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「SEPARATE TABLES」 [映画(洋画)]

表題の作品は1958年のアメリカ映画「旅路」である。(同名タイトルの日本映画が複数あるが、全く関係ない作品であるのは言うまでもない。)今回も、デボラ・カーさんの追悼企画として、5度目のアカデミー主演女優賞にノミネートされた本作を取り上げる。(全部で6度ノミネートされたが、獲得は1度もならなかった。また、本作で3年連続のノミネートとなったが、これも凄いことである。→最近では、1981年から1983年にメリル・ストリープが3年連続ノミネートされている。しかし、彼女は1982年に受賞している。)

作品データを記しておくと、1958年の白黒作品で、時間は100分である。原作はテレンス・ラティガンで、監督はデルバート・マン、脚本はテレンス・ラティガンとジョン・ゲイの2人、撮影はチャールズ・ラング・Jr.、音楽はデヴィッド・ラクシンである。そして出演は、バート・ランカスター、デヴィッド・ニーヴン、リタ・ヘイワース、ウェンディ・ヒラー、デボラ・カー、キャスリーン・ネスビット、ロッド・テイラー、フェリックス・アイルマー、グラディス・クーパー、たちである。尚、本作では、デヴィッド・ニーヴンがアカデミー主演男優賞を、ウェンディ・ヒラーがアカデミー助演女優賞を獲得している。

イギリスのある小さな海岸の町を舞台にした「グランドホテル」形式の作品である。逃避的な生活をしている中年男女の人間模様を描いたシリアスな人間ドラマである。派手な所は一切なく、名優たちの演技をじっくりと堪能するための作品である。(派手な作品がお好きな方には向かない作品である。)大人のドラマをじっくりと堪能しましょう。

 

旅路

旅路

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: DVD

 

 


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大根刑事#16 [アニメ]

BS朝日での放送は、今回からは「ショート DE アニメ魂」では未放映の物語に突入しました。で、今回の物語は第16話「飛べない大根はただの野菜さ」です。前回の近未来を舞台にしたものから、今までと同じ現代を舞台にした物語に戻っていたのだが、殉職したはずの刑事たちもしっかりと登場している。ということで、話数を見直す必要がありますね。

犯人を追いかけて、削れてしまって動けなくなってしまった大根刑事。その夜、ある居酒屋で大根刑事が酒を飲みながら嘆いていた。「また削れて犯人逃してしまった...」とぼやいていると、メロン刑事が「お前は大根だよ。よくやってるさ」と声を掛けてきた。これに大根刑事は「だけど、どうしようもない。この肉体的コンプレックスを抱えていては、刑事としての俺の人生は...」と悩んでいた。するとメロン刑事は「それが現実さ。聖書に良い言葉がある。刑事に相応しい言葉さ」と言って、その言葉を口にする。「ローマ人への手紙第5章。患難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生み出し、練達は希望を生み出す。そして希望は失望に終わることはない」で、メロン刑事は大根刑事を見ていると若い頃の自分を見ているようだ、告げた。

別れて独身寮に千鳥足で歩いている大根刑事はメロン刑事の言葉を受けて考えていた。「どう考えるかだ。でないとただの食物だ、刑事じゃない...」と呟いていた大根刑事。

翌日、警視庁ベジタブル課。電話が鳴り、メロン刑事が出る。で、殺しの連絡を受けて出動命令を出す。が、大根刑事が「その前に...」と言って口に花火をくわえて「誰かこれを俺のケツにさしてくれ」と言った。で、じゃがいも刑事が「こんな感じか?」と言いながら、花火をさした。

花火に火が付けられる。それによって大根刑事は空を飛んで現場に向かった。「ジェットボディに刑事魂。俺の名前は大根刑事。ロケット花火を搭載して削れることなく犯罪を追いかけるぜ!」と威勢の良さを取り戻して、現場に向かっていた。で「削れない、削れないぜ!」と喜んでいた。しかし「だけど、どうやって停まるんだ...?」と気づき、何処までも飛んでいってしまった。で、それを見送るベジタブル課の刑事たちは「さようなら、大根刑事」と呟いていた。

「about 12 hours after」とテロップ。(約12時間後)、大根刑事はある所にいた。そしてそこが何処だか気づいた。大根刑事はニューヨークにいたのだった。で、ニューヨークの町中を橋目大根刑事は「マイ・ネーム・イズ・ダイコンデカ」と叫びながら走っていた...

今回はいつもの3分の物語で、ちょっと抜けた大根刑事のキャラが活かされた物語でした。ただ、12時間でニューヨークに到着というのは、少し早いと思うんですけど...それに、ロケット花火ってそんなに長時間は持続しないと思うんですけど...

次回の第17話は「NYPD大根刑事」で、やはり「ショート DE アニメ魂」では未放映の物語である。(この後、「セプテンバー・ツインタワー・ドリーマー・フラワー」、「未来世紀ダイコン」の前後編と言うように、未放映の物語が続くことになる。)こうなると、逆に「ショート DE アニメ魂」では放送されてBS朝日の放送では未放送の「カーチェイスだぜ!大根刑事」と「爆裂都市だぜ!大根刑事」もしっかりと放送してもらいたいところですけど...(今からだったら物語の順番がおかしくなるから、30分枠で1回7本の全3回というような形で放送でもしてくれたらいいんですけど...)

 

大根刑事

  • 出版社/メーカー: エースデュースエンタテインメント
  • 発売日: 2007/12/21
  • メディア: DVD

↓くれぐれもケツに差し込まないように...

おまつり花火 M-20

おまつり花火 M-20

  • 出版社/メーカー: オンダ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

打上花火セットリゾート 定価5000円

打上花火セットリゾート 定価5000円

  • 出版社/メーカー: マクロス
  • メディア: おもちゃ&ホビー

打上花火セットリゾート 定価10000円

打上花火セットリゾート 定価10000円

  • 出版社/メーカー: マクロス
  • メディア: おもちゃ&ホビー

国産厳選花火セット TOK-L

国産厳選花火セット TOK-L

  • 出版社/メーカー: オンダ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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「FROM HERE TO ETERNITY」 [映画(洋画)]

表題の作品は1953年のアメリカ映画「地上より永遠に」である。(「ここよりとわに」と読みます。)本作はアカデミー賞を8部門に渡って獲得した名作・人間ドラマである。原作は、アメリカ陸軍組織の腐敗と、兵士たちの愛憎ドラマを描いてベストセラーとなった1951年に発表されたジェームズ・ジョーンズの小説の映画化作品である。本作も、デボラ・カーさんの追悼の意味を含めて取り上げている。

まずは作品データを記しておく。1953年の白黒作品で、時間は118分である。原作はジェームズ・ジョーンズ、監督はフレッド・ジンネマン、脚本はダニエル・タラダッシュ、撮影と音楽はバーネット・ガフィ、音楽監督はモリス・W・ストロフである。そして出演は、バート・ランカスター、モンゴメリー・クリフト、デボラ・カー、フランク・シナトラ、ドナ・リード、アーネスト・ボーグナイン、フィリップ・オーバー、ジャック・ウォーデン、ミッキー・ショーネシー、クロード・エイキンス、アルビン・サージェント、バーバラ・モリソン、たちである。

獲得した8つのオスカーは、作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞(F.シナトラ)、助演女優賞(D.リード)、撮影賞(白黒)、編集賞、録音賞である。尚、受賞ならなかった部門が4部門(主演男優賞(B.ランカスター)、主演女優賞(D.カー)、劇・喜劇映画音楽賞、衣装デザイン賞(白黒)の4部門)あって、ノミネートは12部門であった。

1941年夏、ハワイのアメリカ軍基地。プルウィットという青年が転属してきた。彼は上官に反目したために一兵卒に落され、転属されたのだった。また、彼はかつて軍のボクシング大会でミドル級のチャンピオンだったことから、下士官昇進を条件にチーム入りを勧められるも、戦友を失明させたことから二度とボクシングはやらないと誓っていたので、申し出を断る。で、ウォーデン軍曹から反抗は辞めるように忠告されるも聞き入れず、彼は虐待行為を受けることになり孤立していく。そんな彼の唯一人の味方であるアンジェラも営倉に入れられて... そうしている内に、12/7、日本軍の真珠湾攻撃の日がやってきた...

アメリカ軍生活の過酷な一面を暴露することになった本作は高い評価を受けたが、男女ともアカデミー賞で主演賞を逃していると言う所がまた興味深い所である作品でもある。ちなみに、主演男優賞は「第十七捕虜収容所」のウィリアム・ホールデン、主演女優賞は「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンが受賞しテイル。(助演賞は男女とも獲得しているだけに、主演男女優賞まで獲得していたら、それこそ総なめになったんですけど...)

 

地上より永遠に

地上より永遠に

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2006/12/14
  • メディア: DVD

地上より永遠に 日本語吹替え&字幕版[DVD]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本スポーツ出版社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本

↓原作小説

地上より永遠に〈上巻〉 (1954年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1954
  • メディア: -

地上より永遠に〈中巻〉 (1955年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1955
  • メディア: -

地上より永遠に〈下巻〉 (1956年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1956
  • メディア: -

永遠より地上(ここ)に

  • 作者: 小林 弘利
  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
  • 発売日: 1997/10
  • メディア: 文庫


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「BLACK NARCISSUS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1946年の映画「黒水仙」である。この度、アカデミー主演女優賞に6度ノミネートされ(受賞は出来なかった)、1993年に名誉賞を受賞した名優・デボラ・カーさんが亡くなったと言うことで、彼女の代表作の一つである本作を取り上げることにします。(「王様と私」は以前に取り上げていますし...)

1921年のスコットランド生まれで、享年86歳。スクリーン・デヴューは1941年で、今回取り上げる「黒水仙」で高く評価され、スターの仲間入りを果たした。アカデミー主演女優賞に6度ノミネートさたが、一度も受賞することは出来なかったのは有名な所である。尚、彼女が「007」シリーズに出演している、と記された記事があるが、彼女の出演作は1967年の「カジノ・ロワイヤル」であり、これは「007」シリーズ作品ではない番外編であるので、「007」シリーズには出演していないというのが正しい所である。(ご冥福をお祈りいたします。)

で、今回は彼女の名前を広く知らしめることになった名作「黒水仙」である。まずは作品データを記すと。1946年のイギリス映画で、時間は100分である。原作はルーマー・ゴッデン、監督と脚本はマイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーの2人、撮影はジャック・カーディフ、音楽はブライアン・イースデイルである。そして出演は、デボラ・カー、サブー、フローラ・ロブソン、ジーン・シモンズ、ジュディス・ファース、ジェニー・レアード、キャスリーン・バイロン、デヴィッド・ファーラー、たちである。(ジーン・シモンズはJEAN SIMMONSであって、KISSのジーン・シモンズ(GENE SIMMONS)とは別人です。)本作はアカデミー撮影賞(カラー)と美術監督賞を受賞している。

物語は、ヒマラヤ山麓高地の僻地にある寂しい村に赴任してきた5人の尼僧たちの葛藤を描いた作品である。子供たちに教育をしていく彼女たちも、不安を抱え、人間関係に悩み、信仰心が揺らいでいく...

人間ドラマとしても見応えのある作品であるが、それと同時に、美しい風景も見所となっている作品である。(但し、ヒマラヤの方にロケに行ってはおらず、全てイギリス国内でセットを組んで撮影されている。)今ではカラー作品は当たり前であるが、本作製作当時はそうでもなかったこともあり、本作の美しいカラー映像は、テクニカラーの評価を高めることにもなった、というのは有名な話である。物語を堪能するだけでなく、映画史において「テクニカラー」の名前を高めた作品ということで、チェックしておきたい作品でもある。

 

黒水仙

黒水仙

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2006/12/14
  • メディア: DVD

↓デボラ・カー出演作品をいくつか。

デボラ・カー セット (Amazon.co.jp仕様)

デボラ・カー セット (Amazon.co.jp仕様)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: DVD

007/カジノ・ロワイヤル

007/カジノ・ロワイヤル

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/01/05
  • メディア: DVD
めぐり逢い

めぐり逢い

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: DVD

白い砂

白い砂

  • 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
  • 発売日: 2005/04/08
  • メディア: DVD
悲愁

悲愁

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/10/13
  • メディア: DVD
悲しみよこんにちは

悲しみよこんにちは

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/04/04
  • メディア: DVD
王様と私 特別編

王様と私 特別編

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: DVD
地上より永遠に

地上より永遠に

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2006/12/14
  • メディア: DVD

↓同名タイトルですが、これは全く関係ない別作品です。

黒水仙 特別版

黒水仙 特別版

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/12/08
  • メディア: DVD


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「KILLER FORCE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1975年のアメリカとイギリスの合作映画の「ダイヤモンドの犬たち」である。砂漠を舞台に、ダイヤモンドを巡る攻防を描いたアクション作品である。テンポも良く、「007」シリーズでお馴染みの顔ぶれが揃っていると言うことで、結構楽しむことが出貼る作品である。

作品データを記しておくと、時間は100分である。監督はヴァル・ゲスト、脚本はヴァル・ゲストとマイケル・ウィンダーとジェラルド・サンフォードの3人、撮影はデヴィッド・ミリン、音楽はジョルジュ・ガルヴァランツである。そして出演は、ピーター・フォンダ、テリー・サヴァラス、クリストファー・リー、モード・アダムス、O・J・シンプソン、ヒュー・オブライエン、ヴィクター・メレニー、マイケル・メイヤー、たちである。→「007」に出演した顔ぶれが結構集まっています。(T・サヴァラス、C・リー、M・アダムス)尚、本作製作時では「黄金銃を持つ男」が「007」シリーズの最新作でした。

物語は、世界有数のダイヤモンド会社であるシンジケーテッド・ダイヤモンド・コーポレーションのダイヤ集積所は広大な砂漠にあり、警備の方も源重で、何重もの警備の網の目が張り巡らされていた。この地下倉庫の警備隊の副隊長であるマイクは、ダイヤの強奪を狙っている一味の計画を防ぐため、自ら囮になることを隊長のネルソンから命じられる。で、その計画はマイクがダイヤを盗み、それを手みやげに一味に合流するというものだった。で、それを実行したマイクだったが、計画を知らない本社の警備本部長のウエッブは執拗にマイクを追跡する。マイクはダイヤ強奪を計画していた一味と合流し、自らリーダーとなって計画を進めていくが...

難攻不落というダイヤの倉庫に挑んでいくというだけでも熱くなってしまうが、そこには計画された野望があり、それを知った上で実行する男と、知らずに追跡する男の戦いは見所満点であり、アクションだけでなくてサスペンス・タッチという所もまたスリルがあって良い所である。アクション好きな方は見ておきたい作品である。(とはいっても、こういう作品がDVD化されていないのはどうして...)

 

↓本作はソフト化されていないので、代わりにこれを...

ピーター・フォンダ―永遠にさすらうアウトロー・ライダー

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 芳賀書店
  • 発売日: 2000
  • メディア: 単行本

ピーター・フォンダ―永遠にさすらうアウトロー・ライダー (1977年)

  • 作者: 三谷 宏次
  • 出版社/メーカー: 芳賀書店
  • 発売日: 1977/03
  • メディア: -

↓主演のP.フォンダ出演のこっちはあるのに、どうして本作はソフト化されないのでしょうかねぇ...

イージー★ライダー

イージー★ライダー

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/12/20
  • メディア: DVD
ワイルド・エンジェル

ワイルド・エンジェル

  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2003/04/02
  • メディア: DVD

↓本作出演者の「007」シリーズ出演作

女王陛下の007 (デジタルリマスター・バージョン)

女王陛下の007 (デジタルリマスター・バージョン)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/08/25
  • メディア: DVD

黄金銃を持つ男 (デジタルリマスター・バージョン)

黄金銃を持つ男 (デジタルリマスター・バージョン)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/08/25
  • メディア: DVD


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今週(10/18)のBS-i「アニメ枠」 [ケータイ刑事]

今週のBS-i・木曜深夜のアニメは、「ひだまりスケッチ特別編」の放送であったが、相変わらずアニメ作品の方はどうでも良く、途中に流れるCMが目当てである。

その前に、日曜朝の30分枠の「iしたい。」が10月から無くなったが、そのためなのか、平日は5分、または6分枠での「iしたい。」の放送が少し増えましたね。10/18も、1分バージョンの「銭形海・セカンドシリーズ」や、同じく1分バージョンの「M2」のDVD、更には、「週末が楽しくなる番組編」(「銭形海」の次回予告+「からだミカタ」+再放送「銭形雷」)も最後の23:54から流れていました。(それ以外では、華流&韓流ドラマなど。)いずれにしても、岡村アナの登場が非常に多くなっている...

ちなみにもその前の21:54~ の所では、サントリーの山崎が流れていましたが、この工場のすぐ近くに、先日クイーン・宝積さんが訪れたという宝積寺があります。

今回は、アニメ枠が始まる前の00:28~00:30の間には。これというものはありませんでした。で、放送枠は30分枠×2で、一応「前編」と「後編」に別れていましたが、別に分ける必要はなかったと思います。(と、簡単な感想です。→アニメの感想になっていない...)で、「前編」の方では、主題歌の後のCM部分で、再放送の「銭形雷」の次回予告として、「2nd.1話」の30秒版(正確には27秒)の予告がありました。(現役の「銭形海」では、1st.が終わって、高村さんはロンドン(スコットランド・ヤード)に出向しましたが、またも登場です。→MBSでの「・2nd.」、BS-iの「・1st.」が放送されていたので、筆者としたら、高村さんは出ずっぱりのような印象を受けますが...)そして中間のCM部分では30秒版(正確には27秒)の「銭形海・2nd.3話」の予告がありました。

それ以外では、「CLANNAD」や「怪物王女」のDVDの宣伝とBS-iの番組の宣伝がいくつかということで、いつもの顔ぶれでした。

「後編」の方では、「ひだまりスケッチ特別編」「CLANNAD」のDVDの宣伝や、次回が完全な最終回となる「うさもち」の1分版の「iしたい。」(大谷充保が出てくるもの)、ジャパシネなどのBS-i番組の宣伝などがあり、本編終了後に、再度再放送の「銭形雷・2nd.1話」の30秒版の次回予告がありました。

ということで、今回は「銭形雷」の方が2度、「銭形海」は1回ということで、やっぱり「ケータイ刑事」関係の予告はしっかりと放送されます。(ということで、今回もカテゴリーは「ケータイ刑事」とします。)

先週予想した通りで、?b?c「おお振り」のDVDの宣伝はありませんでしたね。(まあ、どうでも良いんですけど...)もう暫く「怪物王女」のDVDの宣伝はあると思われるが、これからのこの枠でのCMとして「CLANNAD」のDVDの宣伝はレギュラーでしょうね。

尚、来週から放送されるアニメ作品は、「逮捕しちゃうぞ フルスロットル」と「CLANNAD」の2作品であるが、前者は特にお知らせは無く、後者の方だけ「次回予告」がありました。番組は変わっても、筆者はやはりアニメ本編はどうでも良くて、これまでと同様に途中のCMが目的でチェックします。

 

↓地上波では放送が始まったばかりですけど...

CLANNAD 1 (初回限定版)

CLANNAD 1 (初回限定版)

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2007/12/19
  • メディア: DVD

CLANNAD 2 (初回限定版)

CLANNAD 2 (初回限定版)

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2008/01/16
  • メディア: DVD
↓これらも一応ピックアップしておきます。
怪物王女 vol. 1 9巻収納デジパック付き 【初回生産限定】

怪物王女 vol. 1 9巻収納デジパック付き 【初回生産限定】

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2007/10/11
  • メディア: DVD
怪物王女 vol. 2

怪物王女 vol. 2

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2007/11/08
  • メディア: DVD
怪物王女 vol. 3

怪物王女 vol. 3

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2007/11/08
  • メディア: DVD
↓これの番宣もありました。
LOST シーズン2 COMPLETE BOX

LOST シーズン2 COMPLETE BOX

  • 出版社/メーカー: ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: DVD
↓「銭形雷」の再放送も、遂にこちらに突入です。
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
  • メディア: DVD

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その21) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「携帯電話の特殊機能」である。「ゲストキャラにおける類似点」の8回目とする予定であったが、少し気分を変えてみることにしました。(ネタ切れではありません。11月からの通話料を下げた新プランについての情報を見ていて、「携帯電話」の共通点があるなぁ、ということで、急遽記したものです。)

「ケータイ刑事」では「携帯電話」は必須のアイテムである(これが無かったら「ケータイ刑事」とは言えません。)が、長い歴史のある「007」でも、'80'sの作品までは劇中に登場していないが、今や身近なツールとなったという時代の変化によって、現在では当たり前のように劇中に登場している。よって、普通の携帯電話として述べても面白くないので、今回は「特殊機能」を有する携帯ということに絞って「携帯電話」を取り上げることにする。

007」では、印象に残る携帯電話は「トゥモロー・ネバー・ダイ」に登場したエリクソン携帯電話である。(その後の作品でも携帯電話は登場しているが、それらは普通の携帯電話であり、使い方も普通の携帯電話としての使用する範囲だったので、特に取り上げることはしない。)「トゥモロー・ネバー・ダイ」は1997年の作品であり、当時の携帯電話は、液晶画面は付いていても、まだ白黒液晶が主流の時代であり、端末はストレート・タイプが幅を利かせていた時代である。(現在のような多機能な携帯電話ではなく、通話を中心としたものであり、カメラ機能などはまだ搭載されていない時代である。)で、ボンドの端末もストレート・タイプのオーソドックスなものである。(しかし、Qの改造によって、横方向に開く構造になっており、秘密兵器としての特殊機能を搭載している。→時代に適合した物であるが、多機能という所では時代の先を行っていました。)

ボンドはQが開発した秘密兵器を使うのはお約束なので、ボンドが使うこの携帯電話は当然のようにQの手によって特殊機能を備えているが、その機能は半端ではない。というより、携帯電話の形をした別物であって、そのおまけ機能として携帯電話機能も付いていると言った方が正しいのかも知れない。その特殊機能の中では、何と言っても、ボンド・カーのBMWを遠隔操作出来る、という所である。しかも、携帯電話の液晶画面(カラーです。)で車の運転席からの映像を見ることが出来、その画面を見ることで、普通に車を運転できてしまうのである。→ゲームで車を走らせるというものがあるが、その感覚で言うと、BMWを運転出来てしまう、と言ったら分かりやすいであろう。それはまるで、コードレスのゲーム・コントローラーを使って車を運転できる、と言ったらいいでしょう。(携帯電話を開いて使うということで、Nintendo DSのようなもので車を運転できる、と言った感じである。→当時は携帯ゲーム端末はあったが、通信機能などはなかったので、実に凄いことである。現在は、空想でしかなかったことが100%ではないが、現実の物になっている、ということも凄いことですけど...)

それ以外の機能では、指紋照合機能(端末のセキュリティ解除のためではなく、犯罪者のデータベースにアクセスできる。)やスタンガン機能を持っている。つまり、情報ツールであると同時に、身を守る道具でもある。ということで、見掛けは普通の携帯電話であるのだが、あまりにも先進的な機能を持った携帯電話なのである。

ケータイ刑事」では、銭形が使っている携帯電話は、見た目は普通のFOMA端末であるが、一応は特殊な携帯電話と言うことになっている。(一応、その作品製作時のFOMA端末の高機能機である。このため、特殊機能は無いものの、銭形が使っている携帯電話と同じ型の携帯端末を手に入れることが出来るので、親近感がある。)「特殊な機能」というのは、警視庁から事件を知らせる入電ムービーを受信できるということになる。

それ以外では、ちゃんが1st.3話で、ちゃんが「M1」で見せたが、物を切る(ちゃんはゴルフボールを、ちゃんは紙を切りました。)ということを実際にやっているが、これは携帯電話の端末なのか、そこに付いているストラップで行ったのか、(普通に考えたらストラップだと思われる)複数の解釈も出来るが、「携帯電話端末」で行ったと解釈すれば、特殊機能を有していると解釈できる。

携帯電話の基本的な通話という機能は普段から利用していて、また、現在では当たり前のようになっているカメラ機能をフルに活かして、事件の現場写真を撮影して、事件の解決のために役立てている、という所は、端末の持つ多機能制を発揮しているということになる。

共通点は、両者とも見掛は普通の携帯電話であるが、特殊機能を備えているという所である。「007」の初期作品では、スーツケースに様々な秘密兵器が備わっていたということがあったが、それが携帯電話一つで出来ると言うことは、やはり「秘密兵器」であると言うことが出来る。(携帯電話は広く普及しているので、もはや「秘密」とは言えず、「便利ツール」と言うのが正しいでしょうが..)

更に、両作とも携帯端末(「007」はエリクソン、「ケータイ刑事」はDoCoMo)のメーカーがその作品のスポンサーになっているということで、機能のデモンストレーションを行っているという点も共通点である。→ある意味、この共通点というのがさりげなく凄い所ということができる。考えてみたら、'60's、'70'sのヒーロー作品では、無線通信機は必須のアイテムとして登場していたが、「携帯電話」が広く普及したことで、特別な無線通信機は必要なくなっている。(通信内容の秘匿性を考えると、それなりに存在価値はあるけれど...)これも時代が進化したということでもある。もはや「携帯電話」は日常品になっていることを考えたら、「ケータイ刑事」ではメインツールとしての利用は当然であるが、「007」では「秘密兵器」としては登場することはもうないのかもしれませんね。

相違点については特に大きく目立つような所がないが、強いて挙げるとすると、ボンドはイギリス、銭形は日本ということで、携帯電話の方式が違うことなど、技術的な違いが色々とある。(通常使用の範囲では気になることではない。)よって、相違点に関しては、今回は開店休業ということにしておきます。

尚、「エリクソン」ブランドの携帯電話は、現在では「ソニー・エリクソン」という会社になっているので、日本での知名度も高くなっている(でも、日本では「SONY」ブランドですけど...)ものの、今ひとつ馴染みが薄いというのは仕方のないところでしょうね...

次回は、今回先送りにした「ゲストキャラにおける類似点」の8回目の予定である。とにかく、「007」も「ケータイ刑事」も、個性豊かなキャラクターがたくさんいるので、この連載はまだまだ続きます。(今回のツールについて述べたことで、更にネタも発見しましたし...)

 

007 トゥモロー・ネバー・ダイ アルティメット・エディション

007 トゥモロー・ネバー・ダイ アルティメット・エディション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
 
ジェームズボンド007シークレットファイル

ジェームズボンド007シークレットファイル

  • 作者: ロジャー スチュワート, アラステア ダゴール
  • 出版社/メーカー: 東邦出版
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 大型本

007オールガイド

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 勁文社
  • 発売日: 1998/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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「KANSAS CITY BOMBER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1972年のアメリカ映画「カンサス・シティの爆弾娘」である。本作は、ジョディ・フォスターのスクリーン・デヴュー作であり、当時10歳のジョディの初々しい姿を見ることが出来る。が、当時、後にオスカーを2ども受賞する大女優になると思った人はどれだけいたことでしょうかねぇ。(ジョディが注目されたのは、本作から4年後の「タクシー・ドライバー」と「ダウンタウン物語」である。)今でこそ、本作はジョディ・フォスターのデヴュー作ということで知られているが、本作の看板はやはりラクエル・ウェルチである。彼女が出演していると、B級のとんでもない作品ではないかと感じられるが、そういうものではありません。

作品データを記しておくと、時間は99分、原案はバリー・サンドラー、監督はジェロルド・フリードマン、脚本はトーマス・リックマンとカルヴィン・クレメンツの2人、撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はドン・エリスである。そして出演は、ラクエル・ウェルチ、ケヴィン・マッカーシー、ノーマン・アルデン、ヘレナ・カリアニオテス、ジョディ・フォスター、ジーン・クーパー、メアリー・ケイ・パス、コーネリア・シャープ、たちである。

本作は、当時、日本でも大ブームとなった「ローラーゲーム」を題材にしたスポーツ映画である。ローラーゲームはその後もマイナー・スポーツとして続いていて、それなりのブームはやってきても、やはりマイナー・スポーツの域を出ることがないですね... (アメリカでは、しっかりと地域に根ざしていて、それなりの人気はあるんですけど...)で、日本で人気を誇った「東京ボンバーズ」やロサンゼルス・サンダーバーズの現役選手たちがゲーム・シーンに出演していて、迫力あるシーンを見せてくれる。

物語は、カンサスシティ・ボンバーの異名を持つローラーゲームの女性選手K・C・カーを中心にしたドラマであり、仲間たちとの友情、対立など、プロとして立ちふさがる数々の厳しい壁に向かって賢明に頑張る姿を描いたものである。

カンサス・シティ・ローラーゲーム競技場では、地元のカンサスシティ・ランブラースとタルサ・トーピドーズとの試合が行われていて、観衆は熱狂していた。そんな中でもランブラーズの女性選手・K・C・カーとビッグ・バーサは人々の関心の的だった。2人は日頃から犬猿の仲で、2人のマッチ・レースが行われることになって、敗者はチームを去るということになった。で、勝負はバーサの勝ちで、カーはカンサスシティを去り、故郷に帰った。が、そんな彼女に、ポートランドの野心家オーナー・バートが近づいてきた...

尚、ジョディは主人公K・C・カーの娘役を演じている。(将来を予感させるしっかりした演技をしています。)

本作はソフト化されていないということで、目にする機会に恵まれない作品の一つであるが、「ジョディ・フォスターのスクリーン・デヴュー作」ということを前面にすれば、ある程度の売り上げは期待できると思うんですけどねぇ...

 

↓本作はソフト化されていないので、こういうものをピックアップしておきます。

女優ジョディ・フォスター

女優ジョディ・フォスター

  • 作者: 鳥居 千代香, テレーゼ・デ・アンジェリス
  • 出版社/メーカー: 未来社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本

 

↓「ローラーゲーム」ということで

クレイジータクシー3 ハイローラー パーフェクトガイド

クレイジータクシー3 ハイローラー パーフェクトガイド

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本


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KING KONG['2005](SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は2005年のニュージーランドとアメリカの合作である映画「キング・コング」である。以前に1933年と1976年の同作のサントラ盤を取り上げたことがあるが、今回は2005年版である。この作品は、1933年の作品を最新の技術を使ってリメイクした作品である。

まずは作品データを記しておく。時間は188分(特別版は201分)、原案はメリアン・C・クーパーとエドガー・ウォレスの2人、監督はピーター・ジャクソン、脚本はピーター・ジャクソンとフラン・ウォルシュとフィリッパ・ボウエンの3人、撮影はアンドリュー・レスニー、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードである。そして出演は、ナオミ・ワッツ、エイドリアン・ブロディ、ジャック・ブラック、トーマス・クレッチマン、コリン・ハンクス、ジェイミー・ベル、エヴァン・パーク、カイル・チャンドラー、アンディ・サーキス、たちである。

物語はお馴染みの展開であり、1930年代の初頭、かつてない冒険映画を製作しようという野心を持った映画監督・カールは脚本家のジャック、美人女優・アンたちの撮影クルーと共にスカル・アイランドへ向かう。到着すると撮影を開始するが、彼らはそこで想像を絶するものを目にすることになる...(で、それはキング・コングということで...)

1933年版があまりにも有名であり、更には1976年版やその亜流作品まで含めると、色んな所で語られているので、ストーリーはご存知でしょう。で、本作の売りの一つはCGである。技術の進歩によってCGで色んなものを表現できるようになったということは、ある意味ではメリットでもあるが、本作はちょっといい加減にしてくれ、と言いたくなってしまうCGの欠点が見え隠れしている。とにかく、スカル・アイランドでのCG描写に力が入りすぎていて、まるで「ジュラシック・パーク」のようになっているのにはちょっとうんざりしてしまう。→ほど良い使い方をしていれば良いんですが、CGに頼りすぎてしまうと、悲惨なことになります。

そんな中、音楽の方はやっぱりしっかりしたものであって良い雰囲気を出している。優しさに満ちた所は優しく、冒険という要素を前に出した所では力強くて勇ましく、サスペンス・チックな所ではミステリアスに、変幻自在に聴かせてくれる。(流石はジェームズ・ニュートン・ハワードといった所でもある。)

で、そのサントラ盤の収録曲は以下の全21曲である。『King Kong』『A Fateful Meeting』『Defeat Is Always Momentary』『It's In The Subtext』『Two Grand』『The Venture Departs』『Last Blank Space On The Map』『It's Deserted』『Something Monstrous... Neither Beast Nor Man』『Head Towards The Animals』『Beautiful』『Tooth And Claw』『That's All There Is...』『Captured』『Central Park』『The Empire State Building』『Beauty Killed The Beast I』『Beauty Killed The Beast II』『Beauty Killed The Beast III』『Beauty Killed The Beast IV』『Beauty Killed The Beast V』。

後ろ5曲はちょっとした組曲にもなっていて、なかなかいい感じである。映画本編を見るだけではなく、サントラ盤の方もたっぷりと味わって聴いてもらいたい所である。

 

King Kong [Original Motion Picture Soundtrack]

King Kong [Original Motion Picture Soundtrack]

  • アーティスト: James Newton Howard, Christian Kollgaard, David Parmeter, Drew Dembowski, Mike Valerio, Nico Carmine Abondolo, Steven Edelman, Susan Ranney, David Riddles, Kenneth Munday
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 2005/12/13
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちらです。

キング・コング デラックス・エクステンデッド・エディション(3枚組)

キング・コング デラックス・エクステンデッド・エディション(3枚組)

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/30
  • メディア: DVD

キング・コング

キング・コング

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: DVD

キング・コング プレミアム・エディション

キング・コング プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/05/25
  • メディア: DVD

キング・コング 通常版

キング・コング 通常版

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/05/25
  • メディア: DVD

↓1933年版はこちら

キング・コング

キング・コング

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
  • 発売日: 2002/07/25
  • メディア: DVD

キング・コング

キング・コング

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー
  • 発売日: 2001/12/21
  • メディア: DVD


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LIONEL HAMPTON『MIDNIGHT SUN』 [音楽(洋楽)]

今回はジャズの方からピックアップします。表題のアルバムは1993年にリリースされたベスト盤である。彼の代表的な曲が一応収録されていると言うことで、資料としての価値も高いベスト盤である。彼はヴィブラホンの第一人者として知られているが、バンド・リーダーとしてもエンターテイナーぶりを発揮していて、彼のバンドが生み出す楽しい音楽は一世を風靡したことはご存知の通りである。

収録曲は以下の全20曲である。『Rockin' In Rhythm, Parts. 1 & 2』『Gay Notes』『Hamp's Salty Blues』『Limehouse Blues』『Air Mail Special, Parts. 1 & 2』『Cobb's Idea』『Tempo's Birthday』『Double Talk』『'S Wonderful』『Jack The Fox Boogie』『How High The Moon』『Hamp's Got A Duke』『Three Minutes On 52nd Street』『Goldwyn Stomp』『Red Top』『Giddy Up』『Hawk's Nest』『Mingus Fingers』『Muchacho Azul (Blue Boy)』『Midnight Sun』。

長いキャリアのある彼だから、彼の残したサウンドの全てをということになったら、1枚もののアルバムでは収録出来るはずもないが、本アルバムはそんな中でも代表的な曲はしっかりと抑えていると言うことで、ポイントは高い。

お薦め曲は、こういうアルバムの場合は「全部」と言いたくなるのだが、これは価値のあるベスト盤だから言えることである。(並のベスト盤だったら、やっぱり当たり外れもあって、中には捨て曲の含まれているベスト盤に巡り会ったら、もう泣くしかないですからね...)で、アルバム・タイトルにもなっている『Midnight Sun』を筆頭として、全てをお薦め曲と言うことにしておく。(これでは意味がないが、それだけ価値のあるベスト盤ですから...)

彼のキャリアを知るには、本ベスト盤だけでは不十分であるが、入門用として手元に置いておくには持ってこいのアルバムである。

 

Midnight Sun

Midnight Sun

  • アーティスト: Lionel Hampton & His Orchestra
  • 出版社/メーカー: GRP/Decca
  • 発売日: 1993/07/20
  • メディア: CD

Midnight Sun

Midnight Sun

  • アーティスト: Lionel Hampton & His Orchestra
  • 出版社/メーカー: Grp
  • 発売日: 1998/10/26
  • メディア: CD

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