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CRYSTAL WATERS『SURPRISE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1991年に発表された彼女のデビュー・アルバムである。'90'sに入って、ハウス系サウンドが台頭してくることになったが、彼女はハウス系を代表するダンス・ミュージックを引っさげて彗星の如く現れることになり、いきなり大きなヒットを放ったシンガーである。本アルバムは、その大ヒット曲を収録した彼女にとっても記念すべきアルバムである。ただ、チャート成績の方は伸び悩んでいて、Billboardでは最高位197位、R&B/Hip-Hopアルバム・チャートでは65位を記録している。

収録曲は以下の全9曲である。『Gypsy Woman (She's Homeless) (Radio Mix)』『Surprise』『Makin' Happy』『Small Cry』『Tell Me』『Good Lovin』『Twisted』『Deepest Of Hearts』『Gypsy Woman (She's Homeless) (Basement Boy 'Strip To The Bone' Mix)』。

この中からシングル・カットされたのは全部で3曲である。デビュー・シングルでもある『Gypsy Woman (She's Homeless)』がアメリカ・Billboardで最高位8位、ダンス・チャートでは1位を記録し、イギリスでは2位、豪州では11位を記録するヒットになった。(現時点では彼女の放った最大のヒット・シングルとなっている。)そして2nd.シングルの『Makin' Happy』はアメリカではBillboardのダンス・チャートで1位、イギリスでは18位を記録している。そして3rd.シングルの『Surprise』は、Billboardのダンス・チャートで最高位35位を記録している。

お薦め曲は、世界的な大ヒットになった彼女の代表曲となった『Gypsy Woman (She's Homeless)』(2つのバージョンが収録されているのも嬉しいところである。)と、シングル曲の『Makin' Happy』と『Surprise』、そして9分強の大作でノリノリの『Tell Me』をピックアップしておく。

'90's初頭のダンス系ミュージックは、かなり派手なものが多いが、本アルバムもまさにそういう時期のアルバムであるだけに、バブリーな雰囲気を持っていて、しかも突っ走っているということで、ダンス・ナンバーということでは本当に気持ちが良いものである。この後の'90'sのダンス系サウンドは、正に百花繚乱という状態になるが、そういう所も感じさせるアルバムであって、'90'sらしいサウンドのアルバムである。

時代を知るということからも、ダンス系ナンバーを利くという方はチェックしておくべきアルバムの一つである。

 

Surprise

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1994/01/25
  • メディア: CD

Surprise

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: A & M
  • メディア: CD

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「CHISUM」 [映画(洋画)]

表題の作品は1970年のアメリカ映画「チザム」である。日本での劇場公開は1970年10月であった。アメリカ西部開拓史に残るリンカーン郡戦争の、ジョン・チザムとパット・ギャレット、ビリー・ザ・キッドの活躍を描いた西部劇である。

作品データを記しておくと、時間は112分、監督はアンドリュー・V・マクラグレン、脚本はアンドリュー・J・フェナディ、撮影はウィリアム・クローシア、音楽はドミニク・フロンティアである。そして出演は、ジョン・ウェイン、クリストファー・ジョージ、フォレスト・タッカー、ブルース・キャボット、リチャード・ジャッケル、ベン・ジョンソン、ジョフリー・デュエル、グレン・コーベット、アンドリュー・プライン、リンダ・デイ、ジョン・エイガー、ジョン・ミッチャム、クリストファー・ミッチャム、パトリック・ノウルズ、パメラ・マクマイラー、たちである。

1870年代後半のニューメキシコ、ペコスの王者という異名を持つジョン・シンプソン・チザムは広大な牧畜王国を築き上げていた。ある日、姪のサリーが尋ねてくると言うことで、彼は相棒のペパーと共に姪を迎えに行った。その留守を狙って、彼の牧場はメキシコの盗賊たちに襲われた。そんなことになっているとは知らないチザムは、町の実力者にのし上がった新興勢力の中心人物・ローレンス・マーフィーと会っていた。マーフィーは、以前からこの辺りの土地に目をつけていて、悪辣な手段を使って縄張りを拡大し続けていたのだった。やがてサリーが到着し、その夜、パーティが開かれる。サリーは若いビリーに心を奪われるが、チザムはそれを許さなかった。やがて、悪徳保安官とグルになったマーフィーに愛想を尽かしたマクスイーン弁護士がチザム側に身を投じ、次第に対立が激しくなっていき、町を巻き込んだ争いに発展した。それぞれの側近に犠牲が出るようになった争いは、遂にリンカーン群戦争と呼ばれる町を巻き込んだものになり、マーフィーは街に火を放ち、チザムは牛の大群を暴走させて乗り込んできた。そして遂に最後の対決を迎えて、チザムは遂にマーフィーの息の根を止め、ビリーも宿敵を倒し、戦いは終わった。ビリーは町を去り、チザムは一人で町を見下ろしていた。

脚本、ストーリー展開、演出など、全ての点で「西部劇とはこういうもの」という所を見せている作品である。(主演もJ・ウェインです。)ということで、「西部劇の教科書」と言われている作品でもある。

また、本作が取り上げているリンカーン群戦争は史実でもあって、日本では余り知られていないが、西部劇でお馴染みのビリー・ザ・キッドが関わっていたなど、知識としては知っておきたいものでもある。

西部開拓史を知ることもでき、西部劇の王道をいく作品を楽しめると言うことで、しっかりと見ておきたい1本である。

 

チザム [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

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アキバレンジャー#3 [特撮]

今回はボウケンレッドの登場ということだったが、普通の(変身後の)レッドだけではなく、あの麦わら帽子を被ったとんでもない壊れたレッドが登場するところが本作らしい所ですね。

また、ブルーが「ボウケンジャー」のことを「ボウケンレンジャー」と言って譲らなかったり、「ジャー」って何だ?というのは、近年の戦隊のネーミングについて感じていた所でもあって、言ってくれました。(もはや、本家のネーミングで「ジャー」と言うのだったら「スイハンジャー」を登場させるしか無いでしょうし...)

また、今回のポイントは「酒」ということになっていたが、こういう展開は日曜の朝には剥かない所でもありますね。それにしても、酒の力で妄想の力がより強くなるというのは、面白い所であるが、「酔拳」の発想があるという所でしょうか?

しかも、葉加瀬までもが酒で潰れてしまうということで、戦隊の長官らしからぬ行動になったという所も、本家では見られないところですね。こういうことになった長官ポジションのキャラも見たいと思っていただけに、本作は本当にネタに関しては無尽蔵というパワーを感じます。

そして、何度も同じ手(さやかに化けたマルシーナにやられるレッド)を繰り返す所は、定番の繰り返しという「大いなるマンネリ」の中期までの戦隊を強く感じさせるところでした。

ボウケンジャー(レッド)の登場は変身後のみであったが、声はオリキャスということで、凝っている所は凝ってますね。しかも、一応は他番組である「ボウケンジャー」の主題歌を歌うという発想もやってくれるところでした。

そして、今回の戦隊カフェのお姉ちゃんのコスプレはギンガマン、ハリケンジャー、そしてラストの所ではデカレンジャーというところであったが、今回はボウケンジャーにすべきだったのでは、と思うのですが...

今回は、巨大ロボが登場せず、しかも、ごっこのような展開で同じことを繰り返していたことから、本当の初期戦隊(「ゴレンジャー」)のような雰囲気もあって、B級ならではのパワーを感じた物語でした。もはや、B級カルト作品として歴史に名前を残すことになるレベルですね。(但し、こういう作品は、大作志向の者には理解されないでしょうが...)

ところで、今回の係長(怪人)は、前々回と前回とは全く別の着ぐるみを使っていたが、製作費をケチるために全て同じ着ぐるみとして、名前だけ変えるということを通すのでは無かったのですね。(これもネタとしては面白い所であるが、再びということはしないということでしょうか...)

また、本作は1クールと言うことは分かっていたが、ソフト(BD/DVD)のリリースによって、全12話と言うことが判明しました。本来、「1クール」というと13話になるところであるのだが、最近は「1クール=13話」というものは少なくなってますね...(酷いものは1クールといって位ながら10話ぐらいのものまでありますし...)

 

↓予約できます。

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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非公認戦隊アキバレンジャー 2 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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非公認戦隊アキバレンジャー 3 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
非公認戦隊アキバレンジャー 2 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
非公認戦隊アキバレンジャー 3 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/05/23
  • メディア: CD

非公認戦隊アキバレンジャー オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/06/20
  • メディア: CD

非公認戦隊アキバレンジャー 非公式ヴィジュアルブック(仮) (グライドメディアムック77)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: グライドメディア
  • 発売日: 2012/05/31
  • メディア: ムック

アキバレンジャーヒロインズ(仮)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2012/06/20
  • メディア: 大型本

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CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL『BAYOU COUNTRY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1969年1月に発表された彼らの2nd.アルバムである。(月まで記したのは、同年に彼らは3枚のアルバムを発表しているためである。→1月、8月、11月に発表している。)彼らが大ブレイクすることになったアルバムである。チャート成績は、アメリカではBillboardで最高位7位を記録して、1969年の年間アルバム・チャートでは4位にランクインしている。(通常チャートの最高位よりも年間順位の方が高いというのは珍しいことである。)また、カナダでは18位もスウェーデンで19位、(西)ドイツで33位、イギリスでは62位を記録している。

収録曲はオリジナル盤では全7曲であったが、2009年に40周年記念盤としてリリースされたものには4曲のボーナス・トラックが追加収録されて、全11曲になっている。収録曲は以下の通りである。『Born On The Bayou』『Bootleg』『Graveyard Train』『Good Golly Miss Molly』『Penthouse Pauper』『Proud Mary』『Keep On Chooglin'』。(以下、ボーナス・トラック)『Bootleg (Alternate Take)』『Born On The Bayou (Live In London, 1971/9/28)』『Proud Mary (Live In Stockholm, 1971/9/21)』『Crazy Otto (Live At The Fillmore, 1969/3/14)』。

この中からシングル・カットされたのは『Proud Mary』である。(B面曲は『Born On The Bayou』であった。)オーストリアで1位を獲得、アメリカではBillbooardで最高位2位、1969年の年間シングル・チャートでは19位にランクインを果たしている。また、カナダで2位、(西)ドイツで4位、オーストラリアで5位、ノルウェーで6位、イギリスで8位、スウェーデンで13位を記録するというように、世界的なヒットになった。

お薦め曲は、彼らがブレイクすることになった大ヒット・シングルの『Proud Mary』、それ以外からは『Bootleg』と8分半を越える『Graveyard Train』をピックアップしておく。

尚、本アルバムは、オリジナル盤では全7曲で34分弱ということで、時間的には少し短いが、ボーナス・トラックの4曲が22分強で、ボーナス・トラックが加わったことで56分を越え、ライヴ・テイクがあるなど、より充実した内容になった。

彼らのサウンドのベースにあるのはブルースであるが、そこに様々な音楽の要素を吸収して昇華させ、CCRサウンドが確立し、アメリカン・ロックの基本になったが、本アルバムはCCRサウンドの骨組みが固まったアルバムである。そのため、本アルバムの発表は'60'sであるが、'70'sのアメリカン・ロックの基礎になり、更に'80'sサウンドにも影響を与えている。内容の方は、(オリジナル盤の)時間が短いとはいうものの、捨て曲は無く、内容の方は充実しているので、

ということなので、アメリカン・ロックを聴く方は、しっかりと聴いておきたいクラシック・アメリカン・ロック・アルバムの一つである。

 

Bayou Country (Dig)

Bayou Country (Dig)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fantasy
  • 発売日: 2008/09/25
  • メディア: CD

バイヨー・カントリー+4

バイヨー・カントリー+4

  • アーティスト: クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2010/12/22
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形海24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、通算では24話となる2nd.11話の「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」に突入です。初回となる今回はサブタイトルにある言葉から、「」について、「祭り」について、「芸術」について、「文化祭」について、「ゴルゴダ」について、「」について記します。尚、「祭り」は「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 2」で「まつり」として、「芸術」は「・14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 4」で、「文化祭」は「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]」で、「ゴルゴダ」は「・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]」で「ゴルゴダの森」と「ゴルゴタの邱」として記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/14付です。

」:「唄」と表記することもある。主に4つの意味があって、「音とリズムに乗せて詞を唱える音楽のこと」「声に節をつけて歌う詞のこと」「音律に会わせて(言葉の)数を整えた詞のこと」「流行り歌、長唄、小唄などの総称」である。第二の意味では「詩」と言うこともあり、第三の意味では「短歌」「和歌」「俳句」などが該当することになる。一般的に「歌」と呼ばれている音楽がついたものは第一の意味である。

尚、「唄」と表記する場合は、特に三味線を伴奏として使用する邦楽に対して用いられる。

英語では「Song」、ドイツ語では「Lied」、フランス語では「Chanson」、イタリア語では「Canzone」、スペイン語では「Canción」、ポルトガル語では「Canção」、中国語では「歌」と言う。

祭り」:元々は宗教的な儀式であって、神を祀ること、及びそのための儀式のこと、則ち「祭祀」のことであった。古代で「祭」と言うと、宗教儀式のことを指していて、厳粛なものであった。現在では、日常から切り離された特別な葉所に人が集まり、各種の儀礼を通して経験することによって潜在的に持つ理念を実感として共有する行動様式のことを指している。(宗教的な要素は残っているものもあるが、薄くなっている。)

ただ、時代が下ってきても、基本的に「祭」は宗教的な意味のある儀式であった。平安時代になると「祭」と言うと京都・賀茂神社の祭礼のこと(陰暦の四月に行われるものであって、「葵祭」がこれに相当する。)を指すようになり、時代が下っていくにつれて、賀茂神社に限定されることなく、神社仏閣で行われる記念の行事という意味が加わり、祝典の儀式、更に祝祭の行事を指すようになった。

また、秋に行われる農作物の収穫を祝い、神に捧げる収穫祭のことを指す。(この儀式は本来の意味の「祭」ということが出来る。)現在では、宗教的な儀式、式典という要素が全くないようなイベントなども「祭」と呼ばれるようになっている。(「祭」という言葉は、「言葉は時代と共に変わっていく」ということを言いあらわしている代表的なものの一つと言うことが出来る。)

俳句の世界では、季節を付けずに「祭」と言うと「夏」の季語である。(また「祭獅子」「祭太鼓」「祭笛」「祭囃子」「山車」「御輿」なども全て夏の季語である。)しかし、「春祭」/「秋祭」というように季節を現す言葉が入った場合はそれぞれ春、秋の季語である。(「夏祭」は夏の季語であるのは言うまでもない。)

英語では「Festival」、ドイツ語では「Fest」、フランス語では「Festival」、イタリア語では「Festa」、スペイン語では「Fiesta」、ポルトガル語では「Festival」、中国語では「祭祀」と言う。

芸術」:広く文芸、絵画、彫刻、音楽、演劇、舞踏など、それぞれの一定の形式によって美を追究して表現するために行われた創作活動全般のこと、及びそこで創作された作品のことを言う。また、建築物や庭園などのような大きな創作物も芸術の一ジャンルとされている。

人間の創作活動は幅広いが、同じ「芸術」という言葉で語られるため、ジャンルが違っていると表現方法も全く異なることになる。(例えば、絵画や彫刻は視覚で見ることが出来るが、音楽は視覚ではなく聴覚を使うことになる。また、文芸では言葉で表現するものであって、視覚や聴覚はそれの補助でしかない。)尚、狭義の「芸術」ということでは、視覚によって接することが出来るものとされている。

英語、フランス語では「Art」(但し、発音は異なる)、ドイツ語、オランダ語では「Kunst」、イタリア語とスペイン語、ポルトガル語では「Arte」、中国語では「藝術」という。

文化祭」:学校行事の一つであって、生徒集団が独自に主題を選定し、各種展示、音楽、演劇などの発表を行う祭典のことである。一般的には「文化祭」と言うが、「学園祭」「学校祭」「学習発表会」と呼ばれることもある。また、小学校では「学芸会」、幼稚園では「生活発表会」と呼ばれることもある。

主に秋(9月から11月の間)に行われることが多いため、秋の行事という印象が強い学校行事である。(勿論、それ以外の時期に行っても問題はない。)

尚、大学の文化祭は課外活動であるが、小中学校では正規の教育課程の一つであるため、児童、生徒の履修が義務づけられている。(欠席は認められない。)この点が、同じ文化祭であっても、教育課程に応じて異なっている。また、高校では文化部の日頃の活動の発表の場という位置づけとなっている。

英語では「School Festival」または「Culture Festival」、ドイツ語では「Bilde Fest Aus」、フランス語では「Festival Scolaire」、イタリア語では「Festa di Scuola」、スペイン語では「Fiesta Escolar」、ポルトガル語では「Festival Escolar」、中国語では「文化節」と言う。

ゴルゴダ」:この名称は、新約聖書において、イエス・キリストが弟子のイスカリオテのユダの裏切りのために十字架に磔にされたとされる場所である「ゴルゴタの邱(おか)」から来ている。「ゴルゴタの邱」はエルサレム近郊にある丘である。しかし、現在ではその正確な場所は不明である。(一応、聖墳墓教会のある場所がゴルゴタの邱であるといわれている。)

元々はギリシャ語の「Golgotha」であって、「ゴルゴタ」であるのだが、日本語では「ゴルゴダ」というように最後が濁るという言い方が中心になっている。また、ヘブライ語では「ドクロ」という意味である。「ケータイ刑事」では「M2」に初めて登場した地名であって、「ゴルゴダの森」として登場した。「ケータイ刑事ワールド」に登場する広大な森の名前である。所在地は港区赤坂である。(港区赤坂は、流域面積が世界一という大河(びーえすあい川)が流れ、ゴルゴダの森という広大な森があり、海あり山あり、秘境もあるというとんでもない所である。)

ゴルゴダの森で岡野さんが失踪し、それを探しに行ったちゃんも失踪。ちゃんと松山さんがコンビを組んで捜査に乗り出すが、ちゃんも捕らえられ、石川五右衛門の末裔である28代目石川五右衛門小百合に操られることになった、忌まわしい事件の舞台になった場所である。以後、シリーズではお馴染みの場所として名前が何度か登場している。

地名であるため、英語をはじめ、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語など殆ど言語で「Golgotha」と記す。尚、中国語では「各各他」と言う。

」:樹木が茂り立つ場所、密集して生えている場所のことである。「森林」または「樹林」と言うこともある。また、漢字では「杜」と表記する場合もある。(特に、神社に隣接する木立のある場所は、神が降下してくる神聖な場所とされていて、「杜」と言う。)

尚、木がたくさん生えている場所として「林」ということもあるが、「森」は「林」寄りも生えているの密度が高い場所を言う。(「林」は低密度、または全体の規模の小さいものをいう。但し、その基準となる明確な数値は無い。尚、「森林」というと、特に「森」と「林」の区別は無くなる。)また、「木立」は木が纏まって生えている場所のことを指すが、複数の木が生えていれば「木立」と言うように、極小数の複数の木々が生えている規模の小さいものを指す。

イメージ的には、「木立」<「林」<「森」<「森林」<「樹海」 というように、木の生い茂っている規模によって使い分けられていて、「木立」が小規模、「樹海」が大規模として定着している。

英語では「Forest」、ドイツ語では「Wald」、フランス語では「Forêt」、イタリア語では「Foresta」、スペイン語では「Bosque」、ポルトガル語では「Floresta」、中国語では「森林」と言う。

 

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • メディア: DVD
あっというまに歌がうまくなる! 声が良くなる、いちばんやさしい本

あっというまに歌がうまくなる! 声が良くなる、いちばんやさしい本

  • 作者: 上野 直樹
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2008/05/17
  • メディア: 単行本
日本の祭り 知れば知るほど

日本の祭り 知れば知るほど

  • 作者: 菅田 正昭
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: 単行本
祭りの事典

祭りの事典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本
芸術の哲学 (ちくま学芸文庫)

芸術の哲学 (ちくま学芸文庫)

  • 作者: 渡辺 二郎
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 文庫
芸術学ハンドブック

芸術学ハンドブック

  • 作者: 神林 恒道
  • 出版社/メーカー: 勁草書房
  • 発売日: 1989/05
  • メディア: 単行本
文化祭でっかい物づくりハンドブック

文化祭でっかい物づくりハンドブック

  • 作者: 家本 芳郎
  • 出版社/メーカー: 学事出版
  • 発売日: 1991/07
  • メディア: 単行本
文化祭イベントハンドブック

文化祭イベントハンドブック

  • 作者: 家本 芳郎
  • 出版社/メーカー: 学事出版
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 単行本
文化祭 企画・アイディア事典―中高生のための

文化祭 企画・アイディア事典―中高生のための

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 彩図社
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 単行本
ゴルゴタ―Golgotha

ゴルゴタ―Golgotha

  • 作者: 深見 真
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本
ゴルゴタ―絶対愛に誓う人生

ゴルゴタ―絶対愛に誓う人生

  • 作者: 伊藤 飛鳥
  • 出版社/メーカー: 日新報道
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本
森の本 (文芸シリーズ)

森の本 (文芸シリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 単行本
森は生きている (自然と人間)

森は生きている (自然と人間)

  • 作者: 富山 和子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/06/13
  • メディア: 単行本

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