SSブログ

「GALAXY QUEST」 [映画(洋画)]

表題の作品は1999年の映画「ギャラクシー・クエスト」である。人気シリーズ「スタートレック」のパロディを散りばめたコメディ仕立てのSF作品である。トレッキーにとっては、色々と笑える所が用意されている作品であるが、相手にしたくないというのが正直な所ですかね...(が、トレッキーであればたっぷりと楽しめる作品である。)

作品データを記しておくと、時間は102分、原案はデヴィッド・ハワード、監督はディーン・パリソット、脚本はロバート・ゴードンとデヴィッド・ハワードの2人、撮影はジャージー・ジーリンスキー、音楽はデヴィッド・ニューマンである。そして出演は、ティム・アレン、シガーニー・ウィーヴァー、アラン・リックマン、トニー・シャルーブ、サム・ロックウェル、ダリル・ミッチェル、エンリコ・コラントーニ、ロビン・サックス、パトリック・ブリーン、ミッシー・パイル、ジェド・リース、ジャスティン・ロング、コービン・ブルー、たちである。

放送終了から20年が過ぎたが、今でも衰えない人気のあるTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」。現在もファンの集が行われていて、レギュラー出演者たちはそれに参加していた。が、思ったほどレギュラー陣のチームワークは良くなかった。ある集会に招待されたレギュラー陣に、奇妙な格好をした4人組が近づいてきて、自分たちの星を助けて欲しい、と頼んできた。イベントの依頼だと思った出演者たちは軽く引き受けるが、4人組は本物の宇宙人であり、TV番組「ギャラクシー・クエスト」での活躍を見て、番組に登場したのと全く同じ宇宙船まで用意して、ネピュラ星雲から地球にやってきたのだった。宇宙に飛びだして、タガート艦長役ジェイソン本物の宇宙空間を見せられて、彼らの言うことを信じた。一旦地球に戻って、ドクター・ラザラス役のアレックス、マディソン少佐役のグエン、名砲手ラレド役のトミー、技術主任チェン役のフレッドと共に5人は宇宙に旅立ち、彼らは台本も監督もいない中、正義のヒーローとして侵略者に立ち向かって行くことになった...

物語としたら実に馬鹿馬鹿しいものであるが、B級作品の枠をはみ出したエネルギッシュな所があって、たっぷりと笑わせてくれながら、見せてくれる作品である。宇宙人が、TV番組を過去の歴史を記録したものと(勝手に)思い込んでいることから、ボタンの掛け違えがあるのだが、こういう作品ではお約束でもあって、パロディ映画で抑えておく所はしっかりと抑えてある。

元ネタは「スタートレック」から持ってきているので、「スタートレック」を知らなければ、本作を十分に楽しむことが出来ない(ある程度は楽しむことは出来る。)が、パロディ作品を見る場合、元ネタとなった作品を知らないで見るというのは間違った見方である。(パロディ作品を楽しむには、元ネタをしっかり勉強しておかなければならず、それをしないで見て、「つまらない」という輩は、映画の見方を知らないバカでしかない。)

前半は今ひとつ、ノリの方も悪いが、中盤からはドンドンとテンポも良くなっていき、クライマックスには愛も感じられ、ちょっと良い気分にさせてくれる。

超大作のA級作品では感じられることのないB級作品のノリで、色々と笑わせてくれる作品であり、娯楽作品とはこういうものであるという所を教えてくれる作品でもある。余計なことは考えずに、笑って楽しみましょう!

 

ギャラクシー★クエスト [DVD]

ギャラクシー★クエスト [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

THE GAUNTLET(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1977年の映画「ガントレット」である。イーストウッドの監督作品ということでは6本目、監督と主演ということでは5本目の作品である。当時、愛人関係にあったS・ロックをヒロインに抜擢して、アクションよりもロマンスの方に重きを置いた刑事ものである。

作品データを記しておくと、時間は111分、監督はクリント・イーストウッド、脚本はマイケル・バトラーとデニス・シュリアックの2人、撮影はレックスフォード・メッツ、美術はアレン・E・スミス、音楽はジェリー・フィールディングである。そして出演は、クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、パット・ヒングル、ウィリアム・プリンス、ビル・マッキーニー、マイケル・キャヴァノー、キャロル・クック、マーラ・コーディ、ダグ・マクグラス、ジェフ・モリス、サマンサ・ドーン、ロイ・ジェンソン、ダン・ヴァディス、たちである。

アメリカ・フェニックスの警察官・ショックリーがブレイクロック警部補から呼び出され、組織の絡んだある事件の検事側証人として、ある人物をラスベガスからフェニックスまで連行するという任務を命じられる。で、ラスベガスで証人と落ち合う。証人はマリーという売春婦で、知的な女性であり、ショックリーとフェニックスに行くことを拒否する。行けば殺されるというのだった。バカなことと思っていたショックリーだったが、空港に向かう途中で待たせてあったレンタカーが爆発したり、正体不明の車の追跡を受けたことで、危険を感じたショックリーは、マリーの家に向かい、ブレイクロックに保護を頼んだ。警官隊がやってきたが、一斉射撃が始まり、ショックリーとマリーは地下室から何とかして脱出し、2人の旅が始まった。パトカーをジャックして州境に向かった2人だったが、ショックリーは警官殺しの犯人にされていて、マリーも暗黒組織より命を狙われていることを知る。再びブレイクロックに保護の確約を取るショックリーだったが、マリーはブレイクロックが張本人だと言い、ショックリーも思い当たる所があった。州境で再び銃撃されたことから、マリーの言葉の通り、ブレイクロックが黒幕だと感じたショックリー。それからブレイクロックの陰謀を報告したが、それを受けたジョゼフソンもブレイクロックの仲間であり、ショックリーとマリーはやはり追われ続ける。貨物列車、バスを使ってフェニックスに向かう2人は、フェニックスにやってくるが、2人を待っていたのは銃弾の嵐だった。銃弾が止み、バスから降りた2人。ブレイクロックが2人の前にやって来ると、ショックリーを撃つ。が、マリーがショックリーの銃を手に持って、ブレイクロックに向けて引き金を引いた...

途中からは、ショックリーとマリーのラブ・ロマンスが前面に出るようになるが、これがクライマックスにしっかりと結びつけられている。派手なアクションもあるにはあるが、物語が進むにつれて、アクションよりもラブ・ロマンスが強くなっていくというのは、一緒に死線をくぐり抜けてきた2人の関係を上手く描いているところでもあって、悪くはないところである。

ただ、アクションを期待する人には物足りなさがあるかもしれませんね。が、音楽の方は緊張感のあるものであり、ラブ・ロマンスの物語としてもいい感じになっていて、なかなか良いものを聴かせてくれる。映画の展開に物足りなさを感じても、音楽がそれをカバーしている。

サントラ盤の収録曲は以下の全10曲である。『Bleak Bad Big City Dawn』『Pickup』『Exit Tunnel, Roaring!』『Gauntlet』『Box Car Incident』『Closer Look At A Closer Walk』『Black Sedan』『Manipulation On The Center Divider』『Delivery』『Postlude』。

映画と共にセットで楽しみたい作品である。

 

The Gauntlet [Music from the Motion Picture]

The Gauntlet [Music from the Motion Picture]

  • アーティスト: Jerry Fielding,Jerry Fielding,Art Pepper,Jon Faddis
  • 出版社/メーカー: Warner Music France
  • 発売日: 2001/05/14
  • メディア: CD

ガントレット

ガントレット

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/06/20
  • メディア: CD

↓映画BD/DVDはこちら

ガントレット (Blu-ray Disc)

ガントレット (Blu-ray Disc)

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray

ガントレット [DVD]

ガントレット [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ケータイ刑事銭形泪16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回の「銭形泪[裏ネタ編]」は2nd.3話(通算では16話)の「亜空間を越える死体 ~ノーベル賞的殺人事件」の2回目です。今回はこの物語に登場した柴田太郎さんの従兄弟・柴多太郎さんにちなんで、「文部科学省」について、「補助金」について、そして見た目は単なる虫眼鏡であるが家宝ということで「家宝」についてと「虫眼鏡」について記すことにします。

尚、約2年9ヶ月前のBS-iのこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

文部科学省」:日本の行政機関(1府12省庁)の1つであり、文部科学省設置法という法律によって、設置並びに任務及びこれを達成するため必要となる明確な範囲の所掌事務が定められている。外局として文化庁がある。

英語では「Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology」という。2001年の省庁統廃合の際、文部省と科学技術庁とが統合されて現在の形になった。(科学技術庁の一部は資源エネルギー庁に移された部局もある。)

教育の振興および生涯学習の推進を中核とした豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成、学術、スポーツおよび文化の振興並びに科学技術の総合的な振興を図るとともに、宗教に関する行政事務を適切に行うことを任務とする、と文部科学省設置法に記されている。

この物語では、ワープが科学技術に入ると言うことから、この役所の名前が出てきたが、雰囲気は宗教に関することのような気もしないではないと感じるのですが...

補助金」:不足分を補うために出す金銭のことである。(広義には、個人的なことにでも適用されることになる。)が、一般的には特定の事業の促進を期するために、国または地方公共団体が、公共団体、私的団体、個人などに交付する金銭給付のことを指す。時には「負担金」「交付金」「給付金」「補給金」「助成金」などの名称で呼ばれることもある。

これについては、「適化法」と呼ばれる法律(正式名称は「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律」)によって、交付の申請、決定等に関する事項、その他補助金等に係る予算の執行に関する事柄が定められていて、この法律に従って進められていくことになる。「補助金」は国民から集められた税金であるため、適切な使用と公正かつ効率的に使用されなければならないものである。

それを考えると、ワープが実用化できると言うのなら、補助金を出すというのも理解できますね。但し、実用化してしまうと、現在ある各種公共交通機関(特に、長距離移動の航空機や船舶は壊滅的になってしまうでしょうね...)は利用者が減少するのは明かでしょうから、そういう業界から、裏から潰してしまおうという圧力が掛かるような気もしますが...

家宝」:その家の宝物のこと。先祖代々伝わってきた物ということが多い。英語では「Heirloom」と言うが、「Family」という単語を付けて「Family Heirloom」または「Family Treasure」という。

その家が大事にしているものであれば、一般的な市場価格の大小は関係なく、他人から見たらとても宝物とは思えないような物であることもある。(柴田家の家宝が「虫眼鏡」ということだが、虫眼鏡だったら、他人から見たら宝物とは思えないという意見が多いでしょうね。)が、その家の人にとってどうかということで決まることであり、関係ない人が口出しするものではない。

虫眼鏡」:凸レンズによって物を拡大してみることが出来るものであり、「ルーペ」「拡大鏡」とも呼ばれる。英語では「Magnifier」または「Magnifying Glass」と呼ばれる。

物体の拡大された虚像を見るための物であり、1枚の凸レンズで出来ている。レンズの材質は、ガラス、若しくはプラスチックなどである。(ガラス・レンズは傷つきにくいが割れやすく、高価である。一方、プラスチック・レンズは傷つきやすいが割れにくく、安価である。)凸レンズを使った道具ということでは、そのものズバリに近い(レンズを固定する枠と取っ手が付いているだけですからね。)代表的な物である。また、小学校の理科の授業では、昆虫の話(観察用として)になったり、太陽光の話(集光ということで)になると、必ず出てくるものであり、誰もが接したことがある物でもある。

「虫眼鏡」と呼ばれるのは、江戸時代に、凸レンズを円筒に付け、筒の中に虫を入れて観察したことから、虫を観察する眼鏡というところからきている。

集光するということでは、人間の目の中にある「水晶体」も凸レンズであるので、虫眼鏡の仲間と言うことも出来る。(但し、凸レンズの厚みを可変出来るという特殊なレンズということになる。)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

面白いほどよくわかる官庁&官僚のすべて―日本の中枢、中央省庁・霞が関の姿が見えてくる (学校で教えない教科書)

補助金・助成金の申請の仕方・もらい方―受給事例とノウハウをプロが公開!

補助金・助成金の申請の仕方・もらい方―受給事例とノウハウをプロが公開!

  • 作者: 社労士ネットワーク
  • 出版社/メーカー: オーエス出版
  • 発売日: 2002/08
  • メディア: 単行本

よくわかる公的助成金活用ガイドブック

よくわかる公的助成金活用ガイドブック

  • 作者: 南波 卓
  • 出版社/メーカー: 中央経済社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本

クラシックルーペ

クラシックルーペ

  • 出版社/メーカー: コピター・ジャパン
  • メディア: おもちゃ&ホビー


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。