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篤姫#18 [ドラマ]

今回は今後の物語に向けて、ちょっと小休止といった感じで、色んなことをちょっと詰め込みすぎて、その結果、焦点がぼけてしまって、何が言いたいのかよく分からない物語になってしまいました。特に前半は、完全に尚五郎主役、後半は篤姫なのか斉彬なのか、主役がよく分からない形になっていました。でも、いずれにしてもこれで第二部の島津宗家の娘編が終わりました。ホームドラマも今度こそ幕になることでしょう。(大奥では、ホームドラマとは行かないでしょうし...)

安政の大地震のため、篤姫の江戸城大奥への輿入れは一旦白紙に戻った。江戸に出てきてからいつしか2年の歳月が流れていた。

一方、薩摩に戻った尚五郎が主役とばかりに、小松家への養子、そしてお近との婚儀の物語が進んで行く。決心が付かない尚五郎にお近は、断って欲しいと申し出るが、お近の本心を知った尚五郎は結婚を決意、祝言を挙げた。→ここまでは篤姫や江戸の薩摩藩邸は完全に蚊帳の外で、半分だけとはいえ、尚五郎が遂に主役の座を掴み取りました。

それからの色んな動きは簡単な語りで済ませるという詰め込み方で、結局、篤姫の婚礼の日取りが決まり、江戸城に入る日が決まったということで、息抜きタイムが終わり、後半の物語へ。

斉彬は篤姫を呼んで密命を伝える。「世継ぎを産め」「世継ぎを産めなかった場合は、次期将軍を一橋家の慶喜とするよう説得せよ」→なんか、悪事を企んでいる悪代官が、娘を敵陣に突撃させるのを指示したようでした。

また、英姫も篤姫を呼んだ。そして顔を隠していた布を外して素顔を見せた。→こちらは娘を嫁に出す母親と娘という感じが出ていました。

で、篤姫の江戸城入城の日がやってきて、大奥から迎えが来て、篤姫は江戸城へと向かった。

全体の1/3が終わった所でようやくホームドラマ風の展開に幕が下ろされそうになったが、その締めくくりとしたら、何が何だか分からない物語でした。激動する時代の説明も必要とは思うが、もっと整理しないと、本当に何が何だか分からないものになっちゃいます。何か、年末に放送する総集編のような感じになってしまい、本当に薄っぺらな物語となってしまって、残念でした。

次回は江戸城に入った篤姫ということで、大奥編のスタートとなるが、島津本家の養女の時のような青春ドラマにはならないでしょうね。

 

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫 (み9-7))

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫 み 9-8)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/03/15
  • メディア: 文庫
NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

  • 作者: 宮尾 登美子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12/20
  • メディア: ムック
NHK大河ドラマ[篤姫] 完全ガイドブック (TOKYO NEWS MOOK)

NHK大河ドラマ[篤姫] 完全ガイドブック (TOKYO NEWS MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京ニュース通信社
  • 発売日: 2007/12/20
  • メディア: 大型本
篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

篤姫―NHK大河ドラマ歴史ハンドブック (NHKシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本

↓尚五郎とお近の2人を見ていて、この作品を思い出しました。

ただ、君を愛してる スタンダード・エディション

ただ、君を愛してる スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング
  • メディア: DVD

TBは http://meichiku-et.seesaa.net/article/95639443.html を参照されたし。
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WE'RE BACK! A DINOSAUR'S STORY(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1994年のアニメ映画「恐竜大行進」である。本作はスピルバーグ製作総指揮のアニメ作品の第4作である。「ジュラシック・パーク」から始まる恐竜ブームに乗って、恐竜を扱った作品である。タイムマシンで現代にやってきた恐竜たちと子供たちとの交流を描いたファミリー向けの作品である。

作品データを記しておくと、時間は70分、原作はハドソン・タルボット、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディの3人、製作はステファン・ヒックナー、監督はフィル・ニベリンク、サイモン・ウェルズ、ディック・ゾンダグ、ラルフ・ゾンダグの4人、脚本はジョン・パトリック・シャンレー、音楽はジェームズ・ホーナーである。そして声の出演は、ジョン・グッドマン、リー・パールマン、フェリシティ・ケンダル、チャールズ・フライシャー、ウォルター・クロンカイト、ジェイ・レノ、ケネス・マース、イヤードリー・スミス、マーティン・ショート、ラリー・キング、たちである。

帆船型のタイムマシンに乗って恐竜が生息する世界を訪れたニューアイズ船長と相棒のヴォーブ。そして4頭の恐竜に「脳味噌活性スナック」を与えたら、知能が向上して話せるようになる。そして船長は恐竜たちを説得して、子供たちの夢を叶えるために20世紀のニューヨークに行くことにした。現代にやってきた恐竜たち(ティラノサウルスのレックス、プテラノドンのエルサ、ハドロザウルスのドゥープ、トリケラトプスのウーグ)は最初に出会った少年ルーイと仲良くなり、更に金持の娘・セシリアとも仲良くなり、アメリカ自然史博物館を目指すが...

物語はストレートに進んで行き、恐竜と子供たちかせ友達の様に振る舞うところ等は、子供から大人まで家族みんなで楽しむことが出来る作りとなっている。(分かりやすい展開である。)が、逆にそれが物足りなさにも繋がっている。

一方、音楽の方はアクビが出てしまう映画本編とは違って、ジェームズ・ホーナーの音楽に、主題歌がリトル・リチャードの『Roll Back The Rock (To The Dawn Of Time)』ということで、ツボを抑えたしっかりしたものになっている。(少なくとも、映画本編よりは内容がある。)

最後にサントラ盤の収録曲のタイトルを記しておくことにする。収録曲は以下の全17曲である。『Main Title: Primeval Times』『Flying Forward In Time』『Welcome To New York』『First Wish, First Flight』『Hint Of Trouble/The 'Contract'』『Roll Back The Rock (To The Dawn Of Time)』『Grand Slam Demons』『Hot Pursuit』『Central Park』『Screweyes' Circus/Opening Act』『Circus』『Fright Radio/Rex's Sacrifice』『Grand Demon Parade』『Kids Wake Up/A New Day』『Transformation』『Special Visitors To The Museum Of Natural History』『Roll Back The Rock (To The Dawn Of Time)』。

 

We're Back!: A Dinosaur's Story

  • アーティスト: James Horner
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1993/12/21
  • メディア: CD

 

↓DVD化されておらず、ビデオです。

恐竜大行進

  • 出版社/メーカー: CICビクター・ビデオ
  • メディア: VHS

恐竜大行進(日本語吹替版)

  • 出版社/メーカー: CICビクター・ビデオ
  • メディア: VHS

We're Back: Dinosaur's Story (Slip)

We're Back: Dinosaur's Story (Slip)

  • 出版社/メーカー: Universal Studios
  • メディア: VHS

We're Back: Dinosaur's Story (Clam)

We're Back: Dinosaur's Story (Clam)

  • 出版社/メーカー: Universal Studios
  • メディア: VHS


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ゴルゴ13#4 [アニメ]

今回の物語は、NYのマフィアのボス・マーティの愛人・リンダがその立場から抜け出して本物のレディになりたいと願い、ゴルゴにマーティの暗殺を依頼する、という物語。依頼された仕事にはプロという姿勢を貫くゴルゴ13のハードボイルドな姿が堪能できる物語でした。

マフィアのボスということで、マーティは用心深く身辺を固めていた。手下には凄腕の殺し屋・ビリーを用心棒として雇っていて、マーティから逃れることが出来ないリンダは、秘にゴルゴ13とホテルで接触し、マーティ暗殺を依頼する。仕事を受けたゴルゴ13は、用心棒の腕を確かめる。確かにその用心棒は凄腕だったが、その用心棒もまたゴルゴがただ者ではないことを感じ取る。→「超一流」のプロ中のプロらしい所ですね。

そんな中、リンダがホテルで誰かと接触したことがマーティに知られることになる。その相手と思われたマーティの手下のリッキーはホテルから転落死を装って殺された。リッキーを兄貴と慕う町のチンピラたちはリッキーの復讐を決めて動き出す。一方、リンダはゴルゴに愛を感じ始めていた。

その頃、リンダに接触したのがゴルゴらしいと分かる。ビリーは、リンダの浮気相手ではなく、リンダがゴルゴにマーティの暗殺を依頼したものと感じ、それをマーティに報告する。

ビリーはハンドガンならばゴルゴよりも早く抜くことが出来ると自負していた。マーティはビリーにゴルゴを消すように命じた。

それぞれの思いが交錯する中、ビルから外にて瀬用としたマーティをチンピラたちが襲った。応戦するビリーはチンピラたちを倒すが、その隙にゴルゴがマーティを仕留めた。

ビリーは自分がマーティの縄張りを受け継いでボスになれるような器ではないと分かっていた。そんな中、ゴルゴがビリーとリンダの前に姿を現した。ビリーはリンダを車から降ろそうとしていて、リンダの手を掴んでいたために、反撃が一瞬遅れ、そのためゴルゴの放った銃弾の前に散った。リンダはマフィアの女から抜け出せてプリティ・ウーマンになれたことを感じた。そして、ゴルゴと共にフロリダに行こうと言うが、ゴルゴは背を向けて去っていこうとする。で、自分を拒否したゴルゴが許せないリンダは落ちていた銃を拾うと、ゴルゴに向けた。引き金を引こうとするリンダ。が、ゴルゴは素早く反応し、リンダを倒した。そして雨降る中、去っていった。

プロ中のプロという姿を見せるゴルゴ。ハードボイルド全開で、色仕掛けも通用しないゴルゴ13のキャラがしっかりと出ている物語であり、また、リンダはリンダで「アメリカン・ドリーム」を夢見る女として、しっかりとキャラが描かれていて、たっぷりと魅せてくれる物語でした。

 

↓今回の物語の原作はこれに収録されています。

ゴルゴ13 (25) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: コミック

 

↓主題歌はイメージが違っていてダメだけど、こちらは雰囲気がピッタリです。

ゴルゴ13~ジャズ・セレクション

ゴルゴ13~ジャズ・セレクション

  • アーティスト: オムニバス,ボビー・ティモンズ,レッド・ガーランド,マイルス・デイビス,ビル・エヴァンス,ウェス・モンゴメリー,ウィントン・ケリー,ソニー・ロリンズ,ナット・アダレイ,ラテン・ジャズ・クインテット,アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2002/11/21
  • メディア: CD


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東京少女・水沢エレナ#1「君の歌(前編)」 [ドラマ]

今月の主演は水沢エレナ。「恋日・3rd.12&13話」と「東京少女・セピア編」の「さよなら少女」、美絵素四姉妹の三女ということで、丹羽Pがコマメに起用してきただけに、やはり今回の「東京少女」シリーズにも登場となりました。今月は土曜日が5回あるので、物語は4本で、その中の最初の物語が前後編になります。「恋日・3rd.」の主演作も前後編であったけど、これって偶然なんでしょうか?

物語の方は、前後編の前編ということで、時間的にもたっぷりあるため、じっくりと描いていて、内容のある物語になるのは確実ですね。(後編も楽しみです。)

前回、次回予告で流れたアコースティック調の曲だが、それが主題歌ということで、エンド・タイトルから曲名が『蕾(つぼみ)』(予告の範囲で良い感じの曲だと思ったが、曲名もGood!ですね。)ということが分かったが、今回はこれではなく、挿入曲『翼』、そして『ゴルゴダの森』が中心になっていました。→『イケナイ恋』もそうだが、「ケータイ刑事」に絡む曲をたっぷりと使い回ししてくれます。また、OPは基本的には4月と同じであったが、花は別のものになりました。→予想した通りでした。

歌手になるという夢に向かって歩み出した少女の物語であるが、青春真っ直中の挫折と苦悩という物語って、わかっちゃいるけど、こういうのに結構弱いんですよね...それにしても仮面ライダー関係者(唐橋、竹財)と戦隊関係者(ホラン)というように、ヒーロー作品出演者が1本にこれだけ集まるのもBS-i作品では珍しいことでした。

渋谷駅から駆け出してきたセーラー服姿の少女・浅野エレナ。彼女はニュースター・プロダクションに応募して、書類審査を通過して1次審査のオーディションを受けるために上京してきたのだった。が、オーディション会場が分からず迷っていた。(ハガキには『課題曲「ゴルゴダの森」』とも記されていました。)

オーディション会場では審査が続いているが、事務所の人間のメガネに叶うような人材はいなかった。で、社長たちは席を外して、カナエの喉のことを心配していた。カナエはCDデビューが決まっていたが、喉を壊していて、現在は歌えない状況だった。

そんな所に、階段を駆け上ってきたエレナがやってきて、辛うじてオーディションの順番に間に合った。スタジオに入って『ゴルゴダの森』を歌うエレナ。その歌声を聞いた事務所の人間たちは、カナエの声ソックリ、いや、断然上手い。ということで、社長はカナエのデビュー曲『翼』をエレナに歌わせることを決めた。

事務所に連れてこられたエレナ。社長はエレナを絶賛すると、明後日、二次審査をするとして、未発表の曲と言って『翼』を練習してくるように伝えた。

帰宅したエレナは二次審査に進んだことをおばあちゃんに報告するが、合格したらおばあちゃんと分かれることになることを気に掛けていた。が、おばあちゃんは「寂しいより歓びの方が大きいと思う」と言っていた。
二次審査の日。スタジオで『翼』を歌うエレナ。事務所の人間はカナエのゴースト・シンガーにすることを決めていたが、マネージャーの掘口はその考えに気が進まない様子だった。

夜、帰宅したエレナに掘口が電話を入れて、オーディションに合格ということを伝えた。それを聴いたエレナは足をバタバタさせて大喜びしていた。

掘口を迎えに行ったエレナは、道すがら掘口にこれまでのいきさつを話す。掘口にはエレナの気持ちが分かっていた。エレナは「寂しいより歓びの方が大きい」というおばあちゃんの言葉で、おばあちゃんのために頑張りたい、と口にする。

おばあちゃんはエレナのことを掘口に頼み、エレナは歌手になるため(レッスンを受けるために)上京することになる。最後の夜、おばあちゃんの所に来て「一緒に、寝てもいい?」と尋ねるエレナ。「ええよ」と言うおばあちゃんの言葉で蒲団を持ってきたエレナ。おばあちゃんはエレナに大事なことを語る。(あまりにも良いことで、文章にするのがもったいない...)

翌朝、仏壇の母に手を合わせて「行ってきます」と告るエレナ。(仏壇の母の写真って、脚本の渡辺千穂さんじゃない?)玄関から出てくると、洗濯物を干していたおばあちゃんの所に行き、携帯でツーショット写真を撮る。そして「行ってきます」とおばあちゃんに言ったエレナ。(ここでA)パート終了。経過時間は16分半を越えた所ということで、Bパートは9分半弱になります。

スタジオで『翼』のレコーディングをしているエレナ。(ここではたっぷりと聴かせてくれる。)一方、調整室にいる社長はマネージャーの掘口に何やら指示を出していた。

レコーディング終了後、エレナは社長とマネージャーに連れられて食事に行く。見晴らしの良い景色を見て「東京タワーだ」「レインボーブリッジだ」と言って感激しているところは初々しい所です。で、この場でゴースト・シンガーのことをエレナに伝えようとする。掘口が事情を語り始め、『翼』がカナエのデビュー曲だと伝える。エレナはこの曲が大好きで、練習しすぎて自分の曲のように感じている、と口にする。それを聴いた掘口はゴースト・シンガーのことを口に出せなくなり、社長が代わって伝えた。

ショックを受けたエレナは落ち込んでしまう。携帯からおばあちゃんに電話を掛けたが、おばあちゃんの声を聴いても何も言えなかった。が、おばあちゃんは「エレナ、エレナなの」と分かっていた。「どうした?」とおばあちゃん。が、エレナは涙を流しながらも「何にもないよ。ただ、おばあちゃんの声が聴きたかった」と返した。おばあちゃんは分かっていて、エレナに優しい言葉を伝えた。それを聴いたエレナは「ここで帰ったら終わっちゃうから、私、頑張る!」と決意を口にした。

エレナはカラオケ店に一人でやってきた。そしてカナエのデビュー曲『翼』を歌い出す。そんな所に、店員のバイト君がジュースを運んできた。エレナの歌声を耳にすると「そっくりだ」と口にした。その言葉に歌を止めるエレナ。バイト君は「そっくりどころか、本物みたいだ」と言い「もう一度歌って」とエレナに言うが「嫌だよ」とエレナ。バイト君は「この曲、本当いいよね」と言うが、エレナはリモコンで曲を止めてしまった...(つづく)

次回は、今回の続きの「君の歌(後編)」です。社長はエレナを利用することを薦めるが、これにエレナが反旗を翻し、更にマネージャーの掘口も社長に反旗を翻してエレナの夢に協力していくような展開になりそうですね。次回ではアコースティック調の『蕾』もある程度聴かせてもらいたい所です。でも、『翼』もテンポの良く明るくて元気な曲で、こっちも良いですね。→「東京少女」終了後、それぞれの主題歌を集めたサントラ盤をリリースしてもらいたいところです。

今回の「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせの映像は、「山下リオ」の1話の時と同じものでした。(高速と東京タワーを含んだ夕方の景色)今後、何処が出てくるのか、これも小さなお楽しみの一つです。(地上波の再放送では見られない部分でしょうし...)

今回の物語は、歌手になるという夢をつかみ、希望に満ちて上京してきた少女が、実はゴースト・シンガーという現実を知らされて挫折を感じたという所までということで、こういうテーマの物語としたら、珍しくない展開である。が、希望に燃える若者の物語って、分かりきった展開で進むが、何故かこういう者には弱いんですよね。また、主演が物語とダブって見えることも、お楽しみの一つです。

尚、「本編+次回予告+BS-iドラマ倶楽部からのお知らせ」を合わせた26分45秒をDRモードで録画したら、3.9Gというサイズになったので、これならBD-R(1層DISC)1枚に「東京少女・水沢エレナ」の全5話が収録可能です。(サイズから6話が1枚に入りそうですけど...)DVDだと、SPでは5話を1枚に収録するのは不可能である。BDの導入が早速役に立ったようです。

また、5/7の25:00~(=5/8の01:00~)は、2006年に「ショートフィルム道」として放送された「東京少女」の6本が「Bitter Sweet」というタイトルになって放送されます。(84分枠なので、12分×6で、メイキングはないものと思います。)更に、その後の26:24~26:54(30分枠です。)には「0093女王陛下の草刈正雄 アナザーストーリー」が放送されます。(翌週の5/14はエレナちゃんの始球式があり、更に深夜には「セピア編」の全6本の一挙放送(再放送)もあります。)

↓今月の原作ノベライズ本

好きといえない (リンダブックス 東京少女 2)

  • 作者: リンダブックス編集部
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 文庫

 

↓「東京少女・山下リオ」の原作ノベライズ本はこちら

初恋ダッシュ。 (リンダブックス 東京少女 1)

初恋ダッシュ。 (リンダブックス 東京少女 1)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 文庫

↓こういう雑誌をピックアップしておきます。

Audition (オーディション) 2008年 06月号 [雑誌]

Audition (オーディション) 2008年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白夜書房
  • 発売日: 2008/05/01
  • メディア: 雑誌

Audition (オーディション) 2008年 05月号 [雑誌]

Audition (オーディション) 2008年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白夜書房
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: 雑誌

↓『ゴルゴダの森』はこれには収録されていないのですよね...

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD

↓5話が1枚に収録できるとは言っても、まだDISCは高い...(でも、随分安くなってきました。)


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ケータイ刑事銭形海5話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

今回の「裏ネタ編」の物語は、第5話「本家VS元祖、女将の戦い! ~フグ毒殺人事件」です。この物語では、ちゃんネタとちゃんネタを出すちゃんというのが面白い所でした。で、今回は「フグ」についてと、劇中に名前が出てきた「8代将軍吉宗」「副将軍 水戸光圀」について記すことにします。

尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)

フグ」:漢字では「河豚」または「鰒」と書く。(後者の方は、この物語の「鑑識メモ」に登場しました。)学術的に述べると、フグ科とその近縁の軟骨魚の総称である。(近縁では、ハコフグ科、ハリセンボン科の魚である。)背びれは小さく、鋭い歯を持っている。攻撃を受けると腹部を膨らませるものものが多く、腹部に棘状の特企を持っている種類もいる。海水魚であるが、中には淡水の環境に生息する種類もいる。

体内に毒が溜まる種類がいて、それは食用に適さないが、全体的に内臓に毒を持つ種が多いのが特徴である。食用となるのはトラフグ、マフグなどであり、食用が認められているのは17種名のフグ科の魚と4種類のハリセンボン科の魚、1種類のハコフグ科の合計22種類である。但し、22種類の中でも、肉は全て認められているが、皮や白子の食用は禁じられているものもある。

肉質は淡泊で美味とされている。(まあ、「美味」でなければ、現在まで食用にされ続けることはないでしょうが...)また、旬は冬であり、「フグ」は冬の季語にもなっている。

フグ料理としては、刺身(フグ刺し、関西ではテッポウ刺し、またはテッサとも言う)、鍋、唐揚げ、白子などが広く知られている。

フグを捌く時、毒を持つブイと食用部位とを分離する作業は、「フグ調理師資格」を持った者が行うことが(都道府県条例で)定められている。つまり、素人がフグを捌くのは認められない。(岡野さんもこの資格を持っていましたよね。)しかし、フグ調理師資格は都道府県で定めたものであるため、ある府県で資格を持っていても他府県ではそれが無効となる場合が多い。→時々、素人が捌いて中毒になったというニュースを耳にするが、素人のフグ調理は自殺行為です。

8代将軍吉宗」:言うまでもなく、徳川吉宗のことである。江戸幕府の第8代将軍であることは誰もが知っているであろう。生まれは1684年、没したのは1751年である。紀州藩の第2代藩主・徳川光貞の四男として生まれ、父と2人の兄の死後、紀州藩主を継いで、22歳の若さで第5代藩主となる。この時から名前を「吉宗」とした。財政が傾いていた中、改革を進めていって藩の財政の再建に努めて成果を挙げた。

そんな中、1716年に第7代将軍・徳川家継が亡くなったことで、31歳にして江戸幕府の第8代将軍に就任した。将軍になってからは、「享保の改革」と言われる一連の改革を行い、様々な政策は有名であり、質素で倹約に努める幕府改革、新田開発、目安箱の設置などは余りにも有名である。

また、TVドラマでも色々と登場していて、生涯を描いた大河ドラマ「八大将軍吉宗」があるが、それよりも「暴れん坊将軍」の方が有名である。

副将軍 水戸光圀」:こちらも言うまでもなく、「水戸黄門」の徳川光圀のことである。生まれたのは1628年で、没したのは1701年である。水戸藩の初代藩主・徳川頼房の三男であり、徳川家康の孫である。1661年に34歳で第2代の水戸藩藩主となった。文化事業に力を入れて、「大日本史」の編纂に着手した。文化事業に力を入れすぎて、後の水戸藩の財政難の原因になったことも指摘されている。(藩の財政の1/3を「大日本史」に注ぎ込んだとされている。)

有名になったのは、江戸末期から明治になってからのことである。諸国を漫遊して世直しをするというあの物語が「水戸黄門漫遊記」として講談や歌舞伎の題材となり、広く知られるようになった。尚、光圀は「大日本史」の編纂のために家臣を日本各地に派遣したと言われているが、自身が諸国漫遊の旅をしたという史実はない、とされている。→フィクションが余りにも広く知られることになり、尾っぽや羽根が付いたということです。

また、雑学の知識として知って置いたらと思うエピソードは、彼は日本人として初めて「ラーメン」「餃子」「チーズ」「牛乳酒」「黒豆納豆」を食べた人物とされている。

※今回の物語で、胡散臭いサイン色紙が出てきたが、「鉄砲フグ本家」に出てきた「八大将軍吉宗」という色紙は、彼が将軍となったのが1716年であるので、それ以後になる。一方、「元祖鉄砲フグ」の店にあった「副将軍 水戸光圀 1699.11.29」という色紙は、彼が没したのが1701年なので、彼の晩年と言うことになる。と同時に、この時の将軍は6代の徳川家宣であり、共にニセモノであるのは明白(ちゃんが指摘したように、サインペンは当時存在しないし、西暦という概念は当時の日本にはありませんでした。)であるが、「元祖」の方が歴史上の史実を考えると、より古いものがあるということになる。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

↓参考まで

フグの飼い方―淡水フグから海水フグまで

フグの飼い方―淡水フグから海水フグまで

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エムピージェー
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本

ふぐの調理技術すっぽんの調理技術

ふぐの調理技術すっぽんの調理技術

  • 作者: 鈴木 隆利
  • 出版社/メーカー: 旭屋出版
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 大型本

ふぐの文化

ふぐの文化

  • 作者: 青木 義雄
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 単行本

フグはなぜ毒をもつのか―海洋生物の不思議 (NHKブックス)

フグはなぜ毒をもつのか―海洋生物の不思議 (NHKブックス)

  • 作者: 野口 玉雄
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓吉宗関係

八代将軍 吉宗 総集編

八代将軍 吉宗 総集編

  • 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ
  • メディア: DVD

吉宗評判記 暴れん坊将軍 第一部 傑作選 BOX

吉宗評判記 暴れん坊将軍 第一部 傑作選 BOX

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

徳川吉宗―江戸時代中期 (小学館版学習まんが―ドラえもん人物日本の歴史)

徳川吉宗―江戸時代中期 (小学館版学習まんが―ドラえもん人物日本の歴史)

  • 作者: 小井土 繁
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1995/06
  • メディア: 単行本

徳川吉宗―江戸時代中期 (小学館版学習まんが―少年少女人物日本の歴史)

徳川吉宗―江戸時代中期 (小学館版学習まんが―少年少女人物日本の歴史)

  • 作者: 小井土 繁
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1987/01
  • メディア: 単行本

↓光圀関係

水戸黄門名作選 その1

水戸黄門名作選 その1

  • 出版社/メーカー: Project-T
  • メディア: DVD

水戸黄門 第一部 シリーズ BOX

水戸黄門 第一部 シリーズ BOX

  • 出版社/メーカー: 日本ソフトサービス
  • メディア: DVD

まんが 水戸黄門 1

まんが 水戸黄門 1

  • 出版社/メーカー: ラインコミュニケーションズ
  • メディア: DVD

水戸黄門漫遊記 (よみがえる講談の世界)

水戸黄門漫遊記 (よみがえる講談の世界)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本

これが水戸黄門だ!―テレビ放送34年の人気長寿番組を解き明かす (Hinode fine mook (94))

これが水戸黄門だ!―テレビ放送34年の人気長寿番組を解き明かす (Hinode fine mook (94))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日之出出版
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 大型本

大日本史と扶桑拾葉集 (水戸史学選書)

大日本史と扶桑拾葉集 (水戸史学選書)

  • 作者: 梶山 孝夫
  • 出版社/メーカー: 水戸史学会
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本


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