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X-MEN 2(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は2003年年に公開されたシリーズ第2弾の「X-メン2 進化の始まり」である。この作品はアメコミが原作の作品であり、シリーズ第1弾が2000年に、第3弾が2006年に公開されている。ミュータントたちの戦いを描いたアクション作品であり、前作のキャラと新たに登場したキャラが加わり、スペクタクル巨編となっている。今回は第2弾となる第2作を前回と同様にサントラ盤にスポットを当てた形で記します。(第1作については、ここをクリックして下さい。)

最初に映画データを記す。原作はアメコミ(マーヴェル・コミック)でスタン・リー、監督はブライアン・シンガー、脚本はマイケル・ドハティとダニエル・P・ハリスとブライアン・シンガーの3人、撮影はニュートン・トーマス・サイジェル、音楽はジョン・オットマンである。出演は、パトリック・スチュワート、ヒュー・ジャックマン、イアン・マッケラン、ハリー・ベリー、ファムケ・ヤンセン、ジェームズ・マースデン、レベッカ・ローミン・ステイモス、アラン・カミング、アーロン・スタンフォード、アンナ・パキン、ブルース・デイヴィソン、ブライアン・コックス、ケリー・フー、ショーン・アシュモア、ケイティ・スチュアートたちである。

物語は、反人間派のミュータントが捕らえられたことで平和が保たれたと思われたが、そうは問屋が卸さず、謎のミュータントに大統領が襲われるという事件が発生。これによって再びミュータントを恐れて反ミュータント運動が高まり、ミュータント立ちは抑圧されるようになる。その運動の陰にはミュータントの生体実験を行っていると噂されている元軍人の富豪がいた。抑圧されていく中でミュータントたちは再び立ち上がるが...

1作目の時は注目株という程度だったハル・ベリーがアカデミー主演女優賞を獲得し、格もはるかに大きくなったが、ちゃんと出演してくれるところが嬉しいところである。演じる俳優が交代するということは珍しいことではないが、同一キャストで製作されるというのがやっぱり一番ですからね。(その点でも、ハル・ベリーは好感が持てます。)

で、サントラ盤の方に話題を移す。サントラ盤(スコアです。)に収録されているのは以下の全16曲である。豪華アーティストたちが結集したオムニバス形式のものではなく、ごく普通のスコアを集めたサントラ盤であるが、そのサウンドの方はなかなかのものであって、緊張感ある映画のストーリーをたっぷりと盛り上げてくれるものである。

収録曲は『Suite From X2』『Storm's Perfect Storm』『Finding Faith』『Sneaky Mystique』『Cerebro』『Mansion Attack』『Rogue Earns Her Wings』『It's Time』『Magneto's Old Tricks』『I'm In』『If You Really Knew』『Playing With Fire』『Death Strikes Deathstryke』『Getting Out Alive』『Goodbye』『We're Here To Stay』である。

テーマ曲は結構色んな所で耳にすることがある曲と言うことで、「ああ、この曲か」という方が多いでしょうが、それ以外の曲も、テンポが良い曲はテンポ良く、さりげなく雰囲気を演出する曲、サスペンス調の曲、これぞヒーローと言う曲と言うように、映画のストーリーにバッチリの曲が詰まっている。映画と合わせて楽しむことが出来るが、本サントラ盤は内容があるということで、映画の方を見ていなくても付いていくことが出来るサウンドである。(気分を盛り上げるためにBGMとして使える曲がいくつかあります。)サントラ盤と言えば、本来は映画と一緒に楽しむべきものであるが、本サントラ盤は映画とは切り離しても十分楽しむことが出来るものである。映画を見ていない方も楽しみましょう。(そして、映画の方も見て下さい。但し、やはり第1作から見ないといけませんよ。)

 

X2: Original Motion Picture Score

X2: Original Motion Picture Score

  • アーティスト: John Ottman, Damon Intrabartolo, X2 Musicians
  • 出版社/メーカー: Superb
  • 発売日: 2003/05/06
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

X-MEN 2

X-MEN 2

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/01/06
  • メディア: DVD

X-MEN2 (2枚組 プレミアム)

X-MEN2 (2枚組 プレミアム)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: DVD
X-MEN (2枚組 プレミアム)

X-MEN (2枚組 プレミアム)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: DVD
X-MEN:ファイナルディシジョン 特別編

X-MEN:ファイナルディシジョン 特別編

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/01/06
  • メディア: DVD


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帰ってきた時効警察#2 + 生徒諸君!#1 [ドラマ]

今回は、銭形ーズの二人(真希ちゃん早織ちゃん)のドラマを一つにまとめてしまいます。

まずは「生徒諸君!」から。(WOWOWのBEATLESのドキュメンタリーの裏いうことで、初回から何か嫌な予感が...)
はっきり言って、本当に中学校なの?というのは、生徒がとても中学生に見えません。高校生と言った方がすんなり受け入れられる。中には中学生らしいと感じる生徒もいたが、大半は高校生に見えます。(珠里亜のように長期入院で年上というのは別として...)また、先生の中にも先生に見えないのが何人かいて...

生徒の中には多々野ユリがいましたが、ここは佐久間里香と言っておいた方がいいのかな?何せ、生徒の中に若松亮介もいましたからね。髪を染めていましたが...(「恋日・3rd.15話」の『明日の笑顔』より)ということで、ここでもやっぱり高校生なんですよね。八重歯がチャームポイントの奈央ちゃん、冷めたキャラということで今ひとつ輝いていないし... →学級委員長ということで、今後活躍してくれるでしょうが...

それにしても、かつての大映テレビの学園ドラマのいくつかを足し合わせたような設定に熱血系の先生って、やはり大映テレビ作品じゃないですか。ということで、あまりにも異世界のお話という感じがして、ついて行けない。(やっぱりここのところ不調なテレ朝系のドラマということになりそう...)朝日放送が深夜にしょっちゅう数分の番宣番組を流していたけど、何か今ひとつだっただけに...

まあ、睦月脚本ということで、それなりのネタは仕込んであったとはいうものの、空回りしていたし... キャスティングで話題をというだけの平凡な作品になりそう。(ということで、次回以降は見ても記事にはしないでしょう)

次に「帰ってきた時効警察
今回の事件は15年前の総武銀座の闇の帝王殺人事件。それにしても、芸達者な赤星さんが普通の被害者というのはちょっともったいないキャスティングでした。(もっと事件に至るまでのドラマを見せて欲しかったところです。これじゃあ赤星さんのキャラが活かされておらず、あまりにももったいない...)が、物語に散りばめられたネタが満載というのは嬉しいところですね。(事件よりもネタの方が中心になっているが、それもまたいと楽し。→やっぱりこっちがメインですね。)

容疑者は「ナンバーワン・ホステス」の深雪。ここで頭に浮かんだのは「ナンバー・ワン」「ナンバー・ワン」「ナンバー・ワン」というアクセントのことでした。(元ネタは「No.1ホスト」の事件ですが...)で、深雪(みゆき)は実は雪男(ゆきお)だったということで、ここでも名前で遊んでいて、これも楽しいところでした。

事件の後に行方不明になったから容疑者として追われ、15年の時効を迎えたということだったが、それにしても当時の捜査陣は杜撰すぎてボロボロですねぇ。まあ、総武署だったらそれだけの能力がないということで終わってしまうが、あまりにも頼りない。(総武市には絶対に住みたくない!)

真加出くん、今回はちょっと浮くような発言をしていたが、やっぱり正体(警視監・銭形雷ですからね)を隠していることにちょっと苛立ちがあるのかも...?それにしても、今ひとつやる気がないのか、羽を伸ばしてユルユル・モードだったが、何処かで憂さ晴らしに稲妻を落として下さい。でも、テトラポッドの値段を知っているという博学なところは、やっぱり銭形雷ということを隠そうとしても隠しきれないでいますね...

展開としたら、ちょっと力業に頼るところがあったけど、事件の謎を解くのがメインではなく、小ネタをメインだと考えたら十分許容範囲でしたが、事件の謎を解く方に期待している人(この作品にそれを求める人っていないでしょうが...)にとったらガッカリしたでしょうね。まあ、深夜枠ですから、これはこれでいいでしょう。

で、次回はクイーンベリル様(実写版「セーラームーン」)にエリー(「ウルトラマンマックス」)って、杉本さんの怪演ぶりに期待が膨らみます。

 

 ↓一応原作

生徒諸君!教師編 1~11 一気読みセット

生徒諸君!教師編 1~11 一気読みセット

  • 作者: 庄司 陽子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: コミック
大映テレビの研究

大映テレビの研究

  • 作者: 竹内 義和
  • 出版社/メーカー: 澪標
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本

なんたって大映テレビ

  • 作者: 大羽 賢二
  • 出版社/メーカー: 勁文社
  • 発売日: 1990/02
  • メディア: 新書

 

↓前作

時効警察 DVD-BOX

時効警察 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: DVD

クイック・ジャパン (Vol.71)

クイック・ジャパン (Vol.71)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本

時効警察オフィシャル本

時効警察オフィシャル本

  • 作者: テレビ朝日『時効警察』スタッフ
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2006/05/26
  • メディア: 単行本

↓「No.1ホスト」の事件はこれに収録されています。

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

↓赤星さん

七星闘神ガイファード Vol.1

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

七星闘神 ガイファード Vol.2

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2005/03/25
  • メディア: DVD

超星神グランセイザー Vol.1

超星神グランセイザー Vol.1

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2004/02/27
  • メディア: DVD


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BEATLES『LOVE』・ドキュメンタリー [音楽(etc.)]

2006年11月に、BEATLESの新譜「LOVE」がリリースになるということで話題となったが、そのアルバム・プロジェクトに関するドキュメンタリーが放送されたので、すかさずチェックを。(同時間帯に見たいドラマの初回があったが、こういう時にダブル録画できるHDDレコーダーって本当に便利ですね...)

内容の方は、シルク・ドゥ・ソレイユの公演が実現するまでの道のりを、BEATLESの「LOVE」の製作過程とリンクさせ、関係者のインタヴューとレコーディング風景、シルク・ドゥ・ソレイユの公演の映像が次々と出てくる。(まあ、BEATLESのニュー・アルバムでもあるが、シルク・ドゥ・ソレイユの公演の音楽集と言っても間違いではないですし...)結局、BEATLESとシルク・ドゥ・ソレイユが合体して一つのステージを作り上げたと言っても良く、BEATLESの音楽に関してはジョージ・マーティンの執念の賜と言っても良いですからね。

で、BEATLESのアルバムについてであるが、これに関してはこのドキュメンタリーでは主というよりも従になっていた感があるが、それはそれで良いでしょうね。音楽の方はアルバムでたっぷりと聴けばよいことであり、このドキュメンタリーによって違った角度からアルバムを聴くことが出来るようになったということでよろしいかと。(この意味でもこの番組は非常に価値のあるものでした。)時間は約54分半でした。(WOWOWなので、途中にCMが入らないというのが良いですね。)

次に、アルバムについて簡単に。収録曲は以下に示す全26曲であるが、お馴染みのタイトルが並んでいる。これは過去に収録した音源を全く新たにリミックスして作り上げたものであり、一応は新曲であるが、リミックス・アルバムと言った方がよいものである。(皆さん、当然ご存知でしょうが...)で、26曲で約78分という収録時間であるが、これがシームレスで一気に聴かせてくれる構成になっている。(ということで、メドレーの大曲の様にも感じることが出来ます。)

アルバム収録曲は以下の通りである。『Because』『Get Back』『Glass Onion』『Eleanor Rigby/Julia (Transition)』『I Am The Walrus』『I Want To Hold Your Hand』『Drive My Car/The Word/What You're Doing』『Gnik Nus』『Something/Blue Jay Way (Transition)』『Being For The Benefit Of Mr. Kite!/I Want You (She's So Heavy)/Helter Skelter』『Help!』『Blackbird/Yesterday』『Strawberry Fields Forever』『Within You Without You/Tomorrow Never Knows』『Lucy In The Sky With Diamonds』『Octopus's Garden』『Lady Madonna』『Here Comes The Sun/The Inner Light (Transition)』『Come Together/Dear Prudence/Cry Baby Cry (Transition)』『Revolution』『Back In The U.S.S.R.』『While My Guitar Gently Weeps』『A Day In The Life』『Hey Jude』『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)』『All You Need Is Love』。

尚、本アルバムには通常盤とSpecial Editionがある。前者はCD1枚であるが、後者は、CDと5.1chサラウンド仕様のDVD-Audioの2枚組ということで、より高音質のハイクオリティ・サウンドを堪能することが出来るものとなっている。(それにしても、技術の進歩というのは凄いものだと感じさせてくれます。)尚、本アルバムについては多くが語られていて、賛否両論(BEATLESのマニア度が高い人ほど否定派が多いようですね。)あるが、筆者は肯定派だということに留めておきます。とにかく、じっくりと聴き入るだけである。

 

↓通常盤

LOVE (通常盤)

LOVE (通常盤)

  • アーティスト: ザ・ビートルズ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/11/20
  • メディア: CD

Love

Love

  • アーティスト: The Beatles
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2006/11/21
  • メディア: CD
 
↓Special Edition
LOVE (DVDオーディオ付)

LOVE (DVDオーディオ付)

  • アーティスト: ザ・ビートルズ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/11/20
  • メディア: CD
Love

Love

  • アーティスト: The Beatles
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2006/11/21
  • メディア: CD
白い扉の向こう側 ようこそシルク・ドゥ・ソレイユへ

白い扉の向こう側 ようこそシルク・ドゥ・ソレイユへ

  • 作者: リン・ヒュワード, ジョン・U・ベーコン
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2007/02/06
  • メディア: 単行本
アートサーカス サーカスを超えた魔力

アートサーカス サーカスを超えた魔力

  • 作者: 西元 まり
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2003/02/14
  • メディア: 新書

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