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INDOCHINE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1992年のフランス映画「インドシナ」である。フランス映画らしいメロドラマであり、一人の女性の波乱に満ちた人生を描いた大河ドラマである。が、評価の方はあまり高くなく、大味な印象のする作品でもある。

作品データを記しておくと、時間は159分、監督はレジス・ヴァルニエ、脚本はレジス・ヴァルニエ、ルイ・ガルデル、エリック・オルセンナ、カトリーヌ・コーエンの4人、撮影はフランソワ・カトンネ、音楽はパトリック・ドイルである。そして出演は、カトリーヌ・ドヌーヴ、ヴァンサン・ペレーズ、リン・ダン・ファン、ドミニク・ブラン、ジャン・ヤンヌ、アンリ・マルトー、エリック・グエン、たちである。尚、本作はアカデミー賞で外国語映画賞を受賞しており、セザール賞では5部門(主演女優賞(カトリーヌ・ドヌーヴ)、助演女優賞(ドミニク・ブラン)、撮影賞、音響賞、美術賞)に渡って受賞している。

フランス領インドシナ生まれのフランス人女性・エリアーヌは大地主の娘であり、現在ではゴム園を経営していた。彼女はベトナム人を妖女にして、ベトナムの皇族に嫁がせて、孫たちとの静かな暮らしを夢見ていた。が、その妖女は、エリアーヌの愛人であるフランス人将校に恋してしまったことから歯車が狂いだしていって...

物語の展開は、結構早いのだが、そのために人間描写が甘くなってしまい、大味な印象をうけてしまう。描くエピソードを少し整理した方がよいと思うのですけどね。ドヌーヴは存在感たっぷりに演じているので、ドヌーヴを見るためという作品と考えたらよさそうですね。

そんな中、サントラ盤の方は、絶賛とまでは言わないものの、なかなか良い味を出している。派手さは無いのだが、メロドラマにはあっている曲を聴かせてくれている。

ということで、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全21曲である。『Adoption』『Burning Boat』『First Rendezvous』『We're Two People』『Thunder Storm』『Isle Of The Dragon』『Exodus』『Camille's Journey』『End Of The Journey』『Escape』『Decision』『Road To China』『Birth & Revolution』『Vietnamese Mothers』『Coffin』『Elaine Finds Camille』『I No Longer Have A Past』『Indochine』『Tango』『Yvette's Waltz』『Last Rumba』。

映画に関しては、本編が2時間半を越える大作であるが、冗長度が高いため、2時間程度に編集して、一部のエピソードをカットした方がよいと思うのですけどね...そうすると随分とすっきりとして良くなると思うのですけど...

 

Indochine

Indochine

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1992/12/08
  • メディア: CD

Indochine

Indochine

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Unknown Label
  • 発売日: 1999/08/23
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

インドシナ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


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BEST HIT USA 2009[2009/6/2] [音楽(etc.)]

いつものように簡単に記しておきます。時間の無駄遣いのOP-PVは2004年のKASABIAN『Club Foot』、CMを挟んでOP挨拶の後はDYLANの名前を出さずに遠回しに色々と語ってからBOB DYLANの新曲『Beyond Here Lies Nothin'』のON AIR(4分弱、しっかりと流れました)、続いて「C/D USA」の20位から11位の発表と続きました。CMを挟んでの「STAR OF THE WEEK」はKASABIAN。簡単な解説の後、インタヴューと『Underdog』(3分でFOして終わらせました。)、再びインタヴューの続きがあって、「C/D USA」の続き(10位から4位の発表)へと移行しました。

CMを挟んで「大いなる伝説」を経てから「TIME MACHINE」のコーナーへ。6/2ということで、以下の5件が紹介されました。

1964年:ROLLING STONESが初のアメリカツアーを開始した。イギリス・デビューから1年後のことだった、1973年:PAUL McCARTNEY & WINGS名義での最初のシングル『My Love』が全米シングルチャートで1位を獲得し4週連続1位の大ヒットとなる。(1973年のBillboard年間シングル・チャートでは5位にランクインしている。)、1979年:DONNA SUMMERの『Hot Staff』が全米シングル1位を獲得し、ディスコ・クイーンの地位を確立した。合計3週1位の大ヒットとなる。(6/2付けで1位の後、翌週はBEE GEESに1位を奪われるが、6/16,23付けで2週連続1位となった。また、1979年のBillboard年間シングル・チャートでは7位にランクインしているが、彼女の『Bad Girls』は同年の年間シングル・チャートの2位です。)、1984年:WHAM!の『Wake Me Up Befor You Go-Go』が全英シングル・チャートで1位を獲得し、2週連続1位となり、その後の快進撃が始まることになった。(アメリカ・Billboardでは11/17付けから3週連続1位を獲得している。)、1988年:JAMES BROWNの(当時の)妻・ADRIENNE LOIS RODRIGUEZ(彼は4度結婚しているが、3人目の奥さんである。)が交通違反で警官と押し問答になる。(も、違反キップを切られた。)

また、6/2が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の3人でした。ROLLING STONESのCHARLIE WATTS(1941年生まれ)、TAVARESのANTONE "CHUBBY" TAVARES(1950年生まれ)、SPANDAU BALLETのTONY HADLEY(1960年生まれ)。尚、筆者のデータベースにある6/2生まれのアーティストは、HOWARD JOHNSON(1887年生まれ)、WALTER ANDREAS SCHWARZ(1913年生まれ)、SAMMY TURNER(1932年生まれ)、JIMMY JONES(1937年生まれ)、WILLIAM GUEST(1941年生まれ)、ILAIYARAAJA(1943年生まれ)、MARVIN HAMLISCH(1944年生まれ)、MICHAEL STEELE(1955年生まれ)、LYDIA LUNCH(1959年生まれ)、DEZ CADENA(1960年生まれ)、KEITH DUFFY(1966年生まれ)、PEDRO GUERRA(1966年生まれ)、B-REAL(1970年生まれ)、TIM RICE-OXLEY(1976年生まれ)、FABRIZIO MORETTI(1980年生まれ)、TUCKER ROUNTREE(1981年生まれ)、BROOKE WHITE(1983年生まれ)、LEELA JAMES(1983年生まれ)、ANA CRISTINA(1985年生まれ)、DARIN ZANYAE(1987年生まれ)、という名前があります。

今回はこの中からPAULの話となって、PAUL McCARTNEY & WINGSの1973年の『My Love』のON AIR(4分強、しっかりと流れました。)と、T.HADLEYということからSPANDAU BALLETの名曲『True』のON AIR(4分弱でブチ切りでした。)でした。この2曲は共に良い曲で現在でも耳にすることの多い曲ですね。

「C/D USA」のTOP 3の発表を経て、ラストのリクエストへ。今回はRICK SPRINGFIELDで、1984年の『Love Somebody』でした。彼も'80's前半を代表するアーティストですね。特に、ダウンアンダー勢力も元気だった頃で、彼もそんな一人でした。この曲は彼が主演した映画のサントラ盤に収録されていた曲でした。

次回、EPGによると、ゲストはキザイア・ジョーンズ。内容説明は、今週のゲストはナイジェリア出身の超絶ギタリストであり、ブルーファンクを作り上げたキザイア・ジョーンズ。10年ぶりに来日する彼がスタジオ初登場!とあります。

 

Kasabian (CCCD)

Kasabian (CCCD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Paradise
  • 発売日: 2004/09/07
  • メディア: CD

Together Through Life

Together Through Life

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2009/04/28
  • メディア: CD

トゥゲザー・スルー・ライフ(デラックス・エディション)(DVD付)

トゥゲザー・スルー・ライフ(デラックス・エディション)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: CD

Together Through Life

Together Through Life

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2009/04/28
  • メディア: CD

West Ryder Pauper Lunatic Asylum

West Ryder Pauper Lunatic Asylum

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2009/06/08
  • メディア: CD

ルナティック・アサイラム(初回生産限定盤)

ルナティック・アサイラム(初回生産限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.
  • 発売日: 2009/06/03
  • メディア: CD

Red Rose Speedway

Red Rose Speedway

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

True

True

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2003/05/06
  • メディア: CD

Hard To Hold (1984 Film)

Hard To Hold (1984 Film)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Japan
  • 発売日: 1994/09/25
  • メディア: CD

ハード・トゥ・ホールド(紙ジャケット仕様)

ハード・トゥ・ホールド(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD


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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ#10 [アニメ]

今回も、逃亡したヌート・ガンレイを巡っての物語であったが、顔ぶれが随分と変わっての物語で、ジェダイの方はキット・フィストー、分離主義者の方はグリーヴァス将軍が中心となった物語でした。しかも、ジェダイの中に死亡者が出るということで、結構ハードな展開となった物語でした。尚、ジェダイに戦死者が出るというのは、先週感じた通りでした。(でも、グリーヴァス将軍のテストという発想が面白く、予定調という印象は受けませんでした。)

逃亡したガンレイを追うキット・フィストがやってきたのは辺境の惑星だった。そこでかつてのパダワンだったナダール・ヴェップスと再会する。ナダールも今やジェダイになっていたということで、少しは新陳代謝があることが分かる所でもありました。

で、ガンレイを追ったが、そこにガンレイはいなく、ドゥーク伯爵が仕組んだ罠だった。(→罠というのは良いが、見方であるグリーヴァス将軍のテストも兼ねているというのが面白い所ですね。まあ、完全に敗走するのがお馴染みになっていただけに、そういう将軍の能力に疑問を持つというのも納得出来ますけど...)しかも、その場所はグリーヴァス将軍のアジトであり、戻って来たグリーヴァス将軍と、キット&ナダールの対決ということになる。→でも、後からその惑星を破壊するような作戦に出られたら、グリーヴァス将軍のアジトが無くなってしまうと考えてしまうのですけどね。(まあ、共和国軍は惑星破壊というような攻撃はしないでしょうし、グリーヴァス将軍も他にも何箇所か秘密のアジトがあるのでしょうけどね。)

足を切られたグリーヴァス将軍が蜘蛛のように天井にぶら下がって逃げる姿があったが、本当に逃げることに関してはもはやスペシャリストというイメージが定着しているだけに、今回の蜘蛛のような逃げ方は新鮮でした。(でも、EP3を見直そうとすると、「敗走」のイメージが先に出てきてしまい、大きなマイナスになりそうな気がします。)

ところで、今回の物語の冒頭で、キットがルミナーラとアソーカの2人と通信していたが、前回でアソーカとルミナーラは分かれることになったはずなのに、アソーカはまだルミナーラの側にいたというのはどうしてなの?ということがちょっと気になりました。

尚、ラストにヨーダやメイスなど、ジェダイの重鎮たちまでもが登場したが、この物語はアメリカでは2008年の最後の放送(12/12)だったこと、次の物語の放送(2009/1/2)まで間に2週挟むということから、年末のファン・サービスだったと考えるのが妥当なところでしょうね。(BS-hiの放送は間に2週挟むということはなく、来週ちゃんとあります。)

次回は、ドゥーク伯爵が宇宙海賊に捕まって、ということ物語ということで、新たなエピソードということになるようです。

 

↓今回の主役

STAR WARS ベーシック フィギュア キット・フィストー

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  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

スター・ウォーズ サーガベーシックフィギュア キット・フィストー

スター・ウォーズ サーガベーシックフィギュア キット・フィストー

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
Star Wars - Classics Bust: Kit Fisto

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  • 出版社/メーカー: ジェントルジャイアント
  • メディア: おもちゃ&ホビー
↓もう一人の主役は受験生でした
スター・ウォーズ ベーシックフィギュア レガシーコレクション グリーバス将軍

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  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
スター・ウォーズ ベーシックフィギュア THE CLONE WARS グリーバス将軍

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  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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ケータイ刑事銭形愛20話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形愛」の第20話「聴くと必ず死ぬレコード ~呪いの賛美歌殺人事件」の「裏ネタ編」も3回目となるが、今回は五代さんが遊んでいた「たまごっち」についてと、「聖なる日曜日」がこの国出身の人が書いたということなので「ルーマニア」について、そして被害者がこれに行っていたということから「人間ドック」についてと「健康診断」について記します。(「人間ドック」については「・10話[裏ネタ編]PART 3」で記しているが、それをベースにして加筆しています。)

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

たまごっち」:1996年にウィズが企画してバンダイが発売した小形の玩具である。本体は卵のような楕円形をしていて、液晶画面があって、ペットを飼うというゲームである。また、時計機能を有している。→卵形をした時計(ウォッチ)ということから「たまごウォッチ」→「たまごっち」と命名されたというのは有名な話である。

ゲームは、卵を孵化させて育てていくというものであり、餌を与えたり、糞掃除をしたりするということで、本物のペットを飼っているような疑似体験が出来る。糞掃除わサボっていると機嫌が悪くなったり、病気になったりして、時には死んでしまうこともある。

10代の、特に女子高生をターゲットにしたものであるが、人気に火が付き、社会現象にまでなった。また、1台1980円という価格にも関わらず、初期に用意した30万個があっという間に売れてしまい、一色は生産が追いつかないほどになった。このように希少価値となると、プレミアが付くことになり、珍しいデザインのものには数万円という価格で取引されるようなことにもなった。

しかし、ブームというのはあっという間に過ぎ去るものでもあって、1999年にはバンダイが大量在庫を抱えることになり、それを処分するということにもなった。尚、日本国内で2000万個、全世界で4000万個を販売したと言われている。

今回の物語は2003年の放送ということだったので、ちゃんが「古っ」と言ったのも納得出来る所であるのだが、2004年になると、第二次ブームを迎えることになる。1997年のブームを知らない世代を中心にブームとなり、機能としては赤外線通信機能という新たな機能が採用されて、ブームに白瀉を掛けることになる。また、雑誌などへの漫画連載やアニメ化なども実現している。

尚、第二次ブームは、1997年のブームがあっという間に去っていったことの反省点を踏まえていたこともあって、数年ほど続くが、2007年には下火になっていった。(「太く短く」か「細く長く」かということになるが、ブームは「長く」と言っても数年が良いところであり、その通りになった。)

一応、現在では、液晶画面がカラーになったものが発売されているが、二度のブームのような勢いはない。(ターゲットとなった子供たちが入れ替わることを考えると、ひょっとしたら2010年代の中頃に、第三次ブームが来るかも知れませんが...)

ルーマニア」:英語表記は「Romania」。東欧、バルカン半島北東部に位置する国である。東は黒海に面していて、南から時計回りに、ブルガリア、セルビア、ハンガリー、ウクライナ、モルドヴァと接している。面積は約23.8万平方キロで日本の2/3よりも少し小さい国土であり、人口は約2200万人、首都はブカレスト、公用語はルーマニア語、宗教はルーマニア正教である。尚、漢字表記をすると「羅馬尼亜」と表記するが、この表記は殆ど使われず、カタカナで「ルーマニア」と表記するのが一般的である。

歴史を振り返ると、縫う世紀にワラキア、モルダヴィアという2つの公国が建設されたのが起源である。トランシルヴァニアと共に、オスマントルコの支配下にあったが、18世紀にロシアが進出し、一部がロシア帝国に割譲されている。また、北東部はオーストリア帝国の領土となる。そんな中、1877年にワラキアとモルダヴィアは合併し、独立を宣言してルーマニア公国となり、1881年にルーマニア王国となる。第一次大戦でトランシルヴァニアを併合するが、第二次大戦でソ連に占領され、割譲することになる。(その地は現在のモルドヴァである。)ソ連の影響で共産化して、1947年にルーマニア人民共和国になり、1965年にルーマニア社会主義共和国に改称する。1989年にチャウシェスク独裁政権が崩壊し、民主化されて、現在の国名であるルーマニアとなった。2007年にはEUに加盟した。(通貨はユーロではなく、「ルーマニア・レウ」である。)

社会主義体制の時に工業化を進めたが、設備投資が過大であったことから軌道に乗っておらず、農業国である。穀物生産(小麦、トウモロコシ)が多く、これらは輸出も行っている。その他、ヒマワリ、キャベツ、亜麻、羊毛なども世界の中では生産量の多いものである。ただ、石油や天然ガスという資源があり、石油採掘は17世紀に遡って行われている。

「ルーマニア」というと有名なのは、吸血鬼ドラキュラであるが、これは15世紀のワラキア公のヴラド・ツェペシュがモデルとされている。

人間ドック」:「ドック(dock)」とは、船舶の建造、修理、検査などを行う施設である。このことから転じて、人が短期的に入院して、全身の精密検査を行い、疾病の早期発見や健康指導を行ったり、疲労回復を行う設備のことを「人間ドック」という。(よくある間違いとして、「人間ドッグ」と言う人がいるが、元の意味となる単語は「Dock」であって、日本語表記すると「ドック」である。「ドッグ」となると「Dog(犬)」といことになり、人間と犬の合体した化物というのならば理解できないことも無いが、意味不明の言葉となってしまう。)

一泊二日という短期的なものから、3、4日程度かけて行うもの、一週間程度入院して徹底的に検査を行うものなどがあるが、入院することなく、連日通院して受診する「通院ドック」と呼ばれるものもある。

主に、成人病や生活習慣病の発見が目的(女性であれば、乳癌や子宮癌の発見も含まれる。)であることから、中年が対象となるが、受信するのに年齢制限がある訳ではない。しかし、「人間ドック」を受診しようとしても、日本では医療保険の対象にはならないため、ある程度の自己負担額が発生することから、受診者の数は伸びていない。そんな中、ある一定の条件(例えば、35歳、40歳、45歳など)の元で、受診費用の一部の補助を行っている健康保険組合もある。→こういう組合は良いのだが、健康診断について定めた労働基準法や労働安全衛生法では、人間ドックも定期的に受診する健康診断の一つとしていることから、人間ドックの受診費用は健康保険の適用にするべきである。(これは行政の怠慢であり、「健康増進」と言いつつも「健康診断なんか受けず、早く何かの病気になって、早く死んでしまえ」と言う考えが政府にあるように思えてしまう所である。)

尚、英語では「Complete Physical Checkup」または「Complete Medical Checkup」という。

健康診断」:病気の予防や早期発見を目的として、医師が行う診断のことである。略して「健診」とも呼ばれている。尚、特定の病気の発見を目的としたものは「検診」と言う。

英語では「Overhaul」「Physical Checkup」「Medical Examination」などと呼ばれている。

学校や会社、地方公共団体では、これを実施することが法律で義務付けられている(法律は、学校保険法、労働安全衛生法などで、それぞれ違う法律である。)が、商店などの個人事業者は自ら受診しに行かなければならず、受診していないという人が多い所が問題点の一つになっている。(病院に行けば受診出来ます。)

ただ、健康診断を受診することによる害を指摘する声もあるのを忘れてはならない。(レントゲンのX線被爆や採血、内視鏡による合併症誘発の危険性。)「早期発見」と言うと聞こえは良いが、毎年受診して、その都度「異常なし」ということが繰り返されているのは、費用の無駄遣いと指摘する声もある。→年齢別に、ある世代は2、3年に一度の受診で十分であり、40代以降の個人事業者の受診率を上げることを優先するべき、という意見である。それでなくても健康診断の費用負担が問題になっているのですから...

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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いぇー!ふぁみりーイロイロ!たまごっち+ ふぁみたまワールド

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ちびたまごっち ぶらっくダイヤモンド

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  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/03/14
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ルーマニア―伝説と素朴な民衆文化と出会う (旅名人ブックス)

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ルーマニアを知るための60章 (エリア・スタディーズ)

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  • 作者: 六鹿 茂夫
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本

新検査のすべてがわかる本―健康診断と検査結果を生かす

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健康診断の検査値がとことんわかる事典―基本健診から精密検査まで

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健康診断・人間ドック「気になる」疑問 (角川oneテーマ21)

健康診断・人間ドック「気になる」疑問 (角川oneテーマ21)

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  • 出版社/メーカー: ナツメ社
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  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/05/21
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  • 作者: 日野原 重明
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本


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