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ゴーオンジャー#15 [特撮]

今回のBGMはまたも物語とは関係ないところからの選曲で、5/27リリースのCYNDI LAUPERのニューアルバム「BRING YA TO THE BRINK」です。(発売日前に入手出来ちゃいました。)で、今回はこっちで盛り上がり、物語の方ではテンションが下がりっぱなしでした...

今回の物語は、またも新しい玩具のプロモーションということで、敵新幹部の登場と、新たな玩具が登場し、そのPRという内容であって、物語の筋はどうでも良いものであり、玩具の宣伝のためにご都合主義がまかり通っただけの、実につまらない物語でした。それにしても、面白い時とつまらない時の落差が余りにも大きすぎますね、この作品は。で、時期的なことを考えると、毎年恒例の6月最終週の全米女子ゴルフ放送のためのお休み(今年は6/29)と、夏休みの映画に備えた新玩具投入計画と映画の撮影スケジュールを確保するためのスケジュール調整に乗ったものであり、毎年のことなので、こういうことは予想出来たことでした。

新登場の敵幹部は害地副大臣ヒラメキメデス。スタート時からの3幹部と同じ「○○大臣」ではなく、副官というような立場の「副大臣」ということで、「大臣」を乱発しないのは良いのだが、大臣が3人だけって、組織のスケールが小さく感じられるだけなんですけど...(まあ、新たな「大臣」が今後出てくる可能性はあるでしょうし、「総理大臣」「大統領」「総統」なりの肩書きを持った幹部(ラスボス)が今後登場するでしょう。)

一方、新しい玩具となる新たな炎神の方は、空飛ぶ乗り物ということになったが、そのウチの1つは「ハリケンジャー」に登場したシュリケンジャーのアレではないのか?というものでした。(車関係ではネタ切れなのか???6年も経ったということで、金型を流用して原低路線の新玩具をということなのか???)

で、ヒラメキメデスが操縦する蛮ドーマ・スペシャルに、都合良くあっさりと負けるゴーオンジャー。しっかりと今回の物語が「新玩具のPR」ということを分かっていて、そこを盛り上げようとしているのが伝わってくる。で、早輝のご都合主義の作戦(最初に伏線を張っていたが、余りにも単純すぎて、都合が良すぎるだけ...)から撃破。が、ヒラメキメデスも難を逃れていて、お待ちかねの新玩具のPRタイムに突入へ。で、見る所が何もない...

一応、主役の赤はバカレッドぶりを出して自分の見せ場を作ろうとして、存在感をアピールしていたが、それ以外はご都合主義の横行と玩具の宣伝の為のストーリーで進み、しかも結びが映画の宣伝ということで、「宣伝」しか印象が残りませんでした。

 

Bring Ya to the Brink

Bring Ya to the Brink

  • アーティスト: Cyndi Lauper
  • 出版社/メーカー: Sony Japan
  • 発売日: 2008/05/27
  • メディア: CD

ブリング・ヤー・トゥー・ザ・ブリンク~究極ガール

ブリング・ヤー・トゥー・ザ・ブリンク~究極ガール

  • アーティスト: シンディ・ローパー
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2008/05/14
  • メディア: CD
↓参考まで
忍風戦隊ハリケンジャー Vol.6

忍風戦隊ハリケンジャー Vol.6

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD
忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE

忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD


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小坂明子『ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2003年にリリースされたベスト盤である。'70'sにシンガーソングライターのブームが到来したが、その代表格という一人である彼女。そんな彼女の代表曲『あなた』(「女性シンガーソングライター」「ピアノ」と言えばこの曲です。)から幾多の曲を聴くことが出来るということで、'70'sという雰囲気にたっぷりと浸ることが出来ると共に、資料としても役に立つベスト盤である。

収録曲は以下の全16曲である。『あなた(歌謡祭Liveバージョン)』『もう一度』『ふたりだけの世界』『丘の上の教会』『愛する人のために』『あこがれ』『あなた』『June Bride』『時計のないウィークエンド』『悲しみはRose Teaにとけて』『Boaster』『コバルト色の天使』『Love Is Myself』『Again』『蒼い記憶』『Star~プラネタリュームの空~』。

リードトラックが1973年の世界歌謡祭でグランプリを受賞したライヴ・バージョンの『あなた』というのが実に嬉しいところである。また、ワーナー時代だけでなく、レコード会社を移籍した後の曲も収録されているのも嬉しい所である。(但し、2度目の移籍後の曲は無いですが...)

お薦め曲は、ライヴ・バージョンの『あなた』、シングルとしてもリリースされてた『もう一度』『丘の上の教会』『あこがれ』『コバルト色の天使』というところをピックアップしておく。尚、ライヴ収録ではない『あなた』は'70'sの日本のシンガー・ソングライターの世界を代表する曲であり、お馴染みすぎるということで外すことにしたが、この曲を聴かないというのは、「肉のないすき焼き」「野菜のないサラダ」であるのは言うまでもない。

広い声域を持っていて、歌唱力の方も抜群である彼女であるが、'70'sの日本の音楽シーンに残した足跡は大きい。ギターによるフォーク系ミュージックが中心であった時に、メロディアスなピアノのメロディと透明感のある澄んだボーカルはとても新鮮であった。是非、お手元にどうぞ。

 

ベスト

ベスト

  • アーティスト: 小坂明子
  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2003/03/26
  • メディア: CD


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BOBBY BROWN『BOBBY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1992年に発表された彼の4枚目のアルバムである。本アルバムを発表する前はラップ・ミュージシャンとして高い人気を得ていたが、本アルバムがリリースされる直前にWHITNEY HOUSTONと結婚したことで、そちらの方が彼の話題の中心になり、そこからケチがつくようになっちゃいました。(この後もそれなりにシングルやアルバムを発表するも、相手にされなくなってしまった。)ということで、ある意味では彼のキャリアにおいて、最も重要な位置づけとなったアルバムということも出来る。尚、発売になったのが8月と言うことで、Billboardのアルバム・チャートで最高位2位を記録しているが、そのチャート成績が2年に分けられることになったため、1992年は年間アルバム・チャートで82位、翌1993年は52位にランクインすることになった。

収録曲は以下の全14曲である。『Humpin' Around (Prelude)』『Humpin' Around』『Two Can Play That Game』『Get Away』『Til The End Of Time』『Good Enough』『Pretty Little Girl』『Lovin' You Down』『One More Night』『Something In Common』『That's The Way Love Is』『College Girl』『Storm Away』『I'm Your Friend』。

この中からは4曲がシングル・カットされたが、次第にチャート成績も下がっていくことになってしまった。(やはり、WHITNEYとのことで色々と叩かれることになった影響が出ている。)最初のシングル『Humpin' Around』は最高位3位、1992年の年間シングル・チャートでも33位にランクインしている。2nd.シングルの『Good Enough』は最高位7位、1993年の年間シングル・チャートでは49位、3rd.シングルの『Get Away』は最高位14位(年間チャートのTOP 100にはランクインせず。)、4th.シングルの『That's The Way Love Is』は最高位57位で、この順位では年間チャートのTOP 100にランクインするのは不可能である。尚、イギリスではWHITNEYとのデュエットの『Something In Common』もシングル・カットされていて、イギリスでは本アルバムからのシングルとして最大のヒット(最高位16位を記録)となっている。

本アルバムからのお薦め曲は、アルバムならではの構成である冒頭の2曲の『Humpin' Around』と、シングル・ヒットを記録している『Get Away』『Good Enough』。そしてアルバムのラストを飾る『I'm Your Friend』をピックアップしておく。尚、WHITNEYとのデュエットの『Something In Common』も悪くないが、ちょっとWHITNEYの名前に頼りすぎている感がしてしまい、良い印象が薄くなってしまった...

本アルバムの製作は、BOBBYに勢いがあった時期であるだけに、曲の方も決して悪くはない。ポップな部分も出てきて、取っつきにくいと言うことも無くなっているだけに、もう一段上のヒットになってもおかしくないと思うのだが、WHITNEYとのプライベートを出し過ぎて反感を買ったということですかね。で、これから彼は「BOBBY BROWN」ではなく「WHITNEYの旦那」として見られるようになり、華やかな第一線から退いていくことになってしまうのだが、最後の一花と言うにはもったいないほどの出来である。NEW EDITION時代を含め、彼のヒット曲を知っている者には抑えておきたいアルバムである。

 

Bobby

Bobby

  • アーティスト: Bobby Brown
  • 出版社/メーカー: MCA
  • 発売日: 1992/08/25
  • メディア: CD


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