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ケータイ刑事銭形舞3話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形舞[裏ネタ編]」の第3話「黄色い鳥は見ていた! ~風水師殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回で打ち止めです。(「」の1つの物語で4回目となりました。)今回はちゃんが五代さんに渡した薬がこれだったことから「水虫」について、舞様特製コーヒーに入っていた「カレー粉」について、そしてこの物語の事件でポイントとなった「湿布」について記します。

尚、物語について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

水虫」:白癬菌(はくせんきん)による皮膚の感染症のことである。「汗疱状白癬(かんぽうじょうはくせん)」と言うこともある。足の裏や足の指の間などに水ぶくれが出来たり、皮膚が白くふやけたり、ただれたりする症状である。これが出来るとかゆくてたまらないという。(筆者は感染した経験がないので、実際どうなのか分かりません。)

白癬菌は高湿度を好む細菌であり、梅雨の時期から夏場にかけて感染者が増えるとされている。(そのため、「水虫」は夏の季語である。)長時間、靴を履いたままになっていると、通気性が悪くなり、発汗もあることから多湿状態が続くことになり、蒸れて菌の活動が活発になって、発症しやすくなり、感染している人は症状が悪化する。

それ以外にも、「水虫」は存在する。まずはカメムシ目ミズムシ科の水生昆虫がいる。体調は10mm程度である。日本全国に生息し、朝鮮半島から中国大陸にも分布している。池や沼などが主な生息地であるが、近年の環境汚染(特に水質汚濁が原因)によって、ミズムシ科の昆虫は絶滅した種類もあり、絶滅していなくても絶滅の危惧のある昆虫となっている。

また、甲骨類の中にワラジムシ目ミズムシ亜目という分類があって、ここに属する節足動物にも「ミズムシ」という動物が存在する。体長は9mm程度であり、日本各地の池、水田などの淡水の中で生息している。

この物語に出てきた「水虫」というのは、最初に記した「病気の水虫」であり、「水虫」というと現在では生物の「水虫(ミズムシ)」よりもこちらの方を指している。→やはり、動物よりも病気の方が人間にとってはより重要なことということですね。

尚、英語では(病気の)「水虫」のことを「Athlete's Foot」と呼ぶ。これは、欧米では運動選手が感染していることが多いためである。(シューズを長時間履いて練習することから、足が蒸れ、一般人よりも感染しやすい環境になり、発症者が多い。)

カレー粉」:混合香辛料であり、黄褐色の粉末である。カレー料理を作る際に利用されるものであり、主に辛味の強い香辛料を混ぜて作られたものである。英語では「Curry Powder」という。

特に、イギリスや日本では、カレー料理を作る時の調味料として普及している。尚、発祥地はイギリスである。(カレーの本場であるインドでは、こういう混合香辛料を使わず、各種香辛料を使って作られていた。)これによって、カレー料理を手軽に作ることが出来るようになった。

カレー粉には多数の香辛料が含まれている。(製造メーカーによっても多少の違いがある。)主に使用されている香辛料は、ウコン、コエンドロ、コショウ、ショウガ、トウガラシ、カラシ、オールスパイス、チョウジ、サフラン、パプリカ、クローブ、シナモン、カルダモン、ナツメグ、キャラウェイ、フェンネル、フェヌグリークなどが知られている。

尚、カレーの本場のインドでも使用されているが、インドに於いてはあくまでもお手軽なカレー料理の材料であって、インスタント食品のように扱われている。→インスタントコーヒーをお湯に溶いてコーヒーを作る、という感覚と同じである。→これを考えると、舞ちゃんがコーヒーにカレー粉を入れた、というのは分からないでも無いが、そんなコーヒーはお金を貰っても飲みたくありません。

日本に於いては、1905年に国産のカレー粉が初めて登場し、それ以降、広く普及し、カレー料理が一般的な料理となるのに貢献した。

湿布」:「罨法(あんぽう)」とも呼ばれることもある。炎症や充血などを除去するために、患部を暖めたり冷やしたりする療法のことをいう。また、その際に患部に当てられる布のことを指して言う。

「冷湿布」と「温湿布」の二通りの商法があって、前者は患部を冷やすもの、後者は暖めるものである。(それぞれ、水や氷/お湯が使われる。)これに、患部に当てる布に薬剤を混和したものを使用する場合があって、現在、「湿布」というと、この薬剤を混和したものを使って行う療法のこと、またはその薬剤を含んだ布のことを言うのが一般的になっている。

「罨法」は古くからあるものであり、風邪を引いて熱を出した時に頭を冷やすのに使われる氷嚢も、罨法の一つである。(換言すると、湿布の仲間である。)また、打ち身には馬肉をスライスしたものが効果的とされて、湿布として馬肉が利用されるのも昔からである。

現在では、筋肉痛、肩こり、腰痛などを軽減するために利用される市販の湿布薬が一般的である。これは世界的に同じである。(そのため、海外旅行をした時、筋肉痛などを起こした場合に備えて、外国語での名称も覚えておくと、いざという場合には役に立つでしょう。)

英語では「Compress」、ドイツ語では「Kompresse」、フランス語では「Compresse」、イタリア語では「Compressa」、スペイン語では「Compresa」と言う。

 

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↓カレー粉をいくつか

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「KINGS OF THE SUN」 [映画(洋画)]

表題の作品は1963年のアメリカ映画「太陽の帝王」である。'50'sから'60'sでは歴史スペクタクル作品が数多く製作されたが、本作もそんな中の1本である。が、本作は中南米のマヤ王国で知られるマヤ族の物語ということで、日本ではちょっと珍しい場所が描かれた作品と言うことになる。(但し、本作はフィクションであって、数多い歴史スペクタクル作品とは一線を画すものである。)

作品データを記しておくと、時間は108分、原作はエリオット・アーノルド、監督はJ・リー・トンプソン、脚本はエリオット・アーノルドとジェームズ・R・ウェッブの2人、撮影はジョー・マクドナルド、音楽はエルマー・バーンスタインである。そして出演は、ユル・ブリンナー、ジョージ・チャキリス、シャーリー・アン・フィールド、リチャード・ベースハート、ブラッド・デクスター、バリー・モース、アルマンド・シルベストレ、レオ・ゴードン、たちである。

長い間の栄華を誇ったマヤ族では、バラーム王子が継位の儀式を行っていた、が、その儀式の最中に、西方の部族・ヒュナックが襲撃してきて、国を失ってしまう。王子をはじめとする生き残りの兵士たちは、国を脱出し、海辺のインディアンに匿われることになる。しかし、ヒュナックの追っ手はその場所も突き止め、王子たちは海上へ脱出した。海を渡って王子たちが辿り着いたのはテキサスの地だった。そして、原住民の小部族と交流しながら復讐を誓う。原住民たちの文化を取り入れて新しい村造りを始めた王子たち。そんな中、ヒュナックの襲撃以前に王子と婚約を交わしていた酋長の娘・イスチェルは、婚約には腹を立てながらも、応じに惹かれていた。が、マヤの一族に土地を奪われる形になったことから、好戦的な部族の酋長・ブラック・イーグルは王子たちに戦いを挑んできた。が、王子はブラック・イーグルを撃退し、ブラック・イーグルは瀕死の重傷を負う。そんな酋長・ブラック・イーグルを看病するイスチェルは、いつしか彼に心を奪われていた。やがて、ブラック・イーグルは回復するが、マヤ族の祭司たちは、ブラック・イーグルを新大陸での新たな生活を圓満に勧めるために生贄として使うことを考えた。が、酋長の部下たちがそれを救う。ブラック・イーグルは両部族の共存を考えて応じに手を伸ばした。が、マヤ族を負うヒュナックが現れて、襲ってきた。で、ブラック・イーグルと応じは平和のために戦い、ヒュナックの一族を撃滅させた。しかし、勝利を得るにはブラック・イーグルを失うという大きな代償を払うこととなる。ヒュナックを滅ぼしたことでマヤ族はかつての土地に戻ることが出来るようになったが、王子はこの地を新しい故郷とすることにした。

マヤ族の物語と行っても、舞台はテキサスであり、史実とは関係のないフィクションである。そしてアメリカ映画らしい展開となっている。(→本作を見てマヤ王国のことを歴史を学ぶということは止めましょう。本作はフィクションであって、マヤ王国の歴史とはかけ離れたものですから...)

最近は、ちょっとしたスペクタクル作品のブームとなっているが、CGを使っていない(本作製作当時はCGは存在していない。)こともあって、最近の作品にはない自然なスケールの大きさが映像から感じられるだけに、見ておいて損のない作品である。まして、本作は史実とは関係のないフィクションであるだけに、単純な娯楽作品として鑑賞しても楽しむことが出来る作品である。

 

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その116) [ケータイ刑事]

ここのところは「007/慰めの報酬」関係ということで記しているが、今回はシチュエーションと言うことにして、テーマは「救いの神となった乗物」です。「007」からは「慰めの報酬」であるが、「ケータイ刑事」からは「・5話」の登場となります。

ケータイ刑事」:「・5話」。「シベリア超特急殺人事件」という物語である。ちゃんと五代さんの乗った覆面パトカーがエンコしてしまい、困っていると、救いの神現れる、というようにあるバスが通りかかった。で、そのバスに乗せて貰ったちゃんと五代さん。「ようこそ、シベリア超特急へ」ということで、このバスは路線バスではなくて、心霊スポットを回るツアーのバスだった。

普通に走っているのに、やたらと揺れる。そんな中、「悪霊トンネル」と呼ばれるトンネルを通過する。(真っ暗になる車内。何故かトンネル内ではバスは揺れなかった。)ここで事件が起こり、乗客の1人である雑誌編集者の一ノ瀬が殺された。走行中のバスだったということから、犯人は3人の乗客の誰かだと思われたが...

捜査を始めたちゃんだったが、ちょっと苦労するが、バスが傾いていること、オートドライブ機能があることから、運転手が犯人だと見抜いたちゃんは、事件を解決した。

事件が起きたときはトンネルの中を走っていたが、車内が真っ暗だったということ、そして運転手が運転席から離れて、バスの最後部に乗っていた被害者を殺害した、というとんでもない事件であったが、こういう発想をするのが「ケータイ刑事」の本領でもあり、傑作として知られる物語です。

007」:「慰めの報酬」。2008年のシリーズ第22作で、現時点での最新作である。6代目ボンドの第2作である。劇中で、シリーズの過去作品に対するオマージュも散りばめられている作品でもある。

物語の中盤で、ボリビアに入ったボンドとカミーユ(=ボンドガール)だったが、乗ってきた飛行機(DC-3)は攻撃を受けて損傷し、砂漠に墜落して爆発した。直前に飛行機を脱出したボンドとカミーユだったが、ここは砂漠の真ん中ということで、砂漠を彷徨うことになる。

一夜を砂漠の岩場で過ごし、人が住んでいる場所を捜して歩くボンドとカミーユ。やがて、人が住んでいる村に到着する。そんな所に、元はスクールバスだったと思われるバスがやってきた。(一応は、路線バスと言った所でしょうか。長距離バスの方が正しいかも取れませんが...)大勢の乗客で満員だったが、村人たちと共にボンドとカミーラはこれに乗って、2人は都市に戻って行った。(バスの中では何もなく、無事に到着することになる。→2人がバスに乗ると、さのまま砂漠の道を走り去って行った所しか、物語の中では描かれていないが、何事もなく到着したと考えるべきである。(バスの中に追っ手がいたら、何なりか描かれるはずですから。))

共通点は、やってきた乗物が共にバスであるということ、しかも揃って古いバスで、走行距離もかなりいっていそうなオンボロ・バスと言ってよいものである、ということである。しかも、これまでに乗っていた乗り物がダメになった所(「ケータイ刑事」はエンコ、「007」は墜落して爆発。)に都合良く現れた(だからこそ「救いの神」になったということが出来る。)というのも共通している。また、主人公の銭形/ボンドとその相棒ということになる五代さん/カミーラというメイン・キャストの2人がバスに乗った、というのも共通している。

違いは、「ケータイ刑事」では、乗ったバスの中で殺人事件が起こり、その事件を解いていくことになるが、「007」では単に移動手段として乗っただけであって、その中では何事も起こらなかったということである。(当然、バスの関係者(乗客や乗員)の間で死者が出た/出ていない、という違いもある。)また、「ケータイ刑事」では、バスを見つけたちゃんと五代さんが派手に自分たちの存在を気づかせようとして大きな声を出して手を振っていて、バスの正規に停車しない所からバスに乗り込んだが、「007」ではボンドとカミーユは他の乗客たちに紛れるようにして、出来るだけ目立たないようにして、バスの正規の乗り場であるバス停からバスに乗り込んでいた。

次回も、「007」からは「慰めの報酬」として、シチュエーションについて記す予定ですが、ある物にするかもしれません。何が登場するかはお楽しみに。

 

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