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DEAD OR ALIVE『NUDE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1989年に発表された彼らの4th.アルバムである。前作から3年ぶりとなったアルバムである。が、欧州と日本では完全に明暗を分けるセールスを記録することとなった。何せ、本国イギリスではさっぱり伸びず、初めてチャートインしないことになり、後のアルバムもイギリスではチャートインしなくなり、アメリカでもBillboardで最高位106位と惨敗し、カナダ、ドイツも本アルバムを最後に次作以降はチャートインしなくなった。しかし、日本では過去3枚のアルバムをはるかに超えるセールスを記録して、オリコンで最高位9位を記録し、日本では彼らの最大のヒット・アルバムとなった。

収録曲は、本国イギリスを中心とする欧州盤では全9曲であるが、日本盤だけは後ろの3曲がボーナス・トラックとして収録されていて全12曲となっている。収録曲は以下の通りである。『Turn Around And Count 2 Ten』『Give It Back That Love Is Mine』『Baby Don't Say Goodbye』『Stop Kicking My Heart Around』『Come Home (With Me Baby)』『I Don't Wanna Be Your Boyfriend』『Get Out Of My House』『I Cannot Carry On』『My Forbidden Lover』。(以下は日本盤のみのボーナス・トラック)『Give It Back (Instrumental)』『Baby Don't Say Goodbye (Alternative Mix)』『Love Toy (Instrumental)』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。リリース順に『Turn Around And Count 2 Ten』『Come Home (With Me Baby)』『Baby Don't Say Goodbye』がシングルとしてリリースされたが、アルバムと同様に欧米と日本とでは天地の差があるチャート成績となった。何せ日本ではその3曲がいずれもオリコンで1位を獲得しているのだが、本国イギリスは散々で、順に、最高位70位、62位、チャートインせずだった。また、アメリカではもっと悲惨で、2曲目が最高位69位(ダンス・チャートでは1位)を記録しただけで、3曲ともダンス・チャートのみに近いチャート成績であった。

お薦め曲は『Turn Around And Count 2 Ten』『Come Home (With Me Baby)』『Baby Don't Say Goodbye』のシングル曲と『Stop Kicking My Heart Around』をピックアップしておく。

日本では、当時のダンス・ミュージックを席巻していたユーロビートを象徴するものとして、まさに頂点を極めることになり、当時のディスコでは定番中の定番曲とまでなったことが大ヒットに繋がったが、欧米では既にユーロビートは飽きられていたこともあって、相手にされることは少なかった。また、同時に、彼らというと大ヒットを記録した『You Spin Me Round (Like a Record)』のイメージから脱却できないでいたこともマイナス要素となった。

尚、欧米ではさっぱりだったが日本では大ヒットを記録するアルバムというのは珍しいことではないが、そういうアルバムの大半は、欧米ではブレイク前であって、日本が先行する形でヒットして、後に世界的にブレイクすることが'70'sや'80's初頭には多く見られた。しかし、'80's終盤には様変わりして、世界で人気を誇ったグループがじり貧で人気が落ちていく中、日本だけがかつての人気を維持し続けている(→悪く言うと、欧米では落ち目だが、日本では昔の名前で出ています状態、と言うことになる。)というグループが多くなっていくことになるが、彼らはそういう日本頼りのグループの一つとして名前が挙がるグループになってしまったのは寂しい所である。

本アルバムは、欧米では忘れられたアルバムであるが、日本では彼らの最大のヒット・アルバムであり、ユーロビートをたっぷりと楽しめるアルバムであるだけに、'80's終盤から'90'sのユーロビート、ダンス・ミュージックがお好きな方には必聴のアルバムである。

 

Nude

Nude

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1989/06/19
  • メディア: CD

ヌード

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  • アーティスト: デッド・オア・アライヴ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/07/22
  • メディア: CD
NUDE

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  • アーティスト: デッド・オア・アライヴ
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1988/12/18
  • メディア: CD

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BEST HIT USA 2010[2010/7/27] [音楽(etc.)]

相変わらず、内容が無く、酷い状況が続いているが、今週は手抜きも良いところ。もう五流スタッフは全員クビを切るしかないでしょう。いや、こうも内容が無く、ズタボロだったら、番組終了しか道はないかも...裏番組に見たいと思う番組が放送されたら間違いなく見捨てるのだが、裏番組もろくなものが無いだけに...

時間の無駄遣いのOP-PVは2001年のTRAIN『Drops Of Jupiter』、OP挨拶の後は選挙の話から入り、そうなるとお馴染みの大統領選挙でのあの人ということとなって、2009年のライヴで、BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND『Born To Run』、「HOT MENU」のコーナーはB. HOWARDを取り上げるが、興味本位の下品な話題を話す最低のものとなり、本人のインタヴューと『Super Model』、「COUNTDOWN USA」の20位から11位の発表、CMを挟んで「STAR OF THE WEEK」はTRAINで、インタヴューと『Hey, Soul Sister』、「C/D USA」の続き(10位から4位の発表)でCMへ。

CM明けは「TIME MACHINE」のコーナーへ。(何も語らずにいきなり本編へ。)今回は7/27ということで、以下の5件が紹介されたが、全体的に三流週刊誌のような下世話な立場で語っていただけで、内容的には薄かった...(そのため、簡単にしておきます。)

1976年:IKE & TINA TURNERが離婚した、1976年:JOHN LENNONがアメリカ居住権を獲得した。申請から4年、ドラッグの前歴を理由に拒否されていたが、ようやく認められた、1979年:アリゾナ州のALICE COOPERが経営するインディアン・アートの店に爆弾が投げ込まれ、家事となって20万ドルの損害が出た、1984年:PRINCEの最初の映画「PUROLE RAIN」が公開された。1985年:PAUL YOUNGの『Everytime You Go Away』が全米シングル・チャートで1位を獲得した。HALL & OATESのカヴァー曲でもある。(1位は1週のみであるが、1985年のBillboard年間シングル・チャートでは11位にランクインしている。)

7/27が誕生日のアーティストとしては誰も紹介されないという手抜きで、IKE & TINA TURNERの話を三流週刊誌のように語ってから、1971年のライヴで、IKE & TINA TURNER『Proud Mary』、そして「C/D USA」のTOP 3の発表を経て、ラストのリクエストは1985年のCHARLIE SEXTONの『Beat's So Lonely』でした。

今回は誕生日/命日のアーティストが紹介されなかったが、ちょっと調べれば何人かは出てくるのに、そういうことをしないという怠慢、手抜きでしかなかった。ということで、もはやいつ終了しても良いような状態ですね。9月一杯か年内限りで幕を下ろすのがいいでしょう。

で、その怠慢を穴埋めする形で、筆者のデータベースにある7/27が誕生日と命日のアーティストの名前を記しておく。

誕生日は、MARIO DEL MONACO(1915年生まれ)、BOURVIL(1917年生まれ)、LEONARD ROSE(1918年生まれ)、NICK REYNOLDS(1933年生まれ)、ISABELLE AUBRET(1938年生まれ)、ÉDITH BUTLER(1942年生まれ)、BOBBIE GENTRY(1944年生まれ)、TONY CAPSTICK(1944年生まれ)、RADE ŠERBEDŽIJA(1946年生まれ)、MAUREEN McGOVERN(1949年生まれ)、KARL MUELLER(1963年生まれ)、KARRIN ALLYSON(1963年生まれ)、REX BROWN(1964年生まれ)、JULIANA HATFIELD(1967年生まれ)、TIMO MAAS(1969年生まれ)、ABE CUNNINGHAM(1973年生まれ)、EASON CHAN(1974年生まれ)、PETE YORN(1974年生まれ)、FRED MASCHERINO(1975年生まれ)、JONATHAN RHYS MEYERS(1977年生まれ)、CHEYENNE KIMBALL(1990年生まれ)、INDIANA EVANS(1990年生まれ)、ARIEL ALEXIS MOORE(1994年生まれ)、という人たちがいます。

一方、命日のアーティストは、BOBBY DAY(1990年没、享年62歳)、SWEETS EDISON(1999年没、享年83歳)、LEON WILKESON(2001年没、享年49歳)、という人たちです。

つまらないコーナーが省略されていたのはよいのだが、今回は全体的に三流週刊誌のような目線で語っていたということで、救いようのないゴミという内容でした。また、次回はマイケル追悼特集第7弾というのが早い時期にテロップで出たが、またか、というだけで、他にやることがあるのに、マイケルにするなんて、怠慢も甚だしいですね。

次回、EPG情報によるとマイケル・ジャクソン追悼企画第7弾!、実兄のティト・ジャクソンが語るマイケルの素顔とは!?マイケルの貴重インタビューなどを交え、マイケルの偉業に迫る!とあります。→またもマイケルって、またまた中途半端な所での特集ですなぁ...→マイケルの誕生日は8/29なので、8/24か31の放送で特集をやるというのならば理解できるが、月初めにマイケル特集を持ってくるなんて、この番組のスタッフは気狂いですなぁ...

 

Drops of Jupiter

Drops of Jupiter

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2001/03/28
  • メディア: CD
London Calling: Live in Hyde Park [Blu-ray] [Import]

London Calling: Live in Hyde Park [Blu-ray] [Import]

  • 出版社/メーカー: 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

ロンドン・コーリング:ライヴ・イン・ハイド・パーク [DVD]

ジェネシス

ジェネシス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: CD
Save Me San Francisco

Save Me San Francisco

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2009/10/27
  • メディア: CD

 

 

アイク&ティナ・ターナー ミュージックラーデン・ライブ [DVD]

アイク&ティナ・ターナー ミュージックラーデン・ライブ [DVD]

  • 出版社/メーカー: デジタルサイト
  • メディア: DVD

Pictures for Pleasure

Pictures for Pleasure

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形泪33話(2nd.20話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第20話(通算では第33話)「赤坂の中心で、愛を叫ぶ! ~時効直前!赤坂超美人ホステス殺人事件」の裏ネタ編・増補は3回目となるが、今回は事件の時に関係した食べ物から、「特上寿司」について、「ケーキ」について記します。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/9/24、26、27、30、10/1、3、4、6日付けで記しています。)

特上寿司」:寿司の中でも、使用している具材が上等なものを使った寿司のことを言う。「特上」とは「特に上等」と言う意味であって、その省略語でもある。また、品物の等級を示す場合は最上位の等級のことでもある。(上から順に、「特上」「上」「並」と言う。また、「上」と「並」の間に「中」という等級が入る場合もある。)

普通の寿司では、リーズナブルな価格に設定するため、どうしても使用するネタに価格の制約が付いてしまうことになる。が、価格の制約を外して、品質の良い高級なネタを使った寿司が食べたいという声も多く、そういう声に応えるために「上」やそれよりも高級という意味の「特上」という等級を付けて、高級感を出した寿司ということになる。

傾向としては、「上」は「並」よりも高級なネタを使うが、価格的にも一応の制約を用意しているのが一般的であり、「特上」となると価格に関しては「時価」ということが多くなる。つまり、価格のことを忘れて、上等なネタを楽しむというものでもある。→回るお寿司や寿司チェーン店でも「特上」と名の付くメニューはあるが、その場合は回らないお寿司では「上」のレベルと思った方が良いですが...

例えば鮪をネタにしたものを例にすると、「並」では「赤身」を使うのが一般的で、せいぜい「トロ」までであるが、「上」になると「トロ」から「中トロ」を使い、「特上」になると「大トロ」を使うのが一般的である。(単品価格としても、「大トロ」になると(回らないお寿司では)時価となるのが一般的であり、回るお寿司でも「赤身」の5倍から10倍近い値段に跳ね上がっている。)

また、にぎり寿司以外の寿司でも、使用するネタを上等なものを使った「特上寿司」もある。例えば「ちらし寿司」を「並」として「上ちらし寿司」「特上ちらし寿司」がある。

尚、「並」というと「標準」という意味であり、平均的なもののことである。食品の大きさに対して「並」と言った場合は、「通常サイズのもの」という意味となって、それよりも大きいものを「大盛」(大)と呼び、小さいものを「小盛」(小)と呼ぶため、「並」は真ん中に位置するのが普通である。しかし、品質の等級に使った場合は、(寿司の世界でも分かることであるが)「並」は等級の中では最下位の等級を指すことになる。かし、ここでは「標準」という意味であって「最下位」を意味するものではない。品質の場合は「並」よりも品質が劣るものは提供されないのが一般的であるためである。→例えば、天然の食材の場合だと、サイズが小さいということで不的確とされたものや、調理されてからの経過時間が長いものなどがこれに該当する。

但し、最近では「もったいない」という感覚もあって「並」よりも等級が劣るものも、「訳有り」という等級(言葉)を用いて、大幅な値引き販売によって提供されることも増えている。(例えば、賞味期限が迫った加工食品など。スーパーでもよくありますね。但し、スーパーの閉店間近の値引き販売とは厳密な意味では異なる値引き理由である。)尚、従来は、賞味期限が近いものは廃棄されていたが、サイズが小さいもの、形が悪いものなどは客には提供されることはなかったが、半端物、切り取った残りの部分(「ぶつ切り」と呼ばれるもの)などは、従業員用の食材として「まかない用途」に使用されていたので、販売されるものとは別ではあるが、「並」よりも下の等級のものも存在はしている。(但し、まかないの場合はぶつ切りや半端物が使われるため、全体を通してみるとそうでもないが、局所的に見ると、「特上」と同一等級のものがそのまま使われていることもあって、運次第では「並」よりもはるかに特をすることもある。)

ケーキ」:洋菓子の代表的なものであり、お菓子の王様とされているものである。小麦粉を原料年て、それに卵、バター、砂糖を混ぜた生地を基本として作る菓子の総称である。総称であるため、様々な種類のものがある。日本でも「ケーキ」と言うとその中でもスポンジケーキにクリームを塗って、果物などを乗せてデコレーションしたもののことを指すのが一般的である。(「ロールケーキ」もこちらに含まれる。)しかし、当然、それ以外のケーキも色々とあるのだが、それらは「ケーキ」とは言わずにフルネームで呼ぶ。(例えば「チーズケーキ」「ホットケーキ」(パンケーキ)など。また「バウムクーヘン」はドイツ語の「ケーキ」に該当する「クーヘン」が使われているので、やはり呼び方としてはこちらの仲間ということになる。)

また、英語では「Cake」、ドイツ語では「Kuchen」、フランス語では「Gâteau」、イタリア語では「Torta」、スペイン語では「Pastel」または「Tarta」と言うが、英語では食べ物以外のものでも「ケーキ」と呼ばれるものがあるため、「食べられないケーキ」というものがある。→1個の石鹸のことを「a piece of Cake」と言い、ウラン精鉱のことを「Yellow Cake」と言う。また、食べられる「ケーキ」で菓子ではないものとしては「Fish Cake」(蒲鉾)がある。

「ケーキ」は洋菓子であることから、日本では西洋のスタイル(特にフランスが多い)を意識した店舗が多く、ケーキ職人はヨーロッパ(最も多いのはフランス)で修行を積んだ、というのがある意味ではスタンダードになっているところがある。(アメリカで修行を積んだ、という話は殆ど耳にしないが、アメリカでは「ケーキ」よりも「パイ」の方がよりポピュラーな菓子であるためでもある。)

で、欧州で修行を積んだ職人がそれぞれのセンスを活かしたケーキ店で腕を振るっているのが一般的で、大手の食品メーカーが大量生産しているというものではない。(中堅規模のメーカーがある程度の数量を作っていることはありますが...)→生ものであって、作ってから消費するまでに時間が短いものであるため、全国に出荷するというような流通に必要となる時間が取れないものである。→最近ではネット通販で冷蔵便を使った宅配便で全国販売を行う店もあるが、大手メーカーの全国展開というものはない。

国によって多少の違いが見られるが、基本的な形(スポンジ・ケーキの土台、クリーム、果物を飾っているという所)は同じである。(アメリカでは正確には「スポンジ・ケーキ」ではなく「ビスケット」と呼ばれるもの(薄く固く焼いた洋菓子ではなく、パンのように焼いた洋菓子(ケンタッキー・フライドチキンのメニューにある「ビスケット」))を使用する。)

人気がある「ケーキ」の代表的なものとして「ショートケーキ」(Shoetcake)がある。これは円形や方形の形に大きく焼いたスポンジ・ケーキの間に生クリームを塗って積み重ねたり、イチゴなどの果物を間に挟み、それを土台としてクリームを塗り、各種フルーツ、チョコレートなどをあしらってデコレーションしたケーキを食べやすい一人前の大きさに切ったケーキである。日本では、「ショートケーキ」と言うとイチゴを使ったものが基本であり、「ショートケーキ」と言うとイチゴのケーキということになっている。(イチゴを使っていないショートケーキは、使用した果物の名前を頭に付けて「○○ショートケーキ」と呼び、単に「ショートケーキ」と言うと「イチゴ・ショートケーキ」のこととなる。)ケーキ屋さんではショートケーキはあって当たり前の定番メニューである。

尚、「Short」という言葉が使われていることから「短い」→「小さい」という意味と解釈されていることがあるが、これは誤りである。英単語の「Short」には「短い」と言う意味はメインの意味であるが、それ以外にも「簡潔な」「手近な」と言う意味と「(菓子が)サクサクした」と言う意味がある。イギリスで「Short Cake」と言う場合の「Short」は「簡潔な」または「手近な」と言う意味であり、「身近な菓子」と言う意味で呼ばれているが、アメリカでは、「Short Cake」というと、日本ではビスケットと呼ばれる生地を使っていることから、それを食した時に得られるサクサクした食感があることから、「サクサクした菓子」という意味で「cake」の前に「Short」が付けられた言葉である。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓容器の方も「特上」になると...

7.5寸 DX特上桶 梨地御所車 67010140 蓋

7.5寸 DX特上桶 梨地御所車 67010140 蓋

  • 出版社/メーカー: 厨房卸問屋 名調
  • メディア:

7.5寸 DX特上桶 梨地御所車 67020040 本体

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  • 出版社/メーカー: 厨房卸問屋 名調
  • メディア:

DX大判特上桶 梨地御所車 67020910 蓋

DX大判特上桶 梨地御所車 67020910 蓋

  • 出版社/メーカー: 厨房卸問屋 名調
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お寿司ストラップ(特上)

お寿司ストラップ(特上)

  • 出版社/メーカー: 京都西陣ホビックス
  • メディア: おもちゃ&ホビー

一流パティシエといっしょに美味しいケーキを作りたい (別冊家庭画報)

一流パティシエといっしょに美味しいケーキを作りたい (別冊家庭画報)

  • 作者: 河田 勝彦
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 大型本

お菓子とケーキ デコレーションの基本

お菓子とケーキ デコレーションの基本

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2009/04/07
  • メディア: 大型本

シフォンケーキ―21のバリエーション

シフォンケーキ―21のバリエーション

  • 作者: 下井 佳子
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 1996/11
  • メディア: 単行本

人気のケーキ―一流シェフが手ほどきする (別冊家庭画報)

人気のケーキ―一流シェフが手ほどきする (別冊家庭画報)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: ムック

スコップケーキ!―cute & lovely sweets

スコップケーキ!―cute & lovely sweets

  • 作者: 渡辺 麻紀
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 大型本

はじめてのおいしいケーキ (Sweet sweets series)

はじめてのおいしいケーキ (Sweet sweets series)

  • 作者: 栗山 有紀
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 大型本

パール金属  パーティー ケーキ回転台&カバーセット D-2670

パール金属 パーティー ケーキ回転台&カバーセット D-2670

  • 出版社/メーカー: パール金属
  • メディア: ホーム&キッチン

スイートスイーツチョコレートケーキ

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  • 出版社/メーカー: ローヤル
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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DOOBIE BROTHERS『TOULOUSE STREET』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年に発表された彼らの2nd.アルバムである。前年のデビュー・アルバムはセールス的にはこれということにはならなかったが、彼らが'70'sを代表するバンドになったのは本アルバムのヒットによってであり、本アルバムから彼らの快進撃が始まることになる。また、本アルバムからのシングル『Listen To The Music』は彼らの代表曲の1つにもなったが、それだけに彼らのキャリアに於いても重要なポジションを占めるアルバムである。チャート成績では、Billboardのアルバム・チャートで最高位21位を記録し1973年の年間アルバム・チャートでも25位にランクインしている。

収録曲は以下の全10曲である。『Listen To The Music』『Rockin' Down The Highway』『Mamaloi』『Toulouse Street』『Cotton Mouth』『Don't Start Me To Talkin'』『Jesus Is Just Alright』『White Sun』『Disciple』『Snake Man』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Listen To The Music』はBillboardで最高位11位を記録する大ヒットとなり、イギリスでも最高位29位を記録している。ちなみに、彼らの前年のデビュー曲はBillboardで最高位122位であったため、実質的に彼らの最初のヒット曲と言っても良く、初期の彼らの代表曲として人気の高い曲となった。2nd.シングルの『Jesus Is Just Alright』はBillboardで最高位35位を記録しているが、3rd.シングルの『Rockin' Down The Highway』はチャートインはしていない。

お薦め曲は、やはり彼らの代表曲の1つである『Listen To The Music』は外せない所である。それ以外はブルース・ロックを中心とした構成であるが、そんな中でも1つのジャンルに捕らわれないように幅広い音作りがされているということで、全く飽きさせることはなく、捨て曲がないので、全曲をお薦め曲としたいと思うほど充実した内容となっている。そんな中で、一応、筆者の好みで、『Rockin' Down The Highway』『Don't Start Me To Talkin'』『Disciple』という所をピックアップしておくことにする。(本当は全曲お薦めと言いたいところですが...)

'70'sのアメリカ・ウエストコーストを代表するバンドになる彼らであるが、彼らの快進撃は本アルバムからである。それだけに、本アルバムを聴いておかなければ'70'sのウエストコースト・サウンドに付いては語ることが出来ないのは言うまでも無い。ただ、DOOBIEはマイケル・マクドナルドが正式メンバーとなった'70's後半にはサウンドが大きく変わり、別のバンドのようになってしまったが、そのサウンドはまた別の意味でも高く評価されているのは誰もが知っている通りである。そして、中には'70's前半のサウンドを軽んじる輩がいるのもまた事実である。しかし、彼らのサウンドの原点は1st.アルバムを含む本アルバムのものであり、このサウンドが評価されたからこそ、後のDOOBIEの存在もあるのである。特に、本アルバムは、デビュー・アルバムが鳴かず飛ばずだったことで、背水の陣で製作されたアルバムであり、ヒットしなければDOOBIEは解散することになっていたのである。

ということで、'70'sのウエストコースト・サウンドを語る上でも、そしてAORから'80'sサウンドに繋がる系譜を持った西海岸の雄である彼らの出世作となった本アルバムは、聴いておかなければならないマスト・アルバムである。尚、「マスト」と言っても苦痛になるような「マスト」では無く、たっぷりと楽しむことの出来る内容であるのは言うまでも無いですが...

 

Toulouse Street

Toulouse Street

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino Flashback
  • 発売日: 2008/05/20
  • メディア: CD

Toulouse Street (Omr)

Toulouse Street (Omr)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
  • 発売日: 2009/03/24
  • メディア: CD
トゥールーズ・ストリート-(紙ジャケSHM-CD)

トゥールーズ・ストリート-(紙ジャケSHM-CD)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/09/16
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形雷6話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第6話「お帰りなさいませ、ご主人様! ~萌え系メイドカフェ殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、ちゃんが口にした「『電車男』」について、「CX」について、そしてこの物語の被害者・城星ナーミの元ネタである「月城ミーナ」について記します。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

『電車男』」:インターネット掲示板の2ちゃんねるに書き込まれたスレを基にしたラブストーリーであり、それを本として出版するとベストセラーになり、更に漫画化され、映画化され、TVドラマ化され、舞台化されでヒットを記録した。インターネット発の純愛ストーリーとして話題となった。

2ちゃんねるでの書き込みは2004年3月から5月であり、この時期は「ケータイ刑事」としては3代目ちゃんが現役で活躍していた時期である。単行本は2004/10に出版されたが、この時期は4代目ちゃんにバトンタッチしていた。映画の公開は2005/6、TVドラマは2005年の7月期の放送で、フジテレビ系での放送で全11話であった。(後に2本のスペシャルも制作されている。)

映画版の作品データを記しておくと、2005年の東宝作品で、時間は101分、原作は中野独人の『電車男』、監督は村上正典、脚本は金子ありさ、撮影は村埜茂樹、美術は柳川和央、音楽は服部隆之、主題歌はORANGE RANGEの『ラヴ・パレード』である。そして出演は、山田孝之、中谷美紀、国仲涼子、瑛太、佐々木蔵之介、木村多江、岡田義徳、三宅弘城、坂本真、西田尚美、大杉漣、たちである。

一方、TVドラマ版は映画版とは異なるキャスティングとなっているが、中には映画版にカメオ出演した人もいる。TV版の主なキャストは、伊藤淳史、伊東美咲、白石美帆、佐藤江梨子、須藤理彩、速水もこみち、劇団ひとり、菅原永二、佐藤二朗、前川泰之、堀北真希小出早織、小栗旬、六角精児、温水洋一、我修院達也、山崎樹範、岸部シロー、豊原功補、秋吉久美子、たちである。→直接の共演は無かったが、2代目・&5代目・+佐藤公安が出演していた。

その後、2005/8~9月には舞台公演が行われているが、キャストは映画/TVドラマとは異なる顔ぶれであった。(キャストとを記しておくと、武田真治、優香(声の出演)、河原雅彦、鈴木一真、モロ師岡、佐伯新、脇知弘、千代将太、たちである。)

それ以外では、CDドラマ、朗読劇なども行われているが、それらの時期は2005年に集中している。まあ、ブームというのはそうそう長続きしないのが常であるが、短期集中的にブームを盛り上げて一気に稼いだと言うことが出来ますね。

CX」:アルファベット2文字ということで、略号として色々と使われている言葉であるため、いくつかの意味がある。但し、普通の日常生活における必需品というようなものはない。国際的に知られているものとしては、香港を拠点にしているイギリス系の航空会社・キャセイパシフィック航空のIATA航空会社コード(2レターコード)となっているのと、インド洋にあるオーストラリア領・クリスマス島の国名コードである。また、日本ではフジテレビのことをさす。(コールサインが「JOCX」であることからきている。)自動車では車種としていくつかがある。(既に製造完了となっているものもある。)例えば、シトロエン・CX、マツダノCX-7、CX-9などがある。また、バイク(スクーターを含む)では、ホンダのCX、ヤマハノーのチャンプCXなどがある。また、それ以外の工業製品の型番にも、様々な物にこの2文字が入っている。

また、LD(レーザーディスク)のアナログ音声のノイズリダクションとして採用されていたのが「CXノイズリダクション」というめいしょうであった。→開発当初は2チャンネルのアナログ音声(FM変調方式)であり、音楽ものを収録したソフトなどでは音質向上のためにノイズリダクションを採用していた。しかし、1984年にLDとCDのコンパチブル・プレイヤーの登場により、LDでもデジタル音声(サンプリング周波数はCDと同規格の44.1kHzである。)が採用されたことから、アナログ音声のことは忘れられていき、CXノイズリダクションに関しても、旧ソフトが採用しているために採用されていたが、忘れられた存在になっていた。→ノイズリダクションが目立たないということは、音声規格としたら安定しているということにもなる。何せ、コンパクトカセットではDOLBY以外の各種のイズリダクションの規格が乱立し、DOLBYも複数のタイプがあり、結局、DOLBY以外が共倒れしてしまっただけでしたから...

月城ミーナ」:「電車男」に登場するテレビアニメ「月面兎兵器ミーナ」の主役キャラである。劇中の設定では、アニメ「月面兎兵器ミーナ」の主役キャラであってアニメオタクたちに絶大な人気を誇っていることになっている。また、「電車男」の主人公・電車男もミーナのファンということになっている。で、ミーナのフィギュアなども多数劇中に登場していた。

また、「月面兎兵器ミーナ」でミーナの声を担当していたのが声優の武田花梨であるが、武田花梨を演じた早織ちゃんが演じていた。

その後、「月面兎兵器ミーナ」は「電車男」からスピンオフして、2007年1月期に全11話(後にDVD化された時にはTV未放送の2話が追加されているので、全13話)のアニメ作品として製作・放送された。(当然のことながらフジテレビでの放送である。但し、関東ローカルであったため、全国放送としてはBSフジが担っていた。)しかし、このアニメ作品は内容、声優、デザインなどは「電車男」に登場したものとは完全に異なっていて、名前だけを使った完全オリジナルの別作品である。→よって、早織さんも声を担当していない。

で、早織さんが過去に演じた役名を引っ張ってきて、それをもじって「城星ナーミ」としたのは、「ケータイ刑事」らしい所でした。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

電車男

電車男

  • 作者: 中野 独人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
電車男 (新潮文庫)

電車男 (新潮文庫)

  • 作者: 中野 独人
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 文庫
電車男 1―ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー (ヤングサンデーコミックス)

電車男 1―ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー (ヤングサンデーコミックス)

  • 作者: 原 秀則
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: コミック
電車男 DVD-BOX

電車男 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
電車男 スタンダード・エディション [DVD]

電車男 スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
電車男 スペシャル・エディション [DVD]

電車男 スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
電車男 舞台版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
朗読劇 電車男 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: デックスエンタテインメント
  • メディア: DVD
月面兎兵器ミーナ 月城 ミーナ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

月面兎兵器ミーナ 月城 ミーナ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

  • 出版社/メーカー: アルター
  • メディア: おもちゃ&ホビー
月面兎兵器ミーナ 汁実BOX【初回限定生産】 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

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名曲探偵アマデウス#71 シベリウス「交響曲第2番」 [ドラマ]

今月の3本目であると同時に、夏休み前の新作の最後となる今回は、シベリウス「交響曲第2番」でした。シベリウスも2曲目となりましたね。(ファイルNo.008「フィンランディア」以来です。)で、途中でその「フィンランディア」について、カノンさんが「以前に所長が解決した事件」としっかりと言っていましたが、カノンさんの記憶力は流石でした。

また、前回は幽霊のコスプレをしていたカノンさんが、今回は北欧美人に扮して(冒頭で)少しだけ登場していたということは、次の新作までは5週間の間があいて、6週後になるということからのファン・サービスだったといったらいいのでしょうか...

冒頭、事務所で所長がモデルとなった写真撮影が行われている。カメラを手にしているのはカメラマンの光TOKAGE(「光と影」ではなくて「光トカゲ」というのが面白い所です。)そんな所にカノンさんが戻ってきた。(何とも言えない変なものを見てしまったという表情が良いですね...)で「所長、どうしちゃったんです?」と尋ねる。するとそくこで撮影の方は終わり、「どうしても私にモデルになって欲しい」と言われたことをちょっと自慢げに応える所長。で、カメラマンがカノンさんにご挨拶。カノンさんは知っていて「ファンなんです~」と言っていたが、こういう場合の社交辞令も心得ているようなカノンさんでした。で、光は所長を撮影した写真を加工して、CGを使って写真をアートとして加工して、完成した作品を見せた。(所長がトカゲになっている...)カノンさんは感心していたが、所長は不満げな表情を見せた。

カノンさんは、何故ここにやってきたのかを尋ねる。今、21世紀プロジェクトの撮影で忙しいはずだとも言うと、「ミュージックのことでトラブルがある」ということで相談に来たのだった。で、それは、世界的なモデルのミッミを撮影していたときのことだった。ミッミは突然ポーズをとるのを止めて、ある曲を歌い始め、そしてそのまま帰ってしまったのだった。その曲がクラシックらしいということだった。ミッミは北欧出身ということで、所長はその曲が直ぐに分かった。(シベリウスの「交響曲第2番」)で、光は依頼人として、ミッミが言いたかったことは何か?ということの相談で、上手く行ったら所長を「ウッス」として21世紀プロジェクトのモデルに推薦したい、と言った。で、こういう言葉に弱い所長は依頼を引き受けた。(尚、ミッミは金髪のカツラを付けて、黒川さんが演じていました。)

いつものように第1楽章から入って行く。ここではテーマが「自然」ということで、その仕掛けについての説明へ。で、「波」そして「鳥」を表現しているということが語られる。尚、この部分の説明で面白かったのは、シベリウスの自筆譜と現在の楽譜との比較が行われるが、自筆譜は児で焼けて残っていないという所に時間の経過を感じられました。

で、ミッミは「自然に撮って欲しい」ということだったのか?となると、「話にならない」として、依頼人は立ち上がってしまった。というのは、依頼人はCGを使って加工するため、自然に撮るというのは自分のスタイルに合っていないというのだった。が、所長は「この曲を聴くと考えが変わるかも知れませんよ」と言って、その続きへ。

ここではシベリウスの代表曲の『フィンランディア』が出てくる。カノンさんは「所長が以前解決した曲ですよね」と言って、その時のことを簡単に口にした。が、「交響曲第2番」とは随分と曲調が違うとも言っていた。所長は、シベリウスが「交響曲第2番」をさっきを串田のは「フィンランディア」を作曲した直後であったが、成功に甘んじることなく自分のスタイルを模索していた、と説明した。(で、シベリウスの生い立ちから、この曲が作曲された時代の彼の状況の説明へ)

所長は「自分のスタイルを見直してみることも大切」と良い、カノンさんは「もう少し聴いてみましょうよ」と言い、依頼人もとりあえず戻った。で、第2楽章へ。

ここでは「死」についてということで、「ドン・ファン」についての説明が行われる。民間伝承の「ドン・ファン」、どうして「ドン・ファン」が取り入れられたのか、ということが説明される。そして、「ドン・ファンの死」を描くためにティンパニーの演奏表現に工夫をしていることの説明が行われる。(ロール(トレモロ奏法)→野本先生が登場しないということで、説明の仕方が今一つでした。)

更に、次信分の楽譜はシャープ(「#」)が6つも付いているということが語られ、その意味として、「シャープ」は「十字架「+」2つ」で出来ていて、「シャープがいっぱい」は「十字架がいっぱい」、それは「キリストの昇天」ということで、その説明へ。

そして、いつかは誰でも「死に向きあわなければならない」ということから、依頼人が向きあっていないものがあると所長が指摘する。で、依頼人は「被写体との関わり」を否定していたと告白する。依頼人は、人間は被写体であって、言葉を交わす必要はなく、CGで対処できると言う。

所長は第4楽章へ進める。曲を聴くとカノンさんが「ミッミが曲に含まれている」と口にして、所長がその説明をする。で、メロディの中に「促音」が含まれているということで、「促音」の説明へ。促音はフィンランド語には多く、シベリウスはそれを曲に取り入れたということの説明で、模索しながらもフィンランドを愛しているという気持ちが語られる。

更に、その続きの部分ではオスティナート音型が延々と続いていて、それは苦難を表現していて、30回続く、そしてその後に更に70回以上のオスティナート音型が続き、その長く苦難の後に成功がある、と語る所長。(やっぱり人生相談になってきましたね...)曲の方も、この曲でシベリウスは成功を得たということで、そのシベリウスに重ねて、これまでの自分のスタイルに安住することなく、新しい挑戦を続け、困難な道を乗り越え、真に自分らしい写真を撮って欲しいということではないか、と結論を出す所長。で、依頼人は、ミッミの方から自分に向きあってくれていたことを知り、その気になって、自分の魂の告白を取り上げる決意をした。

で、帰り際に依頼人は所長とカノンさんの写真を撮らせて欲しい、と言って写真を撮ると、「アディオス」と言って帰って行った。

今回は、ドラマ部分は37分半弱、曲が6分強、ラストのオチの所が30秒という構成であり、ドラマ部分が長く、ラストのオチを短くまとめていました。ただ、曲が43分を超えた辺りから、ひょっとしたらオチなしということ(ファイルNo.001ではそうでした。)もあるのかな?と思ったぐらいでした。尚、曲の部分は、この時間ではダイジェストになるのは仕方のない所であるが、第4楽章のダイジェストとなっていました。

ラストのオチは、(いつものように)依頼人からの事後報告ということで、メールが届いている(いつもは手紙なのに、今回はメールでした。)とカノンさんかせ言うと、所長は「撮影は上手くいったのかな?」と言ってカノンさんの方にやってくる。カノンさんはメールを読み上げる。「ミッミとはすっかり打ち解けで撮影は快調です。お礼に先日撮った写真を送ります。お二人の魂の告白です」ということで、カノンさんは添付されている写真を開いた。するとカノンさんの顔が引きつった。所長ものぞき見る。で、写真は所長とカノンさんが共にトカゲに加工されていた...

→依頼人のカメラマンが「TOKAGE」をトカゲということで、何となく予感していたのだが、冒頭の所で所長の写真でやったのと同じネタを使ったことになってしまっただけに、もう一捻り欲しい所でした。(依頼人は、結局、トカゲに拘るスタイルは変わっていないということになり、所長の人生相談も半分は無駄だったようで...)

今回取り上げられた曲の作曲者・シベリウスはフィンランドの生んだ作曲家であるが、ここで「ケータイ刑事」に話を持って行くと、従姉妹の5代目ちゃんがフィンランド(のムーミン谷署)に勤務していたことがある。更に、雷を演じた小出早織さん(現在は早織に改名している)が「女子大生会計士の事件簿」で演じた藤原萌実が別れ際に「アディオス」と口癖のように言っていたを思い出した。で、早織さんに依頼人ということで登場願いたくなりました。(NHKでは「祝女」をはじめ、他のドラマでも出演していますし...)→そうなると、3代目・+5代目・という実現していない顔合わせが実現となるだけに...

また、トカゲということで思い出したのが、アメリカのTVドラマ・シリーズで「V」という作品がある。(その「V」に登場した宇宙人(=侵略者)がトカゲの姿をしていた。)特に所長とカノンさんをトカゲにしてしまった写真を目にしてのことでした。

前回(=先々週放送)と今回で、カノンさんのコスプレという今までに殆ど無かったことがあったのは、夏休みで新作が暫く無いということのお詫びを先にしておこう、と解釈しておくが、ネタとしての今回は位置一つでしたね。曲の方はドラマチックでスケールが大きく、全曲を通して聴こうとするとかなり聴き応えがあるのだが、物語の方はちょっと残念でした。

来週からは、今年もやっぱりということで、夏休み状態になり、次の新作(ファイルNo.072)は9/6です。が、放送の全てがお休みになるのではなく、再放送ということになります。(8/9と16はお休みとなるが、8/2,23,30は再放送です。)で、来週はファイルNo.062のモーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の再放送です。(8/3もこれです。)また、水曜深夜のBS-hiとBS-2での放送は結構お休みとなるが、BS-hiの火曜朝の再放送枠は休まずに毎週何かが放送されるようです。ということで、全て再放送となるものの、一応、毎週何かを目にすることは出来そうです。(と言っても、筆者はこれまでの放送は全て録画してある(前回でBD-R(DL)が10枚に達し、今回の物語から11枚目にということになりました。→計算してみると、全部見ようと思ったら52時間を超えるため、不眠不休で見ても2日で終わらない...)ので、どの物語でも見たいときに見ることは可能なんですけどね...)

 

シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: フィンランド放送交響楽団,シベリウス,サラステ(ユッカ=ペッカ),カム(オッコ),ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/06/21
  • メディア: CD

シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: カム(オッコ),シベリウス,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ヘルシンキ放送交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: バーンスタイン(レナード),シベリウス,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2002/09/25
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: バーンスタイン(レナード),シベリウス,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: アシュケナージ(ウラディーミル),シベリウス,ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団,レムケ(アンドレアス)
  • 出版社/メーカー: オクタヴィアレコード
  • 発売日: 2007/08/31
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番、第7番

シベリウス:交響曲第2番、第7番

  • アーティスト: バルビローリ(ジョン),シベリウス,ハレ管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: フィラデルフィア管弦楽団,シベリウス,オーマンディ(ユージン),マシューズ
  • 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
  • 発売日: 1999/06/23
  • メディア: CD
シベリウス/交響曲第2番&ヴァイオリン協奏曲

シベリウス/交響曲第2番&ヴァイオリン協奏曲

  • アーティスト: フィラデルフィア管弦楽団,シベリウス,オーマンディ(ユージン),オイストラフ(ダヴィド)
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1997/06/21
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: シベリウス,ヤルヴィ(ネーメ),エーテボリ交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番/フィンランディア、他

シベリウス:交響曲第2番/フィンランディア、他

  • アーティスト: シベリウス,アシュケナージ(ヴラディーミル),ボストン交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: シベリウス,バーンスタイン(レナード),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: CD
シベリウス:交響曲第2番

シベリウス:交響曲第2番

  • アーティスト: シベリウス,モントゥー(ピエール),シュタイン(ホルスト),ロンドン交響楽団,スイス・ロマンド管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/04/25
  • メディア: CD
↓一応、これらも拾っておきます。
V ― DVDコレクターズBOX

V ― DVDコレクターズBOX

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
V -THE FINAL BATTLE- DISC1 [DVD]

V -THE FINAL BATTLE- DISC1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
女子大生会計士の事件簿 DVD-BOX

女子大生会計士の事件簿 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

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「不良番長」(その5) [映画(邦画)]

今回は1969年製作のシリーズ第4作について記します。本作で監督が変わった(内藤誠の監督デビュー作である。)ことで、シリーズの流が少し変わってくることになった作品としても知られている。

シリーズ第4作不良番長 送り狼
作品データを記しておくと、1969年の東映東京の作品で、時間は91分、監督は内藤誠、脚本は松本功と山本英明の2人、撮影は星島一郎、美術は藤田博、音楽は八木正生である。そして出演は、梅宮辰夫、谷隼人、菅原文太、赤座美代子、夏珠美、山城新伍、鈴木ヤスシ、春川ますみ、三原葉子、丹下キヨ子、小松政夫、団巌、長井浩二、保高重信、安部徹、沼田曜一、藤山浩二、八名信夫、木川哲也、花田達、日尾孝司、上田吉二郎、大辻伺郎、山口火奈子、小林千枝、小磯マリ、瀬尾節子、青山ジミー、木村修、南利明、大泉滉、左とん平、須賀良、深田弘、たちである。

新宿を根城とする不良グループ・カポネ団を率いる神坂はデートクラブを始めた。が、このことが引き金となって、赤線廃止以来の伝統を誇る同業者の紅バラ会と対立することになる。で、紅バラ会会長・大森あいの娘・桂子を人質にして、商売仇をゆすった神坂だったが、全く効き目はなかった。というのは、桂子はこの一帯を牛耳る関東挺心会会長・川島の女であり、川島は対立する2つのクラブを傘下に収めようと画策していたためだった。で、早速川島の圧力が神坂に迫ってくる。で、神坂はデートクラブをあっさりと廃業してサラリーマン金融に転じる。しかし、これも関東挺心会が領分を犯したとして、カントンに廃業に追い込まれる。

一方、紅バラ会の方も関東挺心会の圧力に屈し、商売替えをして、学生の暴力とストライキのために廃校寸前に追いやれらた城南短大を買収し、マンション売春をしようと理事長の江藤と話を進めていた。が、やはり関東挺心会もこの城南短大を狙っていた。大森の根回しで形勢不利と見た関東挺心会は、邪魔者でしかない大森を殺害してしまう。が、城南短大の経理課の秋山が江藤の不正を暴き、そのことを神坂が掴む。で、神坂は直ぐに動き、大森の息子・西条文男と共に江藤を脅迫して、江藤のビルを乗取った。しかし関東挺心会も、桂子を人質にしてビル譲渡契約書にサインをさせていた。神坂たちは桂子を取戻したが、ビル譲渡契約書がニセモノと知った関東挺心会は、烈火の如く怒って、カポネ団の仲間や西条を殺してしまった。生き残った神坂と少数の者たちは、殺された仲間たちの復讐のために立ち、関東挺心会に乗り込み、川島を仕留めて復讐を果たして。

物語の展開は基本的に過去3作と同じであるため、監督交代はさほど基になることはない。が、もう少しシリーズが進んで行くと、内藤監督はギャグを前に出していくことになり、本シリーズがコルディ路線にシフトしていくことになる。そのきっかけとなったのは本作である。(本作ではコメディにギア・チェンジしたという所までは言えないものの、兆しは出ている。)

ということで、特に派手なことがあったり、大きなポイントとなる部分がある訳ではないのだが、後のシリーズのことを考えると、ギア・チェンジがあるだけに、チェックしておきたい作品である。

 

不良番長 送り狼 [DVD]

不良番長 送り狼 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD


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DONALD FAGEN『MORPH THE CAT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2006年に発表された彼の3枚目のソロ・アルバムである。ソロ第1作が1982年、第2作が1993年に発表しているので、実に13年ぶりということになったアルバムである。この3作でアルバム三部作が完成することとなったが、スタートから四半世紀近くという時間を掛けての完成と言うことで、実にマタされたアルバムであった。尚、本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートでは最高位26位、イギレスでは最高位35位を記録している。(前2作と比べると、チャート成績は今一つ伸びなかった。)

収録曲は以下の全9曲である。『Morph The Cat』『H Gang』『What I Do』『Brite Nitegown』『The Great Pagoda Of Funn』『Security Joan』『The Night Belongs To Mona』『Mary Shut The Garden Door』『Morph The Cat (Reprise)』。

また、以下の3曲がボーナス・トラックとして収録されているものもリリースされている。『Rhymes』『Hank's Pad (Live)』『Viva Viva Rock 'N' Roll (Live)』。

尚、この中から『H Gang』がシングル・カットされているが、特に大きなヒットにはなっていない。

お薦め曲は、レイ・チャールズに捧げられた曲である『What I Do』、シングル曲の『H Gang』、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Morph The Cat』、7分を超える大作の『Brite Nitegown』と『The Great Pagoda Of Funn』をピックアップしておく。

24年という歳月をかけてようやく完成した三部作であるが、ファンの間での支持は高いが、評論家の間での評判は賛否が真っ二つに分かれている。(否定派の方が多いように感じますが...→ファンと評論家の間での評価が随分と違っているというのは、最近では珍しくないことでもありますが...)

ただ、余りにも長い時間がかかったことは、作品としての完成度が高いとはいうものの、待たせすぎという感じがあるとは思いますね。(クラシック音楽の場合だと、作曲家の死後の何十年後に再評価されてということもあるが、ポピュラー音楽では余りにも長すぎて...)

とは言っても、彼自身が「三部作」と発言していることからも、ようやく完成したということで、まずは聴いてみるべきアルバムである。(但し、「THE NIGHTFLY」と「KAMAKIRIAD」を聴いていない方は、そちらを聴いてからにすべきである。)「期待外れ」と言う声も結構あるようだが、'80's前半からスタートした三部作ということでは、時間が作品評を落とす要因となっているのもまた事実である。(それだけ時代の変化が早くなっていると言うことでもある。)それを思うと、とんでもないプロジェクトに幕が下りたと言うことの出来るアルバムである。

 

Morph the Cat

Morph the Cat

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Reprise / Wea
  • 発売日: 2006/03/07
  • メディア: CD

Morph the Cat (W/Dvd) (Spec)

Morph the Cat (W/Dvd) (Spec)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Reprise / Wea
  • 発売日: 2006/03/20
  • メディア: CD

モーフ・ザ・キャット

モーフ・ザ・キャット

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/03/29
  • メディア: CD

 

↓三部作のセット

Nightfly Trilogy: Nightfly / Kamakiriad / Morph Cat

Nightfly Trilogy: Nightfly / Kamakiriad / Morph Cat

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 2007/12/11
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形雷6話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第6話「お帰りなさいませ、ご主人様! ~萌え系メイドカフェ殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の2回目となる今回は、劇中の主要人物が行っていたコスプレ作品(元ネタ)から「釣りキチ三平」について、「銀河鉄道999」について、「アタックNo.1」について記すことにします。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

釣りキチ三平」:この物語では「釣りキチ三平太」として登場しているが、元ネタが分かりやすいネーミングですね。

「釣りキチ三平」は矢口高雄が1973年から1983年にかけて「週刊少年マガジン」、及び「月刊少年マガジン」に連載した釣り漫画である。(同時に週刊と月刊に連載が行われていた。)その後、TVアニメ化、実写映画化されて映像作品も生まれている。また、漫画の方は現在「平成版・釣りキチ三平」が連載中となっている。漫画の方は海外にも進出しているが、釣りをテーマにした漫画作品の中では大人気を誇っている作品である。

尚、この漫画は、「こち亀」「ドカベン」(「大甲子園」や「プロ野球編」をも含む)「あぶさん」などと同様な巻数が多い作品である。コミックは65巻まで発売になり、更に「番外編」もある。(尚、現在では「65巻」という数字はそうでもないが、連載終盤の1980年代初期では、50巻を超えているというのはスゴイ数字でした。)

魚釣りが大好きな11歳の少年三平三平(みひら・さんぺい)が主人公で、様々な釣りに挑戦していく物語である。麦藁帽子がトレードマークとなっていて、釣りの話になると目つきが変わり、様々な釣りに挑戦していく。特に「主」と呼ばれるような存在の魚がいることが分かると、それを釣り上げることに果敢に挑んでいく。釣りの腕前は超一流で、困難な釣りも実現してしまうが、ぬぬ歳の少年でもあって、人間としてはまだ未熟である。物語は、そんな三平の成長物語でもある。

漫画の中では、釣りに関しての情報も色々と記されていることから、本作と出会って釣りを始めてたという世代もいる程である。

本作がTVアニメとなったのは1980年のことであって、全109話が2年3ヶ月(=9クール)かけて放送された。(フジテレビでの放送でした。)その後、OVA作品も製作され、2009年には実写で映画化されたのは記憶に新しい所である。

実写版の作品データを記しておくと、時間は118分、原作は矢口高雄、監督は滝田洋二郎、脚本は古沢良太、撮影は葛西誉仁、美術は小川富美夫、音楽は海田庄吾である。出演は、三平を演じたのは須賀健太であって、それ以外の出演者としては、塚本高史、香椎由宇、土屋太鳳、小宮孝泰、志村東吾、安居剣一郎、平賀雅臣、中西良太、片桐竜次、螢雪次朗、萩原聖人、渡瀬恒彦、たちである。

特に、この作品は、滝田監督が「おくりびと」でアカデミー外国語映画賞を受賞したことで、違った意味で注目されることになったのたが、原作漫画のファンや釣り好きの間では非常に評判が悪いことになってしまった作品として有名になってしまった。(映画としては失敗作になってしまった。)

銀河鉄道999」:松本零士が1977年から1981年にかけて「少年キング」で連載したSF漫画である。その後、TVアニメ化、劇場版映画(アニメ)が制作されて、「銀鉄」または「999」として大ブームとなった人気作品である。

銀河系の各惑星が銀河鉄道と呼ばれる宇宙空間を走る列車で往来することが実現した未来社会を舞台にしたSF作品で、裕福な人々は機械の体を手に入れて永遠の命を得て暮らしており、貧しい者たちは機械人たちに迫害を受けるという社会で、少年・星野鉄郎は母と共にメトロポリスに向かい、機械の体をただでくれるという星に行くため、銀河鉄道のパスを働いて購入しようとする。が、メトロポリスに向かう途中で、鉄郎の母は機械伯爵の人間狩りの犠牲になってしまう。ひとり生き残った鉄郎は、メーテルという謎の美女から一緒に旅をすることを条件に、銀河鉄道のパスをもらい、銀河超特急999号に乗って地球から旅立って行く。その鉄郎少年が行く先々の星で様々な体験をして成長していく物語である。

この物語で見られたコスプレはそのメーテルであったが、メーテルはコスプレされることの多いキャラクターである。

アニメ作品は1978年から1981年の約2年半にわたって、全114話(総集編の1話を含む)にかけて、フジテレビで放送された。(それ以外に、TVシリーズでの特定の物語をベースにしたものをスペシャルとして、合計3回のスペシャルが放送されている。)中には3話(前中後編)となった物語や前後編となった物語もあるが、基本は1話完結の物語である。旅を続けていく途中の星での物語の連続となっている。

また、劇場アニメ作品はTVアニメ放送時から決定していたことであって、1979年8月に劇場版第一弾の「銀河鉄道999」が、そして1981年8月(TVシリーズ終了後である)には第二弾の「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」が劇場公開されている。特に、第1作の方は、1979年の劇場公開された邦画の中で、配給収入1位となり、アニメの劇場作品としては初めての快挙となり、世の中のアニメ・ブームは更に盛り上がっていくことになった。

アタックNo.1」:浦野千賀子が1968年から1970年の丸3年にわたって「週刊マーガレット」で連載したバレーボールのスポ根漫画である。「サインはV」と共にバレーボールを扱った漫画の代表作として知られている。また、1964年の東京オリンピックでの女子バレーの金メダルを獲得した東洋の魔女の活躍以後、バレーボールのブームがやってくることになったが、この作品は「サインはV」と共にそのブームを支える人気作品となった。尚、1976年から1977年には、続編となる「新アタックNo.1」が連載されたが、これについては余り知られていない。(社会人になっての物語である。)

主人公は鮎原こずえで、富士見学園中等部に転校してきて、不良グループを率いてバレーボール部に挑戦する。で実力が認められてキャプテンとして迎えられた鮎原の青春物語として、中学、高校、そして全日本に選ばれ、そこでの活躍を描いた物語である。

アニメ化は1969年から1971年にかけて、丸2年で全104話がフジテレビで放送された。尚、最初、主題歌は鮎原こずえの声を担当した小鳩くるみであったが、大杉久美子に変更されたが、これは大杉久美子のアニソン・シンガーとしてのデビュー曲としても知られている。

また、劇場作品としては、東宝チャンピオンまつりの位置番組として、合計4回にわたり、TV放送されたエピソードのブラッシュアップ版が公開されている。

この物語で出てきたコスプレは、この物語で全日本女子チームの監督の猪熊監督であり、選手たちを徹底的にしごく鬼監督で、スポ根作品の本作の名物監督でもあった。

その後、2005年4月期にテレビ朝日で実写ドラマ化されている。(上戸彩の主演でした。)

尚、今回の「銭形雷」では他にも様々なパロディのコスプレが登場しているが、容疑者となった3人の人物は、全てフジテレビでアニメとして放送された漫画作品の登場人物だったという共通点がある。しかも、その3作は多少の差はあるものの、放送回数が100話強という共通点と、劇場作品があるというのも共通している。ちなみに、被害者となった城星ナーミの元ネタ(これに関しては次回に記す予定です。)の方もフジテレビでの放送だったということで、今回の物語の主な元ネタはフジテレビと言うことになっていた。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

釣りキチ三平 DVD-BOX 1

釣りキチ三平 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD
釣りキチ三平 DVD-BOX 2

釣りキチ三平 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD

釣りキチ三平 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD
釣りキチ三平[DVD]

釣りキチ三平[DVD]

  • 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
  • メディア: DVD
釣りキチ三平(1) (講談社漫画文庫)

釣りキチ三平(1) (講談社漫画文庫)

  • 作者: 矢口 高雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/07/12
  • メディア: 文庫
釣りキチ三平 平成版(1)地底湖のキノシリマス (KCDX (1533))

釣りキチ三平 平成版(1)地底湖のキノシリマス (KCDX (1533))

  • 作者: 矢口 高雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/04/15
  • メディア: コミック
銀河鉄道999 劇場版Blu-ray Disc Box

銀河鉄道999 劇場版Blu-ray Disc Box

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: Blu-ray
銀河鉄道999 COMPLETE DVD-BOX 1 「永遠への旅立ち」

銀河鉄道999 COMPLETE DVD-BOX 1 「永遠への旅立ち」

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • メディア: DVD
銀河鉄道999 COMPLETE DVD-BOX 2「真紅の女海賊」

銀河鉄道999 COMPLETE DVD-BOX 2「真紅の女海賊」

  • 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
  • メディア: DVD
銀河鉄道999 COMPLETE DVD-BOX 3「ワルキューレの魔女」

銀河鉄道999 COMPLETE DVD-BOX 3「ワルキューレの魔女」

  • 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
  • メディア: DVD
銀河鉄道999 12冊セット

銀河鉄道999 12冊セット

  • 作者: 松本零士
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 文庫
銀河鉄道999 6冊セット 13巻~18巻

銀河鉄道999 6冊セット 13巻~18巻

  • 作者: 松本零士
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 文庫
銀河鉄道999 (1) (少年画報社文庫)

銀河鉄道999 (1) (少年画報社文庫)

  • 作者: 松本 零士
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 1994/05
  • メディア: 文庫
銀河鉄道999 PERFECT BOOK―TV版アニメ全113話+SP3話すべてを徹底解析 (別冊宝島 (708))

銀河鉄道999 PERFECT BOOK―TV版アニメ全113話+SP3話すべてを徹底解析 (別冊宝島 (708))

  • 作者: 松本 零士
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本
アタックNo.1 DVD-BOX

アタックNo.1 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
アタックNo.1 全7巻・全巻セット

アタックNo.1 全7巻・全巻セット

  • 作者: 浦野 千賀子
  • 出版社/メーカー: ホーム社
  • 発売日: 2005/03/15
  • メディア: 文庫

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とみたゆう子『PORTRAIT』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1985年にリリースされた彼女のベストアルバムである。尚、リリース闘志をの本アルバムはは、LP+EPという変形の2枚組ということになっていて、EPの方に後ろの2曲のライヴ・バージョンが収録されていた。(→現在ではこういうのを「ボーナス・トラック」と言うが、「ボーナス・EP」とでも言ったようなものとなっていました。)「とびっきりのミルキーボイス」というキャッチフレーズで、アイドル的な要素も持っていたシンガー・ソングライターである彼女は、その歌声と、扇子理誉差が評価されで、将来を期待されたシンガー・ソングライターであったが、1986年に交通事故に遭って長期の休養をせざるを得なくなったこともあって悲運のシンガーでもある。特に、デビューしてから一つのまとめという形で本アルバム(ベスト・アルバム)を発表してからま事故だっただけに、本アルバムが皮肉にも一つの集大成になってしまったのが残念な所であった。(復帰後、数枚のアルバムをリリースしているが、小さくなってしまったのが残念でした。)それだけに、本アルバムは彼女のベスト・トラックが集まっていて、構成もなかなか考えられている。

収録曲は以下の全13曲である。『セプテンバー・ガール』『海のキャトルセゾン』『振り向いた夏』『Funny Lady』『カシオペアのふたり』『Secret Lips』『VACATION』『シベールの日曜日(Time)』『愁雨』『オルフェの涙』『とどけ愛(インストゥルメンタル)』『Dance Dance Dance(ライブ)』『とどけ愛(ライブ)』。

選曲はシングルとしてリリースされたものに拘らずに彼女らしさが出ている曲が選ばれているだけに、彼女の魅力が詰まった構成となっている。ただ、2nd.シングルの『Bobby』が抜けているのが残念な所なんですが...

お薦め曲は、彼女のデビュー曲でもある『セプテンバー・ガール』、秀逸のバラード・ナンバーである『海のキャトルセゾン』『シベールの日曜日(Time)』『愁雨』、シンセサイザーを上手く使っている『カシオペアのふたり』、そして彼女のパワフルな所と繊細さを感じ取れる『Dance Dance Dance(ライブ)』と『とどけ愛(ライブ)』のライヴ・テイクをピックアップしておく。

LPではA面5曲の半分以上が「海」をテーマにしていて、この部分は夏になると聴きたくなる曲が集まっている。そして後半(LPではB面の6曲の部分)になると、大人の雰囲気とヨーロピアン・テイストのお洒落な構成は秀逸である。そしてブリッジのようにインスト・バージョンの『とどけ愛』が雰囲気を作り、CDでは一気にライヴ収録に突入というのも気持ちのいいところである。(LP/EPでは、ライヴは1曲ずつEPへの収録となっていたため、連続して聴くことが出来るというのはCDの嬉しい所である。)

'80'sの女性シンガーソングライターということでは、沢田聖子の存在が大きいが、彼女は沢田聖子と同じレーベルであり、アイドル的な部分では引けを取らなかっただけに、大きくブレイクしなかったのが残念な所である。曲の方は、海に対する拘りと、お洒落な独特のセンスが'80'sのポップなメロディとマッチしていて、芸術的な所があっただけに、'80'sサウンドを聴く上ではチェックしておきたい所である。それにしても、「あの事故がなかったら」とつくづく思ってしまう美人シンガーソングライターである。

 

PORTRAIT

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン株式会社
  • 発売日: 2002/11/21
  • メディア: CD


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