「いんふぉる!」(11/29) [BS-TBS(BS-i)関連]
今回は、またも土曜日のイレギュラー枠での放送となりました。で、イレギュラー枠の場合は、お宝映像となるものがあったり、プレゼントに期待してしまうのですが、やっぱりそういうことになりました。(やはり、予想した通りでした。)
今回の内容は、東京散策シリーズで、場所は足立でした。で、「いんふぉる!」になってからは、毎回東京散策ということになっています。これだったら、「東京散策」という番組タイトルでも良かった様な気がします...
今週の「得トク情報」では、BSデジタルらしいものが取り上げられ、その中のヒルズダイエットのパステル・ゼリーが5人にプレゼントということで、その告知がありました。→それにしても、BSデジタルでは、他の無料放送の民放チャンネルでは、しょっちゅう、こういうもののTVショッピング番組が流れているが、それをプレゼントするというのは、ネタ切れなのか?なんてことを思ってしまいました。
一方、「得トク番組」では、「女子大生会計士の事件簿」がまたも取り上げられたが、次回の第9話の映像が使われていました。→12月になると、「iしたい。」で「女子大生会計士の事件簿」が取り上げられたら、これが流れるのでしょうね。ということで、一ヶ月単位で使われる映像が代わるというのは、ちょっと嬉しい所です。
次回の放送はいつもの定時枠の金曜日19:30に戻ります。で、EPGによると、東京・恵比寿の散策ということで、またも「東京散策」シリーズです。12/27放送の「フォーシスターズ」に備えて、12/26の時にその四姉妹(長女・大政絢、次女・真野恵理菜、三女・岡本杏理、四女・金井美樹)がゲストに登場となるまでは東京散策シリーズが続くのかも???
そういえば、その「フォーシスターズ」の番宣を、本日目にすることができました。放送まで4週間ありますが、「iしたい。」や「いんふぉる!」でも取り上げられるでしょうね。
↓プレゼントはこれ(だけど、本当に15食入りのこれなのかなぁ?という気もします...)
↓今回の内容から
日本の特別地域1 東京都 足立区 (地域批評シリーズ日本の特別地域 1)
- 作者:
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2007/09
- メディア: ペーパーバック
↓一応、これを...
女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)
- 作者: 山田 真哉
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/10/25
- メディア: 文庫
女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)
- 作者: 山田 真哉
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: 文庫
女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)
- 作者: 山田 真哉
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: 文庫
女子大生会計士の事件簿〈DX.4〉企業買収ラプソディー (角川文庫)
- 作者: 山田 真哉
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/04
- メディア: 文庫
女子大生会計士の事件簿 DX.5 とびっきり推理なバースデー (角川文庫)
- 作者: 山田 真哉
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 文庫
藤子・F・不二雄のパラレル・スペース#5 [ドラマ]
今回の物語は「征地球論」。今回は実写とアニメを使った構成となっていて、藤子作品のイメージがあって、いい感じでした。また、ドラマ本編の時間が25分10秒ということになり、ED主題歌と次回予告を加えても27分10秒ということで、これまでで最も放送時間の短い作品でした。(ドラマ本編は第1話が最も短いですが...)第2話からは普通のドラマになっていて、藤子作品という雰囲気が薄くなっていて、つまらない内容の作品が続いていただけに、今回は第1話以来のヒットとなった面白い作品でした。→やっぱりこういうように、独特の世界観を持っていないと、存在価値はないですからね。
物語の方は、宇宙のある惑星で、宇宙人たちが、地球という星について、その住人である一人の女子高生を中心にした観察日記であって、地球を征服するか、破壊するか、何もしないかを決めようとしている、という物語である。地球人のパートは実写ドラマで、宇宙人のパートがアニメということになっていて、構成は非常に分かりやすい。そして、日本人の奇行をシュールに描いていて、シニカルに解釈して進めていく、という展開も面白い。で、「地球」に対してどういう対処をするのかという結論が導き出されるのだが、それもまたシニカルに面白い結末でした。
ということで、やれば出来るじゃない、という面白い作品となり、次の最終回に対する期待を取り戻してくれました。
ある惑星Xの宇宙人議会。新たに征服する星の候補となっていた「地球」に対して、どうするかという議論が行われている。征服してしまえ、と唱える者、放っておけば自滅するという者、破壊してしまえと唱える強硬論者もいれば、無関心な者もいた。これまでにも議論されていたが、そろそろ結論を出そうということで、議論する宇宙人の数を減らし、地球の調査データが報告されることになる。
調査対象は、ランダムに選んだ特定の1人の固体であり、その調査データが報告されていく。選ばれた調査対象となったのは、極東と呼ばれる地域のある島国に住む、地球年齢で17歳のメスだった。(=日本に住む17歳の女子高生です。)彼女の日常生活を観察しいくと、宇宙人には全く理解できない行動をしていて、地球人とは実に奇妙な生きものであることが分かっていく。しかも、シュールに解釈していき、シニカルな解釈をしていく。
女子高生は失恋したと思い、絶望して自殺しようとするが、思い止まって新たな決意をする。が、誤って転落してしまい、死んでしまう。が、調査していた宇宙人が彼女の肉体を調べていると生き返った。で、不仲だった両親や、ふられたと思った彼氏が心配して駆けつけ、誤解が解けてめでたしめでたし。が、宇宙人にとっては、これも理解できないことだった。
で、宇宙人が出した結論は、もう暫く様子を見ること。地球時間では1000年であるが、宇宙人にしたら3日後に改めて、ということになったのだった。
最後に宇宙人たちが出した結論は、要するに「先送り」ということであるが、これって(調査対象となった)日本人はにとったら、しょっちゅう行われていることでもあるだけに、宇宙人の結論も皮肉混じりであって、面白い所でした。
ただ、調査サンプルとなった女子高生を演じた谷村美月や、その彼氏を演じた佐野和真の持ち味が今ひとつ出ていなかったように感じられたのが残念でした。そんな中、サンプルとなった女子高生の祖母を演じた、とめばあさんで(「ケータイ刑事」ファンには)お馴染みの花原照子が、朝食のトーストをお箸でいじっていたのは面白い所でした。
↓本作の原作は6巻に収録されています。
藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (6) (SF短編PERFECT版 6)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
↓とめばあさんはこちら
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- メディア: DVD
祝女 [ドラマ]
女の本性や本音をテーマとしたショートストーリーのオムニバス作品。30分枠で9本の作品がということで、2分弱のものから、最も長いものでも5分強と作品集でした。仕上げはコメディ・タッチということもあって、見やすい作品群でした。(一応、早織ちゃんが出演しているということでチェックすることにしました。)
9本の作品は、HPを見たら、それぞれサブタイトルが付けられているが、中には別のタイトルの方が良いんじゃないの?と思うものがあるのと、1本はショート・ドラマというよりはバラエティのような感じで、場違いのように思ったものもあったが、バラエティに富んだ内容というのがオムニバス形式の作品の魅力でもありますからね。
早織ちゃんが出演していたのは、1本目と3本目の2作品。早織ちゃん以外の出演者は、友近、市川実和子、佐藤めぐみ、YOU、臼田あさ美、松木里菜という顔ぶれでした。
各作品について、簡単に感想を記しておきます。
「セカンド癖」3分弱の作品。男の部屋のベッドにいる女。男は「二股なんて絶対にしない」と言っていたが、そこに他の女が現れて... で、結局は四人の女が入り乱れることに... 確かに4人だったら「二股」ではないが、他の3人は取っ組み合いに参加しているのに、一人だけ冷静に「二股じゃない」と納得している佳苗(早織ちゃん)が、何処かに銭形雷っぽさがあって面白い所でした。
「ガマンデキナイ」5分強で、最も時間的に長い作品。喫茶店で主婦同士がだべっている。で、その友人が子供の家庭教師と不倫しているという秘密を知った紘子は、秘密に、と言われたものの、誰かに話したくて仕方がなくて... こういう人って何処にでもいるものだが、誰れでもいいということで、喫茶店のウエイターに話してもね...
「カラオケ」4半弱で、2番目に時間の長い作品。バイト仲間の3人組がカラオケにやってくる。1人は聴く方に回る、というが、歌い出すとその女が歌い出して... こういう人もよくいるものです。早織ちゃんの最初の選曲が『キューティハニー』だったが、どうせなら『明日吹く風』を歌って欲しかったと思いました。(尚、市川実和子は、サトエリの映画「キューティハニー」に出演していた市川実日子の実姉ということで、キャスティングの面白さがあった作品でした。)
「今日の俺」2分弱の作品。朝、マンションを慌てて飛び出していった女の物語。急いでいる時に限って、エレベーターが点検中とか、携帯に電話が掛かってくるもので、朝は戦場なんですよね。
「蘭先輩」4分弱の作品であるが、3本後にこの続編である「続・蘭先輩」(2分強)の作品と合わせると6分弱となる物語。(まとめて先に記してしまいます。)トイレに並ぶ列で、男に振り回される後輩・清美にアドバイスする先輩・蘭。分かれるように言うが、本当は悔しさに満ちていた。(以下、「続」へ)男のマンションにやってきた清美だったが、そこには蘭が待ち受けていて、やはり分かれさせようとするが... 2つに分けなくても良かったように思いますが....(で、もう少し整理した方が良かったように思います。)
「girl's HIT CHART」3分強の作品。ナビゲーターのAsamiが「私が思わず引いてしまった男 BEST 3」のランキングを発表する。ドラマと言うよりはバラエティであって、浮いていた内容でした。
「おひとりさま」2分弱で時間的には最も短い作品。焼き肉屋で4人掛けのボックス席に1人でいる女。ひとりでいることを楽しんでいたが... こういう人って増えているんですよね。が、人それぞれ価値観は違っているのだから、よろしいんじゃないかと...
「サバを読むなら」3分半強の作品。職場の後輩がセッティングした合コンに参加した35歳の女。今回は40歳の先輩・京子を同席させ、今日こそはと燃えていたが... 京子が自ら55歳と言って、その場を掠っていったということで、計算通りに行かないものなんですよね。それにしても、合コンに参加した男性陣全員が京子に奪われたのは、1回限りという割り切りがあったのでしょうね。でないと...
中には「?」という物語もあったものの、コメディ・タッチで描いていたことから、とても見やすい作品群でした。出来不出来があったのも、ある意味ではオムニバス形式で、複数の作品を一度に観られるようにしたためであり、こういう所もオムニバス作品の魅力である。(「恋する日曜日」や「東京少女」のように、1話完結のオムニバス形式の連続ドラマとはまた違った楽しさがある。)ある意味では、「佐藤四姉妹」や「スパイ道」「先生道」のような雰囲気があり、特に「佐藤四姉妹」に近い感じがしました。こういう面白い企画は、是非続けて貰いたいところですね。
『0093女王陛下の草刈正雄』+『スパイ道』ツインパック [DVD]
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- メディア: DVD
ケータイ刑事銭形泪13話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]
今週の日曜日の再放送「銭形海」はお休みということなので、ピンチヒッターとして「銭形泪」の裏ネタ編に登場して貰うことにしました。で、「銭形泪」の方は、54回目でようやく1st.シリーズの最終話に辿り着きました。(1話当たり4.5回数弱記していることになる...)が、2nd.シリーズの26話が残っているので...
ところで、日曜朝にBS-iで「ケータイ刑事」の再放送が行われるようになったのは、2006年4月からであり、ちょうど今回から述べていく物語からでした。(こういう偶然というのが恐ろしい所です。)
「銭形泪[裏ネタ編]」の1st.13話「助けて、五代さん! ~銭形泪冤罪事件」の初回は、サブタイトルに含まれている「冤罪」について、そして五代さんが口にした「濡れ衣」について、そしてこの物語でポイントとなっている「記憶喪失」について記すことにします。
尚、約2年8ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「冤罪」:無実なのに犯罪者として扱われることをいう。司法用語であり、冤罪に問われた事件のことを「冤罪事件」という。
無実の人間が逮捕されて裁判にかけられるというのは、典型的な「冤罪事件」であるが、無実の者が被疑者として取り調べを受けるのも「冤罪」である。
冤罪には、いくつかのパターンによって生まれる。以前、自白を最優先していた時代には、取り調べの際に自白を強要することで、やってもいないのに虚偽の自白をしてしまったことから冤罪事件になることが多かった。
また、ある意図が捜査機関や国家にあった場合、誰かを犯人に仕立て上げることで冤罪事件が生み出されることがある。中世の時代の「魔女狩り」は典型的なこのパターンである。(また、この物語の冤罪はこれに該当する。)
捜査の過程で、先入観や思い込みがあって、十分な科学的捜査が行われずに冤罪事件となる場合もある。
日本で昭和の時代に起こった冤罪事件としては、免田事件(1948年、熊本)、財田川事件(1950年、香川)、米谷事件(1952年、青盛)、島田事件(1954年、静岡)、松山事件(1955年、宮城)、甲山事件(1974年、兵庫)などがある。
「濡れ衣」:文字通り、濡れた着物という意味であるが、以下の伝説から「無実の罪」という意味を持つようになった。法律用語では「冤罪」と言う。
昔、継母が先妻の娘の美しさを妬み、海水に濡れた漁師の衣を娘の寝室に置き、父親に対して、娘が密かに通じていると告げ口をしたことから、娘は全く身に覚えのない疑いをかけられることになった、という伝説。
尚、「濡れ衣を着せられる」と言うように、無実の罪を受けることをこのように言うが、その汚名を晴らす場合は「濡れ衣を脱ぐ」とは言わず、「濡れ衣を晴らす」と言う。
「記憶喪失」:一定の事柄に限定された想起の障害であり、記憶の一部、または全てを思い出せない状態になることを言う。健忘症の一つとして知られている。(「健忘症」と言うと、「物忘れが激しくなる」という印象があるが、その中の一つとされる。)
原因としては、精神的ショックや極度のストレスやトラウマに出くわした場合に起こる心身的なことが原因となって起こる場合と、脳への外傷があった場合(例えば、交通事故などで頭を打った場合など)に起こる場合とがある。(当然、両者の複合的なことが重なって起こることもある。)
前者は心身的な問題であるため、いつ回復するのか分からない場合があって、回復まで長時間かかる場合もあるが、後者の場合は、大抵は一日程度の時間が経過すると、自然と回復する。(脳に回復不能なほどの障害が発生した場合はこの限りではない。)後者は一日程度で回復することから、「一過性健忘症」と言われることもある。(交通事故の被害者によく見られる症状の一つでもある。)
「記憶喪失」は、小説やドラマ、映画などのフィクションの世界では、こういう設定の登場人物が登場することが多いため、フィクションの世界の出来事というイメージがあるが、「一過性」の「記憶喪失」は意外と身近な所でも起こっていたりするものである。尚、フィクションの登場人物が何らかの病状を持っているという設定は定番であるが、「不治の病」と共に「記憶喪失」はポピュラーな設定である。
尚、英語では「amnesia」と言う。
↓参考まで
記憶―医療・心理・福祉・法律専門家への手引き書 (創造叢書―脳科学へのアプローチ)
- 作者: アラン・J. パーキン
- 出版社/メーカー: 創造出版
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本