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CLAMBAKE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1967年のアメリカ映画「ブルー・マイアミ」である。日本では1968年7月に劇場公開されている。E・プレスリー主演の青春サマー映画である。ということで、プレスリーのアルバムという形でサントラ盤もリリースされている作品である。

作品データを記しておくと、時間は100分、監督はアーサー・ネーデル、脚本はアーサー・ブラウン・Jr.、撮影はウィリアム・マーガリーズ、美術はロイド・ペープズ、音楽はジェフ・アレクサンダーである。そして出演は、エルヴィス・プレスリー、シェリー・フェブレー、ウィル・ハッチンス、ビル・ビクスビー、ジェームズ・グレゴリー、ゲイリー・メリル、アマンダ・ハーレイ、スージー・カーヤ、アンジェリーク・ベティージョン、たちである。

ダスター・オイル社の御曹司であるスコットは、社長である父から副社長になるよう命じられる。が、彼はナンでも金で買うことは出来ても、自分自身では何も出来ないという億万長者の生活に我慢できず、家出をした。そして車でフロリダ州の方へと逃げていった。そして、あるスナックに入った彼は、マイアミへ水上スキーの先生として行くという気の良い青年・トムと出会った。トムは金持ちの生活に憧れていて、スコットと話をしている内に、そんな生活ができるということから、お互いに身代わりとなって逆の生活を送ろうと提案し、服装や車を取りかえ、それぞれが入れ替わっての生活を始めることになった。スコットはマイアミに到着し、スクールに入る。そして最初の生徒となるダイアンという美女だった。ダイアンは、プレイボーイとして有名な金持ち・ジェームズの気をひいて玉の輿を狙っていたが、次第にスコットら惹かれていく。また、スコットもダイアンに夢中になった。しかし、今は財産も持っていないことから、自分の力で金を稼ぐため、近く行われるモーターボート・レースに参加して、賞金を獲得することを目指した。その頃。スコットの父・ダスターは、秘書からスコットの居場所を聞き、マイアミへ飛んだ。そしてダスターの前に現れたトムは、偽物として瞬殺されてしまうが、本物のスコットが気持ちを伝えたことから、息子の気持ちをようやく理解した。モーターボート・レースが迫り、その前夜、スコットとダイアンは愛を誓った。そしてレースの当日となる。レースは3年連続優勝をしているジェームズが大本命とみられていたが、スコットが猛追して、逆転で勝利を納めた。その夜、スコットはダイアンに、自分の素性を語ったが、ダイアンはそれを信じなかった。が、スコットの話が本当だと知ると、嬉しさと驚きで気絶してしまった...

物語としては、主人公が格好良く決めるものであって、しかもハッピーエンドということで、取り立ててという作品ではない。また、夏向きのサマー・スポーツを取り入れている青春映画になっていて、プレスリーの歌とセットで楽しむための作品であるのは言うまでも無い。(それだけの作品であって、それ以上でもそれ以下でも無い。)全盛期のプレスリーという所までは行かないが、本作はプレスリーの歌うサントラ盤までを聴かないと完結しないので、セットにして楽しむべき作品である。

で、そのサントラ盤の方は、プレスリーのアルバムとしては特に大きなヒットになった訳ではないが、それでもアメリカではBillboardで最高位40位を記録し、イギリスでは39位を記録している。

サントラ盤の収録曲は以下の全12曲である。『Guitar Man』『Clambake』『Who Needs Money?』『A House That Has Everything』『Confidence』『Hey, Hey, Hey』『You Don't Know Me』『The Girl I Never Loved』『How Can You Lose What You Never Had』『Big Boss Man』『Singing Tree』『Just Call Me Lonesome』。

この中からは3曲がシングル・カットされている。1st.シングルの『Big Boss Man』はBillboardで最高位38位を、2nd.シングルの『You Don't Know Me』は同44位を、3rd.シングルの『Guitar Man』は同43位を記録している。(いずれもが「大ヒット」と言う所まで行かず、普通の「ヒット」と言った規模でした。)

プレスリー映画をチェックしている方、及び夏ものの青春映画がお好きな方はしっかりとチェックしておきましょう!

 

Clambake - O.S.T. (Spkg)

Clambake - O.S.T. (Spkg)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Follow That Dream
  • 発売日: 2006/08/22
  • メディア: CD

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エルヴィス・プレスリー 生誕70周年記念フィルム・コレクション [DVD]

エルヴィス・プレスリー 生誕70周年記念フィルム・コレクション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

Clambake [DVD] [Import]

輸入版(リージョンコード「1」)

Clambake [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: MGM
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Elvis / Clambake [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: MGM (Video & DVD)
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CELINE DION『LA VOIX DU BON DIEU』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼女のデビュー・スタジオ・アルバムである。尚、タイトルから分かるように、本アルバムはフランス語で歌っているアルバムである。(彼女はフランス語圏のカナダ・ケベック州の出身であり、最初はフランス語で歌っている。尚、英語で歌ったアルバムは1990年になってからである。)チャート成績の方は、全くランクインしていないが、ケベック州ではヒットを記録して、瞬く間にスター歌手となった。(ケベック州だけだと、カナダのチャートには余程のことが無い限り出てこない。)

収録曲は以下の全9曲である。『La Voix Du Bon Dieu』『Au Secours』『L'amour Viendra』『Autour De Moi』『Grand Maman』『Ce N'était Qu'un Rêve』『Seul Un Oiseau Blanc』『T'ire L'aiguille』『Les Roses Blanches』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。リリース順に『Ce N'était Qu'un Rêve』『La Voix Du Bon Dieu』『L'amour Viendra』の3曲である。ケベック州ではヒットを記録しているのだが、ケベック州のみでのヒットということでは、カナダのチャートにはランクインするだけの大きなヒットには成らなかったので、3曲ともチャートインは果たしていない。

彼女も、英語で歌うようになって20年以上が経過していること、及び'90'sには世界中で大ヒットを記録した曲を幾つも生んでいることから、彼女のデビュー当時については逆に殆ど知られていない。(英語圏への進出は1990年であるが、歌手デビューは1980年である。)そういうことで、本アルバムはカナダ・ケベック州以外では聴きたくてもなかなか聴くことの出来ないものとなっている。一部の曲がフランス語で歌う曲を集めたベスト盤に収録されているが、全曲を聴こうとすると、本アルバムを探し出すのに非常に苦労するため、聴くことが出来ないと言っても良い。

が、彼女の歌手活動の原点であって、機会があれば聴いておきたいと思うアルバムである。尚、本アルバムの中では、アルバム・タイトル・ナンバーでもあって、シングル曲でもある『La Voix Du Bon Dieu』は、フランス語のベスト盤では聴くことは出来る。

'90'sに語られたような表現力、歌詞の持つ本来の意味を歌い上げる能力などは、まだ'90'sのようなレベルには達していないが、その片鱗を覗わせるだけの歌唱力は持っているため、女性ボーカルものがお好きな方は、フランス語で歌っていても彼女の魅力を大いに感じられるでしょう。

本アルバムのように、超レア・アルバムは、いつの日か聴くことが出来るようにというように、中古店、輸入店などに足を運び、苦労して探すという楽しみを味わうということをするのにも良い、目標となるアルバムである。

 

↓本アルバムが無いので、彼女のフランス語で歌っているいくつか拾っておきます。

Best of the Early Years: the..

Best of the Early Years: the..

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Metro Doubles
  • 発売日: 2007/03/06
  • メディア: CD

My Love: Ultimate Essential Collection (Snyc)

My Love: Ultimate Essential Collection (Snyc)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2008/10/28
  • メディア: CD

Taking Chances World Tour: French Version

Taking Chances World Tour: French Version

  • アーティスト: Celine Dion
  • 出版社/メーカー: Sony/Bmg Int'l
  • 発売日: 2010/05/04
  • メディア: CD


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アキバレンジャー#4 [特撮]

「妄想」ならではというネタ満載の物語でしたね。特に今回はコスプレという所をたっぷりと楽しませてくれる内容で、日曜朝の本家の枠では最近は死滅してしまった「敵・女幹部」のコスプレを色々と見せてくれたのがポイントでした。(物語の方は堂でも良いようなB級作品ならではの道を突き進むのは面白い所でした。)ただ、そのコスプレ・キャラの人選に関しては、比較的新しい作品が中心になっていたのと、やはり「コスプレ」の範囲と言うことが出来るキャラが殆どでしたけど...

そんな中、渚さやか についてはやった者勝ちといった所ですね。個人的には、桃井あきら、桃園みき、立花レイあたりを見たかったが、あきら、みき、だと私服キャラであって「制服」とは言えないので、「戦隊ヒロインのコスプレ」にはなるが、「コスプレ」の要素である「制服」の魅力ということでは、やはり渚さやかでしょう。(それ以外では、ジェットマンの最初(竜以外はメンバーにならなかったもの)のもの、オーレンジャー、デカレンジャーぐらい、更に加えるとしたらターボレンジャー、メガレンジャーの高校の制服があっても、というぐらいだが、高校の制服ならば通常の青が来ているので、インパクトは無いですし...)

ただ、メレ、風のシズカ、ジャンヌ、リジェ、リジュエル、シェリンダ、ウェンディーヌ、ケガレシアという顔ぶれは悪くはないが、マルシーナのコスプレもというのなら、ゾンネットが絶対に抜けているように思うのですが...

または、女性レギュラーが揃ってコスプレをしてくれるのであれば、ゼロガールズや花のくノ一組の全員勢揃い(ゼロガールズはアマゾンキラーも加われる。)というのも見たいところでもありました。→まあ、これらは今後に期待(していいのかなぁ???)ということで...

物語の方は、「変身禁止指令」が出されたものの、葉加瀬は物足りなさげであるのと、赤と黄の妄想はやはり止まらない、という所を上手く絡めたものにしていたが、コスプレを見せるための添え物というような主副が逆転しているように感じられる物語としたら、「洗脳」「偽物」ネタを絡めて、上手くまとめていましたね。

また、トランスフォーマーのようなあのロボが出てこないということで、等身大での戦いだけで片付けられていたことも、今回は物語が同のと言うよりも、完全にビジュアルの点でのサービス回だったと感じました。まあ、深夜枠で「よいこ」の試聴を拒否していることを考えると、これはこれで宜しいかと...

 

↓予約できます。

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray

非公認戦隊アキバレンジャー 2 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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非公認戦隊アキバレンジャー 3 [Blu-ray]

非公認戦隊アキバレンジャー 3 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray
非公認戦隊アキバレンジャー 1 [DVD]

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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非公認戦隊アキバレンジャー 2 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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非公認戦隊アキバレンジャー 3 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

非公認戦隊アキバレンジャー オープニング・テーマ::非公認戦隊アキバレンジャー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/05/23
  • メディア: CD
 

非公認戦隊アキバレンジャー オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2012/06/20
  • メディア: CD

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CAROLE KING『MUSIC』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1971年12月に発表されたの彼女の3枚目のアルバムである。前作が、同年2月に発表された名作「TAPESTRY」(邦題:つづれおり)から9ヶ月ということ発表されたアルバムである。当然、「TAPESTRY」の勢いもあって大ヒットを記録した。アメリカではBillboardで3週連続1位に輝き、1972年の年間アルバム・チャートでは9位にランクインしている。(尚、「TAPESTRY」は1972年、1972年と2年連続して年間アルバム・チャートの2位を獲得し、1973年は年間22位にランクインするということで「2」に絡んだ面白い結果を残している。)また、カナダで2位、ノルウェーで10位、イギリスで18位、日本で28位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『Brother, Brother』『It's Going To Take Some Time』『Sweet Seasons』『Some Kind Of Wonderful』『Surely』『Carry Your Load』『Music』『Song Of Long Ago』『Brighter』『Growing Away From Me』『Too Much Rain』『Back To California』。

この中からシングル・カットされたのは『Sweet Seasons』であって、Billboardで最高位9位を記録し、カナダで12位、オーストラリアで19位を記録している。

お薦め曲は、シングル曲の『Sweet Seasons』と、『Brother, Brother』『Some Kind Of Wonderful』『Song Of Long Ago』『Too Much Rain』というところをピックアップしておく。

本作は、嫌が無しに前作「TAPESTRY」と比べられてしまい、「物足りない」「完成度が今一つ」と言うような声が多いのも事実であるが、それは「TAPESTRY」が余りにも偉大なアルバムであって、それと比較されるのは余りにも可哀想である。本作も内容の方は充実していて、彼女の持ち味が十二分に出ているアルバムである。

サウンドの方も聴きやすく、ポップでありながらもフォークっぽい所があったり、ロックのテイストが散りばめられていたりして、たっぷりと楽しめるアルバムである。

尚、彼女の全米No.1アルバムは全部で3作ある。本作は、前作の勢いがあったとは言っても、紛れもなく全米No.1を獲得しているアルバムである。(前作の人気だけならば、1週が良いところであるが、3週連続1位を獲得しているのは、それだけの無いようも有るという証である。)忘れないで、しっかりと聴いておきたいアルバムである。(前作が余りにも凄かったので、「隠れた名作」になっていますが...)

 

Music

Music

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 1991/02/26
  • メディア: CD

キャロル・キング・ミュージック(紙ジャケット仕様)

キャロル・キング・ミュージック(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形愛6話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形愛」の6話「ステージママ・ダブルブッキング殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、事件関係者の苗字がこれだったことから、鳥の「」について、その家はこれだったことから「宗家」について、これを扱っていることから「三味線」について、実はこの人を狙った事件だったと言うことから「婚約者」について記します。尚、「宗家」は「・6話[裏ネタ編]PART 2」で、「三味線」は「・5話[裏ネタ編]PART 6」で、「婚約者」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/2/9、12、14付(2/14付けは2つあります。)です。

」:「かささぎ」と読む。(難読漢字であり、鳥の名前としては、ひらがな表記、またはカタカナ表記が広く用いられている。)スズメ目カラス科に属する鳥であって、カラスの仲間である。大きさはカラスよりもやや小さく、翼長は20cm程度である。肩羽と腹面とが白色をしているところが所謂「カラス」とは違っている所で有り、特徴となっている。(それ以外の部分は、「カラス」と同様に光沢感のある黒色をしている。)

北半球の中北部(ユーラシア大陸、北アメリカ大陸)に分布しているが、日本では佐賀平野を中心とする九州北部に生息している。(分布している範囲が狭いため、貴重な鳥として天然記念物になっている。)

日本には17世紀頃に朝鮮半島から持ち込まれたものとされていて、「カチガラス」「コウライガラス(高麗烏)」「朝鮮烏」「烏鵲(うじゃく)」という呼び名もある。また、日本では佐賀県の天然記念物に指定されていて、佐賀県の県鳥にもなっている。

穀類、木の実、昆虫などを食べる雑食性である。また、特にイナゴなどの害虫を食することから、益鳥とされている鳥でもある。

俳句の世界では「秋」の季語になっている。また、英語では「Magpie」、ドイツ語では「Elster」、フランス語では「Pie」、イタリア語では「Chiacchierone」、スペイン語では「Urraca」、ポルトガル語では「Pega」、中国語では「喜鵲」、韓国語では「カッチ」と言う。

宗家」:宗主たる家のこと、本家、家元のことである。ある一門、一族に於いて、本流を代々受け継いできた家であり、正嫡の家系、若しくはその家系の当主を指して言う。

特に、芸道には関係なく、このような言い方がされるが、武道で多くの門弟がいる一門などでは「本家」や「家元」と言うよりも「宗家」と呼ばれることが多い。(芸道(茶道、華道など)であれば「家元」と言う言い方が多いという傾向がある。)

基本的には、日本の古来からの芸道(生け花、茶道、邦楽、舞踊、能、狂言など)を家伝として継承している家系に於いて、その流祖の正統を受け継いできた家系のことを指す「家元」「本家」という言葉と同じである。

英語では「Head Family」、ドイツ語では「Führe Familie」、フランス語では「Conduis la Famille」、イタリア語では「Famiglia di Testa」、スペイン語では「Familia de Cabeza」、ポルトガル語では「Família de Cabeça」、中国語では「本支」と言う。

三味線」:日本の弦楽器(撥弦楽器)であり、中国の三弦が沖縄を経由して堺に16世紀後半に入り、それを元にして改造されて、日本で独自の発展を遂げた弦楽器である。近畿地方では安土桃山時代に普及したが、全国的に普及するのは江戸時代になってからであった。

四角い形をした胴に猫、または犬の皮を張り、それに長い棹(1m弱ぐらいの長さというのが一般的である。)が付いている。弦は絹糸を撚り合わせたものを使用していて、全部で3本の弦が張られている。で、演奏を行う場合は、撥(ばち)と呼ばれるものを右手に持って、それで弦を弾くことで音を出す。

棹の太さによって「細棹」「中棹」「太棹」と呼ばれる3つに分類されるが、それらは伴奏する内容によって使い分けられている。「細棹」は長唄、小唄、端唄で、「中棹」は地唄、常磐津、清元、富本で、「太棹」は義太夫、説経で使用される。

日本に入った当初は「蛇皮線」と呼ばれていて、蛇の皮を胴に張っていた。それが猫の皮に変わり、名前も「三味線」に変わった。尚、現在では猫の皮が高価であることから、犬の皮を使ったものの方が多い。(三味線というと猫の皮というイメージが定着しているが、江戸時代は確かに猫皮を使っていたが、現在ではそれも変わっている。→時代と共に変化していくということである。)

また、三味線を楽器の分類に当てはめると、ギターやシタールと同様のリュート属に含まれる。リュート属の楽器は古代エジプトにも見られるように、長い歴史を持っている。三味線の元になった中国の三弦は、秦の時代に中国に原形となるものが生まれ、奚琴となり、中東に伝わってラバーブになり、更にこれがペルシャのセタールとなり、再びこれが中国に入り三弦となった、とされている。→それだけ長い歴史のある楽器である。

尚、江戸時代を舞台とした時代劇では、三味線は最も多く登場する楽器である。また、「必殺シリーズ」においても、三味線の撥を殺しの道具に使う仕事人・おりくや、三味線の弦を殺しの道具に使う三味線屋・勇次がいるが、現代で言うとギターのようなポピュラーな楽器であった。

英語では、以前は「Three Strined Japanese Instrument」と言うように、構成を説明する形で呼ばれていたが、現在では「Shamisen」または「Samisen」で通じるようになっているが、「Sangen」という言い方もある。また、他の言語でも「Shamisen」または「Samisen」という。尚、中国語では「三弦」と言う。

婚約者」:結婚することを約束した相手のことをいう。「許婚(いいなずけ)」と言うこともある。また、最近ではフランス語をそのまま使った「フィアンセ」という言い方がされることも多くなっている。(但し、フランス語の「フィアンセ」は「Fiancé」であるが、これは男性名詞である。則ち、女性の結婚相手である男性のことを指すのが正しいことになる。女性名詞では「Fiancée」では「フィアンセイ」と言った方がより発音が近いものになるが、日本語ということで「和製仏語」と思えばどちらも「フィアンセ」と言うことでいいのかも...)

日本語では「婚約者」「許嫁」という言い方では性別に関係なく使われるが、外国語では男性名詞と女性名詞がある言語に於いては、性別によって言い方が変わる言葉でもある。英語では「Fiance」、ドイツ語では「Verlobter」、フランス語では性別に応じて「Fiancé/Fiancée」、イタリア語では「Fidanzato」、スペイン語では「Novio」、ポルトガル語では「Noivo」、中国語では性別に応じて「未婚夫/未婚妻」)と言う。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

かささぎ

かささぎ

  • 作者: ジェームス三木
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本

鵲―句集 (1979年)

  • 作者: 山上 三千子
  • 出版社/メーカー: 山上三千子
  • 発売日: 1979/05
  • メディア: -
いちばんやさしい三味線レッスン

いちばんやさしい三味線レッスン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オンキョウパブリッシュ
  • 発売日: 2007/01/01
  • メディア: 楽譜
まるごと三味線の本

まるごと三味線の本

  • 作者: 田中 悠美子
  • 出版社/メーカー: 青弓社
  • 発売日: 2009/12/28
  • メディア: 単行本
やさしく学べる 三味線入門

やさしく学べる 三味線入門

  • 作者: 野口 啓吉
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2010/06/15
  • メディア: 楽譜
三味線 かえで MS-8

三味線 かえで MS-8

  • 出版社/メーカー: 鈴木楽器
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