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ケータイ刑事 THE MOVIE 2/オリジナル・サウンドトラック・アルバム[改訂版](SOUNDTRACK) [ケータイ刑事]

3/10から劇場公開される「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘、ゴルゴダの森」のサントラ盤が発売になり、入手したので、早速記すことにしました。

尚、タイトルに「[改訂版]」とあるのは、2/5に本サントラ盤の収録曲が判明したということで、その記事を記しているためであり、今回は実際にそれを聴いてから記しています。(2/5の記事は、ここをクリックして下さい。)それにしても、「ケー刑事」ならではの長いタイトルになっちゃった...

まずは収録曲全26曲のタイトルを記します。『プロローグ』『従姉妹のマーチ』『トミー』『カンのメモリー』『マツ』『ゴルゴダの森』『石川五右衛門』『500年の恨み』『決闘』『石川城』『石川一族のアジト』『陰謀』『脱出』『ゴルゴダの空』『挑戦』『輪舞①』『輪舞②』『恐怖の間』『処置室の間』『記憶』『コードネームは松』『雷・口上編』『ケータイ刑事(スローバージョン)』『ケータイ刑事(逮捕バージョン)』『警視庁』『ケータイ刑事』。

歌が入っているのは4曲目の『カンのメモリー』とラストの『ケータイ刑事』の2曲のみで、それ以外はインスト・ナンバー(スコア)です。「M1」の音楽は、TVではニュース番組をはじめ色々と使われていますが、「M2」の音楽も多く使われることになるのでしょうね。

また、3曲目の『トミー』と22曲目の『雷・口上編』はTVシリーズでも使われたものである。前者はあのバグパイプのほんわかとした曲であり、後者は雷ちゃんの口上の時に流れた「明日吹く風」のインスト・ナンバーでもあります。ということで、一応はTVシリーズの曲も含まれているということになります。(映画の方でも使われているのでしょうが...)

でも、零ちゃん関係の曲が無い(まあ、既発売のサントラ盤にはありますけど、新曲は無いということ何でしょうね。)のと「銭形雷」TVシリーズの主題歌である明日吹く風』と早織ちゃん作詞の挿入曲ラブラブサンダー、更には柴田束志のテーマが収録されていないのは残念です。

が、やっぱり「ケータイ刑事」のサントラ盤であり、内容の方は実に密度が高い。明るくポップで楽しい「ケー刑事・ワールド」であるが、そのままの明るく楽しい曲から、サスペンス調の緊迫感のある曲、更にはヒップホップ調の曲、そして、どことなく「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」を思い出させてくれる曲というように、実に多彩でバラエティに富んでいる。→映画の方も期待できますね。

不満点は、先にも記したように、『明日吹く風』と『ラブラブサンダー』が収録されていない所と、収録曲の楽曲情報がDISCに記録されていないという所(まあ、一曲ずつ手入力すれば良いだけですけど...)、そして歌詞カードがボーカル曲2曲の歌詞はあるものの、実にショボい所である。→でも、値段を考えたら許せます...

未収録の2曲の方は、「銭形愛」からのTVシリーズの音楽で、「THE MOVIE + TVシリーズ」のサントラ盤に未収録の曲が多数あるので、それらと一緒にして「ケータイ刑事 サウンドトラック・完全盤」(「」~「」の5作もあり、「」のミュージカル編、「」のオペラ編まで完全収録したら、最低でもCD5枚組ぐらいにはなっちゃうでしょうが、それでもOKです。)のリリースを期待したいところです。(6代目以降が誕生したら、更に増大しますね...)

とにかく、この内容で1500円というのですから、これは絶対に買いです。(買わないと、雷ちゃんに逮捕されるでしょうが...→誰ですか、「雷ちゃんに逮捕されたい」と言っている人は...)

劇場公開まであと少し。益々楽しみになりました。

ところで、「THE MOVIE + TVシリーズ」のサントラ盤のジャケットでは、零ちゃんだけが歯を見せていましたが、「M2」のサントラ・ジャケットでは零ちゃんも凛々しい表情をしています。1年の間に零ちゃんも更に成長していますね。(夏帆ぽんは4月から高校生ということもあって、まだまだ成長期です。毎年映画があれば、あと3本は登場出来るだけに、今後も楽しみです。)

 

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: 小出早織/松崎しげる
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD

↓「M1 + TVシリーズ」のサントラ盤はこちら

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

↓「M2」関係

ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零

ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本

ケータイ刑事 石川五右衛門一族の陰謀

ケータイ刑事 石川五右衛門一族の陰謀

  • 作者: 林 誠人, 加藤 淳也
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2007/02/22
  • メディア: 文庫
ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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PRINCE『PRINCE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された殿下の2nd.アルバムである。また、邦題は「愛のペガサス」と付けられている。1st.アルバム「FOR YOU」は鳴かず飛ばずと状態だったと言うことから本アルバムではしっかりと修正されていて、ファンキーであり、ポップなサウンドにまとめ上げられていて、後に時代をリードするビッグ・ネームになることを予感させてくれるだけのものがある。これだけの内容を一人で築き上げたのも、彼の才能のポテンシャルが高いことを示している。本アルバムはスマッシュ・ヒットとなり、Billboard誌のアルバム・チャートで最高位22位を記録すると共に、1980年の年間アルバム・チャートでは65位にランクインした。そうしてPRINCEの伝説は始まった。

収録曲は以下の全9曲である。『I Wanna Be Your Lover』『Why You Wanna Treat Me So Bad?』『Sexy Dancer』『When We're Dancing Close And Slow』『With You』『Bambi』『Still Waiting』『I Feel For You』『It's Gonna Be Lonely』。

この中からシングル・ヒットを記録したのは『I Wanna Be Your Lover』であり、1980年のBillboard年間シングル・チャートでは95位にランクインしており、レギュラー・チャートでは最高位11位を記録している。(このヒットから'80'sのPRINCEの伝説がスタートすることになった。)

アルバム全体はファンキーなテイストに満ちていて、ポップであって聴きやすいものであり、後にカヴァーされることになる『When We're Dancing Close And Slow』(CYNDI LAUPER)や『Why You Wanna Treat Me So Bad?』『Sexy Dancer』『It's Gonna Be Lonely』と、シングル・ヒットの『I Wanna Be Your Lover』というところをお薦め曲としてピックアップしておく。

ところで、2nd.アルバムに自分の名前を付けることになった訳であるが、邦題が「愛のペガサス」というのはどうして?と思うことになるが、それは裏ジャケットを見ていただいたら何となくお分かり頂けるでしょう。でも、当時の殿下は殆ど無名に近い存在であり、日本のレコード会社も重箱の隅をつつくようにして邦題を付けるのだから、苦労していますね。(でも、もっと良いタイトルがあったはずである。)

この後、'80'sの音楽シーンに君臨することになる殿下の若さに満ちた本作は、今でこそ高い評価をされているが、発表当時は注目こそされたものの、決して高い評価を受けたものではなかった。しかし、将来性を大いに感じさせたということもあり、彼のキャリアを語る上では忘れることの出来ないアルバムの一つである。PRINCEサウンドを堪能するのであれば、聴いておかなければならないアルバムである。

 

Prince

Prince

  • アーティスト: Prince
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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PINK FLOYD『MEDDLE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは、1971年に発表されたものであり、邦題は「おせっかい」。前作「ATOM HEART MOTHER」(邦題:「原子心母」)に続いてまたも発表したコンセプト・アルバムである。本アルバムでは、LPのB面を占領している『Echoes』がその象徴的な大曲である。(「原子心母」と同様の構成です。)そうして彼らは、人類の文化遺産としてその名を刻み込む名盤「THE DARK SIDE OF THE MOON」(邦題:「狂気」)を発表することになる。

本アルバムに収録されているのは以下の全6曲である。『One Of These Days』『Pillow Of Winds』『Fearless』『San Tropez』『Seamus』『Echoes』。

この中からは、やはり『Echoes』と言うことになるが、日本ではプロレスラー・A.ブッチャー(更にはT.ジェット・シンも使いました)の入場テーマ曲として使われた『One Of These Days』(邦題:「吹けよ風、呼べよ風」)というインスト・ナンバーも有名である。

で、『Echoes』であるが、この曲はオーケストラを参加させずに、彼らの才能が見事に融合して、宇宙空間を漂わせる神秘的なサウンドを築き上げていて、聴く度に新たなイメージを想像させてくれる。そしてこの曲は20分を越える一大叙事詩としてまとめられている。(この曲の発表時では、LPという録音媒体の収録時間の関係もあったろうが、現在のCD時代であれば、ひょっとしたら1時間を超える作品として仕上げられたのではないかという気もします。)この曲をじっくりと聴けば、色々な想像力をかき立ててくれることにもなり、これを聴かずして何を聴くというのでしょうか。

前作「原子心母」も傑作、名盤と言われるが、本アルバムもそれに劣らない大傑作である。が、本アルバムの不幸は、「狂気」が発表されたことによって隠れてしまったということにある。(更に「THE WALL」によって隠れた名盤の様になってしまった。)が、その「狂気」も突然生まれたわけではなく、「原子心母」と本作というステップを経て生まれたものである。FLOYDファンはしっかりと本アルバムも聴いているでしょうが、FLOYDを余り知らないという方も、本アルバムの存在を忘れないでもらいたい所である。(しかし彼らのサウンドは、それを理解できる者たちだけが聴けばよいものであり、ある意味では選ばれし者に与えられる特権でもあるため、「聴きましょう!」と言うことは言いませんよ。)

 

Meddle

Meddle

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

↓この2 in 1(2枚組なので、果たしてこういうのか?)もお涙ものです。

Atom Heart Mother / Meddle

Atom Heart Mother / Meddle

  • アーティスト: Pink Floyd
  • 出版社/メーカー: Emi
  • 発売日: 2002/12/02
  • メディア: CD


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