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「CITY STREETS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1931年のアメリカ映画「市街」である。日本では1931年9月に劇場公開されている。いくつかの探偵小説が映画化されているD・ハメットが映画のために書き下ろした作品であって、メロドラマである。また、主演はG・クーパーである。

作品データを記しておくと、時間は82分、白黒作品である。原作はダシール・ハメット、監督はルーベン・マムーリアン、脚本はマックス・マーシンとオリヴァー・H・P・ギャレットの2人、撮影はリー・ガームスである。そして出演は、ゲイリー・クーパー、シルヴィア・シドニー、ポール・ルーカス、ウィン・ギブソン、ガイ・キビー、スタンリー・フィールズ、ウィリアム・ステージ・ボイド、ポーレット・ゴダード、ゴードン・エリオット、ウィン・ギブソン、ベティ・シンクレア、ロバート・ホーマンス、バーバラ・レナード、たちである。

ビールの密造業者の大親分・マスカルの子分・クーリーの養女であるナンは、射的屋の若者キッドに首ったけだったが、ナンは仲間になることを承知しないでいた。ある日、ナンはキッドと深夜に会う約束をした。しかし、ナンは、マスカルの命令によって邪魔な存在のブラッキーを殺す命令を受け、そこで使った銃を捨てて来るようにとクーリーから銃を渡され、始末する前に警察に捕まってしまった。クーリーも容疑者として逮捕されたが、マスカルが手に入れようとしたアグネスによって救われて釈放された。で、ナンの頼みでキッドと会う。キッドが射的の名人ということから、クーリーはキッドに目を付け、ナンが逮捕されたことを告げ、警察に復讐するために、ビール密造者の仲間に入れと勧め、キッドもそれを受けて仲間になった。一方、ナンは有罪となって刑務所に送られることになった。で、クーリーが必ず助けると言った言葉が嘘だったと知り、キッドが密造酒の仲間にならなかったことを内心で喜んでいた。しかし、それからまもなく、面会許可を得たキッドが何に会いに来て、マスカルの仲間になったことを告げた。これによってナンは驚き、更に悲しみ、獄中の日々を過ごすことになる。まもなく出獄が決定し、ナンが帰ってきた。マスカルはナンの歓迎会を用意したが、マスカルはナンを自分の女にしようとしたことから、キッドと対立した。キッドはナンと共に、ナンに家に向かったが、ナンの家にはマスカルの子分たちが待ち構えていた。キッドは裏をかいて、待ち伏せしている子分たちを追い払い、ナンが止めるのもきかずにマスカルを殺しにカフェーへ出掛けた。ナンはキッドを救う最後の手段として、マスカルに電話で色好い返事をしておき、それからマスカルの家に向かった。マカルは、ナンが来るのでアグネスを追い出した。が、それが不満なアグネスは、ナンがやってくるのを待って、物陰からナンの銃でマスカルを殺し、その銃をナンの居る所に投げ込み、鍵を透けて閉じ込めた。これによってナンはマスカル殺しの嫌疑が掛けられた。そして、組織では、親分を殺したということからナンはリンチを受けることになる。しかし、キッドがそんなナンを助け、逆に仲間を降参させた。で、キッドとナンは新しい生活に入るのだった。

白黒映像であるが、色彩感を感じる描写と、キレのある演出があるため、なかなか見応えがあるストーリーとなっている。結果的には、苦難を乗り越えたカップルのハッピーエンドということで、メロドラマと言うことではオーソドックス過ぎる展開の作品である。

とは言っても、トーキーになって間もない時期の作品であり、時代を考えるとこういう展開のストーリーは'30年代作品らしいところであって、これはこれで良いんじゃないですか。

 

かつてはLDでリリースされていたが、現時点ではソフトがありません。ということで、D・ハメットの映画化作品をいくつか拾っておきます。

ラインの監視 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
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マルタの鷹 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
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第三の影 [VHS]

  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
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ノー・グッド・シングス [DVD]

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  • 出版社/メーカー: タキ・コーポレーション
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ケータイ刑事銭形海24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第24話(2nd.11話)「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、「シンデレラ」に出てきた小物から「」について、「ドレス」について、「マント」について、「」について、「マウンテンバイク」について記します。尚、「箒」は「・20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 6」で「ほうき」として、「マント」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 7」で、「杖」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 10」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/14付です。

」:「ほうき」と読む。「帚」という表記もある。掃除道具の一つであり、塵や埃を掃き集めるのに使用されるものである。繊維状のものでブラシを形成し、それを柄の先端に取り付け、床や地面の上にある塵や埃を掃いて集める。尚、表で主に落葉などを掃き集めるのに使用されるものは、植物の小枝や葉、或いは竹などを使ったブラシ(要するに細い繊維以外を用いていると言うことである。)を形成しているものも多々ある。

歴史は古く、5世紀後半には小枝を束ねた箒が既に存在していた。平安時代には掃除道具として使用されていて、それが長い間使われてきた。戦後になって、電気掃除機が普及するにつれて、室内の清掃には箒が使われることが減ってきたが、畳の部屋や板張り(フローリング)の床であれば、電気掃除機を使わなくても十分である。(流石に、家の外では電気掃除機ではなくて箒が主役である。)

尚、集めた塵や埃、ゴミは、普通は(後述する)「ちりとり」を使って集めて、ゴミとして捨てられることになる。

また、箒は単なる掃除道具でははなく、古来より祭祀で使用される神聖な道具として扱われており、民間信仰として現在でも箒を大事にするところがある。特に、「掃き出す」ということが「出産」に結びつくと考えられていることから「産神」として奉られている。これを考えたら、箒でチャンバラごっこをするというのはもってのほかである。(ただ、小学校時代には、誰もが一度は箒でチャンバラをという経験があるのでは...???)

また、西洋では、箒は魔法使い(魔女)が移動に使う道具(乗物)という考えもあって、やはり、ただの掃除道具ではない、不思議な力を秘めたものという認識がある。古い時代では、日本と西洋の交流など無かったのだが、同じ様な所があるというのは、面白い所である。

(電気の)節約の観点からは、室内の掃除を行う際、カーペットの床の部屋はともかく、畳やフローリングの床であれば、箒を使ってある程度のゴミを集めておくと、電気掃除機の使用時間が短くて済むので、電気代の節約になる。

英語では「Broom」、ドイツ語では「Besen」、フランス語では「Balai」、イタリア語では「Ginestra」、スペイン語では「Escoba」、ポルトガル語では「Vassoura」、中国語では「掃帚」と言う。

ドレス」:衣服、衣装のことを指すが、特に女性用の礼装衣服(洋服、ワンピース型のもの)のことを指す。(特に中世で欧州で、男性用、女性用それぞれで礼服というものが確立すると、女性用礼服のことを「ドレス」と言うようになった。→そのため「Dress」という英単語には「正装する」という意味もある。)

特に、近代(19世紀)の西洋では「貴婦人の衣服」ということで、でなものが流行し、明治維新以後の日本にもそれらが入って来たことから、日本でも「ドレス」というと女性用の正装の衣服、礼服を指すようになった。

また、この物語では、舞踏会に着ていく服ということで語られているが、舞踏会には「正装」ということで礼服着て出席するというのは当たり前のことである。

英語では「Dress」、ドイツ語では「Kleid」、フランス語では「Robe」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Vestido」(但し、発音は異なる。)、中国語では「禮服」と言う。

マント」:衣服の一種であって、ゆったりとした外套のことを言う。日本に於いては、外套の中でも、袖のないもののみを指す。しかしフランスでは、袖のある外套も含んでいて、外套のこと全てを「マント」と呼んでいる。(元々はフランス語の「Manteau」から来ている。)

歴史は古く、狩猟時代に獲物の毛皮を防寒具として着用したものがその起源とされている。その後、古代ローマやギリシャでは、四角い布を体に巻くようにして使われるようになり、これが発展し、皇帝や王族が着用する飾りの付いた豪華なマントが登場し、これによって、マントは「防寒具」ではなく「権威」を象徴するものとなった。(更に王侯貴族の間ではより豪華なものを競い合うようになった。)

一方、庶民の間では装飾が施されることもなく、本来の使い方である防寒具として使われ続けられる。しかし、近代になって袖のある防寒具(所謂「コート」、「オーバー」と呼ばれるもの)が登場すると、(袖の無い)マントは防寒具としての地位を取って代わられるようになって廃れていった。また、その時期にフィクションの世界で、魔法使い、ドラキュラなどが身につけるものとして登場するようになり、主に悪役キャラが身に纏うアイテムとして色々な物語に登場することになる。その後も魔女、怪盗ルパン、怪人二十面相たちに受け継がれていき、ダークなものを象徴するものになった。

日本にマントが入って来たのは、明治の頭であって、当然のことながら「防寒具」として入ってきた。但し、軍隊で使用する防寒具であり、厚手の毛織物で作られていたものであった。そして防寒具として好評だったことから、後に一般の間でも広がっていくことになり、男女関係なく着用されるものとなった。

更に、フィクションの世界では、スーパーマンが空を飛ぶためのアイテムとして「マント」を使ったことから、「マント」のイメージは変わっていき、特殊能力を象徴するものになる。(魔法使いが着用しているということからの発想の飛躍と思われる。)現在では、善玉、悪玉のいずれにも着用されるアイテムとなったが、平凡なキャラではなく、特別な能力を持つキャラクターであったり、権力を持ったキャラクターなどが、それぞれのイメージを表すように広く使われている。→元々、身分の高い階層が着用していたものであるため、マントの着用は権威の象徴でもあり、悪玉キャラでもボス格のようなキャラクターが、また魔女や魔法使いのような特殊能力を持つキャラクターが持つアイテムということになった。

尚、正義のヒーローということでは、スーパーマン、バットマン、快傑ゾロ、月光仮面、パーマン、ゴレンジャーなどが「マント」を使用している。(スーパーマン、バットマン、パーマンはこれで空を飛ぶが、それ以外のヒーローは空を飛ばない。但し、ゴレンジャーは別のアイテム(バーディ)を装備していて、それによって飛行が可能となっている。)

現在では「防寒具」以外での方が色々と知られているが、元々は防寒具であることから、「マント」は冬の季語である。また、英語では「Cloak」または「Cape」(「Claok」は丈の長いもの、「Cape」は丈の短いものということで使い分けられている。但し、堺となる長さの基準は特にない。)、ドイツ語では「Umhang」、フランス語では「Manteau」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Manto」(但し、発音は異なる。)、中国語では「披風」と言う。

」:木や竹などで出来た細長い棒であって、人間の歩行を補助するための道具である。(主に、足腰が弱った高齢者、足を骨折などの負傷をした怪我人が使用するものである。特に高齢者へのプレゼントということでは、長寿の祝の品とされる代表的なものになっている。

世界各地で古くからあるものであって、昔は木製のものが殆どであった。長さは自分の足の長さ程度から腰丈程度のものが一般的であるが、中には自分の身長よりも長いものもある。

また、スフィンクスが出題するなぞなぞ(「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足であるく動物は何?」)で、3本足というものの1本は「杖」のことを指しているのも有名な話である。(このなぞなぞの答えは「人間」である。「朝」=「赤ちゃん」の時はハイハイをするので4本足、「昼」は少年期から青年期、大人の時代を指し、「夜」は晩年期、則ち高齢者となった自体を指していて、杖をついて3本足になるということである。)

特に、自分の身長よりも長い杖は、歩行の補助としての道具として使用されるよりも、権威を表すものという位置づけになっているものが多く、宗教的な儀式に使用されてきたという歴史がある。

日本でも古くからあった道具の一つであって、平安時代には、朝廷で長寿者に鳩杖が与えられていた。また、山伏が手にしている金剛杖や、僧侶が手にしている錫杖も杖の仲間である。(これは実用的な道具としての杖でもあるが、身分を表すものでもある。)

西欧では、歩行の補助として使用される道具としての歴史もあるが、王族が宝石などを埋め込んで、見栄えを良くして凝った装飾が施されるようになり、権威を象徴するものとして歩行補助具としての杖とは別物となって発展してきた歴史がある。その代表的なものとしてあるのが宗教の世界であって、キリスト教においては高位聖職者がその位を象徴する杖を用いるようになり、現在までも受け継がれている。(正教会では主教、掌院が権杖を持ち、カトリック教会では司教が司教杖を、聖公会では主教が牧杖を保持している。)

また、「杖」と言うと、物語に登場する魔法使いが使う魔法の杖や、伝説に出てくるような(例えば、モーゼの杖など、古代の賢者が持つ杖など)杖があり、これらは権威を象徴する「杖」から派生したものである。これらの杖は英語では「Stick」ではなくて「Wand」と呼ばれていて、「杖」とは区別されている。(日本語では「杖」と言うか、頭に「魔法使いの」と言うような言葉が付けられるため、特に歩行用補助具との区別は無い。)

杖の歴史は、元々は農具であったとされている。鋤や鍬の先端の金属部分は木製の杖の先端に取り付けることが出来る形であり、鋤や鍬が登場する前は、杖の様な棒を農夫たちは農作業に使っていたとされている。同時に、杖は農夫に取っては唯一の(暴力的な)武器として使われることにもなり、刀を持つことが許されなかった農工商民たちの間では「杖術」や「棒術」などの武術が生まれ、護身術の一つとして発展した。→杖では、刀のように人を斬ることは出来なくても、打撃と突きという攻撃が出来るので、有効な攻撃手段となるのは明かである。

また、見た目には単なる普通の杖にしか見えない「仕込み杖」と呼ばれる隠し武器は、杖の攻撃能力を高めたものとして生まれた。(武器を持つことが禁じられた時代に、殺傷能力のある武器を隠すために生まれたものである。)現在の日本では、銃刀法によって仕込み杖(それ以外にも、刃渡り15cm以上の刀、刃渡り5.5cm以上の剣(所謂「ナイフ」です))の所持所有は禁じられていて、違反すると拘留または科料に処せられるため、仕込み杖の所持は違法行為になる。

それ以外では、スキーで使うストック、登山で使用するピッケルも「杖」の仲間である。(それぞれ、用途が限定された専用の杖ということで発展したものである。)

近年では、アイデア商品として、折りたたみ式の杖や、腰掛けになるような杖も登場している。また、LEDライトが付いている杖というのも登場している。

英語では「Stick」、ドイツ語では「Stock」、フランス語では「Canne」、イタリア語では「Bastone」、スペイン語では「Baston」、ポルトガル語では「Vara」、中国語では「手杖」と言う。尚、日本語でも「ステッキ」という場合もあるが、日本語での「ステッキ」は洋風の杖のことを指して言う。

マウンテンバイク」:英語の「Mountain Bike」の省略した言い方として「MTB」と呼ばれることもある。自転車の一つであり、特にオフロード走行を考慮して設計された自転車である。悪路(荒野、山岳地帯)の走行を考慮して設計されているため、軽量化され、かつ堅牢なフレームを持ち、凹凸の大きく深い溝を持った幅広のタイヤ、強力なブレーキなどを備えているのが特徴である。

自転車の中では比較的歴史は浅く、1970年代になってアメリカで考案されたものである。日本には'80年代になってから紹介され、'80年代後半に第一次のブームがやってきて、1988年に第1回全日本マウンテンバイク選手権大会が開催されて、以後定着するようになった。

「ケータイ刑事」では、ちゃんから全員が利用していて、設定年令では自動車(四輪)の免許が持てないだけに、貴重な交通手段となっている。(但し、物語の中でこれが活躍する物語というのは殆ど無いのも事実ですが...)

英語では「Mountain Bike」、ドイツ語では「Gebirgsfahrrad」、フランス語では「Vélo tout Terrain」、イタリア語では「Bicicletta di Montagna」、スペイン語では「Bicicleta Montañesa」、ポルトガル語では「Bicicleta Montesa」、中国語では「山地車」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • メディア: DVD
アズマ工業 短柄 手編みホーキ 匠

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  • 出版社/メーカー: アズマ工業
  • メディア: ホーム&キッチン
アズマ工業 手編み座敷ホーキ カジュアルブルーム

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  • 出版社/メーカー: アズマ工業
  • メディア: ホーム&キッチン
[REDECKER/レデッカー]赤い柄が可愛い ほうき

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  • 出版社/メーカー: Redecker/レデッカー
  • メディア:
Romantic Dress Style ロマンティック・ドレス・スタイル (タツミムック)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2011/05/12
  • メディア: ムック
大人のクチュール毎日着たいワンピース、ブラウス、パンツ…―Stylish Dress Book

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  • 作者: 月居 良子
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 大型本
かんたんに作れる、一年中のはおりもの  マント、ケープ、ポンチョ、ティペット、ガウン、コートドレス……

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  • 作者: 月居 良子
  • 出版社/メーカー: 文化出版局
  • 発売日: 2011/09/30
  • メディア: 大型本
Walking Stecky 木製楓一本杖

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  • 出版社/メーカー: 幸和製作所
  • メディア: ホーム&キッチン
アルミ軽量伸縮杖 0401-BS2811 ベーシックライトブラウン 7463g

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  • 出版社/メーカー: インターリンクス
  • メディア: ホーム&キッチン
フジホーム NEW4ポイントステッキ TS401・ステンカラー

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  • 出版社/メーカー: フジホーム
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
ドイツ製 どこでもステッキチェアー

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  • 出版社/メーカー: セイエイ (Seiei)
  • メディア: ホーム&キッチン
今日からはじめるMTB(マウンテンバイク) 改訂新版―MTBの選び方・遊び方をわかりやすく解説 (NEKO MOOK 1189)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
  • 発売日: 2008/09/01
  • メディア: ムック
すぐできるMTBメンテ&チューンナップBOOK

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  • 作者: 三上 和志
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 大型本
MTB日和 Vol.8 (タツミムック)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2011/08/31
  • メディア: ムック

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CAT STEVENS『TEA FOR THE TILLERMAN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1970年11月に発表された彼の4枚目のアルバム(邦題は「父と子」)であり、かつ、出世作となったアルバムである。(尚、同年7月に3rd.アルバムを発表している。また、次作全米2位、次々作は全米1位を獲得している。)イスラム教に改宗し、現在では「YUSUF ISLAM」となっている彼であるが、音楽的に認められたのは本アルバムであるため、C. STEVENSとして、また彼自身の音楽キャリアに於いても重要なアルバムの一つである。チャート成績はアメリカで最高位8位、1971年のBillboard年間アルバム・チャートでも8位にランクインし、カナダで11位、イギリスとニュージーランドで20位、ノルウェーで25位を記録している。

収録曲は以下の全11曲である。『Where Do The Children Play?』『Hard Headed Woman』『Wild World』『Sad Lisa』『Miles From Nowhere』『But I Might Die Tonight』『Longer Boats』『Into White』『On The Road To Find Out』『Father And Son』『Tea For The Tillerman』。

また、2008年には2枚組の「DELUXE EDITION」がリリースされていて、DISC 2のボーナス・ディスクには、ライヴ・テイクを中心にした以下の11曲が収録されている。『Wild World (Demo)』『Longer Boats (Live at The Troubadour)』『Into White (Live at The Troubadour)』『Miles From Nowhere (Demo)』『Hard Headed Woman (Live in Japan)』『Where Do The Children Play? (Live in 1976)』『Sad Lisa (Live in 1976)』『On The Road To Find Out (Live at KCET-TV)』『Father And Son』『Wild World』『Tea For The Tillerman (Live at The BBC)』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Father And Son』はオランダで28位を記録したものの、本国アメリカをはじめ、他国ではさっぱりであったのだが、2nd.シングルの『Wild World』が初めての大きなヒットになって、アメリカではBillboardで最高位11位を記録し、1971年の年間シングル・チャートでは73位にランクインしカナダでも14位を記録している。

お薦め曲は、彼の初期の代表曲である『Wild World』、アルバム・タイトル・ナンバーの『Tea For The Tillerman』、シングル曲で邦題のタイトルはここから来ている『Father And Son』、そして『Sad Lisa』『On The Road To Find Out』をピックアップしておく。

アコースティック・ギターを中心にしたシンプルなサウンドであり、かつ、フォークをベースにしたとても優しいサウンドである。そんな中、彼のボーカルが力を与えてくれる。サウンドの方には派手さは無いのだが、心温まるものであって、心を洗ってくれるサウンドである。

じっくりと聴き込むのにも、心の清涼剤としても、どちらにも利くサウンドでもあるだけに、いつもとは言わないが、時々利きたくなるようなアルバムでもあるだけに、是非お手元に置いておきましょう。(普通に利くのであれば通常盤で十分であるが、違った角度からも含めて多角的に楽しみたいという方はDELUXE EDITIONの方をお薦めです。)

 

Tea for the Tillerman

Tea for the Tillerman

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island
  • 発売日: 2000/05/23
  • メディア: CD

↓2枚組のDELUXE EDITIONはこちら

Tea for the Tillerman (Dlx)

Tea for the Tillerman (Dlx)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 2008/11/04
  • メディア: CD


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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その257) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「代理」です。(言うまでも無く、本人に事情があって別の人が代わって処理をする、という本来の意味での「代理」という意味です。)取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・2nd.5話」、「007」からは「ユア・アイズ・オンリー」です。

ケータイ刑事」:「・2nd.5話」。「かなりバッチリナイスガイの高村さん ~「まだらの紐」殺人事件」という物語。「まだらの紐」とは、言うまでも無く、シャーロック・ホームズが活躍するコナン・ドイルの小説である。また、この物語ではアナグラムが出てくることから、言葉遊びもたっぷり楽しめる物語となっている。

ちゃんがイライラしながら(「雷、雷がイライラ」と記すと、回文になります。)高村さんを待っていた。「遅いなぁ~」と漏らしていると、ようやく高村さんがやってきた。すかさず「高村さん、遅いです」と文句を言ったちゃんだったが、高村さんはいつものスーツ姿ではなく、シャーロック・ホームズのコスチュームを着ていたため、ちゃんは顔をそらして惚けると「遅いな~、高村さん」と惚けて言った。これに高村さんは「君も恥ずかしいだろうが、僕の方がもっと恥ずかしいんだ」と言った。で、ちゃんは高村さんのコスプレに突っ込んで、「何ですかその格好?まさか、高村さんもコスプレ検定?」と、最初の相棒・岡野さんの影響がモロに受けているところを見せて尋ねた。

高村さんは「君がシャーロキアンの赤坂支部の会合に出たいから待ち合わせをしているのでしょう」が、と、待ち合わせをしている理由を言ったが、「違いますよ。従姉妹がどうしても仕事で行けないから、代わりに行ってくれって泣いて頼まれたんです。」とちゃんは返した。

言うまでも無く、従姉妹のシャーロキアンと言えば本家の次女・ちゃん(3代目)のことである。この時、ちゃんは警視監に昇進していて、北海道・東北方面本部長となっていました。また、「泣いて頼まれた」と言ったが、ちゃんの必殺技は「嘘泣き」です。

高村さんは、ちゃんとコンビを組んだことがあるだけに、ここではちゃんの名前こそ出さなかったが、即座に「ああ、それは嘘泣きだ」と言った。これにちゃんは「はい、すっかり騙されました」と答えていた。

一方、高村さんは「僕もあの嘘泣き娘に勧められてシャーロキアンになった口なんだけどね」と言い、シャーロキアンとして、会合に出席することを楽しみにしていたのだった。更にちゃんに対して「君、シャーロック・ホームズ、あまり詳しくないでしょう」と言った。これにちゃんは「はい、名前しか聴いたことないです」と答えた。すると高村さんは一気に優越感に浸り、先輩ぶって「じゃあ君もこれを機会にシャーロック・ホームズの世界を堪能してみようじゃないか。さあ、行ってみよう、レストレードくん」と言うと歩き出した。が、ちゃんは「レストレード?誰?」と首をかしげるだけだった。→「レストレード」というのは、ホームズノ物語を読んでいたら知っていマスヨネ。一応記しておくと、スコットランド・ヤードの敏腕警部です。

ということで、ちゃんは、ちゃんの代理と言うことで、赤坂プリンアラモードホテルで行われるシャーロキアンの赤坂支部の会合の会場にやってきた。会のメンバーに会うと、高村さんはそのメンバーを雷ちゃんに紹介した。紹介されたメンバーは、ちゃんのことを「高村さんのアイリーン・アドラですか?」(「ボヘミアの醜聞」)、「「美しき自転車乗り」・バイオレット・スミス嬢じゃないかしら」(「美しき自転車乗り」)、「「ぶなの木屋敷の怪」・バイオレット・ハンターではないかと...」(「ぶなの木屋敷の怪」)と、雷ちゃんのことをホームズの物語に登場した美女の名前を出して語るが、当のちゃんは「何言っているのか、さっぱり分からない...」と困った顔をしていた。

そんなことをしていると、会長の堀越の元から、会長の夫であり、付け人である草刈マスオが慌てていて、呼んでも返事が無いと言い、一同は堀越の(ホテルの)部屋に行った。やは理返事が無いと言うことから、フロントからマスターキーを借りてきてドアを開けて中に入ると、ちゃんと高村さんは床に仰向けに倒れている堀越を発見した。「まだ息があるな」と確認した高村さんは「救急車を」と指示をしたが、草刈はこれに驚いていたが、部屋を飛び出して救急車を呼びに行った。それと同時に堀越は声を出し、「まだ、らの、ひ、も」と言い残して息絶えた。ちゃんは直ぐに堀越の首筋に二つの丸い傷跡があるのに気がついた。ということで、堀越が何者から殺されたという事件に巻き込まれ、ちゃんは捜査を開始した。

高村さんは、堀越の残した言葉と過去の経験から、直ぐに「まだらの紐の仕業だよ。シャーロック・ホームズには「まだらの紐」という作品があるんだよ」と言い、事件は「まだらの紐」の物語と童謡に、蛇による殺人と断定した。

事件の方は、「まだらの紐」に拘る高村さんをほっておいて、ちゃんの活躍で真犯人(=草刈)を暴き、殺人トリックも見抜き、逮捕して解決した。

007」:「ユア・アイズ・オンリー」。1981年のシリーズ第12作であり、かつ、3代目ボンドの第5作である。詮索が余りにもSFの方に力を入れたことから、本作では生身のアクションという「原点回帰」を目指した作品である。ということで、冬季スポーツから夏期スポーツまで、様々な要素が取り入れられたアクションが見られる物語となった。

アドリア海・アルバニア近くの海域で、イギリスの電子監視船・セント・ジョージ号が沈没した。その船には国防上、重要なATACシステムが搭載されていたため、イギリスは、ソ連が回収するよりも先に回収作業を行う必要があった。

しかし、この時、MI-6のMは休暇中であった。(この設定は、前作「ムーンレイカー」までMを演じたバーナード・リーが亡くなったため、本作では彼に敬意を表して、2代目Mを起用しなかった。→「ユア・アイズ・オンリー」は、シリーズで唯一のMが登場しない物語となった。)で、幕僚長であるタナーが裳の代理としてATAC回収作戦では指揮を執ることになった。

代理のMはすぐさまボンドを派遣して、ATAC回収作戦を進める。ボンドは行動を開始したが、MI-6は海洋考古学者のハブロック夫妻にセント・ジョージ号の沈没位置の確認作業を進めていたものの、夫妻が娘・メリナ(=ボンドガール)の目の前で殺し屋・ゴンザレスに射殺されてしまう。ボンドはゴンザレスを追い、背後にいる者を探ろうとする。で、スペインでゴンザレスが接触した相手を探るが、メリナが両親の復讐ということで、ゴンザレスをボウガンで射貫き、殺してしまった。

その報告を受けた代理Mは、ボンドに不満を漏らすが、ボンドはその時、ゴンザレスが接触していたロックという殺し屋の顔を覚えていて、Qの作ったモンタージュ・システムを用いて、データベースからそのロックを突き止めた。で、ボンドはロックを追い始めた。

結局、ボンドの活躍で、ロックを雇ったのはソ連の意向で動いていて、ATACをKGBに売ろうとしていたクリスタトスを突き止め、ATACも回収し、クリスタトスを倒した。また、最終的にボンドは、ATACを破壊して、イギリスもソ連も手にしないという道を選んだ。

結果的に代理Mのターナーは、ボンドの活躍でATAC回収作戦を乗り切り、首相(当時のイギリス首相はM・サッチャーであり、彼女のそっくりさんが登場した。)はボンドにお礼を伝えたのだった。

共通点は、「代理」を務めた人物(「ケータイ刑事」ではちゃん、「007」ではタナー)が任務(捜査/作戦)の指揮を執っているということである。(但し、「ケータイ刑事」では事件が発生したことで立場上捜査に当たったということでした。)また、その任務を遂行する中で、部下というポジションの人物(「ケータイ刑事」では高村さん、「007」ではボンドということになる。)が、代理を務めた人物の意思には関係なく勝手に動いている(「ケータイ刑事」では「まだらの紐」に拘って犯人は蛇、と断定しており、「007」ではボンドの判断でマークしていき、結果的にそれが当たって任務遂行ということになっている。)ということである

一方、相違点は、「ケータイ刑事」では趣味の世界の会合への出席の代理であったが、「007」では作戦指揮の代理であったということで、「代理」であってもその責任の重さは全く違っているということである。

次回も今回と同様に「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

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シャーロック・ホウムズまだらのひも (岩波少年文庫 (521))

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