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渡辺貞夫『モーニング・アイランド』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1979年に発表されたアルバムであって、日本でのフュージョン・ブームの中心的な存在となった彼がニューヨークのトップ・アーティストを集めて製作されたアルバムである。前作の『カリフォルニア・シャワー』と共に、彼の名前を不動のものにしたヒット・アルバムであり、かつ、彼の代表作の一つであるのは言うまでも無い特に、アメリカのトップ・ミュージシャンが参加していることで、クオリティも高く、聴き所満載である。

収録曲は以下の全8曲である。『モーニング・アイランド』『ダウン・イースト』『セレナーデ』『ウィ・アー・ザ・ワン』『ホーム・ミーティング』『サダオのための小さなワルツ』『サンバ・ド・マルコス』『イナー・エムブレイス』。

お薦め曲は前作同様に「全部」と言いたくなる所であるが、アルバム・タイトル・ナンバーである『モーニング・アイランド』、そして彼の名前が曲名に入っている『サダオのための小さなワルツ』を別格扱いとして、「絶対のお薦め曲」または「聴かなければならない曲」としてピックアップしておく。

曲数は8曲であるが、時間的には長い曲が多いことで、トータル時間も40分を超えていて、たっぷりとクオリティの高いサウンドを聴かせてくれている。また、本アルバムではデイヴ・グルーシンに曲のアレンジを任せていることで、ナベサダ地震は演奏により集中出来ていて、これも本アルバムのクオリティを高いものにしているところでもある。

CM曲としてお馴染みの曲も収録されているだけに、意識しないで耳にしていた曲もあるため、親しみやすく身近に感じられる所もあるアルバムでもあって、更にクオリティも高いというので、じっくりと聴き込んで、彼のプレイを、ニューヨークの一流ジャズ・ミュージシャンたちのセッションを堪能出来るアルバムである。必聴です!

 

モーニング・アイランド

モーニング・アイランド

  • アーティスト: 渡辺貞夫
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1994/06/25
  • メディア: CD

モーニング・アイランド(K2HD/紙ジャケット仕様)

モーニング・アイランド(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: 渡辺貞夫,デイヴ・グルーシン,ジェフ・ミロノフ,フランシスコ・センテーノ,スティーヴ・ガッド,ルーベンス・バッシーニ,エリック・ゲイル
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: CD
モーニング・アイランド [XRCD]

モーニング・アイランド [XRCD]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1997/09/22
  • メディア: CD

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ALDO NOVA『TWITCH』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの3枚目のアルバムである。カナダ・モントリオール出身の彼は本格的なロック路線を突き進んでいたが、本アルバムは肩の力を抜いた軽いロックに変わり、新境地を見せたアルバムである。但し、セールスやチャート成績の方は伸び悩むことになった。(特にチャートインしていない。)

収録曲は以下の全10曲である。『Tonight (Lift Me Up)』『Rumors of You』『Surrender Your Heart』『If Looks Could Kill』『Heartless』『Long Hot Summer』『Fallen Angel』『Stay』『Lay Your Love On Me』『Twitch』。

尚、本アルバムからシングル・カットされた曲は無い。

お薦め曲は『Tonight (Lift Me Up)』『Rumors of You』『Heartless』『Stay』そしてアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Twitch』をピックアップしておく。

ポップ寄りのサウンドになったことで、とても聴きやすいものになり、キャッチーな部分も出ているのだが、その分、どうしてもロックとしては軽いものに感じられてしまい、この辺りが伸び悩んだことになったのは明らかである。

が、ロックと言うよりもポップ寄りの、'80'sらしいキャッチーなサウンドということでは聴きやすいものである。(が、過去2作から彼に求められたものとは方向性が違っているだけに...)まあ、ボーカル・アルバムというように捕らえると、'80'sらしいサウンドでもあるだけに、こういうサウンドも悪くはないとは思いますけど...

 

Twitch

Twitch

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird Records
  • 発売日: 2009/03/10
  • メディア: CD


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ゴーカイジャー #36 [特撮]

前回の続きとなるゴーオンジャー編の後編。やっぱりOV作品の後編と言った感じの作品であるが、何かが足りないように感じられてしまう物語でした。複数の敵組織が同時に出るという所は完全にOV作品という所であるが、そうなると戦隊サイドがゴーオンから1人だけと言う所が物足りなさを感じてしまう所となって...

また、マッハルコンの玩具のプロモーション的な内容となることは予想されたことであるが、この点では「やっぱり」ということでした。

殿下が、ガイアークに敵対心を持って、自ら現れて退治しようとしたところや、ゴーカイジャーが現れると、(進言があってのことだが)双方がつぶし合って、ということにするなど、頭に血が上りやすいのに、けっこう頭は使っているのですね。皇帝のボンボン・バカ息子という印象が強いが、しっかりとした参謀がいて、帝王学を学んで冷静に行動できれば、それなりの支配者になれそうなのに、キャラクターとしては面白い所です。

ヒューマンワールドを鎖国バリアで封鎖したということで、戻れないと思ったら、他のワールドを経由したら戻れるというのは、ガイアークもやっぱりオマヌケという所で会って、このノリはやっぱりOVですね。で、何だかんだでマシンワールド経由でヒューマンワールドに戻ってきてしまえば、あとはいつもの通りであるが、赤い海賊船を見たババッチーノが「赤船」と言ったところは上手い言い方でした。

今回のパチモン戦隊は、やっぱりということで、ゴーオンジャーであったが、海賊銀がゴーオン金銀の半々というのは、「ファイブマン」の中盤以降の敵・合身銀河闘士を見ているようで、パチモンのパチモンで、ギャグ要員としか見えず、残念でした。また、「メット・オン」もゴーカイのマスクからということでは、期待外れも甚だしく、三流のパチモンでしか無かったのは残念でした。そのため、パチモン・黒の違和感が薄らいだのも事実でしたが...

今回の物語は、やっぱりOV作品として本編が45分ぐらいのものとして続けてみるべきで、30分枠×2として見るには余りにも不満だらけとなるものでしかなかったですね。前編・後編のそれぞれに、それぞれ見所となる所を入れておかないと...ということで、小ネタなどは面白い(海賊銀のことを「よろい」と呼んだりした所はホームランでしたけど...)が、前後編として放送するには余りにも物足りなさを感じるものであって、残念でした。

 

炎神戦隊ゴーオンジャー Vol.1 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
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↓「合身銀河闘士」はここから登場します。
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ケータイ刑事銭形海8話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第8話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件・事件編」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、クイーンの一人舞台に対して高村さんが色々と突っ込んでいた所から、「ウイスキー」について、「麦茶」について、「煮干し」について、「乾杯」について、そしてこれで芸を見せたことから「ティッシュ」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/25付です。

ウイスキー」:大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を、麦芽を用いて糖化させ、それを発酵させた後に蒸留した酒の総称である。また、アルコール分が40~50%前後ということで、アルコール分の高い酒でもある。

尚、現在は「ウイスキー」と表記されているが、「ウヰスキー」や「ウ井スキー」という表記も一部で用いられている。また、漢字では「火酒」と表記するが、漢字は表意文字ということを考えると、なるほどという文字である。

歴史は古く、1405年にアイルランドで製造されていたことが文献に記されている。(アイリッシュ・ウイスキーの原点ということも出来る。)また、それから90年ほど後の15世紀末にはスコットランドで製造されていた記録もある。(スコッチ・ウイスキーのルーツということになる。)また、現在ではこれらの記録よりも前から存在していたと考えられていて、起源といつから製造されるようになったのかは不明である。

穀物を原料として、糖分を作り、それを発酵させるという製造方法はビールとも共通する所である。しかし、ビールと異なるのは、発酵させた液体を蒸留する所である。また、蒸留は1度ではなく、数回行うため、これによってアルコール濃度が高く凝縮されることになる。その後、(主に)オーク材を用いて作られた木製の樽に詰めて熟成させる。熟成期間は数年というのが一般的であるが、10年以上寝かすこともある。そして、熟成させたものを樽毎に風味に差が出るため、それらをブレンドし、加水して製品となる。(熟成させるものはアルコール濃度はより高く、40~50%になるように加水して出荷される。)

ウイスキーは産地によって原料が異なることもあって、主にスコットランドの「スコッチ・ウイスキー」、アイルランドの「アイリッシュ・ウイスキー」、アメリカ産の「アメリカン・ウイスキー」、カナダ産の「カナディアン・ウイスキー」が有名である。また、これらに加えて日本産の「ジャパニーズ・ウイスキー」も名前が通っている。

尚、「ケータイ刑事」ではすっかりお馴染みのバーボン(高村さん)は、アメリカン・ウイスキーの一つであって、トウモロコシを原料に作られたウイスキーである。

英語では「Whisky」と「Whiskey」の両方があるが、スコッチ・ウイスキーやカナダ産のものは前者、アイリッシュ・ウイスキーやアメリカ産のものは後者を用いて使い分けられている。また、ドイツ語では「Whiskey」、フランス語、イタリア語、スペイン語では「Whisky」、ポルトガル語では「Uísque」、中国語では「威士忌酒」と言う。

麦茶」:大麦を殻付きのまま炒ったものを茶葉として利用して作ったお茶のことである。「麦湯」という言い方もあるが、主に冷やして飲まれることが一般的になっている。(夏野の見物として定着している。)

香ばしい風味があり、ビタミンB1が豊富、体温を下げたり、血流を改善する効果があることで知られる飲料である。また、緑茶などではカフェインが含まれているが、麦茶にはカフェインが含まれていないため、子供にでも安心して飲ませることが出来る飲料として定着している。

歴史は古く、平安時代には貴族の飲み物として存在しており、身分の高い人の飲料として広く不況する。庶民にも知られるようになるのは江戸時代になってからであるが、浸透するのは明治になってからである。更に、昭和になってから普及していくことになるが、定着するのは戦後、1960年代になって、電気冷蔵庫の普及で、夏に冷やして飲む飲料「麦茶」として知られるようになってからである。(戦前までは「麦湯」とよばれ、暖かい飲料であった。)

一般的には、そのまま飲まれるが、好みによっては砂糖を入れたり塩を入れて飲まれることもある。また、少し濃く麦茶を作り、そこに砂糖と牛乳を入れると、コーヒー牛乳風味の飲み物が出来ることから、ノンカフェインの「コーヒー牛乳」もどきの飲料を作ることも出来る。→昭和40年代にはこのことはけっこう知られていた。現在ではB級グルメの一つと言うことになりますね。

英語では「Barley Tea」、ドイツ語では「Gerstentee」、フランス語では「Thé de l'orge」、イタリア語では「Tè di Orzo」、スペイン語では「Té de la Cebada」、ポルトガル語では「Chá de Cevada」、中国語では「麥茶」と言う。

煮干し」:小魚を煮て干した食品の総称である。主にだし汁を取るために用いられるものであって、カタクチイワシを使ったものが最もポピュラーである。(それ以外では、マイワシ、ウルメイワシ、キビナゴ、アジ、サバ、トビウオなどが使われる。)また、「出汁ジャコ」「いりこ」「じゃこ」などと呼ばれることもある。

尚、魚以外の食材を煮て日干しした食品についても「煮干し」と呼ばれが、その場合はあくまでも「煮干し」と呼ばれ、他の言い方はされないのが普通である。(特に「じゃこ」は漢字で記すと「雑魚」と記すため、魚を使ったものということである。)

英語では「Dried Small Sardines」、ドイツ語では「Getrocknete Kleine Sardinen」、フランス語では「Petites Sardines Séchées」、イタリア語では「Piccole Sardine Asciugate」、スペイン語では「Sardinas Pequeñas Secadas」、ポルトガル語では「Sardinhas Pequenas Secadas」と炒ったが、日本食が世界に広がるに従って、現在では殆どの言語で日本語をローマ字表記とした「Niboshi」という言い方が一般的になっている。また、中国語では「小雜魚乾」と言う。

乾杯」:杯の酒を、指導者の合図に合わせて飲み干すこと、またはその儀礼のことを言う。特に、宴会では、最初に、料理に手を付ける前に。一番最初に行われるのが一般的であって、それから宴会が始まるのが一般的である。尚、慶事の場合では「乾杯」とは言わずに「献杯」と呼ぶのが普通である。

英語、フランス語では「Toast」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Prost」、イタリア語では「Salute」、スペイン語では「Salud」、ポルトガル語では「Torrada」、中国語では「乾杯」と言う。

ティッシュ」:「ティッシュペーパー」の省略した言い方であるが、最近ではこれも普通名詞になりつつある。また「ちり紙」と言う言い方もある。

薄くて柔らかい紙であって、汚れを拭き取るために使用される紙である。扱い上は化粧用品ということになっているが、鼻をかむときに使ったり、身の回りのちょっとした汚れを拭き取るのに用いられる。そのため、化粧用品という認識は薄く、掃除用品と思われているところもある。(トイレットペーパーは便所用に特化したものであって、紙質が悪いが、マルチ用途であって、紙質の良いものがティッシュペーパーと言っても良い。)

尚、「ちり紙」と言うと、鼻をかむためのもの、または汚れ落としのためのものというイメージがあって、「ティッシュ」というと「上質のちり紙」というように認識されているが、特に違いがあるものではない。

現在は、箱に入った「ティッシュペーパー」と、携帯しやすいように、数枚のみが入っている「ポケットティッシュ」と呼ばれるものがある。特にポケットティッシュは街頭や店頭などで販売促進用のために配布されていることも多い。(そのため、(箱入りの)「ティッシュペーパー」は買うものであるが、「ポケットティッシュ」は貰うものという認識が浸透しているところもある。ただ、近年はポケットティッシュも内容量が減り、更に配っていることも以前と比べて減っていますね...)

英語では「Tissue Paper」、ドイツ語では「Taschentuch」、フランス語では「Tissu」、イタリア語では「Tessuto」、スペイン語では「Tejido」、ポルトガル語では「Tecido」、中国語では「手紙」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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知識ゼロからのシングル・モルト&ウイスキー入門 (幻冬舎実用書―芽がでるシリーズ)

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  • 作者: 古谷 三敏
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本
ウイスキー&シングルモルト完全ガイド

ウイスキー&シングルモルト完全ガイド

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本
ウイスキー銘酒事典

ウイスキー銘酒事典

  • 作者: 橋口 孝司
  • 出版社/メーカー: 新星出版社
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 単行本
ウイスキーの基礎知識 (食の教科書)

ウイスキーの基礎知識 (食の教科書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2010/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
麦茶 毒出し健康法 (PHP文庫)

麦茶 毒出し健康法 (PHP文庫)

  • 作者: 蓮村 誠
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/07/01
  • メディア: 文庫
煮干しの解剖教室 (オリジナル入門シリーズ)

煮干しの解剖教室 (オリジナル入門シリーズ)

  • 作者: 小林 眞理子
  • 出版社/メーカー: 仮説社
  • 発売日: 2010/07/22
  • メディア: 単行本
心を伝える乾杯・献杯・中締めのあいさつ―「いざというとき誰でも使える短いスピーチ」収録

心を伝える乾杯・献杯・中締めのあいさつ―「いざというとき誰でも使える短いスピーチ」収録

  • 作者: 河口 彰吾
  • 出版社/メーカー: 高橋書店
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本
ティッシュペーパーで作る小物―ミラクルクラフト (レディブティックシリーズ―クラフト (2201))

ティッシュペーパーで作る小物―ミラクルクラフト (レディブティックシリーズ―クラフト (2201))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ブティック社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本

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