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THE RUNNING MAN(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1987年の映画「バトルランナー」である。極度に管理された21世紀の未来社会を舞台に、TV中継される殺人ゲームの標的にされる男たちの叛乱を描いたアクション作品である。が、散々な評価を得ることになった作品である。注目点は、原作がスティーヴン・キング(名義は「リチャード・バックマン」となっている。)と主演がシュワちゃん、そしてFLEETWOOD MACのM.フリートウッドが出演している、といったところである。まあ、この顔ぶれで転けるのも、作品を見たら十分分かりますけど...

作品データを記しておくと、時間は101分、原作はリチャード・バックマン(=スティーヴン・キング)、製作はティム・ジンネマン、ジョージ・リンダー、ロブ・コーエンの3人、監督はポール・マイケル・グレイザー、脚本はスティーヴン・E・デ・スーザ、撮影はトーマス・デル・ルースとレイナルド・ヴィラロボスの2人、音楽はハロルド・フォルターメイヤーである。そして出演は、アーノルド・シュワルツェネッガー、マリア・コンチータ・アロンゾ、ヤフェット・コットー、リチャード・ドーソン、ジム・ブラウン、ジェシー・ヴェンチュラ、アーランド・ヴァン・リドス、マーヴィン・J・マッキンタイア、プロフェッサー・トオル・タナカ、バーナード・ガス・レスウィッシュ、ミック・フリートウッド、カレン・リー・ホプキンス、スヴェン・トールセン、エディ・バンカー、たちである。

21世紀。TVが国民をコントロールする全体主義国家のアメリカ。真面目な警官のベン・リチャーズは、ある日上司の命令に背いたために大量殺人の汚名をきせられて投獄されてしまう。が、強制労働の監獄で知り合ったラフリン、ウェイスたちと共に脱獄する。リチャーズは弟のアパートヘ向かうが、弟はおらず、放送局に勤めるアンバー・メンデスという女性が住んでいた。リチャーズは彼女を連れて国外逃亡を計画する。その頃、ロスのテレビ局。ICSネットワークでは、視聴率トップの殺人ゲーム・ショー「ランニングマン」の企画者であり、ホストを務めているデーモン・キリアンが、低迷の兆しの出てきた番組をテコ入れするために、リチャーズに白羽の矢を立てていた。空港でリチャーズは逮捕されるが、監獄に戻るのではなく、「ランニングマン」に出場するよう、強制された。で、出演することになったリチャーズ。番組では彼が如何に凶暴な男なのかをでっち上げのフィルムで紹介する。が、これを見たアンバーは嘘だと気づき、TV局の資料室に忍び込む。リチャーズは戦闘場に放り込まれ、刺客が襲ってきた...

派手なアクションを見ることが出来るが、ストーリーの上では色々と頭を抱えたくなる所があるのが残念な所である。で、こういう場合は、サントラ盤を耳にして、お口直しにするというのが一つの方法である。(と言っても、特に絶賛するような内容のサントラ盤でもないですけど...)

本作のサントラ盤の収録曲は以下の全17曲である。『Intro/Bakersfield』『Main Title/Fight Escape』『Buzzsaw/Richard's Fight』『Captain Freedom's Workout』『Mick's Broadcast/Attack』『Valkyrie』『Buzzsaw Attack』『Medical Checkup』『Fireball Intro』『Buzzsaw/Dynamo Attack』『Massacre Highlights』『Sub-Zero Intro』『Sub-Zero』『Fireball Chase』『Spare Dynamo』『Weiss Discovers Dish/Amber's Launch』『Revolution/End Credits』。

本作によって、原作が、キャストがビッグ・ネームであっても、内容の方は名前だけでは分からない、ということを学んでおけば、それでよろしいかと...

 

The Running Man: Original Motion Picture Soundtrack

The Running Man: Original Motion Picture Soundtrack

  • アーティスト: Harold Faltermeyer
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1990/06/01
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

バトルランナー

バトルランナー

  • 出版社/メーカー: カルチュア・パブリッシャーズ
  • 発売日: 1998/02/25
  • メディア: DVD


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「ガメラ」(その5) [映画(邦画)]

WOWOWの一挙放送の6日目の放送は、シリーズ第7作と第8作の2本でした。が、流石に2本とも見るのは時間的に厳しく、今回はシリーズ第7作の1本のみとします。(が、第8作は間が9年あるということと、これまでの作品を使い、新撮部分とを繋いだ内容なので、昭和ガメラシリーズに一旦幕を下ろすことになった第7作で区切るのも悪くないかと...)

シリーズ第7作ガメラ対深海怪獣ジグラ」(1971年)
作品データを記しておくと、1971年の大映作品であって、時間は88分である。製作は永田秀雅、監督は湯浅憲明、脚本は高橋二三、撮影は上原明、美術は矢野友久、音楽は菊池俊輔である。そして出演は、坂上也寸志、グロリア・ゾーナ、坪内ミキ子、藤山浩二、佐伯勇、笠原玲子、吉田義夫、八並映子、アーリン・ゾーナ、夏木章、三夏伸、九段吾郎、井上大吾、喜多大八、中原健、たちである。

月面基地が謎の宇宙船の襲撃を受けた。その宇宙船は地球に飛来した。それを目撃した鴨川シーワールドの研究所に勤める2人の海洋学者とその子供・健一とヘレンはボートで現場に行くが、謎の光線を浴びて、宇宙船に捕らえられる。女性が現れ、ジグラ星人と名乗り、ジグラ星の優れた科学力を示すために東京にマグニチュード13の大地震を発生させ、人類に降伏を迫る。子供の活躍によってなんとか宇宙船から脱出した4人、それを追う女性。一方、ガメラは海中でジグラ星人の宇宙船を撃破するが、怪獣ジグラが現れる。ジグラ星との水圧の差のため巨大化したジグラとガメラとの戦いが始まる。バトルを地上に移すが、ジグラの放つ光線によってガメラは敗退、防衛軍もあっさりと敗北。子供の意見を聞いて、最後の希望としてガメラの救助に向かった海洋学者たちだったが、1万mを越える日本海溝に引きずり込まれてしまう...

本作は事実上の昭和ガメラの最終作であるが、それは御家の事情(大映の倒産)によるものであるため、「シリーズ最終作」というふれこみは一切ない。そういう点では寂しい所がある。ストーリーに関しては、とにかくツッコミ所が満載であり、笑ってしまう。これは見方を変えれば、怪獣映画ではなくてコメディ映画のようにも受け取ることが出来る。(まあ、「昭和ガメラ」らしい所と言えばそれまでですが...→海底で火炎噴射を地上と同じようにするガメラ、etc....)

そんな中、海洋汚染の問題を取り上げているところは評価できるところである。まあ、「ガメラ」らしい作品と言うことですね。

 

ガメラ対深海怪獣ジグラ

ガメラ対深海怪獣ジグラ

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2007/10/26
  • メディア: DVD

ガメラ THE BOX 1969-1980

ガメラ THE BOX 1969-1980

  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2001/11/28
  • メディア: DVD

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登場!「銭形海・3rd.」の映像(@12/27「キ・ニ・ナ・ル!」)+深夜「アニメ枠」 [ケータイ刑事]

今年最後の「キ・ニ・ナ・ル!」では、待ってましたとばかりに、年明けから始まる「銭形海・3rd.」の映像が流れました。時間は20秒で、冒頭は2nd.のOPのライブの映像だったが、その後で、マツとのツーショットの映像が流れました。バックに習字の半紙が出ていたことから、3rd.1話の映像であることが分かる。(3rd.1話のサブタイトルは「噂の刑事、ついに登場! ~日焼け書道家殺人事件」です。)そして、ちゃんが「見てね~」と手を振っていて、マツはギターを持っていたという所が続いたが、この部分は「iしたい。~銭形海・3rd.」にも出てくるものと思われる。(一番は焼ければ12/30に見ることが出来るかも...)

既に、3rd.のちゃんの写真が出ているが、2nd.のポニーテールから変わり、ストレートに降ろしている。ということで、ちゃんの髪型は、ちゃんの2nd.後半(=夏服)、2nd.前半、1st.での髪型というように、ちゃんの変化の逆をいくことになった。ストレートでロングヘアーの銭形と言えば、これまではちゃんだったが、それに続くことになりそうですね。(・1st.もストレートのロングだったけど、海ちゃんの方が更に長い。)また、2nd.からは冬服だったが、いよいよ真冬になるので、コートやマフラー姿の海ちゃんも見ることが出来るでしょうね。マツとの(1話の)やりとりの所では、ちゃんはコート姿でした。→僅か数秒だったが、3rd.では、ちゃんがマツをリードしていきそうな印象を受けました。(「帰らないの」と言ってマツの耳をちゃんが引っ張っていました...)→3rd.とても楽しみです。

深夜のアニメ枠は、いつもの「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」と「CLANNAD」の2本に戻り、CMの方もいつもの通りでした。

「逮捕FS」のCMは、いつものDVD宣伝とBS-i番組の宣伝であるが、その中に12/31の正午から放送される「ケータイ刑事THE MOVIE」(BS-iでは夏に続いて2度目の放送ですね。)の30秒版(正確には27秒)の宣伝がありました。ちゃん(芽以さん)の歌う『ヒコーキ雲』がバックで、3人が司令室にやってくる所など、お馴染みの見慣れたものであるが、放送日が入っているということでは、これもまた貴重なものです。(地上波ではいつになったら放送されるのでしょうかねぇ?)

「CLANNAD」でも、流れるCMはいつものDVDの宣伝とBS-i放送番組の宣伝であるが、ここで流れた「銭形海」の次回予告(2nd.13話)は15秒バージョンではなくて30秒バージョン(正確には27秒)でした。また、「ケータイ刑事THE MOVIE 2」のDVD宣伝・30秒バージョン、「東京少年」の15秒バージョンの宣伝もありました。

尚、今回は「銭形雷」の再放送の次回予告はありませんでした。(「M2」があったから雷ちゃんは出てきたけど、ちょっと残念...)

来週は1/3ということになるので、「キ・ニ・ナ・ル!」も、深夜のアニメ枠も共に正月の特別編成のためお休みである。(「キ・ニ・ナ・ル!」の時間枠はドキュメンタリー、アニメの時間枠は映画が放送される。)ということで、「銭形海・3rd.1話」の15秒版の予告をゲットしようと思ったら、ちょっと苦労するかも知れませんね...

ところで、現在は「侍ショート」と題して、「68FILMS」のショート作品が放送されている日曜の朝10:30の枠であるが、2/10から6週間にわたって、「東京少女・セピア編」が放送されるということが発表されました。歴代6人のケータイ刑事を襲名した面々は、全員「東京少女」に出演しているだけに、7代目以降が出演する可能性は高いと思われる。5代目・早織ちゃんの出演作があるので、それ以外の5本の主演者には要注目です。そんな中、草刈正雄さんの娘である草刈麻有ちゃんが出演する作品があるということは、麻有ちゃんの銭形襲名があるかもしれませんね。(お父さんも麻有ちゃんも嫌がるかもしれませんが...)そうなると、高村さんとのコンビがどういう形で実現するのか、とても面白くなりそうです。が、五代さん、岡野さん、松山さんと組んで、高村さんとは組まないかも...???(スポーツ報知のこのニュースの所では、早織ちゃんと麻有ちゃんのツーショットの写真が出ているが、長女・と(三女ではなくて)四女・○のプライベートに見えないこともないですね...)

 

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 (HD-DVD)

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 (HD-DVD)

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ヒコーキ雲

ヒコーキ雲

  • アーティスト: 黒川芽以, 遠藤浩二, 林有三, 丹羽多聞アンドリウ, 沢田聖子
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD
 
↓「海・3rd.」では、これを聴くことが出来るのでしょうか?

愛のメモリー

  • アーティスト: 松崎しげる/田中星児, 松崎しげる, 田中星児, カラオケ, 馬飼野康二, あかのたちお, たかたかし, D.Boone, R.McQueen
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1993/10/27
  • メディア: CD

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その31) [ケータイ刑事]

今回のボンドガールと「ケー刑事」ゲスト・キャラのテーマは「音楽関係者」をテーマとする。「音楽関係者」というと、歌手は勿論、演奏者、作曲家、作詞家というように結構幅が広くなる。また、見方によっては前回の「芸」に繋がる部分もある。が、あくまでも「音楽」に関係する人物ということに限定する。登場いただくのは、4代目ボンドのデヴュー作「リビング・デイライツ」のボンドガールのカーラと、「銭形愛・3話」の浅沼麗子、「銭形零・1st.11話」の愛沢なゆた、「銭形海・2nd.1話」の青井みどり宝積有香子です。(その他にも「ケータイ刑事」では「音楽関係者」は登場しているが、それらはまた別の機会に。(男性陣でもありますから...))

007」:カーラ・ミロビィ。シリーズ第15作「リビング・デイライツ」のボンドガール。この作品は4代目・ティモシー・ダルトンのボンド・デヴュー作でもある。また、複数のボンドガールが登場することが定着していた中で、久しぶりにただ一人のボンドガールとして登場し、ボンドとのロマンスは純愛路線を貫いた。彼女はチェリストである。愛人であるKGBのコスコフ将軍からはストラディヴァリウスを買って貰うなどの深い関係にあったが、コスコフ将軍の陰謀によってコスコフを狙うスナイパー(実は空砲)に仕立て上げられて利用された。とっさの判断でボンドが彼女を殺さなかったことから、色々なドラマに発展していくことになった。(ボンドからは、「コスコフが迎えに来た」と言われて、ボンドの援助でKGBから逃れることが出来た。が、タンジールでコスコフからボンドに欺されている、と告げられ、ボンドを窮地に追い込むことになる。が、アフガニスタンではボンドと一緒に始末されそうになった。で、完全にボンドの側に付くことになった。)ただ、愛人と言っても、常時側にいるような愛人ではなく、普段はチェリストとして各地の公演で演奏活動を行っている。音楽家(芸術家・チェリスト)ということで、音楽に関することに関しては色々と明るいが、それ以外のことに関しては疎い所がある。そのため、コスコフ将軍にとったら欺すのは簡単だった。

ケータイ刑事」:浅沼麗子。「・3話」に登場した作詞家の先生である。彼女の付け人の同居している女性が殺害されたということで、(最初は)捜査に協力し、ストーカーがいたことを口にするも、実は、殺害された付き人は彼女のゴーストライターとして作詞をしていて、次第に要求がエスカレートしたことから殺害したのだった。魚が嫌いという一面がある。また、彼女の犯行を察し、身替わりになろうとして自白するという彼女のファンまでいた。

ケータイ刑事」:愛沢なゆた。「・1st.11話」に登場したタンゴ界のトップ・ダンサーである。(ダンサーであるが、タンゴの世界では踊は切り離せないものです。)ショーの最中に彼女の婚約者であるパイプドアの社長(元ネタは当然、当時のライブドア社長のH。すっかり忘れ去られるようになりましたね。)が殺されるという事件が発生。悲劇の被害者を装っていたが、やはり真犯人は彼女だった。本気で愛したら命まで欲しくなったということで殺したが、彼女には共犯者がいて、その共犯の男・光沢はなゆたを愛し続けることを誓っていた。

ケータイ刑事」:青井みどり。「・2nd.1話」に登場したピアノ教室の先生であり、作曲の方も行っている。数年前からスランプとなり、曲が書けなくなっていた。そして家政婦の海原なみが作った曲を、いずれデヴューさせるという約束で、自分の曲として発表していた。(が、その約束を守らなかった。)で、約束を果たさないことから恨みを持った家政婦のなみに殺害されることになった。

ケータイ刑事」:宝積有香子。「・2nd.1話」に登場したピアノ教室のクイーンである。ピアノ教室の青井先生の家政婦の事件に巻き込まれて、その家政婦に先生を殺した犯人として仕立てられて殺害されてしまった。(全くの無実です。)一応、クイーンの歌(「私はクイーン」)を歌うという見せ場はあったものの、犯人に利用されて殺されるという悲劇のクイーンでした。

宝積有香子については、「クイーン」ということは描かれていたが、それ以外については殆ど劇中で描かれていないので、述べることが出来ないが、「クイーン」という「ケータイ刑事」の華であることから、名前を記しておくことにした。(以下の「類似点」については、宝積有香子は除外している。)

今回取り上げた4人(カーラ、浅沼麗子、愛沢なゆた、青井みどり)は音楽に関係する人物であるが、音楽の何処に関係しているかはみんなバラバラである。が、この4人は「詐欺(欺し)行為」に全員が関係している。浅沼麗子と青井みどりは、同じように他人の作ったもの(詞/曲の違いはあるが、殺ったことは同じである。)を自分の作ったものとして世に出していたということで、「詐欺行為を行った人物と言うことになる。また、愛沢なゆたは、おもむろには「詐欺」ということは行っていないが、ショーの最中に観客がいる中で、自分に好意を持っている男を使って殺人を犯し、自分は舞台上にいるというアリバイがある所を観客に見せたということで、これはショーの観客を「欺した」と言ってよいことになる。ということで、「ケータイ刑事」の方の3人は全てがその「欺しを行った側の人間ということになる。一方、カーラはコスコフ将軍の「詐欺行為」に利用されるだけ利用された「欺し」の被害者ということになる。(スナイパーに仕立て上げられたが、その時ボンドが射殺することもできたが、そうなっていたら完全にコスコフの詐しの犠牲者になってる所であった。)

ということで、「欺す側」「欺される側」という違いがあるが、「音楽関係者」は「詐欺(欺し)行為」に何らかの形で関わっているというのは、またまた面白い所であり、驚くべき類似点ということになる。尚、「欺される側」の人間ということを考えると、宝積有香子は真犯人によって利用されたということで、一応、「欺された」と言ってもいいでしょうね。

ちなみに、殺人の真犯人が問い詰められた際、「殺っていない」と言って惚けるのは当然のこと(砂緒に最初から「私が殺りました」と言う犯人はいない。)であって、これは「欺し」とは言わずに「嘘」と言います。(「嘘」も「欺し」の一つではあるが、「詐欺」のような「計略」までは含まれておらず、単に「真実ではない事」であるので、別物とする。)

次回は来年ということになるが、ボンドガールと「ケータイ刑事」のゲストキャラについては、まだネタがあるので、「ボンドガールとゲストキャラにおける類似点」というお題で続けていきます。誰が登場するかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD


(銭形海は、現在放送中であり、ソフト化はまだです。)

007 リビング・デイライツ アルティメット・エディション

007 リビング・デイライツ アルティメット・エディション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: DVD

リビング・デイライツ (デジタルリマスター・バージョン)

リビング・デイライツ (デジタルリマスター・バージョン)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/08/25
  • メディア: DVD
 
↓参考まで

名チェリストたち

  • 作者: マーガレット キャンベル
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1994/02
  • メディア: 単行本
誰にでもできる作詞講座―君も今日から作詞家

誰にでもできる作詞講座―君も今日から作詞家

  • 作者: 奥平 ともあき
  • 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
  • 発売日: 2003/10/09
  • メディア: 単行本
アフターファイブレッスン お父さんのためのピアノ教室 体験的コード奏法超入門 (アフター・ファイブ・レッスン)

アフターファイブレッスン お父さんのためのピアノ教室 体験的コード奏法超入門 (アフター・ファイブ・レッスン)

  • 作者: an弾手
  • 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
  • 発売日: 2004/10/15
  • メディア: 楽譜
日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日 (光文社ペーパーバックス)

日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日 (光文社ペーパーバックス)

  • 作者: ベンジャミン フルフォード
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2002/12/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
やさしいアルゼンチンタンゴ入門

やさしいアルゼンチンタンゴ入門

  • 作者: 上堀 昭
  • 出版社/メーカー: モダン出版
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本
 
詐欺師入門―騙しの天才たち その華麗なる手口

詐欺師入門―騙しの天才たち その華麗なる手口

  • 作者: デヴィッド・W. モラー
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本
詐欺の心理学―騙す側、騙される側のココロの法則 (ベスト新書)

詐欺の心理学―騙す側、騙される側のココロの法則 (ベスト新書)

  • 作者: 富田 たかし
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 新書
詐欺師ハンドブック―基礎編から応用編まで

詐欺師ハンドブック―基礎編から応用編まで

  • 作者: ジョエル レヴィ
  • 出版社/メーカー: トランスワールドジャパン
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本

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