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「BETRAYED BY LOVE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1993年のアメリカ映画「愛の疑惑」である。日本では劇場未公開のサスペンス作品である。FBIの現職捜査官が不倫関係にあった女性を殺害したという実話を元にした物語で、サスペンス作品である。が、サスペンスと言うよりもエロさの方向に中途半端に走ってしまったことで、日本で劇場未公開になったのも当然と分かる作品ですけども...(それでもかつてはLDでリリースされていた作品です。)

作品データを記しておくと、時間は92分、監督はジョン・パワー、脚本はアラン・シャープ、撮影はハー・メイシャス、音楽はジョージ・S・クリントンである。そして出演は、パトリシア・アークエット、スティーヴン・ウェバー、メア・ウィニンガム、ペリー・ラング、クリストファー・カリー、ジム・ヘイニー、レイチェル・ダンカン、ランディ・オグレスビー、たちである。

銀行強盗事件を追っていたFBI捜査官のジェフ・アベリーは、捜査でケンタッキーのある田舎町にやってきた。そして、事件の鍵を握っているディーン・ウィルソンと会った。2人は互いに惹かれ合い、激しく愛し合う男女の関係になる。退屈な日々から脱するためにもディーンはジェフとの新生活を夢見るようになる。やがてティーンは妊娠していることが分かる。が、野心を持つジェフには次第にディーンが疎ましく思えるようになっていく。そして、ちょっとした口喧嘩からジェフはディーンを殺してしまった...

この事件はFBIの汚点の一つとして知られている事件であって、結構有名なものである。本作はそれを映画化しているとはいっても、エロティック・サスペンスという方向にしてしまったため、問題の事件についての描写が甘くなってしまい、B級の範疇の作品になってしまった。まあ、そうなったことで、サスペンス作品として、またFBIを揺るがした事件を描いた作品としてではなく、単なるエロティック・サスペンスの一本として、別の目的での鑑賞が出来ることになってしまったということで...(が、それにしても、中途半端な描き方ですね。)

P・アークエットが本作に出演したことということを黒歴史にしているのもよく分かりますね。ということで、そういう作品です。

 

↓ビデオです。

愛の疑惑【字幕版】 [VHS]

  • 出版社/メーカー: マクザム
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愛の疑惑【日本語吹替版】 [VHS]

  • 出版社/メーカー: マクザム
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Betrayed by Love [VHS] [Import]

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「BETRAYAL OF THE DOVE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1993年のアメリカ映画「殺人病棟」である。日本では劇場未公開となった作品である。1984年の「スーパーガール」でデビューしたH・スレーターと、「山猫は眠らない」で注目されたB・ゼインによるサスペンス作品である。(ただ、B級作品の範疇の1本ですが...)

作品データを記しておくと、時間は94分、監督はストラスフォード・ハミルトン、脚本はロビー・ベンソン、撮影はデヴィッド・ルイス、音楽はサッシャ・マトソンである。そして出演は、ヘレン・スレイター、ビリー・ゼイン、ケリー・ルブロック、スチュアート・パンキン、ハーヴェイ・コーマン、たちである。

一人娘のオータムを連れて、夫と離婚したばかりのエリーは、新たな時勢の出発を果たしたものの、心の傷はなかなか癒えないでいた。友人たちが色々と手助けしてくれるものの、離婚という傷を引きずっていたエリーだったが、ある日、親友のウナの紹介で、魅力的な医師ジェスと出会い、直ぐに恋に落ちる。つきあい始めるが、それ以来、エリーの周りでは次々と奇怪な出来事が起こるようになった。で、エリーは人が信じられなくなっていって、ジェスをも疑うようになっていき...

一応、サスペンスということになっているものの、B級のノリの範疇の作品である。緊張感はそれなりにあるものの、詰めが甘いB級作品らしい展開で、先読みが出来てしまう。

一応、H・スレイターが少しはエロい所を見せているのがサービスといった所になっているものの、それだけではねぇ... という作品である。

尚、「スーパーマン」を演じた俳優は作品に恵まれず、不幸なことになっているということから「スーパーマンの呪い」などと呼ばれているが、その親戚の「スーパーガール」を演じたH・スレーターも女優としてはパッとしせず、映画よりもTVドラマへの出演を中心になっているということで、やはり「スーパーマンの呪い」があるのては、と思わせてくれる。こういう所もネタに盛り込んだ方が良かったのでは...

 

↓リージョンコード「1」のDVD

Betrayal of the Dove [DVD]

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↓ビデオです。

殺人病棟 [VHS]

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Betrayal of the Dove [VHS] [Import]

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BOOMTOWN RATS『THE BOOMTOWN RATS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。当時はパンクの嵐が吹き荒れていたが、ブームはあっという間に過ぎ去ってニューウェーブがあっという間に台頭したが、彼らはニューウェーブを代表するバンドとして現れた。本アルバムはそんな彼らの記念すべきデビュー・アルバムであるが、聴きやすいロックでもあって、イギリスで最高位18位を記録するヒットになった。

収録曲は、オリジナル盤では全9曲であったが、2005年に再発されたときに6曲のボーナス・トラックが追加されて、全15曲となった。収録曲は以下の通りである。『Lookin' After No. 1』『Mary Of The 4th Form』『Close As You'll Ever Be』『Neon Heart』『Joey's On The Streets Again』『I Can Make It If You Can』『Never Bite The Hand That Feeds』『(She's Gonna) Do You In』『Kicks』。(以下、ボーナス・トラック)『Doin' It Right (1975 Demo)』『My Blues Away (1975 Demo)』『A Second Time (1975 Demo)』『Fanzine Hero (1975 Demo)』『Bare Footin' (Live In Moran's Hotel Dublin 1975)』『Mary Of The 4Th Form (Single Version)』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。デビューシングルの『Lookin' After No. 1』は本国アイルランドで2位、イギリスでは11位を記録する大ヒットになった。2nd.シングルの『Mary Of The 4th Form』はアイルランドで12位、イギリスでは15位を記録している。
お薦め曲は、シングル曲の『Lookin' After No. 1』と『Mary Of The 4th Form』、更に『Joey's On The Streets Again』『(She's Gonna) Do You In』『Kicks』をピックアップしておく。

ボブ・ゲルドフは'80年代になると、慈善活動の為にというように活動の中心が変わっていくことになるのだか、'70'sの彼はなかなかユニークな所を見せていて、バンドの中心として、またボーカリストとしてもなかなかのものを生み出している。当時はパンク・ムーブメントが盛り上がっていて、激しいサウンドに注目が集まっていたが、それらと比べると彼らのサウンドは地味である。しかし、疲れない聴きやすいサウンドであるため、飽きやすいということもなかったことで、大きく支持されることになった。

彼らはこの後で何かと社会に衝撃を与えた題材をテーマにした作品をも生んでいくが、本アルバムはそういう後の彼らと比べると地味である。しかし、その地味さは逆に安心して聴くことの出来るサウンドでもある。また、本アルバムは彼らの原点でもあるアルバムであるので、しっかりと聴いておきたい所である。

 

Boomtown Rats

Boomtown Rats

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Int'l
  • 発売日: 2006/03/07
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形舞9話[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形舞」の第9話「最強の心理学者VS銭形舞」の「裏ネタ編」の再増補は今回限りです。で、ちゃんが古糸教授の心理分析を行った際に出てきた言葉から「」について、「ナイフ」について、「ビル」について、「谷間」について、「逆さ吊り」について、「サッチャー」について記します。尚、「血」は「・39話(2nd.26話・AS4話)[裏ネタ編]PART 5」で、「ビル」は「・2話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記した改訂版)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/21、2009/9/28,10/1,2付です。)

」:「血液」「血筋/血統」という2つの意味がある。また、比喩的に「人間らしい感情や血気、活力」という意味もある。普通は前後の文脈から第一の意味と第二の意味のいずれかとなることを判断することになる。(この物語では「血液」と言う意味である。)

「血」という漢字は象形文字であって、(深い)皿に、祭礼に捧げる血の塊を入れる様子を描いたものから来ている。(「血」と言う漢字を分解すると、上の「ノ」と下の「皿」とに分解出来、前者は血の滴を表していて、後者はそれを受ける皿ということになる。)

「血液」は多細胞動物の体内を循環する体液であって、「血管」と呼ばれる全身の隅々にまで張り巡らされた管の中を循環して流れるものである。体液の中で最も重要なものであって、全身の細胞に栄養分を運んだり、ホルモンを運んだり、酸素を運搬して二酸化炭素を回収したり、その他の排泄物を回収する役割を担っている。(新陳代謝の媒介をするものということになる。)

人間の場合は、全体重の1/11~1/13程度の重量が血液である。(体重が60kgの人だと約5kg(5リットル弱)の血がある。(血液の比重は1.05~1.06ぐらいなので、5kgの血液は5リットルに少し足りないという計算になる。)但し、その80%は水分である。尚、その血液の約1/3以上が急激に失われると、生死の危険に陥り、死亡に至る場合がある。(所謂「失血死」というものです。)→体重60kgの人だと、1.5リットルを失うと命が危険で、2リットルを失うと死亡の可能性が高いということになる。

人間の血液の成分は、赤血球、白血球、血小板と血漿である。(前の3つを「血球成分」と呼び、血球成分と血漿は45%が血球成分で55%が血漿である。)また、血球成分の96%は赤血球であり、3%が白血球、1%が血小板であり、血漿の96%は水分で4%が血漿蛋白質である。また、赤血球の寿命は120日程度と長いが、白血球と血小板は数日という寿命であり、造血器官で常に作られていることになる。

血液の色が赤いのは、赤血球に含まれているヘモグロビン(「血色素」と言う言い方もある。)のためである。(一部の動物では、血液にヘモシアニンが含まれているために青みがかっていたり、ヘモバナジンを含んでいるために緑色をしている。→SF映画に登場するモンスターの血液の色が青や緑というのは、説明できることである。但し、映画「エイリアン」の様な強酸という体液については説明できない。)が、血液は大気に触れると酸化していくため、色は変わっていく。(擦り傷を作って出来た瘡蓋も、血液が酸化したことで赤黒い色になる。)

尚、英語では「Blood」、ドイツ語では「Blut」、フランス語では「Sang」、イタリア語、ポルトガル語では「Sangue」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Sangre」、中国語では「血」と言う。

ナイフ」:西洋式の小刀(ひがたな)のことを指すが、特に洋食を食べる場合に使用する食卓用の小刀のことを指す場合が多い。道具としては、対象物を切断したり、切削するのに使用する刃物ということになる。

道具としては古くからあるものであって、人間が道具を使うようになった初期から存在するものである。(但し、当時は石器や動物の骨などを加工したものであった。)人間が金属加工技術を身につけると、ナイフも直ぐに金属製(青銅器、やがて鉄器へと変わっていくことになる。)のナイフが登場している。→それだけ「ナイフ」とは、人類の生活に欠かすことの出来ない道具であったということになる。

更に、ナイフも、用途に応じたものが開発されていくようになり、戦闘用で使用するもの、料理に使用するもの、狩猟などで使用するもの、屋外作業で使用するもの、日常生活で使用するもの、などのように、様々なナイフが登場し、それぞれが進化して今日に至っている。

素材の方は、現在では金属が中心であるが、セラミック、プラスチックを使ったものも登場している。

英語では「Knife」、ドイツ語では「Messer」、フランス語では「Couteau」、イタリア語では「Coltello」、スペイン語では「Cuchillo」、ポルトガル語では「Faca」、中国語では「刀」と言う。

ビル」:「ビルディング(Building)」の省略形であるが、現在ではこれが一般名詞のようにも使われている。「建物」「建築物」のことであるが、日本語では特に鉄筋コンクリートで作られた中高層建造物のことを指す。但し、一般的に何階建て以上の建築物のことを指しているのかは定義されていない。また、鉄筋コンクリートの中高層建造物であっても、住居用のマンションの場合は「ビル」とは呼ばずに「マンション」と呼ぶのが一般的である。そのため、「ビル」と呼ばれるのは会社のオフィスが入居していたり、商業施設が入居している中高層建造物のことを指すのが一般的となっている。

現在では、カタカナ表記をする場合は「ビルディング」と記されるが、日本の高度経済成長期には「ビルヂング」という表記もかなり多く用いられたことから、「○○ビルヂング」という名称のビルも結構ありますね。

英語では「Building」、ドイツ語では「Gebäude」、フランス語では「Construire」、イタリア語では「Costruendo」、スペイン語では「Construyendo」、ポルトガル語では「Construindo」、中国語では「大樓」と言う。

谷間」:谷のなか、谷あいのことである。また、「谷」は地表の隆起部と隆起部との間の凹んだ地形のことであって、谷の部分を基準に盛ると、両側は高い部分になっていることから転じて、「高いものの間にある低い場所」のことを特に「谷間」と言う。また、女性の両胸の間の部分のことも指して言う。

それ以外では、高さを人気や流行、景気などに見立てて、人気の低迷期、不景気の時期などのような低迷期のことを比喩的に言う。また、祝日が飛石になっている場合、休日と休日の間の平日のことを「休日(連休)の谷間」ということもある。

英語では「Valley」、ドイツ語では「Tal」、フランス語では「Vallée」、イタリア語、スペイン語では「Valle」(但し、発音は異なる。)、ポルトガル語では「Vale」、中国語では「山澗」と言う。

逆さ吊り」:両足首を縛り、吊り上げる吊り方のことである。これを行うと、足が上になり、頭の方が下になるため、普通の体勢とは逆になることから「逆さ吊り」と言われている。(頭が上という普通の体勢で吊る場合は、単に「吊り」と言う。)

英語では「Inverse Carrying an Opponent Out of the Ring」、ドイツ語では「Inverse, das aus dem Ring Einen Gegner Trägt」、フランス語では「Porter Inverse un Adversaire Hors de la Bague」、イタリア語では「Eseguendo Inverso un Oppositore dell'anello」、スペイン語では「Lo Inverso que Lleva a Cabo a un Antagonista del Anillo」、ポルトガル語では「Inverso que Leva a Cabo um Oponente do Anel」、中国語では「顛倒吊繩」と言う。

サッチャー」:マーガレット・サッチャー。1925年生まれのイギリスの政治家であって、1975年にイギリス初の保守党党首となり、更に1979年に同国初の女性首相となった人物である。(首相としては第71代である。)首相在任時期は1979年から1990年である。(日本では考えられないほど長い間、首相を務めていたことになる。)

イギリス史上初の、女性保守党党首、英国首相(在任:1979年 - 1990年)。1992年からは貴族院議員。保守的かつ強硬なその性格から 鉄の女(the Iron Lady)あるいはアッティラ(Attila the Hun)の異名を取った。

1959年に下院議員に初当選し、1970年から1974年にかけて、ヒース内閣で教育科学相を務める。1974年の選挙で保守党は敗北したことで、1975年に保守党の新たな党首選挙が行われることになり、この時に出馬し、ヒースを破って党首に就任した。野党党首として名前を挙げ、ソ連が彼女のことを「鉄の女」と呼んで非難することになるが、彼女自身が「鉄の女」という呼び名を気に入り、以後は彼女の代名詞となった。1979年にキャラハン首相(当時)の不信任案が可決したことで政権を担当することになって、イギリス首相に就任した。

首相としては、小さな政府を掲げ、経済の立て直し、政府の市場への介入を抑制するなどで経済改革を行う。また、1982年のフォークランド紛争では軍隊を出撃させて勝利を掴み、以後、高い支持率を得て、長期政権の足場を固めることになった。長期政権となったが、任期終盤には人頭税の導入、ECからEU統合に対して消極的な立場を取ったことから人気が下がり、次第に求心力を失っていき、1990年秋に首相と保守党党首を辞任した。(党首、首相の後任はジョン・メージャーである。)

特に彼女が押し進めた政策を「サッチャーリズム(サッチャー主義)」と呼び、「規制緩和」「民営化」を進めて「大きな政府」から「小さな政府」への転換ということを押し進めた。この政策は'80年代の他国の政策にも反映されている。

1981年の映画「007/ユア・アイズ・オンリー」では、当時の首相ということもあって、劇中に彼女のそっくりさんが首相役として登場している。(彼女は出演していない。)

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

病気がみえる〈vol.5〉血液

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: メディックメディア
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本
とっても気になる血液の科学 ~からだのスミからスミまで大活躍~ (知りたい!サイエンス)

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  • 作者: 奈良 信雄
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2009/12/02
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ナイフ・メイキング読本―最古の道具、ナイフを自分の手で作る (ワールド・ムック (517))

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ワールドフォトプレス
  • 発売日: 2004/11
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アウトドア・ナイフを使いこなす (OUTDOOR HANDBOOK)

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  • 作者: 信太 一高
  • 出版社/メーカー: 地球丸
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 単行本
ナイフ マスターブック

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 大型本
図解・超高層ビルのしくみ (ブルーバックス)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/05/21
  • メディア: 新書
 

サッチャー時代のイギリス―その政治、経済、教育 (岩波新書)

  • 作者: 森嶋 通夫
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1988/12/20
  • メディア: 新書
サッチャー回顧録―ダウニング街の日々〈上〉

サッチャー回顧録―ダウニング街の日々〈上〉

  • 作者: マーガレット サッチャー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 1996/09
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サッチャー回顧録―ダウニング街の日々〈下〉

サッチャー回顧録―ダウニング街の日々〈下〉

  • 作者: マーガレット サッチャー
  • 出版社/メーカー: 日経
  • 発売日: 1993/11
  • メディア: 単行本
マーガレット・サッチャー―「鉄の女」の生き方

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  • 作者: カトリーヌ キュラン
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 単行本

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「日本侠客伝」(その6) [映画(邦画)]

今回は、1966年9月に劇場公開されたシリーズ第5作についてです。

シリーズ第5作日本侠客伝 雷門の決斗」(1966年)
作品データを記しておくと、1966年の東映作品で、時間は94分、監督はマキノ雅弘、脚本は野上竜雄、撮影は山岸長樹、美術は川島泰三、音楽は斎藤一郎である。そして出演は、高倉健、藤純子、島田正吾、村田英雄、待田京介、藤山寛美、長門裕之、水島道太郎、ロミ山田、新城みち子、宮城千賀子、天津敏、井上昭文、内田朝雄、国一太郎、川浪公次郎、脇中昭夫、名護屋一、岩尾正隆、相原昇、佐々木松之丞、大河内広太郎、大城泰、佐藤綾子、小島恵子、坂東京三郎、前川良三、矢奈木邦二郎、沢彰謙、熊谷武、波多野博、山下義明、村田天作、丘路千、北川俊男、丸平峰子、藤川弘、野村鬼笑、波千鶴、中山栄子、高見理加、たちである。

浅草の興業街では、やくざの聖天一家と観音一家が対立して、ことある毎に事件となっていたが、今では聖天一家の平松源之助が堅気となり、平松興業をおこし、朝日座を中心に芝居を打っていて、様子が変わっていた。そんな中、観音一家が人気のある朝日座乗っとりを企み、源之助に横槍を入れてきた。そんな時に、船乗りになっている源之助の息子・信太郎が久しぶりに帰って来くる。信太郎には、楽屋番をしながら源之助を陰から支えている老侠客・中川喜三郎の娘・千沙子といい仲になっていた。で、信太郎を歓迎する宴がその夜行われるが、源之助は観音一家に朝日座を明け渡すと自殺してしまった。信太郎が平松興業の二代目を継ぐことになって新たな船出をしようとするが、以後、観音一家の妨害は激しくなる。大正館が初日の興行にこぎつけるも、あっさりと潰されてしまう。喜三郎の助言で、日本一の浪曲師と言われる梅芳を動かすことに成功し、その興行の準備が進められる。しかし大正館は、観音一家の横槍が入って喧嘩沙汰となり、一ヶ月の営業停止処分を受けることになってしまう。更に、興行が出来ないことから、梅芳の所属する大浜興業から違約金を請求される。平松興業の正一、弁吉、栄作たちも金の工面に奔走するが、金は出来なかった。そんな時、亡き源之助の客分・銀次が、観音一家の噂を耳にしたと言って、旅から戻ってくる。銀次は彼に惚れぬいていた女剣戟一座の座長・歌江に別れを告げると、喜三郎と共に観音一家に殴り込み、代貸の青木を倒すも、警察に逮捕され、喜三郎は観音一家親分・風間の拳銃に倒れた。信太郎は、最後の挑戦として「大震災復興三周年記念興業」を開くが、またも観音一家に邪魔される。そして、もはやこれまでと覚悟を決めると、形見の拳銃を懐にしまって弁吉と出かけ、殴り込んだ。

お馴染みの展開で進んでいくが、小屋での興行の所で、興行の舞台裏などに触れていて、ちょっとした面白い所を見られることになる。業界独特のルールなども出てくるので、任侠映画とは別の部分で面白い所もある。そういう所にも注目して鑑賞すると宜しいかと...

 

日本侠客伝 雷門の血斗 [DVD]

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「BETWEEN HEAVEN AND HELL」 [映画(洋画)]

表題の作品は1956年のアメリカ映画「ならず者部隊」である。日本での劇場公開は1956年12月であった。邦題からはアクション映画を思わせるが、原題の方が内容を上手く語っていて、人間の内面を鋭く描いた戦争ドラマである。(この点では、邦題はデタラメと言って良い。→アクション映画ということを期待すると、詐欺に遭ったように感じちゃうでしょうね...)

作品データを記しておくと、時間は94分、原作はフランシス・グワルトニイ、監督はリチャード・フライシャー、脚本はハリー・ブラウン、撮影はレオ・トーヴァー、音楽はヒューゴ・フリードホーファーである。そして出演は、ロバート・ワグナー、テリー・ムーア、バディ・イブセン、ブロデリック・クロフォード、ケン・クラーク、L・Q・ジョーンズ、マーク・ダモン、ロバート・キース、ブラッド・デクスター、フランク・ゴーシン、スキャットマン・クローザース、カール・スウィッツァー、ハーヴェイ・レンベック、スキップ・ホメイヤー、たちである。

ヴァージニアの大地主だったサム・ギフォードは、小作人を人間扱いしない非道な男で、妻・ジェニーからいつもそのことを責められていた。太平洋戦争が始まると、サムは妻の父・コズンス大佐の部下として出征し、自分の農場の小作人たちと共に死線を越えていき、次第に小作人たちに対する考えを改めていった。そんな中、大佐は戦死してしまい、臆病ゆえに過って部下を殺した上官をサムは殴ってしまう。で、罪を犯した兵隊で組織されている「ならず者部隊」と呼ばれるはぐれ部隊に転属された。そして、小作人出身のウイリイと共に偵察に行くサム。戻ってきて報告するが、隊長はその報告を信用しなかったため、部下の1人が敵の砲弾の犠牲となったしまった。やがてサムたちのならず者部隊の7人は最前哨線に出る。が、敵の夜襲で電池を破壊されてしまい、サムが代替品を取りに部隊に戻る。この時、転任で出発しようとしていた隊長が狙撃されて死亡してしまう。サムは最前哨線に戻るが、的の古家記は激しく、次々に倒れていき、サムとウイリイの2人だけになってしまう。危険を冒して急を告げにサムは戻り、応援が駆けつけることになって、ウイリイも無事に救われた。そうして地主だったサムと小作人だったウイリイの心は固く結ばれることになった。

人の性格は簡単には変わらないものであるが、戦場という余りにも過酷な場所に行ったことで、真の勇気を知り、変わっていくという人間ドラマということで、なかなか見応えのある描き方がされている。戦争映画というと、派手なアクションや戦闘シーンなどを期待してしまうが、極限まで追いつめられた人間のドラマを描くにももってこいの舞台であることが分かる1本である。腰を落ち着けて、じっくりと堪能しましょう!

 

ならず者部隊 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
  • メディア: DVD

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BAR-KAYS『BEST OF THE BAR-KAYS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1993年にリリースされたベスト盤である。'60's後半のファンク創生期から'70's、そして'80'sにかけて活動し、ファンク・ミュージックの育ててきたグループの一つである彼らの主だったヒット曲を集めた内容となっている。但し、本アルバムの収録曲は'70's後半から'80's終盤までの曲であるため、彼らの第一期活動期の中盤以降と言うことになる。(1966年結成、1988年に解散、1991年に再結成している。)

収録曲は以下の全16曲である。『Too Hot To Stop』『Cozy』『Shake Your Rump To The Funk』『Attitudes』『Shut The Funk Up』『Standing On The Outside』『Shine』『I'll Dance』『Move Your Boogie Body』『Deliver Us』『Hit And Run』『Anticipation』『Freakshow On The Dance Floor』『Sexomatic』『Certified True』『Struck By You』。

シングル曲を中心にした選曲で、基本的に発表順に並んでいるとうことで、資料性としての価値も一応あるとはいうものの、'60'sから'70's前半の大きなヒット曲が無いのは残念なところである。(まあ、1枚もののベスト盤ということで、テーマを絞る必要がある程のキャリアのある彼らと言うことを考えたら、仕方の無いところですかね...)

サウンドの方は、R&B、ソウル・ミュージックをリードする形となった'70'sファンクというものから、ポップな要素が入った'80'sサウンドが中心になっているため、'80'sサウンドがお好きな方にはドンピシャという曲が詰まっている。(ただ、'70'sの楽曲に関しては'70'sらしさが強いですが...)ファンキーなサウンドをたっぷりと聴くことが出来るので、元気を出したいときなどにはもってこいのベスト盤でもある。ということで、ライブラリーに常備薬のようにあっても宜しいかと...

 

Best of The Bar-Kays

Best of The Bar-Kays

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fontana Island
  • 発売日: 1993/05/18
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形海17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形海」の第17話(2nd.4話)「明日のスターを目指せ! ~芸能プロダクション社長殺人事件」の裏ネタ編・増補の6回目となる今回は、この物語に登場した2人の女優の名前にある魚の名前である「」について、「メバル」について、めばるの言い分として語られた言葉にあった「難癖」について、アユ子はこれを利用していたことから「ブローチ」について、これも計算していたことから「口論」について記します。尚、「ブローチ」は「・13話[裏ネタ編]PART 3」で、「口論」は「・23話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/27付です。

」:「年魚」または「香魚」という表記もある。アユ科に属する硬骨魚であり、東アジアに生息している。特に日本には各地にいる。(台湾の鮎は絶滅したが、朝鮮半島や東シナ海沿岸、ベトナム北部などに生息している。)

成魚は30cm程度になるが、一部の種は成魚でも10cm程度というものもいる。稚魚の時は海にいて、春になると川を上り、急流に生息するようになる。珪藻を食べて休息に成長し、秋になると川を下り、砂礫の中に産卵する。(産卵をすると多くは死んでしまう。)

尚、「年魚」という表記は、鮎は普通は1年で死んでしまうため、当て字として使われたものである。但し、越年鮎もいることが分かっている。

俳句の世界では夏の季語であり、学名は「Plecoglossus Altivelis Altivelis」といい、英語などでは「Sweetfish」、中国語では「香魚」と言う。

メバル」:漢字で記すと「眼張」または「目張」となる。カサゴ目フサカサゴ科に属する魚である。地方によっては「テンコ」「モバチメ」と呼んでいる所もある。また、「春告げ魚」とも呼ばれている。日本近海の北海道から九州にかけての沿岸、及び朝鮮半島南部の岩礁域に多く分布していて、食用魚として利用されている魚である。日本近海には28種類がいる。

体長は30cm程度、体色は褐色地が基本であるが、生息地によって多少の違いがある。(褐色意外では、灰赤色、黒灰色、灰褐色など)また、暗斑点を有している。目が大きく、その前方下に鋭い棘を有している。また、卵胎生であるという特徴があって、交尾後、一ヶ月程度で幼魚が生まれる。

俳句の世界では春の季語にもなっている。また、学名は「Sebastes Inermis」、英語などでは「Rockfish」と呼ばれている。中国語では「眼張」という。

難癖」:「なんくせ」と読む。(「なんぐせ」と濁らない。)非難すべき点のこと、欠点のことである。慣用句として「難癖を付ける」という言い方をする。→僅かな欠点を見つけて非難すること、粗探しをすること、言い掛かりを付けること、という意味になる。

英語では「False Charge」、ドイツ語では「Falsche Gebühr」、フランス語では「Fausse Charge」、イタリア語では「Carica Falsa」、スペイン語では「Cargo Falso」、ポルトガル語では「Falso Custo」、中国語では「缺點」と言う。

ブローチ」:装身具の一つであり、主に洋服の襟元や胸の位置にピンで留める装飾品である。「留めピン」と言う言い方もあった。また、古代の物は「フィブラ」と呼ばれることもある。

歴史は古く、古代の青銅器時代から存在していたことが確認されている。その中でも古代ギリシャやローマ時代には、衣服を留めるのに使用されていた「フィブラ」と呼ばれるピンとして発展する。フィブラは当時の人々にとっては実用的なものであって、現代で言うとズボンのベルトのような衣服の必需品である。当初は実用的なものであって、装飾品ではなかったが、次第に装飾の部分がより大きくなっていき、派手になっていったものとされている。そして、左雨食品という意味合いが強くなったことから、現在のブローチの元になったと考えられている。(フィブラの機能面が発展したものとしては、現在の「安全ピン」がある。)

装飾部分が派手になっていくということは、その物の機能面では既に完成したものになっていたということでもある。が、同時に時代が進んで行くに従って衣服も進化していくことになって、フィブラ自体は不要なものとなっていくが、装飾目的となったブローチだけは受け継がれていくことになる。

装飾品と言うことになると、王侯貴族の間では派手さを競うようになっていき、やがて、金、銀などを加工した豪華なものが登場したり、宝石を使ったものなども登場した。(豪華さが競われていくことになった。)やがて、一般人の間でも装飾品として広がっていき、19世紀にはもはや完全な装飾品として定着することになった。現代でも装飾品として定着していて、金銀宝石などを使った豪華なものだけでなく、プラスチック、木などを素材としたものまでがあって、様々な素材が使用されている。

英語では「Brooch」、ドイツ語では「Brosche」、フランス語とスペイン語では「Broche」(但し、発音は異なる。)、イタリア語では「Spilla」、ポルトガル語では「Perfure」、中国語では「胸針」、韓国語では「プロチ」と言う。

口論」:言葉を使って論争することをいう。あくまでも口での争いであって、手を出すと「口論」ではなくなってしまう。「口喧嘩」「舌戦」「口舌(くぜつ)」などと言うこともある。(但し「舌戦」は主に弁論で争うこと、「口舌」は男女間での言い争いのことを言うのが一般的である。)

学問の世界では、議論が加熱して口論(舌戦)となるということは珍しいことではないのだが、口喧嘩では当たり前となっている相手のことを悪く言う(罵りあいになる)ことは議論の加熱とは言えない。→この場合は完全に「口論」という言い方の方が適切であって、「舌戦」の領域を脱したということになる。

英語では「Quarrel」、ドイツ語では「Streit」、フランス語では「Querelle」、イタリア語では「Disputa」、スペイン語では「Riña」、ポルトガル語では「Disputa」、中国語では「口角」という。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

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アユ釣りがある日突然上手くなる (釣力UP!―壁を破る超常識シリーズ)

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  • 出版社/メーカー: つり人社
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アユ釣りマガジン2011 (Naigai Mook)

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  • 出版社/メーカー: 内外出版社
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ここまでわかったアユの本―変化する川と鮎、天然アユはどこにいる?

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  • 作者: 高橋 勇夫
  • 出版社/メーカー: 築地書館
  • 発売日: 2006/02
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アユ学

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  • 作者: 谷口 順彦
  • 出版社/メーカー: 築地書館
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SWメバルマガジン4 (別冊関西のつり 102 ソルトウォーターシリーズ 16)

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夫婦口論―二人で「老い」を生きる知恵 (扶桑社新書 100)

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RC SUCCESSION『Baby a Go Go』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1990年9月に発表された彼らの11枚目のオリジナル・アルバムであり、同時に、事実賞の彼らのラスト・アルバムにもなった作品である。前作から2年7ヶ月ぶりであるものの、前作を発表した1988年にはカヴァー・アルバムとライヴ・アルバムをもリリースしているため、2年弱ぶり(1年9ヶ月)となった待望の新譜である。そして、この年の暮れにRCとしての活動を休止することになる。メンバーに関してゴタゴタがあったものの、内容は高く評価されていて、オリコンでも最高位4位を記録する大ヒットになった。

収録曲は以下の全11曲である。『I LIKE YOU』『ヒロイン』『あふれる熱い涙』『June Bride』『うぐいす』『Rock'n Roll Showはもう終わりだ』『冬の寒い夜』『空がまた暗くなる』『Hungry』『忠実な犬(Doggy)』『楽(LARK)』。

この中からシングル・カットされたのは『I LIKE YOU』であって、アルバムよりも3週間ほど先行してのシングル・リリースであった。また、カップリング曲の『忠実な犬(Doggy)』はアルバム・バージョンとは別バージョンである。

お薦め曲は、シングル曲の『I LIKE YOU』、そのカップリング曲で別バージョンである『忠実な犬(Doggy)』、既にお馴染みとなっていた曲である『Rock'n Roll Showはもう終わりだ』、更に『うぐいす』『冬の寒い夜』『楽(LARK)』という所をピックアップしておく。

'70'sを意識した音作りがされているのだが、懐古主義的なものではなく、表現の拘りということで貫かれているものである。そして、その姿勢はアルバムを聴けばよく分かることであるが、完成度の高いアルバムして仕上がることになった。参加しているミュージシャンたちも豪華であるが、その豪華さが空回りすることも時にはあるのだが、本アルバムではそういうことにはならず、良い方に転がっている。

結果的に、彼らのラスト・アルバムとなってしまったが、内容も高く、完成度も高いアルバムであるだけに、じっくりと聴いておきたいアルバムである。それにしても、本アルバムもリリースから20年以上が流れてしまったが、古ぼけたり色褪せたりすることの全く無い傑作である。

 

Baby a Go Go

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: CD

Baby a Go Go(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2008/07/02
  • メディア: CD

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BOSTON『WALK ON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1994年に発表された彼らの4枚目のアルバムである。前作から8年ぶりということになったアルバムであるが、前作も8年ぶり、次作も8年ぶりになるということで、本当に待たせるバンドである。(1976年の1st.、1978年の2nd.、1986年の3rd.、1994年の本作、2002年の5th.、そして2012年に6枚目のアルバムを10年ぶりにリリースする予定となっている。)8年も間があると、忘れ去られるのだが、それなりにヒットを記録するのは彼らの凄いところである。ただ、1st.アルバムから売り上げ枚数が次第に落ちていて、その神通力も本アルバムまでで、プラチナ・ディスクを獲得するのは本アルバムまでとなっている。チャート成績はBillboardで最高位7位、イギリスでは56位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『I Need Your Love』『Surrender To Me』『Livin' For You』『Walkin' At Night』『Walk On』『Get Organ-ized』『Walk On (Some More)』『What's Your Name』『Magdalene』『We Can Make It』。

この中からシングル・カットされた『I Need Your Love』はBillboardで最高位51位、メインストリーム・ロック・チャートで4位、カナダで17位を記録したものの、大ヒットというレベルに至らなかった。また、2nd.シングルとしては『Walk On  Medley』という形でシングル・カットされたが、メインストリーム・ロック・チャートで14位を記録しただけであった。

お薦め曲は、シングル曲の『I Need Your Love』、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Walk On』、そして『Walk On (Some More)』を、更に『Livin' For You』と『Magdalene』をピックアップしておく。

彼ららしい音作りをしていて、前作までの延長線上に位置するサウンドを聴かせてくれているので、以前のアルバムを聴いていれば懐かしさを感じるサウンドでもある。が、前作が'80's後半、その前は'70'sということでは、余りにもご無沙汰しすぎであって、'90'sも中期になってからのアルバムとしては、時代が求めるものとは少し違った方向を向いてしまったのも確かである>(この点で、新たなファンを獲得できなかったのは残念なところであった。)

まあ、'70'sと'80'sの彼らのヒット作を知っている者にとっては、スケールダウンしているものの、あのサウンドを懐かしく聴くことが出来るのて、'80'sファンにとっては宜しいかと...

 

Walk on

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1994/06/07
  • メディア: CD

ウォーク・オン(紙ジャケット仕様)

ウォーク・オン(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ボストン
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2009/01/28
  • メディア: CD

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