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大橋純子『フィーリング・ナウ』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1974年6月に発表された彼女のデビュー・アルバムである。短大時代の音楽活動からソウル系の歌い方を身につけたこともあって、デビュー当時から歌唱力は高く評価されていた彼女であるだけに、アルバムとしても彼女の歌をたっぷりと聴かせるもの(曲はカヴァー曲が中心である。)として仕上がっている。(但し、当時はこれというようなヒットには成らなかった。)しかし、後に「ニューミュージック」と呼ばれるようになるジャンルが産声を上げた時期に発表されたこともあって、現在では「ニューミュージック」の創世記を代表するアルバムとして知られるようになった。(「ニューミュージック」という言葉は'80's後半には「J-POP」と呼ばれる様になったことを考えると、その歴史的な位置づけはより大きくなりますね。)

収録曲は以下の全12曲である。『ストップ・ルック・リッスン』『兄弟の誓い』『ア・ソング・フォー・ユー』『ルック・ホワット・ユア・ドゥーイン・トゥ・ザ・マン』『いつも』『突然炎の如く』『夢に消えた夜』『帰り来ぬ青春』『やさしく歌って』『ユア・マイ・ワールド』『鍵はかえして!』『消えゆく太陽』。

この中からシングル・カットされたのは、デビュー・シングルである『鍵はかえして!』である。尚、B面曲は『突然炎の如く』であった。

お薦め曲は、シングル曲の『鍵はかえして!』と、そのカップリング曲の『突然炎の如く』、更に『ストップ・ルック・リッスン』『兄弟の誓い』『ルック・ホワット・ユア・ドゥーイン・トゥ・ザ・マン』と、世界的な大ヒットになったある名曲のカヴァーの『やさしく歌って』をピックアップしておく。

収録曲はカヴァー曲が中心となっているのだが、彼女のソウルフルな歌唱力があるから、世界的なヒット曲をはじめ、いずれの曲もが大人の鑑賞に堪えるものであって、安心して聴くことが出来るものばかりである。尚、派手な所は少ないが、じっくりと聴き入るということではその方が腰を落ち着けていられるので、歓迎する所でもある。

ということで、日本の音楽史の節目の時期に発表されたアルバムであるだけに、じっくりと聴いておきたいアルバムの一つとして、しっかりとチェックしておきましょう!

フィーリング・ナウ

フィーリング・ナウ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: CD



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GROVER WASHINGTON Jr.『MISTER MAGIC』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年2月に発表された彼の4枚目のスタジオ・アルバムである。(1975年には、この後もう1枚のアルバムを発表していて、ブレイクすることになった。)Billboardのジャズ・チャートでは、1st.アルバムから上位にランクインしていたが、総合チャートでは今ひとつであったが、本アルバムは総合チャートでも初めてTOP 10入り(TOP 50以内も初めてである。)を果たし、彼がブレイクすることになったアルバムである。(同年終盤に発表した次作が本作に続くヒットになって、彼の名前が広く知られるようになった。)ということで、彼にとっても大きなポイントになったアルバムでもある。ただ、サウンドの方は、ファンク色の強いものであって、'70's中期らしいものとなっている。

チャート成績は、Billboardの総合チャートで最高位10位を記録し、1975年の年間アルバム・チャートでも26位にランクインしている。また、R & Bチャートとジャズ・チャートではそれぞれ1位を獲得している。(R & Bチャートでは初の1位獲得アルバムとなったが、ジャズ・チャートでは3作連続の1位を獲得することになった。→ジャズ・チャートでは2nd.アルバムから7作連続で1位を獲得している。)

収録曲は、1曲辺りの時間が長いこともあって、全4曲である。(但し、4曲で33分弱である。)収録曲は以下の通りである。『Earth Tones』『Passion Flower』『Mister Magic』『Black Frost』。(最初の『Earth Tones』が12分半弱を占めている。)

この中からシングル・カットされたのは、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Mister Magic』である。但し、アルバム・バージョンは9分弱ということもあって、シングル・バージョンとしてのシングル・カットである。で、BillboardのR & Bチャートで最高位16位、HOT 100では最高位54位を記録して射るが、彼のシングル曲では初めてHOT 100にランクインした曲となった。(R & Bチャートでも3曲目のチャートインであって、2曲はチャートインしていない。)

お薦め曲は、やはりアルバム・タイトル・ナンバーでもあり、シングル・ヒットを記録している『Mister Magic』であって、この曲(ここでいうのは当然のことながらアルバム・バージョンである。)を聴くためだけに本アルバムを入手するのに値するだけの価値がある。また、冒頭の12芬を超える大作の『Earth Tones』もお薦め曲としておく。(が、それ以外の2曲も、聴いておいて損の無い傑作であり、「全曲をお薦め」としたいアルバムである。)

確かに、サウンドの方は'70'sの黒人ソウルでは定番であるファンク色の強いものであるだけに、「'70's」という時代を強く感じることになるアルバムである。この点では、'80'sになってフュージョン系のジャンルから生まれた大人のボーカル・ナンバーである『Just The Two Of Us』とは全く違うミュージシャンのサウンドであるため、'80'sサウンドがお好きな方にとっては「あれっ?」と成るかも知れない。が、ミュージシャンはサウンドが変わっていくというのは当たり前であり、'80's初期の名曲『Just The Two Of Us』を生んだ彼の出世作ということから、しっかりと聴いておきたいところである。

尚、本アルバムはオリジナル盤で全4曲、時間にして33分弱であることを考えると、『Mister Magic』のシングル・バージョンをはじめとするボーナス・トラックをたっぷりと追加収録したものをリリースして貰いたいところである。

 

 

Mister Magic

Mister Magic

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Motown
  • 発売日: 1995/08/22
  • メディア: CD



ミスター・マジック

ミスター・マジック

  • アーティスト: グローヴァー・ワシントンJr.
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/10/12
  • メディア: CD



ミスター・マジック

ミスター・マジック

  • アーティスト: グローヴァー・ワシントンJr.
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2012/01/18
  • メディア: CD


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選挙カーにまつわる話(その2) [選挙関連]

昨日に続いて第4弾となる、第23回参議院議員選挙に立候補した友人の手伝いをしている間に経験した話は、またまた選挙カーにまつわる話です。

候補者と選挙カーとは切っても切れない関係にある。候補者にとっては、選挙カーは、選挙を戦い抜くためのツールの一つであるが、選挙カーの視点から見ると、候補者あっての選挙カーということになる。(実際、候補者の名前を記した看板が取り付けられており、候補者の「動く城」と言っても差し障りないですし...)運転手とウグイス嬢は選挙カーには不可欠に存在であるが、それらはあくまでも脇役であって、主役にはなり得ないのは言うまでも無い。

ということで、選挙期間中となると、候補者は選挙カーで生活をしていると言っても過言では無い。(但し、選挙運動が出来るのは8時から20時までの間である(注意:ネットでの選挙運動は、20時を過ぎてもOKであって、投票日の前日の23時59分まで可能である。→今回の参院選から「ネット選挙運動」が解禁されたため、このようになった。そのため、今回の選挙では、投票日前日の20時以降、23時59分まではネットで選挙運動が行われることになった。そのため、これまでの選挙では投票日前日の20時過ぎになると、選挙運動は終了ということで、選挙事務所に戻ってセレモニーなどが行われることが一般的であったが、今回の選挙では「あと4時間はネット選挙運動を」ということで、選挙運動終了のセレモニーなどは行われていない。→投票日には「選挙事務所」という看板を下げないといけないので、これまでの選挙とは全く違った風景が見られて面白かったですね。)

選挙カーには候補者は必要不可欠であるが、候補者は選挙期間に突入すると、ある意味では祭の御輿である。すなわち、各陣営の集団(チーム)による選挙戦が展開されることになるため、候補者はそのチームの御輿ということになる。(大将であるのだが、選挙戦略は選挙参謀や事務長などのスタッフが中心となって練られることになり、候補者はそれに従って動くことになる為、「大将」というよりは「御輿」と言った方が正しい。)

で、選挙戦も終盤となった金曜日(投票日の前々日)のことであった。昨日記した渋滞に巻き込まれた候補者とは別の候補者の選挙カーがやってきた。この候補者は、新聞社の調査によると、接戦をしているが苦戦していると伝えられていた。そのため、かつての社会党(=現在の社民党)を思わせるような組織力(社会党は労働組合を動員していたが、現在では民主党がそういう傾向が強く、今回の選挙結果は正に「第二の社会党」のような感じになっちゃいましたね...)を動員した選挙戦を展開していた。→実際、この候補者の選挙事務所に行くと、動員した組織力による多くの人が選挙事務所にいて、訪れた人に対する接客も実に素早く、サービスの良い飲食店も顔負けの状態でした。(お茶が直ぐに出てきた。→接客のためにお茶を出すというのは「買収」には当たらないが、酒などを出すと買収となり、選挙違反となる。)

そういうこともあって、精力的にあちこちに遊説に行ったようで、疲労困憊状態ということが直ぐに分かるほどやつれていましたね。で、選挙カーに乗っているものの、手を振ることも無く、ただ選挙カーに置かれた達磨という言葉がピッタリという状態で、「疲れた」「ボケーッとしている」という言葉通りになっていて、まさに候補者は「選挙戦では御輿」であるということを実感しました。兎に角、あれは「人」ではなく、単なる置物と言った方がピッタリでした。

また、その様子を筆者と一緒に見ていた人は、「『候補者は御輿』と言うが、あれは『達磨』そのものだね」と口にしたが、疲れ切っていてボケーッとしていて、手を上げることも出来ないという、漫画があったが、その漫画がそのまま目の前に現れたようでしたね。→よく「漫画みたい」という言葉を耳にすることがあるが、その言葉を地で行くものを目にした、ということでした。

[おまけ]
この候補者の陣営では、選挙戦終盤になって、突如戦略を変えた。それまでは、自公に対して対決姿勢であったのだが、「自公」という言葉を口にしなくなり、「反共産党」ということ一色を言うようになったのでした。そして、「共産党の議員を誕生させると大変なことになる」とも言い出した。こういうことは、特定候補者に対する「ネガティブ・キャンペーン」と言えば聞こえは良いが、実際はこれまでの主張がひっくり返っていて、特定陣営を攻撃するだけの救いようのないことになったのである。(最初から当選見込みが全くなく、供託金没収も確実な泡沫候補では、最初から特定候補に対するネガティブ・キャンペーンしかしないことはあるが、それでも途中で主張を変えることはしない。それを思うと、この陣営は選挙戦途中で有権者を欺しているということがはっきりしただけで、泡沫候補以下の情けなさを露呈しただけでした。)

また、実際、自民党の候補はトップ当選したが、「思ったよりも票が伸びなかった」という結果になったのも事実であり、この候補者の陣営が、選挙戦終盤になって自民党陣営に泣きついて協力を求めたが、これに対して自民党陣営は、選挙区に候補者を立てていなかった公明党に支援するように頼み、公明党の票を回して貰ったということでした。

→結局、何だかんだといって、(共産党を除く)既成政党は持ちつ持たれつであって、ネット選挙運動が解禁となった今回の参院選でも、組織力を動員し、裏では繋がっている旧来からの(批判されている)選挙方法をやっていたということでした。

 ↓こういうものを拾っておきます。

1/5 喧嘩神輿 喧嘩みこし 木製建築模型 ウッディージョー

1/5 喧嘩神輿 喧嘩みこし 木製建築模型 ウッディージョー

  • 出版社/メーカー: ウッディージョー
  • メディア: おもちゃ&ホビー


おてがる 鳳凰(ホーオー)大サイズ   子供神輿などに

おてがる 鳳凰(ホーオー)大サイズ   子供神輿などに

  • 出版社/メーカー: 花王堂本店
  • メディア: おもちゃ&ホビー


神輿図鑑〈3〉

  • 作者: 斎藤 力
  • 出版社/メーカー: アクロス
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 単行本


日本の祭りがまるごとわかる本 (晋遊舎ムック)

日本の祭りがまるごとわかる本 (晋遊舎ムック)

  • 作者: 芳賀日向
  • 出版社/メーカー: 晋遊舎
  • 発売日: 2013/07/04
  • メディア: ムック


東京わが町 宮神輿名鑑

東京わが町 宮神輿名鑑

  • 作者: 原 義郎
  • 出版社/メーカー: 三省堂
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 大型本


神輿大全

神輿大全

  • 作者: 宮本卯之助
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2011/09/09
  • メディア: 単行本



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選挙カーにまつわる話(その1) [選挙関連]

今回は、第23回参議院議員選挙に立候補した友人の手伝いをしている間に経験した話の第3弾として、選挙カーにまつわる話です。

国政選挙だけで無く、知事、都道府県議員、市区町村長、市区町村議員選挙では選挙カーというのは当たり前に使われるものである。が、使用できる選挙カーの台数が公職選挙法で定められているため、選挙区の面積が広い選挙(参議院議員や知事選挙)と、面積が狭い選挙(市区町村長や市区町村議員選挙)では、選挙カーに遭遇する割合が大きく違っている。(特に、市区町村議員選挙では、候補者の数も多いので、嫌になるほど出くわすが、参議院議員や知事選挙では、繁華街や鉄道駅近辺はともかく、住宅街では殆ど出くわさない。)

これは平等な選挙運動が行えるようにするためである。→選挙カーの台数に制限が無いと、組織力があり、かつお金のある陣営は何台も選挙カーを使い、無所属の候補者やお金の少ない陣営では選挙カーを複数使えないなど、不平等になってしまうためである。(よって、各陣営に1台という制限がある。→但し、比例区と選挙区では別枠である。)よって、選挙区が広い参院選では、繁華街に行かなかったりすると選挙カーには殆ど出くわさないのである。

その選挙カーであるが、自動車であるため、運転手が乗っているのは当然である。そして、候補者の名前を売り込むためのウグイス嬢もいる。(ウグイス嬢が乗っていなくて、録音テープを流すという場合も時にはある。)この2人に、候補者と支援者が乗るというのが基本であるため、基本的には4人が乗っているというのが一般的な形となる。(しゃべり続きとなるため、2人のウグイス嬢が乗っていて、交代してマイクで喋るということも一般的である。)

ただ、選挙カーは選挙運動を行うためのものであるため、誰でも乗れるというものでもないのも事実である。(支援者であっても、選挙運動を行っている人であることを示す腕章(選挙委員会から支給されたもの)を付けなければならず、無関係の人を乗せることは出来ない。(人員輸送のための送迎車という使い方も基本的にはNGである。)そのため、選挙カーに乗る、ということは実に貴重な経験になるのである。(「選挙屋」となっている人は別ですけど...)

尚、運転手は「選挙カーを運転する」という特別な業務を行っている、ということになり、ウグイス嬢は専門職ということから、この2人に対しては日当を支払うことが出来る。(ウグイス嬢の方が運転手よりも高額の日当が認められている。但し、日当の上限額、支払うことが出来る人数は公職選挙法で制限されている。しかし、運転手やウグイス嬢だからと言っても、ボランティア(=無償)でということもある。)

運転手の場合は、単に車の運転をするというだけでなく、時間厳守で移動することも必要であるため、渋滞に巻き込まれた場合の抜け道を知っている、一方通行に詳しい、などというタクシー運転手と同様の知識も必要である。

更に、選挙カーは、繁華街での演説を行う場合に配るビラを積んでいたり、その輸送を担っているということもある(駅前での遊説中には、ビラの一時置き場、保管庫ということも兼ることにもなる。)ので、時には力仕事を行うこともある。

時々、選挙カーを使わずに自転車を使って選挙運動をする候補者がいるが、市区町村議員選挙などのように、選挙区の面積が狭く、都市部の選挙区の場合では、機動力のある自転車の方が効率が良いこともある。しかし、参院選のように都道府県単位の選挙区となった場合は、都市部の一部(商店街など)を廻るのには自転車は良いが、やはり選挙カーは必須である。

ある日、筆者のいた事務所の前の通りが渋滞となったことがあって、たまたまそこを通った他陣営の選挙カーがその渋滞に巻き込まれた。(候補者も同乗していた。)車が前に進まないが、政党名と候補者の名前を連呼して、「よろしくお願いします」ということを何度も繰り返していたが、その間、車は全く動いていない様子だった。(同じことを何度も繰り返すというのは、名前を覚えて貰うのにはいいのだが、渋滞で前に進まない中で名前の連呼を延々と繰り返されると、(聴いている方としては)うんざりしてくる。同時に、うっとうしい、迷惑だ、というように感じられるようになってくる。

で、その候補者も、名前の連呼だけというのは流石にどうか?と思ったのであろう。突然、名前の連子がその政党がマニュフェストとして掲げていることに切り替わった。

が、皮肉にも、そうすると渋滞の方が改善されて、そこから直ぐの交差点の通行が良くなり、渋滞の列は直ぐに解消することになった。で、その選挙カーも動き出したため、始まったばかりのマニュフェストの演説の声はまもなく筆者の耳には届かなくなった。→結局、筆者には、その候補者の名前連呼がうっとうしいだけ、という印象だけが残り、マニュフェストについては殆ど耳に届かない形で終わってしまった。

臨機応変に語ることを変えるというのは大事であるが、それを見誤ると、悪いイメージしか残さなくなり、伝えたいことも届かないことになってしまう、という典型的なことを体験したのでした。

「選挙カー」をキーワードとしていくつか拾っておきます。

職業代議士の妻、賞罰なし。―選挙カーの上から見た赤裸々な政界模様

職業代議士の妻、賞罰なし。―選挙カーの上から見た赤裸々な政界模様

  • 作者: 石井 知子
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本



選挙カーから見た信州

選挙カーから見た信州

  • 作者: 松本猛
  • 出版社/メーカー: しなのき書房
  • 発売日: 2011/02/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)














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GREG KIHN BAND『KIHNTINUED』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表されたアルバムである。(「GREG KIHN BAND」名義としては4枚目のアルバムと言うことになる。)前年に発表された『ROCKIHNROLL』がヒットしたことでブレイクすることになった彼らであるが、それに続いて評判の良かったのが本アルバムである。(そして、翌1983年には大ヒット曲『Jeopardy』を生み出すことに繋がるのである。)但し、前作からはBillboardで15位を記録するシングル・ヒットが生まれているが、本アルバムからはそこまでは大きなヒット・シングルは生まれていない。チャート成績は、Billboardで最高位33位を記録している。(前作は最高位32位を記録しており、次作は最高位15位を記録することになる。)

収録曲は以下の全10曲である。『Happy Man』『Every Love Song』『Everyday / Saturday』『Dedication』『Tell Me Lies』『Testify』『Sound System』『Seeing Is Believing』『Higher & Higher』『Family』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Testify』はBillboardのHOT 100にはチャートインしなかったものの、メインストリーム・ロック・チャートでは最高位5位を記録している。そして2nd.シングルの『Happy Man』はBillboardのHOT 100で最高位62位を記録している。(面白いのは、こちらの曲はメインストリート・ロック・チャートでは最高位30位に留まっているということである。)
お薦め曲は、シングル曲の『Testify』と『Happy Man』、それ以外からは『Tell Me Lies』『Higher & Higher』『Family』をピックアップしておく。

サウンドは前作の延長線上にあって、シンセサイザーを取り入れた'80's前半らしいものである。そして本作のサウンドは次作に繋がっていて、大ヒットを生み出すことになった。アルバムとしても纏まっていて、比較的聴きやすいものとなっている。

ただ、全体的に纏まりすぎていて、これぞという目玉となる曲が無く、全ての曲が平凡という範疇にあるのがちょっと残念な所である。(但し、「外れ」という曲や捨て曲は無い。)

彼らのアルバムを聴く場合は、大ヒットとなった次作「KIHNSPIRACY」が傑作であるだけに、そちらを優先すべきであるが、前作「ROCKIHNROLL」と本作の2枚のアルバムは'80's初頭の作品であって、「KIHNSPIRACY」に繋がる要素がたっぷりとあるだけに、「KIHNSPIRACY」に続いてしっかりと聴いておきたいところである。(とは言っても、最初に聴くのはヒットした「KIHNSPIRACY」で、その次は「ROCKIHNROLL」、そして本アルバムはそれに次ぐ三番手にするのといのが常識ですけど...)

↓本アルバムが見当たらないので、彼らの代表作(次作)を拾っておきます。

Kihnspiracy

Kihnspiracy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wooded Hill
  • 発売日: 1998/11/01
  • メディア: CD



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GREEN ON RED『GRAVITY TALKS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表された彼らの2枚目のアルバムである。アメリカ・アリゾナ出身の5人組のバンドである彼らは、1979年の結成時にはパンク系のサウンドを奏でていたが、'80'sを迎えてニューウェーブ系のバンドとして語られるように、当時の先端のサウンドを取り入れた活きの良いバンドとして知られている。(ただ、これという大きなヒット曲を生むことは無かったのですけど...)その後、カントリー系のロックを取り入れたり、ポップなサウンドのバンドとなるように、サウンドが大きく変わっている。

そんな中、本アルバムは、'80's初頭のアメリカン・ロックということの出来るサウンドのアルバムであり、彼らのアルバムの中では、知られているアルバムである。とは言っても、これというようなヒット曲も生まれていないのですが...

収録曲は以下の全13曲である。『Gravity Talks』『Old Chief』『5 Easy Pieces』『Deliverance』『Over My Head』『Snake Bit』『Alice』『Blue Parade』『Thats What Youre Here For』『Brave Generation』『Abigails Ghost』『Cheap Wine』『Narcolepsy』。

お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Gravity Talks』、それ以外からは『Old Chief』『5 Easy Pieces』『Alice』『Cheap Wine』という所をピックアップしておく。

これという大きなヒット曲を生むことは無かった彼らであるが、サウンドを変えながらも'80'sという時代を走り抜いた彼らは1992年に解散したが、その間、結構精力的にアルバムを発表している。(ライブ盤を含めると、発表したアルバムの数は二桁に達する。)それらの中でも、代表作と言うことが出来るのはロック色の強い本作である。

確かに彼らの名前は「'80's」という時代でもマイナーの範疇でしかないが、こういうバンドがいたということから、チェックしておくのも宜しいかと...

 

 

Gravity Talks

Gravity Talks

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird Records
  • 発売日: 2003/01/21
  • メディア: CD



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GREAT WHITE『GREAT WHITE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼らのフル・サイズとしては初のアルバムである。(前年の1983年に5曲入のミニ・アルバムを発表しており、それを含めると2枚目のアルバムと言うことになる。)ただ、本アルバムは大きな期待を背負っていたのだが、当時は全く受け入れられず、散々たるセールスだったことから、レコード会社から契約を破棄されることになったアルバムとして、後に彼らがブレイクしたことで知られるようになったアルバムでもある。一応、チャート成績を記しておくと、アメリカではBillboardで最高位144位、イギリスでは最高位192位を記録して射る。

尚、後にブレイクするものの、初期のアルバムは全く売れなかったというバンドは数多くあるが、彼らもそんなグループの一つとして名前が出てくるバンドでもある。→それだけ後に知られるようになったという証でもありますが...

収録曲は以下の全10曲である。『Out Of The Night』『Stick It』『Substitute』『Bad Boys』『On Your Knees』『Streetkiller』『No Better Than Hell』『Hold On』『Nightmares』『Dead End』。

この中からシングル・カットされたのは『Stick It』であるが、Billboardのロック・チャートで最高位56位を記録しているものの、HOT 100には全く顔を出すことは無かった。

お薦め曲は、シングル曲でもある『Stick It』、'70'sのヒット曲であり、PETE TOWNSHENDのカヴァーである『Substitute』、そして『No Better Than Hell』と『Nightmares』をピックアップしておく。

アメリカでは、ハードロックは今ひとつ受け入れられておらず、'80'sになってようやくアメリカでもハードロックが浸透していき、LAメタルという形でようやく市民権を得ることになったのはご存知の通りである。彼らはそのLAメタルと友に頭角を現したハード・ロック・バンドであるが、キャリアとしては'70's後半から有していて、実力の方は十分なものを持っているバンドである。但し、バンド名を「GREAT WHITE」としたのは1983年である。(ブレイクするのは1987年の3枚目のフル・サイズ・アルバムのヒットによってである。)

本アルバムは、セールスの点では完全な失敗となってしまっちが、それはアメリカでのハードロックの音楽市場がまだ成熟していない時期であったためであって、アルバムの内容としては決して「失敗作」と決めつけることの出来ない要素が詰まっている。('80's後半にはLAメタルの大ブームが巻き起こったのはご存知の通りであるが、そのブームを支えていくだけのものがあった。)

ということで、LAメタルを聴くというのであれば、彼らも聴いておくべきバンドの一つであり、その最初の(フルサイズの)アルバムである本作はしっかりと聴いておきましょう!

 

 

Great White

Great White

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Special Products
  • 発売日: 1995/06/16
  • メディア: CD



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大貫妙子『SUNSHOWER』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1977年7月に発表された彼女の2nd.アルバムである。本アルバムでは、STUFFの名ドラマーとして知られているクリス・パーカーを迎えて入ルという所が売りとなっているが、日本のミュージシャンも実に豪華な顔ぶれが集まっているアルバムでもある。(渡辺香津美、後藤次利、細野晴臣、坂本龍一、松任谷正隆、山下達郎などが参加している。)

収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、CD化された時に3曲のボーナス・トラックが追加されて、現在では全13曲となっている。収録曲は以下の通りである。『Summer Connection』『くすりをたくさん』『何もいらない』『都会』『からっぽの椅子』『Law Of Nature』『誰のために』『Silent Screamer』『Sargasso Sea』『振子の山羊』。(以下、ボーナストラック)『サマー・コネクション(シングル・ヴァージョン)』『部屋(シングル・ヴァージョン)』『荒涼』。

この中からシングル・カットされたのは『Summer Connection』である。(彼女にとっては3枚目のシングルになるのだが、最初のシングルはプロモーション用の「非売品」という扱いであるため、彼女の2nd.シングルということになっている。)尚、アルバムのリリースよりも半月ばかり選考してのシングル・リリースであった。また、B面曲は『部屋』であって、アルバム未収録曲であったが、現在はボーナス・トラックとしてアルバムに収録されている。

お薦め曲は、シングル曲でもある『Summer Connection』、更に『都会』『からっぽの椅子』『Sargasso Sea』というところ、そしてシニカルな所のある『くすりをたくさん』をピックアップしておく。また、彼女自身がお気に入りと言っている『部屋』を、ボーナス・トラックからのお薦め曲ということにしておく。(普通は、ボーナス・トラックからは「お薦め曲」としては取り上げないことにしているのだが、本アルバムは特別です。)

本アルバムは、どちらかというとフュージョン系のアルバムに近い所があるのだが、ジャズ/フュージョン系のミュージシャンも参加しており、また'70's後半にはフュージョンも市民権を得るようになったこともあっただけに、サウンド的には(当時)流行の先端を行っていたと言うことの出来るものに仕上がっている。また、C・パーカーの参加も本アルバムのグレードを確実に高めている。また、坂本龍一のアレンジも良い。それだけに、日本のニューミュージック系/ポップ系のサウンドがお好きな方だけで無く、フュージョンがお好きな方にも是非とも聴いてもらいたいアルバムになっている。ということで、じっくりと堪能しましょう!!

 

 

SUNSHOWER

SUNSHOWER

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2010/12/08
  • メディア: CD



Sunshower(紙ジャケット仕様)

Sunshower(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2007/10/03
  • メディア: CD


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共産党の遊説予定地横取り作戦 [選挙関連]

今回は、第23回参議院議員選挙に立候補した友人の手伝いをしている間に経験した話の第二弾です。

今回の選挙では、ネットを利用した選挙運動が解禁されたため、当然のことながらそれを利用しての遊説を行っている。(以前は、選挙が公示されるとネットは利用できなかったが、公示前のネット利用は以前と基本的に変わらない。)

遊説予定をFacebookに「明日の遊説予定」として記し、有権者にアピールするというのは基本的な戦術である。が、公示前のけっこう早い時期に、共産党の組織力を使った横取りを経験することになった。

ある日、Facebookに、「明日の予定」として、某鉄道駅の名前と予定時間を複数箇所記した。(途中から移動する予定であったため、複数の場所を記した。)当日を迎え、最初の場所に、(当然のことながら)予定時間よりも早く入り、準備をして、遊説を行った。そして、予定に従って次の場所に移動すると、その場所には共産党がいて、「共産党」としての宣伝を行っている。(立候補予定者はいない。)これについて調べてみると、共産党の旗を持った人が、(我らの)予定時間の15分ぐらい前にやってきて、準備を始めて、宣伝を始めたということだった。また、そこに来ていたのは、地元の共産党の市会議員を中心とした支援グループであった。

要するに、他の候補予定者の動向をチェックしていて、遊説を横取りしてしまう計画がマニュアルのようになっていて、組織力を動員して、遊説場所を横取りしたのである。

こういうことがあるという話は耳にしたことがあったが、そういうことを行っていることが確認出来たのであった。

が、こういう経験をすると、当然のことながらそれを逆利用するという作戦も出来るのである。(Facebookの方には「予定のため、変更になる場合もある。」と断りを入れておく。)で、ある日、最初から行く予定の無い場所を「明日の予定」としてFacebookに記しておき、実際にはそれとは異なる場所で行うことにした。一応、共産党の動向をチェックするために、Facebookに告知した場所には、その近くの支援者に頼んで様子を見てきてもらうことにした。

で、当日。やはり共産党はFacebookに告知した場所に現れた。(報告によると、予定時間の20分前にやってきたということだった。)が、計算通りだったので、こちらはこちらで、予定通りの遊説が出来ることになった。(但し、Facebookに記した場所ではなく、一般的には「変更する場合がある」という形になる。→こちらの計画通りであるものの、一般的にはダミーということを公表していないため「予定変更」という形に解釈される。)

しかし、よくよく考えると、これは共産党の組織力に屈して、「予定を変更した」と一般に認識されてしまうだけに、組織力のある既成政党に、事前活動ですら牛耳られていることを意味していることにもなる。つまり、結局のところ、選挙には組織力がものをいい、旧来の選挙方法が堂々とまかり通り、お金を掛けない選挙が出来ないという問題点がここにもあらわになっているのである。

志のある若い人がだれでも立候補できるように、お金の掛からない選挙を積極的に展開することが出来ないということを痛感した出来事であって、こんなことで「選挙」はいいのか、誠に残念なことであった。

 

 ↓「組織」を感じるものをいくつか拾っておきます。

政党組織の政治学

政党組織の政治学

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2013/08/09
  • メディア: 単行本



変われない組織は亡びる(祥伝社新書206)

変われない組織は亡びる(祥伝社新書206)

  • 作者: 二宮 清純
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2010/07/02
  • メディア: 新書



政党―組織と権力 (MINERVA人文・社会科学叢書)

政党―組織と権力 (MINERVA人文・社会科学叢書)

  • 作者: A. パーネビアンコ
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本



政党組織の比較研究 (SEKAISHISO SEMINAR)

政党組織の比較研究 (SEKAISHISO SEMINAR)

  • 作者: 間 登志夫
  • 出版社/メーカー: 世界思想社
  • 発売日: 1991/02
  • メディア: 単行本


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GRATEFUL DEAD『THE GRATEFUL DEAD』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1967年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。彼らは、'60'sを語る時には書かすことの出来ないバンドの一つであって、特に'60'sの特徴であるサイケ音楽を代表するバンドであるのはご存知の通りである。また、'60's後半のヒッピー文化にも多大な影響を与えていて、まさに'60'sのアメリカを象徴するバンドである。本アルバムは、そんな彼らの記念すべき最初のアルバムである。但し、彼らはアルバムよりもライブでの即興的な演奏が看板に成っていくだけに、ちょっと複雑な思いも生じてしまうデビュー・アルバムであるのも事実である。

尚、本アルバムのチャート成績は、Billboardで最高位37位を記録している。(デビュー・アルバムとしたらまずまずの記録である。)

収録曲は、オリジナル盤では全9曲であったが、2003年にCDとして再発された時に6曲のボーナス・トラックが追加されて、全15曲の収録となった。収録曲は以下の通りである。『The Golden Road (To Unlimited Devotion)』『Beat It On Down The Line』『Good Morning Little School Girl』『Cold Rain And Snow』『Sitting On Top Of The World』『Cream Puff War』『Morning Dew』『New, New Minglewood Blues』『Viola Lee Blues』。(以下、ボーナス・トラック)『Alice D. Millionaire』『Overseas Stomp (The Lindy Hop)』『Tastebud』『Death Don't Have No Mercy』『Viola Lee Blues(Edited Version)』『Viola Lee Blues(Live)』。

この中からシングル・カットされたのは2曲であって、『The Golden Road (To Unlimited Devotion)』と『Viola Lee Blues』であるが、いずれもチャートインを果たすことは無かった。(この2曲は、彼らの2枚目、3枚目のシングル曲である。ちなみにデビュー・シングルは1966年に発表された『Stealin'』であって、アルバム未収録である。)

お薦め曲は、シングル曲である『The Golden Road (To Unlimited Devotion)』と『Viola Lee Blues』(但し、アルバム・バージョンの10分強の大作の方をお薦めする。ボーナス・トラックにあるシングル・バージョンである「(Edited Version)」は、聴き比べるためであって、20分を超えるライブ・バージョンは絶品である。)、それ以外からは『Good Morning Little School Girl』と『Morning Dew』をピックアップしておく。

彼らと言えばサイケと思われているが、初期作品はカントリーをベースとしたブルース系ロックという色合いが強いのも事実である。本アルバムはそういう毛色のアルバムであるが、『Viola Lee Blues』では後の彼らの看板となる要素もあって、これを聴くためだけでも十分な価値のあるアルバムとなっている。

尚、収録時間はオリジナルの9曲では35分弱であるが、ボーナス・トラックの6曲だけで40分強という時間になっている(ラストのライブ・バージョンが23分強である。)ため、現在では聴き応え十分のボリュームとなっており、お買い得感もある。

ということで、'60'sのサイケデリックなサウンドに触れるのであれば、必聴のアルバムであるだけに、手元に置いておきましょう!

 

 

グレイトフル・デッド・ファースト(紙ジャケット&SHM-CD)

グレイトフル・デッド・ファースト(紙ジャケット&SHM-CD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: CD


Grateful Dead

Grateful Dead

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino
  • 発売日: 2003/02/24
  • メディア: CD



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