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毒姫とわたし#22 [ドラマ]

主人公に敵対するキャラがはっきりとして、コミカルな所がすっかり見られなくなって、完全に普通の「昼ドラ」になっちゃいましたね。折り返し点を越えたところで普通の昼ドラになってしまったというのは、やはり異端な試みはダメだったということになるのか、それともやはり「昼ドラ」らしい展開で進めるという最初からの計算なのかは分からないが、第1週のコミカルでテンポのよかった本作の特長が消えてしまったのは残念です。

遂に、ダーク・エリカとして育ち、遂に自分のわがままを貫いて巨悪な存在になろうと脱皮したエリカ。小麦と美姫の余りにも上手くいっている2人の関係に嫉妬が爆発した形となり、こういう悪役がいるというのは物語としては盛り上がるだけに、ストーリー展開としてはおもしろくなったのだが、小麦と美姫のテンポのよいやりとりが無いというのは寂しいところです。が、泪ちゃん(バックにゆかり(「ハート」)が付いている)と(ダークサイドに堕ちた)雷ちゃんとのバトルというのはなかなか見せてくれているので、こちらを主眼にして見るということに変わりつつありますが...

エリカの事故は母・佳子が起こしたものだったという事実を知った哲也。エリカは哲也と結婚したいと言いだし、みやびは「エリカちゃんの幸せのため」と言ってその話を進めるようになった。そのことを夫に伝えようとして会社に行くと、愛人・美園から、美姫の母は自分だという発言を聞き、美姫に対する武器を手に入れたみやび。

哲也は「結婚できない」という置き手紙を残して小麦のマンションを出て行った。が、小麦は理由が分からず、哲也を信じることにした。

エリカの結婚話を知った美姫。が、相手については全く聴かされていなかった。で、エリカにお祝いを兼ねて話をすると、相手は哲也だと知る。途端に美姫は祝福モードではなく、エリカを非難した。そして「小麦と哲っちゃんの邪魔すんな」と叫んだ。そんな所に小麦がやってきて、哲也の手紙の意味を理解したが、美姫と小麦はエリカを責める。しかし、逆ギレしたエリカは美姫が憎いと言うことを口にして、美姫が得たものを奪い取ろうとしたが、美姫はくじけなかったので、美姫が大事にしている小麦から奪い取ろうとしたということを口にした。

哲也は、エリカの事故のことを公表しようと進めていたが、君嶋社長がやってきて、エリカとの結婚を迫った。

小麦はそけでも哲也が戻ってくると信じていたが、それを嘲笑う友樹は、小麦のマンションから出て行った。

哲也を捜す小麦は、哲也と顔を合わせたが、哲也は「すいません」と謝るだけで、小麦の前から姿を消そうとしたが...

「昼ドラ」の看板であるドロドロした人間関係を描き、主人公を苦しめるという展開の物語に衣替えしてしまい、スタート時と、登場人物は同じだが、全く別の物語というようになってしまったが、銭形本家・次女・3代目ケータイ刑事のちゃんと、銭形分家・長女・5代目ケータイ刑事のちゃんとの衝突ということになり、これはこれで面白くなりました。(「篤姫」で本家長女・ちゃんと三女・ちゃんが姑・嫁の関係となったバトルに次いでの歴代ケータイ刑事のバトルですし、岡野さんも側にいますからね...)

すっかり楽しみにするポイントが変わってしまったが、銭形ーズが色々と魅せてくれるということで、これはこれでいいですよね...

そんな中、今回は、みやびと美園との(言葉の)やりとりで、互いに嫌っていて、嫌みたっぷりに言い合ったところが、美姫と小麦のテンポのよいやりとりとは違った形の面白いやりとりとなっていた所が、今回の物語の唯一のテンポのよい言葉のやりとりでした。で、その2人が今後、更に物語に地殻変動をもたらすようで、期待したいところです。

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

毒姫のことば―残酷な世界で生き抜くための77の方法 (リンダブックス)

  • 作者: 桜井 美姫
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 文庫
BONDS

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  • アーティスト: MAY’S,FALCO & SHINO
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2011/09/14
  • メディア: CD
BONDS(初回限定盤)(DVD付)

BONDS(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: MAY’S,FALCO & SHINO
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2011/09/14
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形海6話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第6話「生きていた恐竜!? ~未確認生物殺人事件」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、現地に到着したちゃんと高村さんがお土産売りに囲まれたことから、「売り子」について、「土産屋」について、売っていた物から「サブレ」について、「饅頭」について、「弁当」について、このコーナーもあったことから「記念撮影」について記します。尚、「饅頭」は「・8話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/11付です。

売り子」:商店の売り場にいて、客に物を売る人のこと、駅構内や興行場所、観光地などで物を売り回っている人のこと、商家の使用人で物品を売って歩く人のことを指す。特に野球場ではビールの売り子は一つのスタイルとして定着している。また、観光地では、この物語のように何処でも同じように、様々なものを売ろうとしていますね...

英語では「Vendor」または「Shopboy / Shopgirl」、ドイツ語では「Verkäufer」、フランス語では「Vendeur」、イタリア語では「Venditore」、スペイン語、ポルトガル語では「Vendedor」、中国語では「售貨員」と言う。

土産屋」:土産物となる物品を販売している店舗のことである。「土産」は、旅先などで、訪れた人が他人に配る目的で、その土地の産物品や名物などの品物を買い求める品物のこと、または知人宅を訪ねる場合に持っていく品物のことである。そのため、観光地では当たり前のように並んでいる。(同時に、観光地にとっては大事な収入源であり、雇用を確保するという地元経済にとっては重要なものとなっている。)

店舗と言うことでは、空港や鉄道駅などの一角に設けられているようなものから、個人商店のように店を構えているもの、共同で市場のように出店しているようなもの、青空市の用に露天で販売しているものなど、様々である。

英語では「Souvenir Shop」、ドイツ語では「Andenkensgeschäft」、フランス語では「Magasin du Souvenir」、イタリア語では「Negozio di Souvenir」、スペイン語では「Tienda del Recuerdo」、ポルトガル語では「Loja de Recordação」、中国語では「土産舖」と言う。

サブレ」:「サブレー」ということもある。クッキーの一つであって、さくっとした口当たりのバター風味のクッキーである。原料は、小麦粉、卵、バター、砂糖などであり、バターの使用量が多い(バターと小麦粉がほぼ同量である。(一般的なクッキーは、パター1に対して小麦粉は2以上を使っている。))ことが、バター風味が強く出て、これがさくっとした口当たりを生んでいる。

元はフランスの菓子であって、サブレ・シュル・サルトと言う町で作られたことから菓子の名前が「サブレ」になったとされている。

現在では、土産品の定番菓子となっている「鳩サブレ」「ひよ子サブレ」が有名であり、土産品のお菓子という認識が定着している。

英語、スペイン語では「Sable」、ドイツ語では「Zobel」、フランス語では「Sablé」、イタリア語では「Nero」、ポルトガル語では「Zibelina」、中国語では「黑貂皮」と言う。

饅頭」:蒸し菓子の一つであって、中国を起源とする菓子であり、和菓子の一つでもある。(中国では「饅頭」と記して「まんとう」と読むが、その「まんとう」が起源とされている。尚、「まんとう」は皮をイーストを使って発酵させ、中身を入れないで丸くして蒸したものであり、日本風に言うと「蒸しパン」と言うべきものである。その「まんとう」に餡を入れたり、おかずとなる具を入れたものが生まれ、それが「饅頭(まんじゅう)」として発展していくことになった。おかずを入れたものとしては、日本では「中華まん」(「肉まん」または「豚まん」という言い方でお馴染みのものである。)と呼ばれるものの原形として知られている。)

主に小麦粉などの粉を用い、それを練って作った皮で餡を包み、丸い形に整え、それを蒸すことによって完成する。尚、小麦粉が一般的に使用されるが、蕎麦粉を使うことも比較的多い。また、近年では米粉を使ったものも広がっている。

日本には14世紀の中頃に中国から入ってきたものとされている。但し、当時の日本に入って来たものは、中身は餡ではなくて、肉を具の一つとして使っていたものであった。日本では、当時は肉食の習慣が無かったこと、更に肉食が禁じられていたことから、肉の餡に代わって、小豆を使った餡を入れられ、日本独自の「饅頭」が生まれたとされている。そして、餡を入れた饅頭が奈良で売り出され、日本最初の饅頭となり、やがて茶道の菓子として発展していくことになる。

江戸時代になると、一般的な菓子として日本各地の特産品を使って作られた餡を用いたものや、特産品を模った形のものなども登場した。(これらは完全に中国の「饅頭(まんとう)」とは別のものというように発展したものである。)

小豆を使った餡が入ったものが饅頭の代表的なものとされていて、海外では小豆餡の饅頭が日本の饅頭を象徴する者とされている。しかし、日本では、現在では餡は何でもありというような状況となっているが、海外でも最近では様々な餡を使った饅頭が登場している。しかし、共通しているのは、様々な餡が使われているが、「饅頭」はあくまでも菓子であるということである。

英語では「Japanese-style Bun Stuffed with Adzuki-Bean Paste」または「Steamed bun」、ドイツ語では「Gedünstetes süßes Brötchen」、フランス語では「Chignon cuit à la Vapeur」、イタリア語では「Panino dolce Vaporizzato」、スペイン語では「Bollo cocido al Vapor」、ポルトガル語では「Pão Cozinhado em Vapor」という言い方がされていたが、日本食のブーム以降は日本語のローマ字表記である「Manju」で通じるようになっている。また、中国語では「包子」と言う。

弁当」:外出先で食事するために、携行できるように調理された料理、食事のことである。また、そのことから転じて、外出先や会合などでとる食事のことも指す。

家庭料理屋飲食店での料理の用に、皿やドンブリなどではなく、密閉することが出来る可搬型の容器に入れられているのが特徴であって、調理済みの食事であるため、その場で簡単に食することが出来るものである。簡単なものは主食だけ(例えば、おにぎり、パンなど)というものから、主食と副食(おかず)が入っているものまで、様々である。が、現在では主食だけというものは「弁当」と呼ばれることはなく、「おにぎり」などのようにそのものの名称で呼ばれる。それを考えると、現在では「弁当」と言うと、調理された料理、食事であって、主食となるものに副食となるものが入っているもの、と言うことが出来る。

外出先で手軽に食べられる便利なものという意味から「便当」(十分なこと、豊富なこと、裕福なこと、都合の良いこと、便利なこと、重宝なこと、という意味である。)という言葉から転じたとも、「面桶(めんつう)」から転じたとも言われているが、何処の国でも、また、歴史的にも古くからあるものである。(「食事」ということはいつの時代でも人間の生活には必要なものでありますからね...)

日本でも、平安時代には現在の弁当と同じようなもの(主食だけではないもの。)が見られる。(それ以前でも、握り飯などの食物を携行していたことが分かっている。)以後、日本では弁当は料理の一分野として、更に容器の方も独自に発展していくことになる。

特に、ご飯に梅干しを入れるのは、腐敗防止、殺菌などの効果がある。(当然、食するものの味としても役に立っているのは言うまでもない。)
最近では、持ち帰り弁当のチェーン店やコンビニの弁当が広く浸透したことから、自宅に弁当を買って帰り、温めて食べるという形も生まれているが、元々は「携行できる」という所が特徴であり、それを考えると、これも一つの発展した形と言えるのかも知れませんね。

英語では「Lunch」、ドイツ語では「Mittagessen」、フランス語では「Déjeuner」、イタリア語では「Pranzo」、スペイン語では「Almuerzo」、ポルトガル語では「Almoço」、中国語では「盒飯」と言う。

記念撮影」:何かのイベントの際、または旅行などの旅先で、記念とするために写真撮影を行うことを言う。特に、観光地では、観光した思い出と記念のために写真を撮影するというのは古くから行われていることであり、そのために、その観光地を代表するような景観の場所には写真撮影がしやすいように整備されていることも珍しくない。(世界の何処でも、観光地では、観光客を誘致する一環で、当たり前のように行われていることである。)

英語では「Taking a Ceremonial Photograph」、ドイツ語では「Machen eines Zeremoniellen Fotos」、フランス語では「Prendre une Photographie de Cérémonie」、イタリア語では「Prendendo una Fotografia Cerimoniale」、スペイン語では「Sacar una foto Ceremonial」、ポルトガル語では「Tirando uma Foto Cerimonial」、中国語では「紀念留影」と言う。

「ケータイ刑事」の世界は、時には一般社会とは全く違う独自の感覚がある世界でもあったりするが、この物語に出てきた観光地は、余りにも観光客が少ないということは別としても、何処にもあるような観光地と同じですね。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

新幹線ガール

新幹線ガール

  • 作者: 徳渕 真利子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本
自販機の時代―“7兆円の売り子”を育てた男たちの話

自販機の時代―“7兆円の売り子”を育てた男たちの話

  • 作者: 鈴木 隆
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本
老舗饅頭―創業百年以上 (Shotor Library)

老舗饅頭―創業百年以上 (Shotor Library)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 単行本
まんじゅう大好き!―酒饅頭・温泉饅頭・全国饅頭の本

まんじゅう大好き!―酒饅頭・温泉饅頭・全国饅頭の本

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 里文出版
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本
10分でつくれる人気のお弁当おかず200 (NHKきょうの料理シリーズ)

10分でつくれる人気のお弁当おかず200 (NHKきょうの料理シリーズ)

  • 作者: 小田 真規子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/02/14
  • メディア: 単行本
つくりおきおかずで朝つめるだけ!弁当 決定版 (別冊エッセ)

つくりおきおかずで朝つめるだけ!弁当 決定版 (別冊エッセ)

  • 作者: 小田 真規子
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2009/10/15
  • メディア: 単行本
私たちのお弁当 (クウネルの本)

私たちのお弁当 (クウネルの本)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2005/09/20
  • メディア: 単行本
ドーンと元気弁当―食べざかり、伸びざかりに

ドーンと元気弁当―食べざかり、伸びざかりに

  • 作者: 小林 ケンタロウ
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 単行本
粗食のすすめ お弁当レシピ

粗食のすすめ お弁当レシピ

  • 作者: 幕内 秀夫
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本

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YOUNG M.C.『BRAINSTORM』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1991年に発表された彼の2nd.アルバムである。ヒップホップ系のサウンドを奏でるシンガーソングライターであり、かつプロデューサである彼が、自身のアルバムで初めて自分でプロデュースしたアルバムでもある。(以後の彼のソロ・アルバムでは、彼の単独プロデュース、または共同プロデューサとして、必ず自分でプロデュースしている。)この点では記念すべきアルバムとなったのだが、現時点では彼のアルバムで最後にチャートインしたアルバムになっている。(本アルバムのあと、2011年までに5枚のアルバムを発表しているのですが...)ちなみに、本アルバムのチャート成績は、Billboardのアルバム・チャートでは最高位66位、ヒップホップ・チャートでは最高位61位を記録している。

収録曲は以下の全13曲である。『That's The Way Love Goes』『Keep Your Eyes On The Prize』『Do You Feel Like I Do』『After School』『The Right One』『The Um Dee Dum Song』『Album Filler』『Keep It In Your Pants』『Use Your Head』『Listen To The Beat Of The Music』『Inside My Head』『Life In The Fast Lane』『That's The Way Love Goes(Broken Heart Remix)』。

この中からシングル・カットされたのは『That's The Way Love Goes』で、Billboardで最高位54位を記録している。(が、現時点ではこの曲が彼のシングルで最後にチャートインを記録した曲となっている。)

お薦め曲は、シングル曲の『That's The Way Love Goes』、そして『Do You Feel Like I Do』『After School』『Album Filler』『Life In The Fast Lane』をピックアップしておく。

時間は63分を超えていて、たっぷりと彼の世界を堪能出来るのだが、残念なことに本アルバムはセールスが伸びなかったことで、殺りたいことはやったが評価されなかったという結果になって、以後はミュージシャンとして厳しい状況に追いやられてしまったのが残念である。

が、'80'sの終わりにデビューして、当時は来るべき'90'sという新しい時代に期待されることになったものの、本アルバムでは'90'sという時代のサウンドではなくて'80'sの雰囲気のあるヒップホップであったため、期待に応えられなかったということになってしまったのも頷けるところである。

彼自身でプロデュースしたことで、やりたいことをやったが、時代が求めるものとずれていたということで片付けられてしまったのも彼の不幸なところであった。

そういうことで、失敗作と言うことになってしまった本アルバムであるが、現在ではそのずれが幸いするのか、'80'sを聴くという方には、これが逆にポイントになり得ることになっている。(ただ、万人向けの聴き方ではないですが...)ということで、'80'sサウンドがお好きな方には、'80'sのテイストが詰まっているアルバムとして、耳を傾けてみるのも宜しいかと...

 

Brainstorm

Brainstorm

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1991/08/13
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形零24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形零」の第24話(2nd.11話)「小学生検事VS銭形零 ~数学王選手権大会殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りです。で、ドイルくんがこれの前で偉そうに五代さんをこき使いながら説明していたことから「ホワイトボード」について、ちゃんはこれを鍵として犯人と指摘した「香水」について、この事件はこれがポイントだったことから「二進法」について、これで犯人に脅しを掛けた「ニコチン中毒」について、そして鑑識メモでこの大会のこれが語られたことから「後日談」について記します。尚、「ホワイトボード」は「・2話[裏ネタ編]PART 3」で、「香水」は「・6話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/8付です。)

ホワイト・ボード」:水性のフェルトペンを用いて文字などを書き留めるために使用するボードのことである。書いた文字は布で拭くことで消すことが可能である。また、使用する水性ペンは、黒、赤、青が一般的に使われているが、色の異なるペンを使うだけで複数の色を使うことが簡単にできるのも特徴となっている。言うまでも無く、英語の「White-Board」から名称が来ているが、それを訳した「白板」と呼ばれることもある。

元々は、ちょっとした掲示板のようなものとして登場したものである。(ちょっとした連絡用メッセージを記しておくとか、定食屋の日替わりメニューを記すなど。)が、次第により大きなサイズのものが登場するようになって、現在ではかなり大きなもの(畳の大きさ程度のもの)も登場していて、黒板に取って代わるようになって広く使われるようになっている。尚、黒板は白墨(チョーク)を使って文字や絵を書くため、書く場合に手が汚れる、拭き取った際の粉が健康被害を与える可能性があるが、ホワイトボードは水性ペンを使うため、それらの心配が無く、その問題を解決するものとして利用が広がっている。(手が汚れることが無いというのも大きなメリットであり、粉を出すことがないことが利用できる範囲が広くなっている。)

また、ボード自体は鉄板をベースにして作られているため、黒板と同様に磁石をくっつけることが出来るため、黒板と同様の使い方も可能である。尚、黒板と大きく異なるのは、黒板では黒地に白文字というのが基本となるが、ホワイトボードでは白地に黒文字が基本となり、これが紙書類、書籍を見る場合と同様であるため、とても見やすいとしてビジネス・シーンでも歓迎されている。そのため、会議室では黒板に取って代わって、ホワイトボードが主流になっている。

普通の「ホワイトボード」は黒板の置き換えでしかないが、近年では「電子黒板」と呼ばれるものが広く利用されていて、+αの機能が備わっている。これは「ホワイトボード」の使い勝手を更に良くしたものである。文字や絵は白地の移動可能のシートの上に記し、それをプリントアウトすることが出来るようになっている。(乱暴に言うと、スキャナーとプリンターとホワイトボードが一体になったものということになる。)特にビジネス・シーンでは、会議の際の議事録として、簡単に記録を書類として残すことが出来るということで歓迎され、広く普及することになった。(コンピューターが当たり前のようにオフィスに普及する前に浸透した。)現在では、更にコンピュータと接続してネットワーク機能を持ったホワイトボードまで登場している。

尚、ホワイトボードが登場したのは1980年代になってからであるが、当初はオフィスでの普及が中心であった。これが広く普及するようになったのは1990年代後半になってからであるが、21世紀になってからはコンピュータとのリンクが当たり前のようになり、更に進化を遂げている。→歴史的には比較的新しいものであって、「黒板」の進化したものと言うことが出来る。

英語では「Whiteboard」、ドイツ語では「Weißwandtafel」、フランス語では「Tableau Blanc」、イタリア語では「Asse bianco」、スペイン語では「Pizarrón Blanco」、ポルトガル語では「Tábua branca」、中国語では「白板」と言う。但し、英語以外でも「Whiteboard」という言い方も行われている。

香水」:体や衣服に付けて、香(匂い)を楽しむ芳香性化粧品であり、よい香のする液体の総称である。香料は天然のものと人工のものの両者があって、それぞれ広く使われている。

香水はエッセンシャルオイルと呼ばれる芳香性物質(=香料)をアルコールに溶かしたものである。また、その香料の濃度によって「パルファン(エクストレ)」「オードパルファン」「オードトワレ」「オーデコロン」に分類される。

「パルファン」が最も濃度が高く、その濃度は15~20%である。(その他はアルコールと蒸留水が成分である。)およそ5~7時間程度の持続時間がある。「オードパルファン」は濃度が10~15%であり、5時間程度の持続時間がある。「オードトワレ」は濃度が5~10%であり、香水の中では比較的軽い匂いのするものであり、持続時間はおよそ3~4時間である。「オーデコロン」はこれらの中で最も濃度が低いものであり、濃度は2~5%であり、アルコールが90%以上になる。この持続時間はおよそ1~2時間である。(持続時間は使用状況、気温、体温などにも左右されるので、あくまでも目安の時間である。)

濃度が高いほど、香が強く、持続時間が長くなるが、それだけ使い方も難しくなる。よって、一般的には濃度を薄くして使いやすくしたものが好まれる傾向がある。(「オードトワレ」辺りがポピュラーなものとなっている。)

また、香水をつけてからの香は、つけてから10分くらいの間の香を「トップ・ノート」、20分~30分ぐらいの間の香を「ミドル・ノート」、それ以降の時間が経って消えるまでの間の香を「ラスト・ノート」というが、トップ・ノート、ミドル・ノート、ラスト・ノートが異なる香がするものと、同一の香がするものがある。(フランスやイタリアでは変化する方が好まれ、アメリカでは変化しないものが好まれるという傾向がある。)

尚、1つの香水に含まれる香料は1つということではなく、数十から数百の香料が含まれている。使われる香料は植物性香料と動物性香料という天然のものと、合成香料と呼ばれる人工的なものがある。(合成香料は科学的に天然香料と同じ構造を持つように作り出されたものである。)

古代エジプト、ペルシャ、インドなどで動物性香料を使った粉末などがあったが、液体(「香水」)にしたのは14世紀後半であり、ハンガリー王室で使われたのが最初とされている。当時は、入浴が一般的ではなかったため、体臭を消すために使われるということで発展していくことになる。(王族や貴族の間で使われるものであった。)

香水は四季を問わずに使用されるものであるが、夏になると汗をかくことが多くなるため、使用されることが多くなる。そのため、俳句の世界では「香水」は夏の季語となっている。

尚、香水には男性用と女性用の香水がある。(特に性別に関係ないものもある。)が、これも国によって状況は異なっていて、注意が必要となるのは、異性用の香水を使うと、ゲイやレズだと思われる国もあることである。(しかし、全く気にされない国もある。)→日本ならともかく、外国で香水を使う場合は注意した方が良いですよ。

英語、スペイン語、ポルトガル語では「Perfume」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Parfüm」、フランス語では「Perfum」、イタリア語では「Profumo」、中国語では「香水」と言う。→海外旅行の際のお土産としてはポピュラーなものであるため、この単語は覚えておいても良いでしょう。

二進法」:実数を2つの数字(「0」と「1」)を用いて現す記数法である。数学的に述べると「2 を底とする位取り記数法」であって、通常の記数法である十進法と区別する場合は、数字の後に下付の「2」を記すことで区別することになる。

数字としては2つ、正負の符号を使っても4つの記号だけで数字を表すことが出来るため、構成としては簡単になり、電気回路での処理も非常に簡単なものになる。しかし、その一方で、大きな数字を表す場合は桁数が大きくなるという欠点がある。また、小数を表す場合も、非常に桁数が大きくなる傾向がある。(例えば、10進法では一桁の数字で表せても、二進法では4桁が必要になり、小数も10進法の「0.1」を表すと「0.00011…」というとになる。(循環小数となって永久に「0011」が繰り返される。))

しかし、見方を変えると、「白と黒」「LowとHigh」というように、二択で数字を判別することが出来るため、電気信号として扱う場合にはとても扱いやすく、そのためコンピュータではこれが基本となった。(電卓を含めて、コンピュータは、計算は全て二進法による数値計算を行っていて、結果を表示する場合に10進法の数字に変換して表示をしている。)

英語では「Binary」または「Binary Scale」、ドイツ語では「Binäre Maßstab」、フランス語では「L'échelle Binaire」、イタリア語では「Scala Binaria」、スペイン語では「Balanza Binaria」、ポルトガル語では「Balança Binária」、中国語では「二進制」と言う。

ニコチン中毒」:ニコチンによって起こる中毒症状のことである。普通は過度の喫煙によって起こるが、喫煙以外でもニコチンを含む物質が体内に入った場合(例えば、タバコを体内に呑み込んでしまった場合、(タバコの誤食や誤飲)など)でも起こる。

急性のニコチン中毒の場合では、死に至る可能性もある。症状としては、軽いものは、頭痛、悪心、嘔吐、顔面蒼白、冷や汗などで、重度になると痙攣、意識混濁、そして呼吸困難に至ると死亡の可能性がある。

尚、喫煙によるニコチン中毒では、それとは別で、消化不良、慢性気管支炎、神経過敏、不整脈、動脈硬化などを生ずる。(この場合は「ニコチン中毒」ではなく「ニコチン依存症」と言うことの方が多く、「ニコチン中毒」とは別ものとされる。)

子供であれば、1本のタバコに含まれているニコチンは致死量に達していると言われている。(大人であれば、致死量に達しないが、個人差もありますし...)それだけに、子供がタバコを誤食/誤飲した場合は、直ちに吐き出させるようにしなければ危ない。尚、吐き出した後、誤食/誤飲から30分経過して、特に症状が現れなかったら、中毒に至らなかったと判断できる。しかし、顔色が悪い、頭痛がするということになれば、軽い中毒症状を起こしている。(痙攣があるようだと重症である。)この場合は直ちに病院へ運んで処置を行う必要がある。

英語、ドイツ語、フランス語では「Nicotinism」、中国語では「尼古丁中毒」と言う。

後日談」:「ごどつだん」と言うが、「後日譚(ごじつたん)」と言う場合もある。ある事件が落着した後、それからどうなったかという話のことである。

小説などの場合は「エピローグ」という形で記されることもある。また、ドラマや映画などでは、ちょっとしたオチが用意されている場合もある。
尚、物語の続編として、その完結した物語を受けて、時間的に連続した形の続編というものは、小説やドラマ、映画でも数多いが、それせはまた別の物語とい見なされるので「後日談」とは呼ばない。(但し「後日談的な物語」と表現されることはある。)

「ケータイ刑事」の物語は、基本的に、事件解決後にちょっとしたオチが用意されていて。そこで銭形と相棒が色々なことを語っているというパターンで締められている。この物語では、それが「鑑識メモ」で語られていたということで、ちょっと珍しい物語ということになった。

英語では「Sequel」、ドイツ語では「Folge」、フランス語では「Suite」、イタリア語では「Seguito」、スペイン語では「Continuación」、ポルトガル語では「Seqüela」、中国語では「日後談」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

元気になる会議-ホワイトボード・ミーティングのすすめ方

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  • 作者: ちょん せいこ
  • 出版社/メーカー: 解放出版社
  • 発売日: 2010/10/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ホワイトボードスケジュール [2012年 カレンダー]

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  • 作者: .
  • 出版社/メーカー: APJ (株式会社 ハゴロモ)
  • 発売日: 2011/10/05
  • メディア: カレンダー
軽量アルミ ホワイトボード 900x600mm WBA-9060

軽量アルミ ホワイトボード 900x600mm WBA-9060

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: ホーム&キッチン
ホワイトボード 両面 脚付き 無地 1200×900mm

ホワイトボード 両面 脚付き 無地 1200×900mm

  • 出版社/メーカー: カグクロ
  • メディア:
簡易 ホワイトボード 両面 1200×800mm 輸入品

簡易 ホワイトボード 両面 1200×800mm 輸入品

  • 出版社/メーカー: 株式会社ケイズプランニング
  • メディア:
軽量アルミ ホワイトボード 450x300mm WBA-4530

軽量アルミ ホワイトボード 450x300mm WBA-4530

  • 出版社/メーカー: ナカバヤシ
  • メディア: ホーム&キッチン
最新版 香水の教科書―愛されるための109のテキスト

最新版 香水の教科書―愛されるための109のテキスト

  • 作者: 榎本 雄作
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本
世界香水ガイド2★1885 ~「匂いの帝王」が五つ星で評価する

世界香水ガイド2★1885 ~「匂いの帝王」が五つ星で評価する

  • 作者: ルカ・トゥリン&タニア・サンチェス
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2010/12/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
香水─香りの秘密と調香師の技 (文庫クセジュ)

香水─香りの秘密と調香師の技 (文庫クセジュ)

  • 作者: ジャン クロード エレナ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: 新書
アロマ香水手作りバイブル―香りを味方に、なりたい自分になれる!

アロマ香水手作りバイブル―香りを味方に、なりたい自分になれる!

  • 作者: 青木 恵
  • 出版社/メーカー: 角川マガジンズ
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 単行本
フォトグラフィー 香水の歴史

フォトグラフィー 香水の歴史

  • 作者: ロジャ・ダブ
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2010/03/12
  • メディア: 単行本

二進法の秘密―=電子計算機のABC= (1969年) (科学普及新書)

  • 作者: ヴェ・カサトキン
  • 出版社/メーカー: 東京図書
  • 発売日: 1969
  • メディア: 新書

二進法 (数学ワンポイント双書 21)

  • 作者: 野崎 昭弘
  • 出版社/メーカー: 共立出版
  • 発売日: 1978/07
  • メディア: 単行本

電子計算機と二進法 (1965年) (電子計算機シリーズ)

  • 作者: 一松 信
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 1965
  • メディア: -

図解中毒マニュアル―麻薬からサリン、ニコチンまで

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 同文書院
  • 発売日: 1995/01
  • メディア: 単行本

ニコチン中毒ところかまわず

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 葉文館出版
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本

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