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BAD NEWS BEARS(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は2005年の映画「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン」である。タイトル(特に邦題)を耳にすると、久しぶりの新作ではないか?と感じるが、これは1976年の「がんばれ!ベアーズ」のリメイクである。尚、1976年の作品のタイトル(原題)は「THE BAD NEWS BEARS」と言うように定冠詞の「THE」が入っているが、リメイクの本作ではそれが入っていないので、原題を見ても区別することは可能です。

映画データを記しておくと、マーカス・ヴィシディが製作総指揮を務め、監督はリチャード・リンクレイター、脚本は、ビル・ランカスターのオリジナル脚本(1976年の時の脚本)にビル・ランカスター、グレン・フィカーラ、ジョン・レクアの3人が脚本としてまとめ上げている。撮影はロジェ・ストファーズ、音楽はエド・シェアマーである。そして出演は、ビリー・ボブ・ソーントン、グレッグ・キニア、マーシャ・ゲイ・ハーデン、サミー・ケイン・クラフト、ジェフリー・デイヴィス、ティミー・ディータース、ブランドン・クラグス、カルロス・エストラーダ、エマニュエル・エストラーダ、セス・アドキンスたちである。

本作は、多少現代風に修正されている所があるものの、「ほぼ」忠実なリメイク作である。その修正というのは、時代の変化によって、現在では問題が大きくなるような所を修正したということと、バターメイカーにもう少し箔を付けようということでの修正なんでしょうね。(WOWOWで同じ日に'76年の作品と本作が放送されたが、同じ日に見たら、「同じじゃないか!」という言葉で片付けられてしまうだけです。)→だから「ほぼ」なのです。

元メジャーリーガー(ピッチャーでマリナーズに在籍していた)であるバターメイカー、今は害虫駆除の仕事をしているものの、酒に溺れる日々を過ごしていた。そんな彼に少年野球チームの監督をという話が舞い込む。小遣い稼ぎのつもりで引き受けた彼だったが、チームは彼の想像をはるかに超えたボロボロのチームで、問題児の集まりであった。リーグ戦が始まったが、初戦で目も当てられないボロ負けを喫し、手を打つことにしたバターメイカーは剛球投手のアマンダを、そして強打のケリーをチームに入れた。そこからベアーズの快進撃が始まり、最終戦の優勝決定戦に駒を進めたベアーズだったが...

本作が旧作と一番違っている所は音楽である。旧作ではビゼーの「カルメン」がテーマ曲のように使われていたが、本作ではそのような曲はなく、豪華アーティストたちが集結するという形の音楽が劇中に多数登場する。ということで、サントラ盤も、ヒット曲を集めたようなオムニバス盤というものになっている。

そのサントラ盤に収録されている曲は以下の全15曲である。『Promise』(SIMPLE PLAN)、『Bad Reputation』(SENSES FAIL)、『Everything Is Alright』(MOTION CITY SOUNDTRACK)、『Wipeout』(PHANTOM PLANET)、『This Is War』(BEN KWELLER)、『Centerfield』(JOHN FOGERTY)、『Shinin' On』(GRAND FUNK RAILROAD)、『Cocaine』(ERIC CLAPTON)、『Muscle Of Love』(ALICE COOPER)、『Stranglehold』(TED NUGENT)、『Close To Champaign』(LOS STRAITJACKETS)、『Wack Wack』(YOUNG-HOLT TRIO)、『Meet Mr. Buttermaker』(EDWARD SHEARMUR)、『Play Ball』(EDWARD SHEARMUR)、『Dictatorship』(EDWARD SHEARMUR)。

ヒット曲集というつもりで聴いていたら悪くないのだが、「ベアーズ」というとやはり「カルメン」という印象があるだけに、どうもこのサントラ盤を聴く限りは「ベアーズ」という印象が全く浮かんでこない。(それだけ、1976年のオリジナル作品が、物語だけでなく全ての点で強く印象に残っていると言うことである。)この辺りにも、'80'sにメジャーな形となった豪華アーティストの集結したサントラ盤というものに翳りが出ているということを象徴している。

最近のヒット曲集というオムニバス・アルバムとして捉えるのならば、その価値は十二分にあるが、サントラ盤として捉えるのであれば、1976年の旧作を知らない方には良いだろうが、知っている方は、会えて接しない方が良いんじゃないでしょうか...(やはり「ベアーズ」と言えば「カルメン」だと思います。)

 

The Bad News Bears

Bad News Bears

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Rykodisc
  • 発売日: 2005/07/26
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン スペシャル・コレクターズ・エディション

がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン スペシャル・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: DVD

↓本作と'76年の2作品のセット

がんばれ!ベアーズ“ダブルヘッダー”パック

がんばれ!ベアーズ“ダブルヘッダー”パック

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: DVD

↓旧作3本のセット

がんばれ! ベアーズ トリプルプレイ パック (初回限定生産)

がんばれ! ベアーズ トリプルプレイ パック (初回限定生産)

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/09/22
  • メディア: DVD

↓旧作3本と本作を合わせた4作品のセット

がんばれ!ベアーズ“グランドスラム”コレクション

がんばれ!ベアーズ“グランドスラム”コレクション

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: DVD


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ゲキレンジャー#15 [特撮]

もう、番組タイトルを変えた方が良いんじゃないの?(「獣拳戦隊リオメレウォーリア」とでも...)どう考えても本作の主役となっているのは臨獣殿である。(今回のゲキレン・メンバーは単なるギャグ・メーカーに成り下がって、騒がせただけでした。)ということで、今回のBGMは、GEOFF FARINAのアルバム「REVERSE ECLIPSE」というアルバムを選んでみました。(ギターとボーカルというシンプルな楽曲が聴きやすいアルバムであるが、選んだのは単にタイトルからです。)

実は、ゲキレンジャー・サイドは、スクラッチという会社を隠れ蓑にした悪の組織で、シャーフーはその幹部の一人(支部長みたいな存在)で、象さんやコウモリたちと同列。で、ゲキレンの3人はそこでこき使われる行動隊長みたいな存在。大幹部は、スクラッチの重役であり、ゲキレン・メンバーをサポートしている美希で、真のボスはまだ物語には登場していないスクラッチの社長(または会長)。美希が色々と開発している新兵器は、今後量産して世界に売ってボロ儲けを企んでいる武器商人というのがその正体。で、最終決戦はスクラッチ壊滅&ゲキレン・メンバーは全員昇天臨獣殿もほぼ壊滅して、理央はレッドと相打ちで果ててしまい最終的な勝者として唯一人生き残るがメレ。しかし理央様が死んでしまったことで、後を追って自殺してしまう。(つまり、全てのキャラクターがお亡くなりになる。)ということで、結局は「何も残らない虚しい戦いであった」ということで「THE END」と結ぶ。→こういう風に進んでいけば面白いのだが、「明るく楽しい戦隊」で、最後に「勝利を」というのがあるだけに、こんなことはあり得ないと分かっていますが...(これをしたら特撮史に残るのは間違いないでしょうが...)

子供になったジャン、赤ちゃんになったレツ。それにしても、シャーフーはそんな子供と赤ちゃんを連れてランに「修行だ」なんて、実に酷いことを言っている。赤ちゃんを戦場に出す様なもので、やはりシャーフーは悪の幹部の一人なのか?美希も一緒に行ってあげる、と言わなかった所を見ると、やはり冷酷非道の悪の女幹部の要素がある。

それにしても、別々の方向にはじき飛ばした光の玉がどうして隣にある訳?ゲキレン側の修行が毎度のことながら甘すぎて、あまりにも都合良く展開するから、その不思議な力が働いたとでも言うのでしょうか?→これだったら、赤と青の二人を子供にしても、それを上手く扱えていないということで、実に中途半端な物語でした。

で、いつものように(ゲキレン側に)都合良く展開していって、巨大化したルーツを倒して「めでたしめでたし」って、いつもにも増して実に内容の無い物語でした。巨大戦、実況があっても五月蠅いだけであるが、それが売りの本作なのに、その肝心の実況も無いというのであれば、単に尺を埋めるだけのカットにしか思えない。→こういう時こそ象さんが出てきて実況したらいいのに...)

一方、理央とメレに関しては、次の展開へと着々と足場を固めている。今回は理央はほぼ開店休業状態だったが、メレが海の拳聖・ラゲクを甦らせることに成功し、いよいよメレがこの作品の主役に躍り出るチャンスが近づいてきました。(もはや、これしか本作の楽しみは無い...)

去年までのような盛り上がりが全く無く、ヒーロー側にこんなにも魅力がないなんて、「大いなるマンネリ」の戦隊もその神通力は何処へ行ったのでしょうか?この調子では、「ファイブマン」の時に「戦隊打ち切りか?」という話が出たが、それが再燃してもおかしくないですね... →大なたを振るってテコ入れしないと...(でも、理央をゲキブラック、メレをゲキグリーンにするというような安易なことはしないでよ...)

(来週は、日曜のお昼にUPさせるつもりですが、こんなにも内容のない駄作に陥ってしまったら、どうするものか...)

 

Reverse Eclipse

Reverse Eclipse

  • アーティスト: Geoff Farina
  • 出版社/メーカー: Southern
  • 発売日: 2001/02/13
  • メディア: CD

↓これらも買う気が無くなりました。

獣拳戦隊ゲキレンジャー オリジナルアルバム 真・激気・音

獣拳戦隊ゲキレンジャー オリジナルアルバム 真・激気・音

  • アーティスト: TVサントラ, 鈴木裕樹, 福井未菜, 高木万平, 荒木宏文, 平田裕香, 谷本貴義, ヤング・フレッシュ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: CD
[キャラクターブック]獣拳戦隊ゲキレンジャー ニキニキ!

[キャラクターブック]獣拳戦隊ゲキレンジャー ニキニキ!

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
  • 発売日: 2007/05/31
  • メディア: 大型本

↓シャーフーこそ、これでも読んで修行せよ!

育児の裏ワザ便利帳―赤ちゃんも喜ぶ 0~3歳児までの楽しい子育て実践法

育児の裏ワザ便利帳―赤ちゃんも喜ぶ 0~3歳児までの楽しい子育て実践法

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本


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「THE BAD NEWS BEARS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1976年の映画「がんばれ!ベアーズ」である。ウォルター・マッソーと、天才子役のテイタム・オニールの顔合わせで、少年野球を題材に、如何にもアメリカ映画らしいスポーツものという作品になり、大ヒットを記録したことから2本の続編、更にはTVシリーズにもなった。また、本作のリメイク作品が2005年に制作されたのは記憶に新しい所である。

映画データを記しておくと、監督はマイケル・リッチー、脚本はビル・ランカスター、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はジェリー・フィールディングである。そして出演は、ウォルター・マッソー、テイタム・オニール、ヴィク・モロー、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョイス・ヴァン・パタン、ベン・ピアッツァ、クリス・バーンズ、エリン・ブラント、ゲイリー・リー・キャヴァナロたちである。

また、ビゼーの「カルメン」が主題歌として使われ、これがコメディ・タッチの本作と上手くマッチして、実に良い味を出している所に注目されたし。

物語は、かつてはマイナー・リーグで活躍したことのあるプールの清掃人であるバターメーカーが、市議会の要請で少年野球チーム・ベアーズの監督兼コーチを依頼され、それを引き受ける。が、ベアーズの顔ぶれといえば問題児だらけで、とても強くなることは出来ないと判断する。で、昔の恋人の娘で、ピッチャーとしての才能のあるアマンダという少女をチームに加える。更に、攻撃の柱として、バイクを乗り回す不良少年・ケリーをもチームに入れる。そこからベアーズは連戦連勝をかさね、そして優勝決定戦にまで進出したが...

最初は、キャッチボールの一つもまともに出来ないような子供たちだったが、その少年たちが練習を重ねて次第に上手くなっていくなど、教育的にも良いストーリー展開で、優勝決定戦の結末はちょっと泣かせてくれる。全体はコメディ・タッチであるが、所々にはスポコンの要素があったり、友情ドラマがあったりと、家族全員で楽しむことが出来る作品である。(続編やTVシリーズになるのも納得できます。)笑って、泣いて、大いに楽しみましょう。ただ、野球少年の子供たちには、一人の能力の高い選手に頼ることなく、地道に練習をして上手くなっていくものだ、ということをしっかりと読み取って貰いたい所である。(が、がむしゃらな猛練習も成長期では毒になると言うことも忘れないように...)

 

がんばれ!ベアーズ

がんばれ!ベアーズ

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2007/06/22
  • メディア: DVD

↓TVシリーズです。

がんばれ!ベアーズ DVD-BOX

がんばれ!ベアーズ DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: DVD

↓続編です。

がんばれ!ベアーズ特訓中

がんばれ!ベアーズ特訓中

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/07/07
  • メディア: DVD

がんばれ!ベアーズ大旋風 -日本遠征-

がんばれ!ベアーズ大旋風 -日本遠征-

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/07/07
  • メディア: DVD

↓リメイク作はこちら

がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン スペシャル・コレクターズ・エディション

がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン スペシャル・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: DVD


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ケータイ刑事銭形愛13話 [ケータイ刑事]

本来ならば、今回は第12話のはずなのだが、MBSが「銭形雷」をお休みしたため、その代打で12話を記した(5/23です。)ので、今回は13話である。その第13話の物語は「カメラは見ていたワンシーン・ノーカット ~BS-i連続殺人事件~」である。これは「ケータイ刑事」だけではなく、(放送当時で)50年になる日本のTV史に残る大傑作でもある。何せ、30分番組のドラマを1シーン・ノーカットという形で作ってしまった物語であり、いつもの前振り(のコント)から始まる部分から、BS-iの宣伝、事件発生から謎解き、犯人逮捕、そして最後のオチまで、しかも途中で語られる回想シーンまでもが1シーンとして繋がっているのである。(これは凄い!)舞台劇であれば全1幕という作品であれば1シーンと言うことになるが、本作はテレビという特長を生かして、いくつかの部屋を舞台にしていて、それが変わっていくという舞台劇では出来ないことが行われている。とにかく、これはTVドラマ史に残る大傑作である。それでは本編に行きます。

いつもの東京の夜景で始まるオープニングとは異なり、愛ちゃんをセンターに、警官たちが横一列に並んで行進するという映像で始まり、「今回の事件は、日本、いや、世界ミステリー界初の試みにチャレンジした超スペシャルバージョン。では、華麗なるの推理ショーの幕開けといきましょう」というナレーションが入る。(で、本放送の時はここでCM、経過時間は僅か40秒ということで、この後はCMが入らずに25分ちょっとの本編を一気にということになる。→このパターンは後の「銭形泪・1st.9話」の公開収録の回、「銭形零・1st.12話」の耳で楽しむハイビジョン・ドラマの回のがあるが、長いシリーズの中でも都合3回しかないことです。でも、やはり「銭形愛」がその最初と言うことで、パイオニアという地位は「銭形愛」ですね。)

「今回のケータイ刑事 銭形愛は、ワンシーン・ノーカットでお送りいたします。」というテロップが出て、それが語られると、カチンコ(「熱血刑事24時」と書かれている。)が登場してスタート。

BS-iのディレクター・平野俊一がハイテンションで登場し、BS-iを飛び出すと、表にはサングラスをした五代さんがいて、「おはようございます」と挨拶をして握手をする。これに「警視庁の五代潤です」と自己紹介する五代さん。「初めてのテレビなので緊張しています」と言っている五代さん。(この後、ちゃんでも、ちゃんでもTVに出るということで色々とやってくれることになる五代さんですが、この時はまだ壊れていませんでした。)そこに「五代さ~ん」と愛ちゃんの声がする。で、愛ちゃんの姿を発見した五代さんは「お前、こんな所で何やってるの?」と問う五代さん。愛ちゃんはニコニコと笑顔いっぱいでいる。で、「警視庁熱血刑事 密着二十四時」という番組でTVに出るということを説明する五代さん。が、愛ちゃんは「熱血というのは違うと思う...」と突っ込む。が、それを無視する五代さんたち。で、愛ちゃんは「私もTVに出たことないからTVに出てみたい」と言うと両手でVサインをしてカメラに向かって「イェ~イ」とハイテンション。(こんなにも弾けた愛ちゃんは今回だけでする→こういう所は普通の女子高生です。)が、五代さんはそんな愛ちゃんを「引っ込めというの、お前」と言って愛ちゃんを後ろに片付け、平野は「誰です?このガキんちょは?」と問う。で「近所の小娘ですよ、関係ありません」と邪魔者扱い。で、「小娘か」「帰りなさい」と切り捨てられる愛ちゃんは「五月蠅い!」と言って拗ねた表情をする。(こういう表情の愛ちゃんも珍しい... →でも、可愛い)

そこにオープンカーが走ってきて「五代さん」と言う声がする。停まった車から降りてきたのはBS-i社長の城井俊一郎であり、五代さんに話しかける。(その後ろで、ちょっかいを出す愛ちゃんを追い払おうとする平野。こんな愛ちゃんの姿は今回だけです。)で、話をしながらBS-iの社屋に入っていく城井は、ここでBS-i(BSデジタル放送)の宣伝をする。(→2000年12月1日から放送が始まったBSデジタル放送ですから、この物語の本放送時ではまだ満2年を向かえて3年目に入った所で、まだまだ知名度の低いニューメディアでした。)で、「BSは16:9のハイビジョン。ワイドな画面で全国の家庭に電波を届けている。しかも、デジタルハイビジョンで無料放送。チューナーとアンテナさえあればいつでも見ることができる。」ということで、短時間では上手くまとめられている宣伝です。で、宣伝をすると社長は社屋の中へ。尚、この時、入口にあるTVには「銭形愛」のOPの映像が流れていて、愛ちゃんが色々と嬉しそうに振る舞っていました。

平野が「そろそろスタンバイ、お願いします」と言い、一ツ木通りを欠け向ける五代さんの姿を撮影したいということで、再び表に出る五代さんたち。そこに警官たちが駆け寄ってきて何かが始まる。が、これは仕出しの役者を使っての逮捕劇ということだった。(が、それを知らない五代さんはマジで犯人に立ち向かっている。)愛ちゃんは完全に一般の観客になっていて、色々とうけまくっている。(愛ちゃんにちょっかい出させないように気を遣う平野が面白い。)で、「やらせ」ということを語り、リハが終了ということで、社屋に入っていこうとする平野と五代さんたち。

そこに「警視庁から入電中」と、愛ちゃんの携帯に事件を知らせるメールが届いた。携帯を見た愛ちゃんは「事件ですよ。事件みたいですよ」と言って五代さんたちを呼び止める。(それにしても、事件なのに本当に嬉しそうな顔をしている愛ちゃんです。)で、五代さんたちは愛ちゃんの所に戻ってきた。港区赤坂5丁目、BS-iで殺人事件発生の通報。現在、詳細を確認中。直ちに現場に急行せよ、ということだったが、これに「BS-i?」「ここだよ」ということで混乱する五代さんたち。一方愛ちゃんは実に嬉しそうで、大きく頷くと「行きましょう」と行って社屋に駆けて行った。

本日は日曜日ということで、会社の方はお休みということで、人の姿は殆ど無い。(流石は低予算作品です。上手い設定で人を少なくても納得できるように展開させてくれます。)受付を通って中に入ると壁にあるポスターを見て「ケータイ刑事銭形愛」というのを見て、立ち止まってしっかりと口にする五代さん。(これも宣伝の一環ですが、本作を見ている人に宣伝しても、余り意味がないように思いますが...)

で、社内に入った愛ちゃんたちに「こっちです」と言う女性陣の声がする。で、彼女たちが「社長室!」と言うので社長室に入ると、城井社長が椅子に座った状態で、心臓を一突きされて死んでいた。で、五代さんは「現状保存だ」と素早く指示を出し、「第一発見者は?」と尋ねる。これに「私です」と行って手を挙げたのはアナウンサーの大脇利枝であった。(で、美人ということで鼻の下を伸ばす五代さんでした。)

彼女はプレビュー室にいて、そこを出たら社長が倒れているのが見えたということで、プレビュー室を確かめる五代さん。続いて「そちらの小太り」と言ってドラマプロデューサーの鈴本早苗に話を聴くと、プレビュー室の隣の小会議室で脚本家マコリン(これは林誠人先生のことでしょうね...)の原稿待ちをしていた、と証言する。更に、もう一人の女性、宣伝部の中尾ミカに話を聞くと、少し離れたデスクで「2月から始まる新番組「怪談新耳袋」」の広報資料の作成をしていた、と証言する。で、3人は犯行の様子は直接見ていなかった。そうしていると愛ちゃんが柴田さんを引き連れて「鑑識が到着しました」と言って戻ってきた。で、柴田さんは「検体はどこに?」と言い、鑑識班が社長室へ向かう。柴田さんは「死体は嘘をつかない。嘘をつくのはいつも生きている人間だ・け・だ」と言ってから社長室に向かい、そして鑑識作業を始める。(やっぱり、一言言って美味しい所を持っていこうとする柴田さんです。)で、愛ちゃんは警備員の話で、社長がオフィスに入ってからは誰も出入りをしていない、出入り口は一つしかない、ということを伝える。これに五代さんは「あの3人が怪しい、ってことじゃないか」と言うと「それではこれから事情聴取を行います。皆さん一人ずつ、ゆっくりと話を伺いしましょう」と3人の女性たちに向かって宣言する。これに「事情聴取?」「疑われているの?」ということを口にする女性陣。一方愛ちゃんは携帯を開いて、周囲の写真を撮り始めていた。(マイペースで捜査開始です。)五代さんは女性陣から反論を受けてタジタジに。で「やってられない」「帰ろう」と言う女性陣に、「3人の中に犯人がいるってことだ」とズバリ言う五代さんだった。

一方、愛ちゃんは「丹羽多聞アンドリウ」と札のある机(机にはあおいちゃんの写真がちゃんとありました。)を調べていたが、山積みされていたビデオテープを倒してしまう。(「たばたたもんアンドリウ?」と正しく読めない愛ちゃん。やはり漢字は苦手の様です。)そんな中、愛ちゃんの側にいた中尾が「あなたじゃないでしょうね、犯人」と大脇が口にする。で、いつも社長から「宣伝が足りない」と怒られていたこと、昨日もキャバクラ上のように街頭でチラシ配りをさせられていた、ということが分かる。これに中尾は大脇の元にやってきて反論し、ハイビジョンはシワがはっきり映るから、これ以上シワが増えたらクビだと城井社長に(大脇が)言われていたことを暴露する。(これに「どこにシワがあるの?」と五代さんに確かめる大脇は甘い声を出す。)そうしていると鈴本が「どっちでもいいんだけどさぁ、やっちゃったならやっちゃったで早いこと謝っちゃいなさいよ」と口を出す。が、最初に鈴本のことを「小太り」と言った五代さんは「謝って済む問題じゃないだろう」と激しく言う。(これは正論ですけど、人を選んで言う五代さんですから...)更に大脇が、鈴本が作るドラマは難解でわかりにくいと社長から言われていたことを口にする。で、3人は実に騒々しく、アンタがやった、という罵り合いになり、五代さんはその仲裁係に...

そんな中、愛ちゃんはマイペースで捜査を続けていて、騒いでいる4人に「すいません、すいませ~ん」と割って入り、一つだけ綺麗に整理された机の理由を尋ねる。で、その席の人は先月クビになったと鈴本が語る。彼は営業の高久保という男であり、BS-i は有料放送だと言って視聴者からお金を騙し取っていたことが社長にバレてしまい、クビになったのだった。また、その時、「社長を殺してやる」と言っていたと大脇が証言する。ということで、大脇、中尾、鈴本の3人に高久保を加えた4人には全て動機がある、ということになる。

そうしていると、愛ちゃんが座っている高久保の席だった上にある電話が鳴った。愛ちゃんはそれに素早く出る。「銭形さん、見つかりましたよ、凶器のナイフ。大会議室です」と伝える電話の声の主は柴田さんだった。で「今行きます」と愛ちゃんは返すと、電話を切り、大会議室に向かった。(五代さんと3人の女性も走って愛ちゃんを追っていきました。)

大会議室、aiちゃん(これはこの物語が放送された当時のBS-iのキャラクター人形です。)が机の上にあり、そこに血の付いたナイフがあった。が、指紋は出てこなかった。愛ちゃんは殺害現場は隣の社長室なのにこんな所に凶器のナイフがあるのはおかしい、と疑問を口にする。これに五代さんは「これは復讐だな」と言う。これは社長とBS-iに対する復讐で、高久保が怪しいと結論を出し、連絡させる。で、平野が携帯を使って電話を掛ける。が、高久保は電話に出ず、イライラする平野。また、隣の方から電話の着信音が響いてきた。で、それに気づいた愛ちゃんが大会議室を出て着信音がする方に向かう。で、五代さんたちもこれに続く。で、ロッカーの中からその着信音が聞こえてくることを確認する五代さん。

愛ちゃんはそのロッカーの扉を開ける。すると胸にナイフが刺さった男が愛ちゃんに向かって倒れてきた。で、3人の女性たちは「高久保くんだ!」ということで、高久保だった。愛ちゃんは振り解くように高久保を突き放すと、よろよろとしながら、右手に何かを握りしめていて、それをクルクルと弧を描くようにすると、力尽きて倒れた。(女性陣は「マクってこと?」と業界用語を口にする辺りは、やっぱり業界人です。)

五代さんは直ぐに救急車を呼ぶように指示するが、柴田さんが高久保を診て「13時20分、死亡確認」と、高久保が死んだことを確認した。すると「社長の次は高久保か。どうなっているんだこの会社は?」と口にするが、この後(「銭形舞」以降)もBS-iではやたらと事件が起こるのですよね。

そんな中、愛ちゃんは高久保の右手に握られていた紙を広げると「遺書みたいですけど...」と口にする。(中身はこれから目を通すという所でした。)が、五代さんは「自殺か」と決める。愛ちゃんはその文面話読み上げる。「城井社長は何もわかっちゃいない。BS-i に俺がいないのは、バカルディに三村、海砂利に有田がいないのと同じくらい大きな損失だ。こうなったら、俺をクビにした社長を殺して俺も死んでやる。サヨナラの大仏だけが人生だ(笑)。ほんじゃ、まか」この文面にある「バカルディ」と「海砂利」の意味が分からない五代さんに「それ、お笑いグループです」と愛ちゃん。更に大脇が、高久保は営業に来る前はバラエティ担当だったと語る。更に、鈴本が「高久保くんらしい文章ね」、中尾が「凍り付くようなギャグ、好きだったから」と補足的に説明してくれる。これに愛ちゃんは「五代さんと同類か...」とまとめてしまう。(でも、愛ちゃんも(ギャグに関しては)同類ですよね...)で、遺書に破ろうとした跡があることに疑問を抱く愛ちゃんは「匂う、悪の香り

すると五代さんが手を叩いて「分かったよ、この事件の謎」と言う。で、カメラに向かって「謎は解けたよ、ワックスくん」とカメラ目線で言う。(「ワトソン…」と言う愛ちゃんだったが、「いいんだよ、そんなことはどうでも」と切り捨てる五代さん。)そして「私、熱血刑事・五代潤が事件のからくりを説明します」と言って、カメラの向こう側にいる視聴者の為に説明を始める。

高久保はロッカーの中に潜んでいた。社長が帰ってくると、ロッカーから出て行って社長を殺害し、誰にも気づかれないように、またロッカーの中に戻った。で、ロッカーの中で自殺をし、遺書がその事実を如実に物語っている、と豪語する五代さんだったが、愛ちゃんは「凶器隠してないじゃん」「(説明)出来てないよ」「語ってない」と一人小声でツッコミを入れていた。で、五代さんは「会社をクビになった男が興した悲しい悲劇としか言いようがありません」とまとめる。これに愛ちゃんは「嬉しい悲劇があるんかい」そんな中、五代さんは自分で締めると「カット」と言って平野と抱き合って、事件を解決したということを誇らしげにしている。で、拍手する3人の女性陣と平野の間では「良かった」という安堵感に満ちた世界になる。

が、愛ちゃんは頭を抱えていた。で、一同の前に移動すると、平野と女性陣にはあっちに行くように言い(「帰ってはいけません」と釘を刺しておくのも忘れません。)、「五代さんには用事があります」と言ってお小言を言う上司の姿になる。で、五代さんに「あんなこと言っていいんですか」と言う愛ちゃん。五代さんは「事実を話しただけ」と言うが「事実って、全然違うと思う...」と愛ちゃん。で、「高久保さんは犯人じゃありません」と言って、五代さんに質問を開始する。高久保が犯人なら、どうしてわざわざ大会議室のaiちゃんの所に凶器を置いていたのか?(「復讐でしょう」と流す五代さん。)「凶器は自分で持ち帰って処分した方が安全でしょう」(反論できない五代さん。)遺書には破ろうとした跡がある。自分で書いた遺書ならどうして破る必要があるの?(自殺したときに苦し紛れで...と言う五代さん)そこに柴田さんが現れ、高久保に刺さっていたナイフからも指紋が検出されなかったことを告げる。で「謎は深まるばかりだね...」と言って退場。愛ちゃんは「やっぱ、おかしいですよ」と言い自殺ならあのナイフから高久保の指紋が出てくるはず、と言う。で、五代さんは「他に誰か犯人がいるってこと?」と尋ねると「おそらく」と愛ちゃん。すると五代さんは「それはまずいでしょう。ビデオ、撮り直さなくっちゃ...」と言って慌てだして平野を呼ぶ。

愛ちゃんは「そういうことじゃないでしょう。犯人を挙げることが先」と言って五代さんを窘める。(やっぱり愛ちゃんは五代さんの上司です。)そして、高久保が右手を回したように腕を動かして「これ、何に見えますか?」と五代さんに問う。愛ちゃんは、これは高久保が何かを伝えようとしたメッセージだと考えたのだった。で、五代さんが「あの3人の女性の名前、覚えている?」と言って、高久保が伝えようとしたのは「O」というアルファベットであり、大脇だと結論づける。そしてカメラ目線で「謎は解けたよ、ソックスくん」と言い、大脇が犯人だと決めつける。そして「可愛い顔して、色仕掛けで俺を騙そうとしやがったな、この野郎」と言って怒りながらみんながいる方に歩んでいく。が愛ちゃんが「ちょっと待って下さい」と待ったを掛けると「大脇さんに犯行は無理ですよ。だってずっと私たちと一緒にいたんですから」と言う。で、「いた」ということで納得する五代さんは「誰が犯人なんだよ?」とお手上げ状態に。で、愛ちゃんは遺書の文面を再度考え、「バカルディ」「海砂利」が引っかかる。更に、高久保のやったように腕を回すと「トンボじゃない」と言う五代さん(BS放送の衛星の模型を手にしていて「トンボに似てない?」というところから...)の言葉の「トンボ」、更に「トンボ…TONBO」の「T」、「五代…GODAI」の「G」から閃き「分かった」と口にする。そしてカメラ目線で「謎は解けたよ、ワトソンくん」と言うと笑顔を見せて去っていき、一同がいる方に歩いていく。

これに「ワトソンくんって、一体それ誰なんだよ」と尋ねる五代さん。そこを通りかかった柴田さんが「トム・ワトソン」と言い、あの有名なプロ・ゴルファーの名前を口にする。(ここから「ワトソンは誰?」という「ケー刑事」の大きな謎が色々と動いていくことになります。)

五代さんは愛ちゃんの後を追い、「この中に犯人がいるってことだな」と尋ねる。で「ええ」と答える愛ちゃんの言葉を受けると「えっ?」「誰、誰?」とまたも五月蠅くなる3人。で、五代さんが鈴本を指さして「小太り、お前だろう」と言い、鈴本が犯人だということになる中尾と大脇。

そうしていると、モニター用として7台並んだテレビに愛ちゃんのアップが映し出され(7台いずれの映像も分グルが少しずつ違うということで、やはり凝っています。)愛ちゃんの口上が始まる。「愛の光で闇を討つ。…火傷するよ」と決め台詞を決めると「犯人はあなた、新目さん」と語り、説明を始める。高久保が死ぬ間際にやっていたのは「O」じゃなく「C」であり、これは「CAMERA」の「C」だった。で、新目は高久保と一緒に社長を殺した。そしてその罪を高久保に被せるために自殺に見せかけて殺した。するとカメラマンの新目光明が「冗談はよしてくれよ。俺は最初から最後まであんたたちと撮っていたんだよ。その俺がどうやって社長と高久保を殺せると言うんだよ?」と反論する。

すると愛ちゃんが説明をしてくれる。「最初に私たちを撮っていたのはあなたじゃありません。高久保さんです」すると五代さんが「高久保が撮っていた?」と驚く。愛ちゃんの説明は続く。新目は妻子世からロッカーの中に隠れていて、そして社長を殺し、ナイフを大会議室に置いて、ロッカーに戻った。(ここからが圧巻で、回想シーンに突入。フィルターを掛けて回想ということを演出するが、カットされずにワンシーンの物語は続いていく。)ナイフを大会議室に置いたのは高久保と入れ替わるためで、大会議室で凶器が見つかれば全員そちらに行く。高久保と入れ替わることは最初から話し合っていて、高久保はカメラを相手新目と入れ替わった。ロッカーにやってきた高久保はそこで新目によって自殺に見せかけてナイフを刺され、新目が用意していた遺書を持たされた。ロッカーの中で高久保は騙されたことに気づき、遺書を破り捨てようとした。で、愛ちゃんは「これが事件の全てです。違いますか」と締めると、映像は(元の)現実に戻る。

五代さんは「遺書がちぎれていたのはそのせいか」と愛ちゃんの説明に納得する。これに新目は「証拠は、証拠はどこにあるんだよ。俺がやったという物的証拠は?」と言い逃れようとする。が愛ちゃんが「あなたのポッケの中、血の付いたハンカチ」と言うと、五代さんが「おい、動くな」と言って新目に詰め寄り、抵抗する新目から血の付いたハンカチを取った。で「血痕だな」と言う五代さんを突き飛ばして逃げる新目。で、直ぐに追いかける五代さんと愛ちゃん。

オフィスの中を逃げる新目だったが、結局、愛ちゃんと五代さんに挟み撃ちにされて「はい、そこまで」(と五代さん。)新目は「上手くいくと思ったんだけどなぁ...」と漏らすが観念した。で、五代さんが「どうして社長を殺したんだ?」と動機を尋ねる。すると新目が語る。今年の正月特番を撮るために2年間シベリアに行き、凍傷になっても寒さと戦い、素晴らしいドキュメンタリーを撮ってきた。が、社長はそれを番組にしないと言った。そんな理不尽な話があるか、ということで殺害に至ったのだった。

すると、大脇が「その話、知ってるんですけど...」と話に割り込んできた。新目は4:3で撮ってきて、しかもハイビジョンで無かったのだった。で、この話は社内では有名なようで、3人の女性陣が「BSは16:9でハイビジョン、しかも無料放送です!」と、しっかりと宣伝までしてくれる。ということで、新目は自分のミスで社長を殺したのだった。

そんな新目は愛ちゃんに「どうして俺がやったって分かったんだ?まさかあの「C」っていうあれだけじゃ無いだろうな?」と尋ねる。すると「あなたは大きなミスを犯しました」と言う愛ちゃん。「ミス?」とそれに気づかない新目。で、愛ちゃんが説明する。遺書に書いてあった「バカルディ」と「海砂利」は新目がシベリアに行っている2年間の間に「さまぁーず」と「くりぃむしちゅー」にコンビ名を変えている。この間までバラエティ担当だった高久保がそんな間違えをするはずはない。これを聴いた新目は「知らなかった...」と呆然となり、膝を落とした。で、五代さんが新目を逮捕しようとする。が、その時「愛ちゃん!」という平野の声がして、そちらを見る愛ちゃんと五代さん。

「逮捕の瞬間、一発くれる」と言う平野に「あたし?」と言う愛ちゃん、「違うでしょう、それ」と文句を言う五代さん。で、愛ちゃんが新目を逮捕すると、「「ケータイ刑事 密着24時」タイトル変更!」と平野。愛ちゃんは笑顔を浮かべると、カメラに向かって敬礼をして「ご苦労様でした」と言うと、新目を連行していく。(3人の女性陣の前を通っていく時、3人は拍手していました。)が、納得できない五代さんは「なんで美味しい所、持っていくんだ」「俺が主役だっていうの、約束違うよ」とカメラ名向かって次々と文句を言う。が「ケータイ刑事 24時」と書かれた(修正された)カチンコが五代さんの目の前でカチーンとならされて「はい、カット」で「何、これ?」と不満げな五代さんでした。そして、テロップで「以上、ケータイ刑事 銭形愛。ワンシーン・ノーカットでお送りいたしました。」とでて終わり。(今回はいつもの「」というものは出ませんでした。→・1話に次いで2度目ですが、この後、こういうことになったのは「・2nd.14話」「・2nd.9話」「・1st.25話」「・2nd.12話」という前後編となった物語の「前編編」だけで、事件を解決した後としたらありません。)

今回の物語は、とにかくアイデアの勝利である。回想シーンまでもをワンシーンの中でやってしまうのは凄い所である。これによって「ケータイ刑事」は確実に新たな次元に突入することになり、この後も色々と「BS初」の試みをやるようになりました。ということで、シリーズの中でも「・1話」と共に重要な物語です。

次回は第14話「どすこい!フンドシ湯けむり殺人事件」である。本放送は2003年1月5日ということで、新年一本目の物語である。ということもあってか、いつもの東京ではなく、旅先でのお話であり、「ケー刑事」の中では珍しい物語です。2時間ドラマのようなサブタイトルですが、残念ながら愛ちゃんの入浴シーンはありません。(銭形姉妹にそういう所を求めてはいけません。すれていない極普通の女子高生なんですから...)尚、次回は「銭形愛」の中ではコメディ色も強い一本です。

 

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/02/25
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/12/23
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2006/01/27
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事マニアルBOOK

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  • 作者: 宮崎 あおい, 堀北 真希, 黒川 芽以, 夏帆
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2005/03
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↓一応これらを(改名前のままものもの)
バカルディライブ「なまたまごかけ御飯」

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/04/16
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バカルディライブ「サラダで白飯くえねぇよ!」

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/04/16
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海砂利水魚 単独LIVE 「ジャイアント」

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2007/05/10
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海砂利水魚 単独LIVE 「アントニオ」

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2007/05/10
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↓ご存知ない方は、勉強しましょう。
テレビ大革命!BSデジタル放送徹底解剖―21世紀本格的デジライフ始動!

テレビ大革命!BSデジタル放送徹底解剖―21世紀本格的デジライフ始動!

  • 作者: 石井 清司
  • 出版社/メーカー: エキスプレス
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本
なるほどBSデジタル放送Q&A―あなたの疑問に全部答えます

なるほどBSデジタル放送Q&A―あなたの疑問に全部答えます

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

データ放送技術読本―BS/CS/地上デジタル放送

  • 作者: 八木 伸行, 加井 謙二郎, 吉村 俊郎
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本

よくわかるデジタル放送―地上デジタルも、BS・110度CSデジタルも…

  • 作者: 河村 正行
  • 出版社/メーカー: 電波新聞社
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本
↓柴田さんが口にした「トム・ワトソン」

トム・ワトソンの直伝実践ゴルフ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 単行本

トム・ワトソンのゴルフ・ルール

  • 作者: トム ワトソン
  • 出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社
  • 発売日: 1987/06
  • メディア: 単行本

トム・ワトソン 驚異の寄せワンゴルフ

  • 作者: トム・ワトソン, 戸張捷
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1984/01
  • メディア: 単行本

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「眠狂四郎」(その1) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーロー・シリーズの第5弾として取り上げる作品は「眠狂四郎」である。このシリーズは「週間新潮」に連載された柴田錬三郎の小説「眠狂四郎無頼控」を原作としていて、円月殺法で知られる眠狂四郎が活躍する人気シリーズである。そして市川雷蔵のはまり役として人気があるが、一番最初に映画化された時は鶴田浩二主演で「眠狂四郎無頼控」として3作製作した。(東宝)その後、5年のブランクを置いて、大映(京都)が市川雷蔵を主演にしてシリーズ作品として12本製作し、これが大ヒットとなった。そして最終作が雷蔵の遺作となり幕が下りたと思ったら、その後、松方弘樹主演で2本が製作され、合わせて全17作が製作された。(その後、TVドラマとして制作されてもいる。)

眠狂四郎と言えば、何と言っても「円月殺法」の使い手であり、ニヒルな剣豪であり、しかも浪人という存在である。が、そのイメージは、やはり市川雷蔵によって確立したと言っても良い。が、スクリーンの世界に最初に登場したのは鶴田浩二の「眠狂四郎」である。よって「眠狂四郎」の初回は、最初のシリーズである鶴田浩二主演の3本を取り上げる。

まずは、記念すべき第1作の「眠狂四郎無頼控
作品データを記すと、1956年の東宝作品で、白黒作品である。原作は柴田錬三郎、監督は日高繁明、脚本は小国英雄、撮影は山崎一雄、音楽は池野成である。そして出演は、鶴田浩二、河津清三郎、青山京子、津島恵子、徳大寺伸、森川信、小杉義男、沢村宗之助、左卜全、藤原釜足、北川町子、伊豆肇、藤木悠、芝田新、上田吉二郎、塩沢登代路、岩本弘司、瀬良明たちである。

物語はかなり複雑に入り組んだものであり、たっぷりと楽しませてくれる者である。円月殺法の達人である浪人の眠狂四郎。彼は老中のお側頭・武部仙十郎と組んで、邸内から将軍家拝領のお小直衣雛を盗み取り、老中に御意見申そうとして、金八と組んで目指す一室に忍び込んだ。が廻船問屋伊予甚の娘であり林肥後守の間者・美保代が二人を障ぎる。で、狂四郎は美保代を犯し、その騒ぎに乗じて金八は内裏雛を盗み出した。しかし眠狂四郎は美保代と一緒に成敗しようとする老中の前で、乱世建て直しを説くが...

この物語はそれなりの決着が付けられるが、完全に決着するものではなく、物語は次作に続く形となっている。

続いて、第2作の「眠狂四郎無頼控 第2話・円月殺法
作品データを記すと、1957年の東宝であり、やはり白黒作品である。原作は柴田錬三郎、監督は日高繁明、脚本は小国英雄と日高繁明の2人、撮影は山田一夫、音楽は池野成である。そして出演は、鶴田浩二、河津清三郎、津島恵子、若山セツ子、中田康子、河内桃子、北川町子、三井弘次、藤原釜足、徳大寺伸たちである。

この物語は、前作の続きというものであり、そのため、スタッフやキャストも基本的には同じである。将軍家御下賜のお小直衣雛の行方をめぐってそれぞれの思惑が入り乱れる前作の展開に決着が付く物語である。陰謀を企む林肥後守は一対の雛か゜揃わなければお家断絶は逃れられないと考え、替え玉を作る人形師を斬る。これによって雛を揃えるには、弟子の左園にやらせるしか方法はない。が、肝心の男雛は敵の手中にある。それぞれの思惑が動く中、双方が策を仕掛けあい、入り乱れての争いが展開されていく...

続いて、鶴田主演の最後の作品、シリーズ第3作の「眠狂四郎無頼控 魔剣地獄
作品データを記すと、1958年の東宝作品で、91分の白黒作品である。原作は柴田錬三郎、監督は川西正純、脚本は川西正純と木村武の2人、撮影は飯村正、音楽は斎藤一郎である。(結構入れ替わりました。)さして出演は、鶴田浩二、木暮実千代、中田康子、水野久美、花柳喜章、多々良純、戸上城太郎、山田巳之助、山田五十鈴、杉村春子、藤間紫、宮口精二、坂東簑助、森繁久彌、上田吉次郎、上原謙、水野久美、北川町子、三好栄子、中北千枝子、市原悦子、杉村春子、小杉義男、三津田健、岡寵児、沢村いき雄、瀬良明、賀原夏子、仁科圭雄、岩井半四郎たちである。

江戸の町に「眠狂四郎」と名乗る辻斬りが現われた。が、それはニセモノであって狂四郎はこの偽者を追うことにするが、逆に捕手に囲まれてしまう。何とか難を逃れた狂四郎は、事件の背後に将軍の娘・高姫を操る薬種問屋・相模屋が、老中が隠した5万両を狙っているという陰謀を知り、立ち上がるが...

本作の後、一旦「眠狂四郎」はスクリーンから姿を消すが、5年のブランクの後、1963年になって、東宝から大映に移って、市川雷蔵を立てて復活することになる。(そして、彼こそが「眠狂四郎」として大人気を獲得することになる。)次回からは、その市川雷蔵主演のシリーズについて述べていくことにする。

 

眠狂四郎殺法帖 (上)

眠狂四郎殺法帖 (上)

  • 作者: 柴田 錬三郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1970/09
  • メディア: 文庫

眠狂四郎無頼控 (1)

  • 作者: 柴田 錬三郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1960/08
  • メディア: 文庫
眠狂四郎虚無日誌 (上)

眠狂四郎虚無日誌 (上)

  • 作者: 柴田 錬三郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫

↓鶴田浩二主演シリーズが見当たらないので、とりあえずこれを...

眠狂四郎全集・巻之壱

眠狂四郎全集・巻之壱

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2003/02/21
  • メディア: DVD

眠狂四郎全集・巻之弐

眠狂四郎全集・巻之弐

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2003/03/21
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眠狂四郎全集・巻之参

眠狂四郎全集・巻之参

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2003/04/25
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「恋する日曜日 私。恋した」ナビ [映画(邦画)]

6/9から劇場公開される「恋する日曜日 私。恋した」。公開直前ということで、いつものようにそのナビがON AIRされたので、それについてしっかりとピックアップする。

尚、「恋する日曜日」の劇場版というのは本作が第2弾であるが、劇場用作品として制作したのは実質的には本作が初めてということになる。劇場版第1弾の「恋日」は、TVシリーズの2nd.20~22話の「君が僕を知っている」ですからね。

又、本作の主題歌は喜納昌吉&チャンプルーズの『花~すべての人の心に花を』ということなので、下地としては本年1月から放送の「恋日・3rd.」ではなくて「恋日・2nd.」の延長線上にくるものですね。(3rd.の主題歌は「アニメ主題歌」ですし、2nd.は'80'sから'90'sのヒット曲ですから...)→ナビを見たら、3rd.の前に制作していたということが分かり、一段と「なるほど」と思いました。(2006年の秋に撮影していたということで、「怪談新耳袋 ~ノブヒロさん」も公開前年の夏の撮影でしたし、随分と前に撮影しているんですね...)

内容の方は、2007年1月の完成披露、記者会見の様子からスタートする。(当時、映画化を知って記事にしました。その記事は、ここをクリックして下さい。)丹羽P、廣木監督、真希ちゃん、(共演の)窪塚俊介の挨拶(記者会見の様子)がある。で、丹羽Pが主題歌について説明に入る。「「恋日」は'80年代の隠れた名曲を主題歌に…」ということを説明しているが、細かいことを言うと「'80年代」というのは実は「恋日・1st.」であり、「恋日・2nd.」では「'80年代と'90年代」に幅を広げ、「恋日・3rd.」は「'70年代と'80年代のアニメ主題歌」を主題歌(テーマ曲)として使っています。で、本作の主題歌『花 ~すべての人の心に花を』(喜納昌吉&チャンプルーズ)が流れだし、メイキング映像が流れ、この番組(ナビ)では本作の魅力と裏側をたっぷりとご紹介します、と(山田アナのナレーション。)

それにしても丹羽Pは、必ず「難しい役を演じて貰う」ということを言いますね。真希ちゃんが初めてテレビ局に来た日に本読みをさせて、2代目ケータイ刑事に起用することを決めたという逸話は今では有名な話ですし、その真希ちゃんがこんなにも大きく成長したのだから、丹羽Pの眼力は凄いものです。

簡単なストーリーが紹介される。余命3ヶ月と宣告された17歳の少女二宮なぎさ。彼女は幼なじみであり初恋の相手・聡に会いに行く旅に出ます。病気のことも告げぬまま聡と生活していくなぎさは、彼への思いを強くしていきます。(ここまでは既報の通りです。以下は公式HPなどをご覧下さい。)

で、真希ちゃんが色々と語ってくれる。報道された「塩抜きダイエット」の話も出てきますが、真希ちゃんは「銭形ーズ」の一員であり、いい根性していますからね。(更に、窪塚俊介もいくつか語ってくれる。)

撮影は犬吠埼で有名な千葉県銚子市で撮影が始まったのは9月(2006年)のことでした。と説明が入り、メイキング映像のスタート。真希ちゃんと窪塚のインタビューに加え、聡の不倫相手を演じる高岡早紀をはじめ、共演陣の紹介(役名と俳優さんの名前)、廣木監督の名前が出て、真希ちゃんが廣木監督について語る。(廣木監督は「銭形雷」のチーフ監督を務めたが、「銭形舞」では監督を務めていない。)

本作は「長回しを多用していること」「なぎさが全てのシーンに出演している」という本作の特徴が語られる。で、裏話として「辛い思いをした人/イイ思いをした人」が紹介される。(「消えもの」に関してのネタでした。)

いくつかのシーンの撮影の様子の紹介が行われる。そんな中、「猫たちのギャラが3匹で1日10万円」というのにはちょっと複雑...

また、真希ちゃんの女優魂(根性ありますからね)のある所(納得できる芝居が出来ず、悔しくて泣いてしまい、翌日リテイクした)が紹介されるが、「銭形ーズ」はみんな高いプロ意識を持っていることが知られているが、やっぱり格が違う真希ちゃんです。

その後、2007年5月(先日ですね。)の完成披露試写会の様子が登場する。監督や真希ちゃんの挨拶の様子に続いて、試写会を見たお客さん数人の感想が流れる。(でも、こういう所では「イイ感想」だけに絞られている...→まあ、そういうものです)

締めは山田アナの「見る人の心に響く音楽と、美しい風景に包まれた甘く切ない感動のラブ・ストーリー。『恋する日曜日 私。恋した』あなたもなぎさからのメッセージを受け取って下さい」という言葉で幕。(ここも「恋日」らしい締め方でした。)

尚、今回のナビは、6/2(土)の17:00~17:24(BS-i)の枠で再度放送されます。(「ケー刑事・M2ナビ」のように、一部が別バージョンになるということは無いとは思いますが、一応チェックだけはしようかと思います。)見逃した方はご覧出来るチャンスですよ。(「ナビ」は大抵3回放送するんですが、3度目の放送は、現時点(5/27時点)では不明です。)

(追記)3度目の放送は、6/10の14:30~14:54分です。 

 

堀北真希in恋する日曜日私。恋した―BOMB PERFECT CINEMA VISUAL BOOK

堀北真希in恋する日曜日私。恋した―BOMB PERFECT CINEMA VISUAL BOOK

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本

恋する日曜日  私。恋した

恋する日曜日 私。恋した

  • 作者: 渡辺 千穂; 田中 夏代
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2007/04/18
  • メディア: 文庫
 
↓主題歌はこちら
花~すべての人の心に花を~

花~すべての人の心に花を~

  • アーティスト: 喜納昌吉, 矢野誠
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD

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恋する日曜日・3rd.21話「近くて遠い恋」 [ドラマ]

今回の物語は「近くて遠い恋」という物語で、テーマ曲は「母をたずねて三千里」からOP主題歌の『草原のマルコ』です。(最初の主題歌の説明のところで、「歌っているのは大杉久美子、「アニソン四天王」の一人である。」と紹介されたが、「恋日・3rd.」ではアニソン四天王の歌う曲が登場したのは、15話に続いて2回目です。→「2回しか無い」とも言うことが出来る。)主演は6代目・ケータイ刑事(銭形海)を襲名した大政絢さん。でも、今回の物語ではまだ髪が長いということで、銭形海ではなくて津木野ユリという雰囲気でしたけど...(まあ、ビフォー・銭形ということで、真希ちゃん早織ちゃんに倣え、という位置づけでよろしいかと...)

ここ2週続けてコメディ作品(先々週は「コメディ」と言うよりも完全にジロー・ワールドでした)となっていて、「恋日」の名前こそあるものの、「恋日」から離れていた感があった物語だったが、今回はオーソドックスな実に「恋日」らしい物語に(無事に)戻りました。派手な所は一切無いけれど、見た後にちょっとだけHappyな気分になることが出来るラブ・ストーリーというのが「恋日」ですからね。(しかも、今回は古厩智之監督でした。古厩監督は絢ちゃんのことがお気に入りのようです。)それでは、本編へ行きます。

高校1年生の寺崎レナ(てらさき・れな、着ている制服は青葉台学園の制服の色違いである「学校の階段」の天栗浜高校の制服です。)が学校の帰り道に売店に寄ってお茶を買う。で「ありがとうございます」と(先日、6代目ケータイ刑事・銭形海として始球式を行った時にも礼儀正しく沢谷からこの言葉を言ってましたが、実に爽やかです。)言ってとなりのベンチに座っている幼なじみの荒木一郎の隣に座る。一郎はお菓子を手にしていたが、何かを考えていてボーッとしていた。で、レナはそれを奪って口に運ぶが、むせてしまい、慌ててお茶を口にして大事を脱すると「死ぬかと思った...」とホッとする。が、一郎は元気がないままだった。そんなレナは近くのベンチにいる3年生(先輩ということになる)の久美が友達と一緒にしゃべっている姿を目にすると、「久美先輩だね」と言う。これに「ああ」と素っ気なく返す一郎。一郎は久美のメールアドレスを知っている、ということをレナは知っていて、「何てメール打つ?」と切り出すと、一郎の携帯を奪い、久美に告白するメールの下書きを始める。が、一郎は「センスないなぁ」とレナの文章を貶し、「もし良かったら、少しで良いから時間を作って貰えませんか、とかさぁ」と漏らす。これにレナはその通り入力すると「あっ、送っちゃった」と言う。「嘘だろう」と言って慌てる一郎に「嘘」と言うレナ。で、一郎はレナから携帯を取り返そうとするがふざけるレナ。何とかして携帯を取り返した一郎だったが、誤ってそのメールを送ってしまった

久美の携帯にメールが届き、それに気づいた久美は携帯を開いてメールを見る。その様子を目にした一郎は慌てて立ち上がって去っていき、「お前のせいだ、バカ野郎」と言って下を向いて去っていく。レナも立ち上がり一郎を追いかけ「アンタがムキになるからいけないんでしょう」と他人事の様子。「どうするんだよ...」と落ち込む一郎に「いいじゃん、別に」とあっけらかんとしているレナだったが「よくねえよ」と一郎は落ち込むだけ。レナはこのままだったら何も出来ずに久美先輩は卒業してしまい、後悔するだけだ、と言う。そうしていると、一郎の携帯に返信メールが届いた。で、それを見る二人。「明日の5時、車庫前で。私もちょうど話したかった。久美」という文面で、レナは「あっちも気があったりして...」と冷やかし半分の笑顔を見せるも「でも、全然違うとガッカリするからね。あんまり期待すんなよ」と言ってさようなら。

翌日、同じ売店の横のベンチに座ってボーッとしている一郎。それを見つけたレナは「あんた、何してんの」と言い、腕時計で時間を確認すると「待ち合わせ5時だろう。こんな所でのんびりしていたら間に合わないよ」と言う。が、一郎は「もういいや」と全く気がない様子だった。で、レナは「バカか」と言うと一郎の手を掴んで、久美との約束の場所に引っ張っていく。

踏切を渡り、約束の場所に一郎を連れてきたレナ。そこには久美が一人で待っていた。で「すみません、遅れて」と謝るレナは、一郎の背中を押して久美の方に突き飛ばすと「じゃあな」と言って帰って行った。で、二人になった一郎と久美。(が、最初の一言が出ない...)

次の日、一郎は仮病で学校を休んだ。で、レナが一郎の家(理髪店です。)にやってきた。一郎はマネキンを使ってカットの練習をしていた。暫く一郎の様子を黙っていたレナは声を掛け「お見舞い」と言って大福を出すと、店内に入ってきた。「何だよ、お見舞いって?」と尋ねる一郎に「どうせふられたショックで休んでいるんだろう」と言うが、一郎は「それがさ...」と言うと、一旦言葉に詰まるが「向こうも俺のことが好きだ」と告げる。レナは「何、その展開、奇蹟じゃん」と言うも、一郎は「でも俺、引っ越すんだよ。転校するんだ」と、意外な言葉を口にする。東京のおじさん(父の兄)が成功していて、チェーン展開するということで、この店と家を売って東京に行くことになり、6月(あと2ヶ月後)に引っ越すのだった。一郎は行きたくないと言うが、どうにもならないということで、悩んでいた。で、久美にもそのことを言い、今付き合っても別れるのが寂しいだけなので付き合わないことにした、と告げる。(「終わりのある始まりなんて、始まらない方がいいさ」とまで口にする。→でも「終わりのない始まり」というものは無いんですけどねぇ。まあ、高1の一郎にはそこまで考えは回りませんか...)

レナは「それで良いの?両想いなのに...」と尋ねるが「いい」と一郎。そして「先があるから楽しいんだよね」と言う。(こちらに関しては肯定しますけど...)これにレナは返す言葉を失ってしまった。

レナが理髪店から出てきたが、久美が店の前に来ていて、目が合うレナと久美。久美は「ゴメン、ちょっといいかな」と一郎に言う。で、レナは「じゃあな」と言い、「明日来なかったらサボりだって先生にチクルからな」と言って帰って行った。で、久美を店内に入れる一郎。

レナは帰ってはいなかった。こっそりと戻ってくると、店内の一郎と久美のやりとりをこっそりと見ていた。(やはり、気になるんですね...)久美は考えたことを口にする。「転校とか、引っ越しとか、そんなこと関係ないんじゃない。離れてても、別れてても、好きなものは好きだし、先のことは先のことだと思うの。こんなことで諦めたくないと思う」と気持ちを伝える。そして「明日も5時に、車庫前で待ってるから。明後日も、その次の日も」と言う。これに返す言葉のない一郎。レナもそこから先は聴かないことにして、こっそりと帰って行った。

次の日、車庫前。一郎がレナの手を引っ張りながらやってくる。レナは「私は関係ないでしょう」と言って嫌がっているが、一郎は何も言わずにレナを引っ張っている。そして久美の前にやってきた。で、「引っ越しがどうのこうのじゃなく、俺、こいつのことが好きなんです」と言う。「えっ?」と驚くレナ。久美は何も言わない。一郎は「本当のことが言えなくてすいませんでした」と言って頭を下げる。すると久美は「嘘でしょう。私のことが好きだからメールくれたんじゃないの?」と問う。一郎は「あの時はそうだったんですけど、でも、いざ東京に行くってなって分かったんです」と言って再度頭を下げる。久美は「そう言うことならしょうがない」と言うと「じゃあ」と言って振り向いてそのまま帰って行った。

久美が去るとレナが「一郎」と声を出す。すかさず「ゴメン」と言い、久美が言った言葉を口に出すが「そう言うのって辛い。面白いことがあっても、全部思い出作りになるなんて辛いじゃん」と、苦しい心の内を語る。レナは「今の、」と気づき口にすると「当たり前だろう」と一郎。すると「バカにすんじゃねえよ」と怒りだす。「自分さえ良ければそれでいい訳、人の気持ちなんて関係ない訳」と一郎を責めると「バカ!」と言い捨てて怒って帰っていった

慌てて追いかける一郎は「お前、もしかして」と声を掛けるが「何だよ」と怒っているレナ。一郎は「俺のこと好きとか...」と言うも「はっ?そんなことねえだろう、タコ」と一段と怒り、一段と早足になって帰って行った。

で、河原にやってきたレナは咲き乱れている菜の花や綺麗な夕日を目にして、一つの決心をしたのだった。

数日後、売店横のベンチに座っている一郎。そこにレナがやってくる。「こないだはゴメン」と謝る一郎だったが、レナは「私さあ、もうお前には会わないわ」と告げる。「何で?」と理由を尋ねる一郎に「あんた、もうすぐ東京に行っちゃうじゃん。だったら、他の友達と遊んだ方が良いし...」「あんたといても先が無いんだもん」「縁切る訳じゃ無いんだし、学校であったらその時はよろしく」と言うと、帰って行こうとする。それに一郎が立ち上がり、レナの腕を掴むと「お前って最低だな。見損なった。すっげえガッカリ」と吐き捨てるように言う。が、レナも「お前だって酷いじゃん」「何で同じこと先輩にしてるって分かんないんだ」と反論する。

そんな所に久美がやってきた。久美の姿を目にしたレナは「今度は逃げるんじゃねえぞ」と言うと、その場を久美に譲り、一人帰って行った。一度も後ろの二人の様子を振り返らずに...

数日後、一郎の家の理髪店に「閉店のお知らせ」と言う張り紙が貼ってある。(今月を以て閉店するというお知らせである。)店内では一郎とレナが話している。「久美先輩と付き合って良かったでしょう」と言うレナに「うん、すっげえ楽しい」と返す一郎。で、久美が東京の大学を受けることにしたということを伝える一郎。これに「良かったじゃん」と笑顔を見せるレナだった。そんなレナは突然「アタシの髪、切らせてやる」と言い出すと、椅子に座る。「マジで言ってるの?」と問う一郎だったが「マジマジ」と返すレナ。で、手元のボタンを押している内に、背もたれが後ろに傾き、それを無邪気に喜ぶレナ。一郎は慌てて元に戻そうとしてレナの所に来る。そして、まだ誰の髪も切ったことがないと告げるが、レナは「だからいってんじゃん。早くしろ」と言って急かす。で、「好きな奴だあぁ」と一郎はレナの髪を切ることにした。

準備を整えて、櫛とはさみを手にした一郎はレナの髪を手にする。が、改めて「マジで?」と確認する。レナは笑顔で「マジで」と言う。で、髪を切ろうとする一郎だったが、はさみを入れようとすると「無理だ、絶対失敗する」と言って手を放してしまう。が、レナは「ビビんな。失敗しても良いから」と言う。で「マジで?」と再確認をする一郎。これに「ちょっとだけならね」と答えるレナ。すると「やってみる」と言った一郎は、手にしていた櫛とはさみを置き、別の櫛を手にするとレナの髪を整える。「今日のこと、俺、忘れられないな。お前との何気ないことも、もしかしたら何年経っても忘れないのかもしれないなあ」と感慨深げに語ると、スプレーでレナの前髪を濡らし、再度櫛とはさみを手にして、前髪にはさみを入れた。

菜の花が咲き乱れる川辺、髪が短くなったレナが立っている。(といっても肩まであります。→この髪の長さが銭形海ということになるのでしょうね。雰囲気が変わりました。)そこに「寺崎さん」と言って自転車を押している久美がやってきた。久美は東京の大学に行こうと決意し、これから予備校だと言う。が、次の言葉が出てこない二人。

そんな中、レナが口を開く。「私、好きだったんです、あいつのこと」。これに久美は「知ってた。私も見てたから」と返す。で、「ありがとう」と告げると予備校に向かった。で、テーマ曲が流れてくる中、自転車に乗った久美が見えなくなるまで見送るレナ。そして久美の姿が見えなくなると振り返ったレナは、川辺の道をゆっくりと歩き出した。

今回の物語、Aパートは14分強、Bパートは12分弱でした。主題歌はラストのキャスト、スタッフの名前が出る所で流れました。歌っているのは元歌の大杉久美子さんの声ではなかったので、主演の大政絢さんだと思いますが、確認は出来ません。で、一番最後にいつものように「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」と注釈テロップが出るといういつもの終わり方でした。

今回の物語は、転校していく幼なじみに対して、限られた残りの時間を大事にしながら、旅立っていく幼なじみにエールを送った良い物語でした。テーマ曲の歌詞も旅立っていく少年の心を表現していて、なるほど、と思わせてくれました。ということで、派手さもなくオーソドックスでしたが、これが「恋日」である。(恋愛成就にはまだ若いヒロインですから、こういう結びがいいんですよね。)ちょっとだけHappyな気分にさせてくれました。

今回の物語は6代目を襲名した大政絢さんの、「ビフォー・銭形」として主役慣れをしてもらう作品の一つでもあったが、今回の物語で、これまでの「魔女」という雰囲気(やはり「恋日 ニュータイプ」の津木野ユリのイメージがあります。)の胸まである長髪に別れを告げ、いよいよ銭形海として新たなスタートを切るステップにもなる物語でもある。特筆すべきこともないが、ボロクソに言うような所もないものに纏まったが、こういうのもまあいいんじゃないでしょうか。(元々、若手を育てるという目的もある「恋日」ですし、大政さんには「恋日・3rd.」の最終話も用意されていますからね。)

次回の物語は「お引越し」という物語である。主演は山下リオということで、彼女は夏帆ポンの後を受けて、12代目の三井リハウスガールになった子である。しかも夏帆ポンと同じ事務所(つまり、5代目、6代目とも同じ事務所)である。ということは、丹羽Pのことだから、将来の銭形候補(年齢を考えたら8代目・雷ちゃんシスターズの四女候補でしょうか。)としてこれで正式にエントリーされた、と考えて良いんでしょうね...

尚、主題歌の方であるが、とてもポップな曲なんですが、筆者の頭にはインプットされていない曲であり、作品名と曲名は分かりません。(公式HPで確認して、月曜の夜にでも追記します。)尚、制作発表の時(ナビで語られている)に名前が挙がった作品の中でここまで未使用なのは「ガンダム」が残っているが、それではありません。次回以降、残りのサブタイトルから推察すると、23話(「おにぃの恋」)が「ガンダム」で、24話(「きのこの恋」)はファンタジー系作品の何か、25話(「三姉妹」)は「若草物語」あたりではないのかと...で、最終26話は「昭和アニメ大行進~君は恋を信じられるか~」というサブタイトルであり、1曲ではなくて複数のテーマ曲がメドレーの様に登場するのではないかと...(これらはあくまでも予想です。)

今回の「恋日」の前の放送枠(22:30~22:54)で放送された「恋する日曜日 私。恋した」のナビ番組「私。恋した ナビ」については、この後UPします。尚、「私。恋した ナビ」は来週6/2(土)の17:00~17:24に再放送がありますので、見逃した方はご覧出来るチャンスです。その後、6/9,16,23は「スパイ道2 女スパイ編」と「怪談新耳袋」の第5シリーズの再放送が22:00~22:54の枠で放送され、6/30の同時間帯には、5代目ケー刑事の早織ちゃん主演の「怪談新耳袋スペシャル」の「黒い男たち」の放送があります。(これから考えると、7/7がもう1本の「うしおんな」だと思われ、7/14以降が「新耳・5th.」の残りと「先生道」の放送ではないかと思うのですが...(注意:7月放送分はあくまでも筆者の予想予想です。))

(5/28追記)
次回の主題歌ですが、「魔法の天使クリィミーマミ」からOP主題歌の『デリケートに好きして』ということです。(このアニメは見ていないので、分かりませんでした。が、作品の方は知っていました。)で、「魔法の天使クリィミーマミ」と言えば思い出すのは「銭形雷・1st.20話」の
宝積有香さんのマジック・クイーンのミラクルあゆみです。(その宝積さん、「銭形海」の第1話のゲストというのは間違いなさそうです。)物語の方は、女子中学生の恋の物語ですが、最近「恋日・3rd.」で多いコメディ・タッチのような予感がします。

 

↓「恋日」関係

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD

恋する日曜日

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/01/11
  • メディア: DVD

この小説がすごい!―BS-i「恋する日曜日・文学の歌」原作集

この小説がすごい!―BS-i「恋する日曜日・文学の歌」原作集

  • 作者: 宮沢 賢治, 田山 花袋, 武田 麟太郎, 林 芙美子, 佐々木 俊郎
  • 出版社/メーカー: シーエイチシー
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本

堀北真希in恋する日曜日私。恋した―BOMB PERFECT CINEMA VISUAL BOOK

堀北真希in恋する日曜日私。恋した―BOMB PERFECT CINEMA VISUAL BOOK

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本

恋する日曜日  私。恋した

恋する日曜日 私。恋した

  • 作者: 渡辺 千穂; 田中 夏代
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2007/04/18
  • メディア: 文庫

↓今回のテーマ曲関係

ANIMEX 1200シリーズ 89 母をたずねて三千里

ANIMEX 1200シリーズ 89 母をたずねて三千里

  • アーティスト: TVサントラ, 大杉久美子, 深沢一夫, 坂田晃一, コロムビア・オーケストラ, こおろぎ’73, 青木望, 曽我部和行
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/09/22
  • メディア: CD

母をたずねて三千里 音楽集

母をたずねて三千里 音楽集

  • アーティスト: TVサントラ, 大杉久美子, 曽我部和行, 永井一郎
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/01/26
  • メディア: CD
大杉久美子 スーパー・ベスト~アタックNo.1/母をたずねて三千里~

大杉久美子 スーパー・ベスト~アタックNo.1/母をたずねて三千里~

  • アーティスト: 大杉久美子, 東京ムービー企画部, 松山茂, 東京ムービー企画室, 三沢郷, ネリー・シュワルツ, 岸田衿子, 松山祐士, アントワープ・チルドレン・コーラス, コーラル・エコー, 岩谷時子
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD
母をたずねて三千里(1)

全13巻です。

母をたずねて三千里(1)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 1999/03/25
  • メディア: DVD
 
↓一郎くんに
美容師国家試験予想問題集〈平成19年度版〉

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 一ツ橋書店
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本
2007年版 集中マスター美容師国家試験合格対策&模擬問題集

2007年版 集中マスター美容師国家試験合格対策&模擬問題集

  • 作者: 石井 至
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2006/11/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
こどものヘアカットとまとめ髪―初めてでもプロの美容師さんのような仕上がり

こどものヘアカットとまとめ髪―初めてでもプロの美容師さんのような仕上がり

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ブティック社
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本
美容師・理容師になるには

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  • 作者: 石田 素弓
  • 出版社/メーカー: ぺりかん社
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 単行本
↓こういうものも参考になるでしょう
英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方

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  • 作者: 松崎 久純
  • 出版社/メーカー: 研究社
  • 発売日: 2004/09/22
  • メディア: 単行本
さすがと言わせる文書の書き方―ビジネス文書・季節の手紙・eメール文例満載!

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  • 作者: 日東書院編集部
  • 出版社/メーカー: 日東書院
  • 発売日: 2001/05/01
  • メディア: 単行本
 

日本語Eメールの書き方

  • 作者: 【ヤナ】 晶子, 大木 理惠, 小松 由佳
  • 出版社/メーカー: 〔ジャパンタイムズ〕
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本
手紙・はがき・メールの書き方―気持ちの伝わる

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  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2003/04
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文章・会話辞典―いい文章の書き方・会話と敬語の心得・電子メール活用術・著作権への対応

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マルチメディア時代の文書の書き方・つくり方―文書構築の手順から図解・電子メールまで

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  • 作者: 高橋 伸治
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女性の英会話―日常会話・メールの書き方・海外旅行からテーブルマナーまで

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  • 作者: 南 和子
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2001/03
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↓一応、これも

怪談新耳袋 絶叫編 左(「黒い男たち」収録)

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/07/11
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怪談新耳袋 絶叫編 右

怪談新耳袋 絶叫編 右(「うしおんな」収録)

  • 出版社/メーカー: キングレコード、ビーエス・アイ
  • 発売日: 2007/07/11
  • メディア: DVD

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ケータイ刑事銭形雷7話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

BS-iの再放送枠(毎週日曜日朝10時)に合わせて書き始めた「[裏ネタ編]」。第7話は「美しいものが勝つ! ~銭形雷VS黒いバラ」ということで、タイトルに「VS」と入っているということで、これまでのシリーズにもあった対決色の強い物語である。また、この物語は劇場版第1作が公開になったということで、その関連グッズが登場する。(泪ちゃんフィギュアのことです。一瞬、どっちが主役なの?なんて思ってみたりして...)ということで、今回は「VS(対決)」と「フィギュア」についてということにします。

尚、物語(内容)については、過去に記した記事の方をご覧下さい。BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。

まずは「VS(対決)」の物語について。これまでのシリーズでサブタイトルに「VS」が入っている作品をピックアップすると、「銭形愛」では16話の「小学生検事VS銭形愛」のみである。続く「銭形舞」でも9話の「最強の心理学者VS銭形舞」の1本である。そして「銭形泪」は1st.シリーズでは1本もなく、2nd.5話の「銭形泪探偵団VS怪人十面相事件」、そしてアナザーストーリーの1話(2nd.23話)の「まりもクイーンVS女王卑弥呼」、4話(2nd.26話)の「ケー刑事VSシベ超」の3本である。そして「銭形零」では、1st.4話の「銭形零探偵団VS怪人八面相事件」、2nd.3話の「銭形零探偵団VS怪人六面相事件」、2nd.11話の「小学生検事VS銭形零」の3本である。こうしてみると、「」が1/26、が3/26であるが、平均すると1クールに一度(1/13)ということになって、意外と少ない。しかも、8回の「VS」の内、3回が怪人さん、2回が多摩川ドイルということになる。そして「・2nd.23話」はタイトルにこそ「VS」と入っているが、泪ちゃんに対して挑戦してきたという感じではなかった。

が、「銭形雷」ではこの「VS」というタイトルが一気に増えることになる。1st.シリーズでは2話、3話、5話、7話、19話、24話と6度ある。(2nd.では11話のみであり、全40話の内7回が「VS」である。ただ、怪人さんが2回ありますが...)しかも今回の7話まででは、実に過半数に「VS」が入っているのである。(が、次は19話までありませんが...)

ということで、雷ちゃんにはやたらと対決してくる輩がいたと言うことになる。で、その理由として考えられるのは、本家・伝説の四姉妹に挑んでいった輩たちはことごとく敗北していったと言うことで、挑戦しようと考えていた輩もちょっと無理ではないか?と引いてしまった。そこに従姉妹の雷ちゃんということで、本家は手強かったが従姉妹は大したことがない、という安易に考えた輩が次々と挑戦していったということではないだろうか。で、雷ちゃんを甘く見た輩たちもことごとく敗北していったということで、「従姉妹も手強し」となって、挑戦者がいなくなった。が、のんびりしているNo.1ホストの介介はあんまり考えずに挑んでしまったということではないだろうか。で、そこから後は誰も挑まなくなったが、銭形姉妹に対して執念を持っている怪人さんだけが挑んだ、ということである。(結局、通算5回も挑んだということだけは讃えてもよろしいかと...)→2nd.11話で高村さんが「弟が?」なんてことを言っていましたが、やはり怪人さんには弟がいて、ちゃんに対してまたも挑んでいくのでしょうね...(これを妹と言うことにして、星野真里さんあたりに演じてもらいたいのですけど...)

次に「フィギュア」に関して。現在までにフィギュアになったケータイ刑事はちゃん(冬服/夏服)とちゃん、ちゃんである。→ここでも泪ちゃんが先陣でした。(ただ、今ひとつ似ていない。で、夏服のフィギュアですが、網を外したら「海ちゃんだ」と言っても通用するのではないかと...何せ、5/15の始球式の時の海ちゃんって、髪型はもろ夏服泪ちゃんでしたし、次女ということで同じ緑リボンですから...)

で、泪ちゃんフィギュアは泪を演じた黒川芽以さんが「ケータイ刑事」から卒業するのに合わせた卒業制作のイメージ・ビデオ(後にBS-iがこれを「ショートフィルム道」の一つとして放送までするとは思いませんでした。ただ、ショート・コントはON AIRしましたが、約10分は尺の関係もあって未放映です。)のおまけというか、フィギュアにDVDがおまけとして付いていたと言うべきなのか、ちょっと迷いがある形で発売されました。しかし、これによって「ケータイ刑事」は現在のポップ・カルチャーにもその名をしっかりと刻み込むことになったのは紛れもない事実である。

玩具メーカーがスポンサーに付いている作品(某ヒーローや幾多のアニメ作品など)では玩具を売ってなんぼ、という所があるので、キャラのフィギュア化というのは最初からの戦略であり、特に何も言うことは無いのだが、「ケータイ刑事」は事情が全く違っている。スポンサーに玩具メーカーはない「ケー刑事」は何のしがらみもないだけに、それが実現するというのは凄いとしか言いようがない。

ただ、一つ残念だったのは、フィギュアになったのはちゃんだけということである。「泪ちゃんフィギュア」には、を演じた黒川芽以さんがシリーズから卒業ということで、その記念と言った意味合いもあってのことだが、この時、を演じた堀北真希さんもシリーズから卒業になったが、舞フィギュアは実現しなかった。また、映画「M1」ということでは四女・零ちゃんもフィギュア化されてもと思ったが、それも実現しなかった。(当然、長女・愛もフィギュア化されなかった。)→このため、「ケータイ刑事」=「銭形泪」という印象が一般には一段と強くなった。

が、「M2」の時には、「泪ちゃんフィギュア」で味を占めたのか、雷ちゃんと零ちゃんがフィギュア化されることになった。(しかも、泪ちゃんフィギュアよりもかなり大きい。)でも、今度は完全に「フィギュア」がメインであり、DVDなどはありませんでした。(値段も泪ちゃんの3倍。→「低予算」&「何でもする」という「ケー刑事」シリーズの看板から寸が得ると、ちょっと身分不相応という感がしました。)

しかし、数多くの映像作品がある中で、玩具メーカーがスポンサーに付いていない作品のキャラクターがフィギュア化されるというのは実に凄いことである。これによって「ケータイ刑事」は幾多の人気映画で主人公キャラがフィギュア化されているトラック野郎」や007」等に肩を並べる存在になったのである。(尚、「ケータイ刑事」と「007」に関しては、驚くべき類似点があるのだが、それについてはいずれということで...)

今後、「M3」、「M4」、…と続いていったら、その都度、(映画に登場する)銭形姉妹のフィギュアは発売されるのでしょうね...

 

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
 
↓銭形フィギュア
ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (冬服タイプ)

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (冬服タイプ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: -
ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (夏服タイプ)

ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (夏服タイプ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: -
ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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THE SHOW(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1995年の映画「ザ・ショウ」(「THE SHOW」)である。この作品は、普通の映画というのではなく、ヒップホップの一大ブームを引き起こし、その中心的な存在であるレコード会社・デフ・ジャムのレーベル創立10周年を記念して制作されたドキュメンタリーである。ということなので、映画としてではなく、ヒップホップという音楽のジャンルにおいて、とても貴重な資料になる、というものである。

一応、作品データを記しておく。製作はブライアン・ロビンス、共同製作としてマイク・トーリンとロバート・A・ジョンソンが名前を連ねていて、ロバート・A・ジョンソンとスタン・レイサンが制作総指揮を務めている。監督は製作も兼ねたブライアン・ロビンスで、音楽を担当したのはスタンリー・クラークである。そして出演しているのは、RUN D.M.C.、ザ・ノトーリアスB.I.G.、ショーン・パフィ・コムズ、ノーティ・バイ・ネイチャー、スヌープ・ドギー・ドッグ、ウォーレン・G、ウータン・クランたちである。

基本的に、アーティストたちのインタヴューとライブが集められたものであり、ストーリーがある訳ではない。また、ライブということで音楽の方が中心となるので、サントラ盤に注目である。

そのサントラ盤の収録曲は以下の全27曲である。『Hip Hop Is...』『Live!!!』『Move On...』『My Block』『What's Up Star?』『HeadbAnger Boogie』『How High』『It's Entertainment...』『Everyday Thang』『Everyday It Rains』『It's All I Had』『Ol' Skool』『Domino's In The House』『Summertime In The LBC』『West Coast...』『Sowhatusayin』『Zoom Zooms And Wam Wam』『Droppin Bombz』『Save Yourself』『Still Can't Fade It』『Papa Luv It』『Glamour And Glitz』『Nuttin' But A Drumbeat』『Kill Dem All』『Me And My Bitch [Live From Philly]』『It's What I Feel Inside...』『Show Theme』。

本サントラ盤に耳を傾ける前に、制作時期が1995年ということを頭に入れ直す必要があるが、当時の音楽シーンを代表するアーティストたちのヒット曲をたっぷりと堪能できるのが最大の魅力である。正に、豪華なオムニバス盤といったものであって、ある意味では映画作品よりも実に嬉しいものである。(映画とセットにしたら、サントラ盤がメインで、そのおまけ(特典映像)としてインタヴューなどが収録されている映像があるという気分になります。)

ヒップホップがお好きな方は、まずは本サントラ盤は必携のアルバムであり、それから映画DVDの方も揃える、というのがよろしいんじゃないですか...

 

The Show: The Soundtrack

The Show: The Soundtrack

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: First Night
  • 発売日: 1995/08/15
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

ザ・ショウ

ザ・ショウ

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/09/18
  • メディア: DVD


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ポール・ニューマン、引退表明 [映画(洋画)]

俳優のポール・ニューマン引退を表明した。「記憶力も自信も想像力も失い始めた」「自分が求めるレベルの演技ができなくなった」というのがその理由と語った。

う~ん、スポーツ選手だと、体力の衰えから、必ず現役を引退する日がやってくるが、俳優を引退というのはちょっと驚いた。(生涯現役として務まるだけに...)しかし、職人肌で苦労人である彼らしい決断である。

特に「自分が求めるレベルの演技ができなくなった」という理由は職人気質を感じさせてくれる。やはり自分はプロの俳優だ、ということを十二分に分かった上での発言である。(最近は、誰とは言わないが、「プロ意識」の欠如した俳優が結構多くいて、つまらない駄作を連発したり、わがままを大手を振って口にしたりと、実に酷いのがいますしね...→だからこそ、本当に「プロ根性」を持った若手は心から応援したくなります。)

ポール・ニューマンと言えば、アカデミー主演男優賞に何度もノミネートされながら、7回目のノミネートとなった「ハスラー2」で念願のオスカーを獲得したという苦労人である。1950年代から銀幕の世界で活躍していて、人気も獲得、演技の方もしっかりしたものを見せていたが、とにかくアカデミー賞に関してだけは、本当に無縁であった。(でも、本物のプロの俳優という意識を持っていたからこそ、何度でもはい上がってきたということも出来る。)

彼の出演作で印象に残るのは、ロバート・レッドフォードとのコンビの「明日に向って撃て!」や「スティング」、スティーブ・マックイーンの存在感に隠れがちになった感のある「タワーリング・インフェルノ」などであるが、オンリー・ワンのトップとしてではなく、他に輝く誰かがいて、その光を受けて輝く「月」のような存在のスターという印象がある。これはオスカーを獲得した「ハスラー2」でもそういう一面があった。(これが出来るのは「プロ意識」があるからでもある。)しかし、それでいて自分の存在感をしっかりと出すのは、やっぱりプロである。

なんか、故人を偲んでいるような感じになってきたが、ポール・ニューマンは亡くなった訳ではない。この時点で引退しなくても、まだまだ十分現役の俳優としても通用すると思うが、余力を残して引退というのはちょっとカッコイイ。「50年を越える俳優生活、本当にお疲れ様でした」と言うだけであるが、彼の持っている「プロ意識」をもっと若手も見習って貰いたい所である。(ということで、近いうちに改めて彼の出演作を見てみようと思います。→故人を偲んで、という雰囲気になっているが、ポール・ニューマンは故人ではなく、引退を表明しただけです。)

 

少年の心を持った反逆児ポール・ニューマン

少年の心を持った反逆児ポール・ニューマン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 近代映画社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 大型本
ポール・ニューマン

ポール・ニューマン

  • 作者: エレナ ウーマノ
  • 出版社/メーカー: 近代映画社
  • 発売日: 1989/12
  • メディア: 単行本

↓出演作品をいくつか(数が多いのでほんの一部です。)

スティング スペシャル・エディション

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

ハスラー 2

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  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: DVD
明日に向って撃て! 特別編

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/04/13
  • メディア: DVD
評決

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/18
  • メディア: DVD
ロード・トゥ・パーディション (特別編)

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/02/16
  • メディア: DVD
タワーリング・インフェルノ

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2000/10/13
  • メディア: DVD
暴力脱獄

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2000/04/21
  • メディア: DVD
ブレイズ

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  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2004/05/21
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スラップ・ショット

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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  • メディア: DVD
ハッド

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  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/25
  • メディア: DVD
シャドー・メーカーズ

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  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
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