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「DOUBLE IMPACT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1991年のアメリカ映画「ダブル・インパクト」である。J・C・V・ダムが製作(共同製作です。)、原案(4人の中の1人です。)、脚本(共同脚本です。)、主演(二役を演じている。)を兼ねたアクション作品である。舞台は、彼の出演作品ではお馴染みの地である香港であり、双子の兄弟の二役を演じ、派手なアクションをたっぷりと見せている。ということで、正にV・ダムのV・ダムによるV・ダムの為の作品である。

作品データを記しておくと、時間は110分、製作はシェルドン・レティック、アショク・アムリトラジ、ジャン・クロード・ヴァン・ダムの3人、原案はシェルドン・レティック、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、スティーヴ・ミアーソン、ピーター・クリークスの4人、監督はシェルドン・レティック、脚本はジャン・クロード・ヴァン・ダムとシェルドン・レティックの2人、撮影はリチャード・クライン、音楽はアーサー・ケンペルである。そして出演は、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、ジェフリー・ルイス、アロナ・ショウ、アラン・スカーフ、フィリップ・チャン・ヤンキン、ボロ・ヤン、コリー・エヴァーソン、エヴァン・ルーリー、たちである。

ロスで空手のインストラクターをしているチャドは香港に飛び、そこで生き別れとなった双子の弟・アレックスと再会する。また、両親が、今では香港を代表する実業家のグリフィスに謀殺されたことを教えられ、2人は復讐を果たすことを誓う。アレックスの恋人で、グリフィスの会社に勤めるダニエルに証拠を掴ませ、グリフィスを追いつめていくが...

アクションの方はたっぷりと見せてくれるが、物語の方はそれなりである。V・ダムのアクション作品の要素がしっかりと詰め込まれているということで、彼のアクションを見ると言うことでは文句の付けようがない作品であるが、それだけである。(ある意味ではV・ダムの動く写真集と言ったらいいですかね。)まあ、娯楽(アクション)作品としてならば、一応合格と言った所であり、それ以上でもそれ以下でもない。取り立てて騒ぐような作品ではない、平凡な作品ですね...

 

ダブル・インパクト

ダブル・インパクト

  • 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
  • メディア: DVD


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「二等兵物語」(その1) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズも遂に第30弾となりました。で、取り上げる作品は、「二等兵物語」シリーズです、このシリーズは、松竹が製作した軍隊を舞台にした喜劇作品であり、伴淳三郎と花菱アチャコのコンビが繰り広げる作品群である。

本シリーズ作品は全部で10作品がある。1955年に最初に映画化されると、予想外のヒットとなり、シリーズ化され、1961年まで製作され続けた。尚、第1作から第7作までは粱取三義の原作を元にした作品であるが、第8作以降はオリジナル作品である。

役名をはじめ、物語の舞台設定となる時代設定と場所設定は異なっているが、伴淳三郎と花菱アチャコの主役コンビだけは同じである。

初回の今回は、シリーズのおさらいということで、シリーズ全10作のタイトルと製作年を記しておく。以下の通りである。

シリーズ第1作「二等兵物語 女と兵隊・蚤と兵隊」(1955年)、シリーズ第2作「続二等兵物語 五里霧中の巻」(1956年)、シリーズ第3作、「続二等兵物語 南方孤島の巻」(1956年)、シリーズ第4作「続二等兵物語 決戦体制の巻」(1957年)、シリーズ第5作「二等兵物語 死んだら神様の巻」(1958年)、シリーズ第6作「二等兵物語 あゝ戦友の巻」(1958年)、シリーズ第7作「二等兵物語 万事要領の巻」(1959年)、シリーズ第8作「新二等兵物語 吹けよ神風の巻」(1959年)、シリーズ第9作「新二等兵物語 敵中横断の巻」(1960年)、シリーズ第10作(最終作)「新二等兵物語 めでたく凱旋の巻」(1961年)。

次回からは、それぞれの作品について記していきます。

 

↓とりあえず、第1作と最後の第10作です。(DVDではなくてビデオです。)

二等兵物語~女と兵隊・蚤と兵隊

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: VHS

新・二等兵物語~めでたく凱旋の巻~

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: VHS
↓原作

二等兵物語 (上)

  • 作者: 梁取 三義
  • 出版社/メーカー: 叢文社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: -

二等兵物語 (中)

  • 作者: 梁取 三義
  • 出版社/メーカー: 叢文社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: -

二等兵物語 (下)

  • 作者: 梁取 三義
  • 出版社/メーカー: 叢文社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: -

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ケータイ刑事銭形泪10話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回の「銭形泪[裏ネタ編]」は1st.10話の「爆弾魔からの挑戦状 ~手錠は爆弾を結ぶ」の2回目です。この物語はネタが満載ということで、色々とあるのだが、今回は、この物語の本放送が2004/3/7ということで「ホワイトデー」の一週間前であったのだが、時節ネタとして取り上げられているので「ホワイトデー」について、物語の冒頭に出てきた「ダーツ」について、そして劇中で何度か語られている「フェイク」について、柴田さんへの贈物の差出人の名前「名無権兵衛」について記すことにする。

尚、約2年7ヶ月前のBS-iのこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ホワイトデー」:日本で始まった習慣であって、これも業界が仕掛けたものである。2/14のバレンタイン・デーにチョコレートを貰った男性が、そのお返しに女性にキャンディなどの贈り物をする日である。(3/14である。)尚、欧米ではこの習慣はない。

バレンタイン・デーが定着してくると、それにお返しをしようという風潮が生まれるようになった。そこに目を付けた菓子業界が、ビスケットやマシュマロ、キャンディなどのお菓子をお返しの贈り物として宣伝するようになり、1980年代に定着したものである。

ダーツ」:的に向かって矢(ダート)を投げて得点を競い合うゲームであり、スポーツである。細かいルールに違いがあるハードダーツとソフトダーツという2つに大別される。(ハードダーツの方が世界的には主流である。)

歴史は古く、12世紀にイギリスで生まれたとされていて、盛んになったのは17世紀から18世紀で、パブを中心に発達してきた。元々は酒樽を的として、木の年輪と放射状の亀裂が現在の的のデザインに反映されることになった。

的の高さは、中心部が約173cm、約237cmの距離から投げるハードダーツ、約244cmの距離から投げるソフトダーツ、投げるダートは約15cmの長さで羽根が付いている。ハードダーツは金属製、ソフトダーツはプラスチック製であり、重さは14g~26gである。

フェイク」:英語では「Fake」。直訳すると、ごまかす、偽造する、という動詞と、ニセモノ、インチキ、イカサマ師という名詞の意味がある。そられから「ニセの」「模造の」  という意味があって、特に宝石のニセモノ(模造ダイヤなど)や芸術品の模造品のことを指す。(模造毛皮のことを「フェイク・ファー」と言うのはご存知の通りである。)

この物語では「小泉八雲」が「外国人」のフェイクとして語られているが、単語の意味を考えるとちょっと言いすぎというような気もするが、誤魔化しというところですね。(でも、「誤魔化す」という言葉には、人目を欺いて悪事をする、という意味があるだけに、「目先をつくろう」という程度の意味ですけど...)

名無権兵衛」:苗字が「名無」、名前が「権兵衛」ではなく、名前の分からない人、明らかにされていない人を差して言う語である。「匿名」は実名を隠して知らせないという(本人の)意思が入っているが、「名無権兵衛」にはそのような意味はなく、単に身元不明の状態であっても使われる。

英語では「JOHN DOU」または「JOHN SMITH」(男の場合)、「JANE DOU」(女の場合)がこれに相当する。また、日本語では「山田太郎」(男の場合)、「山田花子」(女の場合)という名前がこれとほぼ同義である。(山田太郎さん、山田花子さんという実在の人物も確かにいますけど...)

また、「ALAN SMITHEE(アラン・スミシー)」という名前がアメリカ映画の世界で、架空の映画監督の名前として知られている(何らかの理由で監督が空席になった場合、または何らかの理由で監督がその作品の監督責任を負いたくない場合にクレジットされていた名前である。1999年まで)が、この名前は特定の業界で使われる名前である。「名無権兵衛」は特に制約もなく、一般的に使われる名前(?)である。

この名前がこのように使われることになったのにはいくつかの説があって、はっきりとは分かっていない。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

ダーツ・ゲームブック

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  • 作者: JSFD
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 単行本

ダーツバイブル―スティールティップ・ダーツ&ソフトティップダーツの完全ガイド

ダーツバイブル―スティールティップ・ダーツ&ソフトティップダーツの完全ガイド

  • 作者: 東京ダーツ研究会
  • 出版社/メーカー: BABジャパン
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本

ダーツ入門―投げ方から各ゲームのルールまで完全解説!!

ダーツ入門―投げ方から各ゲームのルールまで完全解説!!

  • 作者: 坂本 一郎
  • 出版社/メーカー: 山海堂
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 単行本

DART GAME ソフトダーツセット(直径35.6cm)

DART GAME ソフトダーツセット(直径35.6cm)

  • 出版社/メーカー: 河田
  • メディア: おもちゃ&ホビー

KAWASE エレクトリックダーツ

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  • 出版社/メーカー: 株式会社 カワセ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

オフィシャルコンペティションダーツ

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  • 出版社/メーカー: 河田
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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