「SCARY MOVIE」 [映画(洋画)]
表題の作品は2000年の映画「最終絶叫計画」である。(一応、本年の最後の記事というつもりで「最終」という単語の入っている作品を選びました。)物語のベースとなっているのは「スクリーム」であり、そこに「ラストサマー」「シックス・センス」「マトリックス」などの有名作品のパロディと、下ネタをたっぷりと積め込んだホラー・コメディである。その遊び心は、ヒロインの名前がシンディー・キャンベルとしている所などから始まっている。(「スクリーム」のヒロインはシドニー、演じたのはネーヴ・キャンベルですから、それらを合わせた名前です。)で、そういう遊び心がアメリカで絶賛されて大ヒットを記録し、シリーズ化された。(が、日本ではネタが分からないと言うこともあって、今ひとつでした。→パロディ映画を楽しむには、如何に多くの作品を知っているかであるが、日本では一部の大ヒット作品以外はあんまり知らないということで、パロディ映画は当たりませんね...)
作品データを記しておくと、時間は89分、製作はエリック・L・ゴールドとリー・R・メイズの2人、監督はキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ、脚本はショーン・ウェイアンズ、マーロン・ウェイアンズ、バディ・ジョンソン、フィル・ボーマン、ジェイソン・フリードバーグ、アーロン・セルツァーの6人、撮影はフランシス・ケニー、音楽はデヴィッド・キタイである。そして出演は、ショーン・ウェイアンズ、マーロン・ウェイアンズ、アンナ・ファリス、チェリ・オテリ、シャノン・エリザベス、ジョン・エイブラハムズ、ロックリン・マンロー、レジーナ・ホール、デイヴ・シェリダン、ダン・ジョフレ、カーメン・エレクトラ、カート・フラー、デヴィッド・L・ランダー、ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク、キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ、たちである。
ハロウィンの夜、ハイスクールの美少女ドリューが殺された。犯人はハロウィン・マスクを被った殺人鬼であるが、映画「スクリーム」を観ていない登場人物たちは気付かない。そうしている間に、シンディの周囲で次々と怪しい出来事が起き始め、美人コンテストで惨劇は起きる...
本作は、最低でも映画「スクリーム」を見ていないと、ただのホラー映画のパロディということも分からないようなお粗末な映画と言うことになってしまうでしょうね。とにかく、登場人物の名前は「スクリーム」の出演者とか、役名を使ったお遊びでもあり、それが分かるだけでも本作の楽しみ方は変わってしまう。「スクリーム」を知っていたら、たっぷりと楽しむことが出来ます。が、下ネタに関しては好き嫌いがはっきり出てしまうでしょうが...
自分がどれだけ映画に関する知識を持っているかを確かめることにもなるので、そういう見方をしてもおもしろいでしょうね。
↓一応、これも。
「iしたい。 ~銭形海・3rd.」 [ケータイ刑事]
「2nd.シリーズ」が終了したので、すぐにもON AIRされると思っていた「ケータイ刑事銭形海・サードシリーズ」を紹介する「iしたい。」が流れたので、それについて簡単に。(今後、これは何度も流れるでしょうし、1分版(正確には55秒)もあるでしょうね。)
流れたのは12:00からの「ケータイ刑事THE MOVIE」の放送の直前でした。(DVDでいつでも見たい時に見られるとは言っても、放送があれば見てしまいます。(笑 流石に録画はしませんでしたが...)で、3分版であり、時間に余裕があることから、1話からのシーンもたっぷりありました。基本的には2nd.の時と同様に、コメントと1話の映像から構成されている。(現時点では「1話」かどうかは確認できないが、これまでのことを考えて、間違いないでしょうね。)
2nd.のOP映像で始まったが、髪型も変わる海ちゃんだから、3rd.のOP映像は2nd.と変わるものと思いますけど... 海ちゃんとマツのコメント部分は海ちゃんが喋り、マツは隣にいてギターを持っている。振られると『愛のメモリー』を歌い出すマツ。(→3rd.では劇中でこれをかなり歌うものと予想されます。この曲だけならともかく、他の曲(例えば「噂の刑事トミーとマツ」の主題歌として使われた「ワンダフルモーメント」「マイ・ラブ」「愛の静けさ」など→岡野さんに対して繋ぐネタになる...)まで歌い出したら大変なことになりそう。まあ「カンのメモリー」だったら出てくると思いますけど...)で、海ちゃんがそれを制して「見て下さいね」と言って手を振ってました。尚、マツは「トミー」の名前を出してました。
で、映像の方は宝積さんが出ていて泣いていたなど、全て1話のものと思われる。1話の内容にも繋がるので、ここでは細かいことは省略します。1つだけ記しておくと、マツは「直感だ!」と言ってました。(これは予想通りですけど...)尚、海ちゃんの晴れ着姿は出てこなかったけど、新年一番でもあるが、果たしてそういうサービスは?(「雷・1st.1話」や「零・2nd.1話」のように、冒頭部分であると思いますけど...)いずれにしても放送が楽しみです。
PS.「海・3rd.1話」の予告は「M1」放送の途中のCMでありました。
↓これの放送前のことでした。
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, 黒川芽以, 小野綾子, CHINO, もろこし村青年団, 宮原永海, 草刈正雄, 金剛地武志, ドリマックスガール, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
必殺スペシャル「仕事人大集合」 [ドラマ]
2日目の放送作品は、1982/10/1に放送された「必殺スペシャル」第2弾の「10周年記念スペシャル「仕事人大集合」」でした。これは「新仕舞人」が終了し、「仕事人Ⅲ」の始まる前に放送されたということで、「仕事人Ⅲ」のパイロット版という位置づけも兼ねている。また、シリーズ10周年ということで、これまでのシリーズに登場した仕事人たちが多数登場するということで、ファンには嬉しいプレゼントでした。(物語上では死んだ仕事人も復活している。)
登場する仕事人は「新必殺仕事人」の顔ぶれがベースで、主水、秀、勇次、おりく、加代に、過去のシリーズから元締の虎、鹿蔵、棺桶屋の錠、天平、半兵衛、オリジナルの与市が登場する。正にシリーズ10周年というお祭りです。
オランダの使節が江戸にやってくるが、むごたらしく殺される。体面を重んじて病死として処理する奉行所。また、長崎と取り引きをする大店・江戸屋が皆殺しにされるという事件が起こる。殺害の手口から何か大きな陰謀があると察知した主水だったが、その主水は長崎奉行所に転勤という辞令が出て、長崎に向かう。道中で過去の仕事人たちと出会い、オランダ使節から逃げた娘・マリアから事情を知る。大阪で一味に対して仕掛けた仕事人たちだったが、相手に内通している仕事人がいたことから窮地に陥る仕事人は...
この当時は「スペシャル」というものはまだ定着していないということで、これがシリーズで2度目のことであった。ということもあって、実に豪華な内容となっている。冒頭では「シリーズ10周年」ということで世界たちの挨拶があるというのもその一つである。
面白いのは、主水に長崎転勤を伝える上司である筆頭同心の田中様。今までは頭痛のタネでしかなかった主水に対して、長崎勤務だと数年で財をなせるということで、掌を返したようになるのだから...
長崎・出島で決着を付けた主水が、いよいよ長崎奉行所に顔を出すと、「なかむらもんどは私だ!」と別の男がいた。で、主水には直ぐに江戸に戻るように、ということだった。長崎奉行所勤務となったのは「中村主水」ではなくて「仲村主水」だったというオチだったが、TVシリーズは「仕事人Ⅲ」になるということで、いよいよシリーズにコミカルな所が出るようになるが、それを象徴するオチでした。
それにしても、棺桶屋の錠はカッコイイですね!
↓今回の物語はこれに収録されています。
↓参考まで
侍ショートフィルム#3「対決」 [ドラマ]
BS-iとBS-FUJIの製作「68FILMS」のBS-iでの3回目の放送は「対決」というサブタイトルでまとめられた3作品の放送でした。放送されたのは「侍ショート」から「キラー・ジョー」、「美少年Hi」から「ロストタイムライフ」と「最先端恐怖ショウ」でした。(今回は「東京少年/東京少女」からはありませんでした。)で、前回はCMが1分ちょっとということだったが、今回の3本は少し余裕があるということで、CMの割合は15.5%で本編は25分20秒。BS-iでは時間的にはCMがやや大目であるが、地上波の30分枠だったらCMは少ないということになります。
それでは放送順に記していきます。
「侍ショート」から「キラー・ジョー」
ある冴えない男がキャバクラにやってくる。自分は「殺し屋」だとキャバクラ嬢のアケミたちに話す男。そして20年前「キラー・ジョー」と名乗って活躍していた時の話を始める。内容はタナー兄弟と戦った話であり、その時助けた女性が今の妻で、アケミにそっくりだと言うが、「嘘」と言って全く信じて貰えない。そんな中、店にタナー兄弟の弟が客としていることに気づいたジョーだったが...
「スパイ道」の1本というような雰囲気のある物語であり、笑わせてくれるお話でした。白木みのるさんが良い味を出していたのが印象に残る所だった。
「美少年Hi」から「ロスタイムライフ」
銃で撃たれた修一。弾は額めがけて向かってくるが、当たらない。修一は人生を振り返る時間だと直感した。すると、サッカーの審判員たちが現れて、ロスタイム40分を示す。ということで、弾が当たって死ぬまで、40分という人生のロスタイムを手にした修一は、口に出来なかった彼女にプロポーズすることに決めて、彼女のアパートに向かったが...
これも「スパイ道」のような雰囲気のある1本であるが、実況が入る所が面白い。また、「人生とは」と考えさせる所のあるちょっと意味深な物語である。尚、本作は2003年のゆうばりファンタスティック映画祭で、短編部門のグランプリに輝いた作品である。
CM明けの3本目は「美少年Hi」からの「最先端恐怖ショウ」
これは「恋日・3rd.26話」の元になった内容であり、パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ、そして電撃チョモランマ隊が'70'sのアニメソングをバックに踊るというものである。台詞はなく、次々と流れるアニメソングに乗せて、踊りが繰り広げられる。時間は6分半ということで短めであるが、アニソンのメドレーということでも楽しむことが出来る。
出てきた曲は、「宇宙戦艦ヤマト」、「緑の陽だまり」(山ねずみロッキーチャック)、「ULTRA 7」(ウルトラセブン)、「ガッチャマンの歌」(科学忍者隊ガッチャマン)、「タイガーマスク」、「魔女っ子メグちゃん」、「樫の木モック」、「デビルマンのうた」(デビルマン)、「ど根性ガエル」、「たたかえ!キャシャーン」(新造人間キャシャーン)、「アパッチ野球軍」、「マジンガーZ」の12曲。(「ウルトラセブンのうた」ではなくて「ULTRA 7」(「♪ワン・トゥー・スリー・フォー・ワン・トゥー」というあの曲)が使われている所がポイント高いですね。)
但し、10人が踊っているので、時々、その中の1人、2人が前で踊っている人に完全に隠れてしまった所があり、構図の点ではちょっと考えてもらいたいところがあった。→そういう反省もあって、「恋日・3rd.26話」ではしっかりと改善されている。山田広野さんの活弁もそうであるが、こういうショート作品での経験をしっかりと活かして次に繋げているのは(当たり前とは言っても)評価できる所であり、だからこそ、クオリティの高い作品が生み出されることにもなります。
次回は1/6の放送で、サブタイトルは「少女」となっています。「東京少年/東京少女」から「寄生木」(宮崎あおいさん主演作)と「東京タワー少女」(栗田梨子主演)の2本が放送されるようですが、どちらも注目です。前者は愛お姉ちゃまですし、後者は後の「東京少女 ~西東京タワー少女」に繋がる物語でもある。尚、この2本だと時間的には30分枠に余裕があるので、「美少年Hi」か「侍ショート」から何か1本が放送されると思いますが、時間のことを考えたら、「東京少年/東京少女」から雷ちゃんこと小出早織ちゃんのデヴュー作である「臭いものには蓋の日」の放送もあるような気がします。(公式HPが更新されたら「追記」という形で記すことにします。)
(12/31 11:50追記)
次回はサブタイトルが「少女」ということで「東京少年/東京少女」の3本立てです。「寄生木」「東京タワー少女」とあと1本は「東京防衛少女紅子」でした。(「臭いものには蓋の日」ではありませんでした。→「東京防衛少女紅子」と時間はほぼ同じなんですけど、早織ちゃんの主演ということで、別の放送日の看板にということなんでしょうね。)尚、時間的にはCM率が10%ぐらいになります。いずれも楽しみな作品です。
↓「恋日・3rd.」の前半の13話収録なので、「26話」はこれには収録されませんが...
↓「スパイ道」は単体ではないが、パックでリリースされます。
↓一応これらを...
- アーティスト: アニメ・サントラ, ロイヤルナイツ, ささきいさお, ヤマト・スタジオ・オーケストラ, 阿久悠
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1995/09/21
- メディア: CD
ウルトラマン生誕40周年記念 ウルトラサウンド殿堂シリーズ(3) ウルトラセブン
- アーティスト: TVサントラ, みすず児童合唱団, ジ・エコーズ, 森の木児童合唱団, ビッグ・ライツ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, 子門真人, コロムビアゆりかご会, ささきいさお, ザ・チャープス
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2002/04/20
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, 前川陽子, コロムビア・オーケストラ, 渡辺岳夫, 松山祐士, 伊丹亮一郎, 千家和也
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
- アーティスト: テレビ主題歌, コロムビア・オール・スターズ, 小野木久美子, 藤田淑子, 桜井妙子, 石毛恭子, 東京城北少年少女合唱団, 加世田直人, 水木一郎, 杉並児童合唱団, コロムビア吹奏楽団
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/03/21
- メディア: CD
- アーティスト: アニメ主題歌, コロムビアゆりかご会, ささきいさお, 影山ヒロノブ, C.A.S., 堀江美都子, 草尾毅, 嶋崎由理, BROADWAY, 丘灯至夫, 竜の子プロダクション企画文芸部
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/07/21
- メディア: CD
ミュージックファイルシリーズ/MFコンピレーション 超空想ベースボール~夢のオールスター・ゲーム~
- アーティスト: アニメ主題歌, 林恵々子, オーロラ3人娘, 堀江美都子, ジ・エコーズ, 松本茂之, ロイヤルナイツ, ささきいさお, 水木一郎, CHA-CHA, かおりくみこ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/07/23
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, 水木一郎, コロムビアゆりかご会, スタジオ・オーケストラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2002/11/30
- メディア: CD