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「EVERY WHICH WAY BUT LOOSE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1978年のアメリカ映画「ダーティファイター」である。イーストウッドが腕っぷしの強い長距離トラック運転手に扮して、オラウータンの相棒と共に繰り広げるコメディ色の強い娯楽作品である。如何にもアメリカ映画らしい娯楽作品である。で、好評だったことから、2年後の1980年には本作の続編である「ダーティファイター 燃えよ鉄拳」(原題「ANY WHICH WAY YOU CAN」)が製作された。

作品データを記しておくと、時間は115分、監督はジェームズ・ファーゴ、脚本はジェレミー・ジョー・クロンズバーグ、撮影はレックスフォード・メッツ、音楽はスナッフ・ギャレットである。そして出演は、クリント・イーストウッ、ソンドラ・ロック、ジェフリー・ルイス、ルース・ゴードン、ビル・マッキーニー、ビヴァリー・ダンジェロ、ウォルター・バーンズ、ロイ・ジェンソン、ジョージ・チャンドラー、ジェームズ・マクイーチン、ウィリアム・オコンネル、ジョン・クエイド、ダン・ヴァディス、グレゴリー・ウォルコット、ハンク・ウォーデン、たちである。

ファイロはアメリカ大陸を股にかけて走る長距離トラックの運転手であり、ビールとカントリー・ミュージックが大好きで、ケンカの腕っぷしの強いケンカのプロという男である。ある日、仕事を終えてロスに戻ったファイロは、馴染みの酒場で強そうな相手をKOして、翌日のケンカ・マッチに備えていた。ケンカ・マッチで勝利を得たファイロは、馴染みの店で歌っている歌手のリンと出会い、惚れてしまい、それから毎日、リンのステージが終わるのを待つようになる。が、リンはスターになるこむとを夢見て旅立ってしまった。これにショックを受けたファイロは警官と喧嘩をして倒してしまい、リンの後を追った。が、警察も彼を追ってくる。旅を続けるファイロは賭けケンカで旅費を稼いでいき、暴走族や警察を撃退し続ける。で、ようやくリンの行き先を突き止めたが...

傑作なのは、ファイロの相棒が2人(?)いて、1人は人間であるが、もう1人(1匹)がオラウータンというところである。が、ある意味では人間以上に人間ぽかったりしていて、これが物語全体をコミカルにしてくれていて、たっぷりと笑わせてくれる。ということで、コメディ・リリーフを担うキャラがしっかりとしていることで、娯楽作品としたら楽しいものに仕上がっている。'70'sの作品であるが、どこかに'80's作品のような雰囲気があるのも楽しい所である。笑いと共に楽しみましょう!

 

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ラストメール#7 [ドラマ]

今回のバーチャルメールの配信は6通でした。いずれもが主人公が劇中でメール受信の着信音が鳴ってから少ししてから届いたということで、殆どがそのメールを見終わってから届いたということで、今回も「失敗」と言ってよい結果でした。(初回はまあ許せる範囲だったんですけどねぇ...)ということで、あと20~30秒早く届いたら良かったんですよね。ということで、前回よりはましだったが、やっぱりちょっと呆けた感じになり、今回も「失敗」でした。→これで4回数連続「失敗」ということで、ここまでで3勝4敗になりました。ということで、「バーチャルメール」という企画は「失敗」とほぼ確定しても良いことになりました。

今回の物語は「嫁姑殺人事件」という物語です。前回の希美のコスプレを最初に出したのは、やっぱりサービスのつもりなのでしょうね。が、今回の物語は、前回に感じたように、消化試合という感じになっちゃって、前回の次回予告で感じた「これというポイントも無さそう」というのがズバリ的中していて、希美だけが孤軍奮闘しているという感じの物語でした。

六文銭でだべっていると、誰にも知られたくない秘密を隠して欲しい、という依頼のメールが届いた。絵文字がたっぷり使われていたことから、若い女の依頼と思った希美は、メールに記されていた住所に向かった。

で、希美は勝手に入っていき、居間で依頼者を捜す希美。が、警察がやってきて、希美はかおりを殺した犯人と勘違いされてしまう。犯人じゃないと言う希美だったが、ちんぷんかんぷんなことを言ったことから、犯人扱いをされる。かおりは死んでいて、しかも65歳のおばあちゃんだった。

刑事は適当なことを言っていたが、かおりの発信済メールの内容から、夜目の加奈子が怪しいとなり、刑事は加奈子が犯人と判断した。

警察の目が自分から離れた隙に、希美は依頼内容を対処しようとする。で、タンスの中にあった秘密の箱を開けると、中には派手なブラジャーとパンティが入っていた。それを自分の鞄に押し込む希美。更に、別にプレゼントの箱と手紙を見つけた。また、依頼者からのメールによって、かおりは殺されたのではなく、飛ばしてしまった入れ歯を探していて、その時に棚から花瓶が落ちてきて、頭部にぶつかり、それで死んだと知る。

警察は加奈子を犯人として連行しようとしていたが、希美は加奈子を助けようとして、かおりの死の真相を、ヒントを与えるように語って行く。で、事故死だったことが証明されて、加奈子の容疑は晴れる。で、希美は加奈子に、プレゼントの箱と手紙を渡した。

かおりと加奈子は、近所でも仲の悪い姑と嫁と知られていたが、来週の加奈子の誕生日プレゼントを用意していて、加奈子の優しさを分かっていた。で、感謝の言葉を手紙に記していた。で、気持ちが加奈子に伝わったと言うことで、かおりは成仏していった。

浅野家を出ていく希美は、「二」という漢数字を目にし、例のマス目の白丸が1つ黒丸に変わり、あと2つで透に会えると信じていた。

次回は「お笑いイタコ対決」と言う物語。落語家の跡継ぎ問題で揉めている一門のドタバタ劇ということで、色々と笑わせてくれそうな物語になってくれると良いんですが... で、亡くなった師匠の遺志を告げようとすることで、イタコになろうとする希美。が、もう一人のイタコがいて、大喜利対決をすることに... →これって、「ケータイ刑事」で出てきたネタを複数引っ張って組み合わせたような感じがするんですけど...

そういえば、あの白丸/黒丸の紙は「恋する日曜日・ニュータイプ」のスタンプラリーのカードのアレンジだと解釈することも出来ちゃうし...

それにしても、今回はバカ刑事でしたね。事件があったら鑑識の人間を呼んで、そして色々と調べるのに、それすらしないのだから、バカ刑事である。「警部」と言われていたようだったが、平の巡査である五代さんや松山さんの方がよっぽど頼りになりますね。また、浅野家は、山田区海ノ町ということで、都道府県と市町村が分からないが、警視庁から富士見署に転勤になった柴田太郎さんだったら、飛んでくるでしょうし、柴田束志さんだったら逆立ちして現れます。

希美は、前回で噛みつくということで口を使う業を披露したが、今回はキャスター付きの椅子に縛られているということもあって、場次ぐを口で銜えて取り返していたが、なかなか根性がありますね。また、椅子のまま移動しようとするのは松山さんと同じということで、希美一人で孤軍奮闘しているという所だけは伝わってきました。

尚、今回の4通目のメールに、かおりがどうして死んだかという理由が記されていて、それを希美が受け取るとCMに突入したのだが、CMの間にそれが分かってしまったということで、それ以降はよりコミカルな方向に展開していったが、CMの入れ方を含めて、この辺りは再検討する必要があるでしょう。「ケータイ刑事」のように事件を解明していく物語ではないものの、今回の物語に於いては、疑問を持つ構成でした。→主演の飛鳥凛以外はみんな「失敗」と結論づけてよさそうです。

放送終了直後に配信された希美の待受け画像のメールから今週の待ち受けをDLしたが、今回の物語を象徴するように、平凡なものでした。(残念...)

 

飛鳥凛出演作

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「iしたい。」+BS-i深夜「アニメ枠」(11/27)CM [BS-TBS(BS-i)関連]

月末ということで、新しい内容のものは来月になってから、ということもあって、特にこれというものはないここ一週間の「iしたい。」でした。新しいもの(映画など)は青木アナが担当しているが、それ以外は水野アナ、小川アナ、新井アナが登場していました。一応、「TSC東京ガール」が流れているが、初回を見たところでは、ネットで見れば十分だし、好きな時に見られる、1本単位で見られるというように、メリットの方が多く、BS放送で勝っているのは画質だけというのが悲しいですし...

それではアニメ枠の方に行きます。アニメが始まる前の「TVショッピング」終了後の1分間には、「ニュータイプ ただ、愛のために」の劇場公開の30秒版の宣伝がありました。(「上映中」と言っても、それは東京だけで、大阪は来年の1/17です。ネットで見ることは出来るが、映画の日やメンズデー/レディスデーに映画館に行った方が、交通費は別だが、安いというのはねぇ...)

前半のアニメ「夜桜四重奏」は、OP主題歌の後、A/Bパート間、ED主題歌の後、次回予告の後のいずれもが収穫無しで、先週に続いて2週連続で「全滅」でした。

後半の「CLANNAD~AFTER STORY」は、OP主題歌の後は収穫無し、A/Bパート間には「東京少女・岡本あずさ ~絆(後編)」の27秒版の予告が流れ、ED主題歌の後は「銭形海・冬舞台」のDVDの27秒版宣伝、そして「女子大生会計士の事件簿」の第9話の27秒版予告が流ました。そして、次回予告の後は収穫無しでした。

前回は、完全に全滅だったが、今回は看板作品である「東京少女・岡本あずさ」と「女子大生会計士の事件簿」の予告があったということで、いつものような形に戻りました。やっぱりこのアニメ枠で確実にゲット出来るというのは続くようです。尚、今度の日曜日は再放送「銭形海」と「恋する日曜日」はお休みなので、そちらが流れないのは仕方のないところです。


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↓流石にこれの宣伝は、この枠では無理か...

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  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/11/19
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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その79) [ケータイ刑事]

今回は「乗物シリーズ」ということにして、「三輪タクシー」を取り上げることにします。(四輪の、誰もが頭に浮かべるタクシーではないところがミソとなります。)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・18話」、「007」からは「オクトパシー」です。

ケータイ刑事」:「・18話」。「走れ、五代! ~銭形愛誘拐事件」という物語であり、愛ちゃんが誘拐され、五代さんと柴田太郎さんが愛ちゃんの残したヒントを元にして追っていく物語である。このコンセプトは、後に何度か「ケータイ刑事」に登場していて、愛ちゃんと五代さんのポジションを逆にした物語が「・11話」、リメイクという形になったのが「・2nd.16話」や「・2nd.8話」である。よって、「ケータイ刑事」においては一つのパターンを生み出した物語であるということになる。

この物語に登場する「三輪タクシー」は、最近、一部の地域で観光用に見られる三輪の自転車タクシーである。鬼塚と福本に誘拐されたちゃんが、鬼塚たちが次の麻薬取引の現場に移動するために、日比谷から青山に移動する際に乗った(乗らされた)ものである。→麻薬取引で稼いでいる鬼塚&福本にしたら、そんなもので移動するか?と思えるが、こういう意外性がある乗物を使うとなると、捜査当局の盲点を突くことになったりして、検問を逃れることが出来たりするものである。それにしても、如何にも「ケータイ刑事」らしい発想です。

で、何だかんだで無事に目的地に到着した鬼塚&福本と誘拐されたちゃんでした。

007」:「オクトパシー」。1983年のシリーズ第13作。3代目ボンドの第6作である。また、ボンドガールを務めたモード・アダムスは、シリーズ第9作の「黄金銃を持つ男」に次いで2度目のボンドガールとなった。(但し、「黄金銃を持つ男」では、メインのボンドガールではなくて、敵・スカラマンガの愛人という殺されるボンドガール(2nd.ボンドガール)でした。)

この作品に登場する「三輪タクシー」は、ボンドがインド・デリーにいる時に登場する。インドでは「オート・リクシャー」と呼ばれているもので、町中を普通に走っているタクシーでもある。(東南アジアや、インド、パキスタンではごく普通の公共交通機関として広く普及しているものである。)日本でも、かつては広く普及していたオート三輪のタクシーと思えばよい。

デリーにやってきたボンドは、マークしていたカマル・カーンと賭博場で出会い、バックギャモンの勝負をして勝ち、ごっそりとお金を巻き上げた。で、賭博場を出ていったボンドだったが、大損したということで、カマル・カーンは手下を使ってボンドを追わせたる逃げることになったボンドだったが、インド支局のビジェイが助け、町中を走るオート・リクシャーに乗った。で、追ってを躱しながら人混みの街の中を逃げて行く。ボンドのことだから、普通に逃げるのではなかった。ウィリー走行をするのは軽い準備体操と言ったところであって、それからはとんでもない所を走りだす。屋台の店を利用して宙に飛んだり、走っているバスの屋根の上を飛ぶように走ったりと、道以外の所を走って行く。そして階段を降りたりということまでして、人混みを功みに利用しながら逃げて行く。それでもしつこく追ってくる追っ手たち。で、最終手段としてボンドが取った行動は、賭博場で(カマル・カーンから)せしめた札束をオート・リクシャーからまき散らした。で、群衆は当然の如く、札束を拾おうとすることになり、その群衆によって追っ手はボンドを見失うことになり、無事に逃げることが出来たボンドでした。

でも、最後は壁にぶつかるのかと思われたが、それはインド支局の敷地であって、土壁が隠し扉になっていて、支局の中に帰還した。(よって、群衆によって追っ手はボンドを見失ったが、これによって完全に逃げ切ったことになったボンドでした。)

共通点は、普通に考えたら「こんなのに乗るか?という乗物を選んでいるということで、しかもそれが「三輪タクシー」だというだから面白い所である。確かに、「007」の舞台となったインドではメジャへな町中の交通手段であるが、「ケータイ刑事」の舞台となった東京では珍しいものである。(普通に考えたら、(偽名で)レンタカーを使うというのがオーソドックスなところでしょう...)それが、同じものをチョイスするというのが「(両作共に)傑作だからこそ共通する驚くべき共通点」である。また、主人公の銭形/ボンドにとったら、一応無事に目的地に到着した、というのも共通点である。(誘拐されたちゃんだったら、「逃げ出すことに成功した」というのが最も良い結末のはずですけど...)

違いは、「ケータイ刑事」ではごく普通の走りをしていて、交通法規を無視したような走り方はしていない(ごく普通に、移動手段としての利用であった。)が、「007」では、追っ手から逃げるためとはいうものの、交通法規を無視したハチャメチャな走りをしている(群衆にお金をばらまき、混乱させることまで行っている。)という所と、「ケータイ刑事」はあくまでも「自転車」であって、人力駆動であったが、「007」ではエンジンという動力がついているというところである。

次回からは、この連載も7クール目(=19ヶ月目)に突入となりますが、やはり「ある物」シリーズを続けていく予定です。(久しぶりに「キャラクター」シリーズに戻そうかとも思っていますが、年が変わってからのつもりでいます。)何が登場するかはお楽しみに。

 

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