「ONLY YOU」('91) [映画(洋画)]
表題の作品は1991年のアメリカ映画「オンリー・ユー」である。このタイトルを耳にすると、オールディーズの名曲であるPLATTERSの『Only You』(1955年の大ヒット曲)の方が先に浮かぶが、それとは全く関係ない映画作品である。また、1994年にマリサ・トメイ主演の同名タイトルの作品がある(そのため、区別するために製作年を表題に括弧付けで記しました。)が、それとも関係ない。(ラブ・ストーリーでは定番の単語がシンプルにタイトルとして使われているだけに、結構誤解されているところもある。また、数多くのミュージシャンたちがこれと同じタイトルのアルバムを発表しているので、更にややこしくなる。)本作は日本では劇場未公開であったため、完全に埋没してしまっているが、ロマンティックなラブ・ストーリーであって、ハートウォームな所は安らぎを与えてくれる。もっと陽の目が当たっても良い作品である。
作品データを記しておくと、時間は90分、監督はベティ・トーマス、脚本はウェイン・アラン・ライス、撮影はブライアン・イングランド、音楽はピーター・ロジャース・メルニックである。そして出演は、アンドリュー・マッカーシー、ケリー・プレストン、ヘレン・ハント、キッド・クレオール、トム・マクファデン、マーク・リン、ジョエル・マーレイ、ダニエル・ローバック、リズ・シェリダン、たちである。
物語は、クリスマス・イヴに彼女にふられたクリスは、やはり彼にふられたアマンダと出会い、二人は意気投合する。で、二人は常夏のリビエラ向かう。が、アマンダはとんでもない生意気な女であった。アマンダをふった男の気持ちが分かったクリスの前に、美女・クレアが現れて...
ライト・コメディという感じの作品で、派手な所はないのだが、爽やかな印象を受けることが出来るラブ・ストーリーはちょっと良い気持ちにさせてくれる。それにしても、A.マッカーシーも、K.プレストンも、みんな若いですね...(当然ですけど...)
↓DVDではなくてビデオです。
↓関係ないけど、このアルバムを...
「関東シリーズ」(その1) [映画(邦画)]
懐かしの邦画ヒーローの第13弾として取り上げる作品は、「関東」シリーズです。このシリーズは'60'sの東映作品と、1971年の日活作品という2つのシリーズがある。(当然、別物である。)ここでは、この2つのシリーズをそれぞれ取り上げることにする。
まずは、東映の「関東」シリーズについて。このシリーズは、鶴田浩二主演の任侠作品であり、「関東流れ者」「関東やくざ者」「関東破門状」(以上、1965年作品)と「関東果し状」「関東やくざ嵐」(以上、1966年作品)の全5作である。監督は全5作とも小沢茂弘である。また、最終作以外の4作には、藤純子が花を添えている。
一方、日活製作の「関東」シリーズは、全3作であり、いずれもが1971年の作品である。主演は渡哲也であり、行き所のないアナーキーなチンピラの姿を描いた作品である。また、日活最後のアクションシリーズでもある。作品は「関東流れ者」「関東幹部会」「関東破門状」の3本である。
初回となる今回は、年代順ということで、東映のシリーズの第1作となる「関東流れ者」についてです。
作品データを記しておくと、1965年の東映京都の作品で、時間は92分である。原案は京山雪洲、監督と脚本は小沢茂弘、撮影は山岸長樹、美術は富田次郎、音楽は菊池俊輔である。そして出演は、鶴田浩二、大木実、小山明子、藤純子、村田英雄、山本麟一、石井均、沢彰謙、山城新伍、遠藤辰雄、楠本健二、中田ラケット、中田ダイマル、中堀正夫、たちである。
仁侠やくざ・大谷清次郎の熱い物語である。大谷清次郎は、死んだ父の後を継いだ兄の横暴ぶりに我慢できず、婚約者のお繁を捨てて一人旅に出る。数年後、渡世人となった清次郎は、ある地方都市で、憲法発布記念の剣道大会に出場して優勝した。決勝で敗れた土建業高島組の馬頭三五郎は帰り道で清次郎を待ち伏せるが、清次郎の気風に惚れ込み、高島組の親分に引き合わせ、自分は清次郎の舎弟分になる。親分は清次郎を引き取り、組の頭に据える。そんなある日、清次郎は三五郎のもてなしで遊廓・大洗楼に上るが、そこで今は今市の遊女に身を落としたお繁と再会する。お繁は、今は三五郎の女になっていたのだった...
任侠シリーズらしく、主人公・清次郎に繋がる人物が悪い奴らに殺されて、その復讐のために殴りこみを掛ける、というお決まりのパターンの物語であるが、そのパターンにハマらないクライマックスが運命に弄ばれる男の悲しさを描き出していて、他の作品とはことなる味のある結末を迎えている。また、藤純子は華を添えているだけではなく、クライマックスで良い味を出している。靍田浩司が渋いです。
本シリーズは、かつてLDでリリースされていたが、DVD化はまだである。こういう作品は早くDVD化してリリースして貰いたい所である。
↓本作はソフト化されていないので、鶴田浩二関係の書籍をピックアップしておきます。
鶴田浩二―“任侠”にかけた男の意地と夢 映画写真集 (1972年)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 芳賀書店
- 発売日: 1972
- メディア: -
- 作者: カーロン 愛弓
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
ケータイ刑事銭形海21話(2nd.8話) [ケータイ刑事]
二段構成として記している「銭形海」。こちらの方は物語の中身を追っている長文&ネタバレたっぷり編です。今回の物語は2nd.8話(通算では21話)の「私を水族館に連れてって! ~シーパラ尾行大作戦」です。物語の方は、「愛・18話」がベースになった物語(そのリメイク的な位置づけとなる「泪・2nd.16話」(相棒は高村さんですが...)と共に、おさらいをしておきましょう。また、五代さんと銭形のポジションが逆になった「舞・11話」もおさらいしておくといいでしょうね。)であったが、それ以外にもポイントがありました。それは冒頭の海ちゃんと五代さんのコント部分である。「海・1st.6話」では「ペンションUMA(うーま)」(高村さんは「ペンションうま」と発音していました。)や「スニーカー」というように、「海・2nd.」で五代さんの登場への伏線が用意されていたが、今回はここに岡野さんの名前まで出てきたということで、これは間違いなく新年からの「海・3rd.」では、岡野さんが戻ってくることの伏線ですね。(12/29の「海・2nd.13話」のサブタイトルが「さよなら五代さん! ~恐怖の神経ガス殺人事件」となっているので、海・五代コンビの「海・2nd.」は年内終了で間違いないでしょう。)
それではいつものように、ネタバレありの長文(ここ数回と比べると、確かに今回は長くなりました。→それだけ面白かったということにもなります。)で、本編に行きます。(尚、放送直後に記した「感想+次回予告」版はここをクリックして下さい。)
警視庁、お昼と言うことで弁当を食べている五代さんと海ちゃん。五代さんはコンビニ弁当を5つも机の上に並べてほおばっている。一方の海ちゃんは手作り弁当でした。(それにしても、美味しそうに食べている海ちゃんです。)食べながら五代さんが「岡野って知ってる?」と話を切り出す。「ほら、お姉ちゃん、コンビを組んでいた岡野警部よ」と五代さんが言うと「ああ、トミーのことですか。役に立たない検定証ばかり集めている検定マニアのおじさんだって、お姉ちゃまから聞いたことがあります」と海ちゃん。(→実にはっきりと言う海ちゃんですね。まあ、間違っていないですけど...)五代さんは「会ったんだよ」と言いながら海ちゃんの弁当箱から「蛸、いただき!」と言って、ウインナーを奪っていく。「最後に食べようと思ってたのに...」と涙目の海ちゃんが可愛い。で、更に話を聞くと、尾行検定の試験場で会ったということで、挨拶したらホールドに入った長い資格証を見せてくれた、とのことだった。(警察手帳の部分は「警部補」となっていました。→雷お姉ちゃまとのコンビの時は「警部補」で、「M2」で「警部」に昇進したけど、またまた何かやらかして降格になったのでしょうか?(おそらく、新年からの「海・3rd.」に登場するでしょうから、その辺りもはっきりするでしょうね。))
で、トミーは今、9998の資格を持っているということで、五代さんは「あれ行くよ、今年、1万」と言ってました。(「海・3rd.1話」で念願叶って1万個目の資格を取って、そして海ちゃんとコンビ結成、と言ったところでしょうか。)これに海ちゃんは目を丸くして「岡野さん、そんなことになってるんですか...」と驚いていた。五代さんは「噂通り、凄い人だね~」(1日1つずつ取っていっても、1万に到達するには27年以上かかる計算になるので、それ以上のペースで資格を取っているのでしょうね。→やっぱり凄い人です。)と言いながら、食べかけのフライを海ちゃんの弁当箱に入れる。これに「勝手に食べかけ入れないでくださいよ」と言ってよける海ちゃんでした。五代さんは「美味しいんですよ、食べかけが」と言うが「美味しくないです」と迷惑顔の海ちゃん。(百面相とまでは言わないが、表情豊かな海ちゃんでした。)
そんな海ちゃんは「どうして尾行検定なんか受けたんですか?」と尋ねるが、五代さんは「それはまあ、大人の事情ってやつ...」と言ってお茶を濁すだけだった。そんな所に「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入る。で、携帯を取り出す海ちゃん。都内某所でボンゴレ兄弟がコカインの取引を行うという通報あり。直ちにボンゴレ兄弟を尾行して、麻薬組織を一網打尽にせよ。(今回の入電はいつもとすこし違うものでした。でも、ムービーの方はボンゴレ兄弟がパスタ(勿論、スパゲッティ・ボンゴレ)を食べている所であるが、そんな所を撮影した警視庁撮影班、恐るべし!)海ちゃんは笑顔で「早速尾行検定が役に立ちそうですね」と言うと、「尾行検定8級の腕前、見せてやる。黙ってついてらっしゃい」と言って五代さんは張り切って飛び出していく。海ちゃんは「8級って、微妙に半端だなぁ~」と言って首を傾け、「お弁当、途中なのに...」と不満を言いながらも五代さんの後を追った。→岡野さんの資格は4級あたりが多かったのに、もはや数を稼ぐために、何でも受けるんですね...
ボンゴレ兄弟の尾行を開始した五代さんと海ちゃん。ボンゴレ兄弟は港で船に乗るのを確認すると、五代さんは「奴ら、東京を離れるつもりだな」と口にする。海ちゃんは「サングラスなんか掛けて、目立ちすぎですよ」と指摘するも「大丈夫だ」と五代さん。そして「尾行の心得、その1。大胆かつ繊細、自然に振る舞うことが大切なんで」と言って、同じ船に乗り込んだ。
船は八景島シーパラダイスに向かっていた。ボンゴレ兄弟をマークしている海ちゃんだったが、突然ボンゴレ兄弟が振り返り、身を隠そうとする。で「見られたかも知れません」と言う海ちゃん。これに五代さんは「大丈夫だ。尾行の心得、その2。人は目を合わさない限り、相手のことを覚えていないはずだ。もっと自信を持て」と言うが、船酔いしていた。
そんな時、腰を屈めたボンゴレ兄弟はジェラルミンの鞄から何かを取り出そうとする。で、取り出したのはアイスキャンデーだった。そして1本のアイスの表面とその裏側を同時に舐め合うボンゴレ兄弟だった。それを見た五代さんは「美味そうだな、気持ち悪いけど...」と言いながら出ていこうとするが、海ちゃんが「ダメです」と必至で抑えていた。
船がシーパラに到着して、ボンゴレ兄弟が降りてくる。で、海ちゃんと五代さんも降りてくるが、五代さんは船酔い状態のままだった。でも海ちゃんは「行きますよ」と言って、ボンゴレ兄弟の後をつけていく。で、五代さんも後を追う。
尾行しながら五代さんは「尾行の心得、その3。心に疚しいことのある人間は、後ろを振り向く時、必ず右からという習性がある。」と言って、それをやってみせる。そして、尾行する時はターゲットの常に左側、10mから20mの距離を置いてつけるのがベストだと海ちゃんに教えるが、ボンゴレ兄弟は左から後ろを振り向いた。で、慌てる海ちゃんと五代さんは「久しぶり!」と言って誤魔化していた。(「泪・1st.3話」の泪ちゃんと五代さんの張り込み作戦でのお芝居を思い出しますね。)で、ボンゴレ兄弟が再び歩き出すと、尾行を再開。「左じゃないですか」と言う海ちゃんに五代さんは「ひょっとしたら、奴らは左利きかもしれないなぁ。そう思えば、右側を歩けばいいじゃないか、臨機応変に」と取り繕う。これに海ちゃんは「でもですよ。一人が右利き、一人が左利きだった場合はどうしたらいいんですか?」と真面目な顔をして尋ねる。すると、ボンゴレ兄弟が左右それぞれから後ろを振り返った。で、海ちゃんと五代さんは青空を指差して、何か発見したように取り繕った。(その後「真ん中を歩けばいい」と投げやりに応える五代さんだった。)で、海ちゃんは「利き腕は関係ないんじゃありませんか」と言うが、これに五代さんは「自分で考えて決めろよ」と逆ギレしていた。→「海・2nd.」では、利き腕がポイントになって海ちゃんがトリックを見破る、という物語が何本か続いたが、ここではそれをもネタにしていましたね。
ボンゴレ兄弟はドルフィン・ファンタジーに入って行き、海ちゃんと五代さんも入っていく。で、イルカの登場です。(「海・1st.」のOPを思い出しますね。)で、ボンゴレ兄弟も、海ちゃんと五代さんも子供になっていました。(海ちゃんの特技にイルカと話が出来る、という設定があるが、それは出てこなかったものの、ちょっと和ませてくれる所でした。)白イルカがいることを発見した海ちゃんは駆け寄り「可愛い~」と感激していたが、五代さんは「こんなイルカ、いるか」と得意の親父ギャグも忘れていなかった。で、「今度、エリーゼと来よう」と呟いていた。で、尾行していることを忘れていた海ちゃんが「尾行」と思い出し、再び尾行しようとするが、ボンゴレ兄弟を見失ってしまった。で、五代さんは「尾行の心得、その25。困った時は二手に分かれる」と言って、別れて捜すことにした。
が、ボンゴレ兄弟を見つけることは出来なかった。そんな所で五代さんが、ボンゴレ兄弟がボートに乗ろうとしているのを見つけた。で、乗り場に行くと「捜査に協力願います」と係のおじさんに言って警察手帳を見せる二人。しかし「相撲キャバクラと青葉台学園?」で「あっ、間違えた」と海ちゃん。(久しぶりにこれをやってくれました。)で、改めて警察手帳を見せる。で、ボートに乗った海ちゃんと五代さん。(→休日の親子デートという雰囲気になった海ちゃんと五代さんでした。)そしてボートの次はメリーゴーランドに向かったボンゴレ兄弟。で、メリーゴーランドに乗る。当然、海ちゃんと五代さんも乗る。(ここで五代さんの「馬」ネタが登場。)が、「私たちまで乗る意味があったんですか。別に乗らなくて待ってたって...」と海ちゃん。で、「ただ乗りたかっただけなんですね、五代さん」と五代さんの考えていることをしっかりと見抜いていました。(ここでは「東京少女 ~回転少女」のようなファンタジックな所は全くなかったものの、楽しそうな海ちゃんの笑顔があったから、よろしいかと...)
メリーゴーランドから降りて、再びボンゴレ兄弟の尾行を続ける海ちゃんと五代さん。が、突然ボンゴレ兄弟が二手に分かれ。で、海ちゃんが弟、五代さんが兄を尾行する。
手にポテトとタコ焼き、ソーセージを持ってボンゴレ兄を追っている五代さん。が、突然、バスガイドさんが率いる一行が立ち上がり、五代さんの行く手を塞いでしまった。「雑踏の中ではターゲットとの距離を1、2m詰めることと教えられているんだ」と言う五代さんは空を指差して「UFOだ!」と言って一団の気をそらし、その隙に通り抜けていく。が、完全に見失ってしまった。→結構、原始的な手段だが、こういうのって、突然やられたら、大抵は引っかかっちゃうんですよね...(「0093女王陛下の草刈正雄」では、UFOが攻撃しているのにも全く気づかない記者もいましたけど...)
一方、ボンゴレ弟を追っている海ちゃんは海岸に来ていた。が、突然ボンゴレ弟が曲がって姿を隠す。小走りで追った海ちゃんは見失ってしまう。が、少し離れた所を歩いているボンゴレ兄の姿を見つけると、小走で追いかけていこうとする。が、海ちゃんの背後にボンゴレ弟が現れて、海ちゃんの口をハンカチで塞ぎ、拉致されてしまう。(眠り薬などは使っていなかった。)で、ボンゴレ弟は「世話の焼ける高校生だよね」と言うと、「兄じゃ!」と言って兄を呼ぶ。で、兄がやってくると「あんた、何?」「何で、俺達つけるの?」と問う。これに海ちゃんは「別につけているわけじゃ...たまたま前にいたと言うか、一緒の方向だったと言うか...何だか気が合いますね」と言って笑って誤魔化そうとする。が、サングラスを外した兄が「エヘヘじゃないだろう」と凄味を利かせる。で「ごめんなさい」と海ちゃん。続いて弟が「もう一人の男は誰?」と問う。これに海ちゃんは「あれは...パパ、パパです」と答える。が「似てないなぁ」と言われると「私、ママ似なんです」と言う。そして携帯を開いて時間を見て「もうこんな時間だ。私、塾があるんで。どうも失礼しました」と言ってお辞儀をして回れ左をして帰って行こうとする。が、その海ちゃんの肩に弟の手がかかり、兄は銃を手にして海ちゃんの背中に突きつけた。「気の毒だけどさ、このまま帰す訳いかないんだ」と言われ、携帯を没収される海ちゃん。で、帰ることを諦めた海ちゃんだった。→五代さんのことを「パパ」と言うのは五代さんとコンビを組んだ本家四姉妹と同じですし、「塾が」と言うのも「愛・18話」の愛ちゃんと同じですね。やっぱり従姉妹でも似ています。
で、「これから何処に?」と尋ねる海ちゃん。これにボンゴレ兄は腕時計を見て「そうだなぁ、まだ時間もたっぷりあるしなぁ」と言う。するとボンゴレ弟が「おいら、熱帯魚が見たい」と言い出した。で、「いいなぁ」と言うボンゴレ兄。これを聴いた海ちゃんは「そうだ」と言って閃き、地面の砂地に足で何かを書いた。で「寄せる、悪のさざ波」(ここでAパート終了。経過時間は13分ということで、Bパートのドラマ部分は12分半になります。→A/Bパートがほぼ同じ時間に近いというのも珍しいですね。)
柴田さんが走ってきて五代さんの元へやってくる。五代さんは携帯で海ちゃんに電話をしていたが、何度電話しても留守電になるということだった。「ひょっとしたら怪しまれないために電源切っているのかも知れない」と言うが、柴田さんは「だとしたら、既に拉致されている可能性も...」と口にする。で、五代さんもそう考え謝る。これに柴田さんは「そんなことより、海ちゃんを捜しましょう」と言い、古代さんと柴田さんは海ちゃんを捜すことにした。
柴田さんが直ぐに海岸の砂地に何かを発見し、五代さんを呼ぶ。「これって、海ちゃんが残したメッセージじゃ?」と言う。それを見た五代さんも「かもしれないなぁ」と同意する。で、それを解釈しようとする二人。「三日月ですかねぇ。どういう意味なんでしょうか?」と漏らす柴田さん。で、閃いた。ポケットからシーパラの案内地図を取り出すと「これって三日月に見えませんか」と言い、貝殻が海ちゃんのいる場所であり、その場所はアクア・ミュージアムだと考えた。しかし五代さんは「違う」と柴田さんの考えをあっさりと否定する。そして「三日月と言えばお月さん、お月さんと言えば十五夜、3×5=15(さんごじゅうご)、珊瑚」ということで、珊瑚のいる場所に拉致されている、と推理した。(出ました、これが五代さんの珍推理です。)で、珊瑚のいる場所に向かうことにした。これに「随分乱暴な推理ですね~」と柴田さんは漏らすが、五代さんの後を追いかけていった。
アクア・ミュージアムの熱帯魚の水槽の前。ボンゴレ兄弟と海ちゃんがいて、熱帯魚を見ていた。で、ご機嫌なボンゴレ兄弟の様子を見て「この人たち、本当に麻薬の密売人?」と呆れていた海ちゃんだった。そうしていると、ボンゴレ弟が「おいら、もういっぺん、イルカが見たくなった。今度はバンドゥ・イルカが見てみたい」と言う。それを聴いた海ちゃんは「そうだ」と閃いた。そして猫なで声で「大きいお兄ちゃま、ちっちゃいお兄ちゃま。私、お腹が空いた。うどんが食べたい」と言う。(銭形姉妹は「おじいちゃま」「お姉ちゃま」と言うが、「兄」に対しても「お兄ちゃま」と「ちゃま」と言うんですね。)これに「うどんだぁ?」と大声で返す弟。「お前、声がデカイ」と言う兄に、海ちゃんは「軽く、うどん食べましょうよ。軽いうどん。ねっ、うどん場で」と大きな声で言う。するとボンゴレ弟が「おいらも腹減った」と言う。海ちゃんは「軽いうどん場、軽いうどん場!」と楽しそうに言い、「どうすっかなぁ」と兄。
五代さんと柴田さんが熱帯魚の水槽の前にやってきた。「いないなぁ」と言う五代さんに「やっぱり3×5=15(さんごじゅうご)に無理があったんじゃないんですか」と柴田さん。が「そんなことはない。俺の推理に狂いはないんだ」と自信満々の五代さん。で、そばにいたカップルに話を聞くことにした。黒いハットを被った二人組の男とこの女子高生、と言って携帯に海ちゃんの写真を出してみせる。すると「この子、見ましたよ」と言う答えが得られた。すると「当たった。」と五代さん、「奇蹟だ」と柴田さん。で「軽いうどん食べたい」「軽いうどん場」と言っていたと話す。これを「軽い運道場(うんどうば)」と解釈した五代さん。が意味が分からないまま、探し始める。
うどん屋さんの前の五代さんと柴田さん。「軽いうどん」というメニューも無かったということで、海ちゃんはいなかった。(→「軽いうどん」ってどんなメニューなの?)柴田さんは「他にうどんが食べられる場所って言うのは...」と呟く。そして「五代さん、お手を拝借」という所から、得意の逆立ちをして考え始める。(柴田さんの足を持った五代さんは股を開いて遊んでいました。→「雷・1st.12&13話」でも岡野さんにこのように玩具にされていた柴田束志さんというのを思い出しました。)で「軽いうどん場、見つけました」と言う。それは「バンドウイルカ」のピアスちゃんのショーのポスターだった。(ポスターに書かれている「バンドウイルカ」を逆から読むと、確かに柴田さんの説明通り「軽いうどん場」になりますね。→「回文」とは違うが、「ケー刑事」ではお馴染みの「逆さ言葉」ですね。(まあ、「アナグラム)の一種とも言うことも出来る。)で、柴田さんは「バンドウイルカ」の場所にいるというメッセージだと言うが、五代さんは「それじゃあ、暗号としてあまりにもシンプルすぎる」と言ってその考えを否定し、ポスターを見て少し考える。そして、ポスターのイルカが「タワーの方を見て私も乗りたいなぁ」と言っているのがメッセージだと言い、タワーに向かった。
その頃、海ちゃんたちはイルカを見ていた。(だけど、他にお客さんは誰もいない。ショーの時間ではないというように解釈しておきますけど...)ボンゴレ弟が「イルカってのは、キューキューという声で仲間と話しているらしいぜ」と言ってそれを実践してみせる。更にイルカを触ったことに感激していて「この感動は一生忘れないよ」と言っていた。(「何て大袈裟な...」と冷静な海ちゃんとの対比が面白い。それに、海ちゃんはイルカと話が出来るということになっているが、ここでは「能ある鷹は爪を隠す」という言葉のようにその能力は披露しませんでした。)が、五代さんにメッセージが伝わったかが心配だった。
そうしていると「そろそろ時間だ」とボンゴレ兄が言う。で、海ちゃんを連れて行こうとするが、ここで海ちゃんは「私もイルカさんに触りたい!」と言い出して、時間を稼ごうとする。これに「黙らせろ」とボンゴレ兄。が「嫌だ、私もベタベタ触りたい!」と子供のように駄々をこね始めるすると兄は銃を突きつけて海ちゃんを黙らせて「言うこと聴かないと、洲巻にして太平洋の海に沈めちゃうよ」と脅す。すると流石の海ちゃんも「分かりました。良い子にします」と言って従うことにした。で、取引場所に連れて行かれる海ちゃん。(「泪・2nd.16話」では、泪ちゃんはあわや海に沈められそうになるという窮地まで陥ったけど、海ちゃんは愛ちゃんと同じで脅しだけでした。)
その頃、五代さんと柴田さんはタワーにいた。で、そこから地上を見て海ちゃんを捜している五代さん。が、柴田さんは冷めた表情をしていて「素朴な疑問なんですけど...これに乗る必要あったんでしょうか?」と五代さんに尋ねる。五代さんはメリーゴーランドで海ちゃんに同じことを聴かれたことを答えていた。そうしていると「ビンゴ!」と言う五代さん。地上にボンゴレ兄弟と海ちゃんの姿を発見したのだった。五代さんは「銭形は空から自分の姿を見つけて欲しくて、俺達をここに導いたんだよ」と言うが「偶然でしょう」と柴田さん。五代さんは「謎は解けたぞ、ジャクソンくん」
麻薬の取引現場に到着したボンゴレ兄弟と海ちゃん。ここで兄が初めて海ちゃんに伝えた。「冥土のみやげに教えてやろう。実はな、俺達、悪いおじさんだったんだぞ」と告げ、弟が「これからここで麻薬の取引をする」と語る。さらに、取引相手も姿を現した。それは、バスガイドに率いられた五代さんを邪魔した一行だった。(バスガイドを演じているのは「零・1st.10話」に出演していた中島陽子さんですが、久しぶりの「ケータイ刑事」ということになりました。バスガイドとその一行は通行人というようなキャラクタではなくて、麻薬の取引相手だったとは、やっぱりこういう所も無駄のない登場人物がされている「ケータイ刑事」ですね。これは意外でした。)
「お待たせしました~」と言うバスガイド(手には「ゆにっとバス」という旗を持っていて、そのイラストは乗り物のバスではなくてお風呂のバスになっている。(「ゆにっとバス」と言えば、乗り物のバスではなくてお風呂ですからね。)→こういう遊びは「ケータイ刑事」らしいところでもあります。)。これにボンゴレ兄が「あんたたちのお陰で、男を一人撒くことが出来た。礼を言うよ」と言い、「お礼よりブツを」と帰すバスガイド。「まずはそっちの現金(げんなま)を拝ませて貰おう」と兄るで、取引が行われる。海ちゃんは「取り引きが終わっちゃう...」と、ちょっと焦り気味になっていた。
そこに「ちょっと待った!」と五代さんが現れる。「純な心で悪を解く。悪事無理矢理隠しても、そうは問屋がおそ松くん。シェー!その名も人呼んで、熱血刑事・五代潤。そこらへんの親父と一緒にすると、ハグハグしちゃうよ」と、「愛・18話」で口にした口上を一部は変わっているものの、実に久しぶりに口にする。但し、今回は豆は撒きません。(「海・2nd.」で「シェー!」をやたらと連発している五代さんですが、実は「愛」の時から口にしていたんですね。)また、五代さんの姿を目にした海ちゃんにも笑顔が戻った。五代さんはバスガイドの一行に「お前たちは完全に包囲されている」と告る。これに慌てる一行。そしてパトカーがやってくる音が聞こえてくる。(が、これは影で柴田さんが玩具のパトカーを使って出しているものだった。→「雷・1st.26話」の時に使った玩具のパトカーです。)で、ボンゴレ兄弟も慌て、「トンズラだ!」と言うと、弟が海ちゃんを突き飛ばしてから逃げ出して行った。が、階段を滑って転んで落ちていった。(これはお約束。)転んでいるボンゴレ兄弟の前に海ちゃんの携帯が落ちていた。海ちゃんが「五代さん、それ」と言って携帯を指差すと、五代さんが走っていって携帯を拾い、海ちゃんに投げて渡した。(こういう場合の五代さんは実に俊敏で、「愛」の時と少しも変わっていませんね。)
携帯を受け取った海ちゃんは「これさえあれば百人力」と行って笑顔を見せると「謎は解けたよ、ワトソンくん」(この台詞がないとここから先に物語は進まないものの、今回は何も謎を解いていないのですけど...)
三味線の音が届いてきて、白波が岩に砕け散る。「大波小波かき分けて。…」海ちゃんの口上が始まり、「私の碇で沈みなさい!」から「神奈川沖浪裏」の大浪がうねり、赤い碇のストラップが勢いよく飛んで行く。碇が地面に突き刺さると、繋がっている鎖はボンゴレ兄弟を捉えていた。海ちゃんが鎖を引くと、大回転してその場に倒れるボンゴレ兄弟。そして兄が「ケータイ刑事って、あんた、刑事だったのかよ...」(これも「愛・18話」にありましたね。)弟は「ずるいよ、そういう大切なことは最初に教えてくれなきゃ...」と叫ぶが、海ちゃんは「おあいにく様」と言って笑顔を見せていた。(「最初に教えて」と言うのなら、脅してでも言わせなければダメだと思いますけど、そこまでの努力をしなかった自分たちのミスでもあります。)
五代さんは「さあ、全員逮捕だ!」と言ってバスガイドの一行を逮捕しようとする。柴田さんがロープの一端を五代さんに渡すと、柴田さんが一行の周りを何周か回り、全員を縛り上げて逮捕した。(バスガイドを含めて10人がいました。→泪ちゃんが一度に11人を捉えたことがあるため、一度に捉えた人数の記録更新とはならないが、ボンゴレ兄弟を含めると、1つの事件で12人の逮捕者になり、これは「ケータイ刑事シリーズ」の新記録ですね。(1つの物語ということになると、「M1」ではこれを上回る13人(いや、舞ちゃんと零ちゃんに捕らわれた公安もいるから14人になる)というのがあります。が、これは実際に殺人が行われた事件ではなかったですけど...)
事件解決後、日も暮れて夜になり、イルカのショーを見ている海ちゃんと五代さん。海ちゃんが突然「ありがとうございました」と口にする。これに五代さんは「どうしたんだ。急に改まって...」と返す。すると「五代さんならば絶対に助けに来てくれるって、信じてました」と海ちゃん。これに五代さんは「いや、あれはお前が実に的確なヒントを残してくれたからさぁ」と返す。すると驚いたように「えっ、全部分かったんですか?」と海ちゃん。五代さんは胸を張って「当たり前だよ。俺達は相棒だぞ、お前」すると海ちゃんは笑顔で「ですよね」と嬉しさを隠しきれない様子だった。五代さんは「尾行も役に立ったしな。あとはエリーゼの尾行が上手くいくかどうかだなぁ」と漏らす。これに「えっ、エリーゼさんの尾行って?」と海ちゃんは食いついた。すると体裁悪そうに五代さんは、エリーゼにボーイフレンドが出来たことを打ち明けた。海ちゃんは「だから尾行検定を...」と、五代さんが尾行検定を受けた理由を理解した。が「せこ...」。「なんでせこいんだよ。私は真剣なんですよ」と反論を始める。が、その時、イルカのショーで大ジャンプがあり、海ちゃんは笑顔で喜びの表情を見せて拍手!で、五代さんも一緒に笑顔で拍手していました。
次回、22話(2nd.9話)の物語は「恋愛泥棒現る! ~謎の怪盗予告事件」です。今回が三原監督で、古厩監督が「海」に登場すれば3人目の6作制覇になるということを先に記したが、次回はその古厩監督の登場です。そして脚本は渡辺千穂さんです。(千穂さんも「海」は初めてとなります。)で、「予告状」ということと千穂さんとくれば、これは「怪人○面相」が思い出される。公式HPを見たら、「怪盗マリン」と記されている所を見ると、怪人○面相の妹という可能性もありえますね。で、ゲストは星野真里さんということで、「M2」に出演した時に「また出たい」と言っていたが、これに丹羽Pが応えてくれました。(TVシリーズには初登場であるが、やっぱり丹羽ファミリーの一人ですね。)しかも役名が「みどり」ということで、これは星野さん主演の映画「さよならみどりちゃん」を完全に意識していますね。(やっぱり「ケータイ刑事」らしい名前の付け方です。)次回予告を見た所では、カウントダウン(これは犯行予告時刻の直前でしょうね。)の所で停電で真っ暗になっていましたが、これは怪人○面相の手口と同じではないですか。怪人○面相は雷ちゃんに逮捕されたが、妹がいたというのは十分考えられるだけに、とても楽しみです。(怪盗マリンというのも、それっぽい名前ですし...)ところで「40312泥棒」ということで、映画「潮騒」に関するネタが何かあるのかしら?
鑑識メモ。柴田さんが語る。「今日は、五代さんが尾行検定8級であるという事実が判明しました」とニュース風に言うと、続けて感想を口にする。「五代さんに尾行されるなんて嫌ですよね~」(この気持ち、分かります。「海ちゃんに尾行されたい」と言いたいのも分かります。→これは口にはしませんでしたが...)そして「もっとゴメンな魚がこれ」と言って「鮫」という文字が書かれたフリップを出す。「さかなへんに「交わる」と書いて「さめ」」(この辺りから鮫の背びれが動き出す。)「そして今回の事件の舞台となったのが、シーパラダイス!海の生きものと人間の心が交わる、この心と心の交わる素敵な場所でした。最高!シーパラダイス!ビューティフル!」と言ってシーパラのことをやたらと褒めまくっていて万歳までしたいた柴田さん。が、鮫の背びれが柴田さんの所に現れて...
今回の物語は、「愛・18話」がベースになったものであって、いつもとは雰囲気が全く違うものでした。この物語だけでも十分楽しいのだが、「愛・18話」とそこから派生した内容の「舞・11話」「泪・2nd.16話」、更には柴田さんの玩具のパトカーの「雷・1st.26話」と言うように、これまでの物語と繋げると、更に楽しさが膨らむ(「28倍」と言うのが妥当でしょうね。)というのは「ケータイ刑事」らしい所でもあった。殺人事件ではないこういう物語も、時には良いものです。(ただ、「愛」「泪」のような切羽詰まった緊張感は無く、雰囲気は「舞・11話」に近かった感じがしました。)柴田束志さんも今回は完全に柴田太郎さんの役回りになっていましたが、逆立ちという自己アピールもあっただけに、美味く消化されていました。
しかも、来るべき「海・3rd.」に向けた岡野さんへの伏線で「検定」を出しただけではなく、五代さんとエリーゼさんとの間にも何かあったということに繋げていたのは上手い所でもある。(結局、「舞」「零」と同様に、五代さんはエリーゼさんに失恋ということになり、また旅に出るのではないかと思われます。そして岡野さんの復帰、という筋道だと思われる。)また、海ちゃんはこれまでF904iを使っているが、「海・3rd.」になると、905iシリーズが発売になるので、海ちゃんの使う携帯電話の端末も変わることになるでしょうね。(色を考えると、F905iのマゼンダが本命で、SH905i、N905i、SO905i、P905iも可能性はあるでしょうが、D905iだけはなさそうですね。)
「2nd.」になってからはキャラが迷走気味になっている海ちゃんだが、今回の子供っぽい所は真面目で冷静な海ちゃんぽくないところでもあるが、五代さんと親子デートのような雰囲気になったことから子供らしさが出たと考えれば、猫を被って真面目さを出していた海ちゃんも化けの皮が剥がれてきたということになり、「迷走」とは言えなくなる。上手い方向に進んでいってくれたらいいと思います。
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