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「キ・ニ・ナ・ル!」(10/3) [BS-TBS(BS-i)関連]

今回と来週は、「キ・ニ・ナ・ル!1周年記念スペシャル!」ということで、名場面・珍場面を振り返って、という内容でした。(次回はゲスト編です。)→筆者には、そういうものもあったなぁ、という程度の内容でした。

イレギュラー枠での放送になると、お宝となるものが出てくることが多いこの番組(通常枠ではそう言うものが少ない。)のだが、今回は1周年記念と言うことで、ちょっとは期待していたんですけど、特にそう言う物はなかったですね。(松嶋初音ファンであれば、美味しい所があったと言えますけど...)

今週の「キ・ニ・ナ・ルもの」は、シネマ歌舞伎が取り上げられたが、プレゼント告知は何も無く、これが残念なところでした。

一方、「BS-iのキ・ニ・ナ・ル番組」の方は、「東京少女・草刈麻有」「女子大生会計士の事件簿」と10月スタートの韓国ドラマ2つがありました。(でも、時間はどれも短いというのが残念でしたが、「女子大生会計士の事件簿」の方では、第1話の映像が見られたので、良しという所でした。→10/8になったら見られますけど...)

ところで、17日の「キ・ニ・ナ・ル!」は10、11、12月の「東京少女」のヒロイン3人が登場ということで、これはこれで良いのだが、HPを見たら「出演:蜂屋有紀」となっていて、松嶋初音の名前がない。ということは、1年務めたと言うことで交代ということなんでしょうかねぇ?(まあ、彼女目当てで見ていた訳ではないので、どうでも良いんですけど...)

また、今回は「キ・ニ・ナ・ル!」終了後の「iしたい。」で「女子大生会計士の事件簿」も登場したということで、収穫はありました。(藤原萌実の口上もありました。)

 

↓今回はMC松嶋初音関係をいくつか...

初音怪談  私と小さなおじさんのこと

初音怪談 私と小さなおじさんのこと

  • 作者: 松嶋 初音
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/08/09
  • メディア: 単行本

オロゴ―松嶋初音写真集

オロゴ―松嶋初音写真集

  • 作者: HIROKAZU
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 大型本
松嶋初音 EIGHT

松嶋初音 EIGHT

  • 出版社/メーカー: レイフル
  • メディア: DVD
アキハバラ@DEEP ディレクターズカット DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD
漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん 第一章

漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん 第一章

  • 出版社/メーカー: エースデュースエンタテインメント
  • メディア: DVD
漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん 第四章

漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん 第四章

  • 出版社/メーカー: エースデュースエンタテインメント
  • メディア: DVD

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CHARADE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1963年の映画「シャレード」である。A・ヘプバーン主演のオシャレであり、ミステリアスで、コミカルな所のあるミステリー作品である。また、H・マンシーニの音楽もピッタリと作品に合っていて、楽しみながらミステリーを堪能することが出来る作品である。

尚、2002年にジョナサン・デミ監督が本作のリメイク作品を製作した(原題は「THE TRUTH ABOUT CHARLIE」、マーク・ウォールバーグ、タンディ・ニュートン主演)が、ズタボロの酷い作品で、日本では劇場未公開ということで、そちらは闇に葬り去りましょう。

作品データを記しておくと、時間は113分、原作はピーター・ストーンとマルク・ベームの2人、製作と監督はスタンリー・ドーネン、脚本はピーター・ストーン、撮影はチャールズ・ラング・Jr.、音楽はヘンリー・マンシーニである。そして出演は、オードリー・ヘプバーン、ケイリー・グラント、ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディ、ネッド・グラス、ドミニク・ミノット、ジャック・マラン、ポール・ボニファ、たちである。

夫と離婚することを決意したレジーナが、友人たちとスキーを楽しんで、パリのアパートに帰宅してきた。が、そこで夫は殺されていて唖然となる。夫の葬儀には見知らぬ3人の男たちがいた。レジーナは大使館で夫の過去を知らされる。それは、戦時中に、葬儀にやってきた3人の男たちと共謀した夫は、25万ドルを隠匿し、戦後にそれを山分けすることにしていたが、夫は裏切って金を持って逃げようとして、その逃亡中に殺されたというのである。やがてレジーナは見知らぬ3人の男たちから脅迫されて...

どんでん返しがたっぷりとあり、ミステリー作品としたら面白いのだが、A・ヘプバーンがオシャレであり、普通のミステリー作品にはあり得ないようなオシャレな雰囲気に満ちている作品であり、そこが本作の最大の特徴であって最大の魅力である。ミステリー作品らしくないミステリー作品であるため、ミステリー作品ファンにしたら今ひとつかも知れないが、A・ヘプバーンを拝めるということで、こういう作品もよろしいかと...

また、本作の音楽も、ヘプバーン作品をこれまでに何本も手掛けてきたH・マンシーニらしく、オシャレでいて、それでいてミステリアスな雰囲気も上手く表現した音楽を聴かせてくれる。ということで、本作は映画と共にサントラまでもセットにしてたっぷりと楽しむべきである。

サントラ盤の収録曲は以下の全13曲である。『Charade (Main Title)』『Bistro』『Bateau Mouche』『Megeve』『Bye Bye Charlie』『Happy Carousel』『Charade [Vocal]』『Orange Tamoure』『Latin Snowfall』『Drip-Dry Waltz』『Mambo Parisienne』『Punch And Judy』『Charade (Carousel) [From Carousel]』。

メインタイトルは有名な曲であり、誰でも何処かで耳にしたことがある曲であろう。この曲をはじめとして、サウンドの方はH・マンシーニの持ち味がたっぷりと出ていて、また、A・ヘプバーンのオシャレな雰囲気を持ち合わせている。また、それでいてミステリアスな所もあるということで秀逸なものである。味わいながら、オシャレな気分とミステリアスな所を堪能しましょう!

 

Charade

Charade

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Tombstone
  • 発売日: 2001/07/31
  • メディア: CD

「シャレード」オリジナル・サウンドトラック(紙ジャケット仕様)

「シャレード」オリジナル・サウンドトラック(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ヘンリー・マンシーニ楽団
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/10/20
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

シャレード (1963)

シャレード (1963)

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

↓これぞ、「抱き合わせ販売」ですね...

シャレード オリジナル劇場公開40周年記念ツインパック

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


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「CANNONBALL RUN II」 [映画(洋画)]

表題の作品は1983年の「キャノンボール2」である。1981年の「キャノンボール」の続編である。(また、本作の6年後の1989年には第3作が製作されたが、そちらは出来も悪く、本作までと思った方がよろしいかと。)前作以上にスターを集めて、物語の方は前作の完全な続きということで制作されていて、展開は基本的には前作と同じである。が、前作以上にスターが集まると、単なる顔見世興行の様なことになってしまい、物語の方は冴えることなく、B級からC級作品のようになってしまい、散々たる内容になってしまった。(第3作は、C級から一気にZ級の「金返せ映画」に転落している。)

作品データを記しておくと、時間は109分、監督はハル・ニーダム、脚本はハーヴェイ・ミラー、ハル・ニーダム、アルバート・S・ラディの3人、撮影はニック・マクリーン、音楽はアル・キャプスである。そして出演は、バート・レイノルズ、ドム・デルイーズ、ジャッキー・チェン、シャーリー・マクレーン、ディーン・マーティン、サミー・デイヴィス・Jr.、マリル・ヘナー、スーザン・アントン、キャサリン・バック、リカルド・モンタルバン、テリー・サヴァラス、ジェイミー・ファー、ジャック・イーラム、フランク・シナトラ、シド・シーザー、ヘンリー・シルヴァ、フォスター・ブルックス、ティム・コンウェイ、トニー・ダンザ、マイケル・V・ガッツォ、リチャード・キール、たちである。尚、本作は、受賞は1つもなかったが、ゴールデン・ラズベリー賞の各部門に大量ノミネートされ、酷評されることになった。

(前作の)キャノンボールで優勝できなかったアラブの石油王の息子は、父から、自らキャノンボールを主催して、自分が優勝することで汚名をそそぐように命じられ、新たなキャノンボールを開催することになる。で、今度は西海岸がスタートで、ゴールは東海岸のコネチカットである。そして、賞金目当て手で一癖も二癖もある連中が集まってきた。一方、ラスベガスでは、マフィアのボス・ドンドンが多額の借金返済を迫られていて、フェンダーボームに貸している3万ドルの取り立てを開始するが、札束をちらつかせているアラブの王子を目にして、誘拐して身代金を得ようと考えた。で、レースが始まるが、ドンドンの手下たちが王子を誘拐し、レースは一時中断、王子の救出作戦が繰り広げられる...

本作では、ハチャメチャなレースを描いている所に、マフィアの誘拐計画が加わったことで、物語の焦点がぼけてしまい、純粋にハチャメチャなカー・アクションを楽しむことが出来なくなったことが敗因である。レースとは関係ない展開を導入したことは、物語をより豊かにするはずだったが、本作ではそれが空回りしてしまい、肝心のレースの方がどうでも良いようになってしまったことが、物語をつまらなくしてしまい、前作の様なパワーが無いのが残念である。

が、第1作のあのノリが多少は残っているということで、それなりには楽しむことが出来る。(まあ、良く言われるように「続編はダメ」ということの典型的な1本ですね。→6年後の第3作は、監督も変わり、B・レイノルズも出演しないことで、「シリーズ第3作」となっているものの、「キャノンボール」の亜流作品と言ってよいものに落ちぶれている。ということで、出演者の中にお好きなスターがいなければ無視していいでしょう。と言っても、本の少ししか出てこないスターもいるので...)

 

キャノンボール2

キャノンボール2

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


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「iしたい。」+BS-i深夜「アニメ枠」(10/2)CM [BS-TBS(BS-i)関連]

10月になったということで、「iしたい。」のPV版の使用曲が変わりました。今月はmimikaの『どしゃぶりHEART』です。(と言っても全く知らない...)

10月スタートの番組でも、韓国ドラマについては9月下旬から「iしたい。」でも流れていたが、肝心の「女子大生会計士の事件簿」はまだ「iしたい。」では流れません。15/30秒枠の番宣スポットとして、12/27秒バージョンは結構流れていますけど... また、「東京少女」の10月のヒロインは草刈麻有ということで、これまでもそうだったが、「iしたい。」では既に「東京少女・草刈麻有」も流れています。(今週は日曜日の間に27秒版予告も流れていました。→第1話に関しては、流れるのが毎月早い。)

また、担当アナウンサーの方は、水野アナが今月のメインになったのですかね?(新たなものは水野アナが担当していましたから...)

10月からは、「東京少女」と再放送「銭形海」はこれまでと同じであるが、再放送「怪談新耳袋」が「恋する日曜日・1st.」の再放送になり、「東京少女・山下リオ」の再放送も始まり、新番組として「女子大生会計士の事件簿」が始まる。ということで、4作品の次回予告をアニメ枠で一気にゲット出来るというフルコースもあるでしょうね。

また、これらの中でも、「銭形海」は3rd.に突入となり、「東京少女・山下リオ」と共に本年に本放送があった作品ということで、本放送から9ヶ月/半年での放送になるが、「恋する日曜日・1st.」は2003年4月から9月に放送された作品なので、本放送から5年半が経過している。劇中に出てくる携帯電話の端末も、本放送当時は最新型だったが、5年半が経過していたら骨董品ですね。尚、「恋日・1st.」は、全話DVD化されていないだけに、実に嬉しい再放送です。(筆者は当然のことながら、HD画質でBDに録画します。(未見の物語もいくつかありますし...)→DRだと「6話×4+2話」で5枚、XRだと「8話×3+2話」で4枚、XSRだと「9話×2+8話」で3枚、SRだと「13話×2」で2枚(2層を使うと1枚に収まってしまう!←指すが、大容量のBDです。)と言うことになるが、どれにしましょうかねぇ...(13話と14話が前後編なので、SRにするとこれが別々になっちゃうのも何だし、DISC3枚というのが一番綺麗に纏まるので...)

それでは、アニメ枠のCMに行きます。地上波放送の方では2本とも新番組になったが、BS-iの放送は3週遅れているので、10/16が最終回となり、「ひだまりスケッチ×365」と「To Loveる」がまだ続いています。

まずはアニメが始まる前の「TVショッピング」終了後の1分間には、「銭形海」のDVD-BOX1の27秒版の宣伝がありました。

前半のアニメ「ひだまりスケッチ×365」では、OP主題歌の後には「女子大生会計士の事件簿」の27秒版の予告が、A/Bパート間には収穫無し、ED主題歌の後には日曜日の再放送「銭形海」(3rd.1話)の27秒版の予告が、次回予告終了後には、「東京少女・草刈麻有 ~もうひとりの私」の27秒版の予告がありました。

後半のアニメ「To Loveる」になると、OP主題歌の後は収穫無し、A/Bパート間には今回2度目となる再放送「銭形海」(3rd.1話)の27秒版の予告が、ED主題歌の後は収穫無し、次回予告終了後には、今回2度目となる「女子大生会計士の事件簿」の27秒版の予告がありました。

今回からは顔ぶれも変わり、この秋の目玉の「女子大生会計士の事件簿」の予告も加わり、この枠はやっぱりCMの方が目玉という放送枠だということは変わらないですね。ただ、今回は「恋日」が無く、「東京少女・草刈麻有」も15秒版が無いということで、フルコースとはならなかったが、いずれそういう時も有ることでしょうね。

 

 

どしゃぶりHEART

どしゃぶりHEART

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ベルウッドレコード
  • 発売日: 2008/10/08
  • メディア: CD

↓再放送「銭形海」も3rd.に突入です。

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

 

↓「東京少女・山下リオ」の原作ノベライズ本

初恋ダッシュ。 (リンダブックス 東京少女 1)

初恋ダッシュ。 (リンダブックス 東京少女 1)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 文庫

↓「女子大生会計士の事件簿」の原作漫画

女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)

女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/10/25
  • メディア: 文庫

女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)

女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/11/25
  • メディア: 文庫

女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)

女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/09/22
  • メディア: 文庫

↓「恋する日曜日・1st.」

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

ゆらゆら ~南Q太セレクション

ゆらゆら ~南Q太セレクション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD


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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その71) [ケータイ刑事]

今回とりあげる「ある物」は乗り物シリーズに戻って、「気球」です。で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「銭形海・3rd.7話」の1本です。一方、「007」からは、シリーズ第13作の「オクトパシー」です。尚、「ケータイ刑事」に出てきたのは「風船気球」であり、「007」に出てきたのは「熱気球」ということで、見た目は随分と差があるが、どちらも立派な気球である。

ケータイ刑事」:「銭形海・3rd.7話」。この物語はBS初!ついにやるのかフィギュア劇!? ~銭形海、世界を駆ける!」というタイトルからも分かるように、お馴染みの「BS初」という企画の物語であり、「フィギュア劇」である。(しかも、「ケータイ刑事」では初の海外ロケ(中国)も行われた物語である。→中国ロケは、さすがに「BS初」ではありません。)

本作に登場した気球は、風船を付けたバケツである。が、気球は、熱した空気や水素・ヘリウムなどの空気より軽い気体を満たして空中を浮遊するものなので、風船の内部にヘリウム・ガスが入っていたと考えれば、立派な「気球」である。また、プロペラなどの推進装置が付いていなかったので、「飛行船」には分類されず、歴とした「気球」である。

事件を知らせる入電を受けたちゃんだったが、人工衛星から東京に向けて放射されたマリオネット・エナジーによって、東京の人々をはじめ、海ちゃんたちも1/6スケールに身体が縮小し、皮膚もソフトビニール状に変化して、フィギュアになってしまった。が、入電が入ったので、ちゃんは現場の下北沢(=ドクター・アンドリウの秘密アジト)に向かおうとする。が、身体が1/6サイズに縮まっていると、警視庁を出るのにも一苦労(エレベータのボタンは手が届かないため、利用できない。)して、階段を降りるだけでも大騒動。ようやく警視庁から外に出るも、1/6サイズでは下北沢は実に遠く、「まだ数百メートルとか進んでいませんよ」というところで途方に暮れてしまうちゃんと松山さんだった。が、そこに、天の助けの声がして、柴田束志さんがバケツに風船を付けた気球に乗って現れ、結局、これに乗って下北沢に向かうことにした。

順調に飛行する気球は下北沢の上空にやってくる。「着陸しましょう」と海ちゃんが言うが、ここで「(この気球は)浮かんだら最後、下に降りられない」という欠点が暴露されて、ちゃんたちはスカイダイビングで下北沢の事件現場に向かうことになり、「メリー・ポピンズ」の様に、傘を手にして、傘のパラシュートで降下した。ちゃんは見事に着地したが、松山さんと柴田さんはしっかりとネタをやってくれました。)で、ようやく事件現場に到着した。

ということで、この物語では、(普段は事件現場への移動は描かれないのだが、それをたっぷりと描いていて、)大事な移動手段として(風船)気球が使われました。しかも、これを作った柴田束志さんは「こんなこともあろうかと、我々のサイズに合わせた小型気球を作っておきました」と言っていて、正にいざという時の秘密兵器を作るMI-6の発明家・Qと同じことをしていた。(但し、開発した物に欠陥(=降りられない)があるという所は、Qとは違ってましたけど...)

007」:「オクトパシー」。1983年に製作されたシリーズ第13作であり、3代目ボンドの第6作である。ボンドガールがモード・アダムスということで、2度目の登場(「黄金銃を持つ男」以来。但し、「黄金銃を持つ男」ではメインのボンドガールではない。)となった作品でもある。また、この作品には、小型ジェット機・アクロスター、クロコダイル型潜水艦、インド・デリーの小型タクシー、(普通の)車、サーカス列車、オクトパシーの船、そして今回のテーマである気球というように、実に様々な乗り物が登場している。

本作に登場した気球は、熱気球ということで、スポーツなどで使われる普通の気球である。(Qが開発したものであるが、特に武器となるような秘密の装備はない。よって「秘密兵器」という扱いはされていない。)

クライマックスの敵のアジトに乗り込む際、ボンドが使ったのが熱気球であり、ボンドはQと共に熱気球に乗り込んで、敵のアジトに乗り込んだ。(オクトパシーの配下のお姉さんたちは別途手段で乗り込んだ。)そして、オクトパシーは以下のお姉さんたちと共に襲撃し、敵を壊滅させることに成功した。(飛行機で逃げるカマル・カーンとゴビンダを追ったボンドが、ゴビンダを空中でのバトルで雲の彼方に飛ばし、失速して崖に突っ込んだ飛行機と共にカマル・カーンは爆死、ボンドは間一髪の所で飛行機から脱出して無事だった。)

共通点は、移動手段の「乗物」としてオーソドックスな使い方がされたということである。(まあ、当たり前すぎますけど...)しかも、通りすがったら気球があって、それを使ったと言うのではなく、柴田束志/Qが作ったものだということも共通している。(柴田束志とQは、それぞれの作品におけるポジションが同じ位置にくる主要キャラクタである。)更には主人公・銭形/ボンドと共に自らも乗り込んで、(「ケータイ刑事」では更に相棒の松山さんも同乗した。)、更に自ら操縦して現場に向かった、という所も同じである。更には、敵のアジトに乗り込む際に使用した、ということも共通点である。

大きな違いは、Qの開発した気球には欠陥は無かったが、柴田束志の開発した気球には「降りられない」という致命的な欠陥があったという所である。(これを考えたら、ちゃんたちはよくぞ無事に目的地に到着できたものです。)

次回も「ある物」シリーズが続きます。で、「乗り物シリーズ」とする予定です。何が登場するかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

 

オクトパシー (デジタルリマスター・バージョン)

オクトパシー (デジタルリマスター・バージョン)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

007 オクトパシー アルティメット・エディション

007 オクトパシー アルティメット・エディション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

↓参考まで

気球工学―成層圏および惑星大気に浮かぶ科学気球の技術 (宇宙工学シリーズ)

気球工学―成層圏および惑星大気に浮かぶ科学気球の技術 (宇宙工学シリーズ)

  • 作者: 矢島 信之
  • 出版社/メーカー: コロナ社
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 単行本

ヴェルヌ全集〈第7〉気球に乗って五週間 (1968年) (コンパクト・ブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1968
  • メディア: -

メリーポピンズ スペシャル・エディション

メリーポピンズ スペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD

80日間世界一周 スペシャル・エディション

80日間世界一周 スペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


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