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UNDER LIFE『OUT THE GATE』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2005年に発表された彼らの2nd.アルバムである。彼らはシンプルな構成の3ピース・バンドであって、サウンドの方はピアノをメインに吸えたオルタナティブで、とても聴きやすいポップのエッセンスに満ちた優しいものである。また、ジャジーなテイストに満ちた曲もあって、ほんわかとした優しい気持ちにさせてくれる。曲名を見たら海外のグループのような印象も受けるが、歴とした日本のバンドである。

収録曲は以下の全9曲である。『ビュー・フロム・ザ・ゲート』『ハンズ・イン・ジ・エアー』『ジャスト・ライク・ザ・シャイニング・ムーン』『ウィズ・ファンド・メモリーズ』『ノー・レイン・ノー・レインボーズ』『ビューティフル・ブラック・フラワーズ』『サムウェアー・イン・ザ・サン』『ファイブ・イヤーズ』『ザ・ウィンド・ハズ・ダイド・ダウン』。

筆者のお薦め曲は、本アルバムの中ではジャジーなテイストのする『ウィズ・ファンド・メモリーズ』と『ビューティフル・ブラック・フラワーズ』の2曲と、1曲目の『ビュー・フロム・ザ・ゲート』をピックアップしておく。それ以外の曲も、とても聴きやすいものであって、イギリスのオルタナティブ系バンドが奏でる様なサウンドはなかなかのものである。

また、彼らは海外でも活動を行っていて、アルバムの方も海外でもリリースされている。そういうこともあって、ワールドワイドに通用するようなサウンドを分かっていると言うこともあって、しっかりと聴かせてくれる。カクテルを片手に、都会の夜景でも眺めながら聴くというのがお洒落な所ですね。

 

Out The Gate

Out The Gate

  • アーティスト: UNDER LIFE
  • 出版社/メーカー: バウンディ
  • 発売日: 2005/10/19
  • メディア: CD


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BJ再放送終了、「21」へ [アニメ]

よみうりテレビでは去年の9月に「ブラック・ジャック21」の本放送が終了してから、月曜の深夜に「ブラック・ジャック」の再放送を行っていたが、4/9深夜にKarte.61「二人のピノコ」の放送が行われ、これによって「ブラック・ジャック」の再放送が終了した。で、次週16日の深夜からは「21」に突入する。(これは予想していた通りでした。)→「ブラック・ジャック21」は原作漫画をアレンジした連続・ストーリーというものであり、評判の方は悪かった物語であるが、やっぱり放送するんですね。

尚、よみうりテレビのこの月曜深夜枠での再放送のメリットは、本放送の時にはスポンサーのテロップが(当然ですが)OPとEDに入ったが、これが全く入らない所である。(見た目にはDVDソフトのような感じになる。)ということなので、録画するにはもってこいなのです。ただ、3月までは表示されなかったのだが、4月になってからは、本編中の画面の右上に「ytv」というロゴが常時表示されるようになったということで、これだけは諦めなければならない。(といっても、常時出ているチャンネルは他にもあるし、固定されているのでそんなに気にならない。)→まあ、こういう所はこれからの放送では仕方ないのでしょうが...

2006年4月に装いも新たに「21」がスタートした時は半年の予定ということで、何回かはお休みが入り、「21」だけに、全21話ということにならないか、なんて思っていたら、結局は全17話ということになり、変な形で録画されただけに、ここは録画のやり直しをしようかと思います。(DVD-RではなくDVD-RWにムーブさせてあるので、新たなDISCは必要としないし...)

ただ、地震速報やニュース速報の字幕テロップは、放送法で定められている(これは有料放送であってもやらなければならない。→このテロップのことを怒っている人がいるが、そういう人は「私は法律を知りません」という無知さを自慢しているだけである。怒るのだったら、国会議員になって「テロップ表示禁止」とでも放送法を改正して下さい。)ので、何かあれば表示しなければならないが、そういうことが無いことを祈るだけです...

 

↓TVシリーズの最終巻です。(こちらが全21巻だなんて...)

ブラック・ジャック VOL.21

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ株式会社
  • 発売日: 2007/04/04
  • メディア: DVD
ブラック・ジャック21 DVD-BOX

ブラック・ジャック21 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: DVD
映画「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者」

映画「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者」

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/07/14
  • メディア: DVD


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「USED CAR」 [映画(洋画)]

表題の作品は1980年の映画「ユーズド・カー」である。この作品は、1978年の「抱きしめたい」(原題はBEATLESのヒット曲である「I WANNA HOLD YOUR HAND」、BEATLEの追っかけ騒動をコメディ・タッチで描いた作品です。)で監督としてデヴューしたR.ゼメキス監督の第2作であり、派手なカー・アクションを見せてくれるコメディ作品である。ハチャメチャな展開のストーリーであって、笑わせてくれます。

映画データを記しておくと、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグの名前があり、ジョン・ミリアスと二人が製作総指揮に当たっている。製作はボブ・ゲイルで、監督はロバート・ゼメキス、脚本はロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルの2人、撮影はドナルド・M・モーガン、音楽はパトリック・ウィリアムズである。そして出演は、カート・ラッセル、ジャック・ウォーデン、ゲリット・グレアム、フランク・マクレー、デボラ・ハーマン、ジョセフ・P・フラハティ、ディック・ミラーたちである。

アリゾナ州フェニックスの郊外にある中古車自動車販売店。一本の幹線道路に面して二軒の中古車販売店が向かい合っているのだが、それぞれの店を経営しているのは仲の悪い兄弟であった。兄は職人気質、弟は市議と手を結んで拡張を目論んでいる。そんな兄の店に勤めるモーレツ・セールスマンを中心としたセールス合戦と恋を描いている。見所は250台を越える中古車が砂漠を大爆走するクライマックスであるが、物語途中の二つの店の中古車セールス合戦がハチャメチャで面白い。何も考えずに大いに楽しむことが出来る一本である。(が、こういうコメディ作品って、日本では本当に低い評価しか与えられていないのがとても残念な所である。でも本作はスピルバーグの名前があることで、他のコメディ映画よりも多少は評価されていますが...)

でも、本作に出てくる販売キャンペーンを実際に行ったら、手が後ろに回るでしょうね。しかし、そういう痛快な所を楽しんでもらいたいところである。

 

↓何でDVDがリリースされていないのでしょうか?(ビデオです)

ユーズド・カー

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 1987/05/21
  • メディア: ビデオ
↓参考まで
極上中古車を作る方法

極上中古車を作る方法

  • 作者: 福野 礼一郎
  • 出版社/メーカー: 二玄社
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 大型本

間違いだらけの中古車選び

間違いだらけの中古車選び

  • 作者: 徳大寺 有恒
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 文庫


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怪奇大作戦セカンドファイル#2「昭和幻燈小路」 [特撮]

38年ぶりの新作として、全3話が新たに製作された物語。今回はその第2話となる「昭和幻燈小路」です。(現在はNHK BS-HiVisionでの放送ですが、4/30~5/2の24:00からはBS-2でも放送されますし、夏には地上波でも放送されるのでは?)

今回の物語はノスタルジックな物語でした。でも、はっきり言って科学的な論拠が不十分であって、昭和30年代のノスタルジックなものを前面に出しているだけのよく分からないものでした。(似たようなノスタルジックな物語は「ウルトラQ dark fantasy」でもありましたし...)実相寺脚本(玉城悟との共同脚本)ということで期待(でも、最晩年の実相寺作品って、どうも共感できないものばかりなんですけど...)したが、これではダメ、眠くなっただけの駄作と言って良いですね。(今回はつまらなかったので簡単に。)

東京の下町で原因不明の電波障害が発生し、同時に住民157名も行方不明になった。事件を追うSRIの牧と三沢は、ある空間に閉じこめられて外部との連絡も取れなくなった。そんなところに野村も加わる。3人が閉じこめられた空間は昭和30年代の町並みの空間だった。

「タイムスリップ」「パラレルワールド」と言うことを口にする三沢と野村だったが簡単に「却下」と牧が切り捨てる所がいいですね。これが一応は結びに反する形で繋がるのはポイントですけど...

何かを探している少女・光子。実は行方不明になった少女でした。が、これはさおりたちが波動を調査している時に既に「325(=みつこ)」と装置に出ているなんて、ちょっと遊びすぎ。

劇中に登場した蓄音機白黒テレビ8mm映写機めんこ紙芝居などはちょっと博物館的な感じがしたということで、昭和30年代の雰囲気を味わうには良いものでした。でも、これならば「ALWAYS 三丁目の夕日」の方がずっといいものでした。

とにかく、科学的な原因の方が説明不足の上に、ちょっと強引に無理がある形で解決しようというのは、ファンタジーという言葉でまとめられる作品であれば十分許せるのだが、「怪奇大作戦」ということでは納得できない物語でした。(だからこそ今回は「駄作」と結論づけます。)

次回は(早くも)最終回(全3話ですから...)の「人喰い樹」という物語です。最初が良くて次がダメだったが、最期はちゃんと締めてもらいたい所です。次回は特撮番組としたら色々とありそうな物語のようですけど...

 

↓旧作は全6巻です。(最初と最後を代表させておきます。)

DVD 怪奇大作戦 Vol.1

DVD 怪奇大作戦 Vol.1

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2003/12/19
  • メディア: DVD
DVD 怪奇大作戦 Vol.6

DVD 怪奇大作戦 Vol.6

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD

↓「パラレル・ワールド」ということで思い出されるもの

星空のむこうの国/夢を追いかけて

星空のむこうの国

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2002/04/25
  • メディア: DVD

星空のむこうの国

  • 作者: 小林 弘利
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1984/11
  • メディア: 文庫
 
 
↓これが急に見たくなりました。
ALWAYS 三丁目の夕日 通常版

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2006/06/09
  • メディア: DVD
ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2006/06/09
  • メディア: DVD
ウルトラQ~dark fantasy~case10

ウルトラQ~dark fantasy~case10

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/11/25
  • メディア: DVD
ウルトラQ~dark fantasy~case11

ウルトラQ~dark fantasy~case11

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: DVD

↓こういう世界観ですね。

昭和30年代パノラマ大画報―今よみがえる、ニッポンの青春!

昭和30年代パノラマ大画報―今よみがえる、ニッポンの青春!

  • 作者: コモエスタ八重樫
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本

下町小僧―東京昭和30年

  • 作者: なぎら 健壱
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: 文庫

ぼくらのメイドインジャパン―昭和30年~昭和40年代

ぼくらのメイドインジャパン―昭和30年~昭和40年代

  • 作者: 藤沢 太郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1999/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

地図物語 地図と写真でたどるあの日の浅草―昭和26年から30年代の思い出と出会う

地図物語 地図と写真でたどるあの日の浅草―昭和26年から30年代の思い出と出会う

  • 作者: 佐藤 洋一, 武揚堂編集部
  • 出版社/メーカー: 武揚堂
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 大型本

なつかしの昭和30年代図鑑

なつかしの昭和30年代図鑑

  • 作者: 奥成 達, ながた はるみ
  • 出版社/メーカー: いそっぷ社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本


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