SIMON & GARFUNKEL『OLD FRIENDS』(BOX) [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1997年にリリースされた3枚組のCD-BOXセットである。彼らは'60'sの時代に数多くのヒット曲を放ち、エヴァーグリーン・ミュージックとして現在でも色々と耳にすることが多いが、本BOXは、そんな数々のヒット曲に、未発表曲15曲、更にはライブやデモ、スタジオ・テイクをまとめた全59曲収録というものであり、彼らの歌声を聞くにはこれ以上のものはないという豪華なものである。お馴染みの曲を懐かしがって堪能するもよし、未発表の曲で新たな感動を味わうもよし、ということで、彼らのサウンドのライブラリーとしては完璧である。(二人のソロ活動はまた別扱いです。)
収録曲は、3枚のDISCに及ぶが、DISC 1の収録曲は以下の全19曲である。『Bleecker Street[Demo Version]』『Sound Of Silence』『Sun Is Burning』『Wednesday Morning, 3 A.M.』『He Was My Brother』『Sparrow』『Peggy-O』『Benedictus』『Somewhere They Can't Find Me』『We've Got A Groovey Thing Goin'』『Leaves That Are Green』『Richard Cory』『I Am A Rock』『Sound Of Silence [Single Version]』『HomewArd Bound』『Blues Run The Game』『Kathy's Song』『April Come She Will』『Flowers Never Bend With The Rainfall』。
続いてDISC 2の収録曲は以下の全21曲である。『Patterns』『Cloudy』『Dangling Conversation』『Scarborough Fair/Canticle』『59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)』『For Emily, Whenever I May Find Her』『7 O'Clock News/Silent Night』『Hazy Shade Of Winter』『At The Zoo』『Poem On The Underground Wall [Live]』『Red Rubber Ball [Live]』『Blessed [Live]』『Anji [Live]』『Church Is Burning [Live]』『Fakin' It』『Save The Life Of My Child』『America』『You Don't Know Where Your Interest Lies』『Punky's Dilemma』『Comfort And Joy』『Star Carol』。
そしてDISC 3の収録曲は以下の全19曲である。『Mrs. Robinson』『Old Friends/Bookends』『Overs [Live]』『Most Peculiar Man [Live]』『Bye Bye Love [Live]』『Boxer』『Baby Driver』『Why Don't You Write Me』『Feuilles-O[Demo Version]』『Keep The Customer Satisfied』『So Long, Frank Lloyd Wright』『Song For The Asking』『Cecilia』『Condor Pasa (If I Could)』『Bridge Over Troubled Water』『Only Living Boy In New York』『Hey, Schoolgirl/Black Slacks [Live]』『That Silver Haired Daddy Of Mine [Live]』『My Little Town』。
中には、複数の異なるバージョンを収録した曲もあって、それらを聴き比べることができるというのは、ファンにしたら嬉しいプレゼントなるが、そういう配慮がされているだけに、本BOXの価値は高いことになる。'60'sの時代にリアル・タイムでS & Gのサウンドを聴いた世代の方は、あの時の思い出をということで手元に置いておきたいBOXであり、'60'sサウンドやフォーク系の音楽がお好きな方にはS & Gの名前は聞き逃すことが出来ないだけに、手元にあるべきものである。そして、たっぷりと彼らのハーモニーを堪能しましょう!
今週の「スパイ道2」と「新耳・5th.」(再放送) [ドラマ]
先月から再放送(BS-i)をしている「スパイ道」と今月から始まった「怪談新耳袋」の第5シリーズ。今回は「これぞ!」と言う作品の再放送があった前者と、やっぱり今週も文句を言いたくなる後者でした。(いずれもコレまでに何度かずつ見ていますが、放送していたらやっぱり見てしまいます。)
放送枠は22:00~22:54であるが、一応、22:30で2つに分けられる。よって「スパイ道」は30分枠、「新耳」は24分枠となる。両者に共通しているのは、1話5分のショートストーリーの集まりと言うことである。CMが入るので、前者は5話、後者は4話の放送ということになる。(22:27で切って、CMの時間を減らせば、共に5話ずつ放送できるのですけどねぇ~)
「スパイ道」はスパイをテーマにした作品群で、現在再放送されているのは、そのPART 2になる「スパイ道2 女スパイ編」である。今回はその3回目となり、「一日スパイ まどか」「スパイ昇天 新人産業 スパイ和美」「僕のママは女スパイ、はるみ?!」「スパイ★アリス」「出張ヘルスパイ 麗子」の5本が放送されたが、この中で傑作なのが「一日スパイ まどか」と「スパイ★アリス」である。(何回見ても笑えます。)
「まどか」の方は「スポンティニアス・コンバッション」が出てくるのだが、これは「ケー刑事・フリーク」であればお馴染みであり、日本語に訳すと「人体自然発火現象」のことである。何が面白いかというと、この「スポンティニアス・コンバッション」をアイドル風の歌にして、1日スパイとして派遣されたまどかが歌っているのである。で、「スポンティニアス・コンバッション」という所がやたらと頭に残るのである。(歌っているのは、まどかを演じている葵で、歌の方はあんまり上手くないのだけど、そのズレ方に逆にハマってしまう...)
そして「アリス」の方は、なんといっても佐藤二朗さんの存在である。本作でのジローさんは声の出演ということなのだが、ここで演じているハンプティ・ダンプティ将軍のキャラがとても良いのである。そして、卵の「処刑」というのが笑える。(こういう処刑のやり方だったら、誰にでも出来ます。→卵に顔を描いて、「処刑」をしたくなります。)ただ、後半のアリスの行動(卵は大事にしましょう!)には反感を持ってしまいますけど...
一方、「新耳」の方は、またも文句を言いたい内容でした。こちらは完全に時間枠が開いているから、その穴埋めというつもりで放送しているようにしか思えない...
先週記したように、放送は「1話目のタイトル(5秒)/CM/1話目本編/CM/1話目のテロップ+2話目のタイトル(計10秒)/CM/…/4話目本編/CM/4話目テロップ」ということで、相変わらずの細切れ状態ということで、雰囲気も何もあったものではない。特に今回は「中学の同級生」という前後編の物語があったのだが、CMによる細切れ状態では怖さも何も吹き飛んでしまうだけだった。(最初の放送の録画したものか、リリースされているDVDで見るべきです。)→こういう形の放送は、最初から改善されるとは思っていませんでしたが...(早い話、23時からの「恋日」を忘れないように、端役から待っていた状態と言っても良い。)
もう一つの文句は、前回は5th.の9話までの放送だったので、今回は10話からと思っていたら、10話は飛ばされて11話から14話の放送だったこと。つまり、10話の「大変やぁ」が飛ばされたということである。(これは井口昇監督作で、なかなか面白いのに...)
まあ、もともと23時までの時間潰しということで、放送しているから見ているだけで、しっかりと見るのであれば録画してあるもので見るので、ここに記した不満は出ないのだが、放送の形が悪いと、いちゃもんを付けたくなりますから...
尚、来週の「スパイ道」はいよいよ最後の5本ということになります。一方、「新耳・5th.」は15話を飛ばして16~19話の4本の放送です。→来週も「スパイ道」は面白いので見て、「新耳」は23時からの「恋日」を待つための流し見ですね。で、再来週の6/30とその翌週の7/7は、「新耳」の新作1話50分のスペシャル(7/11にDVDが発売になります)の「黒い男たち」「牛おんな」が放送されます。(主演は早織ちゃんだし、ワクワク!)
恋する日曜日・3rd.24話「きのこの恋」 [ドラマ]
今回の物語は「きのこの恋」という物語で、主演は「恋日・2nd.12話 ~アニー」以来となる秋山奈々。テーマ曲は「けろっこデメタン」からOP主題歌の『けろっこデメタン』です。アニソンの女王・ミッチこと堀江美都子さんの歌う曲はこれで2曲目(15話「明日の笑顔」の『花の子ルンルン』に続いての登場)になりました。(→まあ、貫禄と言ったところですかね。でも、四天王の水木、ささき氏の歌う曲は1曲も登場していないのだけど...)ちなみに、16話と18話では「未来少年コナン」のED/OP曲が使われたので、これを歌っている鎌田直純と山路ゆう子のコンビも2曲登場と言うことになる。(作品は1本ですが...)
また、今回の物語は第4回BS-i脚本賞受賞作品ということで、これで第2回、第3回の大賞受賞作品は「恋日」に登場したことになります。(第1回は「銭形泪・2nd.10話」、第2回が「恋日・2nd.16話 ~夏の記憶」、第3回が「恋日・3rd.7話 ~ジャスト・ニート」です。それでは本編へ行きます。
夜の学校、教室に忍び込んだ山中きのこ(やまなか・きのこ)が何かとゴソゴソしている。頭には泥棒のように頬被りまでしている。何をしていたのかというと、あこがれの先輩の机で、ストーカーとなって先輩のことを調べていたのだった。きのこは新高校1年生で、勉強もスポーツも出来ず、どのグループにも入れなかったパッとしない女子高生だった。(教室で遊んでいる同級生たちの中に、雷ちゃんと零ちゃんフィギュアを手にしている生徒がいました。)そんなきのこは自分なりの価値観で学校生活を楽しんでいた。また、彼女は1年3組の学級委員であったが、押しつけられたものだった。そんな彼女の話し相手になるのは、金髪に染めた外見は不良少年だが、実は不良グループのパシリとなっている同級生の木村竹夫(きむら・たけお)のみだった。(木村は禁煙パイポを吸っている。→タバコを吸ったことは無く、タバコは体に悪い、と言っている。)また彼は園芸委員だった。
きのこは生徒会役員で1学年上で2年1組の桜川直人(さくらがわ・おなと)に憧れていて、彼のストーカーとして、桜川が廊下を通る時間までも把握していた。で、床上の窓から桜川を見ていたきのこに、ヤマンバ・ギャル・グループのヘッドであり同級生の中城うらら(なかじょう・うらら)が声を掛ける。で「折り入って相談がある」と言って話しかけられた内容とは、うららが木村が好きで、仲を取り持ってほしい(「チュウしたい」とうららは言っていました。)、ということだった。で、仕方なく木村とうららをくっつけようとして策を練って動き出し、唯一の話し相手の木村を陥れて、うららとつきあい始めさせた。
うまくいったということで、今度はうららに「好きな奴がいんだろう」と言って、お礼がしたいということで、きのこの好きな相手の名前を聞き出した。で、桜川の名前を言ったきのこに「分かった」とうらら。で、廊下で桜川を捕まえて「つきあえ」と強要する。が、それを見たきのこが止めに入り、「あんなことされて付き合う人間が何処にいるんですか」と怒るきのこ。が「お礼がしたかったんだよ。おめえと桜川くっつけるまで、あたいは引き下がらねぇ。」とうらら。で、キノコは仕方なく、認めることにした。
2-1の体育の授業(サッカー)の様子をデジカメで木陰から撮影しているきのこは、うららの背中に乗って桜川を追っていた。桜川一人だけジャージをはいておらず短パンだった訳を尋ねたうららに「私が盗んだからですよ」ときのこ。ジャージが欲しかったのではなく、桜川の短パン姿の写真を撮影したかったのだった。で、きのこは桜川のストーカーとしてエスカレートしていくことになるが、うららを上手く利用していたのだった。
昼食の時、うららが苦労してゲットしたショウガ焼き弁当(これはなかなか手に入らない弁当であった)をきのこが奪い、ご飯に栄養剤をふりかけて食べさせようとする。(桜川の親のことを調べていて、栄養バランスに問題がある、というきのこ)で、桜川の臭いで彼がやってきたことを察知して、上手いことショウガ焼き弁当は桜川の手に。(それを眺めているきのこは幸せに満ちていた。)
また、きのこは陰謀を張り巡らせていて、桜川の彼女を怒らせて別れさせることに成功した。それは桜川が女性と仲良くしている合成写真を作ったのだった。(が、体の肌の色と顔の肌の色が全く違うというお粗末な合成写真でした。)
そして、今夜9時に学校に集合、と言ってきのこのストーカー活動は更に続く。2-1の教室に忍び込んだきのことうらら。それぞれ泥棒のような頬被りをしている。うららを見張りに立たせたきのこは桜川の机に顔をスリスリしていた。そんなきのこは机の中から物理のノートを発見、で、宿題を解くと言ってやり始める。(が、きのこはうららに次いで成績が悪く、しかも1学年上の物理って...)「愛の力あればこそです」「先輩は宿題の範囲をこうやって印を付けているんです」と年期の入ったストーカーという所を見せる。
うららはきのこのストーキングに呆れていた。が、「私の学校生活の唯一の楽しみですから」と言うきのこ。うららは「絶対に青春の過ごし方間違っているよ」とまともなことも口にする。で、ヤマンバのグループに入れてやろうか、と持ちかけるが「私は一人が好きなんです」と断るきのこだった。
うららは桜川が好きな理由を問う。で、生徒会に清掃デーの代表者(誰もやってくれなかったから、自分が代表者だった)を提出しに言った時、桜川はきのこの名前を反芻し、名前を可愛いと言って笑顔を向けたと語ったきのこは突然走り出し、更には踊り出す。「体から感情があふれ出す」と言っていました。(→なんか、危ないですねぇ~)で、その笑顔に参ってしまったのだった。
うららは、笑顔を見せたことが桜川の災難だった、と口にするが、そういう些細なことはよくあることでして... そんなうららはストーキングの手伝いではお礼をした気にはならないと言って、ストーキングの手伝いはしない、と宣言する。(まあ、これは正常ですね。)
が、きのこに言いくるめられたのか、放課後、下校する桜川の後を付けるきのことうらら。(やっぱりストーキングは続く。)が、そんな中、木村が反対側からやってきて、桜川の正面に立ちはだかる。で、鞄から金槌を取り出すと「金出せよ!」とカツアゲをしようとする。(それを見たうららは「頑張れ!木村!」と応援しようとする。)きのこは慌ててうららを引っ張っていき、木村にうららをぶつけて、カツアゲを止めさせ、桜川を助けた。
木村に訳を尋ねるきのこ。木村は何も出来ない自分でも、カツアゲが出来たら不良の仲間に入れるのではないかと思ったのだった。これに桜川が「気にしていることが小さい」と言って木村を諭した。が「ガン飛ばされた時はかなりビビッた」と言う桜川。しかし未遂と言うこともあって木村を許した。また、きのこにも助けられたことでお礼を言う。するときのこの頭の中の妄想は一気に暴走して、桜川との結婚式の様子が頭に浮かんだ。(奈々ちゃんのウエディング・ドレス姿が拝めます。→「回転少女」の妄想が一段と大きくなっている...)
そんなきのこは桜川のメールを教えてもらおうとする。が、木村もそれを申し出る。が、冷静な桜川は「友達、大丈夫?」と言って足下を指さした。というのは、倒れているうららにきのこが乗っかっていたのだった。
後日、うららは「山中きのこ、恐るべし」と言ってきのこを恐れるようになっていた。が、きのこがうららの前に現れる。で、きのこは昨日桜川と2度もメールしたと報告し、「これからもよろしく御願いします」と言ってうららを更に利用しようとしていた。逃げようとするうららだったが、きのこの手はうららを捕らえていて、「おはようのメールをしよう」と言ってメールを作成し始める。が、「今日はお母様、手料理作ってくれますよ」と言うメールを誤って送ってしまった。で、「うららちゃん、先輩の記憶を消して下さい」と頼むきのこ。うららは「そんなこと出来るか」と言うと、きのこは金槌を手にして走り出して行った。後を追いかけるうらら。で、隠れて桜川を待ち伏せしよう言うきのこだったが、うららは「やらねぇ」と行って逃げ出した。(階段を走って下りていく所でカメラ目線で「睫毛が取れた!」と言ったうららが、かっさらっていきました。)後を追いかけるきのこだったが(こちらもうららに対抗してか、カメラ目線で)「重いから止~めた」(ウインクして終了でした。)
今回の物語、Aパートは約14分半、Bパートは11分半でした。主題歌はラストのキャスト、スタッフの名前が出る所で流れました。今回もテロップの流れが(前回に続いて)早いと思ったら、一旦主題歌が停止して「重いから止~めた」と言う台詞が入り、再び曲が流れ、全白画面にフェードアウトしていくと「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」といつもの注釈テロップが出て終わりました。
今回の物語は、シュールなコメディということでは、第2クールに入ってからの「恋日・3rd.」らしい作品で、ちょっと怖い独特の世界を生み出したのは良かったのですが、ケチも結構多く付けられる物語でもありました。何せ、ベースになる「ストーカー(ストーキング)」という要素は4話「レンズ越しの恋」で既に使われていたものであり、更には14話「尽くす女の恋」や16話「ゴーゴーヘブン」などのコミカルであり、独自の世界観という要素も混ざっていて、挙げ句の果てには(主演の繋がりもあったのか)「東京少女 ~回転少女」の要素も出てきたとなると、どうも新鮮みが無くなってしまったのが残念なところでした。(言い方は悪いが、冷蔵庫の残り物を使って在庫一掃のあり合わせの料理を作ったと言った感じでした。)→今回の物語、単独ではそれなりの面白さがあるものの、24話という位置が悪かったと言えます。「恋日」は1話完結のオムニバス形式とはいうものの、1話から順番に見ていると、同じような要素があると、どうしても後の方の物語は霞んでしまいます。ということで、今回の物語は、コメディ、シリアスが交互となっていた辺りに、16話か18話にしていたら良かったと思います。(19話の「アダルトな恋」があまりにも凄かっただけに、これを25話にするべきだったと思います。)
で、奈々ちゃんは奈々ちゃんで頑張っていたけど、最後はあじゃ(うらら)に食われた形になっちゃって、主人公の陰が薄くなるエンディング(うららの「睫毛が取れた!」がその象徴でした。で、その挽回策がきのこのウインクだった?)はかえって新鮮だったかも...
次回の物語は「三姉妹」という物語である。主題歌は「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」からOP主題歌の『裸足のフローネ』です。(作品は違ったけれど、「世界名作劇場」の作品からという筆者の読みが当たりました。)こうなると、ナビで丹羽Pが口にしたもののここまで使われていない「ガンダム」は最終話には出てくるでしょうね。(でも、1曲じゃなく、メドレーの様な形で複数出てくる予感が...)主演は岡本杏理ということで、またも夏帆ポンと同じ事務所の後輩('94年生まれ)ということで、こうなると将来の銭形候補としてエントリーしたと考えて良いのでしょうね。(で、彼女が8代目となったら、分家の四姉妹の末っ子も現役中学生刑事ということが可能になりますが...)次回予告を見た感じでは、シリアス系の物語で、女子高生、中生姉妹の恋の物語のようです。
今回も、番組終了後、次の「うさもち」までの間の15秒のCMは「銭形海」の番宣でした。次回もコレが流れ、最終回は初回予告があるものの、やっぱりこれが流れるのでしょうね。(初回予告の15秒バージョンにしてもらいたいところですが...)
↓今回の主題歌関係
テレビアニメ スーパーヒストリー 8「けろっこデメタン」~「新造人間キャシャーン」
- アーティスト: テレビ主題歌, 堀江美都子, ミッチーとチャタラーズ, 大杉久美子, 肝付兼太
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1998/10/21
- メディア: CD
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2002/08/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2002/07/25
- メディア: DVD
↓コレまでの「恋日」シリーズ。
- 出版社/メーカー: KINGRECORDS.CO.,LTD(K)(D)
- 発売日: 2007/09/05
- メディア: DVD
この小説がすごい!―BS-i「恋する日曜日・文学の歌」原作集
- 作者: 宮沢 賢治, 田山 花袋, 武田 麟太郎, 林 芙美子, 佐々木 俊郎
- 出版社/メーカー: シーエイチシー
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
堀北真希in恋する日曜日私。恋した―BOMB PERFECT CINEMA VISUAL BOOK
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
全図解 セクハラ・DV・ストーカー・ちかん―被害者を救う法律と手続き
- 作者: 中野 麻美, 飯野 財
- 出版社/メーカー: 自由國民社
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
リアルな合成写真のつくりかた―プロが教えるPhotoshopおもしろ画像作成テクニック
- 作者: 吉田 浩章
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
Photoshopレタッチ&合成プロ技コレクション―写真をグレードアップできるテクニック満載!
- 作者: 根本 英則, 日本コマーシャルフォト
- 出版社/メーカー: エクスメディア
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
ケータイ刑事銭形雷10話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
BS-iの再放送枠(毎週日曜日朝10時)に合わせて書いている「[裏ネタ編]」。早いもので、話数も二桁に乗り、今回の物語は第10話「昆虫大パニック!? ~恐怖の殺人蚊殺人事件」です。この物語は前回と同一ゲストであるが、全く別の物語である。(ネタとして一つだけ前回を思い出させる所がありますが...)前回が「怪物」キャラを元にした物語であったが、今回は(一応)普通の人間のキャラということになっているが、登場人物の名前(苗字)に全て動物の名前が入っている(しかも、「桃太郎」を意識している)ということで、今回はゲスト・キャラクターの名前について述べることにする。
尚、物語(内容)については、過去に記した記事の方をご覧下さい。BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
「ケー刑事」においては登場人物の名前までも非常に凝っていて、いくつかのパターンがある。ストレートなのは、スタッフの名前をそのまま使う場合であり、丹羽Pをはじめ、何人かの監督、脚本家、スタッフ、関係者が実名で登場している。(丹羽P(「零・1st.5話」)や脚本の林先生(「舞・7話」)は殺されていますし...)。そして、スタッフの名前をちょっとだけいじったものにする場合も多く、これらは「ケー刑事・ワールド」をご存知の方であれば思わず頷いてしまうものである。(逆に、「ケー刑事」の初心者の方には「何のこっちゃ?」ということで分からないままスルーしてしまうでしょうが... →「分かる人だけ分かれば良い」というスタンスの「ケー刑事」ですから、分かろうとするにはそれなりの努力をしなければなりません。)
「ケー刑事」では色々な作品のパロディということで他の作品をネタとする場合が多いが、その場合は元ネタとなる作品の関係者や登場人物の名前をいじって付けることも行われている。(このパターンの物語だと、ケー刑事」初心者の方でも比較的分かりやすいでしょうね。)但し、元ネタ作品の登場人物だったらば分かりやすいが、元ネタ作品のスタッフの名前を使われると、少し難易度が上がり、「雷・2nd.3話」のように、40年も昔の作品を元ネタにするようになると、非常に難易度が高くなることもある。
で、今回の物語では、元ネタとなる作品は無いが、登場人物の名前は「桃太郎」に登場する動物の名前を入れるという凝りようを見せている。(雉山博士、犬川、猿谷)→レベルとしたら高くないが、ある特定のテーマに沿った名前の付け方であり、これは何度も行われている。テーマに気づけば誰にでも分かりやすいということになり、今回の物語はその典型的な一例となる。
ところで、動物の名前を登場人物の名前にした物語は、これまでにも何回かあった。その中でも面白かったのが、「愛・15話」で、五代さんのかつての相棒の名前が猫田、犬飼、牛丸というものであった。そして「泪・1st.6話」ではそれが一段と徹底していて、被害者が熊谷、容疑者となったのが牛沢、鮭山、犬飼、しかも人物としては物語には出てこないが、事件現場となった会社のホワイトボードにある社員の名前にも全て動物の名前が全て入っているという凝りようであった。(犬飼、鷹見沢、鷲沼、鳥野、猿山、牛沢、猿谷、鮫島、亀井、羊飼、亀田、馬場、馬見塚、鳥山、海老名、鶴川、大虎)。また、「舞・3話」では、Mr.ロバに乾虎子、犬飼、「泪・1st.5話」では3人に全て「亀」という字が入っている名前というものもありました。
ところで、「犬飼」という苗字の人物の登場が多いが、今回の物語では「犬川」ということで「犬飼」ではありませんでしたが、動物ではない方の漢字に注目すると「山、川、谷」ということで、自然にあるもので統一されている。また、「桃太郎」の物語にも一応出てきますね。(ということで、色々と拘っています。)
他の回のゲストキャラの名前についても再確認してみるのもまた面白いですよ。
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
↓本文中に記した物語が収録されているBOX
↓誰でもご存知でしょうが、一応...
日本の3太郎 桃太郎・金太郎・浦島太郎―歌と読み聞かせCD付
- 作者: 矢崎 節夫, 村上 豊, 東 逸子, 尾崎 真吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/10
- メディア: 大型本