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石川進『ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のベスト盤は2008年にリリースされたものである。藤子不二雄作品のアニメ主題歌を中心に歌っている彼であるが、彼の歌を集めたベスト盤というのが無かっただけに、このベスト盤は貴重な音源を集めたものということになる。一部の曲はアニソンのオムニバスCDに収録されているが、一枚丸ごと彼の歌を聴くことが出来るというのは快挙と言って良いでしょう。それだけに、コレクションとしても価値の高いベスト盤である。ただ、アルバム・タイトルが余りにもストレートすぎるので、この点だけは修正して欲しいと思うのですが...

収録曲は以下の全25曲である。『オバケのQ太郎』『オバQ音頭』『オバQ万博へ行く』『ぼくらのパーマン』『ウメ星デンカがこんにちは』『ウメ星マーチ』『怪物くん音頭』『ウルトラ怪獣音頭』『クルクルマンボ』『ドヒャーの計算』『長靴をはいた猫』『はなれられない友だちさ』『ど根性ガエル』『ど根性でヤンス』『ど根性ガエル音頭』『ど根性ガエルマーチ』『ゆけ!ゆけ!ゴジラ』『ゴジラマーチ』『クレクレタコラ』『きゅーぴーちゃんのうた』『海はいいな』『ニョキニョキ節』『パンダがなんだ』『ゆうべのゆめは宝島』『ごくろうさん』。

アニソンでは、一時期は当たり前のように「音頭」というものがあった時期があるが、ここには昭和40年代のそんな世界が再現されている。これだけでも独特の世界になるが、そこにちょっと不思議な彼のボーカルがあると、全く不思議な世界に浸ることができ、オバQが目の前に現れるのではないか、という気にさせてくれる。このような気持ちにさせてくれるシンガーは殆どいないだけに、実に貴重なベスト盤である。

また、後ろの方は「おはよう!こどもショー」からの曲となっているが、こちらの方は聴くことが出来なかったものもあるだけに、正に資料としても価値の高いものである。

それにしても、アニソンに於いては正に絶対的な王国を築き上げたコロムビアであるが、実に凄い企画のベスト盤をリリースしてくれるものである。時代で区切ったオムニバス盤は数多くリリースしていたが、シンガー別という事になると、四天王などの一部に限られていたのですからね。特定の世代になるであろうが、希少性を考えると、本ベスト盤は持っておきたい所である。そしてじっくりと楽しみましょう!

 

石川進 ベスト

石川進 ベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD


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メタル侍#8 [ドラマ]

今回の物語は、これまでのパターンに変形が入っていて、楽しませてくれる物語でした。今回もおみつのくノ一修行(第6話)が活かされていた物語であり、シリーズ構成もなかなか上手く考えられている物語でした。

江戸の町に赤い忍者装束にキツネのお面を被った怪盗赤頭巾が現れ、大店から千両箱を奪って逃げるという事件が起こった。そのことがおたふくでも話題となっていて、松五郎は、世の中物騒だと心配するが、襲われたのは大店だけで、おたふくのような貧乏くさい所は狙われないというおみつ。松五郎は怪盗赤頭巾のことを悪党としてボロクソに言うが、何故かおみつは怪盗赤頭巾のことを擁護する発言をしていた。

そんなおみつが越後屋に行き、越後屋と怪しげな話をしていた。そんな所に捕らえられた平八親分が連れてこられる。平八親分は、おみつの事が好きになり、ずっと見ていたかったために後をつけてきたのだった。が、おみつは「興味ない」と切り捨てる。で、越後屋の入れ知恵で「痛いのが良いのよね...」ということで、お奉行の元に連れて行かれて、むち打ちでいたぶられることに...

が、そこで事実を知る。(越後屋がお奉行の前で計画が上手く言っていることを報告するが、その側に縛られている平八親分がいる...)怪盗赤頭巾は、くノ一として高い能力を持つおみつで、江戸の大店ばかりから金を奪い、その金はお奉行の元に蓄えられていたのだった。で、そろそろ、足が付くのではと心配する越後屋。奉行は「わしが捕らえたことにすれば...」と口にして、おみつを始末することにした。

そんなことを知らないおみつは怪盗赤頭巾として大店を襲い、町方に追われていた。出っさんが怪盗赤頭巾と出会うと「おみつ」と口にする。で、「ばれちゃしょうがない」と出っさんに正体を明かした。で、越後屋からこの話を持ちかけられたことを語った。江戸には悪どいことをして私腹を肥やしている越後屋のような大店が他にもあり、そこから金を奪うということで、お金が欲しいおみつは怪盗赤頭巾となったのだった。そんな話をしていると、逃げてきた平八親分が「おみっちゃんは騙されている」と告げた。しかし、その話に耳を傾けないおみつは、金があればメタル侍様も自分のことを好きになってくれる、と言い残すと、忍法を使って逃げていった。出っさんは「許せねぇ」

越後屋では、「今回の報酬だ」と言って、小判を越後屋から受け取るおみつ。奉行は「最高のくノ一」と言って持ち上げる。これに「そんなあたいを上手いこと利用しようとする、お主らも、本当に悪よのう~」とおみつ。「いやいや、おみつには敵わん」と越後屋。そして高笑いを始める3人だった。(この部分におみつが加わるとは、やってくれますね。)

が、酒を口にしたおみつは眠くなってきて、眠ってしまった。酒に薬が入っていて、おみつを手籠めにしようとするいつもの越後屋と奉行の作戦は成功した。で、眠っているおみつを前にして裸になった奉行がおみつに手を出そうとしている時、「待ちな!」と言って出っさんが乗り込んできた。

メタル侍になると、今回はいつもよりも派手な太刀回りで、越後屋の手下たち、そして越後屋を倒した。で、奉行に向かっていくメタル侍。いつものように「わしを誰だと心得る。恐れ多くも南町奉行であらせられるぞ。頭が高い、控えおろう!」と言うが、その後に「ははぁ」と言って頭を下げる奉行。そして「俺が控えてどうするんじゃ」と一人でボケとツッコミをしていた。続いては「これで許してくれ」と言って千両箱をひっくり返す。更に「これで足りなければ、おみつがいくらでも盗んでくるぞ」と続ける。が、「だめか」と言うと、酒を手にして「一杯やるか、良く眠れるぞ」と言って、おみつが眠ってしまった酒を手にして、自らも飲む。直ぐに「俺が飲んでどうするんじゃ...」

メタル侍は英語で語り出し、奉行は「来るな、来るな」と狼狽する。が、メタル侍が直ぐに側にやってこないことから「どこにもいない。俺に恐れを成して逃げたか」と安心して高笑いを始める。が、メタル侍はドラムセットの前に腰を下ろしていて、ドラム・プレイを始める。で、ドラムの乱れ打ちから「鋼鉄怒羅無乱舞」で奉行を仕留めた。奉行は「覚えておれ~」、メタル侍は去っていき、目覚めたおみつがその姿を目にして、またまた惚れ直していた。

おみつは出っさんと平八親分を従えて、盗んだ金を大店にこっそりと返し回っていた。で、全部返すと、おみつは金が儲かる方法はないかと口にする。で、出っさんと平八親分が自分のことが好きなら「貢いでよ」と言っていたが、出っさんと平八親分は既にいなくなっていた...

奉行と越後屋には、これまでも散々な目に遭っているおみつなのに、簡単に口車に乗せられて悪事に加担してしまうところがおみつのキャラであるが、本当に学習効果が出ないのですかね?くノ一修行の方はばっちりと出来ているのに...

時代劇でお馴染みのパターンのパロディにおみつが加わったのは今回の面白い所でした。一方、お奉行が一人でボケとツッコミを行うというように、こちらも少しずつ変わってきていて、楽しい所でした。が、お奉行も毎回やられているのに、本当に懲りないですね~

今回は、おみつの赤い忍者装束(怪盗赤頭巾)というのがコスプレというとになるが、こちらよりも普段着のピンクの着物の方が余りにも丈が短いだけに...(以下、自粛)

 

メタル侍 第参巻 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD

メタル侍 第壱巻 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD
メタル侍 第弐巻 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD
メタル侍 第四巻 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD

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「銭形命」DVD-BOX +α [ケータイ刑事]

12/18に発売になる「銭形命」のDVD-BOXの告知は、「銭形命」の最終回(9/26)の終了後にあったが、発売まで後一ヶ月を切って、ようやくこれの宣伝スポットが流れるようになりました。(30秒版です。)

映像の方は、基本的には各話の一部分を使っているのだが、少しだけメイキング映像から引っ張ってきた所もあって、第3話で自転車で歩道橋を降りてくるところのメイキングと、あずさの誕生日(6/21)の時のケーキのロウソクを吹き消すところなどのいくつかがチラッと含まれていました。(特典DISCの方に収録されているのでしょうが...)

ところで、このDVD-BOX、よくよく見たら、「」を除く「」から「」までの各DVD-BOX(1クール分の13話収録のもの、但し「」BOX3は14話収録)から値上がりしていますね。(これまでは11970円、「」は12600円、ちなみに、2クール・26話収録の「」は25200円でした。)

計算上は、「愛」の丁度半額ということになるが、収録話数も半分になるから、1話あたりは「」と同じということになるが、「」からは1話あたりが「」の5%引きというディスカウントされていた計算になり、それが定着していたことを考えると、「」と同じレベルとはいうものの、値上げした、と言って良い。これって、放送局の経営が厳しいことになり、色んな経費削減策が行われているが、入ってくる方を増やすためなんでしょうね...

一方、同日リリースの「ファン感謝祭」の方は、「」の「文化祭」の時の様な抱き合わせ販売(「M2」)は無くなり、1枚ものとしてリリースされるが、「」の夏/冬舞台は2枚組だったことを考えると、ちょっと寂しいですね。

「+α」としては、BS11で再放送されている「琉神マブヤー」についてです。11/21の再放送は第7話であったのだが、これの本放送は10/20にあったが、この時、本編が始まると、いきなりニュース速報のテロップが出たので、保存版とするDVDへのダビングを待っていたのだが、今回の再放送はテロップなしだったので、これでようやくダビング出来ることになりました。

本放送直後の再放送は、テロップなどが出た場合の予備となり、また降雨減衰などで録画を失敗した場合、完全に忘れていた場合のリカバリーということになるが、本作はその役割が見事に果たされることになりました。

ちなみに、NHKだと、BS-hi、BS-2、地上波というようにチャンネルが変わって放送が行われるものがある(「名曲探偵アマデウス」や大河ドラマ、朝ドラなど)が、これらと共にありがたいですね。

尚、本放送直後の再放送ということでは、「恋とオシャレと男のコ」や「銭形命」もそうであったが、これはちょっと意味が違う再放送でした。というのは、前者は本放送の時は途中に入ったCMを排除したため、後者は提供スポンサーのテロップとその声が排除されたため、本放送よりも再放送の方が価値のあるものになったためである。

WOWOWやCSでも再放送が盛んに行われている(一応「リピート放送」と言っていますが...)が、再放送の恩恵があるというのは、ある意味では嬉しい所ですね。(ただ、再放送の割合が高くなりすぎると、これはこれで新たな問題ですが...)

 

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

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ケータイ刑事銭形泪4話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

BS-TBSの再放送に合わせた「銭形泪・裏ネタ編」の増補も、今回からは第4話「舞台の上で死ねれば本望だ! ~劇団ちからわざ俳優殺人事件」に移ります。この物語については過去にPART 5まで記している(2008/7/29、31、8/5、7、9付けで記しています。)ので、やはりPART 6からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から「舞台」について、「本望」について、「俳優」について、そしてこの物語は佐藤二朗さんが脚本を書いているが、そのことを鑑識メモでも言っており、その時に語られた言葉である「台本」について記します。

この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

舞台」:演劇や芸能に於ける演技の場の総称のことであり、ここで各種演芸が実際に行われる。または、その場所で行われる芸能やその演技のことを言う。更に、これらから派生して、技量や活躍ぶりを見せる場所のことを比喩的に言う。

基本は場所のことであり、この歴史は古い。起源ははっきりとしないが、現存するものとして最も古いものとされているのは古代ギリシャの野外劇場である。すり鉢状に作られていて演者はその中央の最も低い位置で演じ、観客はそれを見下ろす形で観劇した。これは古代ローマで更に発展し、戦いの場となるコロッセウム(コロッセオ)はその代表的なものである。

しかし、中世になると、現在の劇場のような形のもの(観客が演者を360゜取り囲まない。)が生まれ、客席から演者を見上げる形のものが主流になっていく。近世になると、舞台に幕などが付くようになり、観客は正面から見るものだけが残り、これが現在に至ることになった。

日本ではなら時代に舞楽のための舞台が登場し、これが最古のものとされている。これが平安時代には貴族の娯楽として受け継がれていくことになる。(西洋のような円形ではないが、三方から見ることが出来た。)しかし、やはり西洋と同様に正面から見るものへと変わっていき、江戸時代の舞台には幕が登場した。

現在では、観客は一方向から見るというのが当たり前であるが、実験的な演劇では、昔の円形劇場のような形で、演者が中央にいて、その周囲360゜のいずれの方向からも見ることが出来る円形劇場が現在では一部で復活している。

尚、場所としての「舞台」は、英語では「Stage」、ドイツ語では「Bühne」、フランス語では「Scène」、イタリア語では「Palcoscenico」、スペイン語では「Escenario」という。

本望」:2つの意味があって、1つは「願望」としてのものであり、本来の望み、最初から持っている志のことである。これは「本懐」という言葉が同義語としてある。(「父の仇を討って本懐を遂げた」という使い方があり、江戸時代では「本懐」の方が一般的に使われていた。)もう1つの意味は「満足」としてのものであり、望みがかなって満足したことを言う。

英語では、前者の場合は「One's long cherished Desire」(長年の望み)と言い、後者は「Satisfaction」という言葉が使われる。(前者の場合、単に「Desire」ということもあるが、この単語では「欲望」という意味の方が強い。)

尚、この物語のサブタイトル(「舞台の上で死ねれば本望だ」)のように、ある事が完了すれば本望だ、という言い方は、基本的に後者の意味として使われる。(他の例としては「留学できるなら本望だ」「優勝を決めて本望だ」など。)

俳優」:演劇に於いて、その中の人物に扮して演技する者、またはそれを職業とする人のことを指して言う。「役者」という言い方もある。

基本的に「俳優」と言うと男女は関係無く、両者ともこのように言うが、男女を分けて言う場合、「男優」/「女優」と言うが、「男優」のことを「俳優」ということが多く、一般的に「俳優」と言うと男というイメージがある。これは「男優」と言うと、AV男優のことが連想されてしまうためであり、これとは別ということもあって「男優」という言い方が避けられているためである。

英語では「Actor」と言うが、やはりこの言い方は男女関係無いものである。しかし「女優」のことは「Actress」と言い、「男優」のことは「Actor」と言うことから、日本語と同様で、男女を含む場合と男だけの場合の両者がある。(近年では、女優の方が自ら「Actor」と呼んでいることもあって、「Actor」は男女関係無い、という考えが定着している。)

日本では、「俳優」と言うと、古典芸能である能、歌舞伎、新派などの役者は「俳優」には含めずに「役者」と言う傾向があり、それ意外の舞台、映画、テレビなどで恩義をする役者のことを「俳優」と呼んでいる。一方、アメリカでは舞台俳優、映画俳優、テレビ俳優を区別していて、それらの総称として「俳優」という言い方がされる。とは言っても、外国人俳優の場合、映画作品は日本にも入ってくるが、舞台作品やテレビ作品は皆無ではないものの日本国内に入ってくることが少ないため、(外国人)俳優というと、映画俳優のことを指すのが一般的となっている。

尚、日本でも1960年代ごろまでは、映画俳優とテレビ俳優とは別物扱いされていた。が、これは映画俳優は「五社協定」というものがあって、映画会社との間で専属契約を結んでいたため、契約した映画会社意外の作品(映画他社だけではなくテレビ作品も含む)には出演できなかった。また、日本映画も新メディアのテレビよりも人気もあったことから、映画俳優がスターであり、テレビ俳優は映画俳優よりも一枚下のものとされていた。しかし、映画産業の斜陽化と五社協定の崩壊、テレビ番組でもヒット番組が生まれてきたことから、映画俳優とテレビ俳優との垣根が無くなった。(現在でも、映画俳優とテレビ俳優では差があるという味方もあるが、これは日本映画黄金時代を居間でも引きずっているものである。)

台本」:演劇、映画、テレビ番組、催し物などの事象の進行を実時間順に記したもののことである。これに従って進んで行くことで、演劇、映画、テレビ番組では数多くの人が出演していても1つの完成した作品として仕上がり、催し物では統制が取れたものとなる。

特に、演劇、映画、テレビドラマなどで使用される台詞が書かれてあるものは「脚本」と呼ぶのが一般的であるが、「台本」という言い方はその総称という位置づけとなる。

これらの中でも、演劇で使用される「台本」は「戯曲」または「脚本」と呼ぶことがあり、映画やテレビドラマで使用される「台本」は「脚本」または「シナリオ」と呼ぶことがあり、催し物やテレビのバラエティで使用される「台本」は「進行台本」と呼ばれることがある。

ちなみに、「戯曲」と言うとシェイクスピアの戯曲などが有名であるが、これは俳優たちが芝居のために使うだけでなく、文学作品として一般の読者も読むことを前提として書かれたものである。一方、「脚本」や「台本」は、演劇に於いて出演者やスタッフなどの作品製作に関係している人が利用するものであって、一般的には表には出ないものということになっている。(終了後、使用した台本がオークションに出品されたりすることはありますが...)

英語では、「Script」または「Scenario」と言うが、日本では「脚本」と呼ばれるものは「Script」と言うのが一般的であって、「Scenario」と言うと「筋書き」という意味が強くなる。また、演劇の中でもオペラで使用される台本は「Book」または「Libretto」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

舞台監督の仕事―舞台づくりの基本から仕掛けのテクニックまで (舞台技術入門新シリーズ (2))

舞台監督の仕事―舞台づくりの基本から仕掛けのテクニックまで (舞台技術入門新シリーズ (2))

  • 作者: 加藤 正信
  • 出版社/メーカー: レクラム社
  • 発売日: 1999/05
  • メディア: 単行本

舞台の基礎からDMX、ムービングまで ステージ・舞台照明入門

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  • 作者: 藤井 直
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2006/12/19
  • メディア: 単行本

ステージ・PA・照明用語事典―現場で役立つ舞台関係用語集

ステージ・PA・照明用語事典―現場で役立つ舞台関係用語集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本

図解舞台美術の基礎知識 (舞台技術入門新シリーズ (4))

図解舞台美術の基礎知識 (舞台技術入門新シリーズ (4))

  • 作者: 滝 善光
  • 出版社/メーカー: レクラム社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 単行本

俳優になりたいあなたへ (ちくまプリマー新書)

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  • 作者: 鴻上 尚史
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 新書

魂の演技レッスン22 〜輝く俳優になりなさい!

魂の演技レッスン22 〜輝く俳優になりなさい!

  • 作者: ステラ・アドラー
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: 単行本

俳優の仕事―俳優教育システム〈第一部〉

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  • 作者: コンスタンチン スタニスラフスキー
  • 出版社/メーカー: 未来社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本

俳優修業 第1部

俳優修業 第1部

  • 作者: スタニスラフスキイ
  • 出版社/メーカー: 未来社
  • 発売日: 2000
  • メディア: 単行本

 

映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術

映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術

  • 作者: シド・フィールド
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2009/03/31
  • メディア: 単行本

ハリウッド脚本術―プロになるためのワークショップ101

ハリウッド脚本術―プロになるためのワークショップ101

  • 作者: ニール・D・ヒックス
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本

ハリウッド脚本術〈2〉いかにしてスリラーを書くか

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  • 作者: ニール・D. ヒックス
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 単行本

ハリウッド脚本術〈3〉アクション・アドベンチャーを書く

ハリウッド脚本術〈3〉アクション・アドベンチャーを書く

  • 作者: ニール・D. ヒックス
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本


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