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映画雑誌「ROADSHOW」休刊 [ETC.(その他)]

最近は雑誌の休刊が相次いでいるが、今度は映画雑誌「ROADSHOW」が休刊するというニュースが飛び込んできました。(少しだけショックが...)11/21発売となる新年1月号を最後に休刊するということです。現在発売中なのは10月号だから、これから発売になるのは3冊ということになる。

筆者がこれを買うのは、今や完全に毎年11月に発売になる1月号だけ(→1月号には、別冊付録として「スター大名鑑」が付いているが、これが目的なのです。ちなみに、ライバル誌の「SCREEN」も同様の理由で、購入するのは1月号だけです。)なので、今度買うものが本当に最後と言うことになる。

最近は、インターネットで映画情報が簡単に得られるし、それぞれの作品の公式HPも内容が充実しているのは確かであり、「書籍」というメディアはどうしても情報が遅くなってしまうため、時代の変化と言ってしまえばそれまでであるが、お気に入りのスターのポスターが付録にあった時は、手軽に入手出来るので、一応、存在価値はあったと思うんですけどね。(が、ここ5年、いや、21世紀に入った2001年以降はそれ目当てで買ったことは無いのですけど...)

部数の方も最近は5万部程度に落ち込んでいる、とニュースにあったが、確かに言われてみれば、発売日に本屋さんに積んである山が随分と低くなっているとか、発売日なのに積み上げられた山が無く、ラックに数冊だけという書店も増えていたので、部数が落ちているというのは感じていましたけど...

で、集英社のHPを見たら、9/1の夕方時点では「ROADSHOW休刊」というお知らせは何処にもない。更には、「ROADSHOW」の年間購読申し込みの方も、そのまま受け付けている。(いまからだと、10/21発売予定の12月号からとなるので、2冊だけということになる...)→近日中に停止されると思いますけど...

で、12月からは、この種のスターのグラビアやインタビューなどの掲載されていて、お楽しみ付録のある映画誌は「SCREEN」の独占状態になっちゃいますね。また、映画雑誌としては老舗で格の高い「キネマ旬報」も厳しい状況であるだけに、「SCREEN」にしてもいつまで発行を続けるのか、ちょっと心配です。

尚、「ROADSHOW」が休刊というのは仕方ないにしろ、1年に1回のペースで、「スター大名鑑」の内容を受け継ぐものを発売して貰いたいと思うが、期待は出来ないでしょうね...残念ですが...

 

↓現在発売中の最新号

ROADSHOW (ロードショー) 2008年 10月号 [雑誌]

ROADSHOW (ロードショー) 2008年 10月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/08/21
  • メディア: 雑誌

↓ライバルのこちらの独占状態になっちゃいますね。(これも、現時点での最新号)

SCREEN (スクリーン) 2008年 10月号 [雑誌]

SCREEN (スクリーン) 2008年 10月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 近代映画社
  • 発売日: 2008/08/21
  • メディア: 雑誌

↓一応これもピックアップ。

キネマ旬報 2008年 9/1号 [雑誌]

↓現時点の最新号

キネマ旬報 2008年 9/1号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2008/08/20
  • メディア: 雑誌

↓9/5発売の次号

キネマ旬報 2008年 9/15号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2008/09/05
  • メディア: 雑誌


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野田幹子『BLACK VELVET ~野田幹子 20th BEST~』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2007年暮れにリリースされた彼女のデビュー20周年を記念したベスト・アルバムである。しかも2枚組で全35曲、2時間半強という収録時間の方にも満足できる内容である。お馴染みのヒット曲をはじめ、本人の選曲によって構成されている。オシャレなのは2枚がそれぞれにテーマが与えられていて、DISC 1は「Sunny Side SELECTION」ということで、DISCがシャンパン色、DISC 2が「Moon Light SELECTION」ということでDISCがギネスビールの黒色になっている。これは、本アルバムタイトルの「BLACK VELVET」がシャンパンとギネスビールのカクテルというところからきている。この辺りはソムリエの資格を持つ彼女らしい所でもある。

全35曲が、18曲と17曲に分けて収録されている。DISC 1の収録曲は以下の全18曲である。『太陽・神様・少年』『Waitin' Beach』『Goodbye Liverpool』『インディ・ジョーンズ』『バスルーム・レイン』『ブーケの恋人』『Sunny Side Selection ~私が好きな私へ~』『Dramatic Travel』『Travelin' Heart』『Singin' In The Snow』『School Days』『Rain Forest』『Kitchen Venus』『30's』『With You!』『オートバイと風とあなたと』『ほほにかかる涙 -fairy- (LPバージョン)』『スマイル』。

続いてDISC 2の収録曲は以下の全17曲である。『揺れる -I Miss You-』『コート・ダジュール -空と海が抱きあうように-』『WATER DREAM』『さよならのナイフ』『ジャスミンと蒼い月』『パープル・モンスーン』『Moonlight Shadow -黄昏のル・マン-』『ひとはだ』『Satellite Lover』『a Woman loves a Man ~女が男を愛する時は~』『Feel like singing songs』『We get along well』『寂しい私を知らないで』『夏服のカノン』『休日』『Petit Bijou ~小さな宝物~』『KOKORO』。

彼女は、デビュー当時、同い年で同年に同じレコード会社からデビューした谷村有美の「クリスタル・ボイス」と比較される「ベルベット・ボイス」で、随分と損をしたところがあるが、やっぱり良い声をしていますね。声に魅力があるシンガーはそう多くはいないが、彼女の柔らかいボーカルは、歌の上手さもあって、安心して聴き惚れることが出来たものである。

これだけの曲が詰まっていると、お薦め曲を絞るのが難しいので、ピックアップをすることは止めておくが、'80's終盤から'90's前半のヒット曲を中心に、彼女のベルベット・ボイスをたっぷりと堪能できるのは嬉しい所である。手元に置いておきたいベスト盤である。

 

BLACK VELVET~野田幹子 20th BEST~

BLACK VELVET~野田幹子 20th BEST~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2007/12/19
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形泪6話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

本来は火曜日の1本目とするのだが、月初めの1本目は「ケータイ刑事」関係にしていることから、今月は月曜と火曜の1本目を入れ替えることにして、9月も月初めは「ケータイ刑事」関係ということにします。


銭形泪[裏ネタ編]」の1st.6話「牛、熊、鮭、強いのは誰だ? ~動物奇想天外殺人事件」も3回目となるが、今回は、この物語の重要なキーワードとなる「牛」に関することとします。まずは「」について、そして劇中に出てきた消えものである「牛丼」と「牛乳」について、そしてネタとして牛沢がやっていた「闘牛」について、それぞれ記していきます。

尚、約2年半前(これも少しずつ遅れてきて、15.5ヶ月前になっちゃいました...)のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

」:偶蹄目ウシ科の哺乳類である。家畜動物として最も広く飼育されている動物であり、新石器時代に西アジアで家畜として飼育るようになり、現在に至ったとされている。が、その元になった野性の牛であるオーロックスは絶滅している。

品種は多く、いずれもが頑丈な体つきをしている。広く「牛」と言えばスイギュウ属やヤギュウ属、バイソン属も含むが、狭義では家畜として飼育されている牛のみを言う。(まあ、家畜牛か最も身近な存在でもありますからね。)

家畜として人間の生活に近い所にいる牛であるが、古くは牛車を引くのに使われたり、農作業を行うのにも使われている。また、家畜牛といっても「乳用種」と「肉用種」とに分けられる。

乳用種としたら、ホルスタイン種、ジャージー種、ガーンジー種などが有名であり、肉用種ではショートホーン種、ヘレフォード種、アバディーン・アンガス種、シャロレー種などが有名である。

日本の和牛は、明治から大正期にかけて輸入されたブラウンスイス種、アバディーン・アンガス種、シンメンタール種などを品種改良したものである。

特徴的なのは、胃が4つある反芻動物ということである。但し、最初の3つの胃は胃液を分泌せず、食道が変化したものである。

また、世界的には食肉とされる牛であるが、インドのヒンズー教では、牛は聖なる生きものとされているため、肉牛を食することはない。(タブーである。)

牛丼」:現在ではファースト・フードの代表的なものにまでなっている庶民的な料理である。牛肉のバラ肉や切り落とし肉を細切れにして、醤油、砂糖、味醂などで味付けをした汁でタマネギなどと煮込み、それを丼飯の上に盛ったものである。好みに応じて、紅ショウガ、七味唐辛子、卵などを加えることが多い。また「牛飯」とも言う。

この料理は日本で生み出されたものであり、明治初期に文明開化で日本に入ってきた「牛めし」が原形となり、そこから発展してきた。当時、「牛鍋」という料理が「文明開化の味がする」と言われてブームになり、その牛鍋をご飯に盛った「すき焼き丼」の変形である。現在のように広く普及したのは、1973年に吉野家がチェーン店として始めたと頃からで、現在では日本全国でチェーン店展開されている。

2003年に起こったBSE騒動で、アメリカ産牛肉の輸入が禁止された時、牛丼に使われる安価なアメリカ産牛肉が入ってこなくなり、他国産牛肉に切り替えたり、店頭から消えたりしたことは記憶に新しい所である。

尚、食べるのならやはり「つゆだく」(具材の汁を多めに盛りつけたもの)で食べたい所ですね。

牛乳」:牛の乳のことである。多くの栄養成分が含まれていることから、古くから人々に飲まれているものである。(日本では比較的新しいですが...世界では、家畜として飼育され始めた頃から利用されていたという資料がある。)また、チーズやバター、ヨーグルトなどの原料にもなり、それぞれ加工されて食用に供されている。

牛乳の成分は平均的に、水分が89%、脂肪3.3%、タンパク質3%、炭水化物4.5%(同じ乳牛であっても、季節によって若干の変動がある。)で、カルシウム、鉄分、カリウム、リン、更にはビタミン各種必須アミノ酸が含まれていることから完全栄養に近いものである。また、消化も良く、食材としては理想的なものの一つである。

日本では、牛乳が広く普及したのは新しく、明治になって北海道で酪農が行われるようになってから牛乳が生産されるようになり、それからである。が、広く広まったのは太平洋戦争後、アメリカからの救援物資として脱脂粉乳が学校給食に導入された後からのことであり、せいぜい半世紀という、比較的新しいものである。

牛乳は、食品衛生法によって「牛乳」「加工乳」「乳飲料」の3種類に分けられる。「牛乳」は殺菌と均質化を行ったもので、脂肪分が一定値になるように調整したものと、成分無調整の2種類がある。「加工乳」は生乳や脱脂粉乳などなどの還元牛乳を使い、脂肪分を高くしたり(高脂肪乳、濃厚タイプとうわれるもの)、低くしたもの(低脂肪乳、ローファットといわれるもの)等がある。「乳飲料」は主に脱脂粉乳など乳製品を原料とした飲料であり、コーヒーや果汁、または甘味料などを加えたものであり、「牛乳」とは言えないものである。これにはコーヒー牛乳、フルーツ牛乳、糖分分解牛乳などがある。

闘牛」:牛と牛、牛と人間(闘牛士)、牛と犬などが戦う競技である。有名なのはやはりスペインの闘牛であろう。(スペインの国技でもあります。)

牛と牛とが戦うのは、日本各地に見られる「牛相撲」というものがある。(岩手県・久慈、新潟県・小千谷、愛媛県・上嶋、壱岐島、徳之島などのものが有名。)牛と牛とが角をぶつけ合う、相撲のようなものである。

1976年の映画「トラック野郎 天下御免」(シリーズ第4作)が宇和島を舞台にしていて、闘牛が出てくるものとして知られている。(→一度ご覧になるとよろしいかと。)

牛と人間が戦うものとしては、スペインを中心に、主にラテン系の国で行われている闘牛がある。牛と戦うのはコロセウム式の闘牛場であり、ムレタと呼ばれる赤系の布を持った闘牛士が牛をあしらい、銛を突き刺してトドメを刺す。

尚、闘牛士にもランクがあって、ムレタを使って牛にトドメを刺す正闘牛士をマタドールと、助手となる准闘牛士、馬上から牛を槍で突くピカドール(槍士)がいる。

尚、近年は動物愛護団体からの批判が強くなり、闘牛が厳しい状況になっている。(闘牛を批判する動物愛護団体の人たちは、「残酷」と言うが、そういう人たちも牛を肉牛として食べているでしょうから、そんなに強くは言えないと思うんですけどね...少なくとも闘牛を動物愛護の観点から批判する人は牛肉を一切食べないで貰いたい、と思うのは筆者だけ???)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

 

ウシの動物学 (アニマルサイエンス)

ウシの動物学 (アニマルサイエンス)

  • 作者: 遠藤 秀紀
  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 単行本

21世紀日本の肉用牛はこうなる

21世紀日本の肉用牛はこうなる

  • 作者: 山口 勧
  • 出版社/メーカー: 家の光協会
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
読む牛丼―本書は食べられません

読む牛丼―本書は食べられません

  • 作者: 寿ファミリーハウス
  • 出版社/メーカー: ノースランド出版
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本
牛乳には危険がいっぱい?

牛乳には危険がいっぱい?

  • 作者: フランク オスキー
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本
牛乳の未来

牛乳の未来

  • 作者: 野原 由香利
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本
牛乳読本―だれでもわかる牛乳の新知識

牛乳読本―だれでもわかる牛乳の新知識

  • 作者: 土屋 文安
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 単行本
闘牛―スペイン生の芸術 (講談社選書メチエ)

闘牛―スペイン生の芸術 (講談社選書メチエ)

  • 作者: 有本 紀明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
トラック野郎 天下御免

トラック野郎 天下御免

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

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