SSブログ

「LOOK WHO'S TALKING TOO」 [映画(洋画)]

表題の作品は1990年のアメリカ映画「リトル★ダイナマイツ/ベイビー・トークTOO」である。前年の「ベイビー・トーク」が大ヒットしたことを受けて、同じスタッフ&キャストが再度結集して製作された続編である。今回は、喋る赤ん坊・マイキーに妹が生まれ、この妹も喋るということで、同じコンセプトであるが、しっかりとパワーアップした作品である。本作では家族の絆を再確認するということが描かれていて、ラブ・コメディであるが、とてもハートフルな展開となり、しかもテンポも良くて大いに楽しむことが出来る作品として仕上がっている。

作品データを記しておくと、時間は81分、製作はジョナサン・D・クレイン、監督はエイミー・ヘッカリング、脚本はエイミー・ヘッカリングとニール・イズラエルの2人、撮影はトーマス・デル・ルース、音楽はデヴィッド・キティである。そして出演は、ジョン・トラヴォルタ、カースティ・アレイ、オリンピア・デュカキス、イライアス・コティーズ、トゥインク・カプラン、ギルバート・ゴットフリード、ローン・サスマン、たちで、声の出演は、ブルース・ウィリス、ロザンヌ・バー、デイモン・ウェイアンズ、メル・ブルックス、たちである。

タクシー運転手のパパ・ジェームズと公認会計士のママ・モリーの間で小さな王様ぶりを発揮していたマイキーももうすぐ3歳になろうとしていた。そこに妹が生まれることになった。で、妹・ジュリーが生まれた。それから1年、モリーの弟・スチュアートが会社を辞めて家に転がり込んで来る。マイキーにとっては面白い遊び相手の叔父さんという存在だったが、パパ・ジェームズはタクシー運転手からパイロットに転職、スチュアートのことで喧嘩を繰り返すジェームズとモリー。で、ある日、ジェームズが家を出てしまった... やがて誤解が解けて家に帰ってきたジェームズだったが、今度は言えに強盗が入って来て大変なことになってしまう...

マイキーは4歳になっているということで、喋って当然であるが、声を当てているのは全作同様にB・ウィリスであるという所がやっぱりポイントとなっている。が、本作では妹・ジュリーが新しい王様(女王と言うべきね)になっていて、しかも喋ると言うことで、マイキーが妹に嫉妬するなど、細かい所まで考えられていて、全作のコンセプトを受け継ぎながらも、新しい所も出てきている。前作に続いて本作も見ておきたい作品である。

 

ベイビー・トーク2 リトル・ダイナマイツ

ベイビー・トーク2 リトル・ダイナマイツ

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/04/18
  • メディア: DVD

↓シリーズ3作セット


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

「LOOK WHO'S TALKING」 [映画(洋画)]

表題の作品は1989年のアメリカ映画「ベイビー・トーク」である。この作品は、もしも赤ん坊が胎児の前の精子の段階から意志を持っていたら、というアイデアから繰り広げられる赤ん坊の視点から大人たちの恋の行方を観察した作品である。で、赤ん坊の声をブルース・ウィリスということも話題を呼んだラブ・コメディである。で、本作がヒットしたことから続編が制作されて、合計で3本の作品が生まれている。

作品データを記しておくと、時間は96分、製作はジョナサン・D・クレイン、監督と脚本はエイミー・ヘッカリング、撮影はトーマス・デル・ルース、音楽はデヴィッド・キティである。そして出演は、ジョン・トラヴォルタ、カースティ・アレイ、オリンピア・デュカキス、ジョージ・シーガル、エイブ・ヴィゴダ、たち、声の出演にブルース・ウィリスである。

公認会計士のモリーは得意先の会社社長・アルバートの子供を身籠もる。が、妻と離婚すると行っておきながら他の若い女と付き合っているアルバートに愛想を尽かして、一人で子供を産むことを決意するモリー。陣痛が始まったモリーは交通渋滞に巻き込まれて立ち往生。タクシー運転手・ジェームズを巻き込んで、大騒ぎの末に無事に男の子を出産した。子供はマイキーと名付けられ、大事に育てられるが、モリーは子供に相応しい父親探しに頭を悩ますことになる。そんな中、ジェームズがモリーの前に現れ、モリーは週末のベビーシッターを頼むことにした。で、ジェームズとマイキーの奇妙な友情が始まる。やがて、モリーとジェームズの間には愛が芽生え始めて...

物語のテンポも良く、また、赤ん坊の表情に合わせた声の当て方が上手く、笑いとともに爽やかな気持ちにさせてくれる。また、劇中に英雅の話が出てくるというのは、映画ファンを唸らせてくれる所でもあって、知っていればいっそう嬉しくなってくる。

また、ジョン・トラヴォルタは「グリース」の後、長期低迷期に陥っていたが、本作で復活することになり、'90'sになると再び大活躍するようになった作品でもあって、チェックしておきたいところである。

映画界では「子供と動物には勝てない」とよく言われるが、やっぱり「赤ん坊には勝てない」というところで、見終わった後にホッとした気持ちが残るというのも本作の良い所である。

 

ベイビー・トーク

ベイビー・トーク

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/14
  • メディア: DVD

↓シリーズ3作セット


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

LAURA BRANIGAN『TOUCH』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼女の5枚目のアルバムである。1982年のデヴューから毎年アルバムをリリースしていたが、本アルバムは全作「HOLD ME」から2年ぶりということになった。本アルバムはBillboardのアルバム・チャートでは最高位87位を記録している。(この位置では当然であるが、年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。)1984年の3rd.アルバム「SELF CONTROL」が大ヒットを記録して、'80'sの中期以降は歌姫として、5オクターブのパワフルなボーカルで魅了した彼女であるが、2004/8/26に自宅で脳動脈瘤により死去、享年47歳であったのは本当に残念なところである。

収録曲は以下の全12曲である。(最後の1曲は、リマスター時に追加されたボーナス・トラックである。)『Over Love』『Shadow Of Love』『Angels Calling』『Meaning Of The Word』『Power Of Love』『Shattered Glass』『Whatever I Do』『Spirit Of Love』『Name Game』『Touch』『Cry Wolf』『Statue In The Rain』。

この中からは、『Shattered Glass』(Billboardのシングル・チャートで最高位48位を記録)と『Power Of Love』(Billboardのシングル・チャートで最高位26位を記録)という2曲がシングル・カットされてそれぞれヒットをしている。『Self Control』の規模までは行かなかったが、確かな歌唱力で魅了してくれました。また、『Cry Wolf』はオーストラリアでのみシングル・カットされている。(豪ではそれなりのヒットとなった。)

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Power Of Love』、『Over Love』『Shadow Of Love』『Spirit Of Love』『Cry Wolf』というところをピックアップしておく。パワフルで声域の豊かな彼女のボーカルがたっぷりと聴かせてくれる。この後、『Self Control』を越えるようなビッグ・ヒット曲は生まれなかったが、歌唱力があるだけに安心して聴くことが出来たのがLAURAのナンバーでした。じっくりと聴いてもらいたいアルバムである。

 

Touch

Touch

  • アーティスト: Laura Branigan
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。