は空いてもお馴染みのパターンがまたまた見られたということで、変わり映えしないパターンに対して安心感とやっぱりという所との両方を感じた物語でもありました。

 

↓3rd.は10月にリリースされます。

過去のシリーズはこちら
↓第1話のツボはこの名前ですね。
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メジャー(6th.)#25[Final] [アニメ]

原作漫画と同様に、クライマックスの盛り上がりのない幕引きということで、予想していたとはいうものの、何とかならなかったでしょうかねぇ。これまでは野球バカ・吾郎の物語として描かれ続けてきたが、突然、人間・吾郎としての締めをやろうとしたことで、「終わり良ければ全てよし」とは全く逆の「終わり悪けりゃ全てダメ」という幕引きでした。(原作漫画も終盤は単に無理矢理話を続けていただけでしたし...)

吾郎の大リーガーとしての1年目のシーズンについては、吾郎が手術してリタイアしたということもあって、プレイオフの試合の方は殆ど描かれず、チャンピオンシップの懸かった試合でマードックが凡退して敗戦が決定(2勝4敗)で終了というスポーツニュースのような描き方って、これまでのシーズンは何だったの?という疑問が生まれ、紙切れのように薄っぺらいものになってしまっただけに、残念でした。

その後のワールドシリーズは、ギブソン・ジュニアの活躍でレイダースが4勝3敗で勝った、というのもスポーツニュースのような小さな扱いって、ワールドシリーズを否定するような描き方って...(酷い...)

そのあとは、コメディのような展開となって、日本に戻った吾郎に、監視としてソフィアも同行し、そこに間の悪い薫の登場によって、薫の勘違いからくるどうでも良い展開に...(一応、吾郎と薫の将来話が仕込まれているものの、完全に物語から浮いた世界となっていて、詰め込みすぎの影響で表面的な描写だけになって閉まっただけのゴミでした。)

結局、吾郎と薫の気持ちについて少しだけ触れたものの、「幼い頃からの絆」ということで誤魔化しただけという形で、ソフィアがアメリカに戻っていったという形だけ整えたちり紙のような軽いものになっちゃいました。

物語は突然「8年後」へと跳び、ホーネッツとレイダースのワールドシリーズで、守護神・吾郎がマウンドへ。(キャッチャーは寿也、ホーネッツはワッツが監督になっていて、レイダースにはキーンや眉村もいた。→どうしてホーネッツとレイダースにばかり主要な登場人物が集まっているのでしょうかねぇ?こういう所も都合がよすぎるてゴミとしか言いようがない...)

その頃、薫は吾郎の子供を産もうとしていて、病院にいて、出産し...

原作漫画と同様に、物語を完結させようということで、あれこれ詰め込もうとしたことで、何を言いたいのかが分からない酷い結末がそのままということで、6th.は完全に駄作ということを証明しただけの最終回でした。(先週の予感(「原作漫画と同様に適当にという悪い予感がしますね...」)が的中でした。)

 

↓最新巻はこちら

MAJOR(メジャー) 77 (少年サンデーコミックス)

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  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/09/17
  • メディア: コミック

MAJOR(メジャー)/ 77 特別版 イラスト集付 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)

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  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/09/17
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↓内容はこの辺りを詰め込みすぎただけで...

MAJOR(メジャー) 75 (少年サンデーコミックス)

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  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
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MAJOR(メジャー) 76 (少年サンデーコミックス)

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  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/05/18
  • メディア: コミック

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メジャー(6th.)#24 [アニメ]

最終回の1つ前の物語。前シリーズでも同様であったが、最終回とその1つ前となると、クライマックスを迎えるはずなのに、本シリーズでは最終回の1つ前か1つ前がクライマックスを迎え、その後は次のシーズンに向けた繋ぎとなっていた。それだけに、前回でホーネッツの地区優勝が決まり、吾郎が故障でリタイアというところで、物語としたら幕を下ろした方が良かったのに、無理矢理続けていると言った内容で、どうでも良いような内容でした。

一応、ギブソンとジュニアのワールドシリーズ出場を賭けた対決があるものの、他にも色々とエピソードを詰め込んでいるため、「あっそう」というような薄っぺらいだけの展開では盛り上がりません。

どうせやるなら、じっくりと描くべきであって、原作漫画と同様に、野球の試合を描くために無理矢理詰め込んだという印象がそのままでした。

で、そういう対決のがありながら、清水のヤキモチに関しては単にギャグにしか成っておらず、今回の物語には不要な要素でした。

ワールドシリーズ出場を賭けたプレーオフが始まるが、血行障害の手術を行った吾郎は入院中であった。また、ワッツも入院中だった。吾郎は故障があることをチームに隠していたとして、徹底的に管理されることになり、ソフィアが吾郎の食事の世話を含めて監視することになった。

プレーオフでは、ホーネッツは勝ち進んでいて、もう一方ではギブソン親子がワールドシリーズ出場を賭けた試合を迎え。タイで最終試合を迎えていた。父・ギブソンを打てないジュニアだったが、最終回の逆転スリーランで勝利して、ジュニアのいるレイダースがワールドシリーズ出場を決めた。

一方、清水は吾郎の手術が終わったことから電話を入れるが、電話越しに女(ソフィア)の声を聞き、誤解をして...

話を詰め込みすぎていて、纏まりのない穴埋め的な物語になっただけで、次回が最終回でなければ「打ち切り」の声が出ても良いような酷い内容でした。

次回は最終回。まあ、原作漫画と同様に適当にという悪い予感がしますね...

 

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MAJOR(メジャー) 77 (少年サンデーコミックス)

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↓この辺りの物語です。
MAJOR(メジャー) 74 (少年サンデーコミックス)

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メジャー(6th.)#23 [アニメ]

残り回数を考えると、今回が物語としたらクライマックスだったような気がする物語でした。内容的には本作主人公の活躍と故障というお馴染みの展開を描いただけで、物語的にはお約束という内容でしたけど...

勝った方がリーグ優勝となって、プレイオフ進出となるホーネッツ対コヨーテスの試合。8-8の同点となって試合は延長戦に突入し、吾郎も3イニングス目に入っていた。が、血行障害があるとは思えないような快速球を投げ続け、コヨーテス打線につけいる隙を与えず、連続三振を奪っていた。で、10回表も三者連続三振となって、この試合で9人連続三振を奪った。その裏のホーネッツの攻撃もチャンスを掴めず、試合は11回表へ。で、大リーグ記録は10人連続奪三振ということで、その記録に並ぶかが注目された。

が、この回は今までと違っていて、スピードが落ちてきた。2ストライクと追い込んだが、94マイルの球で、あわやホームランという大飛球を打たれる。(好守に救われる。)が、吾郎は左腕を押さえてマウンド上にうずくまってしまった。

監督をはじめ、ナインがマウンドに集まる。後のピッチャーは肩を作り始めたばかりといこともあって、吾郎は何でもないと言って続投を志願する。キーンも次のピッチャーが出来るまでの時間稼ぎということで、吾郎は続投する。粘るバッターに投げ続け、時間を十分に稼ぎ、101マイルの快速球で三振を奪うと、吾郎は、後をチームメイトに託して自らマウンドを降りた。

ベンチに下がった吾郎は朦朧としていて、医務室に向かう。ワッツに声を掛けられ、言葉を返したが、その後で倒れてしまい、病院へ運ばれた。吾郎が倒れたことがベンチに伝わると、キーンは、吾郎の血行障害のことを口にした。黙っていたことを責められるキーンだったが、吾郎の闘志を語り、それがナインに火を付けた。

ホーネッツは吾郎の気持ちを受け継ぎ、ロイが出塁する。コヨーテスは、今日の試合ではブレーキとなっているマードックとの勝負を選択し、そのマードックが優勝を決めるサヨナラホームランを打ち、25年ぶりの優勝を果たしたホーネッツ。

吾郎が入院している病院。ホーネッツ・ナインがシャンパンを持って見舞いにやってきて、吾郎もシャンパン・ファイトを味あわせたのだった。

シーズンと言うことでは、プレイオフ、そしてワールドシリーズが残っているものの、吾郎の物語としたらここまでという感じですね。(残りが2話ですから...)ということもあって、この試合の様子が日本でも生中継されていて、吾郎の家族や清水の家族たち、吾郎の高校時代の仲間たち、更には佐藤たちもその中継を見ているところも描かれていたので、お馴染みのキャラクターも顔見せが行われている。で、次回はギブソンとジュニアの親子対決のプレイオフということで、いよいよ終了という所に来ましたね。原作漫画とは異なる幕引きで、アニメシリーズに幕を下ろすことを期待したいところですが、果たして...???

 

↓今週発売の最新巻

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物語としたらこの辺りです。↓
MAJOR(メジャー) 74 (少年サンデーコミックス)

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