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MICHAEL SCHENKER GROUP『MICHAEL SCHENKER GROUP』 [音楽(洋楽)]

相変わらず、エラー続出、一体どうなっているんだ、ソネブロは...


表題のアルバムは1980年に発表されたものである。UFO、スコーピオンズで活動をしていたMICHAEL SCHENKERが、自らのバンドを率いて2年のブランクの後に復活したアルバムであり、彼のギター・プレイが帰ってきました。ハード・ロックとして完成度が高く、闘病生活をしていたというのが信じられない充実した内容のアルバムとなっていて、まさに名盤中の名盤である。

収録されているのは以下の全9曲である。『Armed And Ready』『Cry For The Nations』『Victim Of Illusion』『Bijou Pleasurette』『Feels Like A Good Thing』『Into The Arena』『Looking Out From Nowhere』『Tales Of Mystery』『Lost Horizons』。全曲お薦めであるが、その中から絞るとすれば、やはり『Cry For The Nations』であろう。圧倒的な迫力でパワフルに迫り、グイグイと引っ張っていってくれるこの曲は、まさに彼の本領発揮といった所であり、伝説の一曲である。これ意外にも、インスト・ナンバーである『Into The Arena』における彼のギター・プレイは神がかったものであり、聴き入るだけになる。しかも、本アルバムの1曲目である『Armed And Ready』を再生し始めると、いきなりトップ・ギアに入って聴かせてくれるというのは、感激ものである。その他の曲も、捨て曲が全くなく、充実したハード・ロックにたっぷりと浸ることが出来る。

サウンドはハード・ロックそのものであるが、単なるハード・ロックではなく、メロディアスなラインがあったかと思えば、パワフルで圧倒的なスケールを見せつけたり、繊細なプレイを聴かせてくれるというように、ギターを弾くものにとっては、まさに「神業」のプレイと接することが出来るということで、誰もが教科書として接したアルバムである。(が、そのテクニックは高すぎて、学ぼうとしてもあまりにも難しすぎて...)いずれにしても、ギター・サウンドを聴きたいと思ったら、真っ先に聴くべきアルバムであり、本作を知らずにギターがどうのこうのと語る資格はない、という伝説のアルバムである。とにかく、聴きましょう!

 

Michael Schenker Group

Michael Schenker Group

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Emi
  • 発売日: 2002/08/19
  • メディア: CD


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SAZER X #38[Final] [特撮]

遂に迎えた最終回。3年弱、3作品、全140話続いた「超星神シリーズ」の完結編である。BGMは昨日(6/23)に発売となった本作のTVサントラ盤「超星艦隊セイザーX 音楽集(下)」です。

ダークゲランの体内でのタクトとブラックライオとの対決。外ではアドたちがダークゲランに突入しようとしている。で、レミーと「5分後」という作戦の打ち合わせ。で突入へ。ということで、たっぷりと見せてくれる。

一方、レミーは作戦通り、攻撃に備えているが、アクアルとサイクリードが侵入してきて「何であんたが攻撃を続けないのよ」。アインとツバインが「黙ってみてられなくて...」ということだったとは言うものの、パトラさんもそうだが、簡単に侵入者を許してしまうのがセイザー・チームの戦艦です。が「今はエネルギーを貯めてるの!」の一言で「すいません」とアクアル&サイクリード。ということで、やっぱりレミーがボスです。(1950年頃の生まれということが分かったレミーだが、考えてみたら、戦っている戦士の中では最年長ということになりますし...)

「突入成功みたいだな」とブレアードの声がすると、アドとケインもダークゲランの体内に現れる。で、一気にブラックライオとの最終決戦へ。ブラックライオの胸にあるコスモカプセルを取り返した拓人だったが、それを取り返そうとするブラックライオ。が、コスモカプセルがそれを嫌い、拓人の手に。で、一気にブラックライオを撃破する。しかし、実体を持たないブラックライオは闇自身を倒さなければ消えないということが分かる。

が、作戦の時間となり、ダークゲランの外からはレミーが、体内では拓人たちの同時攻撃が行われ、ダークゲランは木っ端みじんに吹っ飛び、闇も消えていく。ということで、危機は救われた。が、拓人たちは?

コスモカプセルに守られて拓人たち4人は無事に戻ってくる。そして、遂に12個のコスモカプセルが手に入った。シャーク隊長は、この時代の地球の代表として拓人に願いを唱えさせる。で「コスモカプセルよ、消滅して未来を変えてくれ!」と願う拓人。すると、未来からの通信が入る。しかし、途中でその通信が途絶える。(ということで、未来は変わった。)が、コスモカプセルは消滅せず、拓人、アド、ケイン、レミー、由衣、ブレアード、アクアル、サイクリード、アイン、ツバイン、ゴルド、パトラの手に現れる。で、シャーク隊長が「そういうことか」と言って語り始める。コスモカプセルは消滅しない。願いを叶える力を持つが強力な武器にもなる。12人が一つずつ持ち続けることで永遠に一つになることはない。ということで、12人は選ばれたのだった。(しかし、この中に由衣ちゃんが入っているとは...)

そしてシャーク隊長は覚悟をしていたが「本当の別れの時が来たようだ」といい、みんなに伝えたいことはただ一つ「素敵な未来を作ってくれ」と言い残して消えていく。そして更に、流星神たち、変身ブレスも消滅する。

安藤家、コスモカプセルを手にした12人が集まっているが、アドが話し始める。それはみんなの新たな旅立ちだった。で、まずは三バカ将軍のコスモカプセルが反応する。「最後にカッコイイことを言わせてくれ」というブレちゃんだったが、それを言うことは出来ずに旅立っていった。で「最後までブレアードらしいね」と由衣ちゃん。(やっぱり美味しいキャラでした。)でも、春子さんの納豆ご飯が二度と食べられないというのがブレちゃんの心残りでしょうね~。それに続いてはゴルド&パトラ夫妻。「夫婦で大学芋屋を開くみたい」とパトラさん。(そう言えば、大学芋がパトラさんの得意料理でしたね...)そして、ケインとアイン&ツバイン。そしてアド。それぞれが旅立っていくと、拓人、レミー、由衣の3人だけが残った。拓人は「何で俺たちのには何も見えないのかなぁ?」と呟くが、宗二郎が「自分で未来を決めろということだろう」。ということで、それぞれの道を歩み始める。

数ヶ月後、拓人は夢であったF-1レーサーになるために、イギリスに旅立っていこうとしていた。そこにバイトの夜勤明けのレミーが駆けつけてくる。レミーは「タックン」ではなく「拓人」と呼ぶし、「安藤家はお前に頼んだ」と拓人はレミーに言うが、既にこの二人、完全な若夫婦ですね。

最終回ということで、バトルの方は抑え気味にして、その後の世界に旅立っていく所をじっくりと描いたと言うことで、とてもいい大団円を迎えた物語でした。殆どがギャグ路線であったが、最終三部作はシリアル路線を突き進み、良い方向に結実し、「超星神シリーズ」の幕を締めくくってくれました。

 

テレビ東京系特撮ヒーロードラマ 超星艦隊セイザーX 音楽集(下)

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: CD

テレビ東京系特撮ヒーロードラマ 超星艦隊セイザーX 音楽集(上)

  • アーティスト: TVサントラ, 高木洋, 高橋洋樹, 山田ひろし, 矢野立美
  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: CD
超星艦隊セイザーX

超星艦隊セイザーX

  • アーティスト: 高橋洋樹, 山田ひろし, 矢野立美
  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: CD
 

超星艦隊セイザーX Vol.6

  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
  • 発売日: 2006/07/14
  • メディア: DVD

超星艦隊セイザーX Vol.7

  • 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
  • 発売日: 2006/08/04
  • メディア: DVD

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MOTELS『LITTLE ROBBERS』 [音楽(洋楽)]

相変わらずの障害続発のため、今回のアルバムは簡易バージョンにしました。


表題のアルバムは1983年に発表されたものである。1983年に発表されたものは全体的にレベルが高いが、本アルバムは彼らのリリースしたアルバムの中ではとても聴きやすく、クオリティの高い一枚である。(何故か、同年発表のアルバムはクオリティが高いのである。ということで、「1983年」は「黄金の一年」と言われていて、'80'sサウンドの一つの頂点を極めた年である。)

収録されている曲は以下の10曲である。『Where Do We Go From Here(Nothing Sacred)』『Suddenly Last Summer』『Isle Of You』『Trust Me』『Monday Shut Down』『Remember The Nights』『Little Robbers』『Into The Heartland』『Tables Turned』『Footsteps』。この中からはアルバム・タイトル・ナンバーである『Little Robbers』と『Trust Me』『Into The Heartland』をお薦め曲としてあげておくが、いずれの曲もじっくりと楽しむことが出来、捨て曲がないものとしてまとめられている。

とても聴きやすいサウンドのアルバムであり、これぞ'80'sサウンドという神髄を楽しむことの出来るアルバムである。

 

Little Robbers

Little Robbers

  • アーティスト: The Motels
  • 出版社/メーカー: One Way
  • 発売日: 1998/05/26
  • メディア: CD


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MOVING PICTURES『DAYS OF INNOCENCE』 [音楽(洋楽)]

So-net Blogの「What's New?」によると、障害は改善されたとしているが、管理メニュー内ではいまだにエラーが続発しており、一向に改善されていない。この記事も、何回「エラー」となってはじかれたことか...

とにかく、So-net Blog事務局は、堂々とを記しているのである。(→「嘘つきは泥棒の始まり」と言います。)また、問い合わせを行っても、回答は一週間以上経過しないと帰ってこないし、その回答内容も全く役立たずのものばかり。(答えになっていないものばかり。)あまりにも対応が酷いので、こちらを「ミラー版」に格下げとします。(記事のUPは後回しとなります。但し、UPした時間は、先に投稿した方の時間にあわせます。)

6/24以降、基本的に「MEICHIKUえんため・ぶろぐ」に先に記事をUPします。TBやコメントはそちらにお願いします。


表題のアルバムは1982年に発表された彼らの1st.アルバムである。彼らは、当時のダウンアンダー勢の活躍の一翼を担う実力派のバンドであり、本国オーストラリアでは絶大な人気を誇るバンドである。(アメリカでは今ひとつということになりましたが...)サウンドの方は、当時のダウンアンダー勢では基本であるサックスをフューチャーした軽快なロック路線のものであり、爽やかさを持ち合わせたものである。また、バラード系の曲ではじっくりと聴かせてくれていて、十二分に楽しむことが出来るものである。尚、彼らの放ったヒット曲と言えば、日本では何と言っても映画「FOOTLOOSE」に使われ、更にTVドラマ(「不良少女とよばれて」)の主題歌としてカヴァーされた『Never』ということになろうが、アメリカではこの曲よりも本アルバムに収録されている『What About Me』の方が有名である。(このように国によって事情が違うというのは面白いところでもある。)

収録されているのは以下の10曲である。『Nothing To Do』『What About Me』『Round Again』『Bustin' Loose』『Wings』『Angel And The Madman』『Sweet Cherie』『So Tired』『Joni And The Romeo』『Streetheart』。この中から、アメリカでは『What About Me』がヒットを記録していて、1983年のBillboard年間シングル・チャートで88位、レギュラー・チャートでは最高位29位を記録している。また、日本では『Sweet Cherie』がヒットを記録している。お薦め曲としたら、そのヒット曲もいいが、『Streetheart』を挙げることにする。とにかくじっくりと聴いて欲しい一曲です。

MOVING PICTURESとしては、ベスト盤がリリースされたものの、2枚のオリジナル・アルバムを発表しただけである。が、「太く短く」と言った言葉がピッタリ当てはまる活動ぶりであった。2nd.アルバムに前述の『Never』が収録されていることから、本アルバムよりも2nd.アルバムの方が人気が高いが、彼らの基本路線を楽しむには本作を抜きにして語ることは出来ない。本アルバムも忘れないでもらいたいところである。

 

Days of Innocence

Days of Innocence

  • アーティスト: Moving Pictures
  • 出版社/メーカー: Unidisc
  • 発売日: 1997/04/15
  • メディア: CD


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