SSブログ

ケータイ刑事銭形雷14話[改訂版] [ケータイ刑事]

MBSの放送も第2クールに突入したが、今回の物語は第14話「わたしの色気でとろけなさい! ~新人女優殺人事件」である。第1クールの「銭形雷」ではいくつかの試行錯誤により迷走したという印象があったが、話数が二桁に乗った頃からようやく安定してきて、第2クールになるといよいよ面白さがパワーアップするのだが、その1発目は「ケー刑事」シリーズのセルフ・パロディを取り入れた物語である。また、この物語からBS-iでの放送日が土曜日になり、新たな気持ちで再スタートした物語でもある。(でも、OPタイトルから途中のアイキャッチなどの変更はない。)路線の方も「銭形泪」のノリをベースに「」「」のテイストをアレンジし、「カメラ目線の雷ちゃん」という独自のものが色濃くなり、初期のクールさはいつしか消えました。(既に忘れ去られた柴田束志の「南インド・タンジャブール市警から赴任してきた」という設定も何処かに行ったままです。)が、第二期ケー刑事(「」「」「」)のノリで、新たな「ケータイ刑事伝説」を生み出すことになった。

ところで、セルフ・パロディの「イエデン刑事小銭形パイ」であるが、こういうことが出来るのは「ケータイ刑事」の人気も本物ということでもあり、「人気シリーズ」と言われる作品にだけ許されることでもある。スピンオフさせてもらいたい所でもあるが、いくら何でもそこまではしないでしょうね...

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行っているためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように、(いつもより長めの)長文&(今更ながらの)ネタバレありで、本編に行きます。

いつものOP、主題歌「明日吹く風」から本編に入ると、再びいつものOPから「私は私、あんたはあんた」と言うセーラー服姿の小銭形パイ(喜多嶋舞さん)続いてナレーションで「小銭形パイ、35才。現役女子高生にして人妻にして刑事。しかし彼女が35才であることは誰も知らない」から主題歌「明日吹く風」のメロディが流れ、「イエデン刑事小銭形パイ」という番組タイトルが出てる。が、主題歌の歌詞は「♪パイパイパイパパイ~」と、ちょっと違うものである。(尚、「イエデン」というのは「家電」、すなわち「家の電話」であり、黒電話のことである。→今時、黒電話ってどれぐらい残っているのでしょうか?)また、35才とはいっても現役女子高生なので、セーラー服を着ている。(銭形姉妹のように、青葉台学園の制服(=ブレザー)ではないというのがミソです。)ということなので、喜多嶋さんがセーラー服を着ていても、一応ちゃんと説明が付きます。また、「いくら何でもセーラー服は...」ということは言わせない貫禄があります。)でも、30代や40代の大学生というのは一部の企業と大学が連携して社会人教育の一環として実際にあるので違和感はないが、30代の女子高生って、一体何年間留年していることやら...。(流石は「ケータイ刑事」である。こんな発想は誰もしません。)

で、これは何かと思っていたら、それはトミーが見ているテレビ番組であった。しかもトミーの左手には「イエデン刑事マニアル」という本が握られている。(「ケータイ刑事マニアル」という本が出ているが、そこまでもパクっている...恐るべし「イエデン刑事小銭形パイ」)そこに雷ちゃんが現れると「岡野さん、何してるんですか?」と尋ねる。トミーは「勉強中。資格を取るための勉強中ですよ」と真顔で答える。これに「テレビを見ているだけじゃないですか」と雷ちゃんが突っ込むが、テレビ画面を見ると「イエデン刑事小銭形パイ?これってパクリじゃないですか~」と、更に突っ込む。(出ました、雷ちゃんの「パクリ!」発言。)しかしトミーは「見えないじゃないか」と言って雷ちゃんをどけようとし、更に「失敬なことを言うんじゃない。これは大女優・大林しのぶさん主演の超人気連続刑事ドラマだ。私は毎週これを見て、彼女の演技を勉強させてもらってるんですよ」と説明する。(「超人気」と言えば「ケー刑事」でこの称号が許されているのは「銭形泪」だけなんですよね。(「」は「人気」と言われるが、それよりも「元祖」とか「初代」と言われている。「」は「人気」、「」は「大人気」と言われ、「」はスタート当初は「超人気シリーズ」とされていたが、話数が進むと「大人気シリーズ」となり、この物語のBS-i放送時には「人気シリーズ」とスケールダウンしていました。(@EPGの番組情報))

で、トミーはポケットから分厚い資格証入れを取り出し、「私はこう見えても、俳優検定劇団こまわり級(当然、「劇団ひまわり」をもじっている。)を持っているんだ」と資格自慢をするが「劇団こまわり級?それって、子役専門のタレント事務所ですよ。おじさんが入ってどうするんですか?」と突っ込む。しかしトミーは「銭形くん、君は分かってないなぁ。資格マニアというやつは、何も一番上の資格が欲しいだけじゃないんだ。一番下から順にこつこつと上に積み上げていく、この亀のような努力、これが快感なんですよ。俳優になるのならまず子役から。これは鉄則ですよ」と、やっぱり常人離れした考えのトミーです。(尚、歴代銭形で、子役からのキャリアを持っているのは、初代のあおいちゃんと3代目の芽以ちゃんの二人です。「子役からやっている人は演技が上手い」と言われますが、この二人の「ケー刑事」における演技はやっぱりその言葉通りで、しっかりとした良い演技を見せてくれていて、とはやはり次元が違います。(でも、の3人も実力者で、本物です。))が、雷ちゃんは「その前に、俳優に資格はいらないと思うんですが...」(その通りです。)

そういうやりとりをしていると「警視庁から入電中」という着ボイスで雷ちゃんの携帯が鳴る。で、携帯を開く雷ちゃん。港区赤坂のびえすあい川下流で変死体事件発生。死亡したのは人気ドラマ「イエデン刑事小銭形パイ」に出演中の新人女優・桜木ミミ(さくらぎ・みみ)。直ちに現場に急行せよ、ということでした。それを聴いたトミーは「出演者が亡くなるなんて、「イエデン刑事小銭形パイ」のピンチだ!銭形くん、行くぞ!」といつも以上に力が入っていました。で、雷ちゃんもトミーに続いて行こうとするが、部屋を出ようとしたトミーは「そうだ、録画しとかなきゃ...」と思い出したように戻ってこようとするが、雷ちゃんが「早く行きますよ」と引っ張っていきました。(→録画するのなら、自宅でちゃんと録画予約をしておくべきですよね。)で、誰もいなくなった部屋のテレビではパイが「感じる、悪のフェロモン」と口にする。(これは「よどむ、悪の天気」の所ですね。)尚、場面は「ケータイ刑事THE MOVIE」の後半で、泪ちゃんがバベルの塔にやって来て、扉の前に立つ所のパロディです。(扉には「50円引き」と書いてある...)

びえすあい川(テロップでも「ひらがな」表記でした。)「一級河川 びえすあい川 港区・赤坂」という安っぽい看板が一応ありますが、どう見ても海にしか見えないのですが...と思っていたら、字幕テロップが流れて説明が行われる。「港区赤坂を流れる河川。その流域面積は世界最大を誇る」ということです。が、世界最大の流域面積を持つ河川はアマゾン川であって、その流域面積は705万平方キロ、長さも8300Km(測り方によっては8900Km)もある。(こういうことを調べさせるのだから、「ケー刑事」はやっぱり勉強にもなります。)ということは「びえすあい川」はそれ以上に広大な流域面積を持つ川ということになるが、日本の面積は37万平方キロしか無いのですが...→ということで、港区赤坂は広大な面積を持ち、同時に時空の歪みは更に進展したと言うことですね。

で、現場に到着した雷ちゃんとトミー。雷ちゃんは「警視庁から結構距離ありましたね。同じ港区なのに...」と正直な感想を口にする。これにトミーは「びえすあい川は対岸が見えないぐらい川幅が広いんだ」と説明する。で「海ですね、まるで...」と雷ちゃん。→肉眼で見える地平線(水平線)の距離というのは数キロ(3、4キロ)である。ということは、びえすあい川の川幅はそれ以上ということになる。→アマゾン、ナイル、長江、ガンジス等の世界の大河の川幅は広い所では10Kmを軽く越えている。よって、海でなくても実際に対岸が見えない川というのは存在します。

捜査を開始する二人。トミーは死体を確認するが、毎週「イエデン刑事小銭形パイ」を見ていると言うことから、「間違いない、最近「イエデン刑事」に準レギュラー出演している桜木ミミさんだ」と直ぐに確認する。また、柴田束志が現れると「死因は溺死です。死亡推定時刻は午後1時前後。第一発見者によると、遺体はこの川岸に打ち上げられていました。報告以上」と報告をするとそのまま消えていきました。(今回は逆立ちもなく、あまりにもノーマル過ぎる柴田束志でした。)また、雷ちゃんはミミのポケットから紙を発見すると、「何でしょう、これ?」と口にする。するとトミーがそれを雷ちゃんの手から取り、広げる。すねと「女優の器じゃありません。さようなら」と書かれていた。で「遺書ですかね?自殺?」と雷ちゃん。しかしトミーが「いや、違う」と言って説明を始める。(いつもの雷ちゃんとトミーが入れ替わっています。)「見たまえ、銭形くん。入水自殺しようという人間がこんな厚着をするだろうか。桜の季節だというのに、耳当てに手袋。寒がりにも程がある。水の寒さに耐えられないくらいなら、入水自殺なんて方法を選ぶはずがない。それにもう一つ、これだ」と言って、ミミの来ているコートを開く。するとドラマの衣装を着ていた。で、「このうら若き乙女がドラマの衣装を着たまま自殺をするだろうか?あり得ない、絶対にあり得ない」と強い口調で言うトミー。で、それを聞いていた雷ちゃんは「よどむ、悪の天気」と言うが、指先はトミーの頬に当てている。「私によどんでどうするの?」と言うトミーに「だって岡野さんの推理、全部正しいんだもん...おかしいですよ」と、トミーの変貌ぶりに驚く雷ちゃんでした。トミーは「さあ銭形くん、現場に乗り込むぞ!」と言って、撮影現場に向かった。(それにしても、何がどう狂ったのか、今回のトミーは違います。)

撮影現場では、黒電話の受話器を手にした小銭形パイが口上を語っている。「その名も人呼んでイエデン刑事小銭形パイ。私の色気でとろけなさい!」(今回のサブタイトルはここから来ているのでした。)で、犯人はその色気にとろけて「俺がやりました」と言って両手を出して観念した。で、パイが「逮捕しちゃうぞ」と言ってピンクの手錠を犯人に掛けた。(でも、ちゃんと手錠がかかっていませんよ。)すると「カット」の声が響く。で「いやぁ、良かったよ、しのぶちゃん」と言いながら大林しのぶの元に歩み寄ってくる監督。で「流石は大女優」と褒める。が、続けて「でもね、髪型と服装、繋がんないんだよね、午前中に撮った分と」と言う。(→それなら「NG」として撮り直すのが監督でしょうが...)これにしのぶは「飽きちゃったのよ、三つ編みには...この方が新しくて良いと思うの」と、わがまま女優ぶりを発揮する。それに「OK、OK」と言って納得する監督。(どういう監督なんでしょうか?)

その撮影風景を見ていたトミーは「やっぱ、凄いよ。大林しのぶのあの色気...」と言って見とれている。(雷ちゃんはその隣で腕を組んで、呆れた表情でトミーの顔を見ました。)

しのぶと監督はそのことで話を始めるが、しのぶが「繋がりよりも新しさよ」とこれまた勝手なことを言っている。で、説得しようとする監督だったが、トミーが「大丈夫ですよ」と言ってその話に割り込み、(手には花束を持っていて、しのぶに見えないように背中に隠している。)しのぶに向かって「私はいつも、あなたにとろけっぱなしです」と言い、「どうぞ」と言って花束を出して渡す。しのぶは笑顔を浮かべて花束を受け取ると「ファンの方。こんな川の上流までありがとう」と言う。で、手を伸ばすトミーと握手する。(この時、しのぶの指に絆創膏があり、雷ちゃんはしっかりとそれを見ていました。)で、トミーは舞い上がって「遠い所で撮影なさっているんですね。でも、あなたに会えるなら、例え宇宙の彼方でも、家のゴミ捨て場のように近くに感じることでしょう」と何が言いたいのかよく分かりません。→この感じならば、トミーはしのぶと握手した手を三日間は洗わないでしょうね...

で、単なるファンに成り下がっているトミーでは話が進まないと見た雷ちゃんは「あの、私たちは警察です」と言って警察手帳を見せて割って入る。するとトミーもすかさず警察手帳を出して「岡野警部と申します」と言うが、雷ちゃんが「警部補でしょう」と直ぐに突っ込みました。(雷ちゃんが学生証と間違えるというのではなく、このツッコミがすっかりお約束になった「銭形雷」です。)で、監督が「何かあったんですか?」と雷ちゃんに尋ねる。で、「実は...」と答えようとする雷ちゃんだったが、テーブルを叩いて遮り、「実は、桜木ミミさんですが...」と切り出す。監督は「新人女優の...」、しのぶは「ウエイトレス役の。午後からみんないないとみんな困っていたけど...」と漏らすと、トミーは「近くを流れるびえすあい川の下流で、遺体で発見されました」と告げる。驚く監督としのぶ。で、「自殺と思われるんですが、一応皆さんの話を伺いに参りました」とトミー。監督は「自殺?」と漏らすが、しのぶは「バカな娘、入水自殺するなんて」と言う。その言葉を耳にした雷ちゃんは唇に指を当て、前方に突き出すと「よどむ、悪の天気

が、トミーは雷ちゃんに「そんな所でよどんでいないで、全員の事情聴取に行ってらっしゃい」と指示を出す。(あれっ、いつからトミーが上司になったんだ?)が、「そんな必要はありません」と雷ちゃん。続けて「何故なら犯人は、アナタだからです。大林しのぶさん」と言う。すると慌てたトミーは「銭形くん、何を言っているんだ」と、これはいつものパターンです。雷ちゃんは「あなたはどうして入水自殺したと知っているんですか?私たち、一言も言っていませんよ、溺死したなんて。ただ、下流で遺体が発見されたと言っただけです。」としのぶに言う、そして「そうですよね、岡野さん」と言ってトミーに確認する。で、「ああ」と同意するトミー。雷ちゃんは続けて「それなのにあなたは入水自殺と決めつけた。あなたが殺害したからですね」としのぶに迫る。しのぶはちょっと慌てた表情をするが、直ぐに取り繕うと「あなた、観察眼に優れているわね。それに、顔も可愛い」と雷ちゃんに言う。→この展開は「ケー刑事」ではよくあるパターンです。

更にしのぶは雷ちゃんに向かって「だけど滑舌は今一ね」と言うと、「赤巻紙、青巻紙、黄巻紙」と早口言葉を雷ちゃんに言わせるように仕掛ける。それを上手く言うことが出来ない雷ちゃんだったが「関係ありません、私女優じゃないんですから」としのぶには乗せられない雷ちゃん。するとトミーが割って入り「滑舌なら任せてください」と言って早口言葉を多数言い、全てを見事に言い切る。「やるわね、刑事さん」としのぶが褒めると、「実は私、劇団こまわり公認なんですよ」と言って資格を見せる。(が、だから何なんですか?)それを見た雷ちゃんは「話を元に戻しましょう」とトミーを遮り「あなたがどうして入水自殺だと決めつけたのか...」と言って、改めてしのぶを問い糾す。がしのぶは余裕たっぷりに「いいわよ」と受け、語り始める。

ミミは撮影中に「自分には才能がない。この川に飛び込んで死んでしまいたい」とずっと言っていたが、それが本気だとは思わなかった、と言う。で、ミミが死んだ時刻を尋ねると「午後1時頃です」と雷ちゃんは答える。すると笑いながら「だったら、私にはアリバイがあるわ。この上流のレストラン(=今いる場所です)でずっと撮影をしていたんだから」とスタッフ全員が証人というアリバイを主張する。が、雷ちゃんも余裕たっぷりに「下流にまで行かなくても殺害は可能です」と反論する。上流で殺害して遺体を川に流せばいい、と言って、ミミの肺の中から検出される水の成分を調べればいい、ということで「犯人はあなたです」と雷ちゃん。が、しのぶは余裕たっぷりで「随分と自信家なのね、お嬢さん」と、負けずに自信家であることを見せつける。「でもね、私も自信家で負けず嫌いなの」と二人は激しく対立する。(この辺りは喜多嶋さん、貫禄あります。)

火花が飛んでいる雷ちゃんとしのぶの間に「銭形くん、柴田くんからだ」と言ってトミーが自分の携帯を雷ちゃんに渡す。「銭形警視正、桜木ミミさんの肺から検出された水は遺体発見現場の下流のものと判明しました」と告げる。(11話から「雷ちゃん」と言った束志ですが、またも「銭形警視正」という言い方に戻りました。→これが第2クールの唯一の迷走点です。)で、雷ちゃんは「そんなぁ...」と呆然となる。また、しのぶは勝ち誇ったように「私の勝ちね、もう一度勉強し直しなさい」と雷ちゃんに追い打ちをかけると、振り向いて去って行った。

警視庁に戻った雷ちゃんとトミーは会議室で改めて事件を整理して考えている。(この時、雷ちゃんはテーブルに腰掛けていて、膝の上には開いたタレント名鑑がある。)死亡推定時刻には関係者は全員が(上流にある)レストランで撮影をしていたのでアリバイがある。但し、しのぶとミミは、出番がない間、ほんの少しだけ現場を離れていて、しのぶはほんの5分程度レストランの外へ出ていた、ということをトミーが語る。また、(レストランの)上流から下流まで直線距離でざっと60Kmもあり、車を使って移動しても往復に最低2時間はかかることから、しのぶの犯行は「インポッシブル」と決めつけるトミー。しかし雷ちゃんは「絶対に何かトリックがあるはずです」と考えは変わらない。

で、トミーは雷ちゃんの膝の上のタレント名鑑を手にすると「おっ、柴田くんそっくりの役者がいるじゃないか」といって「大堀こういち」(柴田束志を演じている。)を示す。更には「銭形くん、見たまえ。なんてハンサムな...」と言ったのは「国広富之」で、「なんて美しい青年だ。しかも私にそっくりじゃないか」と雷ちゃんにそこを見せる。(過去のシリーズでも、こういうネタはありましたね。変形されているものの、そのネタの再現です。)が、雷ちゃんは携帯で現場写真を見ながら一人で考えていて「もう...」と受け付けなかった。で、東大法学部卒の自分にそっくりな俳優がいたと言うことでショックを受けるトミー。

雷ちゃんは柴田束志に連絡を入れる。(ここではプッシュトークを使っているが、普通のTV電話でも十分なことです。→スポンサーに配慮して、この機能のデモンストレーションということです。)「はい、こちら鑑識・柴田」と束志が出ると「死亡推定時刻の川の上流の天気を調べてほしいんです」と頼む。すると「了解しました。柴田束志、全力で調べてきます」と嬉しそうに答える束志でした。

雷ちゃんはトミーの側に歩み寄ると「でも、遺体をどうやって下流まで...?」と疑問を語るが、トミーは「ライバルは中井貴一と時任三郎だと思っていたのになぁ~」と言い「国広富之」という俳優のことで頭がいっぱいだった。で、雷ちゃんに「まじで、国広という俳優と私と、どっちがいい男だと思う?」と尋ねるが「もう、どっちでもいい」と一蹴する雷ちゃん。更に、トミーが手にしているタレント名鑑を「これは没収...」と言って奪い取ろうとするが、トミーの手を離れたタレント名鑑は飛んで行ってしまって床に落ちる。で、「もう~」と文句を言いながら拾いに行く雷ちゃん。拾うと開いているページを見る雷ちゃんが目にしたのは(床に落ちた時、女性のページが開いていたので、今度は雷を演じる「小出早織」かと思ったが、そうはならずに)「大林しのぶ」の所だった。→「大林しのぶ」1970年10月6日生まれ。所属事務所は「子供計画」、札幌出身、元自衛隊員。出演作品として、映画「イエデン刑事小銭形パイTHE MOVIE」、テレビは「恋する月曜日」「札幌で逢いましょう」「イエデン刑事小銭形パイ」とある。(全てBS-iに繋がるネタですね。しかも、「イエデン刑事」は映画にもなっていたなんて... 尚、「恋する火曜日」はWOWOWが火曜日に放送している映画枠のタイトルとして使われています。)ということで細かいところまで設定されています。尚、1970/10/6というのは喜多嶋舞さんの誕生日ではありません。(誰かいないかと思ったら、タレントの「広川ひかる」、俳優の「鼓太郎」がこの日の生まれでしたが、知らない... また、年は違いますが、10/6は2代目・堀北真希ちゃんの誕生日でもあります。(1988年生まれ。))

で、プロフィールを見た雷ちゃんは「元自衛隊員?」と口にするが、これにトミーが反応し、「イエデン刑事マニアル」を示しながら、しのぶの変わった経歴を述べる。戦車に乗れる、ヘリを飛ばせるということで、雷ちゃんは「そうか、そういうことか」と笑顔になり、「イエデン刑事マニアル」をトミーに返し、カメラの方によってくると小声で「謎は解けたよ、ワトソンくん」からOKサイン。(ここで、Aパート終了。経過時間は16分に僅かに足りないところでした。よって、Bパートは9分半です。)

ドラマの撮影現場では、クライマックスの撮影中だった。「謎は解けたわ、マイ・ダーリン」というパイの台詞。「カット」でこの日の撮影は終了となった。で、引き上げるスタッフさんたちと入れ替わるように雷ちゃんとトミーがやってきて「待ってください。あなたにはまだ帰ってもらっては困ります」としのぶに告げる雷ちゃん。「どうして?」と尋ねるしのぶに「やっぱり、あなたが桜木ミミさんを殺害した犯人だからです」と雷ちゃん。これにしのぶは「まだ、そんなこと言ってるの。だったら説明してみなさいよ。どうやって私が下流まで行って、ミミを殺したのか」と説明を要求する。で「はい」と言って雷ちゃんは説明を始める。

撮影の待ち時間にしのぶはミミを外に呼び出し、ミミを脅して遺書を書かせた。そして睡眠薬を強制的に飲ませた。(睡眠薬ではなくてラムネ菓子にしか見えないのですが...)で、眠ったミミを隠しておいたボートに乗せて川に流した、と言う。が、しのぶはそれを聞くと笑いだして「何に、その穴だらけの推理は。だったら、そのボートは何処へ行ったの?」と言って馬鹿にしながら反論する。トミーもここではしのぶの味方になっていて、「ボートを使ったのなら、それも一緒に発見されるはずでしょう」と言って雷ちゃんに問う。が、これに「ボートは消えたんです。水の中に」と余裕で答える雷ちゃん。すると「それなら川ざらいでもしたら」としのぶ。「そんなことをしても意味がありません。何故なら、そのボートは氷で出来ていたからです」と雷ちゃん。これにトミーは「氷で?」と驚く。すると雷ちゃんが「知ってます、岡野さん」と切り出して、札幌雪祭りの氷の彫刻を作るのは自衛隊の人の仕事だと言い出す。(トミーは「勿論知ってたよ」と口にするけど、これはいつもの通りですね...)しのぶは元自衛隊員で、札幌雪祭りの担当をしていた。ということで、しのぶが人を一人乗せる氷のボートを造るのは朝飯前で、隠しておいた氷のボートに眠ったミミを乗せて川に流したというのが雷ちゃんの推理でした。(でも、再現シーンに出てくる氷のボートって、氷に見えません)で、氷のボートは徐々に溶けながら川を下っていき、下流で完全に溶けきってしまい、ミミは川に落ちて下流の水を大量に飲んで溺死させられた。また、厚着していたのは氷のボートで凍傷になるのを防ぐためだった、と説明する。が、しのぶは「それなら私でなくても、誰にだって犯行は可能だわ」と言い、証拠を要求する。トミーは旗色が悪いと思って心配顔をするが、雷ちゃんは余裕で「証拠はその指の絆創膏です」と言う。「それは氷のボートを造る時にできた凍傷の痕じゃないですか?」と続ける。しかししのぶは「いいえ、これはただの火傷よ。お茶をこぼしたの。残念でした」とかわす。

でも、雷ちゃんにはまだ証拠があった。「それだけではありません」と言うと第二の証拠を示した。「この変な色と模様の靴下」と言うが、これは元々は黒い色の靴下であり、それが強い酸性雨に打たれて変色したものだと説明する。「酸性雨?」としのぶが返すが、この辺りは局地的な酸性雨が降る、というのは近くに火力発電所があり、そこから排出される硫黄酸化物や窒素酸化物のせい(確かに酸性雨の原因は硫黄酸化物や窒素酸化物です。やっぱり勉強になる「ケー刑事」です。)だと言う。で、衣装さんに確認したら、ミミがこの靴下を履いたのは撮影の待ち時間の時で、しのぶが外に出た5分の間だった。しかも、今日、この辺りに雨が降ったのは丁度しのぶにアリバイのない5分間。ということで、酸性雨が降る中、ミミと一緒にいて、殺害が可能なのはしのぶ一人だと言ってしのぶを追いつめた。しのぶは戸惑いを隠しきれず、慌てて逃げ出した

雷雲が現れ、雷鳴が響く。しのぶは駐車場に逃げてきたが、「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり「私の稲妻でしびれなさい!」から稲妻がしのぶに落とされ、しびれてその場に倒れたしのぶは煙を噴く。起きあがると雷ちゃんが姿を現す。で、「なんてことするのよ、私は女優よ」としのぶ。が、「観念しなさい。酸性雨の爪痕は、あなたの衣装にも刻まれていますよ」と雷ちゃん。で、衣装の変色を隠したかったので、午後の撮影からは繋がりを無視してまでも髪型を変え、カーディガンを羽織るしかなかったと雷ちゃんは説明した。そして「そこに染みこんでいる成分を調べれば、ミミさんが打たれた酸性雨と全く同じものだと分かりますよ」でトドメを刺し、しのぶも観念した。で、トミーが手錠を掛けて逮捕した。

立ち上がってトミーに連行されていくしのぶは途中で立ち止まると「私の負けね」と言うと雷ちゃんの方を振り向くしのぶ。「でも、一つだけ間違えているわよ、可愛い刑事さん」と言って、遺書はしのぶが書かせたのではなく、ミミからしのぶへの挑戦状であり、しのぶの楽屋に貼ってあったものだったと語る。「35才で女子高生役。気味が悪い」と言うミミ。大所有のしのぶには誰も言い出せないだけであり、もうそろそろ2代目に変わった方がいい、とまで言うミミ。(→「イエデン刑事」はしのぶがずっと演じ続けてきたということになります。その点、「ケー刑事」は銭形を演じるのは高校を卒業するまで、という決まりがあります。)で、しのぶはミミのことを「演技が何かも分かっていない若さだけが取り柄のバカな女。バカは死なないと直らないというでしょう。だから殺してあげたの」と動機を自白しました。(ちなみに、歴代の銭形姉妹は全員がしっかりした演技の出来る実力者ばかりです。)

で、「行きましょう」とトミーに促されて、連行されるしのぶ。が、またも立ち止まり「そうだ、撮影に穴を開けるわけには行かないわ。私の代役、あなたやってみない?」と雷ちゃんに言うが、雷ちゃんは「私?無理ですよ、私に女優なんて...」と固辞する。(そりゅあ、「ケータイ刑事 銭形雷」が「イエデン刑事小銭形パイ」をとは行かないでしょう...)しのぶはそんな雷ちゃんに「女はみんな女優なのよ」と告げた。

事件解決後、山道を歩いている雷ちゃんとトミー。(ということは、撮影現場のレストランは相当辺鄙な場所にあったということですね。)「イエデン刑事、打ち切りになるんだって」とトミー。でパイが使っていた黒電話の受話器を記念にもらったと嬉しそうな表情をしているトミー。更に「銭形くんはどうして代役、引き受けなかったの?」と理由を尋ねるトミー。これに「だって私、刑事(デカ)ですもん」と答える雷ちゃん。(「ケータイ刑事魂」をちゃんと受け継いでいます。)トミーは「女性は年齢なんかじゃない。私は分かってますよ」と言うと、雷ちゃんは「本当ですか?」と問う。すかさず「本当ですよ」と返すトミー。すると「じゃあ、私がおばさんになっても、ずっと相棒でいてくれますか?」と尋ねる雷ちゃん。「もちろんですよ、銭形くん」と雷ちゃんの肩を叩いて答えるトミーだったが、「と言うよりも、早く成人式だけは迎えてもらいたいものだよ」と漏らした。「女子高生が、子供が上司がだなんて、同窓会でも話も出来ませんよ」というのが理由でした。(でも、五代さん、高村さんと同様に、トミーも銭形家からはもはや逃れることは出来ませんが、銭形家に付いていたら、定年までは警視庁の中で身は安泰ではないの?)すると雷ちゃんがトミーの横にやってきて、「岡野さん、これからもよろしくお願いします」と言って敬礼する。で、トミーも笑顔で敬礼を返す。最後に敬礼をしながら雷ちゃんは「成長を見守っていて下さい」と言いました。

今回の物語は、何と言っても「イエデン刑事小銭形パイ」であって完全にかっさらっていきました。トリックの方は少し力業と言った所がありましたが、これによって第1クールでは迷走していた「銭形雷」の方向がはっきりとして、以降の物語が面白くなりました。尚、小銭形候補としては結構色々な名前が思い浮かびますが、2代目以降が登場するなんてことはあり得ないでしょうね...

次回は、第15話「幻の女子高生刑事と共に追う謎! ~スカイフィッシュは実在した殺人事件」ですが、タッチは「川口浩探検隊」(または、「藤岡弘、探検隊」「宮内洋探検隊」)のノリの物語である。(かつての「水曜スペシャル」を見ているようなノリです。)また、監督は井口昇監督であるが、三原光尋監督が本編中に出てくるなど、「ケー刑事」ファミリー結集の楽しい物語です。ただ、こういうネタの場合は、やっぱりマニアの柴田太郎さんが絡んでくれたら、更に面白くなったと思うのですけど...

鑑識メモ。黒電話の受話器を耳に当てている柴田。「来た来た」と言って目の前のテーブルに置いてある携帯に持ち替えて(電話の相手と)話し始める。「岡野さんの滑舌、素晴らしかったですね」と言うが「私も挑戦してみたいと思います」と言って早口言葉を口にする。「赤柴田束志、青柴田束志、黄柴田束志、隣の柴田はよく柿食う束志だ、生柴田…、柴田ピョコピョコ…」と言い切ってVサインをする束志でした。(でも、随分と怪しかったですよ。)それにそんな早口言葉を言えても...???

 

 ↓今回の物語からはBOX-2に収録されています。

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: おもちゃ&ホビー
↓元ネタ集
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
ケータイ刑事マニアルBOOK

ケータイ刑事マニアルBOOK

  • 作者: 宮崎 あおい, 堀北 真希, 黒川 芽以, 夏帆
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD
 
↓色々と学びましょう。

アマゾン河・ネグロ河紀行

  • 作者: アルフレッド・ラッセル ウォーレス
  • 出版社/メーカー: 御茶の水書房
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 単行本

アマゾン川

  • 作者: ジュリア ウォーターロー
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1995/04
  • メディア: 大型本

アマゾン川

  • 作者: ローズマリー マコンネル
  • 出版社/メーカー: 帝国書院
  • 発売日: 1987/01
  • メディア: 大型本

熱傷治療ハンドブック―プレホスピタルケアからリハビリテーションまで

  • 作者: 田中 秀治
  • 出版社/メーカー: 総合医学社
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本

熱傷看護ハンドブック

  • 作者: 塚田 貞夫
  • 出版社/メーカー: メディカ出版
  • 発売日: 1988/10
  • メディア: 単行本

酸性雨

  • 作者: 石 弘之
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1992/05
  • メディア: 新書
酸性雨―誰が森林を傷めているのか?

酸性雨―誰が森林を傷めているのか?

  • 作者: 畠山 史郎
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 単行本

酸性雨から地球を守ろう―酸性雨はどうすればふせげるか

  • 作者: ジョーン ベインズ
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1991/04
  • メディア: 大型本
身近な地球環境問題―酸性雨を考える

身近な地球環境問題―酸性雨を考える

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コロナ社
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
大気汚染と酸性雨

大気汚染と酸性雨

  • 作者: 塚本 治弘
  • 出版社/メーカー: さえら書房
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本

水問題の重要性に気づいていない日本人 「おいしい水の話」から「酸性雨の話」まで

  • 作者: 橋本 淳司
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2007/01/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
酸性雨をふせごう―水溶液・工業生産・電気自動車

酸性雨をふせごう―水溶液・工業生産・電気自動車

  • 作者: 佐島 群巳, 金子 美智雄
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 大型本
酸性雨と酸性霧

酸性雨と酸性霧

  • 作者: 村野 健太郎
  • 出版社/メーカー: 裳華房
  • 発売日: 1993/05
  • メディア: 単行本
 
↓「雪祭り」関係

雪まつり

  • 作者: 札幌市教育委員会文化資料室
  • 出版社/メーカー: 北海道新聞社
  • 発売日: 2000
  • メディア: -

札幌まつり

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 道新
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 単行本
↓「早口言葉」

新早口言葉ベロベロベ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 1988/04
  • メディア: 文庫

新早口言葉ベロダス

  • 作者: ニッポン放送「三宅裕司のヤングパラダイス」
  • 出版社/メーカー: ニッポン放送出版
  • 発売日: 1988/03
  • メディア: -

ベロベロ新早口言葉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 1988/03
  • メディア: -
↓一応これを
日本タレント名鑑 (2006)

日本タレント名鑑 (2006)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: VIPタイムズ社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: -
日本タレント名鑑 (2005)

日本タレント名鑑 (2005)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: VIPタイムズ社
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: -
↓喜多嶋舞さん関係
mye―喜多嶋舞+篠山紀信写真集

mye―喜多嶋舞+篠山紀信写真集

  • 作者: 篠山 紀信
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 大型本
さわこの恋2 1000マイルも離れて

さわこの恋2 1000マイルも離れて

  • 出版社/メーカー: ジーダス
  • 発売日: 2003/06/27
  • メディア: DVD
静かなるドン1

静かなるドン1

  • 出版社/メーカー: ジーダス
  • 発売日: 2003/08/22
  • メディア: DVD
怪談新耳袋-御祓いは効かない編-

怪談新耳袋-御祓いは効かない編-

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/08/04
  • メディア: DVD
ホーム・スイートホーム

ホーム・スイートホーム

  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2004/01/21
  • メディア: DVD
レンタル彼氏 BOXセット

レンタル彼氏 BOXセット

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2006/07/28
  • メディア: DVD

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

DAWN OF THE DEAD(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1978年の映画「ゾンビ」であることは先に記した記事を見ていただければお分かり頂けることであるが、今回はこの映画のサントラ盤として知られているものである。先の記事にも記したが、この作品(映画)には欧州/日本公開版とアメリカ公開版は別物であり、そこに使われた音楽も違っている。ということで、ここで言うサントラ盤というのは、その内の欧州/日本公開版のサントラ盤である。(アメリカ公開版は「(SCORE)」として、先に書いたとおりである。)が、日本では、やはりこれが「ゾンビ」のサントラ盤ということで名前が通っているし、テーマ曲にしても、本サントラ盤に収録されているものというのが一般的である。

映画のデータについては、先の記事とダブルが、一応ここにも記しておく。監督と脚本はジョージ・A・ロメロ、特殊メイクを担当したのはトム・サヴィーニ、音楽はゴブリンとダリオ・アルジェント、出演は、デヴィッド・エムゲ、ケン・フォリー、スコット・H・ライニガー、ゲイラン・ロス、トム・サヴィーニ、デヴィッド・クロフォード、デヴィッド・アーリー、リチャード・フランス、ハワード・スミス、ダニエル・ディートリヒ、フレッド・ベイカー、ジェームズ・A・バフィコ、ロッド・スタウファーたちである。

収録曲は以下の全17曲である。『L'alba Dei Morti Viventi』『Zombi』『Safari』『Torte In Faccia』『Ai Margini Della Follia』『Zaratozom』『La Caccia』『Tirassegno』『Oblio』『Risveglio』『L'alba Dei Morti Viventi (Alternate Take)』『Ai Margini Della Follia (Alternate Take)』『Zombi (Sexy)』『Ai Margini Della Follia (Alternate Take)』『Zombi (Supermarket)』『L'alba Dei Morti Viventi (Intro-Alternate Take)』『Zombi (The Living Dead's Voices!)』。

'70'sのホラー映画の音楽と言うことでは他にも「サスペリア」を担当しているゴブリンの名前は忘れられないものであるが、やっぱりこれだというサウンドを聴くことが出来る。「ゾンビ」と言えばやはりこちらがしっくり来るものです。まあ、マニアであればロメロ版の完全盤とスコアも捨てがたいでしょうが、一般人であれば「ゾンビ」と言えばこちらでよろしいかと...(が、映画の方は両方ともご覧になることをお薦めします。)

 

Zombi: Dawn of the Dead

Zombi: Dawn of the Dead

  • アーティスト: Goblin
  • 出版社/メーカー: Cinevox
  • 発売日: 2003/03/04
  • メディア: CD

↑US盤 | EU盤 ↓

Zombi: Dawn of the Dead

Zombi: Dawn of the Dead

  • アーティスト: Goblin
  • 出版社/メーカー: Unknown Label
  • 発売日: 2000/02/14
  • メディア: CD
 
↓映画DVD
ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/07/23
  • メディア: DVD
ゾンビ — ドーン・オブ・ザ・デッド 〜ダリオ・アルジェント監修版

ゾンビ — ドーン・オブ・ザ・デッド 〜ダリオ・アルジェント監修版

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 1999/10/25
  • メディア: DVD
ドーン・オブ・ザ・デッド~ゾンビ:ディレクターズ・カット・エディション~

ドーン・オブ・ザ・デッド~ゾンビ:ディレクターズ・カット・エディション~

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 1999/12/18
  • メディア: DVD

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

DAWN OF THE DEAD(SCORE) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1978年の映画「ゾンビ」である。タイトルに「(SCORE)」とあるのは、本作のサントラ関係は、ちょっとややこしいことになっているためである。この作品の音楽には、欧州や日本で公開されたバージョンと、アメリカで公開されたバージョンとが違うものである。これは、製作の過程で色々とあって、欧州/日本版のサウンドがイメージしたものと違うということで、ロメロ監督はアメリカ公開版は自分の意図を汲んだものにした。で、本アルバムは、そのアメリカ公開版の音楽集、つまりスコア集なのである。(欧州/日本公開版の、所謂「サントラ盤」と言われているものも別にある。)

まずは映画についてのデータを記しておく。監督と脚本はジョージ・A・ロメロ、特殊メイクを担当したのはトム・サヴィーニ、音楽はゴブリンとダリオ・アルジェント、出演は、デヴィッド・エムゲ、ケン・フォリー、スコット・H・ライニガー、ゲイラン・ロス、トム・サヴィーニ、デヴィッド・クロフォード、デヴィッド・アーリー、リチャード・フランス、ハワード・スミス、ダニエル・ディートリヒ、フレッド・ベイカー、ジェームズ・A・バフィコ、ロッド・スタウファーたちである。

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」に続くシリーズ第2作であり、全ての面でパワーアップした作品である。また、フィルムの方は複数のバージョンが存在していることでも知られている。(日本で公開されたのは、ダリオ・アルジェントが監修したイタリア版の編集カット版だった。)1994年に「ゾンビ/ディレクターズカット完全版」というものが生まれ、また日本公開になったカット版の元の「ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版」まであり、サントラ同様に実にややこしいことになっている。

スコア盤の収録曲は以下の全14曲である。『The Gonk』『Cosmogony Part 1』『Sinestre』『Cause I'm A Man』『Figment』『Mask Of Death』『Scarey 1』『Scarey 2』『Dark Earth』『Mall Montage Scene (We Are The Champions)』『Barrage』『Desert De Glace』『Sun High』『Dramaturgy』。

このロメロ版はアメリカ公開作であり、日本では「ゾンビ/ディレクターズカット完全版」が公開されたことによって注目されることになったねのであるが、本スコア盤は「ゾンビ」のファンの間では伝説のアイテムであっただけに、CDとしてリリースされたというのは実に嬉しい所である。複数ある映画の中でも「ゾンビ/ディレクターズカット完全版」と共にコレクターとして価値の高いものである。(ファンであれば、そんなことを言わなくても、秘蔵のお宝としてお持ちでしょうが...)

 

Dawn of the Dead

Dawn of the Dead

  • アーティスト: Various
  • 出版社/メーカー: Trunk
  • メディア: CD

↓映画DVD

ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/07/23
  • メディア: DVD

ゾンビ — ドーン・オブ・ザ・デッド 〜ダリオ・アルジェント監修版

ゾンビ — ドーン・オブ・ザ・デッド 〜ダリオ・アルジェント監修版

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 1999/10/25
  • メディア: DVD

ドーン・オブ・ザ・デッド~ゾンビ:ディレクターズ・カット・エディション~

ドーン・オブ・ザ・デッド~ゾンビ:ディレクターズ・カット・エディション~

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 1999/12/18
  • メディア: DVD


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。