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「DANGEROUS MISSION」 [映画(洋画)]

表題の作品は1954年のアメリカ映画「雪原の追跡」である。日本での劇場公開は1954年8月であった。当時、3D作品(現在の何度か目の3Dブームとはことなる赤青メガネによる3D方式である。)として製作された作品の1本であって、アクション作品である。(が、随所に'50'sらしいノリのB級作品である。)

作品データを記しておくと、時間は75分、原作はホレイス・マッコイとジェームズ・エドミストンの2人、監督はルイス・キング、脚本はW・R・バーネットとチャールズ・ベネットの2人、撮影はウィリアム・スナイダー、音楽はロイ・ウェッブである。そして出演は、ヴィクター・マチュア、パイパー・ローリー、ウィリアム・ベンディックス、ヴィンセント・プライス、ベタ・セント・ジョン、スティーヴ・ダレル、マリオ・ドワイアー、ウォルター・リード、デニス・ウィーバー、たちである。

ニューヨークのナイトクラブのオーナーがギャングに殺されるという事件が発生した。唯一人の事件の目撃者だったルイズはグレイシャー国立公園に逃げ、そこのホテルの売店で働いていた。目撃者のことを知ったギャングは、ルイズを消そうとして動き出し、一方、検察は彼女を証人として召喚しようとする。その頃、そのホテルに、アダムズという男がやってきて、ルイズと親しくなる。アダムズは更に、インディアン娘のメリーにも興味を持った。また、警備指令に尋問されたマットという男もルイズに関心を持った。そんな中、マットはメリーの父がお尋ね者ということを知り、ルイズもそんなマットに興味を持った。翌日、ホテルの近くで山火事が発生し、マットは消火隊に加わる。一方、アダムズはルイズをドライブに連れ出した。それを知ったマットは、自分は検察の密偵であることを語り、アダムズはギャングの一員というのだった。で、ルイズが危険として、後を追った。アダムズは折を見て、ルイズを自動車から突き落とし、殺したと高をくくった。が、ルイズは奇蹟的に助かっていた。アダムズは、メリーを騙して秘密の山路を案内させて逃亡しようとする。が、ルイズがアダムズの正体を知り、また、以前にメリーに案内されたことのある山道を思い出し、アダムズはそこから逃亡しようとしていると気づいて、マットと共に後を追った。そんな2人は途中で狙撃される。それはメリーの父だった。で、2人はメリーの父を説得し、アダムズの後を再び追う。そして氷河で追いつき、銃撃戦となる。メリーの父は殺されてしまい、ルイズは氷が崩れて転落してしまう。マットはアダムズと死闘の末、崖から蹴り落とし、メリーとルイズを助け出した。

物語としては平凡なアクションドラマであるが、やはり「3D」ということをかなり意識しているシーンが多く、見せ場の方はそれなりに考えられている。(現存するソフトは3Dではないが、3Dを意識した構図が色々と見られる。)しかし、その分、ストーリーの方には注意がされていないことから、B級作品として平凡なものになってしまった。

まあ、ブームということに乗って登場した作品であるが、そのブームが去り、普通の映画として見たら、たいしたことのない作品だったと言うことでした。尚、現在の3Dブームの方も、既にアメリカでは飽きられてきているだけに、いつまで持つことやら...(実際、最近の3D映画はボロボロになってレベルも落ちてきているだけに、本作のようなB級扱いになりそうな気が...)

 

↓かつてはLDでリリースされていたが、DVD化されていません。ビデオです。(3Dではありません。)

雪原の追跡 [VHS]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: VHS


「DANCING LADY」 [映画(洋画)]

表題の作品は1933年のアメリカ映画「ダンシング・レディ」である。ダンスといえばこの人うように有名になったフレッド・アステアの映画デビュー作である。また、J・クロフォードとC・ゲイブルが良い味を出している作品である。

作品データを記しておくと、時間は94分、原作はジェームズ・ワーナー・ベラ、監督はロバート・Z・レオナード、脚本はアレン・リヴキンとP・J・ウルフソンの2人、撮影はオリヴァー・T・マーシュ、音楽はサミー・リーとエディ・プリンツの2人である。そして出演は、ジョーン・クロフォード、クラーク・ゲイブル、フレッド・アステア、メイ・ロブソン、フランチョット・トーン、ウィニー・ライトナー、ロバート・ベンチリー、テッド・ヒーリー、グローリア・フォーイ、アート・ジャレット、グラント・ミッチェル、メイナード・ホームズ、ネルソン・エディ、モー・ハワード、ジェリー・ハワード、ラリー・ファイン、スターリング・ホロウェイ、たちである。

ダンスが大好きなジェニーは、怪しげな寄席芸人として半裸で踊るという興行を行っていた。が、ある日、一座は検挙され、彼女も投獄された。が、社交界で羽振りの良い青年富豪・トッド・ニュートンが彼女を保釈出獄させてやり、彼女の生活を扶助しようと申し出た。しかし、ジェニーはダンサーとして身をなすことを夢見ていたこともあって、その提案を拒否した。しかし、トッドは、そのままではブロードウェイに出られまいと皮肉げに言った。そんなジェニーは奮起して、ブロードウェイニ出演できるように、レヴューの名監督として知られている気難しいパッチ・ギャラガーに接近しようとしたが、上手くいかなかった。そんな中、トッドの紹介で、ジェニーはパッチ一座のコーラスの仕事を得た。が、これには、ダンサーとして失敗したら、トッドと結婚するという交換条件があった。やがて、ジェニーの評判は上っていき、パッチはジェニーの技量と才能を認めるようになった。そして、パッチは、一座のスターの後継者として、スターのヴィヴィアン・ワーナーに代わって出演させることにした。が、ジェニーが成功しそうということで、トッドは成功するはずが無いと高をくくっていただけに、慌てるようになり、一座を後援することを中止した。そして一座は後ろ盾を失い、公演が出来なくなった。で、ダンサーとして成功しなかったということから、ジェニーはトッドとの結婚を承知した。しかし、まもなく公演が無くなったのはトッドの策略があることを知ったジェニーは、トッドと別れ、独力で公演をしようとしているパッチに協力し、旗揚げ公演を成功させた。そしてジェニーはパッドの愛も得ることになった。

ストーリーとしては主人公のハッピーエンドという形で終わることもあって、ちょっと強引なところもある。が、ダンス・シーンだけは別格で、たっぷりと見せ場が用意されている。アステアのダンスは、既に舞台で名声を得ていたこともあって、本物であり、J・クロフォードとのダンス・シーンはたっぷりと見せてくれている。

映画としては平凡な作品の範疇であるが、F・アステアの映画デビュー作ということから、'30'sから'50'sのミュージカル、ダンス映画を見るのであれば、見ておくべき一作である。

 

ダンシング・レディ [DVD]

ダンシング・レディ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
  • メディア: DVD


DEVO『Q: ARE WE NOT MEN? WE ARE DEVO!』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1978年に発表された彼らの1st.アルバムである。シンセサイザーを中心とした音楽は'70'sに登場しているが、'70'sではまだ異端児的なものであった。彼らはそんな時代に、シンセサイザーを使った一風変わったサウンドを聴かせていて、独特のサウンドを構築することになったが、本アルバムはそんな彼らの記念フル・サイズの最初のアルバムである。(それ以前に2枚のミニ・アルバムを発表している。)チャート成績は、アメリカではBillboardで最高位78位、豪州では57位と伸び悩んだが、ニュージーランドでは7位、イギリスでは12位を記録している。

収録曲は以下の全11曲である。『Uncontrollable Urge』『(I Can't Get No) Satisfaction』『Praying Hands』『Space Junk』『Mongoloid』『Joko Homo』『Too Much Paranoias』『Gut Feeling/(Slap Your Mammy)』『Come Back Jonee』『Sloppy (I Saw My Baby Gettin')』『Shrivel-Up』。

尚、1993年のUKで再発された時には以下の9曲がボーナス・トラックとして収録された。『Freedom Of Choice Theme Song (Live)』『Whip It (Live)』『Girl U Want (Live)』『Gates Of Steel (Live)』『Be Stiff (Live)』『Planet Earth (Live)』『Social Fools』『Penetration In The Centrefold』『Soo Bawlz』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Joko Homo』はイギリスで最高位62位を記録し、2nd.シングルの『Come Back Jonee』はイギリスで60位を記録している。(イギリス以外ではチャートインしていない。)

お薦め曲はシングル曲の『Joko Homo』と『Come Back Jonee』、更にストーンズのカヴァーである『(I Can't Get No) Satisfaction』と『Too Much Paranoias』『Shrivel-Up』をピックアップしておく。

発表から30年以上が経過していることもあって、本アルバムのサウンドはシンセサイザーの技術もあって、時代を感じるものである。が、サウンドの活きの良さ、キレの良さ、格好良さに関してだけは色褪せておらず、ポスト・パンクの一つから'80'sに大きく花咲くことになった「ニューウェーブ」らしい所を聴かせてくれるアルバムである。アルバムは'70'sのものであるが、'80'sサウンドに繋がるところが多々あるだけに、'80'sサウンドがお好きな方はチェックしておくべきアルバムの一つである。じっくりと聴きましょう!

 

Q: Are We Not Men? We Are Devo

Q: Are We Not Men? We Are Devo

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1988/05/10
  • メディア: CD

Q: Are We Not Men A: We Are Devo (Dlx)

Q: Are We Not Men A: We Are Devo (Dlx)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 2009/11/17
  • メディア: CD

ケータイ刑事銭形愛11話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形愛・裏ネタ編」の増補は第11話の「そんな執事に騙されて殺人事件」に突入です。(以前にPART 5まで記しているので、PART 6からということになります。)で、サブタイトルにある言葉から、「執事」について、この物語ではこれがたっぷりと出てきたことから「ミックステイスト」について、事件のあった家は昔はこれだったことから「財閥」について、ちゃんが手に敷いたお菓子はこれだったことから「マシュマロ」について、ラストでちゃんが説明でこれを使ったことから「スイカ」について記します。尚、「執事」と「ミックステイスト」は「・11話[裏ネタ編]PART 1」で、「財閥」は「・11話[裏ネタ編]PART 2」で、「マシュマロ」は「・11話[裏ネタ編]PART 4」で、「スイカ」は「・15話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/3/16、18、19、22、24付です。

執事」:「しつじ」と読むが、古くは「しっし」と言う言い方もあった。日本では、鎌倉時代から室町時代に、幕府の役職として「執事」というものがあった。鎌倉幕府では執権の別称であっり、政所の次官、門注所の長官の役職でもあった。また、室町幕府では、将軍の補佐役、政所の長官、門注所の長官の役職であった。(その後「執事」という役職は無い。)

現在では、事務を執り仕切る人のことを言う。特に、身分の高い人の家、または寺社に於いて、その事務や家政を執り行う人のことを言う。現代では殆どいないが、王族か、かなり莫大な資産を持った家にしかいない。

また、キリスト教では「主教」「司祭」に次ぐ第三位の聖職の名称でもある。

英語では「Butler」と言うのが一般的であるが、貴族の執事であれば「Chamberlain」、教会などの執事を「Archdeacon」または「Deacon」という。また、ドイツ語では「Butler」、フランス語では「Maître d'hôtel」、イタリア語では「Maggiordomo」、スペイン語では「Mayordomo」、ポルトガル語では「Mordomo」、中国語では「執事」と言う。

ミックステイスト」:「ミックス」とは混ぜること、混合、混ぜたものという意味で、「テイスト」とは、味わい、風味という意味である。「ミックステイスト」とはその合成語であって、身近な食材を組み合わせて混ぜることで、全く別の料理の風味、味を作り出した食べ物のことである。

1970年代にちょっとした流行があったが、駄菓子などの身近な食材とポピュラーな調味料などを組み合わせることで、主に高級品の料理を駄菓子などの安い食材で、高級料理の真似をしたものである。(あくまでも、味を似せるものであって、本格的な味を求めるものではない。→現代風に言うと、「疑似風味料理」と言った所ですかね...)

要は、安い食材で高級料理の味を真似るというものであって、本格志向ではなく遊び心に満ちたものであった。兎に角、アイデアと工夫で、如何にして本物の味に近づけるか、というものである。よって、この物語に登場したように、「プリン+醤油」というようなあり得ない食材の組み合わせが成立するのである。が、これは所詮はニセモノであって、「本物志向」が流行すると、忘れ去られたようにブームは去ってしまった。

この物語に登場しなかったが、手軽に出来るものとしては、「麦茶+牛乳+ガムシロップ」で「コーヒー牛乳」となる。(麦茶は濃い目に出すことがポイントである。)暑い夏には、一度試してみるのも面白いでしょうね。

英語では「Mixture Taste」、ドイツ語では「Mischungsgeschmack」、フランス語では「Goût du Mélange」、イタリア語では「Gusto di Mistura」、スペイン語では「Sabor de la Mezcla」、ポルトガル語では「Gosto de Mistura」、中国語では「混合風味」と言う。

財閥」:巨大な独占的資本家、企業家の一団であって、一族や一門から成っているものを言う。「コンツェルン」と呼ばれることもある。(同義語とされている。)

日本では、戦前の三井、三菱、住友、安田の四大財閥の力が巨大なものであって、戦後、GHQによってそれらの財閥は解体を命じられた15の財閥(先の四大財閥に11の財閥を加えたもの)を十五大財閥といって、広く知られている。(四大財閥の他は、鮎川、浅野、古河、大倉、中島、野村、渋沢、川崎の各財閥と、理研、日窒、日曹のコンツェルンである。)但し、財閥としては解体された(=特定家族の支配は終わった。)が、銀行を核として、企業グループということでは戦後も生き残った。バブル崩壊後、旧財閥の枠組みを超えた企業の統合が行われていて、現在では「財閥」としての面影は消えたが、金融コンツェルンという性格が一段と強くなっている。

現在、世界的に知られている財閥としては、韓国の現代グループ、三星グループ、LGグループ、イギリスのロスチャイルド、アメリカのシティバンク、JPモルガン、ロックフェラー、デュポン、リーマンブラザーズ、インドのタータ、ビルラ、中国の長江実業グループ、光大銀行集団、ロシアのオリガルヒなど、結構な数の財閥がある。

尚、一族ということを関係なく、単に「金持ち」のことを財閥という場合もある。(この場合は、企業集合体というものではなくなる。)

英語では「Zaibatsu」「Industrial Conglomerate」「Financial Combine」などと言い、ドイツ語では「Finanzieller Konzern」、フランス語では「Financier Associe-Toi」、イタリア語では「Lega Finanziaria」、スペイン語では「Confabulación Financiera」、ポルトガル語では「Associação Financeira」、中国語では「財閥」と言う。

マシュマロ」:「マシマロ」または「マーシュマロウ」と表記されることもある。漢字では「真珠麿」と表記される。

洋菓子の一つであり、分類上はソフトキャンディに属するものである。砂糖、水飴、卵白、ゼラチンなどが原料として使われていて、柔らかくて弾力のある一口サイズの菓子である。

元々はアオイ科の植物であるウスベニタチアオイの根をすりつぶした粘液を原料と作られた菓子であったが、現在はウスベニタチアオイは使われない。上記原料を混ぜ、泡を立て、香料や着色料を入れて、コンスターチを敷いた型に流し込み、固めて作られる。

菓子であるので、食べ方は自由であるが、西洋では、串に刺し、火で焼いて少し溶かした状態で食べるのが普通である。また、ココアやコーヒーに入れる(浮かべる)ことも珍しくないが、日本ではそのまま食べるのが一般的である。

19世紀にヨーロッパで誕生したものであり、日本では1892年に風月堂が製造、販売した。

英語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語では「Marshmallow」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Guimauve」、スペイン語では「Malvavisco」、中国語では「棉花糖」と言う。

スイカ」:漢字では「西瓜」または「水瓜」と表記する。(一般的には「西瓜」が用いられる。)が、多くはカタカナ表記が一般的である。「水瓜」という表記は、水分が豊富で甘い汁がたっぷりということから用いられる表記である。

ウリ科の一年生果菜である。(「野菜」である。)果実が食用として利用されている。(このため「果物」という扱いがされている。)原産地はアフリカ中東部・カラハリ砂漠とされている。日本には16~17世紀に渡来したとされているが、詳しいことは分かっていない。分かっていることは中国から伝来したということである。尚、漢字表記の「西瓜」というのは「西から渡来した瓜」という中国語そのままである。

品種は150種ほどがあって、果肉は紅色、薄紅色、黄色、クリーム色などをしている。また、果肉の90%以上が水分であり、甘みを持っている。

人類が栽培している植物ということでは、古代エジプトで種子を食用とするために栽培されていたことが分かっている。そのため、人類との接触は数千年に及ぶことになる。

尚、球形、若しくは俵型の大型の果実をつけるのは夏であるが、「西瓜」は夏の季語ではなくて秋の季語である。また、「果菜」であることから「野菜」の仲間であるのだが、栄養学上は「果物」と扱われている。

西瓜には、利尿作用があり、それがむくみ、高血圧、心臓病、腎臓病の改善という効能がある。また、解熱作用があることから、発熱性の病気には有効である。また、水分が高いため、夏場の水分補給にも最適である。

英語では「Watermelon」、ドイツ語では「Wassermelone」、フランス語では「Pastèque」、イタリア語では「Anguria」、スペイン語では「Sandía」、ポルトガル語では「Melancia」、中国語では「西瓜」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

執事の仕事術

執事の仕事術

  • 作者: 新井 直之
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2011/03/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
極生-青汁 フルーツミックステイスト

極生-青汁 フルーツミックステイスト

  • 出版社/メーカー: トータルビューティーデザイン株式会社
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
昭和30年代モダン観光旅行

昭和30年代モダン観光旅行

  • 作者: 長澤 均
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/02/26
  • メディア: 単行本
懐グルメ (グライドメディアムック)

懐グルメ (グライドメディアムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ミリオン出版
  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: 大型本
日本の15大財閥―現代企業のルーツをひもとく (平凡社新書)

日本の15大財閥―現代企業のルーツをひもとく (平凡社新書)

  • 作者: 菊地 浩之
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/02/13
  • メディア: 新書
日本の地方財閥30家 知られざる経済名門 (平凡社新書)

日本の地方財閥30家 知られざる経済名門 (平凡社新書)

  • 作者: 菊地 浩之
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 新書
スイスミス ホットチョコレートマシュマロ 10P

スイスミス ホットチョコレートマシュマロ 10P

  • 出版社/メーカー: 鈴商
  • メディア: 食品&飲料
クリート ソフトマシュマロ 160g×20袋

クリート ソフトマシュマロ 160g×20袋

  • 出版社/メーカー: クリート
  • メディア: 食品&飲料
スイカの絵本 (そだててあそぼう (27))

スイカの絵本 (そだててあそぼう (27))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 大型本

「THE DANCER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1999年のフランス映画「ダンサー」である。日本での劇場公開は2000年10月であった。本作監督のフレッド・ギャルソンはリュック・ベンソン監督の下で助監督をしていたが、そのベッソン監督の原案と脚本で初監督を務めることになったのが本作である。夢に向かって生きる女性の姿を描いた人間ドラマである。尚、同名邦題の作品が1987年のアメリカ映画あるが、原題は異なっている。(定冠詞が無く、また複数形である。当然、何の関係も無い作品である。)

作品データを記しておくと、時間は94分、原案はリュック・ベッソン、監督はフレッド・ギャルソン、脚本はリュック・ベッソンとジェシカ・キャプランの2人、撮影はティエリー・アルボガスト、美術はダン・ヴェイル、音楽はパスカル・ラファとパスカル・ポズの2人である。そして出演は、ミア・フライア、ガーランド・ウィット、ロドニー・イーストマン、ジョシュ・ルーカス、フェオドール・アトキン、カット・キラー、ジャロッド・バンチ、たちである。
インディアは才能豊かなダンサーで、週末はニューヨークのクラブの人気ダンサーとして天才的なダンスを披露していた。が、彼女は口が不自由という障害を持っていて、手話以外は兄の通訳が必要であった。そんな彼女はブロードウェーの舞台に立つ夢を持っていて、オーディションを受けた。しかし、彼女の兄はオーディションでインディアの通訳をすることが認められず、結果的にインディは障害のためにオーディションを落ちてしまって落胆した。そんなインディアの元に、彼女のダンスに惚れ込んだという若い科学者のアイザックがやってきて、ある相談を持ちかけた。その話というのは、体の動きを音に変換するという画期的な装置であった。これを身体の各部に取り付けると、音楽に合わせて踊るのではなく、体の動きに合わせて音楽を奏でられるというものだった。これにインディアは喜び、踊り疲れるまで踊った。そして、以後は自分の夢を実現させるだけで無く、アイザックの発明した装置を完成させるためにひたむきに踊るようになったのだった。

本作は、何と言ってもインディアのダンスである。劇中の設定以上の本物のの素晴らしいダンスを見せている。が、ストーリーの方は中盤以降は尻すぼみになっていて、折角の設定を生かしきれていないところが残念である。(結局、ダンス・シーン以外は平凡な作品になっている。)

ということで、本作は完全にミア・フライアの素晴らしさを堪能するための作品になっている。表情も豊かで、ダンスの方も感情豊かに表現している。彼女のダンスを見るだけでも価値のある作品である。(ただ、M・フライアは本作のみで消えてしまったのが残念である。)

 

ダンサー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • メディア: DVD


「DANCERS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1987年のアメリカ映画「ダンサー」である。日本での劇場公開は1988年4月であった。尚、同名邦題のフランス映画(フレッド・ギャルソン監督、1999年作品、原題は「THE DANCER」)があるが、邦題は同じであるが、原題は異なっているので、それで区別できる。(内容としても全く関係ないものである。)本作はM・バリシニコフによるバレエ作品である。

作品データを記しておくと、時間は99分、監督はハーバート・ロス、脚本はサラ・ケルノチャン、撮影はエンニオ・グァルニエリ、音楽はピノ・ドナッジオである。そして出演は、ミハイル・バリシニコフ、ジュリー・ケント、アレッサンドラ・フェリ、レスリー・ブラウン、トーマス・ロール、マリアンジェラ・メラート、たちである。

映画「ジゼル」の撮影が行われているが、それに出演するダンサーが腰を痛め、それに代わって17歳のリサ・ストラッサーがアメリカからイタリアにやってきた。この作品で演出を担当していて、同時に相手役となるアルブレヒトを演じているトニー・セルゲイエフは、リサにとって憧れの存在であった。また、リサを見たトニーはその若さと初々しさに惹かれた。しかし、トニーの女性遍歴はもの凄く、リサは、トニーには近づかない方がいいと忠告される。が、リサの中では、トニーに対する尊敬が愛情に変わっていた。撮影の日、リサは、トニーと彼の後援者であるパラディオ伯爵夫人との結婚という記事が出ていたゴシップ誌を見て、ショックを受けた。それは、映画の中のアルブレヒトと彼女が演じる村娘ジゼルとの恋物語と、自分の現状とが余りにも似ていたためでもあり、それに耐えられなくなったリサは、劇場を飛び出して生みに身を投げてしまった。リサを殺したのはお前だ、と責められるトニーだったが、撮影を続ける。そして、演じるアルブレヒトがジゼルの亡霊と会うシーンでは、リサの姿が重なり、思いを込めて演じる。そのシーンは素晴らしく、「ブラボー!」という歓声がスタッフの間から飛んだ。そして、そこにはリサの姿があった。彼女は死んではいなかった。で、トニーとリサは、互いの気持ちを確かめあい、新たな関係へとなった。

劇中映画「ジゼル」の物語と、本作のストーリーとが重なり合うという展開で進んでいくラブ・ストーリーである。劇中劇とシンクロして物語が進むというものは決して珍しくない展開である。また、本作では、劇中劇でバレエ・シーンをたっぷりと見せてくれるということで、そこが見所の一つになっている。バレエはバレエとして完成している芸術であるが、映画でバレエを取りあげたものはその割りに少ないだけに、たまにはバレエ映画も宜しいかと...

 

↓ビデオです。(LDではリリースされていたのに、DVD化されていない。)

ダンサー [VHS]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: VHS

Dancers [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Warner Home Video
  • メディア: VHS


DENIECE WILLIAMS『LET'S HEAR IT FOR THE BOY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼女の8枚目のスタジオ・アルバムである。アルバム・タイトル曲が映画「フットルース」に使用されて、そのサントラ盤の大ヒットもあって、同名シングル曲が全米No.1ヒット(彼女自身としては2曲目の善兵衛No.1ソングである。)になった彼女の最大のヒット・アルバムとなったアルバムである。チャート成績は、Billboardで最高位26位、(西)ドイツで59位、オランダで17位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Let's Hear It For The Boy』『I Want You』『Picking Up The Pieces』『Black Butterfly』『Next Love』『Haunting Me』『Don't Tell Me We Have Nothing』『Blind Dating』『Wrapped Up』『Whiter Than Snow』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。本アルバムからと言うよりも「FOOTLOOSE」のサントラ盤からのシングル・カットと言うことも出来る『Let's Hear It For The Boy』はBillboardで2週連続の1位を獲得し、1984年の年間シングル・チャートでは13位にランクインしている。また、カナダでも1位、イギリス、アイルランド、ニュージーランドで2位、豪州、ベルギーで3位、オランダで5位、(西)ドイツで10位、スイスで19位を記録する世界的ヒットになった。そして、2nd.シングルとしてリリースされた『Next Love』はBillboardで81位を記録、3rd.シングルの『Black Butterfly』はBillboardのHOT 100にはランクインせず、R&Bチャートで22位を記録している。

お薦め曲は、彼女の代表曲で明るく楽しいナンバーである『Let's Hear It For The Boy』、シングル曲の『Next Love』と『Black Butterfly』、更に『Picking Up The Pieces』と『Whiter Than Snow』をピックアップしておく。

'70's後半から活躍していて、1978年にはJOHNNY MATHISとのデュエットをした『Too Much, Too Little, Too Late』が全米No.1ヒットになっている彼女であり、R&B、ゴスペル系の歌を情感豊かに歌い、歌唱力があることは知られていたが、本アルバムは'80'sらしい明るく楽しいシンセサイザーを中心としたダンス・ポップという時代に乗ったサウンドになって、これまでの彼女の雰囲気を一新させている。また、当時はMTVが軌道に乗って大人気となり、映像と音楽の融合ということから、映画のサントラ盤が注目されて、その代表的なヒットとなった「フットルース」のサントラに参加して大ヒットになったが、結果的にはこれが彼女の最後の花火の様になってしまったのは残念である。(現在も現役であるが、ヒット曲が生まれていないのが現状である。)

尚、『Let's Hear It For The Boy』が全米No.1ヒットになったこともあって、彼女は('80'sでは)一発屋のように思われている所があるが、それは間違いであって、1978年にデュエットながら全米No.1ソングを生み、1曲のTOP 10ヒット曲、ぬ曲のTOP 40入りをしたシングルがある。

'80'sらしい明るく楽しいサウンドであるため、落ち込んでいるときに聴くと元気が出てくる桝理の様なアルバムでもあるだけに、お手元にどうぞ。(ただ、『Let's Hear It For The Boy』のためというのだったら、本アルバムよりも「FOOTLOOSE」のサントラ盤の方が良いかも...)

 

Let's Hear It for the Boy

Let's Hear It for the Boy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cherry Red UK
  • 発売日: 2011/06/07
  • メディア: CD

レッツ・ヒア・BOY

レッツ・ヒア・BOY

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SOLID / BBR
  • 発売日: 2011/07/06
  • メディア: CD

ケータイ刑事銭形海26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第26話(2nd.13話)「さよなら五代さん! ~恐怖の神経ガス殺人事件」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、東京タワーでの神経ガスの捜索の部分から、これを着た隊員がいたことから「防護服」について、これが配られたことから「ガスマスク」について、これが発見されたことから「一斗缶」について、それはこれだったことから「びっくり箱」について、「マトリョーシカ」について、そこにこの絵柄が記されていたことから「パンダ」について記します。尚、「一斗缶」は「・18話[裏ネタ編]PART 6」で、「びっくり箱」は「・8話[裏ネタ編]PART 2」で、「マトリョーシカ」は「・18話[裏ネタ編]PART 5」で、「パンダ」は「・7話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/28付です。

防護服」:身体を守るために着用する特殊な衣服のことである。気体や液体の有毒物、細菌やウイルス、放射線などに対応したものがあって、それらを吸引して体内に入ること(放射線の場合は被爆しないようすることとなる。)を防ぐものである。→「宇宙服」や「潜水服」も役割と言うことでは「防護服」に該当することになる。

尚、防護服には呼吸具を含めた全身を防護するもの、呼吸具はスーツから露出しているもの、呼吸具は供給式以外の方式のものを用いたものとがある。宇宙服は呼吸具を含めた全身を防護するものということになる。

防護服は有毒物から身を守るためのものであるが、使用後の防護服の表面は有毒物に汚染されることになるため、除染などの作業を行ってから脱ぐことになる。また、使用された防護服は有毒物の汚染物となるため、汚染物質として扱われ、使い捨てになる。(除染しての再利用はしない。→「宇宙服」は使い捨てではないため、「防護服」とは一応区別されることになる。)

英語では「Hazmat Suit」、ドイツ語では「Hazmat-Anzug」、フランス語では「Hazmat Conviennent」、イタリア語では「Hazmat va Bene」、スペイン語では「Hazmat Satisfacen」、ポルトガル語では「Hazmat Vestem」、中国語では「防護服」と言う。

ガスマスク」:毒ガス、粉塵、微生物、毒素、エアロゾルなどの有害な物質から身体を守るために使用される防身具であって、呼吸器系、または目に入ることを防ぐ顔面に装着するものである。「防毒面」または「防毒マスク」という言い方をすることもある。

歴史は比較的浅く、第一次大戦でドイツ軍が毒ガスを使用したのに対抗して、連合軍がその毒ガスを防ぐために開発して使用されたものである。(100年弱の歴史と言うことになる。)以後、毒ガスなどの有毒な気体に対応したものとして技術が進展していくことになった。但し、毒ガス対応ではなく、粉塵対応のものはそれよりも100年ちょっと遡って、19世紀初頭には開発されていたとされている。

英語、イタリア語、ポルトガル語では「Gasmask」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Gasmaske」、フランス語では「Masque à Gaz」、スペイン語では「Careta Antigás」、中国語では「防毒面具」と言う。

一斗缶」:金属製(ブリキ)の直方体の缶であって、容量が一斗(=18.039リットル)のもののとを言う。尚、「斗」は尺貫法での体積の単位であって、1斗は10升、1升は10合である。(1斗は100合ということになる。)現在は「18リットル缶」と言うのが正式名称となっているが、昔からの言い方である「一斗缶」という名称も、そのまま使用されている。(「5ガロン缶」という言い方もあるが、これは戦後の一時期に使われた言い方であるが、定着し無かった。)尚、中国語では「一斗鍋爐」と言う。

主に業務用途として使用されるものの容器として使用されているものである。液体の容器としての利用が多いが、食品(せんべい、あられ等)の容器としても使用される。尚、液体としては、塗料、洗剤、溶剤などのような食べられないもの、各種薬品、灯油などの石油関係、更には醤油、油などの食品関係(調味料関係)まで幅広く使用されている。

尚、現在では、JIS規格によって形状が定められている。(地板は一辺の長さが238.0±2.0mm、高さは349.0±2.0mm、質量は1140±60g、容量は19.25±0.45リットル)但し、天板の形状については、液体用途と固体用途があるため、規定されていない。

容器以外の利用としては、コントなどでの小道具としてもお馴染みのものとなっている。例えば、吉本新喜劇の島木譲二の持ちネタの「カンカンヘッド」ではこれが使われている。

びっくり箱」:蓋を開けると、中から作り物の蛇などの動物、または人形などの玩具が飛び出す仕掛けとなっている玩具のことである。飛び出す玩具は主にバネ仕掛けとなっている。また、完全に箱から分離して飛び出すものと、箱から分離しないで飛び出すものとがある。

これは他人を驚かせるための悪戯のための玩具であって、罪の意識のない範疇のものである。→蓋を開けた人が驚くが、怪我をすることがない範囲で驚かすものである。(傷つけるようになると、それは既に悪戯とは言えなくなって、「傷害事件」ということになる。また、水などの液体で濡らすというのもイタズラとは言えない。)悪戯の範疇であることから、笑って許されるものとして認識されている。

尚、悪戯の範疇のものと言っても、世の中にはシャレが全く通用しない人もいるので、例え怪我をさせることが無くても許されない場合もある。よって、これを使う場合も状況を考える必要があるのはいうまでもない。

英語では「Jack in The Box」、ドイツ語では「Jack In der Kiste」、フランス語では「Met à Niveau-Dans-la-Boîte」、イタリア語では「Jack-In-la-Scatola」、スペイン語では「Alza-En-la-Caja」、ポルトガル語では「Jack-em-o-Caixa」、中国語では「吃驚地箱子」と言う。

マトリョーシカ」:ロシアの代表的な木製の人形である。これは、日本のこけしがヒントになっていて、大きさの異なる人形を入れ子にして、それぞれの体内に収めてある人形であって、1セットは5つから6つぐらいの人形がセットになっていて、それらが入れ子になっているのが標準的である。

入れ子になっているため、それぞれの人形は(上下)2つに分かれる構造になっている。しかし、各人形には手足などはなく、それぞれに女性の絵が描かれているのが一般的である。が、現在では様々な絵が描かれているものが登場していて、ロシアの土産物としても人気が高いものの一つになっている。

歴史はそのわりに浅く、19世紀に生まれたとされている。1900年のパリ万国博覧会で銅メダルを受賞したことから、ロシア各地で広く作られるようになった。また、ロシアだけでなく、ウクライナでも作られている。

英語では「Matryoshka doll」、ドイツ語では「Matryoshka-Puppe」、フランス語では「Matryoshka pomponnent」、イタリア語では「Bambola di Matryoshka」、スペイン語では「Muñeca de Matryoshka」、ポルトガル語では「Boneca de Matryoshka」、中国語では「俄羅斯套娃」、ロシア語では「Матрёшка」と言う。

パンダ」:食肉目パンダ科の哺乳類の総称であって、ジャイアントパンダとレッサーパンダの2種類が含まれている。ちなみに「パンダ」を漢字で記すと、ジャイアントパンダのことは「大熊猫」、レッサーパンダのことは「小熊猫」というようにそれぞれ別の漢字が使われる。→以前はジャイアントパンダとレッサーパンダは類縁関係があるものとされていたが、現在では類縁関係はないとされている。→「ジャイアントパンダ」と「レッサーパンダ」は手根骨の存在という共通点はあるのだが、大きさも異なれば、色も異なるのったく別の種類の動物である。名前にこそ「パンダ」という共通の名称が含まれているが、ジャイアントパンダはクマ科、レッサーパンダはレッサーパンダ科に分類されている。(動物学的には親戚でもない遠い別の動物である。)尚、日本で「パンダ」と言うと、特に断らなければ「ジャイアントパンダ」のことを指し、レッサーパンダのことは「レッサーパンダ」と言うのが一般的である。

ジャイアントパンダはネコ目クマ科(ネコ目ジャイアントパンダ科)に属する哺乳動物である。中国の四川省などのごく限られた地域に生息している珍しい動物であり、世界三大珍獣の1つ(他の2つはコビトカバとオカピである。)とされている。生息数が少なく、現在、野性の個体数は1600頭と言われている。また、餌となるのが笹竹であることから、こちらも限られた地域にしかなく、絶滅の恐れのある動物としてワシントン条約の付属書Ⅰに掲載されている。そのため、商業目的の国際取引は全面禁止、学術研究目的の取り引きも輸出許可書と輸入許可書が無いと認められない。(動物園への貸し出しについても当然ながら許可が必要であり、動物園で飼育しようとしても色々とハードルが高い。)

体長は1~1.5m程度で、立ち上がると2mぐらいにまでなる。体重は雄だと100~150kg、雌だと80~120kgぐらいになる。また、10~20cm程度の尾っぽを有している。体毛の色は白であるが、目の周囲と耳、肩から前肢、そして後肢は黒である。

生まれた時の体長は15~20cm、体重は100~200g程度であるため、生まれたばかりの赤ちゃんが母親に押しつぶされて圧死するということがよくあるとされている。(それが体長で10倍程度、体重だと1000倍程度まで成長する(見事に体重は3乗で利いていますね。)のだから、ある意味では凄い成長ということになる。)

現在(2012年5月)、日本には11頭のジャイアントパンダがいるが、神戸市立王子動物園の1頭(タンタン)と和歌山県のアドベンチャーワールドの8頭(永明、良浜、愛浜、明浜、梅浜、永浜、海浜、陽浜)、東京都恩賜上野動物園の2頭(リーリー、シンシン)である。この中でアドベンチャーワールドの永明を除く7頭は日本生まれのパンダである。(梅浜、永浜、海浜、陽浜は日本生まれの3世のパンダである。)しかし、これら全てのジャイアントパンダの所有権は全て中国にあって、中国から借り入れをしているパンダである。

「ジャイアントパンダ」のことは英語では「Giant Panda」、ドイツ語では「Großer Panda」、フランス語では「Panda Géant」、イタリア語では「Panda Gigante」、スペイン語では「Oso Panda」、オランダ語では「Reuzenpanda」、ポルトガル語では「Panda-Gigante」、中国語では(前述のように)「大熊猫」と言う。

 

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「DANCE WITH A STRANGER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1984年のイギリス映画「ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー」である。日本での劇場公開は1985年12月であった。イギリスで最後の絞首刑を受けた女性・ルース・エリスの実話の映画化作品である。(イギリスでは1965年に死刑が廃止になっている。)尚、本作は、カンヌ映画祭でヤング映画賞を受賞している。

作品データを記しておくと、時間は103分、監督はマイク・ニューウェル、脚本はシェラ・デラニー、撮影はピーター・ハナン、音楽はリチャード・ネヴィル・ハートレーである。そして出演は、ミランダ・リチャードソン、ルパート・エヴェレット、イアン・ホルム、ジョアンヌ・ウォーリー、マシュー・キャロル、たちである。

1954年春、ロンドン。ハイド・パークにある「リトル・クラブ」のマネージャーであるルース・エリスは、17歳で出産、離婚経験のある女性で、現在はデズモンドという恋人がいる。そんな彼女は、いつものように酒に酔い、ダンスを踊っていた。そんな彼女にシャンペンを贈るのは、ハンサムなレーサーのデイヴィッドで、彼はルースの家を訪れて、ベッドを一緒にした。数日後、ルースは彼にレース場に誘われたが、その場で婚約者という女性を紹介されて唖然となった。心の整理をしてデイヴィッドを祝おうとしたルースだったが、デイヴィッドは彼女の元にやって来て、泥沼の関係し続いていき、デズモンドもそれを黙認していた。デズモンドは、ルースの一人息子のアンディを良い環境で過ごせるように使用として寄宿舎学校の費用も全額用意した。それに感謝するルースだったが、彼女の心はデズモンドではなまデイヴィッドに向いていた。ある日、ホテルのパーティに出たルースは、そこで婚約者と一緒にいるデイヴィッドを見かけ、ショックを受ける。一方、デイヴィッドは、婚約を破棄してルースと結婚することを仄めかす。そしてルースを家に連れて行くが、余りの邸宅だったことからルースは身分違いと思って身を引くことにした。やがて、デイヴィッドは、車のエンジニアの知人夫妻の家に世話になることになり、ルースは遂にデイヴィッドを諦め、デズモンドと暮らし始める。が、ルースはデイヴィッドとの逢い引き続けていた。そんなルースはまもなく妊娠した。が、それを知ったデイヴィッドの態度は一変しし、ルースを避けるようになる。話をしようとしても、ルースは詰られるだけで、鎮静剤に浸るようになってしまう。そしてルースはデイヴィッドに復讐しようとして彼の家を見張るようになった。そして、1955年のイースターの夜、デイヴィッドを待ち伏せしていたルース氏、彼に向けて銃を撃ったのだった...

本作は、事件について描いたものであって、事件後の裁判などの部分は描かれていない。(史実では、裁判では計画的殺人か衝動的殺人かが争われたが、ルース本人が簡単に殺意を求めたことから計画的殺人とされ、死刑判決が出て、事件から3ヶ月後に執行された。)それだけに、事件の背後にあるものを読み取るということを学ぶのにもってこいの一本である。(裁判員として呼び出された場合に備えて、本作から事件のポイントを掴み出すという練習をするのも良いんじゃないですか...)裁判を扱った作品は多いが、こういう作品もまた味があるところである。

 

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「無責任」(その1) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズの第60弾として取り上げる作品は、'60'sのコメディ・シリーズから「無責任」シリーズを取り上げます。このシリーズは、クレイジーキャッツの植木等の単独主演シリーズとして、東宝が製作したシリーズである。そして、本シリーズによって植木等をスターダムに押し上げ、一大ブームを巻き起こすことになった。また、植木等はクレイジーキャッツと共に後に「クレイジー」シリーズや「日本一の男」シリーズを生み出し、'60'sを代表するシリーズを生むことに繋がっている。

尚、「無責任」シリーズ作品としては全4作ということで幕を下ろしているものの、「クレイジー」シリースーは14作、「日本一の男」シリーズは10作が製作されている。

いずれの作品もが荒唐無稽な展開でたっぷりと笑わせてくれるコメディ作品である。

初回となる今回は、シリーズ作品のおさらいということで、映画化された順番にタイトルを記しておきます。

シリーズ第1作「ニッポン無責任時代」(1962年)、シリーズ第2作「ニッポン無責任野郎」(1962年)、シリーズ第3作「無責任遊侠伝」(1964年)、シリーズ第4作「花のお江戸の無責任」(1964年)。

次回からは、シリーズ順に、それぞれの作品についてを記していくことにします。

 

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