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「BALLAD IN BLUE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1964年のイギリス映画「星空」である。日本での劇場公開は1965年9月であった。盲目のシンガー・R・チャールズが本人役で出演している作品である。

作品データを記しておくと、時間は八五分、白黒作品である。監督はポール・ヘンリード、脚本はポール・ヘンリードとバートン・ウォールの2人、撮影はボブ・ヒューク、音楽はスタンリー・ブラックとレイ・チャールズである。そして出演は、レイ・チャールズ、ピエール・ビショップ、トム・ベル、ベティ・マクドウォール、メアリー・ピーチ、ドーン・アダムス、ジョー・アダムス、ロバート・リー・ロス、たちである。

盲目のシンガー・レイ・チャールズは、ある盲人学校を訪れて、見舞いの演奏をした。その時に、そこに通う少年・デビッドと仲良くなる。レイ・チャールズはデビッド親子を送り、盲人用の立派な時計も贈った。が、母・ペギーは、その時計が余りにも高額な物ということを後になって知ると、それを返しに行く。しかし、レイ・チャールズは、贈りたいから贈ったのであって、事前のためではない、と言って怒った。そんなレイ・チャールズをペギーはあるクラブに案内した。そこはペギーの夫の親友で、デビッドが3歳の時に夫を亡くして以来、ずっと力になってくれているスチーブがいて、彼はピアノを弾きながら作曲の勉強をしていた。スチーブの作曲した曲は素晴らしいものと感じたレイ・チャールズは、スチーブと組んで仕事をすることにした。そして、2人が組んだ公演は大成功を収める。そんな中、レイ・チャールズとスチーブは、眼の権威であるルガー博士と会っていて、デビッドの目の手術のことを相談し、ペギーには手術を受けるように勧めていた。ペギーは2人の好意に感謝しながらも負担を感じていたが、デビッドを励ますレイ・チャールズの姿を見て、決心をして、デビッドは手術を受けることになった。レイ・チャールズとスチーブの公演は、いつものように大好評で、それを聴く者に感動と勇気を与えていた、そして、そんな2人の元に、デビッドの手術が成功したという知らせが届いた。

レイ・チャールズの歌をたっぷりと聴くことが出来る音楽映画であり、かつ、彼の人柄もしっかりと描かれている優しさを感じる人間ドラマでもある。また、盲目のレイ・チャールズだからこそ、本作品は存在価値があると言うことも言える。

ただ、かつてはLDでリリースされていたが、現在ではDVD化されていないというのは残念なところである。

 

↓現在、ソフトが無いので、R・チャールズのアルバムをいくつか拾っておきます。

グレイテスト・ヒッツ

グレイテスト・ヒッツ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
  • 発売日: 2001/10/24
  • メディア: CD

Genius Loves Company (Dig)

Genius Loves Company (Dig)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Concord Records
  • 発売日: 2004/08/31
  • メディア: CD
スーパー・ベスト~オリジナル・サウンドトラック:レイ

スーパー・ベスト~オリジナル・サウンドトラック:レイ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/01/26
  • メディア: CD
ヴェリー・ベスト・オブ

ヴェリー・ベスト・オブ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
  • 発売日: 2000/09/27
  • メディア: CD
Ray Charles (Original Album Series)

Ray Charles (Original Album Series)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Music
  • 発売日: 2010/02/27
  • メディア: CD
Definitive Ray Charles

Definitive Ray Charles

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Spec. Mkt. UK
  • 発売日: 2001/08/20
  • メディア: CD

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GARO~MAKAISENKI~#20 [特撮]

前々回から急に話が動き、クライマックスへということが加速したが、今回はたっぷりとバトル・アクションを見せてくれた物語でもありました。(次回が最終回では?というような怒濤のバトルでしたね。)

また、魔戒騎士がたくさん出てきたが、あれだけの数が出てくると、逆に雑魚がやたらといるようにしか見えなくて、魔戒騎士も「一山いくら」とか、「二束三文」にしかなら無いように感じられてしまう。が、その後の鋼牙の活躍を見ていると「鶏群の一鶴」という言葉の通りに描いていて、1人のヒーローを描いている作品らしいな、と感じられる所でもありました。

ただ、今回は「銀河鉄道999」(特に劇場版の「さよなら」の方)を見ている様な気にもなりました。特に、夜の闇の中、空を走っている所は999まんまですね。また、その魔導列車であるが、二階建て車両でそれなりに大きいものとして描かれているが、最初に登場した時とか、レオが飛び移った際の大きさと、そのあとの列車内で、赤い仮面の男とレオや鋼牙とのバトルの時とでは、大きさが完全に違っていますね。(後になるほど列車が大きくなっている。)これは、列車内の部屋もそうだが、列車の上に出た鋼牙と赤い仮面の男のバトルの時は顕著でした。

赤い仮面の男は目的を達するために、解我生来の月を利用した儀式を行うことを進めていて、真魔界へ向かうための魔導列車を発進させようとしていた。また、魔戒騎士たちには「鎧を返還すれば命だけは助ける」ということを伝え、魔戒騎士たちの間では、最後まで戦おうとする者と、鎧を返還する者とに分かれていた。元老院ではそういう騎士たちが一触即発の状態になっていた。元老院にやってきた鋼牙とレオは、その騒ぎを静めたが、赤い仮面の男に結界を張られ、魔戒騎士たちは閉じ込められてしまう。更に、破滅の刻印が発動し、魔戒騎士たちはその苦しみから、次々と倒れていった。そんな中、鋼牙は、ガジャリと契約し、赤い仮面の男を倒すということを決断した。で、鋼牙の姿は結界の中から魔導列車へ。

列車内では、レオが赤い仮面の男に対峙していたが、劣勢で、追いつめられていく。絶体絶命となった所に鋼牙が現れ、間一髪のところ、助かった。鋼牙とレオは鎧を召還しないでバトル開始。社内、更に列車の外(屋上)でのバトルは一進一退だったが、鋼牙のピンチを助けようとしたレオが列車から落ちてしまい、鋼牙と赤い仮面の男の対決となる。ぐずぐずしていると赤い仮面の男の野望が現実のものになってしまう。苦戦する鋼牙は鎧を召還し、赤い仮面の男の左手が月に届きそうなところを、間一髪で斬り落とし、野望を防ぎ、同時に破滅の刻印も消えた。が、赤い仮面の男まだ健在で、鋼牙に挑んでいった。(で、次回へ)

展開からすると、次回がファイナルバトルで最終回、というような展開であるが、まだ4話残っている。それだけに、このまま決着が付くということはなく、更に、ガジャリと契約した鋼牙がどうなるか、カオルの絵本は?というところも描かれるのでしょうね。

今回は何と言っても列車でのバトルであって、十二分過ぎるほどのバトルシーンであった。これはこれでいいのだが、零をはじめ、名前も語られない数多い魔戒騎士たちが登場したことは、鋼牙が特別な存在(黄金騎士)であり、主役を輝かせる存在にする役割も果たしているが、同時に「魔戒騎士」という存在がたくさん居るということで、その価値が下がってしまうようにも感じられる。まあ、数話前に鋼牙の少年時代を描き、魔戒騎士の育生をしてい様子を描いていたが、魔戒騎士は数多く存在しているということを説明していたと言うことにもなりますね。

また、活躍はなかったが、その「魔戒騎士たち」の中に田中要次演じる多賀城信義という妻子持ちの中年の魔戒騎士がいたが、これは魔戒騎士の年齢層が広いということを上手い形で描くことになり、良かったですね。が、その一方で、雑魚兵にしか見えないような者たちもいたのも事実で...(数が多いと言うことで、相対的な価値を下げてしまうキャラのインフレ現象が起こっているのもまた事実でした。)

 

EMOTION the Best 牙狼<GARO> TV-SERIES DVD COMPLETE BOX

EMOTION the Best 牙狼<GARO> TV-SERIES DVD COMPLETE BOX

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD

牙狼(GARO)~MAKAISENKI~ vol.1 [Blu-ray]

牙狼(GARO)~MAKAISENKI~ vol.1 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray
牙狼<GARO>~RED REQUIEM~ コンプリートBOX [Blu-ray]

牙狼<GARO>~RED REQUIEM~ コンプリートBOX [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray
↓一応これを...
さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅- [Blu-ray]

さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅- [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: Blu-ray
銀河鉄道999 [Blu-ray]

銀河鉄道999 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: Blu-ray
銀河鉄道999 スーパーメカニクス 銀河超特急999号

銀河鉄道999 スーパーメカニクス 銀河超特急999号

  • 出版社/メーカー: タイトー
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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BRENDA LEE『THIS IS ... BRENDA』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1960年10月に発表された彼女の3枚目のスタジオ・アルバムである。(当時は年にアルバムを2枚のペースで発表していた。)本アルバムは、彼女のアルバムの中で最もチャート成績が良かったアルバムであり、また、本アルバムからも全米No.1シングル曲が生まれている。前作から僅か2ヶ月で発表されたアルバムであるが、シングル・ヒットを連発していた時期であるだけに、勢いに乗ったポップなアルバムとしてまとめられている。尚、本アルバムのチャート成績はBillboardで最高位4位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『When My Dream Boat Comes Home』『I Want To Be Wanted』『Just A Little』『Pretend』『Love And Learn』『Teach Me Tonight』『Hallelujah, I Love Hime So』『Walking To New Orleans』『Blueberry Hill』『We Three (My Echo, My Shadow And Me)』『Build A Big Fence』『If I Didn't Care』。

この中からシングル・カットされたのは『I Want To Be Wanted』(邦題『乙女の青春』)である。1週だけだったものの、Billboardで1位に輝き、1960年の年間シングル・チャートでは43位にランクインしている。また、イギリスでは最高位31位を記録している。ちなみに、B面曲は『Just A Little』であった。

お薦め曲は、彼女の代表曲の1つである『I Want To Be Wanted』を筆頭(と言うよりも、この曲を聴かなければ始まらないですし...)にして、『When My Dream Boat Comes Home』『Just A Little』『Love And Learn』『Hallelujah, I Love Hime So』『If I Didn't Care』という所をピックアップしておく。

本アルバムは彼女が15歳の時に製作、発表されたものである。10歳でデビューし、年令に似合わないパワフルな歌い方で一躍ヒットを飛ばして「ミス・ダイナマイト」と呼ばれた彼女であるが、その元気でパンチのあるボーカルをたっぷりと聴くことが出来るアルバムでもある。

時代は'60'sに突入し、彼女は時代をリードするシンガーとなって'60's初頭は黄金期を迎えるが、正に勢いから本物になろうとしている所も感じられるアルバムである。

発表から半世紀以上が流れているが、'60'sサウンドを楽しむ上では、やはり彼女は外せないが、本アルバムも'60'sサウンドを楽しむ場合には外すことの出来ないアルバムの一つである。

尚、現在では、本アルバムの半年後の1961年4月に発表した4枚目のアルバム「EMOTIONS」と「2 in 1」となったアルバムがリリースされているので、そちらの方がお買い得である。

 

This Is Brenda

This Is Brenda

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pickwick
  • 発売日: 2012/01/24
  • メディア: CD

↓次作との「2 in 1」はこちら

This Is Brenda / Emotions

This Is Brenda / Emotions

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ace Records UK
  • 発売日: 2004/12/07
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形舞12話[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形舞」の第12話「金利・手数料は当方が負担します! ~通販番組殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補は今回限りです。で、ちゃんがここに行った時に見たものから「トイレ」について、「人影」について、「女装」について、これが利用されていたことから「シークレットシューズ」について、そして「ロッカールーム」についても記します。尚、「トイレ」は「・6話[裏ネタ編]PART 7」で、「人影」は「・6話[裏ネタ編]PART 9」で、「シークレットシューズ」は「・12話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記した改訂版)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/28、2009/10/19,21,24付です。)

トイレ」:トイレット・ルーム(Toilet Room)の略であって、「お手洗い」「化粧室」「便所」「トイレット」など、様々な呼び方がある。また、古くは、「かわや」「雪隠(せっちん)」「はばかり」「手水(ちょうず)」などと呼ばれていたものであり、一部ではこの言い方もされている。(実に多くの名称があるが、これは人間生活に於いては必要不可欠なものであって、切っても切れないものであるためでもある。)

この場所は、人間が大小便などの排泄行為を行うための場所である。また、排泄されたものを処理する設備が整えられていたり、処理する場所に持っていくまで一時的に溜めておくような設備が備わった場所でもある。近年では水洗式のものが主流となっていて、排泄物を一時的に溜めておくような汲み取り式のものは減少している。

排泄物の処理の仕方によって、水洗式のものと汲み取り式のものとがあるが、下水道の整備によって近年では世界的にも水洗式のものが多くなっている。(糞尿収集車(所謂「汲取り車」も殆ど見かけなくなりましたね。)その水洗式のトイレであるが、これが登場したのは実は古く、約2000年前の古代ローマ帝国である。更には15世紀のインカ帝国(マチュピチュ)でも水洗トイレの遺構が発見されている。日本では8世紀初頭の藤原京に水洗トイレの遺構が発見されている。→但し、これらは処理の方法が水洗式ということであって、現在の水洗式トイレで使用されている便器が使われていたということではない。(便器はトイレの備品の一つであって、その形は変化している。)

汲み取り式の場合は、単に排泄物を一時的に溜めておくというだけでなく、肥料として使用するための貯蔵庫という意味合いもあった。(全てがそうという訳では無いが、昔の農村部では当たり前のように肥料として使用されていた。)

街中には誰もが使用できる「公衆トイレ」が存在し、誰でも無料で使用することが出来るが、一部には有料のものもある。(欧州では有料トイレという方が一般的であるので、ご注意を...)

また、鉄道、船、バス、航空機などの公共交通機関でも、長時間乗っているということから設備として備え付けられている。(短時間しか乗らないのが一般的な都市部の鉄道(地下鉄を含む)や市街地を走る路線バスなどでは、トイレは無いのが一般的ですが...)

尚、トイレは日常生活に於いて必ずお世話になる場所であるため、海外に行くことがある方は、この単語は頭に入れておいた方がよい。(ただ、人に尋ねなくても、万国共通でどういう場所にあるのかは大差はなく、及び絵(記号)で現したマークによって、それなりに分かりますが...)英語では「Toilet」「Rest Room」などの言い方があり、ドイツ語では「Toilette」、フランス語では「Toilettes」、イタリア語では「Bagno」、スペイン語では「Baño」、ポルトガル語では「Sanitário público」、韓国語では「ファジャンシル」、中国語では「洗手間」という。

人影」:人の姿のこと、または人の影のことである。尚、前者では、それが誰であるのか不明であっても、誰であるのか分かっていても関係なく使用される。一方、後者では、障子、窓、壁などに映った光によって出来た人の姿(影)のことも含み、やはり、それが誰であるのか、不明であっても使われる言葉である。

そういうことから、誰か分からないが、(その場に)人がいることが分かる場合、或いは人の気配がする場合には、その人のことを指して言う場合もある。尚、実際に人はいなくて気のせいだった、という場合でも「人影がいた(気がした)」と言う。

英語では「Figure」、ドイツ語では「Figur」、フランス語では「chiffre」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「figura」、中国語では「人影」と言う。

女装」:男性が、女性の装いをすることを言う。(逆に、女性が男の装いをすることは「男装」と言う。)よって、「女装」した人というのは、見た目では女性であっても、その人は男性である。(女が女の装いをするのは当たり前であって、それは「女装」とは言わない。)

近年では、コスプレの一つとして目にすることが増えているが、これは歴史的には古くから行われたものである。但し、昔は現在のような娯楽的なものではなく、戦争に巻き込まれないように身を隠すために女装をしたり、宦官制度で宦官たちの衣装ということで制度として導入されていたり、少年が売春を行うために女装していたり、と様々な形で女装が行われていたことが記録として残っている。

また、歌舞伎の世界では、役者が全て男性であることから、劇中に登場する女性も男が演じるため、「女形」と呼ばれる役者が生まれたが、これも「女装」のひとつということになる。

尚、近年では、それ以外の女装の目的として、性同一性障害を抱える(男の)人が行う、ということもある。

英語では「Woman's Disguise」、ドイツ語では「Die Verkleidung von Frau」、フランス語では「Le Déguisement de Femme」、イタリア語では「Il Travestimento di Donna」、スペイン語では「El Fingimiento de Mujer」、ポルトガル語では「O Disfarce de Mulher」、中国語では「女裝」と言う。

シークレットシューズ」:靴底の踵の所が分厚く作られた靴であって、これを履くことで通常の靴を履くよりも身長を高く見せる事が出来るものである。しかし、ハイヒールのように、外見で直ぐに分かる様に、踵部分が高くなっているものと違い、見た目には踵の部分が高くなっていることは分からず、普通の靴と同じように見えるものである。そのため、この物語のように、身長が低い人が背を高く見せるためにしばしば使われる。

また、これと同じことは、シークレットシューズを使わなくても出来る。(但し、シークレットシューズよりは程度は小さいですが...)それは、踵部分を底上げするスペーサーのようなものを靴の中に入れる、というものである。(これだと、お気に入りの靴をそのままシークレットシューズのようにすることができる。)→インソールとして靴に入れるものである。

構造は、靴底(踵)が分厚くなっているのだが、ハイヒールのようにヒールを支えるものが靴全体と一体になっている、と思えば良い。ハイヒールでは、底上げした踵部分を支える支柱の役割をするものがあるが、それが無く、靴底全体で支えることになる。このため、ハイヒールのようにヒール部分が折れてしまうということがなく、ハイヒールよりは「安全」と言って良いですね。ただ、その分、靴の重量は大きくなるため、重いということから、長時間履いて歩くと、疲れが大きく溜まることになる。ということで、ハイヒールのレベルまで踵が高くならないものの、足に懸かる負担はハイヒールに準ずるものがある。

英語では「Secret Shoes」、ドイツ語では「Geheime Schuhe」、フランス語では「Chaussures Secrètes」、イタリア語では「Scarpe Segrete」、スペイン語では「Zapatos Confidenciales」、ポルトガル語では「Sapatos Secretos」、中国語では「增高鞋」と言う。

ロッカールーム」:「ロッカー」とは、衣類、靴、清掃用具などの日用品、スポーツ用品等を収めておくための収納家具のひとつであって、施錠することが可能な家具である。特に、会社や体育館などでは、そこで着替えを行い、着替えた衣服や荷物などを保管するものとして利用されているものである。

「ロッカールーム」とは、そのような目的で使用されるロッカーが設置されている部屋のことであって、主に衣服を着替える部屋、ということになっている。(貴重品を保管しておく場所でもある。但し、各自が施錠することで各自の管理の範囲にある場所でもある。)そのため「更衣室」と呼ばれることも多い。

また、学校(の教室)では、掃除道具(箒やちりとり、バケツなど)を収納している場所でもある。(会社の更衣室も、同様に掃除道具を収納したロッカーも置かれていることが多い。)

尚、更衣室は「服を着替える」というための場所であるため、風呂や温泉などの衣服を脱ぐための部屋は「脱衣所」と言って「更衣室」とは区別されている。そのため、銭湯では「ロッカールーム」という言い方はしないのが一般的となっている。

英語では「Changing Room」または「Locker Room」、ドイツ語では「Umkleidekabine」、フランス語では「Pièce d'armoire」、イタリア語では「Stanza di Armadietto」、スペイン語では「Vestuario」、ポルトガル語では「Locker se Alojam」、中国語では「更衣室」と言う。

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

トイレの話をしよう 〜世界65億人が抱える大問題

トイレの話をしよう 〜世界65億人が抱える大問題

  • 作者: ローズ ジョージ
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 単行本

トイレの大常識 (これだけは…知っておきたい)

トイレの大常識 (これだけは…知っておきたい)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本

女装と日本人 (講談社現代新書)

女装と日本人 (講談社現代新書)

  • 作者: 三橋 順子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/09/19
  • メディア: 新書


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「BODY DOUBLE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1984年のアメリカ映画「ボディ・ダブル」である。日本での劇場公開は1985年2月であった。デ・パルマ監督がヒッチコック監督の「めまい」と「裏窓」をモチーフにし、ヒッチコック流の演出を導入して描いたサスペンス作品である。

作品データを記しておくと、時間は114分、製作と監督はブライアン・デ・パルマ、脚本はロバート・J・アヴレッチとブライアン・デ・パルマの2人、撮影はスティーヴン・H・ブラム、音楽はピノ・ドナッジオである。そして出演は、クレイグ・ワッソン、メラニー・グリフィス、グレッグ・ヘンリー、デボラ・シェルトン、デニス・フランツ、バーバラ・クランプトン、アネット・ヘヴン、レベッカ・スタンリー、たちである。

売れない俳優のジェイクは、いつものように撮影に臨み、「吸血鬼のキス」というB級怪奇映画に主演していた。その撮影で、閉所恐怖症に悩まされ、失意のまま帰宅すると、同棲中の恋人が他の男とセックスしていて、更に意気消沈する。そんなジェイクは、あるオーディション会場でサムと知り合い、彼の家へ招かれた。そして、望遠鏡を通して魅惑的な隣人・グロリアを教えられる。それからまもなく、サムは公演のためにしばらく旅に出ることになり、留守をジェイクに頼んで出掛けていった。ジェイクは、毎晩、望遠鏡でグロリアのことを覗いていた。そんなある日、グロリアが謎の男と激しい口論を交わすのを目撃し、その翌日も謎の男にグロリアはつけられていると知り、感じるものがあった。で、ジェイクはグロリアの後を追いかけるようについて行った。海辺のホテルニ行ったグロリアは、浜辺で突然バッグを奪われる。ジェイクはその男を追ったが、閉所恐怖症のために男を逃がしてしまった。しかし、これによってジェイクとグロリアは接近し、男女の仲になる。が、男は男は更にグロリアを襲い、ジェイクが駆けつけたときにはグロリアは殺されていた、警察の捜査は空回りで、手掛かりが何もない中、ジェイクは偶然にも、あるポルノビデオに映し出されたブロンドの女・ホリーがグロリアの踊り方と全く同じということに気づいた。で、ジェイクはホリーに近づくことにした。言葉巧みに近づき、仲良くなると、ホリーは、ジェイクがグロリアの部屋を覗いていた時に、そこで踊っていたということを知る。が、そのホリーが、グロリアを殺した尾園男に連れ去られてしまう。ジェイクは大きな陰謀があることに気づき、ホリーを救うために動いた。男はホリーを貯水場に連れ込んでいて、そこにやってきたジェイクは男に立ち向かう。もみ合っている内に、男の仮面が落ち、その男はサムだったことがばれてしまう。サムはジェイクも抹殺しようとするが、争っている内に貯水場の川に落ちてしまい、ジェイクはホリーを救出した。そんなジェイクは、心機一転で、また新たな作品に出演していた。

ヒッチコック監督の「めまい」と「裏窓」は余りにも有名なサスペンス作品であるため、それを見ているのは当たり前である。そうなると、本作の展開はある程度予想出来てしまう。が、それでも本作には独特の面白さがある。ということで、「パクリ的なアイデア」ではなく、「オマージュ」として実に良く考えられた作品と言うことが出来る作品である。

尚、「めまい」と「裏窓」のいずれも見たことがないという方は、本作を見た後で両方とも見ておくことをお薦めする。(先に見ても全く問題ないですが...)

 

ボディ・ダブル [DVD]

ボディ・ダブル [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

↓こちらの作品も拾っておきます。

めまい [DVD]

めまい [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

裏窓 [DVD]

裏窓 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


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「博奕打ち」(その1) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズの第58弾として取り上げる作品は「博奕打ち」シリーズです。このシリーズは、鶴田浩二主演の博奕打ちを主役にした物語であるが、完全に任侠映画と言うことの出来るシリーズである。(尚、各作品は、いずれもが鶴田浩二主演であるが、主人公は全く別人であり、博奕打ちということが共通しているだけである。→物語としては完全に独立しているものである。)

東映京都の作品であって、1967年から1972年にかけて、全10作が製作されている。(最初の2年で6作が製作され、以後は1年に1本のペースになります。)

既にいくつかのシリーズでの主演を務めていたり、任侠映画にも多数出演していた鶴田浩二が主演と言うことで、人気を得たシリーズとなった。また、本シリーズの第4作の「博奕打ち 総長賭博」は三島由紀夫が絶賛したことで知られている作品であり、本シリーズの中でも屈指の傑作として知られている作品である。

初回となる今回は、シリーズ作品のおさらいということで、映画化された順番にタイトルを記しておきます。

シリーズ第1作「博奕打ち」(1967年)、シリーズ第2作「博奕打ち 一匹竜」(1967年)、シリーズ第3作「博奕打ち 不死身の勝負」(1967年)、シリーズ第4作「博奕打ち 総長賭博」(1968年)、シリーズ第5作「博奕打ち 殴り込み」(1968年)、シリーズ第6作「いかさま博奕」(1968年)、シリーズ第7作「必殺 博奕打ち」(1969年)、シリーズ第8作「博奕打ち 流れ者」(1970年)、シリーズ第9作「博奕打ち いのち札」(1971年)、シリーズ第10作「博奕打ち外伝」(1972年)。

次回(来年になってからです。)からは、シリーズ順に、それぞれの作品についてを記していくことにします。

 

博奕打ち [DVD]

博奕打ち [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

<東映オールスターキャンペーン>博奕打ち 総長賭博 [DVD]

<東映オールスターキャンペーン>博奕打ち 総長賭博 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

博奕打ち 総長賭博 [DVD]

博奕打ち 総長賭博 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

博奕打ち 殴り込み [DVD]

博奕打ち 殴り込み [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD


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BONNIE TYLER『DIAMOND CUT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された彼女の3rd.アルバムである。前作からヒット曲『It's A Heartache』が生まれたことで、大いに期待されることになった待望のアルバムということになったが、本国イギリスではやはり伸び悩み、前作のような大きなヒットまで至らなかったアルバムである。が、後の路線とは違ってカントリー・テイストもある隠れた名曲が収録されているアルバムでもある。ちなみに本アルバムは、本国イギリスではチャートインせず、ノルウェーとスウェーデンで14位、デンマークで48位、豪州で95位、アメリカでは145位を記録している。(但し、アメリカのカントリー・チャートでは42位である。)

収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、2009年にリマスターされた時に2曲のボーナス・トラックが追加されて、全12曲になっている。収録曲は以下の通りである。『If You Ever Need Me Again』『Too Good To Last』『What A Way To Treat My Heart』『The Eyes Of A Fool』『Bye Bye Now My Sweet Love』『Louisiana Rain』『Baby I Just Love You』『Words Can Change Your Life』『My Guns Are Loaded』『I'm A Fool』。(以下、ボーナス・トラック)『(The World Is Full Of) Married Men』『My Guns Are Loaded (Single Version)』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングルの『Louisiana Rain』、3rd.シングルの『Too Good To Last』、4th.シングルの『What A Way To Treat My Heart』はチャートインせず、2nd.シングルの『My Guns Are Loaded』がフランスで3位、アメリカのカントリー・チャートで86位、BillboardのHOT 100では107位を記録している。

お薦め曲は、シングル曲であり、TPM PETTYのカヴァーある『Louisiana Rain』、更に、シングル曲の『My Guns Are Loaded』と『What A Way To Treat My Heart』、そして『Bye Bye Now My Sweet Love』をピックアップしておく。

本アルバムはカントリー色の強いボーカル・アルバムであるが、ロック色もある。(カントリー・ロックと言った方が良いですが...)そのため、'80'sになって、J・スタインマンと出会ってからの大ヒットを放ち、そちらで彼女を知ったという方には、物足りなさを感じてしまうこともあるでしょうる。が、ハスキーボイスのパワフルなボーカリストとしての彼女を堪能するには、'80'sの彼女の楽曲よりも、より素に近い'70'sの作品の方がベターである。('80'sのビッグ・ヒットは、あのバラード曲は別にして、アップテンポで力強いロックであるだけに、ボーカルをじっくり味わうには今一つである。)

また、本アルバムにはヒットを記録したという曲は(殆ど)無いが、じっくり聞くとなかなかという佳曲が揃っている。(彼女のボーカルに実にマッチしていて、良い雰囲気を作っている。)

ということで、カントリー・テイストの強い初期の彼女のサウンド、及びボーカルを堪能するのには内容も良いだけに、お薦めするアルバムである。

 

Diamond Cut

Diamond Cut

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 7T's
  • 発売日: 2010/02/15
  • メディア: CD

Diamond Cut

  • アーティスト:
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ケータイ刑事銭形海20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第20話(2nd.7話)「暗闇の殺人者! ~銭形海VS完全犯罪の男」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、被害者はこれに出席していたことから「パーティー」について、これで殴られていたことから「鉄パイプ」について、それはここにあったことから「建売り住宅」について、「建築現場」について、五代さんが口にした「現地調達」について記します。尚、「パーティー」は「・12話[裏ネタ編]PART 1」で、「鉄パイプ」は「・2話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/17付です。

パーティー」:「パーティ」と表記されることも多い。いくつかの意味があるが、大別すると「会合」という意味で人が集まる催し物という意味と、人が集まっている「団体」という意味になる。(どちらも英語では同じ単語の「Party」である。)

前者の意味では、社交のために行われる会合のことである。類義語としては「親睦会」「懇親会」「宴会」「コンパ」などという言葉がある。但し、「宴会」や「コンパ」は基本的に酒が入った飲み会のことであり、「パーティー」の場合は酒が入らない場合もある。(子供が主役の誕生日パーティーの場合が該当する。)

世の中には様々なパーティーが開催され、少人数が集まるものから、中人数、大人数が集まるものまで様々である。そんな中でも最も身近なところで行われる「パーティー」と言うと、「誕生日パーティー」であろう。これは誰もが子供の頃に、自分が主役の場合と、友人が主役の場合のいずれにも出席していることであろう。

形式としては、いくつかのものがあって、立食形式のものから、披露宴などのように席を定めているものまで幅広い。また、屋内で行うものが一般的であるが、立食形式の場合では、屋外で行われるものもある。(「園遊会」は屋外で行われるパーティーの一つと言うことが出来る。)

パーティーの参加者は招待されるのが一般的であり、手ぶらで行くことがあるが、(披露宴などのようにご祝儀を持っていくのが暗黙の決まりではありますが...)政治家が政治資金を集めるために行う政治資金パーティーのように、ある程度の金額を支払って参加するパーティーもある。

後者の意味の「パーティー」としては、党、政党、部隊、組、一行、等の集団のこと、特に登山隊のことを指したり、関係者、当事者、という意味もある。

この物語では出版社が開催した会合であるため、前者の意味である。

英語では「Party」、ドイツ語では「Partei」、フランス語では「Parti」、イタリア語では「Festa」、スペイン語では「Fiesta」、ポルトガル語では「Festa」、中国語では「聚會」と言う。

鉄パイプ」:鉄製の管の総称である。当然のことながら、用途に応じて様々なものがあって、径の大きいものから小さいものまで、様々にサイズのものがある。また、液体、気体、粉末などの流体を通すための配管として使用されたり、工事用の足場を組むための建材に使用されるものもある。(但し、現在では流体を通す管としては、ポリ塩化ビニル製のものやステンレス、コンクリート(土管を含む)の方が主流になっていて、鉄製のものは少なくなっている。→昔は水道管に使われていたが、錆るということもあって現在では別の素材のものに変えられているのが現状である。)

現在は、工事現場で足場を組むのに使われることが多いが、ここにもやはり鉄は錆びるということで、表面をメッキ処理してあるものが主流になっている。(一部にはステンレス製であって、鉄製ではないものもある。(足板の方は軽量化するためにアルミ製のものが一般的になっている。))

また、家庭用では、組み立て式の室内設置棚や鉢植え置き場などの棚として、身近な所にもあるものになっている。(そのため、ホームセンターなどで購入できるものでもある。)

刑事ドラマなどのミステリーの世界で「鉄パイプ」と言うと、人を殴るのに使われる凶器の代表的なものになっている。(特に、工事現場から拝借してきて、ということが多い。が、最近では家庭用の棚に使用されていることから、ホームセンターで購入ということで、一般的に入手可能な凶器の代表的なものになっている。)尚、工事現場で使用される足場用の鉄パイプは、ある程度の長さがあるものであり、人を殴打すると殺傷可能なものであるため、これを(工事現場以外の場所で)持っていると凶器を持っていると見なされることがある。この時、複数の人間が持って集まっていたら、凶器準備集合罪によって逮捕される可能性もある。

また、ホームセンターで入手可能ということで、テロリストがこれに火薬を詰めて爆弾を作るのに利用しているということもあって、ある意味では武器(殺傷兵器)の材料になるものが意外と身近なところで入手出来てしまうのも現代である。(但し、爆弾を作ろうとすれば、火薬が必要であるが、そちらは身近に売っているというものではないですが...→花火をかき集めたとしても相当な量を購入しないと、破壊力の大きな爆弾は出来ない。)

英語では「Iron pipe」、ドイツ語では「Eiserne Leitung」、フランス語では「Pipe du Fer」、イタリア語では「Tubo di Ferro」、スペイン語「Cañería Férrica」、ポルトガル語では「Cosh」、中国語では「鐵管」と言う。

建売り住宅」:不動産会社が住宅を建て、土地とセットで販売する住宅(一戸建て住宅)のことである。購入者の意図したような自由な設計や個別な設備、仕様の指定は出来ないものの、標準的なものが使われるため、比較的安価になる傾向がある。(建設中でも初期の段階であれば、多少の変更が可能であって、多少は個別仕様に対応できることもある。但し、その分、価格が上昇することになる。)

尚、土地を分譲した後で、自由に設計した住宅を建設するものは「売建住宅(うりたてじゅうたく)」と呼ばれる。(但し、この場合は建築請負業者は指定されるのが一般的である。)また、指定した土地に自由に設計した住宅を建設したものは「注文住宅」ということになり、設計だけでなく建築請負業者も自由に選べることになる。(ハウスメーカーなどのように、大枠は決まっているが、間取り、外観、設備などは自由に選べる。但し、その分、建築確認申請などの時間も必要となり、更に金額的にも高くなる傾向がある。)

英語では「Built-for-sale house」、ドイツ語では「Gebaut für-Verkauf Haus」、フランス語では「Maison construit-pour-vente」、イタリア語では「Casa costruì-per-vendita」、スペイン語では「Casa construyó-para-venta」、ポルトガル語では「Casa de construir-para-venda」、中国語では「建造房屋出售住宅」と言う。

建築現場」:「建築」とは家屋やビルディング、倉庫などの建造物(屋根と柱、または壁を有するもののことである。)を作る行程のことである。(簡単に言うと、「建築物を作る行為」のことである。)これは計画の段階から、実際に工事を行っている段階までを含んでいる。(完成までの各段階ということになる。)一方、「現場」というのは、物事が現在行われている場所のこと、作業を行っている場所のこと、実際に物事が行われた場所のことである。

よって、「建築現場」というのは、建築物が作られているその場所ことである。但し、計画段階でも「建築中」ということになるが、一般的にはそういう段階では「建築中」とは認識されず、実際に工事が行われるようになって「建築中」と認識されるため、一般的には建築物を作る工事が実際に行われている場所のことと認識されている。(但し、住宅の建て替えの場合は、旧宅の解体工事も工事であるため、含まれることになる。)

当然、戸建て住宅の建築現場から、ビルディングなどのような大きな建築物の現場まで、様々な現場があるのは言うまでも無い。

英語では「Building site」、ドイツ語では「Das Bauen von Stelle」、フランス語では「Chantier」、イタリア語では「Luogo che costruisce」、スペイン語では「Sitio construyendo」、ポルトガル語では「Local construindo」、中国語では「建築現場」と言う。

現地調達」:「現地」とは、あることが現に行われている場所、土地のことであり、「現場」と言うこともある。一方、「調達」とは、金品などを取りそろえること、整えておくこと、手に入れることを言う。

よって、「現地調達」とは、その場所に行って、必要なものを手に入れることをいう。旅行に行く場合、短期の旅行であればともかく、長期の旅行で、特定の場所に滞在する場合(例えば、留学、出向など)には、荷物を減らすために、必要なもの(例えば衣服など)は最低限にして、現地で購入して整えるということをするが、これも「現地調達」ということになる。

尚、言葉の意味を考えると、食事に関しては、例え短期の旅行であっても、「現地調達」ということになりますね。(1食であれば弁当持参があり得るが、2食以上になると、そう言う訳には行かないですし...)

英語では「Local procurement」、ドイツ語では「Örtliche Besorgung」、フランス語では「Acquisition locale」、イタリア語では「Approvvigionamento locale」、スペイン語では「Procuración local」、ポルトガル語では「Obtenção local」、中国語では「就地採購」と言う。

 

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「日本侠客伝」(その10) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーロー・シリーズの第57弾として記してきた「日本侠客伝」シリーズは今回限りです。で、残っている作品である。1970年12月公開となったシリーズ第10作と、1971年4月公開となったシリーズ最終の第11作について記します。

シリーズ第10作日本侠客伝 昇り龍」(1970年)
作品データを記しておくと、1970年の東映作品で、時間は117分、原作は火野葦平、監督は山下耕作、脚本は笠原和夫、撮影は吉田貞次、美術は鈴木孝俊、疑斗は谷明憲、音楽は斎藤一郎である。そして出演は、高倉健、藤純子、中村玉緒、片岡千恵蔵、鶴田浩二、伊吹吾郎、荒木道子、遠藤辰雄、小田部通麿、天津敏、島田秀雄、丸平峰子、星野美恵子、河合絃司、矢奈木邦二郎、疋田泰盛、遠山金次郎、木谷邦臣、前川良三、青木卓司、大前釣、諸角啓二郎、東竜子、楠本健二、鈴木金哉、加賀邦男、市川裕二、大城泰、たちである。

前作の続きの物語。大正期、若松の石炭仲仕の小頭である玉井金五郎は、武蔵野温泉に行く仲仕の親分衆の旅行会に同行するが、そこで共同組の友田喜造の子分たちに襲われて、深手を負った。そんな金五郎を救ったのは浅草の女刺青師のお京だった。金五郎に一目惚れしたお京は、金五郎の体に「昇り竜」の入れ墨を彫り込む。やがて傷が癒えた金五郎は、若松に戻るが、パナマ丸の荷役をめぐる争いから、共同組と一触即発になっていた。そして友田は金五郎に喧嘩状を叩きつけ、金五郎はそのことを誰にも話さずに一人で指定の場所に向かう。金五郎を慕うお京も若松にやって来るが、金五郎にはマンという恋女房が居ることを知り、ショックを受けるが、一触即発状態を知り、何とかして金五郎とマンを助けるために、島村ギンに2人の仲裁を願い出る。ギンはお京の心を知り、2人の仲裁を行った。が、手打式で金五郎が小頭組合のことを問題にすると、再び険悪なムードになる。しかし、そこに同席していた代議士・吉田が組合問題を了承し、友田を説得し、丸く収まった。それから数年が流れ、昭和になった。金五郎と友田は、失業者たちの転業資金援助問題で対立していた。金五郎は、ギン、小倉の元博徒・島崎の助けで市民大会を開催したが、その会場に友田が乱入し、ギンが殺されてしまう。金五郎は翌日、友田の所に乗り込むが、その場は吉田の仲裁で引き下がった。その頃、お京は病気で、長く生きられないことを知る。で、金五郎に会いに若松にやってきた。金五郎はそんなお京を武蔵野温泉に連れて行く。そこでお京は、金五郎の背に彫られた「京」の文字を墨で塗りつぶし、心も体もマンに返す儀式を行い、息絶えた...

本シリーズ初の試みとして、前作の続編という物語にしたのだが、「続編というものは...」ということになってしまったのは残念でした。(前作と足して、内容的に整理して120~130分ぐらいにまとめたら良かったでしょうに...)

シリーズ第11作日本侠客伝 刃(ドス)」(1971年)
作品データを記しておくと、1968年の東映作品で、時間は97分、監督は小沢茂弘、脚本は笠原和夫、撮影は吉田貞次、美術は鈴木孝俊、音楽は津島利章である。そして出演は、高倉健、十朱幸代、藤浩、辰巳柳太郎、池部良、大木実、山本麟一、玉川良一、汐路章、野口貴史、渡辺文雄、小田部通麿、有川正治、阿波地大輔、白川浩二郎、青木卓司、小峰一男、林彰太郎、本健二、京町一代、西岡絵里子、小島恵子、国一太郎、平沢彰、那須伸太朗、香月涼二、唐沢民賢、丘路千、加藤博、たちである。

明治中期、博多で車夫をしていた松吉は事件を起こし、金沢に流れていく。空腹で倒れた松吉を介抱したのは稲垣芳恵という女だった。彼女は弟・伸太郎に医学の勉強をさせるために、小芳という名前で芸者として働いていた。松吉は、恩人である小芳を身請けするために、北陸逓送馬車会社に勤めることになり、一心不乱に働いた。その頃伸太郎は政治運動に走り、救国社に加わり、代議士の青山の命を狙っていた。そんな青山が帰郷することになり、救国社から身を守るため、黒田に護衛を依頼する。弟のことを知った小芳のために松吉は、救国社に殴り込んで伸太郎を連れ出して、金沢を去った。5年後、衆議院総選挙か行われるが、野党には大弾圧が下される。金沢では荒れに荒れて、救国社は白昼でも暴れ回り、警察も見て見ぬ振りをした。また、北陸逓送は青山を支援している琴が分かると、仕事を奪われ、倒産してしまった。そんな金沢に戻ってきた松吉は、青山が小芳の料亭をアジトにして選挙活動をしていることを知り、その力になることを決める。そんな中、青山の護衛をしていた黒田が殺され、青山も負傷した。松吉の怒りは爆発し、救国社に殴り込み、かつて男の絆で結ばれた御家政と対決し、相打ちになって果てた...

任侠映画であるが政治色を出したことが話を複雑にしてしまい、ボタンを掛け違えたように感じられる。そのため、歯切れの悪さも感じてしまう。まあ、他の事情があるとはいうものの、シリーズの終焉を感じさせてくれる作品らしい要素のあるものでした。

 

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84th. ACADEMY AWARDS [映画(洋画)]

恒例のアカデミー賞の授賞式。去年、「ビリー・クリスタルが出てきた時には、やっぱりこの人のユーモアを交えた司会を再び見たいとも思いました。」と記しているが、今年の司会はそのビリー・クリスタルだったということで、やってくれましたね。こういうお祭りではやはり彼の司会というのはピッタリです。今回が9回目の司会だったが、来年もまた司会をやって、二桁に乗せて貰いたいですね。

が、日本では今一つ盛り上がりがない(やはり、日本人関係がノミネートされていないとなると、色んな番組が取り上げても、カーテンの向こう側での出来事というような印象が何処かに残ってしまっている...)→WOWOWのスタジオでの異常な空回りが笑えるところでした。

結果的には、やはりテクノロジーに走るのではなく、アナログ的なもの(「アーティスト」)、そして人情的な所が「やっぱり」という感じの受賞でしたね。(「史上最高齢受賞」の助演男優賞のC・プラマー、「史上最多のノミネート」の主演女優賞のM・ストリープがその象徴でした。ちなみに、テクノロジーを象徴した作品は「ヒューゴの不思議な発明」である。→テクノロジーの作品は、毎年のことであるのだが、そちらの関係の賞は受賞するが、主要部門は受賞出来ないというジンクスが今年も生きていました。→「アバター」もそうでした。)

それにしても、白黒、サイレントの「アーティスト」が受賞するとか、29年ぶりのM・ストリープだとか、最高齢受賞など、記録づくめでもあり、人間的なドラマを演出する受賞でしたね。言い換えると、長年、映画に貢献してきた人や、過去に対するリスペクトを重要視したということになる。(更に言うと「保守的」ということでもある。)

この結果からすると、3Dの方はそろそろ飽きられてきて、白黒作品やサイレント映画のリバイバル上映のちょっとしたブームが来るような気がします。(白黒/サイレントのリメイクではなく、あくまでも往年の作品のリバイバル上映という気がする。)

また、外国語映画賞がイランの作品(「別離」)が受賞したが、核問題で対立しているという情勢の中でも映画には国境は無い、ということをメッセージとして伝えていますね。

では、主要6部門の受賞作を記しておきます。

<作品賞>アーティスト

<主演男優賞>ジャン・デュジャルダンアーティスト

<主演女優賞>メリル・ストリープマーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

<助演男優賞>クリストファー・プラマー人生はビギナーズ

<助演女優賞>オクタヴィア・スペンサーヘルプ~心がつなぐストーリー~

<監督賞>ミシェル・アザナヴィシウスアーティスト

 

今年は、現時点で受賞作品のソフト(予約)が少ないですね...


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