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BACHMAN TURNER OVERDRIVE『FOUR WHEEL DRIVE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年5月に発表された彼らの4枚目のアルバムである。前作が全米No.1ヒットになり、その勢いが続いている間に製作されたアルバムである。本国カナダでは最高位2位を記録し、アメリカでもBillboardで最高位5位を記録し、1975年の年間アルバム・チャートでは99位にランクインしている。

収録曲は以下の全8曲である。『Four Wheel Drive』『She's A Devil』『Hey You』『Flat Broke Love』『She's Keepin Time』『Quick Change Artist』『Lowland Fling』『Don't Let The Blues Get You Down』。

この中からシングル・カットされたのは1曲で、『Hey You』である。本国カナダでは1位を獲得、アメリカではBillboardで最高位21位を記録している。

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Hey You』、アルバム・タイトル・ナンバーの『Four Wheel Drive』、そして『She's A Devil』と『Flat Broke Love』『Lowland Fling』という所をピックアップしておく。

前作の勢いもあって、内容としても悪くないのだが、本アルバムは8曲、33分半という曲の少なさと寺管理短さに不満がある。内容的には悪くないだけに、1つの不満がより大きく感じてしまうのがちょっと残念なところである。が、カナディアン・ロックの神髄を聴くには外せないアルバムの一つである。

尚、まもなく彼らの唯一の全米No.1ヒットになった前作との「2 in 1」がリリースされることになっているため、それはお買い得である。時間が短いという不満点が変な形で役に立った(?)と言うことになり、何が幸いするのか分からないものですね...

 

Four Wheel Drive

Four Wheel Drive

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1989/07/03
  • メディア: CD

↓前作との「2 in 1」はこちらです。(お買い得です。)

Not Fragile/Four Wheel Drive

Not Fragile/Four Wheel Drive

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Lemon
  • 発売日: 2012/02/21
  • メディア: CD


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「THE BITE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1990年のアメリカとイタリアの合作映画「ブラッド・バイター」である。日本では1992年4月に劇場公開されている。S・マッド・ジョージかSFXで参加していることで話題になった作品であるが、映画としては酷評を受けることになった作品である。まあ、イタリアのB級ホラーの1本と捉えると、いかにもという作品である。

作品データを記しておくと、時間は98分、監督と脚本はフレッド・グッドウィン、撮影はロベルト・デットーレ・ピアッツォーリ、SFXはスクリーミング・マッド・ジョージ、音楽はカルロ・マリア・コルディオである。そして出演は、ジル・シュエレン、J・エディ・ペック、ジェイミー・ファー、ボー・スヴェンソン、サヴィーナ・ゲルサック、シドニー・ラシック、マリアンヌ・マルラライリー、たちである。

恋人同士のリサとクラークはアメリカ横断のドライブを続けていた。そしてテキサスを走っているとき、近道をしようとして立入禁止になっている砂漠地帯へ車を進めた。その砂漠には、アメリカ軍の遺伝科学研究所で開発されたミュータント・スネークがうごめいていた。そういうことを知らない2人の車にミュータント・スネークが入り込み、クラークは腕を噛まれてしまう。それからクラークに異変が起こった。ミュータント・スネークと人間のDNAとが融合し、クラークの腕は巨大な蛇へと変化してしまった。その腕を切り落とすが、その後から別の蛇の頭が生えてくる。愛するリサを守りたいクラークの心と、リサを獲物として狙う蛇の本能との間で苦しむクラーク。が、蛇の本能が勝り、リサに襲いかかる。更にクラークの身体からは無数のミュータント・スネークが湧きだしてくる。そしてクラークは巨大な蛇の姿になってしまう。が、駆けつけた警官隊が蛇の化け物を察したのだった...

B級作品の範疇に入る作品であって、それ以上でもそれ以下でも無い。ストーリーとしてはもう一ひねり欲しいとも思ってしまうが、B級作品ならばこんなところでしょうかね。ただ、全体的に画面が暗く、特にクライマックスになると何をやっているのかが分かりにくいという致命的な欠陥があるのが痛すぎる作品でもある。(イタリアのB級ホラーと思えば、如何にもということになるのだが、そういう予備知識が無いと、血圧が上がるだけとなので、そういう方は見ない方が良いですよ。)→かつてはLDでリリースされていたが、DVD化もされていないし、そういう作品です。

 

↓ビデオ/LDです。

ブラッド・バイター [VHS]

  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • メディア: VHS

ブラッド・バイター [Laser Disc]

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: Laser Disc

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BACHMAN TURNER OVERDRIVE『NOT FRAGILE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1974年に発表された彼らの3rd.アルバムであり、かつ、彼らのアルバムの中で最大のヒットとなったアルバムである。カナダ出身の彼らの全盛期のアルバムであり、かつ、彼らの唯一の全米No.1シングル曲も本アルバムから生まれている。本アルバムのチャート成績は、1週だけだったとはいうものの、Billboardで1位を獲得し、1975年の年間アルバム・チャートでは24位にランクインしている。また、本国カナダでも当然の如く1位を獲得している。

収録曲は以下の全9曲である。『Not Fragile』『Rock Is My Life, And This Is My Song』『Roll On Down The Highway』『You Ain't Seen Nothing Yet』『Free Wheelin'』『Sledgehammer』『Blue Moanin'』『Second Hand』『Givin' It All Away』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Roll On Down The Highway』はBillboardで最高位14位を記録し、本国カナダでは最高位4位を記録した。そして2nd.シングルの『You Ain't Seen Nothing Yet』は1週だったとはいうもののBillboardで1位を獲得した、本国カナダでも1位を獲得している。尚、1位を獲得したのが11月だったということで、年間チャートではそれが2年に分割されることになったため、年間シングル・チャートでは1975年の方に98位にランクインしている。

お薦め曲は、彼らの最大のヒット・シングルであって『恋のめまい』という邦題の付けられている『You Ain't Seen Nothing Yet』と、シングルとしてヒットを記録していて『ハイウェイをぶっ飛ばせ!』という邦題の『Roll On Down The Highway』、更にアルバム・タイトル・ナンバーの『Not Fragile』、そして『Blue Moanin'』という所をピックアップしておく。

ポップでアリながら、UKロックの雰囲気も持っているアルバムであって、全体的に聴きやすいサウンドのアルバムである。また、前作のヒットで勢いに乗り、その勢いにうま味が加わり、完成度の高いアルバムとして、彼らの全盛期を支えることになった傑作アルバムが本アルバムである。ということで、カナダのバンドということでもチェックしておきたいところであり、その彼らの最高傑作であるのが本アルバムであるので「聴いておくべし」というアルバムである。

尚、そんな本アルバムであるが、収録時間がやや短め(36分強)だったということで、秀作である次作との「2 in 1」がリリースされるのだが、それは実にお買い得ですね。

 

Not Fragile

Not Fragile

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island / Mercury
  • 発売日: 1989/07/25
  • メディア: CD

↓次作との「2 in 1」はこちら。(お買い得です。)

Not Fragile/Four Wheel Drive

Not Fragile/Four Wheel Drive

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Lemon
  • 発売日: 2012/02/21
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形舞11話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形舞・裏ネタ編」の再増補は第11話「コンビ解消の危機! ~小学生検事誘拐事件」に突入です。(以前にPART 4まで記しているので、PART 5からということになります。)で、今回はサブタイトルにある言葉から、「解消」について、「危機」について、「小学生」について、「検事」について記します。尚、「解消」は「・9話[裏ネタ編]PART 2」で、「小学生」と「検事」は「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記した改訂版)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/26、2009/10/12,14,17付です。)

解消」:従来あった関係を消滅させることを言う。(例えば「婚約を解消する」「提携を解消する」などが具体的な例である。)類義語としては「取り消し」「キャンセル」という言葉があるが、「解消」と言う場合は何らかの関係があったことが前提であるため、利害関係の不一致や状況の変化によって何らかの不都合が生じたことが原因で、そこで起こった者台を解決するために行われるものである。(政治家の暴言のように、後になって発言を「取り消す」と言うこととは訳が違うものである。)

英語では「Cancellation」、ドイツ語では「Absage」、フランス語では「Annulation」、イタリア語では「Annullamento」、スペイン語では「Cancelación」、ポルトガル語では「Cancelamento」、中国語では「解除」と言う。

危機」:大変なことになるかもしれない危うい場合のこと、危険な状態のこと、危険で不安な時のことを言う。これには身体的な危険、精神的な危険だけでなく、社会的または経済的に危険な場合に対しても用いられる。(この場合は「経済危機」と言う。)

大別すると、個人レベルのものと、社会全体に関わるレベルのものの2つがある。また、後者には革命が起こった場合のように、社会情勢が激変する場合に起こるものと、社会情勢の変化は無いものの状況が悪くなった場合に起こるものとがある。

英語、スペイン語では「Crisis」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Krise」、フランス語、ポルトガル語では「Crise」(但し、発音は異なる。)、イタリア語では「Crisi」、中国語では「危機」または「危机」と言う。

小学生」:初等教育を行う小学校に籍を置いている児童(日本の法律ではこのように呼ぶ。尚、中学生と高校生は「生徒」、短大を含む大学生、大学院生、及び高専生は「学生」と呼ぶ。)のことである。尚、ここで言う「小学校」とは、初等教育を行う学校であって、英語では「Elementary School」と呼ばれている学校のことである。(日本では、1872年の学制によって制定されてスタートした学校である。但し、当時は「尋常小学校」と呼ばれ、第二次大戦中には「国民学校」という名称になり、戦後になって「小学校」と呼ばれるようになった。)

小学校の教育は学校教育法によって定められた義務教育であり、就学率はほぼ100%である。「ほぼ」というのは、病気などのために就学できない児童が僅かにいるためであって、100%ではないためである。が、未就学児童は絶対数が少なく、0%に近いため、就学率は「ほぼ100%」ということになる。

日本では初等教育を行う小学校は6年間であるため、基本的に小学生という期間は6年間である。(長期病欠があれば、長くなる場合もある。)また、国によっては初等教育機関がより長い国、または短い国もあるので、それらの国では「小学生」である期間は6年間よりも長く場合や短い場合がある。(その後、中等教育の学校に進学することになるのは日本と同じである。)

英語では「Pupil」と言うが、この単語はアメリカでは「小学生」のことを指しているが、イギリスでは「小学生」だけでなく「中学生」「高校生」も含んでいる。また、それらとは別に、「Schoolchild」という言い方もある。またドイツ語では「Primäres Schulkind」、フランス語では「Écolier Fondamental」、イタリア語では「Bambino in età Scolastica Primario」、スペイン語では「Schoolchild Primario」、ポルトガル語では「Schoolchild Primário」、中国語では「小學生」と言う。

検事」:「検察官」のこと、または「検察官」の役職の一つである。この職業の人は「検察官」であるが、一般には「検事」と呼ばれている。

刑事事件に於いて、捜査を行い、裁判所に公訴を提起して法の正当な適用を請求し、更に裁判の執行を監督する権限を持つ国家機関・検察庁、若しくはそこで職務を行う人のことである。国の機関に属することになるため、検事の身分は国家公務員ということになる。

規定は検察庁法によって定められている。役職としては、上から順に、検事総長、次長検事、検事長、検事、副検事の5つの役職がある。(尚、この中の「検事」は検事一級と検事二級とに分類される。)また、職名では、検事正、次席検事、上席検察官の3つがある。

基本的に、刑事事件についての公訴を行うのが仕事であるが、経済事件や政治家の汚職などの捜査も行うことがある。尚、事件の捜査を行うと言うことでは警察と同じ所があるが、警察関係者と違う所は、警察には犯罪の予防及び鎮圧するための権限が与えられているが、検事にはそれらの権限は与えられていないという所である。よって、検察官は拳銃の所持、職務質問などを行うことは出来ないことになっている。

日本以外の国でも、検事の役割は基本的に同じである。しかし、一部の国に於いては、警察官と同じ権限が与えられている場合もある。(例えば、田舎の保安官などの場合ではよくあることである。→人員が少ないことで「兼務」しているということでもある。)また、弁護士としての権限が与えられている所もある。

この物語に登場する多摩川ドイルの職階は「検事正」であるが、検事正は地方検察庁の長であり、検事一級である者が充てられる。(所属している地方検察庁とその管轄区域内にある区検察庁の職員の指揮監督を担う。)

多摩川ドイルは、警視庁に所属している銭形姉妹が関与した事件に絡んでいることから、ドイルは警視庁が管轄している東京都が管轄地域である東京地方検察庁に所属しているものと思われる。検事正であればその長ということになるが、現場に顔を出すということは滅多にないのが普通である。その検事正が自ら現場にやってくるというのは、普通で考えると、「超」が付くほどの重要事件と言うことが出来るが、「ケータイ刑事」に於いて多摩川ドイルが担当する事件って、そんなにも重要な事件とはとても思えない事件ですね。しかも、わざわざ検事正が現場に出てくる必要性は全くないと思われる事件でもある。ということは、よっぽど暇ということなんですかね...(が、検事が暇ということは、事件が無くて平和ということの証でもあるので、決して悪いことではないのですが...)→ただ、それを言うと、「警視正/警視」という銭形姉妹が現場で事件の捜査を行うというのも同様なんですけどね...ということから、一応、「現場を知る」ということで現場に顔を出しているのだと考えることにしておきます。

英語では「Prosecutor」、ドイツ語では「Amtsanwalt」、フランス語では「Procureur Public」、イタリア語では「Accusatore Pubblico」、スペイン語では「Fiscal」、ポルトガル語では「Promotor Público」、中国語では「檢察官」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

イライラ解消! エクセル即効ワザ99 (日経ビジネス人文庫)

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  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/07/01
  • メディア: 文庫

予測できた危機をなぜ防げなかったのか?―組織・リーダーが克服すべき3つの障壁

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  • 作者: マックス H.ベイザーマン
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2011/11/18
  • メディア: 単行本

危機を超える経営―不測の事態、激変する市場にどう対応するか

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  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2011/09/23
  • メディア: 単行本

危機の思想

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  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
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  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

小学生のための読解力をつける魔法の本棚

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小学生の学力は「ノート」で伸びる!

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  • 作者: 親野 智可等
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  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: 単行本

検事はその時

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  • 作者: 中尾 巧
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/05/21
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司法改革の時代―検事総長が語る検察40年 (中公新書ラクレ)

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  • 作者: 但木 敬一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 新書


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