美絵素四姉妹 HOTな一日(その11・3週目総括) [ドラマ]
7/1から始まったこのキャンペーンも、3週目が終わり、本日から4週目に突入となりました。今回は3週目の7/15~7/21について述べることにする。
3週目になると、随分と放送される回数が減りました。NHKと民放を合わせても、3週目は24分バージョンは放送されず、4分バージョンばかりの放送でした。尚、30秒バージョンの方はどれだけ放送されたか分かりませんが、筆者は7/21の「怪談新耳袋」の中で流れた1回(奈央バージョン)だけしかお目にかかれませんでした。
24分バージョンが放送されなくなったというのは、この中でには、7/17~19の3夜連続という番組が紹介されていたので、この放送日を過ぎることになったので仕方のない所でもある。が、この部分を別の番組ら差し替えてほうそうするのではないか、と思っていたのですけど... 結局、24分バージョンは、最後のスタッフ・テロップにNHKと民放の違いがあるものの、中身の方は最も多くの番組を紹介するフル・バージョンということで1パターンしか無かったということになる。よって、今後も放送されないものと思われる。
4分バージョンは、現在は7/11から一部紹介番組が変わった2nd.バージョン(「銭形海」が出てこないもの。)が放送されているが、第3週の放送は当然こればかりでした。尚、紹介される番組は変わったが、ドラマ部分の内容は変わっていない。これには出演、スタッフのテロップは出ないので、美絵素四姉妹に興味を持った方も、「あの子は誰?」となってしまうのがちょっと残念。(一応、下の名前(早織、奈央、エレナ、美咲)は出るものの、苗字が出ないだけに...→まあ、このキャンペーンのHPにアクセスすれば分かりますけど...)
ところで、この4分バージョンがやたらと放送されるのは、4分という時間が、ちょっとした空き時間に放送するのに都合が良いというため、というのは理解できるが、複数の30秒バージョンを連続して放送する、ということをしてもいいのでは、と思うんですけどね...(特にBS-iとNHKに期待しているのですけど...)
第4週の放送は、第3週よりも更に放送回数が減っている。また、EPGで単語登録をしてピックアップしている筆者であるが、7/26(木)を最後に出てこない。ということは、7/26が放送される最後ということになるのでしょうか?→確かに、紹介されている番組も順次放送されていき、過去の物になってしまったというのは分かりますが、8月放送分と、毎週放送の連続ドラマを紹介すればいいので、紹介番組を差し替えて放送することは出来ると思うのですけど...(いや、特定の局に固まるから、「それは許さん」ということなのか...?)
↓今回はキャンペーンに合わせてこういうものをピックアップ
先生道#2 [ドラマ]
全15話の「先生道」の2回目が放送されたので、今回もそれを。1度に5話ずつ放送されるので、残りは5話となり、それは来週の放送です。今回放送されたのは、6話から10話の5本でした。バラエティに富んだ内容で、「恋日・3rd.」や「スパイ道」の様な雰囲気の物語まであって、おもちゃ箱をひっくり返したようであって、「ショートフィルム道」は本当に楽しいですね。
今回も、「学校の先生」という作品が多かったが、「先生」と言えばやはり「学校の先生」というイメージなんでしょうね。それでは順番に、簡単に述べることにします。
第6話「初恋の先生」
「恋日」と「東京少女~眺める少女」を思わせる物語。高校生の岸谷利衣が望遠鏡を用意して、窓の外を覗いている。彼女は陸上部の顧問・吉井先生の姿を見ていた。元々陸上部員だった岸谷は先生を思う余り、胸苦しくなって退部してしまっていた。今日もいつものように吉井先生を見つめていたが、視界から吉井先生の姿が消えた。で、慌ててグランドに駆け出す岸谷だったが、グランドに吉井先生の姿はなかった。そんな中、グランドのスタートラインに気づいた岸谷は走り出した。で、今までの思いを整理することが出来た岸谷は、再び陸上部に戻る決心をした。
基本的に、監督と脚本が同じ人が担当している「先生道」の中で、この物語はそれが別の人になっている。(鈴木浩介監督と脚本は中江有里さん)「恋日」や「カルピス・ドラマ・スペシャル3」で脚本を書いている中江さんらしい淡い物語でした。
ところで、「東京少女~眺める少女」でもそうでしたが、望遠鏡は覗きの道具ではありませんので...
第7話「先生は眠れない」
コミカルな物語というのはキャスティングからも分かるが、次第に猟奇的ホラーへと進んでいく物語。「銭形雷」でヘッポコ探偵・ジャーロック・ボームズ2世&銀田一ゴースケ2世のコンビに「恋日・3rd.~アダルトな恋」、他の橘実里さんということで、それも納得できる。漫画家・江頭は新連載の原稿の締め切りが明日なのに、まだ2ページしか戸上がっておらず、編集者が葉っぱをかけていた。明日の朝までに残り30ページを必ず仕上げろ、と言って帰って行く編集者。が、江頭はもう10日も寝ておらず、直ぐに睡魔に襲われて仕事が進まない。そんな中、アシスタントの女性・山下は江頭の目を覚まそうと、あの手この手の策を討つ。まずは洗濯ばさみを顔に付けて一気に引く。次はクワガタを顔に乗せる。ゴム・パッチン、ろうそくの溶けたロウを頬に落とす、大きな風船を頭の側で割る、水を張った洗面器、…。そうしている内に江頭の寝顔に惹かれてしまった山下は、原稿が仕上がっていく内に心が変わっていき、羊の置物を置きだして...
橘さんが猟奇的に変貌していく姿が怖い。そして映画「悪魔のいけにえ」を思い起こさせてくれるところは、やっぱり十文字数美?(From「銭形零・2nd.11話」)
第8話「恋する先生」
「スパイ道」の雰囲気で始まる物語。試験官に104と呼ばれた少女が卒業実地試験でライフルを手にしてターゲットの女性を狙っていた。が、外れてしまった。試験官は構えが悪いと言って、改めて指導を行い、最後のチャンスとして再びターゲットを狙う。が、「こっちの方が成績が良かった」と言われてライフルを取り上げられて渡されたものは弓矢だった。昔は主流だった、定番、ということで、弓矢を使う104は矢を放ち、ターゲットの背中に命中する矢。104は恋のキュービッドの試験を受けていたのだった...
「スパイ道」風の物語にしたら104がやたらと幼く、しゃべりも子供っぽかったので何かあると思っていたら、やっぱりでしたが、「先生道」にしたらどんでん返しの大きな物語でした。
第9話「地球最後の先生」
近未来SFの設定であるが、やっぱり「愛」というものはいつの時代でも不偏なもののようですね。女生徒に「愛ってなんですか」と尋ねられた教師・田宮。「ここは学校だから」と言って答えを拒否したつもりだったが、教員資格試験を終了すると言われ、先生と呼ばれる存在になった田宮。
21世紀末、地球に大接近した彗星の影響で、地球上の子供達が次々と消滅し、2099年、日本の奥地で最後の子供が発見された。で、田宮はその子を探し、先生となった。それから3年、思春期を迎えた少女・水原由佳は「愛って何ですか?」と問うが...
設定こそ近未来SF作品であるが、全くそういう雰囲気を感じさせない物語でした。(要は、アイデア次第ということでどんな物語にもなるということですね。)
第10話「聴く先生」
「恋日・ニュータイプ」の雰囲気のある淡い物語。小学校の音楽室、音楽教師の笛岡は教え子・海藤に先生を辞める理由を問われていた。これに「これから僕の遺作を手伝って貰います」と告げる笛岡。彼は妻・千尋の生活音を遺作に選び、二人は次々と生活音を収録する。最後に、昔、母親の子宮で聴いていた音として海岸で波の音を収録する笛岡。それから一ヶ月後、船岡は亡くなり、海藤は先生が本当に残したいと思った音に気づいた...
録音機材がセミ・プロがつかうようなものを使っていたが、これがかつて一世を風靡したデンスケ(生録ブームの時に一世を風靡したカセット・レコーダーです。)だったらばノスタルジックな雰囲気が更に増したでしょうね。
相変わらず、派手な所はない小作品集であるが、今回もバラエティに富んだ内容であって、やはり「ショートフィルム道」ならではの世界を十分出していました。特に、「聴く先生」はじ~んとくる良い物語でした。
次回は、残る5話の第11話~第15話の5本(「原子力先生」「噂のカルメン先生」「ひとりっ子先生」「大霊界先生 俺もタンバだ!」「ドキュメント戸田先生~陰謀のセレモニー」)が放送されますが、この5本もまた、一癖も二癖もあるキャストが並んでいます。その中でも注目なのは、佐々木浩久監督の「大霊界先生」ですね。佐々木監督が将来性に目を付けた福永真梨佳(現在は福永マリカと表記を変えた)主演ですが、彼女の7代目という可能性も十分あり得るでしょうし...(事務所が夏帆ポンから3代続けて同じであり、その事務所に所属ですし...)
↓思いついたものをいくつか...
悪魔のいけにえ スペシャル・エディション コンプリートBOX(3枚組)
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怪談新耳袋(再放送・7/21) [ドラマ]
「先生道」に続いて、今週も24分枠での「怪談新耳袋」の再放送があったが、来週はありません。次の「新耳」の放送は今晩7/22の24:00から(内容は、4th.の「お初天神の幽霊編」であって、「青いレインコート」「二周目」「欠席届」「舞ちゃんの声」「お初天神の幽霊」の5本です。)ということなので、今回は「先生道」よりも先にこちらを処理してしまいます。
24分枠での放送なので、放送された物語は4本である。今回は1st.と2nd.から2本ずつであるが、話数でいえば、第5話から第8話である。放送フォーマットは細切れフォーマットであり、CMの入り方がせっかくの恐怖感を半減させてしまっているのが残念な所である。(せめて、「怪談新耳袋」というロゴと本編の間は、CMを入れないでもらいたい。)
今回放送された4つの物語は、「たけしくん」「一滴の血」「エレベーター」「開けちゃだめ」の4本である。(最初と最後が2nd.、真ん中の2本が1st.で放送された作品である。)それでは簡単に各物語について述べていくことにする。
「たけしくん」
少女・カオル、6歳。夢の中である公園にいたカオルはたけしくんという同年代の男の子と出会う。で、その日からたけしくんは、年に2、3回の割合でカオルの夢に現れるようになり、カオルはたけしくんにいつも悩みごとを相談し、たけしくんはその度に「こうすれば」とアドバイスをくれた。そしてそのアドバイスに従うと、悩みは初めから無かったことのように姿を消したので、カオルはたけしくんに何を話したのか覚えていなかった。もう一つの不思議なことは、自分は年を取っていくのにたけしくんは最初にあったときと同じで年を取らず、最初にあったときと同じ6歳のままだった。そんな中、20歳の時に相談したことだけは覚えていた。好きになった人が出来、つきあってもいいかどうかを相談した。「つき合わない方が良い」というアドバイスだったが、カオルは初めてたけしくんのアドバイスに逆らってしまった。それから4年間、たけしくんは夢の中に現れなかった。好きになった男と付き合っているカオルは男に騙され続けていた。そんな中、サラ金でお金を借りようとしてバスに乗ったカオルは、車内でたけしくんの姿を目にした。で、降りるのを止めてたけしくんの様子を見続けていた。で、目の前の少年に相談したい衝動に駆られたカオルだったが...
ファンタジックな要素のある物語で、怖さはない物語です。(こういう物語があるのも「新耳」です。)
「一滴の血」
服飾系専門学校に通う学生・浅井美砂は履歴書を用意して、ブティックのバイトの面接のために店を訪れた。が、店には誰もいなかった。店内を、そして奥の流しに行ってみたが、やはり誰もいない。そうしていると、店の電話が突然鳴った。電話に出た美砂だったが...
白黒映像で制作し、最後に美砂の頬についた血だけがカラーで表現するという「パートカラー」という作品である。白黒だと「恐怖」がより増幅されて伝わってくるが、それを上手いこと使った作品であり、ラストの(唯一カラーで描かれた)血の色の印象がより強くなる。これは演出の勝利という物語である。
「エレベーター」
婚約者・史彦に自宅マンションまで送ってもらった理香。鼻歌を歌いながらマンションに入った理香はエレベーターに乗ろうとしたが、最上階の4Fを示していた。ボタンを押さずに郵便物を取りに行って戻ってくると、押してもいないボタンが点灯していて、エレベーターは下降を始めていた。そうしているとエレベーターが到着して扉が開いた。乗ろうとする理香だったが、人()でいっぱいという状況であり、しかも表示板はまだ2Fが点灯していた。更に、ここは最下階の1Fなのに「下に行く」と言われる。不思議に思った理香は乗らなかった。で、下に降りていくエレベーター。少し待っていると、エレベーターが到着して扉が開いた...
ちょっとばかし怖い物語。深夜のエレベーターって怖いです...
「開けちゃだめ」
田舎のおじいちゃんの家に遊びにやってきた少女・つぐみ。用事があって出掛けていこうとした祖父から「今日はお仏壇、絶対に開けちゃだめだからね」と言われたつぐみだったが、祖父と母が出かけた後、仏壇を開けてしまった。で、中には祖母の位牌と写真があった。振り返ったつぐみは、そこに見知らぬ女の子が立っていたのに気づき、一緒に遊び始める。ジュースを取りに行って戻ってきたつぐみ。が、女の子の姿は消えていた。不思議に思って家の中、庭までも捜すつぐみ。しかし女の子はいない。で、家の中に戻ったつぐみ。女の子が目の前にいて、つぐみの手を取って仏壇の方に引っ張っていこうとする...
仏壇ということで、これだけで恐怖感を煽ってくれるが、主人公・つぐみがまだ幼い子供なので、こういう体験の恐怖感は後々までも残るものとなる。後のことまで考えると「怖いですね~~」
再度記すが、次回の放送は今晩の深夜24:00~24:30です。放送されるのが4th.の「お初天神の幽霊編」ということで、これによって4th.の全20話は今年になって全て再放送されたことになります。
↓それぞれの物語のばら売り
↓1st.のBOX
↓「お初天神の幽霊編」の5本はこちら
ケータイ刑事銭形海3話(感想)+4話予告 [ケータイ刑事]
「ケータイ刑事 銭形海」は二段構成で記しているが、まずは第3話の簡単な感想と次回予告についてです。(物語の中身を追っていく「ケータイ刑事銭形海3話」は火曜日の1番目となる予定です。)今回は第3話「言いつけを守らなかった男! ~スッポンパパ殺人事件」という物語である。
前回の佐々木監督に続いて、今回は田沢監督が担当しましたが、これで田沢監督は「愛」から全ての作品に早くも監督を務めた事になりました。(「M2」の監督でもあり、これでシリーズ13本目となり、佐々木監督、安藤監督に続いて鈴木浩介監督と並んで13本は本数の3位タイに並びました。)
それでは今回の物語の感想へ行きます。(内容を追っていく方は、火曜の一番の予定です。)
今回の物語は、これまでのシリーズのエッセンスが散りばめられていて、相変わらず楽しい物語でした。歴代シリーズを知っていれば「280倍」楽しむことが出来ますね。(知らなくても十分楽しめますが...)→「ケータイ刑事」では「28」という数字が重要な意味があるが、今回は劇中に「280倍」とでていました。ということなので、今回は「28倍」ではなくて「280倍」と記すことにしました。
ゲストが原久美子さんということで、「愛・26話」以来の「ケータイ刑事」に登場、しかも亭主の命を狙うという所まで「愛・26話」と同じような設定だし、その被害者の苗字が「亀山」で、滋養強壮のスッポンエキス「スッポンパパ」を開発したということで「泪・1st.5話」の浦島家を思い浮かべ、被害者が宇宙人にお祈りということで「泪・1st.2話」の物語と「舞・4話」の事件の舞台が、容疑者で被害者の妻・なぎさが運転手とメイドを呼ぶ所で手を叩いたポーズは「零・1st.11話」のタンゴのステップを、容疑者の一人(メイド)を見て「雷・1st.6話」のメイド・カフェを、もう一人の容疑者が尖端恐怖症ということで「雷・2nd.8話」を、被害者が血を抜かれていて「キャトルミューティレーション」ということからは前述の「泪・1st.2話」「雷・1st.6話」や劇場版「M1」の零ちゃんの事件などの「スポンティニアス・コンバッション」を、そして鑑識・柴田太郎さんがこういうネタに強かったということを、死体のトリックには「零・1st.9話」のトリックを使っていた、というように、これまでの5シリーズの全てが何らかの形で思い浮かびました。(ここで取り上げた作品は、いずれもが田沢監督作品ではありません。)ということで、トリックに関しては多少の力業による強引な所があったものの、こんな形で「ケー刑事」の全てのシリーズ作品が浮かんだと言うことで、シリーズ全作に関係している田沢監督らしさを感じました。
が、海ちゃんが謎を解いていく所は、典型的な「ケー刑事」の犯人あぶり出しにドンピシャなのに、美人を目の前にすると「犯人じゃない」と考える高村さん、本当に変わっていませんね。(五代さんもそうでしたけど...)で、無理矢理引き上げる高村さんに海ちゃんは「奥さんの証言、ツッコミ所満載じゃないですか」と言いましたが、元々ツッコミ所満載の本作で、こんな台詞が出てくるなんて、やってくれます。
その高村さん、今回も海ちゃんの事を「冷え性だから頑固なんです」と言っていましたが、第1話では「セクハラ」と返した海ちゃん、今回は口にしませんでした。ということは、高村さんは忘れているので、この後も更に「冷え性」発言は出てくるでしょうね。
高村さん、前回駆けていた唇の形をしたフレームのサングラスをかけていましたが、夏の海にいつも行くということで、常備しているようですね。
そんな高村さんがロス市警時代にキャトルミューティレーション事件を担当していたという事が明らかになるというのも楽しい所でした。で「宇宙人にしてみれば、ロスと東京の違いなんてさ、東京駅の八重洲と丸の内ぐらいの違いだよ」(海ちゃんは「微妙に遠い」と突っ込んでいましたけど...)と言った台詞には吹き出してしまいました。(阪急梅田駅の3F改札口と2F中央改札口と言ってくれたらもっと笑えましたけど...)
ところで、海ちゃんの担当する事件は、名前のためもあるでしょうが、全て「海」が関係していますね。赤坂海岸署という警察署に移動していたかのように思ってしまいます。(愛ちゃんが神無島署の署長になりましたが、海ちゃんは赤坂海岸署の署長になる?→いや、やはり「二階級特進」で警視監に昇進して、より大きな役職に就くでしょうが...)
ところで、体中の全ての血液を抜いて体重を軽くしたということですが、人間の体重に占める血液の割合は1/13なので、例えば体重65kgの人でも、全ての血液を抜いたとしても60kgにしかならないんですけど...
次回第4話の物語は「炎天下の殺意! ~渚のお嬢様殺人事件」である。次回予告を見た範囲では、高村さんが岩場にマイクスタンドを置いて踊っているようでしたが、やっぱり『バーボン刑事のテーマ』を歌うのでしょうね。(ここまでの「海」の物語でも歌いたそうでしたから...)一方、海ちゃんも「謎は解けましたわ、ワトソンくん」とお嬢様風にいっていましたけど、「零/雷の悪夢」(「零・2nd.8話」/「雷・2nd.7話」)のジローさんを思い出してしまいます。また、ゲストは、「恋日・3rd.3話」のマネキン&「怪談新耳袋SP~黒い男たち」に出演していた尹うりさんのように見えましたが...(→次回に関しては、後日UPする「銭形海3話」の方に改めて記します。)
途中のCMは、第1話の時と同様に、最初が「視力検査編」後が「ゲームに熱中編」でした。→この2パターンしか無いということでよろしいのかと... それにしても、その間に入る1分のDoCoMoのCMがやたらと長く感じてしまう。3ミニッツ・ストーリーの3分や「Spirit in the Sky」の1分半の方が時間は長いはずなのに、それなりのドラマになっていて、感覚としてはこちらの方が短く感じられる。→地上波でも流れることのあるCMでは、全く面白くないじゃないですか。(それだけDoCoMoは苦しい状況なんでしょう...)
↓とりあえず、歴代ケータイ刑事を。(ネタに関する物は、後日の「銭形海3話」の方で...)
ケータイ刑事銭形雷15話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
BS-iの再放送枠(毎週日曜日朝10時)に合わせて書いている「[裏ネタ編]」。今回の物語はセミ・ドキュメンタリー・タッチで描かれた第15話の「幻の女子高生刑事と共に追う謎! ~スカイフィッシュは実在した殺人事件」である。元ネタは「水曜スペシャル」の川口浩探検隊であるので、今回はその川口浩探検隊とそれを受け継いだ探検隊について述べることにする。
尚、物語(内容)については、過去に記した記事の方をご覧下さい。BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
川口浩探検隊は1978年から1985年にかけて放送されたサバイバル企画の冒険ドキュメンタリー・タッチのバラエティ番組である。テレビ朝日系の「水曜スペシャル」(19:30~21:00)の中の人気シリーズであり、全45回が7年の間に不定期で放送された。世界各地の秘境に赴き、その冒険の模様を過剰なバラエティのノリの演出(やらせ演出)で見せてくれるものである。また、力の入ったナレーションも特徴的であり、これもこの番組の命であった。→'70'sから'80'sを象徴する番組でもありました。(こういう作品を取り上げる所が丹羽Pらしい所であるが、1964年生まれの丹羽Pであれば、この番組が放送されていた時期は中学~大学ということになり、填っていたのでしょうね...)
いくつかの例外もあるが、基本的には「…実在した!!」「…存在した!!」「…追え!!」「…見た!!」という単語を使ったサブタイトルが付けられていて、しかもそれなりに長いサブタイトルになっている。(中にはこれらを複数使っているサブタイトルもある。)当然、サブタイトルも過剰な演出効果を狙って、派手な形容詞が使われているが、2時間ドラマのサブタイトルも長いことで有名であるが、番組のサブタイトルを長くすることに貢献した(?)のが「川口浩探検隊」でもある。(ひょっとしたら、「ケータイ刑事」のサブタイトルの長さ、インパクトがあるタイトルというのは、これを意識しているのではないだろうか?実にインパクトがあるタイトルですし...)
また、嘉門達夫が歌った『ゆけ!ゆけ!川口浩!!』という曲(当然、「川口浩探検隊」をネタにした歌である。)があり、これが良くも悪くもこの番組の内容を見事に語っている。(コミカル・ソングではなく、風刺ソングとして名曲と語り継がれる一曲です。)これも一度は聴いておきたい所である。
1985年、「水曜スペシャル」番組が打ち切りの様な形で終了し、番組改編が行われて、このような枠が無くなったため、その後は特番という形での復活もなかった。で、1987年に川口浩が亡くなり、完全に復活は無いと思われたが、2002年になって、探検隊隊長に藤岡弘、が就任して「藤岡弘、探検隊」として復活した。2005年までの間に6度の探検が行われ、テレ朝の「スイスペ!」の枠で放送された。(番組タイトルこそ違うものの、水曜日という所がいいですね。)但し、この中の2回は水曜日ではなく、金曜日の特番、土曜日の「ドスペ」での放送であった。内容は完全に「川口浩探検隊」を受け継いでいて、やらせ演出もしっかりと受け継がれています。
その後、2006年にWOWOWが海外ドラマ「バミューダー・トライアングル」を放送するにあたり、そのHPの中で「宮内洋探検隊の超常現象シリーズ」というコンテンツが制作され、3つの探検が行われている。(現在はこれが探検隊の最も新しい物ということになる。)
尚、隊長は「○○ひろし」と言うのが暗黙のルールであることを考えれば、今後、誰が隊長になるのか、予想はしやすいが、果たしてそうてうことになるのかは分からない...
また、「藤岡弘、探検隊」はDVD化されていないが、「川口浩探検隊」と「宮内洋探検隊」はそれぞれDVD化されてリリースされている。(「川口浩探検隊」は人気のある一部だけですが。)
ということで、今回の物語は「川口浩探検隊」を知っているのと知らないのでは、楽しめる深さが全く異なってしまう。(「28倍」という表現がピッタリである。→年齢的に考えて、知っているトミー、知らない雷ちゃん、と考えるとピッタリですね。)で、ネタに関しては「分かる人だけ笑って貰えればいい」と語っている丹羽Pであるが、その言葉を象徴する物語でもある。(元ネタについてもしっかりと勉強しましょう。)
↓川口浩探検隊
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水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊『巨大怪蛇ゴーグ』『原始猿人バーゴン』
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↓宮内洋探検隊
宮内洋探検隊の超常現象シリーズ 日本のバミューダ・トライアングルの謎を追え!
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宮内洋探検隊の超常現象シリーズ 甲府盆地にUFOの基地があった!
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↓「ゆけ!ゆけ!川口浩!! 」はこれに収録されています。