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メジャー(6th.)#17 [アニメ]

ここのところ、吾郎が優等生になっていたことから、本作の魅力が失せていた凡作となっていたが、今回は久しぶりに吾郎のキャラが出ていた物語となり、しかも6th.の隠れテーマである「マスゴミ」に関する描写があったので、楽しめる内容でした。→やはり吾郎は破天荒なキャラを出していないと面白くないですからね。

優勝のチャンスがあるホーネッツ。が、オーナーの頭は「優勝」よりも「商売」でった。で、吾郎を日本のCMに登場させると言うことを考えた。で、そのことを吾郎に告げる。が、吾郎は優勝争いをしている大事なときにそんなことではない、として拒否したしまった。で、オーナーの命令を受けて、クライアントが頭を使い、ある女性が起用された。彼女は様々な資格を持っていて、トレーニングコーチとして吾郎に近づいてくる。が、吾郎はCMの話は拒否する。

登板ではしっかりと答えを出して完封勝ちをおさめる吾郎。が女は吾郎にまとわりつき、トレーニングの指導をして成果を上げていく。吾郎は調子が良く、成績を上げていくことで、CMの話は別として、彼女を信頼していくことになる。

結局、彼女の熱意に応えると言うことで、CM出演をOKした吾郎だった。が、撮影内容を流具って出演拒否など、簡単にいかないのか吾郎であった。結局、彼女が間に入り、CM撮影は行われた。

まあ、ホーネッツのオーナーの商売最優先という考えは、ある部分では当然のことであるが、吾郎の言い分もまた正論である。こういうぶつかり合うというのは、これまでの吾郎は何度も経験しているだけに、「またか」ということにもなるのだが、これがあるからこそ吾郎である。結局は「大人の事情」という言葉で片付けられてしまうことになるが、夢を提供するという大リーガーもたいへんだ、ということでまとめて、ラストにここのところ完全に無視されている薫がTVで吾郎が出演したCMを目にするというように持っていって、最後はギャグで締めたのが残念でした。

残りもあと8話であるが、今回のように面白くなる部分が今後も出ると良いのだが、はたしてその期待に応えてくれるのでしょうか?(原作漫画の方も、この辺りになるとネタ切れで何とか繋いでいるだけとなっているだけに、大きな期待し持たないことにしていますが...)

 

↓一応拾っておきますが...

MAJOR(メジャー) 71 (少年サンデーコミックス)

MAJOR(メジャー) 71 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/02/18
  • メディア: コミック

MAJOR(メジャー) 72 (少年サンデーコミックス)

MAJOR(メジャー) 72 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/06/18
  • メディア: コミック
MAJOR(メジャー) 76 (少年サンデーコミックス)

MAJOR(メジャー) 76 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/05/18
  • メディア: コミック

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スターウォーズ・クローンウォーズ(2nd.)#20 [アニメ]

まずはソフト化のニュースから。予想されていたことではあるが、シーズン2のBD/DVD-BOXのリリースが10/27(11月になると思っていただけに、一ヶ月ほど早かったですね。)ということになりましたね。ただ、シーズン1の時よりも値段が下がっているということは、色んなおまけが付いていないような予感がします。

日曜の定時枠よりも先行して最後まで放送されてしまった2nd.シーズンの物語の最終三部作の最初の物語となるこの回は、ボバ・フェットのメイス・ウィンドゥに対する復讐劇である。映画EP2で、ボバの父・ジャンゴがメイスに敗れて首をはねられた所を目にしていたボバであるだけに、時間軸上ではEP2とEP3の間を埋める物語となる本作の本領発揮という物語である。ただ、3話もかれて描く物語なのか?という気もしますが...(前後編ぐらいで良いような気もするのだが...)

クローン少年団が実習と言うことでジェダイ・クルーザーにやってくる。その中には「ラッキー」と名乗る新顔の少年がいたが、彼こそ、ボバ・フェットだった。また、ジェダイ・クルーザーにはメイス・ウィンドゥとアナキンが乗っていた。

説明を受けて、見学と訓練が行われる。その中での射撃訓練では、他のクローン少年たちは的を外すだけだったが、ラッキーは簡単に仕留め、更には3機編隊をもした訓練も見事に命中させた。

そんな一同が移動する際、ラッキーはこっそりと抜け出し、仲間と無線で連絡し、データを受け取るとメイスの部屋に向かい、爆弾を仕掛けるのに成功し、しかも元の少年団の隊に戻った。

メイスは自室にやってきたが、アナキンが呼んでいるというクローン兵の言葉で自室に入らず、クローン兵に、部屋に置いておいてくれと言って渡した物があって、クローン兵が部屋に入ると、センサーが反応して爆発が起こった。メイスは難を逃れたが、クローン兵は死亡した。

クルーザーの中に暗殺者がいるということで、警戒態勢が厳しくなる。ラッキーはメイスが生きていることを知ると、またも少年団から抜け出し、仲間と連絡する。で、クルーザーの反応炉の破壊作戦を実行することになり、そちらに向かうボバ。クローン兵に見つかるが、「迷った」と言って油断させると、反撃に出て、クローン兵を倒し、反応炉を破壊した。

このままではクルーザーが危ないということで、少年団は救命ポットで脱出することになり、ボバは少年団の中に戻り、救命ポットでクルーザーから脱出した。が、ボバはクルーザーから離れる最にちょっとしたことをしたため、ボバの乗ったポットだけが他の救命ポットから離脱してしまった。

一方、アナキンやメイスたちはクルーザーを捨てることを命じるが、提督だけはそれを拒否する。何だかんだでクルーザーを捨てて脱出したアナキンは、1台の救命ポットが行方不明になったことで、その捜索に向かった。

結局、ボバは救命ポットから脱出し、仲間たちの元に向かうが、自分たちと同じクローン少年の中に裏切り者がいたことを知ったクローン少年たちはショックを受けていた。

メイスとボバの因縁に絡めた物語ということで、ボバが父・ジャンゴの復讐をしようという物語。が、子供一人で簡単にできることではなく、バックに仲間(分離主義勢力)がいて、じっくりと練られた作戦を実行することになり、その手順がじっくりと描かれている。また、クローン兵にしては、クローン少年は自分の兄弟であり、しかも将来の戦友になる存在であるだけに、全く疑うことをしないということで、計画が上手く進んでいく。→このような「盲点を突いた計画」というのは見事である。

結果的に、メイスは難を逃れたが、ジェダイと言えども警備の点では問題となる所があったということを、高い授業料を払って知ったと考えればいいんでしょうかね...

で、この物語は次へと続きます。(が、最初に見た時は、1話で締めて、更なる続きはシーズン3かな?というように思えたのですが...)

この物語はEP2とEP3の間を埋める物語という本作のポジションを考えると、正に内容を補充する物語になっただけに、まあよかったということで...

 

↓2nd.はこちらてす。(予約出来ます。)

↓1st.はこちら

↓今回からの主役はこの人

スター・ウォーズ クローン・ウォーズ ベーシックフィギュア メイス・ウィンドゥ

スター・ウォーズ クローン・ウォーズ ベーシックフィギュア メイス・ウィンドゥ

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

STAR WARS ベーシック フィギュア メイス・ウィンドゥ

STAR WARS ベーシック フィギュア メイス・ウィンドゥ

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
STAR WARS フォースバトル フィギュア メイス・ウィンドゥ

STAR WARS フォースバトル フィギュア メイス・ウィンドゥ

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

↓そしてこのキャラ

スター・ウォーズ 1/7 ボバ・フェット (完成品)

スター・ウォーズ 1/7 ボバ・フェット (完成品)

  • 出版社/メーカー: 壽屋
  • メディア: おもちゃ&ホビー

スター・ウォーズ ボバ・フェット

スター・ウォーズ ボバ・フェット

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー
Wacky Wobbler - Star Wars: Boba Fett

Wacky Wobbler - Star Wars: Boba Fett

  • 出版社/メーカー: ファンコ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
スター・ウォーズ チャビー シリーズ2 ジャンゴ・フェット&ボバ・フェット

スター・ウォーズ チャビー シリーズ2 ジャンゴ・フェット&ボバ・フェット

  • 出版社/メーカー: ホットトイズ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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MM-9 #3(補追・BS-TBS版)+α [BS-TBS(BS-i)関連]

3日前のMBSの放送ではiアプリに関するお知らせの字幕が出たことで、それが出ないBS-TBSの放送はやはり必要ですね。が、BS-TBSの放送はOPのところに「キングレコード」のロゴが出るということで、MBS版にはそれが無いだけに、余計な字幕の無いものを得るには両者が必要です。(まあ、いずれリリースされるDVD(BD)ソフトを待てば、放送局ロゴの無いものが得られますが...)

本作は製作委員会の形を取っているものの、MBSの製作であり、地上波は遅れて放送している地域もあるものの、関西ローカルである。BS-TBSでの放送はそれを全国一律放送にするということで大いにメリットがあるが、MBSでの余計な字幕を考えると、それ以外でのメリットもあるので、非常に有益ですね。

ただ、BS-TBSが放送するのなら、「古代少女ドグちゃん」や「アザミ嬢のララバイ」も放送して貰いたいところですね。(「あり得ない」という失敗作はどっちでも良い...)→ここのところ舞台に傾倒している丹羽Pのお陰で新作ドラマの製作が途絶えているが、それを埋めるのにピッタリのドラマをMBSが制作してくれている...

「+α」は、やはり「ベストドラマ100」についてです。先週は野球中継でお休みとなったが、5/1スタートだったことで最初の3ヶ月は14週あるのだが、1週飛ばして13本として、「1クール=13本」というように整えたと考えれば良いというところですね。が、過去の資産を使った再放送であるだけに、そういうことをする必要はないと思いますが...(流石に「ベストドラマ100」の再放送はしないでしょう...そもそも放送されるドラマは再放送なんだし...)

今回は「恋日・1st.」から「ダイアリー」だったが、これは1つの脚本を別の役者と演出によって2つの異なる物語にしたという実験作品である。同じ脚本を使っているのに、1本はシリアス劇、もう1本はコメディ仕立てとなっているのだが、出演している役者の雰囲気が大きく影響していますね。特にコメディ仕立ての方は佐藤二朗さんだから、それだけでコメディになると予感させている...それにしても「恋日」の1st.では本当に傑作が多いですね。

で、来週は「恋する日曜日・ニュータイプ」となっている。「恋日・ニュータイプ」は南沢奈央のデビュー作品であるだけに、いずれ取り上げられると思っていたが、予想以上に早い登場ですね。(2006/10~12放送でした。)「恋日」の名前があるが、「恋日」としては第4弾(第1、第2、文學の唄に続いてということになる。)の作品であり、現時点での「ベストドラマ100」は「恋日・1st.」の途中ですからね...→残りの「恋日・1st.」からとチョイスするとなると、「そして僕は、途方に暮れる」や「南Q太」原作の3本(「丘をこえて」「ゆらゆら」「猫」)があるだけに、そちらが先だと思うのですがね...しかも傑作「終章」も未放送だし...

尚、8月の「ベストドラマ100」は、4週ともお休みとはならずに放送される予定のようですね。

 

MM9 (創元SF文庫 )

MM9 (創元SF文庫 )

  • 作者: 山本 弘
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2010/06/20
  • メディア: 文庫

MM9

MM9

  • 作者: 山本 弘
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本

↓「ダイアリー」は未収録ですが...

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD


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ケータイ刑事銭形泪33話(2nd.20話)[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第20話(通算では第33話)「赤坂の中心で、愛を叫ぶ! ~時効直前!赤坂超美人ホステス殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、この物語は時効直前のこれだったということで「未解決事件」について、この物語では大活躍となった備品である「ホワイト・ボード」について、そしてちゃんがいつも自慢しているが、今回は色々と笑わせてくれることになった「IQ」について記します。尚、「IQ」については「・33話(2nd.20話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/9/24、26、27、30、10/1、3、4、6日付けで記しています。)

未解決事件」:事件が解決していない事件、則ち、被疑者が検挙されていない事件、または被疑者が分からない事件のことである。

解決していないということでは、発生したばかりの事件もこれに含まれることになり、時効が成立した事件もこれに含まれることになる。しかし、一般には時効になった事件は捜査が行き詰まった状態になって解決できなかったものであることから「迷宮入り」と呼ばれることが多い。(「迷宮入り事件」は未解決事件であって、解決したら「迷宮入り」とは言わない。)

尚、事件が解決したというのは、基本的に被疑者が逮捕された時点で解決したとされるため、被疑者が特定できて、手配も行われたが、犯人が逃走していて逮捕されていない事件もこれに含まれることになる。また、時効が成立した事件では、犯人が指名手配もされたが、そのまま時効成立まで逃走を続けて時効が成立した事件も、犯人が特定出来ずに公訴時効が成立してしまった事件(=「迷宮入り事件」)も「未解決事件」になるのは言うまでも無い。

また、未解決事件(時効が成立した事件も含む)の中には、実際は事件ではなくて偶然の事故によるものも含まれていると言われている。

この物語での「未解決事件」は迷宮入りして公訴時効の成立が直前に迫っている事件である。尚、現在では刑事訴訟法の法改正が行われているため、この物語の状況は大きく変わることになる。この物語の本放送は2004/8/15であって、劇中での事件発生日は1989/8/28であった。当時の法律では公訴時効は15年であったため、2004/8/28ということになるが、2004年のの法改正(施行は2005/1/1である。)では時効成立が15年から25年に延長された。しかし、法の不遡及の原則が適用されたため、2005/1/1以降に発生した事件に適用されて、それ以前の事件の時効は15年のままであった。更に、2010/4/27に公布・施行された改正刑事訴訟法では、「人を死亡させた罪であって死刑に当たる罪」の場合は「公訴時効無し」となった。しかも、これは改正法の施行日(2010/4/27)までに公訴時効が成立していない全ての事件に適用されることとなった。

尚、この物語の事件は「殺人罪」であるため、罪の種類としては「死刑に当たる罪」であるため、現在の法律では公訴時効は成立しないので、この物語はあり得ない物語ということになる。(尚、この事件の罪は「死刑に当たる罪」に該当するが、起訴後の裁判で「死刑判決」とはならない可能性はあるが、それは裁判で判断されることである。)

ホワイト・ボード」:英語の「White Board」から来ているため「白板」と呼ばれることもある。水性のフェルトペンを用いて文字などを書き留めるボードのことである。後から布で拭くことで、書いた文字を消すことが可能である。

元々はちょっとした掲示板のようなものとして登場したが、次第に大きなサイズのものが登場し、現在では黒板に取って代わるようになり、広く使われる用になった。黒板は白墨(チョーク)を使って文字や絵を書くため、書く場合に手が汚れる拭き取った際の粉が健康被害を与える可能性があるということで、その問題を解決するものとして利用が広がっている。特に、水性ペンを使うため、手が汚れることが無く、また、粉を出すことがない。また、ボード自体は鉄板をベースにしているため、黒板と同様に磁石がくっつくため、黒板と同様の使い方が出来る。そして、黒板とは逆にバックが白地であることも紙書類を見るのと同様になるため、ビジネス・シーンでも歓迎されている。

また、「電子黒板」と呼ばれるものは、「ホワイトボード」の使い勝手を更に良くしたものであって、シート状の盤面上に記した文字や絵をプリントアウトすることが出来るものである。(乱暴に言うと、スキャナーとプリンターとホワイトボードが一体になったものである。)特にビジネス・シーンでは、会議の際の議事録として、簡単に記録を書類として残すことが出来るということで歓迎され、広く普及することになった。(コンピューターが当たり前のようにオフィスに普及する前に浸透した。)現在では、更にコンピュータと接続してネットワーク機能を持ったホワイトボードまで登場している。

尚、ホワイトボードが登場したのは1980年代になってからであるが、当初はオフィスでの普及が中心であった。これが広く普及するようになったのは1990年代後半になってからであるが、21世紀になってからはコンピュータとのリンクが当たり前のようになっている。→歴史的には比較的新しいものであって、「黒板」の進化したものと言うことが出来る。

IQ」:アルファベット2文字ということで、略号ととて使われている言葉であるので、いくつかの意味がある。この物語での意味もこれであるが、一般的には「知能指数」という意味で使われている。それ以外では、イラクの国名コードがこれであるため、「イラク」という国のことでもある。(但し、「IRQ」という3文字で記す場合もある。)数学(情報理論)の世界では「データ圧縮における逆量子化」という意味がある。更に、「Import Quota」の略としてのIQは輸入管理の一つであって、輸入する物の総量を決定し、その範囲内で輸入を行うようにする制度のことである。また、会社の名前が「IQ」であったり、音楽の世界では「IQ」という名前のバンドが存在する。というように、それぞれの専門分野の関係者であったり、貨車に勤務している方であれば、そちらの方を先に思い浮かべることになろうが、世間一般では、「IQ」と言うと「知能指数」のことを指しているのが現状である。

で、その「知能指数」は英語では「Intelligence Quotient」と言って、この頭文字から「IQ」と呼ばれている。尚、ドイツ語では「Intelligenzquotient」、フランス語では「Quotient intellectuel」、イタリア語では「Quoziente d'intelligenza」、スペイン語では「Coeficiente intelectual」、ポルトガル語では「Quociente de inteligência」、オランダ語では「Intelligentiemeting」と言うが、これらの言葉では略しても「IQ」とはならないのだが、英語での略である「IQ」が通用するため、世界中で「IQ」と言うことで通じる。

知能指数は知能検査の結果を表す数値であって、「生活年齢と精神(知能)年齢の比」を基準としたものである。算式は、『「精神年齢」÷「生活年齢」×100 』である。

また、平均値は100である。→柴田太郎さんのIQは100ということがこの物語で語られていることから、柴田さんは実に平均的な知能指数の持主ということになる。また、ちゃん、高村さん、柴田さんの3人の合計が300というのは、「平均値×3人」ということから考えると、実に妥当な所である。が、高村さんの知能指数を「300-180-100=20」として算出するのはちょっと違っていますね。

尚、普通の結果から算出される数値は、最高値で160程度、最低値で40ぐらいである。このことから、IQ180の銭形姉妹は非常に高い値を持っていると言うことになる。尚、50~70だと「軽度知的障害」、35~50だと「中度知的障害」、20~35は「重度知的障害」とされている。→これを考えると、この物語の中でIQ20とされた高村さんの立場は一体どういうことになるのやら...

算式から分かることであるが、IQは年齢によって左右されるものであるため、例え同じ数値であっても年齢が異なると同じ知能とは言うことが出来ない。例えば、5歳の子供のIQ200と、10歳の子供のIQ100は、数値で見ると大きな差があるように思えるが、実はこれは同じ知能とされている。→IQ180の銭形姉妹であるが、実は年齢差がある。「ケータイ刑事」の時に17歳だった、命は16歳のよりも少しだけ知能が高いことになり、13歳のちゃんの知能が一番低いということになる。(17歳組の5人と同じ知能ということになるには、ちゃんはIQ191、ちゃんはIQ235とならなければならない。)このことがあるのかは定かではないが、本家姉妹ではでは就任時の年齢差があったが、一応は同じ知能にしようという意図があったのか、分家姉妹(7代目までの3人)では17歳の時に務めているのでしょうか...???

尚、算式から同じ知能であっても年齢が上がっていく程IQは下がっていくことになるが、人間は日々学習をして知能を高めていくことになるのが普通であるため、突然IQが下がるということはまずはあり得ないこととされている。(徐々に下がっていく傾向にあることだけは確かのようですが...)

数学的な統計を取ると、IQの平均値は100(=IQ100)であって、標準偏差は約15である。また、数学的にIQの分布は正規分布となることが分かっている。そのため、68%の人はIQ85~IQ115の範囲に収まることになり、95%の人がIQ70~IQ130の間に入り、99.7%の人(1000人いたら997人)がIQ55~IQ145の中に含まれることになる。また、IQ180は「平均値+5σ」を超えることになるので、数百万人以上に1人というような希少な存在確率となる。これを考えると四姉妹、更には分家四姉妹も全員がIQ180という銭形姉妹の存在の方が異常と言って良いでしょうね...(そもそも、IQが160以上、または40以下というのは、現在の知能テストに於いてはあり得ない数値である。)→IQ200、IQ300というようなインフレIQの持主という人物が登場する物語が他にあることを考えると、IQ180という銭形姉妹が登場する「ケータイ刑事」の数字は、まだまだ可愛いものである、ということが出来る。(より現実味を持たせるのなら、IQ160にしておけば良かったということになるのかしら...???)

とは言っても、IQは知能を表す一つの指標であって、これが万能というものではない、と注意しておきます。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

戦後未解決事件史―犯行の全貌と「真犯人X」 (宝島社文庫)

戦後未解決事件史―犯行の全貌と「真犯人X」 (宝島社文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫

【昭和・平成】 9大未解決事件の真犯人! (宝島SUGOI文庫)

【昭和・平成】 9大未解決事件の真犯人! (宝島SUGOI文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2009/05/09
  • メディア: 文庫

消えた殺人者たち―あの“未解決事件”の真犯人はここにいる! (ナックルズBOOKS)

消えた殺人者たち―あの“未解決事件”の真犯人はここにいる! (ナックルズBOOKS)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ミリオン出版
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本

迷宮入り!?未解決殺人事件の真相―真犯人たちは、いまどこにいるのか? (別冊宝島Real (053))

迷宮入り!?未解決殺人事件の真相―真犯人たちは、いまどこにいるのか? (別冊宝島Real (053))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本

戦後未解決事件史 (別冊宝島)

戦後未解決事件史 (別冊宝島)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2005/08/02
  • メディア: ムック

知能指数 (講談社現代新書)

知能指数 (講談社現代新書)

  • 作者: 佐藤 達哉
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: 新書

IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実

IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実

  • 作者: 村上 宣寛
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2007/08/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓いくつか

アルミフレームホワイトボード 600x450mm WBJ-6045

アルミフレームホワイトボード 600x450mm WBJ-6045

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: オフィス用品

ウッドホワイトボード 900X600 ナチュラル木目

ウッドホワイトボード 900X600 ナチュラル木目

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

レイメイ ホワイトボード・600×450 LNW284

レイメイ ホワイトボード・600×450 LNW284

  • 出版社/メーカー: レイメイ
  • メディア: オフィス用品

ホワイトボード 両面

ホワイトボード 両面

  • 出版社/メーカー: 株式会社ケイズプランニング
  • メディア:

メニューボード ホワイトボードタイプ Sサイズ ナチュラル木目

メニューボード ホワイトボードタイプ Sサイズ ナチュラル木目

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ソフトホワイトボード マグネット付 Lサイズ ブルー

ソフトホワイトボード マグネット付 Lサイズ ブルー

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ホワイトボード(脚付き)

ホワイトボード(脚付き)

  • 出版社/メーカー: MonotaRO
  • メディア:


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「ROBBERY」 [映画(洋画)]

表題の作品は1967年のイギリス映画「大列車強盗団」である。この作品は、1963年8月8日にイギリス・ロンドン近郊で実際に起こった列車強盗事件を映画化した作品である。日本円に換算すると30億円弱(当時のレートで約26億円)にも達するという巨額の強盗事件として知られるこの事件を映画化した作品としては、同年の西ドイツ映画の「史上最大の列車強盗」もあるが、本作は事件の起こったお膝元のイギリス映画である。尚、本作のアクション・シーンの演出が評価されて、P・イエーツ監督は翌年のアメリカ映画「ブリット」(S・マックイーン主演)の監督に抜擢されることになった。

作品データを記しておくと、時間は114分、監督はピーター・イエーツ、脚本はエドワード・ボイド、ピーター・イエーツ、マーク・スタインの3人、撮影はダグラス・スローカム、音楽はジョニー・キーティングである。そして出演は、スタンリー・ベイカー、ジョアンナ・ペティット、ジェームズ・ブース、バリー・フォスター、フランク・フィンレイ、たちである。

ロンドンの目抜き通りで、宝石商の男が事故を起こし、救急車がやってきて、宝石商を連れ去った。よくある光景と思われたが、この救急車は実はニセモノであって、ダイヤを狙ったギャングの車だった。ということで、ロンドン警視庁のラングドン警部は捜査に乗り出した。警部は、自動車修理工のジャックが犯人と睨んだが、証拠と言えるものはない。実際、この犯人はジャックとその仲間たちであったが、証拠がないために手を出せない警部。が、ジャックの影菜はポールという男がいて、ポールはグラスゴーからロンドンに列車ではこじれる大金の強奪を計画していて、その資金を作るために行ったものだった。

ポールは周到な計画を立て、じっくりと計画を練って仲間を加えていき、汽車の運転士、電気技師も仲間に入れていた。ただ、盗んだ金は海外で分配するとしていたが、一部の仲間が、直ぐに分け前を欲しいと反対し、強奪直後に隠れ家で分配金を配ることにして、いよいよ実行されることになった。

15人の仲間たちは計画通りに進めていく。まずは電気技師によって信号を切り替えたことで、列車は停車し、列車から大金が積まれた郵便車だけが切り離され、従業員を縛り上げ、金の入った袋をトラックに積み替え、隠れ家に逃げ込んだ。計画は成功し、300万ポンド以上もの大金が強奪されてしまった。一味は隠れ家で金を分配し、何語もなかったように普段の生活に戻る。一方、警察は総力を上げて犯人を逮捕しようと捜査を行うが、手掛かり一つすら掴むことが出来ないでいた。が、事件はあっけないところから急展開を見せることになった。15人の仲間の1人が怖じ気づき、分配金を持って海外に逃亡しようとしたが、そのことから足がついてしまい、位置も歯あえなく御用となって事件は解決したのだった。

「実話は小説よりも奇なり」という言葉があるが、本作は正にそういう言葉がピッタリという展開の物語である。用意周到で計画を立て、そして計画通りに事を起こし、現金強奪はまんまと成功する。しかも手掛かりを残していないため、警察の手は迫ってこない。が、それが意外なところから崩れてしまうのだから、展開としたら面白いものである。ただ、物語としたら、ちょっと都合が良すぎるように感じてしまうのもまた事実である。(が、神様は見ているということでしょう...)

物語の前半は、大きな計画をじっくりと進めていくという準備段階であるのだか、色々と見せ場がある。そしてメインの列車強盗を行う辺りまではしっかりと作られている。が、事件の後、隠れ家に戻ってからが今一つつまらないのだが、これは仕方のない所ですかね...(極端な話、犯人は何もしないでそのまま目立つ行動をしなければよいのだが、そういう地味なことをしていると物語としてはつまらないものになるだけである。逆に、物語として盛り上がるような派手なことをする、警察のマークが厳しくなって逮捕への道を突き進んでいくだけになる、という物語と現実では相反するところがありますからね...)

それにしても、本作で描かれている事件は1963年に起こったものであるが、それから半世紀近くが流れた現在では、よりセキュリティも厳しくなり、警察の科学捜査の技術も進化している。また、防犯の点からも色々と改善が行われている。ある意味では古き良き時代のお伽噺だったという感じがする現実に起こった事件を描いた物語でした。

 

↓DVD化されていません。

大列車強盗団【字幕版】 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • メディア: VHS

 

↓P・イエーツ監督はこれに繋がる出世作となりました。

ブリット [DVD]

ブリット [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


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DONNY OSMOND『EYES DON'T LIE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1990年に発表された彼の復帰第2作目となるアルバムである。(一応、トータルでは12枚目のスタジオ・アルバムということになる。)前年に12年ぶりに復帰して、セルフ名義のアルバムを発表し、なかなか好評だったということで、それに続いて発表したアルバムである。しかし、復帰作となった前作のようなヒットとはならず、Billboardのアルバム・チャートでは最高位177位を記録しただけという散々たる結果に終わってしまった。

収録曲は以下の全10曲である。『My Love Is A Fire』『Eyes Don't Lie』『Love Will Survive』『Sure Lookin'』『Private Affair』『Take Another Try (At Love)』『Make It Last Forever』『Never Too Late For Love』『Just Between You and Me』『Before It's Too Late』。

この中からシングル・カットされたのは全部で3曲である。リリース順に『My Love Is A Fire』(Billboardで最高位21位、イギリスで最高位64位)、『Sure Lookin'』(Billboardで最高位54位)、『Love Will Survive』(BillboardのHOT 100にはランクインせず)ということで、復帰作となった前作からは7枚のシングルがリリースされたが、本作では常識的な範囲に留まった。

お薦め曲はヒット曲である『My Love Is A Fire』とアルバム・タイトル・ナンバーである『Eyes Don't Lie』、そして『Never Too Late For Love』と『Before It's Too Late』をピックアップしておく。

サウンドの方はポップなものであり、ロック寄りのテイストであるのだが、ポップとロックの間に位置するようなどっちつかずということになってしまったのが敗因と言って良いでしょう。確かに、復帰作となった前作からは全米2位を獲得する大ヒット曲が生まれているが、その時は「'70'sのアイドのが復帰」という宣伝文句があって話題になっただけに、そういうことが無くなっての勝負となると、やっぱり時流に乗りきれなかったということでした。何せ、彼が復帰したのが1987年であって、全米2位のヒットを運だのが1988年のことで、それから製作したアルバムが1989年になってからのリリースで、'80'sも終焉を迎える時期だったこと。そしてそれが好評だったことで'90'sに突入してから'80'sの延長線上にある新たなアルバムを発表していたのですから...

結局、本アルバムは惨敗ということになってソロ・シンガーとしての活動を休止して別の見地に進んで行くことになる。結局、「時流に乗りきれなかった」ということがどうなるのかという見本のようになってしまったが、それだけに反面教師になるアルバムということも出来る。ということで、ちょっと変わった形のアルバムとして記憶に残るアルバムに接するというのもまた宜しいかと...

 

Eyes Don't Lie

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1990/09/25
  • メディア: CD

 

↓アイドル時代('70's)のヒット曲はこちらまで

Hits

Hits

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2009/02/10
  • メディア: CD

The Singles

The Singles

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Br
  • 発売日: 2002/11/04
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形雷6話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形雷・裏ネタ編」も今回からは第6話の「お帰りなさいませ、ご主人様! ~萌え系メイドカフェ殺人事件」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から「ご主人様」についてと「メイドカフェ」について、そしてこの物語での売りはこれだったということで「コスプレ」について、そしてこの物語ではこれでもあったということから「パロディ」について記します。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

ご主人様」:「主人」とは、「一家の主(あるじ)」、「自分の仕えている人」、「人を貴んで言う言い方」、「妻が夫のことを言う言い方」、「客をもてなす人」、という複数の意味がある。また、接客業に於いては客のことをこのように言う場合がある。(特に「ご主人様」という言い方になる。)

一般的には先に記したものとの意味で使われるが、この物語ではメイドカフェが舞台ということで、一番最後に記した意味で使われている。(接客業の従業員が客のことを言う言い方の一つである。)

客商売では「お客様は神様です」という言葉があるが、客のことを「ご主人様」と言うと、その「お客様は神様です」という言葉を実際に言っているように受け取ることが出来ますね。但し、メイドカフェでの「ご主人様」と言う言い方は、メイドが主人に仕える場合の口ぶりから来ているものであって、「お客様は神様です」という気持ちが入っているのかはまた別問題となりますが...

メイドカフェ」:女性店員が明度のコスプレを行って接客している喫茶店のことである。特に、メイドのコスプレをしていることから「メイドカフェ」または「メイド喫茶」と呼ばれるが、メイド以外のコスプレをしている場合もある。(例えば、巫女、シスター、女子高生、ゴスロリなどのコスプレをしている店舗もある。また、男装のコスプレという場合もある。)

コスプレの普及と共に、店員がコスプレを行っているという店舗が登場したが、これはその代表的なものの一つである。広義ではコスプレ系飲食店の一つということになる。尚、「カフェ」ということで、喫茶店の類と思っていると、ちょっと違う所もあって、軽食のある喫茶店というような所があるが、普通のメニュー以外に、変わったメニューがあったりするのも特徴の一つである。(特にデコレーション関係は派手なのが特徴である。)

尚、店員である接客業務を行うメイドのコスプレをした女性店員は、男客のことを「ご主人様」、女客のことを「お嬢様」と呼び、メイドが主人に接するような接客を行うのが特徴となっている。

最近では、男性店員が執事のコスプレをしていて、主に女性客をターゲットにした「執事喫茶」のように、男女が逆になったものも登場している。また、カフェと言っているが、アルコールを提供する店舗も登場している。

この物語に登場した「かめいど」のような店舗形態はこの物語の本放送時(2006/2/5でした。)の特徴がでているが、その後、更に独自のサービスを行うのが当たり前となっていて、現在の「メイドカフェ」としてはちょっと古い所があるのもまた事実ですが...

コスプレ」:コスプレとは「コスチューム・プレイ(Costume Play)」の省略形であって、漫画やアニメなどの登場人物の扮装をして楽しむことである。尚、「Costume Play」は英語の単語であるが、「コスプレ」は和製英語である。

尚、英語の「Costume Play」には、それ以外の意味として、凝った衣装に身を包んだ演劇や映画のことを言う。作品としたら、西洋の昔の物語で、日本で言う所の「時代劇」に掃討する中世や近代を舞台とした時代ものの作品が該当する。→このジャンルの作品は、アカデミー賞の衣装デザイン賞では常連となっている。(少なくとも、ほぼ毎年、このジャンルの作品がノミネートされ続けている。)

元になったのは、西欧のハロウィンの仮装から来ているとされているが、作品と言うことでは「スタートレック」とされている。1960年代のヒット作品である「スター・トレック」  は、ファンが集まったSF大会のイベントで、登場人物の仮装が行われた。その後、60年代から70年代に拡大していき、70年代後半の映画「スターウォーズ」のヒットでコスプレは更に拡大することになった。

日本でも70年代になると日本SF大会が行われるようになって、アメリカでの大会を真似した形で、コスプレ・ショーが行われ、それが定着していくこととなった。(日本ではアニメの登場キャラクターに扮することが中心で発展していった。)そして80年代になると、同人誌の拡大、アニメブームなどにより、更に拡大し、90年代になってその人気が爆発することになる。そしてインターネットの広がりと共に、ネットでコスプレを公開するということなどから、新たな次元に突入した。

また、2000年代になると、日本でのアニメ・キャラへのコスプレが、アニメ人気と共に世界にもでていくことになり、現在ではアニメのキャラクターに扮するコスプレは世界に広がっている。

但し、この物語で岡野さんが扮していた「お面バイカー・いびき」のようなオリジナル・キャラクターというのは、コスプレイヤーとしては...なんですが...

パロディ」:芸術の世界で観られる作品の1形式であって、よく知られた作品の特徴となる部分を模して、その内容を滑稽なものにしたり、風刺を入れた作品のことである。元々は文学の世界や絵画の世界に多く見られたものであるが、映画、音楽などの世界でも現在では当たり前のように行われている。基本的には元のものを「滑稽化している」ため、笑いを取るためのものという認識がある。

尚、同じようなものとして「オマージュ」ということが芸術の世界ではあるが、こちらは先人の残した者に対して尊敬の気持ちがあることが前提であり、影響を受けた先人の作品の一部を部分的に再現したものである。(滑稽化せずにそのままというものが殆どである。)

但し、「パロディ」でも「オマージュ」でも、著作権上は「盗作」とされる場合がある。(やはり、これらを作る場合は、先人に許可を得ておく必要がある。)特に「オマージュ」の場合は、「オマージュ」と言うと聞こえは良いのだが、新しいアイデアが無いことを誤魔化すために、単なるパクリをしていて、それを「オマージュ」としているだけのゴミでしかない作品が近年ではよく見受けられるようになっている。それだけに、「オマージュ」という言葉も近年では悪い意味として使われる用になっているのが残念な所である。

尚、「パロディ」の場合は元ネタを滑稽化して面白おかしくしていることから、「パクリ」そのままということは殆ど無いのだが、やはり先人の作品の二次的な使用と言うことになるため、著作権の侵害となる場合もある。→いずれにしても、「パロディ」も「オマージュ」も、新しいオリジナルのアイデアが無く、先人のものを利用しているということに代わりは無いのが実情である。

この物語では、笑いを取るためのネタとして多数登場しているが、パロディの面白さは元ネタが有名であって誰でも知っていることが基本であるだけに、元ネタが何であるのかが分からなければならない。(元ネタが何か分からない「パロディ」は、「パロディ」ではなく、単なるネタに過ぎないことになってしまう...)

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓いくつか

Maid Cafe Style メイドカフェ・スタイル~お帰りなさいませご主人様~

Maid Cafe Style メイドカフェ・スタイル~お帰りなさいませご主人様~

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2005/02/01
  • メディア: 単行本

メイド喫茶で会いましょう

メイド喫茶で会いましょう

  • 作者: 早川 清
  • 出版社/メーカー: アールズ出版
  • 発売日: 2008/08/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

メイド喫茶開業マニュアル

メイド喫茶開業マニュアル

  • 作者: 赤堀 卓士
  • 出版社/メーカー: ゴマブックス
  • 発売日: 2006/05/22
  • メディア: 単行本

メイド喫茶元オーナーが書いた 女の子の取扱い説明書

メイド喫茶元オーナーが書いた 女の子の取扱い説明書

  • 作者: ヒロN
  • 出版社/メーカー: 無双舎
  • 発売日: 2010/03/31
  • メディア: 単行本

アキバ発メイドカフェ制服図鑑

アキバ発メイドカフェ制服図鑑

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2005/07/30
  • メディア: 単行本

六本木メイド Sサイズ (小倉優子モデル) メイド服

六本木メイド Sサイズ (小倉優子モデル) メイド服

  • 出版社/メーカー: クリアストーン
  • メディア: おもちゃ&ホビー

リボン付メイド

リボン付メイド

  • 出版社/メーカー: フェニックス
  • メディア: おもちゃ&ホビー

CUREメイド M

CUREメイド M

  • 出版社/メーカー: フェニックス
  • メディア: おもちゃ&ホビー

COS・A コスプレイヤーズ・アーカイブス (GEIBUN MOOKS 661)

COS・A コスプレイヤーズ・アーカイブス (GEIBUN MOOKS 661)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 芸文社
  • 発売日: 2009/07/09
  • メディア: ムック

コスプレ★ノート〈NO.1〉変身メイク&特殊メイク

コスプレ★ノート〈NO.1〉変身メイク&特殊メイク

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 大型本

コスプレ★ノート〈NO.2〉ウィッグ改造&カラコン大特集

コスプレ★ノート〈NO.2〉ウィッグ改造&カラコン大特集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 大型本

コスプレ・ノート No.3

コスプレ・ノート No.3

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 大型本

↓参考まで

パロディの理論

パロディの理論

  • 作者: リンダ ハッチオン
  • 出版社/メーカー: 未来社
  • 発売日: 1993/03
  • メディア: 単行本

マンガと著作権―パロディと引用と同人誌と (コミケット叢書)

マンガと著作権―パロディと引用と同人誌と (コミケット叢書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コミケット
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 単行本


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「LE ROI DU COEUR」 [映画(洋画)]

表題の作品は1967年のフランス映画「まぼろしの市街戦」である。尚、本作の英語タイトルは「KING OF HEARTS」である。第一次大戦下のフランスのある田舎の村を舞台にした作品であるが、戦争風刺という側面もある不思議なコメディ作品である。

作品データを記しておくと、時間は102分、製作と監督はフィリップ・ド・ブロカ、脚本はダニエル・ブーランジェとフィリップ・ド・ブロカの2人、撮影はピエール・ロム、音楽はジョルジュ・ドルリューである。そして出演は、アラン・ベイツ、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、ピエール・ブラッスール、ミシュリーヌ・プレール、フランソワーズ・クリストフ、アドルフォ・チェリ、ジャン・クロード・ブリアリ、ジュリアン・ギオマール、ミシェル・セロー、ダニエル・ブーランジェ、たちである。

第一次大戦下のフランス。パリの北方にある小さな村を撤退するドイツ軍は時限爆弾を仕掛けた。それを知った村人の一人は進撃してくるイギリス軍に告げた。すると隊長のバイベンブルック大佐は伝令兵のプランピックを村に派遣し、爆弾を見つけて撤去するように命じた。で、プランピックが村にやってきたが、その時には村人達は噂に怯えてしまい、既に村から非難していた。そのため、村に残っていたのは、サーカスの動物と、精神病院に入院していて狂人とされている人たちだけだった。で、サーカスの動物は自由に村の中を歩き回っていて、精神病院の患者たちは解放されて、空家となった家に入り込んで夢のような生活をしていた。プランピックは、戦場の真っ直中にあるのに、陽気に優雅に暮らしている村人(=狂人たち)を見て呆気にとられたが、自分をハートの王様にして、コクリコという娘と結婚させると聞くと、自らも狂人の世界に踏み込んだと感じた。彼は、まもなく線状になると言うことで、狂人たちを非難させようとするが、誰もその声に従う者はおらず、仕方なく、彼はミント共に楽しい時を過ごして最期の時を迎えることを決心した。そんな中も爆弾の仕掛けられている場所を知っているコクリコはプランピックにその場所を教え、プランピックはその場所に駆けつけて時限爆弾を撤去することに成功した。が、戦時下の最前線でもあるこの村はドイツ軍とイギリス軍が対決する線状となってしまう。結局、両軍は相打ちで、両者共に壊滅してしまう。が、そんな戦争の狂気を目にした狂人たちは、その愚かな行為にうんざりしてしまい、村を出て精神病院に戻っていくことにした。一方、軍ではプランピックが英雄となり、津木野進路にある村を爆撃するように命じられる。で、村を離れていくことになるが、楽しかったこの村のことが忘れられず、軍を脱走して、鳥籠を持って精神病院の中に入っていった。

物語としたらコメディであるが、戦争をしている人、狂人として精神病院にいる人たちと、どちらが真の意味での狂人なのかということを考えさせるようにしている所は風刺としても上手いところである。こういうところはブロカ監督の本領発揮と言った所である。

ただ、この物語では、戦争は「第一次大戦」ということにしているので、数多い第二次大戦を扱った戦争映画には亡いようなゆっくりとした穏やかな所があって、それが本作の不思議な世界観を作り出すことに成功している。戦争映画として「反戦」を化が蹴る作品は多数あり、殆どが固い内容が多いだけに、本作はそういう作品とは全く違う手法を用いて「反戦」を語っている所も面白いところである。(それだけ表現方法はあるということでもある。)ちょっと変わった作品であるが、ある意味ではフランス映画の本領を発揮した作品と言うことも出来る。時にはこういう作品を観るのも宜しいかと...

 

まぼろしの市街戦 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

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  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD

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DAVID GILMOUR『ABOUT FACE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表されたかれの2枚目のソロ・アルバムである。邦題として「狂気のプロフィール」と付けられている。PINK FLOYDが空中分解状態になっていた当時、彼がFLOYDなしとしてやっていけるかを知るためという側面のあるアルバムである。そのため、P. FLOYDとはかけ離れ、ポップであったり、キャッチーな所を出していて、更に多彩なゲストを招いて商業的なことを考えたアルバムとなっている。(特にPETE TOWNSHENDの曲が2曲あること、S. WINWOOD、TOTOのJ. PORCAROが酸化している。)ということもあって、本アルバムは、イギリスでは最高位29位、アメリカではBillboardで最高位32位を記録して、1984年のBillboard年間アルバム・チャートでは91位にランクインするヒットとなった。

収録曲は以下の全10曲である。『Until We Sleep』『Murder』『Love On The Air』『Blue Light』『Out Of The Blue』『All Lovers Are Deranged』『You Know I'm Right』『Cruise』『Let's Get Metaphysical』『Near The End』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。『Blue Light』がBillboardのHOT 100で最高位62位を記録している。その後の2曲のシングルである『Love On The Air』と『Murder』はBillboardのHOT 100にはランクインせず、メインストリーム・ロック・チャートで最高位10位/11位を記録しているだけだった。

お薦め曲は、シングル曲の『Blue Light』『Love On The Air』、そして『You Know I'm Right』『Let's Get Metaphysical』という所と、P. TOWNSHENDとの競作ということになった『Love On The Air』『All Lovers Are Deranged』をピックアップしておく。

サウンドの方は、ロジャー・ウォータース中心のP. FLOYDとはかけ離れたものであって、キャッチーで親しみやすいものになっている。また、本アルバムではプロモーション活動も積極的に行っていて、当時としては当たり前であったが、P. FLOYDとしては考えにくかったPVの積極的な展開が行われていることもあって、ヒットに繋がった。→ごく普通のミュージシャンとしてのプロモーション活動は当たり前なんですがね...

尚、この後、PINK FLOYDは彼を中心とした新生FLOYDとなるのだが、ある意味ではそのギルモア's・フロイドの序章と言った内容であるということも出来る。(やはり「脱・ロジャー」と言う意味でも...)その象徴となるのが『You Know I'm Right』であるだけに、こういう所はやはりFLOYDを理解していないとついて行けない所があるというのも、ある意味でFLOYDらしいところでもある。

サウンドの方は聴きやすいものとなっているだけに、'80'sサウンドがお好きな方はチェックしておきたいところであるが、それ以上にP. FLOYDファンであれば、聴いておきたい所である>(と言っても、FLOYDファンであればそんなことは常識であって、言うまでも無いでしょうが...)

 

About Face

About Face

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 2006/08/22
  • メディア: CD

狂気のプロフィール

狂気のプロフィール

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/09/27
  • メディア: CD

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その165) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「死体のふりをした脱出劇」です。要は、ある場所から脱出するのに死んだふりをしたということです。取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・7話」を、「007」からは「オクトパシー」です。

ケータイ刑事」:「銭形舞・7話」。「忙し過ぎる死体 ~チーフ脚本家殺人事件」という物語である。この物語は時空を超えて「ケータイ刑事」の撮影現場に現れたちゃんたちの物語ということで、「ケータイ刑事」らしいアイデアに満ちた物語である。

時空を超えて「ケータイ刑事銭形舞」の撮影現場に現れたちゃん、五代さん、柴田さん。そんな中、セカンド・ライターの睦月が、チーフ・ライターの林の殺害予告状が届いたと言って持ってきた。で、早速林の元に向かった一同だったが、林の姿が消えていた。で、みんなは林を捜すことにした。

そんな中、6号機まであるエレベーターの一つである1号機のエレベーターの中から林の死体が発見された。五代さんがそのエレベーターに乗り込もうとするが、ドアが閉まってしまった。で、みんなは階段を駆け上がって1号機の到着を待ったが、到着した1号機には林の死体は消えていて、5号機に林の死体はあった。が、またも5号機のドアが閉まってしまい、次に林は6号機で発見された。で、ようやくエレベーターを停止させることが出来て、調べると、林は背中にナイフを突き刺されて死んでいた。

何だかんだと色々あって、ちゃんが事件の謎を解いたが、顛末は次のようなことだった。林が最初に1号機で発見された時は、死体ではなく、まだ生きていて、本人がエレベーターの中で死体のふりしていたのだった。だから、5号機に乗り換えたのも林が自ら動いたのだった。で、6号機に乗り換えた時もそうだったが、この時に真犯人に本当に背中を刺され、6号機の中で絶命したのだった。→6号機までのエレベーターがエレベーターホールで自由に乗り換えることが出来るのと、10階建ての建物ということで、これらの建築条件を巧みに利用したものでした。

尚、林が死んだふりをしたのは、脚本の締め切りに追われている現状から逃げ出したいということで、これまでに様々な嘘を使って逃げていたが、今回もその嘘の一つとして、自分が死んだことにして、脱出しようと考えていたのだった。(結局、殺されてしまって、締め切りから逃れることが出来ましたけど...)

007」:「オクトパシー」。1983年のシリーズ第13作で3代目ボンドの6作目ということになり、初代ボンドと本数が並んだことになった。(3代目はこの後もう1本ある。)またまた大がかりで派手な秘密兵器が活躍する物語となったが、その一方でインドという歴史のある国を舞台にしたユニークな秘密兵器も登場した作品でした。

インドに入ったボンドは、カマル・カーンに接触をして、本物のファベルジュ・エッグを持っていることを示すと、カマルはそれに飛びついてきた。マグダをボンドの元に送り込み、一夜を共にして、ファベルジュ・エッグを奪っていった。が、それには発信器が取り付けてあって、ボンドの方も計画通りだった。が、用心棒のゴビンダに気絶させられたボンドは、カマル・カーンの城に囚われの身となって監禁されることになった。が、ボンドはQから支給された秘密兵器の万年筆(硝酸と硫酸が入っている。)を使って鉄格子を解かして、監禁されている部屋からだっとゅ津した。そして窓から外に出て、別の部屋の窓から中に入り、地下へ行く。そして、そこでカマルの作戦について盗聴することに成功した。

が、見張の兵がいることで、ボンドは身を隠すことになる。で、入った部屋には処刑された男が吊されていたのと、死体袋があった。で、とっさにボンドは死体のふりをして死体袋の中に隠れた。

翌朝になって、雑用係が死体袋を始末しにやってくる。ボンドは死体袋の中に入ったままで、死んだふりをして、そのままカマル・カーンの城から外に運び出された。が、雑用係は死体と言うことで扱いが乱暴であって、投げ出されるように始末される。で、思わず声を挙げてしまったボンド。異変を感じた雑用係に対してボンドは突然動いた。雑用係はしたいが甦ったと思って、怖くなって逃げ出してしまった。で、ボンドは死体袋から抜け出して逃走を始める。

用心棒たちがそれに気づくが、カマル・カーンは計算済で、象を繰り出して、ボンドを狩りの獲物として追った。ジャングルの中を逃げるボンドは、川を行く船を発見し、それに声を掛け、船の乗客たちに助けられ、その船に乗ってその場から脱出するのに成功した。

追っ手の目を逃れるために死体のふりをしてやり過ごし、カマルの城からの脱出を試みたボンドは、何とかして脱出に成功した。

共通点は、現在いる場所から何としても脱出したいという思いのある人物が死体のふりをして、チャンスを作って脱出しようとした一連の行動である。これは、追っ手を欺して油断させ、隙を見て脱出しようという脱出作戦としては(状況は違っているものの)同じレベルの計画である。また、その時の当人にしてみると、その時に必ず自分を追いかけてくる者(「ケータイ刑事」では締切いうことで追いかけてくる担当者、「007」では敵であるカマルの手の殺し屋)がいるという状況も同じであったということがある。一見した所では全く異なる状況のように思われるが、実は同じ状況にいたということである。

相違点は、「ケータイ刑事」では死体のふりをしたまでは良かったが、犯人に殺されてしまったが、「007」では見事に最初の目標である「脱出すること」に成功して生き延びることに成功したということである。また、これは見方を変えると、「007」は主役であるボンドが試みたことであって、それが成功したが、「ケータイ刑事」では主役ではなくてこの物語でのゲストキャラが試みたこと(犯人に楚々のかれたという事情がありますが...)であり、失敗した(犯人にとったら、殺害計画は成功したが、主役の銭形に見破られて御用となりましたけど...)ということでもある。やはり、キャラのポジションの違い(主役/ゲストキャラ)と言うことが成功/失敗に関係しているということですかね...

次回もあるシチュエーションということで記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

オクトパシー (アルティメット・エディション) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
オクトパシー (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

オクトパシー (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

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