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太田裕美『まごころ』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1975年2月に発表された彼女の1st.アルバムである。また、前年11月にリリースされているデビュー・シングル曲も収録されている。キャンディーズのメンバー候補であったことも、後に知られるようになっている彼女であるが、アイドル路線ではなく、シンガーとしてデビューすることになり、その路線と言うことを意識したピアノの弾き語りでデビューした彼女の記念すべき1st.アルバムである。また、本アルバムはオリコンでは45位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『雨だれ』『幸福ゆき』『あなたに夢中』『雨の予感』『ひとりごと』『夏の扉』『やさしさを下さい』『心さわぎ』『グレー&ブルー』『ぬくもり』『白い季節』『雨だれ(リプライズ)』。

前年11月(本アルバム・リリースの三ヶ月前)にリリースされたデビュー・シングル『雨だれ』(B面曲は『白い季節』)がシングルとしてリリースされているが、この曲はオリコンで最高位14位を記録するヒットになった。

お薦め曲は、シングル曲の『雨だれ』、B面曲だった『白い季節』、更に『幸福ゆき』『雨の予感』『ひとりごと』『グレー&ブルー』という所をピックアップしておく。

全体的におとなしく、派手な所はないのだが、きらりと光る大人のセンスが感じられ、安心して聴いていられる楽曲ばかりが集まっている。確かに、突出した傑作いう曲は無いが、透き通った伸びのある彼女のボーカルと繊細な表現力が大きなものを感じさせてくれている。(『木綿のハンカチーフ』という大ヒット曲が生まれるような予感がある。)

アルバムとしては地味で目立たないものであるが、小粒でもきらりと光る佳曲が集まっており、同時に彼女にとっては記念すべき1st.アルバムであるだけに、一度は聴いておきましょう。

 

まごころ

まごころ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1991/05/15
  • メディア: CD


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尾崎亜美『LITTLE FANTASY』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1979年10月に発表された彼女の5枚目のアルバムである。同時に、東芝EMI時代のラスト・アルバムであり、初の彼女自身の(単独)セルフ・プロデュース・アルバムである。→ある意味、彼女の集大成とも言うことの出来るアルバムである。(前作までの共同プロデューサだった武藤敏史は、本アルバムではエグゼクティヴ・プロデューサということになっているので、彼も本アルバムに関わっている。)

収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、2009年に再発された時に2曲のボーナス・トラックが追加されて全12曲となっている。収録曲は以下の通りである。『FOR YOU』『LITTLE FANTASY』『BLUE CITY』『香港紙人形』『RAIN WALTZ & LOVING YOU』『ジェシー』『スローダンシング』『少年の炎を消さないで』『心にメイクアップ』『午前五時の旋律』。(以下、ボーナス・トラック)『ジェシー(シングル・ヴァージョン)』『回転木馬(シングル・ヴァージョン)』。

この中からは、アルバム・リリースの8ヶ月前に『ジェシー』(B面曲は『回転木馬』)が、空にアルバム・リリースの4ヶ月前に『スローダンシング』(B面曲は『心にメイクアップ』)がシングルとしてリリースされている。(そのため、やはり「シングル・カット」と言うよりも「シングル曲を収録した」と言った方が正解ですね。)

お薦め曲は、『FOR YOU』『LITTLE FANTASY』『ジェシー』『スローダンシング』『心にメイクアップ』『午前五時の旋律』という所をピックアップしておく。

セルフ・プロデュース・アルバムは、ミュージシャンが自分の殺りたいようにやることが出来るものの、場合によってはそれがとんでもない方に走ってしまって、やり過ぎたことによる凡作になってしまうこともあるのだが、本アルバムではそういうこともなく、繊細で豊かな表現力によって素晴らしい彼女の世界を表現している。また、完成度も高く、傑作となっている。「聴くべし」ということになる名作である。

 

LITTLE FANTASY(紙ジャケット仕様)

LITTLE FANTASY(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: CD

LITTLE FANTASY

LITTLE FANTASY

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1993/04/07
  • メディア: CD

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尾崎亜美『PRISMY』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1978年11月に発表された4枚目のスタジオ・アルバムである。前作から僅か4ヶ月という短いスパンで発表されたアルバムである。前作と同様に武藤敏史との共同プロデュース作品でる。

収録曲は以下の全10曲である。『あなたはショッキングシャイン』『気分を変えて』『パーフェクトゲーム』『気紛れ予報』『テンダーレイン』『コズミックブルー』『少年の日のメリーゴーランド』『白夜』『テンプテーション』『私は愛を唄わない』。

この中からシングル・カットされたのは、アルバムよりも一ヶ月先行してリリースされた『あなたはショッキングシャイン』である。(B面曲は『私は愛を唄わな』であった。)

お薦め曲はシングル曲の『あなたはショッキングシャイン』、それ以外からは『気分を変えて』『気紛れ予報』『少年の日のメリーゴーランド』『白夜』という所をピックアップしておく。

前作同様に、内容も良く、彼女の世界にたっぷりと浸ることが出来るアルバムである。が、強いて言うと、前作と比べると、これというインパクトが不足しているように感じられるところがある、ということですかね...

次作が東芝EMI時代のラスト・アルバムになり、これまでの集大成というものになる一歩手前に位置づけられるアルバムであるだけに、やはり、聴いておきたいアルバムの一つである。

 

PRISMY(紙ジャケット仕様)

PRISMY(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: CD


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尾崎亜美『STOP MOTION』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1978年7月に発表された彼女の3枚目のスタジオ・アルバムである。前作から1年1ヶ月ぶりのアルバムであるが、これまでのアルバムと異なるのは、彼女自身が共同プロデュースという形で、自身のアルバムのプロデュースまで手掛けているということである。(武藤敏史との共同プロデュースである。)このことによって、より彼女の意図する音作りが行われることになり、彼女の世界がたっぷりとでているアルバムになった。

収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、2009年に再発された時に1曲のボーナス・トラックが追加されて全11曲となった。収録曲は以下の通りである。『センセイション』『ジョーイの舟出』『嵐を起こして』『ドランクダウン』『来夢来人』『ストップモーション』『春の予感~I've been mellow』『悪魔がささやく』『もどかしい夢』『ラストキッス』。(以下、ボーナス・トラック)『ストップモーション(シングル・ヴァージョン)』。

この中からシングル・カットされたのは、ボーナス・トラックとして改めて収録されている『ストップモーション』(B面曲は『ラストキッス』であった。)がアルバムよりも5ヶ月早い1978年2月にリリースされたのと、アルバムの一ヶ月前に先行シングルとしてリリースされた『嵐を起こして』(B面曲は『来夢来人』であった。)である。(2曲ともアルバムよれも先にリリースされているので「シングル・カット」ではなく、本アルバムがシングル曲を収録している、と言った方が良いですね。)

お薦め曲は、シングル曲の『ストップモーション』と、『センセイション』『嵐を起こして』『来夢来人』『春の予感~I've been mellow』『悪魔がささやく』をピックアップしておく。

完成度が高く、彼女の世界にたっぷりと浸ることの出来るアルバムである。サウンドの方も、小細工をしないで、ストレートなものが多いこともあって、全体的に聴きやすいものとなっている。たっぷりと彼女の世界を堪能しましょう!

 

STOP MOTION(紙ジャケット仕様)

STOP MOTION(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: CD


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尾崎亜美『MIND DROPS』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1977年6月に発表された彼女の2nd.アルバムである。本アルバムの前に発表したシングル曲の『マイ・ピュア・レディ』がCMソングに使用されたこともあって、それから初のアルバムということで注目されることになった。ここから大ヒット曲は生まれていないものの、シガーソングライターとしての人気を確立することになった。

収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、2009年に再発された時に2曲のボーナス・トラックが追加されて全12曲になった。収録曲は以下の通りである。『太陽のひとりごと』『涙の雨』『BYE BYE MR.RANDOM』『うわさの男』『夢子とかげろう』『BOOMING CRACKER』『』『偶然』『初恋の通り雨』『さよならを言うために』。(以下、ボーナス・トラック)『マイ・ピュア・レディ(シングル・ヴァージョン)』『サンライト』。

この中からシングル・カットされたのは『初恋の通り雨』であって、彼女の4枚目のシングルとして、アルバム・リリースの翌月にリリースされた。尚、ボーナス・トラックの『マイ・ピュア・レディ』は、『初恋の通り雨』の前の彼女の3枚目のシングルであって、同年2月にリリースされている。

お薦め曲は、シングル曲の『初恋の通り雨』と、『太陽のひとりごと』『涙の雨』『うわさの男』『さよならを言うために』と言うところをピックアップしておく。

彼女の出世作となったアルバムであるが、初々しさもあって、前向きに取り組んでいる所がヒシヒシと伝わってくるなど、内容的にも音楽的にもじっくりと聴きたくなるだけの要素に満ちている。じっくりと聴き込みたくなるアルバムであるだけに、ゆっくりと聴いてみましょう!

 

MIND DROPS(紙ジャケット仕様)

MIND DROPS(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: CD

MIND DROPS

MIND DROPS

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1993/03/03
  • メディア: CD

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オフコース『Back Streets of Tokyo』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1985年8月に発表されたアルバムが、オリジナル・アルバムではなく、セルフカヴァー・アルバムである。しかも、海外進出を見越しての英語でのカヴァーである。本アルバムはオリコンで1位を獲得していて、彼らのアルバムとしては、4枚のオリジナル・アルバムとサントラ・アルバム、ベスト・アルバムを含めて7作連続で1位を獲得することになった。(同時に1位を獲得した最後のアルバムとなった。)

収録曲は以下の全8曲である。『FOOL (WHAT DOES A FOOL DO NOW)』『SECOND CHANCE』『LOVE'S DETERMINATION』『HER PRETENDER』『EYES IN THE BACK OF MY HEART』『MELODY』『LOVE'S ON FIRE』『ENDLESS NIGHTS』。

この中からシングル・カットされたのは『ENDLESS NIGHTS』であり、オリコンで最高位26位を記録している。また、B面曲は『EYES IN THE BACK OF MY HEART』であった。

いずれもがセルフカヴァーであることから、曲としては馴染みのあるものである。(一部ではアレンジがオリジナルから変わっているが、別曲という様な変化では無い。)が、日本語ではなくて英語で歌っていると、お馴染みの曲でも別曲のような雰囲気がある。この点では新鮮さもあるので、こういうことを試みるのは悪いことではない。が、アメリカ進出を狙ったということでは、単なる英語でのセルフカヴァーでは...ということで、本気でアメリカ進出を狙うのであれば、中途半端に感じられたのも事実である。

結局は、それなりのアルバムという範疇に収まってしまったのが残念なところであった。尚、英語でのアルバムということでは、洋楽のA.O.R.アルバムのような雰囲気があるので、あまり洋楽を聴かない人であればともかく、洋楽をよく聴く方には、中途半端過ぎるアルバムでしか無かったのが残念なところであった...(結局、4人になったオフコースは終わった、ということを強く感じさせることになったアルバムでした。)

 

Back Streets of Tokyo

Back Streets of Tokyo

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ファンハウス
  • 発売日: 1994/05/25
  • メディア: CD


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オフコース『The Best Year of My Life』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1984年6月に発表された彼らの11枚目のアルバムである。前作から約2年ぶりとなった本アルバムは、鈴木康博が抜けて4人になったオフコースとしての最初アルバムであり、かつ、3年間の活動というように期間を限定しての再出発となったアルバムである。また、タイトルに「BEST」の文字があるが、ベスト・アルバムではなく、通常のスタジオ・アルバムである。チャート成績は、オリコンで1位を獲得している。

収録曲は以下の全9曲である。『恋びとたちのように』『夏の日』『僕等の世界に』『君が、嘘を、ついた』『緑の日々』『愛を切り裂いて』『愛よりも』『気をつけて』『ふたりで生きている』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。アルバム・リリースの2ヶ月前に先行シングルとしてリリースされた『君が、嘘を、ついた』(オリコンで2位を記録、B面曲は『愛よりも』)、アルバム・リリースの翌月にリリースされた『夏の日』(オリコンで15位を記録)、その2ヶ月後にシングル・カットされた『緑の日々』(オリコンで14位を記録)である。

お薦め曲は、ヒット・シングルの『君が、嘘を、ついた』と『緑の日々』、それ以外からは『恋びとたちのように』をピックアップしておく。

サウンドが変わり、ポップな要素が出ていることを思うと、これまでとは異なる切口の聴きやすさがあって、これはこれで悪くなく、「新生オフコース」ということが感じられる。が、「オフ・コース」時代から聞いていた者とすると、片翼飛行になったという印象が強く、変わりすぎてしまったという印象の方が強いのも事実である。(そのため、彼らのラスト・アルバムというように認識されていることもある。)

まあ、これはこれということで...

 

The Best Year of My Life

The Best Year of My Life

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ファンハウス
  • 発売日: 1994/05/25
  • メディア: CD


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オフコース『I LOVE YOU』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1982年7月に発表された彼らの10枚目のアルバムである。前作に続いてオリコンで1位を獲得するヒットになっているが、内容的には今一つで、黄金期も終盤に突入したと言うことを感じさせるアルバムである。本アルバムは全国ツアーを行っている合間に録音され、そのツアーが終了すると直ぐにリリースされたことも関係しているのでしょうかねぇ~

収録曲は以下の全9曲である。『YES-YES-YES』『素敵なあなた』『愛のゆくえ』『哀しき街』『揺れる心』『きっと同じ』『かかえきれないほどの愛』『決して彼等のようではなく』『I LOVE YOU』。

この中からシングルトシテリリースされているのは2曲であるが、いずれもがアルバムよりも先にリリースされているので、形の上ではアルバム・リリース後にシングル・カットされた曲は無いことになる。シングル曲は、アルバム・リリースの1年1ヶ月前にリリースされた『I LOVE YOU』と、アルバム・リリースの1ヶ月前にリリースされた『YES-YES-YES』である。尚、奇しくもこの2曲は、共にオリコンで最高位6位を記録している。(アルバム収録の『I LOVE YOU』は、シングル・バージョンではなく、改めてレコーディングされたものである。)

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『YES-YES-YES』と『I LOVE YOU』、そして『素敵なあなた』『かかえきれないほどの愛』をピックアップしておく。

記録上は黄金期にある作品であるが、レコーディングの時に5人が一同に揃うこと無く行われていることもあって、彼らのパフォーマンスとしては100%のものが出ていないことが分かってしまう所がある。そのため、持ち寄り、やっつけで完成させたアルバムというであり、「オフコースは前作で終わった」と言う声もあることが強く感じられる。

レコーディングの時期は確かに全盛期であり、ツアー中ということがあるにせよ、アルバム製作という姿勢を考えると、疑問のあるアルバムである。結果的にそういうものが彼らの黄金期に幕を降ろすことになるのだが、それも当然ということまで伝わってしまうアルバムであって、残念な印象の方が先に来るアルバムである。(だからといって、内容がゴミのようなものという訳ではなく、それなりの価値はあるのは言うまでも無いですが...)

 

I LOVE YOU

I LOVE YOU

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: CD

I LOVE YOU(紙ジャケット仕様)

I LOVE YOU(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: CD

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オフコース『over』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1981年12月に発表された彼らの9枚目のアルバムである。前作同様にオリコンで1位を獲得した大ヒット・アルバムである。尚、同年9月にリリースされたベスト盤も1位を獲得しているので、3枚連続しての1位獲得と言うことになった。(次作とその次のサントラ盤まで、5枚のアルバムが連続1位と言うことになる。)ということで、正に黄金期真っ直中のアルバムである。ただ、鈴木の脱退騒動や解散の噂があった時期でもありました。

収録曲は以下の全9曲である。『心はなれて』『愛の中へ』『君におくる歌』『ひととして』『メインストリートをつっ走れ』『僕のいいたいこと』『哀しいくらい』『言葉にできない』『心はなれて』。

この中からシングル・カットされたのは、アルバムと同日リリースとなった『愛の中へ』(オリコンで最高位23位を記録)が1st.シングルで、その3ヶ月後に『言葉にできない』(オリコンで最高位37位を記録)がB面曲として『君におくる歌』とのカップリングで2nd.シングルとしてリリースされている。また、次のアルバムからの1st.シングル(『YES-YES-YES』)のB面曲として『メインストリートをつっ走れ』が収録されている。

お薦め曲は、シングル曲の『愛の中へ』と、『君におくる歌』『ひととして』『哀しいくらい』『言葉にできない』という所をピックアップしておく。

全盛期の後半に位置するアルバムであるが、そういう時期では何かと本業以外のことが賑やかになってくるもので、本アルバムは、そういう外野の声が五月蠅い時期に発表されることになったため、何かと話題になったが、アルバムとしての完成度は流石であって、外野の声など何処吹く風ということになった。(プロであれば、こういうのは当たり前であるが、平然とやってのけるところは流石である。)

サウンドの方は、これぞオフコースという全盛期のものであって、ロック色のある中で、メロディアスな曲もあるなど、完成したサウンドがより発展したものになっている。前作と遭わせて、聴いておいて当たり前のアルバムである。

 

over

over

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: CD

over(紙)

over(紙)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: CD

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オフコース『We are』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1980年11月に発表された彼らの8枚目のアルバムである。前作でブレイクして、黄金時代を迎えることになった彼らであるが、本アルバムからは、発表したアルバムがオリコンで連続して1位を記録するようになるということもあって、名実共に黄金期に突入した時期に発表されたアルバムである。

収録曲は以下の全10曲である。『時に愛は』『僕等の時代』『おまえもひとり』『あなたより大切なこと』『いくつもの星の下で』『一億の夜を越えて』『せつなくて』『Yes-No』『私の願い』『きかせて』。

この中からシングル・カットされたのは、アルバム発表の5ヶ月前にリリースされた『Yes-No』(オリコンで最高位8位)と、アルバム発表の翌月にリリースされた『時に愛は』(オリコンで最高位35位を記録、またB面曲は『僕等の時代』であった。)の2曲である。

お薦め曲は「全部」と言いたくなるほど充実しているが、大ヒット・シングルの『Yes-No』とシングル曲の『時に愛は』、そして『僕等の時代』『あなたより大切なこと』『きかせて』と、評価の高い『一億の夜を越えて』をピックアップしておく。

ジャケットの方も、シンプルで、全く目立つことの無いものであるが、内容の方は充実していて、正に完璧と言うことの出来るアルバムである。兎に角、「欠点の無いのが欠点」と言ったら良いですかね。'80'sという時代を迎えて、ジャパニーズ・ポップスの一つの頂点と言ってもよいアルバムである。聴くしか無いですね。

 

We are

We are

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: CD

We are(紙ジャケット仕様)

We are(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: CD

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